JP2000287807A - 離乳食用容器 - Google Patents

離乳食用容器

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JP2000287807A
JP2000287807A JP11097895A JP9789599A JP2000287807A JP 2000287807 A JP2000287807 A JP 2000287807A JP 11097895 A JP11097895 A JP 11097895A JP 9789599 A JP9789599 A JP 9789599A JP 2000287807 A JP2000287807 A JP 2000287807A
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JP
Japan
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container
baby food
container body
food
cooking utensil
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JP11097895A
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Junko Sakata
純子 坂田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯するのに便利で使い勝手の良い離乳食用
容器を提供する。 【解決手段】 離乳食用容器10は、すり鉢を兼ねた容
器本体20と、当該容器本体20の開口部21を閉じる
蓋部材30と、すりこ木部42が一端部に形成された調
理具40と、を備える。蓋部材30は、容器本体20の
開口部21周縁に形成したフランジ部22の上面にシー
ル可能なシート体31から構成されている。また、調理
具40の他端部には、スプーン部43を形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、離乳食用容器に係
り、特に、携帯の利便性を高めた離乳食用容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】離乳
年齢となった乳幼児に与える離乳食は、大人が食する食
物ないし食品と異なり、食物をすりつぶす加工を行う必
要がある。このような加工は家庭内での食事のときはも
ちろんのこと、外食するときにおいても行う必要があ
る。
【0003】家庭内においては、離乳食用の調理容器
や、すりこ木などの調理具が揃っていることから、何ら
不自由を感じることなく、食物をすりつぶしたり、すり
つぶした離乳食を乳幼児に与えたりすることはできる。
【0004】しかしながら、外食時には前記調理容器や
調理具がないことから、大人が使用する食器、箸、スプ
ーンなどを使用して、食物をすりつぶして乳幼児に与え
なければならず、食べさせ難く、こぼし易く、使用する
上できわめて不便である。このため、家庭内で使用して
いる調理容器や調理具などをビニール袋などに入れて持
ち運んでいるのが現状である。
【0005】このため、携帯するのに適すると共に使い
勝手のよい離乳食用容器が要望されている。
【0006】本発明は、上記要望に応えるためになされ
たものであり、携帯するのに便利で使い勝手の良い離乳
食用容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下記の手段
により達成される。
【0008】(1)すり鉢を兼ねた容器本体と、当該容
器本体の開口部を閉じる蓋部材と、すりこ木部が一端部
に形成された調理具と、を備えてなる離乳食用容器であ
る。
【0009】(2)前記容器本体は、前記開口部の周縁
にフランジ部が形成され、前記蓋部材は、前記フランジ
部の上面にシール可能なシート体から形成されているこ
とを特徴とする。
【0010】(3)前記容器本体および前記蓋部材は、
前記開口部を繰り返して密封自在なシール部が形成され
ていることを特徴とする。
【0011】(4)前記蓋部材は、前記調理具を収納す
る収納部が形成されていることを特徴とする。
【0012】(5)前記調理具の他端部には、スプーン
部が形成されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0014】《実施形態1》図1は、本発明の実施形態
1に係る離乳食用容器を示す断面図である。図示するよ
うに、この離乳食用容器10は、すり鉢を兼ねた容器本
体20と、当該容器本体20の開口部21を閉じる蓋部
材30と、すりこ木部42が一端部に形成された調理具
40と、を備えている。
【0015】前記容器本体20は、椀形状をなし、すり
つぶす対象となる食物を入れるのに十分な内容積を有し
