JP2000287732A - 扇 子 - Google Patents

扇 子

Info

Publication number
JP2000287732A
JP2000287732A JP11133121A JP13312199A JP2000287732A JP 2000287732 A JP2000287732 A JP 2000287732A JP 11133121 A JP11133121 A JP 11133121A JP 13312199 A JP13312199 A JP 13312199A JP 2000287732 A JP2000287732 A JP 2000287732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
shaft
ribs
closed
mounting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11133121A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Yoshizawa
修 吉澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11133121A priority Critical patent/JP2000287732A/ja
Publication of JP2000287732A publication Critical patent/JP2000287732A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 扇の支点部分で開閉状態を維持する扇子を提
供する。 【解決手段】 軸6を挟み込むように設けられた一対の
挟持板7と、挟持板7に設けられた前記軸6に嵌合する
軸受穴8と、対向する扇親骨1,2のそれぞれの内側面
の前記軸取付部材5あるいは挟持板7にかからない位置
に、前記扇親骨1,2に収まる形状単位に山折り谷折り
式に折り込まれた左右両端を貼りつけられた扇形シート
9と、前記軸6を前記軸受穴8に取りつけ両扇親骨1,
2を開閉可能にした状態で扇が閉じた状態にある時に閉
時凹部4にはまり、扇が開いた状態にある時に開時凹部
3にはまるような位置に設けられた凸部と、扇開閉時及
び使用時に扇形シート9のブレを防ぐように扇体下部両
側面部に取りつけられた扇支え板11とよりなることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、扇の支点部分で
開閉状態を維持する扇子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より扇子は、2本の親骨と複数の中
骨の一端に設けられた連結軸により連結し開閉可能にし
た主に木製の骨組みと、骨組みに貼りつけられた紙製の
扇部とで構成されている。また、実公昭61−3050
4号公報等に開示されている扇子では、対向する2本の
親骨の内側面に山折り谷折り式に折り込まれた扇部の両
端が貼りつけられ、両親骨の一端に両親骨を連結する連
結材と軸が設けられ開閉自在にされた扇子本体と、開閉
状態を維持するように扇子本体の外部に突出して設けら
れたバネ等とで構成されているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 (イ)骨組み構造の扇子では、使用時に開いた状態を扇
下部の握り方により維持しなければならないので手に負
担がかかる。また、閉じる時に折り込まれた扇部が扇親
骨の間に正常に収まらない時があり、扇子を持つ手では
ないもう片方の手の指先で扇部をまとめていかなければ
ならないので面倒である。 (ロ)開閉状態維持構造の扇子では、扇子本体下の外部
に突出物となるバネ等があるので、使用時の持ち方握り
方が一般的によく使われている上記の扇子とは違い独特
な持ち方になってしまう。また、閉じた時でも扇本体下
部に突出物がある形なので、携帯時に突出物が何かに引
っかかり扇が開くような原因となる。本発明は、以上の
欠点を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】対向する2本の扇親骨
(1)(2)と、一方の扇親骨(1)内側下側面に突出
して設けられ開時凹部(3)と閉時凹部(4)を有する
軸取付部材(5)と、軸取付部材(5)の前方部左右に
取りつけられた軸(6)と、もう一方の扇親骨(2)内
側下側面に前記軸(6)を挟み込むように設けられた一
対の挟持板(7)と、挟持板(7)に設けられた前記軸
(6)に嵌合する軸受穴(8)と、対向する扇親骨
(1)(2)のそれぞれの内側面の前記軸取付部材
(5)あるいは挟持板(7)にかからない位置に、前記
扇親骨(1)(2)に収まる形状単位に山折り谷折り式
に折り込まれた左右両端を貼りつけられた扇形シート
(9)と、前記軸(6)を前記軸受穴(8)に取りつけ
両扇親骨(1)(2)を開閉可能にした状態で扇が閉じ
た状態にある時に前記閉時凹部(4)にはまり、扇が開
いた状態にある時に前記開時凹部(3)にはまるような
位置に設けられた凸部(10)と、扇開閉時及び使用時
に扇形シート(9)のブレを防ぐように扇体下部両側面
部に取りつけられた扇支え板(11)とよりなる。本発
明は、以上の構成よりなる扇子である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 (イ)対向する2本の扇親骨(1)(2)はプラスチッ
ク成形され、図3〜図6に示すように、一方の扇親骨
(1)内側下側面に突出して開時凹部(3)と閉時凹部
(4)を有する軸取付部材(5)が設けられ、軸取付部
材(5)の前方部左右に軸(6)が設けられている。も
う一方の扇親骨(2)内側下側面には軸(6)を挟み込
むように一対の挟持板(7)が設けられ、挟持板(7)
には軸(6)に嵌合する軸受穴(8)が設けられてい
る。さらに、のちに軸(6)を軸受穴(8)に取りつけ
両扇親骨(1)(2)を開閉可能にした状態で、扇が閉
じた状態にある時に閉時凹部(4)にはまり、扇が開い
た状態にある時に開時凹部(3)にはまるような位置に
凸部(10)が設けられている。また、両扇親骨(1)
(2)の下端は、開いた角度に合わせて斜めに形成され
ている。 (ロ)扇部は図3〜図5に示すように、対向する扇親骨
(1)(2)のそれぞれの内側面の軸取付部材(5)あ
るいは挟持板(7)にかからない位置に、扇形状のプラ
スチックシートを扇親骨(1)(2)に収まる形状単位
で、上部より下部の幅を狭く山折り谷折り式に折り込ま
れた扇形シート(9)の左右両端が、接着剤や両面テー
プ等により貼りつけられている。また、扇部は四角形状
のものを山折り谷折りして一端をおさえ広げても扇形に
なるが、それでは、あおぐ方向に対しての平面部分が少
なくなり風力があまり得られず、持つ部分となる扇下部
の幅も厚くなり持ちにくくなるので、前述のように扇形
状のシートを上部より下部を狭く折り、シートの横幅は
開いた時に上部が横いっぱいに張る位の方が平面部分が
広くなり風を得ることができ、下部の厚みもなく持ちや
すい。 (ハ)軸(6)を軸受穴(8)に嵌め込み両扇親骨
(1)(2)を開閉可能にした状態で、扇開閉時及び使
用時に扇形シート(9)のブレを防ぎ安定するよう図
3、図6に示すように、扇体下部両側面部に当る挟持板
(7)外側面の軸受穴(8)に、ひも通し穴(12)と
内側面中心に取付突起(13)が設けられた扇支え板
(11)の取付突起(13)が嵌め込まれ取りつけられ
ている。この扇支え板(11)はプラスチック成形さ
れ、扇形シート(9)の下部を両面から支えられる最小
限の大きさである。また、扇支え板(11)は扇子を閉
じる時に扇形シート(9)が扇親骨(1)(2)の間に
正常に収まるためのガイドとなる。 (ニ)全体的な構造としては、扇親骨(1)(2)の長
さは従来の扇子通り20cm程度で使用できる他、ペン
類と同等の長さ約15〜