ている。容器本体20は、その開口部21の周縁にフラ
ンジ部22が形成され、内側面には食物をすりつぶすた
めの細かい多数の山形突起23が形成されている。この
容器本体20は、プラスチック材料、例えばPP(ポリ
プロピレン)のインジェクション成形品である。
【0016】なお、この離乳食用容器10は主として外
食時に用いられるが、この外食時では既に調理された食
物が提供されることから、すりつぶす対象となる食物も
調理済みのものである。このため、すりつぶすのに要す
る力は比較的小さいことから、容器本体20の剛性は必
要以上に高めなくともよい。但し、携帯時に割れなどを
防止し得る程度の剛性を持たせるのが好ましい。
【0017】前記蓋部材30は、フランジ部22の上面
にシール可能なシート体31から形成されている。この
シート体31は、塗面に印刷を施した片アール紙にPE
(ポリエチレン)層、アルミ箔層、PE層、イージーピ
ール層を順次積層したシート材を、容器本体20のフラ
ンジ部22の大きさに合わせて型抜きして形成されてい
る。また、シート体31の外縁部には外方に向けて若干
伸びる開封用のタブ32が形成されている。
【0018】前記調理具40は、やや長尺の棒形状をな
し、把持部41の一端部に、略球形状をなす前記すりこ
木部42が形成されている。すりこ木部42の先端ある
いは側面に平坦面を形成してもよい。平坦面を設けるこ
とにより、麺類などの食物をすりつぶす際にも滑ること
がなくなり、すりつぶし加工を容易に行うことができ
る。また、把持部41の他端部には、離乳食をすくうス
プーン部43を形成するのが好ましい。
【0019】なお、容器本体20や調理具40の大きさ
は、1回当たりの離乳食の量や乳幼児の口蓋に適した大
きさに設定されている。
【0020】この離乳食用容器10の製造は、容器本体
20内に調理具40を収納し、加熱による殺菌処理を行
った後、蓋部材30をなすシート体31を容器本体20
のフランジ部22の上面にシールし、開口部21を密封
すれば完了する。
【0021】このようにして出来あがった離乳食用容器
10を外食時などにおいて使用する場合には、タブ32
を持ってシート体31を容器本体20のフランジ部22
から剥がし取り、収納されている調理具40を取り出
す。その後、すりつぶす対象となる食物を容器本体20
内に入れ、調理具40のすりこ木部42で食物をすりつ
ぶす。そして、調理具40を反転して持ちなおし、すり
つぶした食物をスプーン部43ですくって乳幼児に与え
る。
【0022】ここに、容器本体20や調理具40の大き
さは、1回当たりの離乳食の量や乳幼児の口蓋に適した
大きさに設定されているので、こぼすことなく離乳食を
乳幼児に与えることができる。また、本実施形態1の離
乳食用容器10は使い捨てタイプであるので、きわめて
衛生的であり、自宅に持ち帰る際に他の荷物を汚す虞は
全くない。したがって、この離乳食用容器10は、携帯
するのに便利であり、しかも、使い勝手の良い離乳食用
容器となる。
【0023】《実施形態2》図2は、本発明の実施形態
2に係る離乳食用容器を示す断面図であり、図1に示し
た部材と共通する部材には同一の符号を付し、その説明
は省略する。
【0024】実施形態2は、繰り返し使用可能な離乳食
用容器10aとした点で、使い捨てタイプとした実施形
態1と相違している。
【0025】本実施形態2の蓋部材30は、容器本体2
0と同様に、プラスチック材料、例えばPPのインジェ
クション成形品である蓋ケース33から形成されてい
る。但し、容器本体20に対する蓋ケース33の着脱を
容易にするため、蓋ケース33は容器本体20に比べる
と柔軟で可撓性を有している。容器本体20のフランジ
部22には、開口部21を囲繞するように凸部25が一
体的に立設され、蓋ケース33には、前記凸部25が嵌
まり合う凹溝34が一体的に形成されている。容器本体
20の凸部25に蓋ケース33の凹溝34を嵌め合わせ
ることにより、容器本体20の開口部21は密封され
る。
【0026】図示例では、容器本体20の凸部25およ
び蓋ケース33の凹溝34により、開口部21を繰り返
して密封自在なシール部50が構成されている。
【0027】さらに、蓋ケース33には、表面側から凹
所が設けられ、調理具40を収納する収納部35が形成
されている。この収納部35の開口部21には、蓋体3
6が開閉自在に設けられている。
【0028】この離乳食用容器10aを外食時などにお
いて使用する場合には、蓋ケース33を容器本体20か
ら取り外し、収納部35に収納されている調理具40を
取り出す。以後は実施形態1と同様に、すりつぶす対象
となる食物を容器本体20内に入れ、調理具40のすり
こ木部42で食物をすりつぶし、すりつぶした食物をス
プーン部43ですくって乳幼児に与える。使用後は、調
理具40を収納部35に戻し、蓋ケース33を再び容器
本体20に取り付けて開口部21を密封する。
【0029】ここに、本実施形態2の離乳食用容器10
aは繰り返し使用可能タイプであるので、経済性に優
れ、密閉性もあることから自宅に持ち帰る際に他の荷物
を汚す虞もない。したがって、この離乳食用容器10a
は、携帯するのに便利であり、しかも、使い勝手の良い
離乳食用容器となる。
【0030】本発明の離乳食用容器は上述した実施形態
に限定されるものではなく、適宜改変可能である。
【0031】例えば、図3に示すように、容器本体20
内の空間を複数個の小容器(図示例では2つ)に区画す
る壁体26を設け、一方の小容器27aを液体状の食物
をすりつぶすために使用し、他方の小容器27bを固体
状の食物をすりつぶすために使用するようにしてもよ
い。
【0032】また、図4に示すように、容器本体20よ
りもやや小さい第2の容器28を重ねて収容し、この状
態で蓋部材30を取り付けるようにしてもよい。この場
合、第2の容器28はすり鉢を兼ねる必要は必ずしもな
く、飲物用の容器として使用してもよい。
【0033】さらに、実施形態2に示したシール部50
に限定されるものでもなく、例えば、シール部50を、
蓋部材30に取り付けられたパッキンと、当該蓋部材3
0と容器本体20とを着脱自在に締結するクリップとか
ら構成することもできる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯するのに便利で使い勝手の良い離乳食用容器を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1に係る離乳食用容器を示
す断面図である。
【図2】 本発明の実施形態2に係る離乳食用容器を示
す断面図である。
【図3】 容器本体の変形例を示す断面図である。
【図4】 容器本体のさらに他の変形例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10、10a…離乳食用容器。 20…容器本体 21…開口部 22…フランジ部 25…凸部(シール部50) 26…凹溝(シール部50) 30…蓋部材 31…シート体(蓋部材30) 33…蓋ケース(蓋部材30) 35…収納部 40…調理具 42…すりこ木部 43…スプーン部 50…シール部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 すり鉢を兼ねた容器本体(20)と、当
    該容器本体(20)の開口部(21)を閉じる蓋部材
    (30)と、すりこ木部(42)が一端部に形成された
    調理具(40)と、を備えてなる離乳食用容器。
  2. 【請求項2】 前記容器本体(20)は、前記開口部
    (21)の周縁にフランジ部(22)が形成され、前記
    蓋部材(30)は、前記フランジ部(22)の上面にシ
    ール可能なシート体(31)から形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の離乳食用容器。
  3. 【請求項3】 前記容器本体(20)および前記蓋部材
    (30)は、前記開口部(21)を繰り返して密封自在
    なシール部(50)が形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の離乳食用容器。
  4. 【請求項4】 前記蓋部材(30)は、前記調理具(4
    0)を収納する収納部(35)が形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の離乳食用容器。
  5. 【請求項5】 前記調理具(40)の他端部には、スプ
    ーン部(43)が形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の離乳食用容器。
JP11097895A 1999-04-05 1999-04-05 離乳食用容器 Withdrawn JP2000287807A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8313001B1 (en) 2009-01-28 2012-11-20 Innovative Molding Container closure with stored scoop
US8727149B1 (en) 2009-01-28 2014-05-20 Innovative Molding Container with stored scoop

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US8313001B1 (en) 2009-01-28 2012-11-20 Innovative Molding Container closure with stored scoop
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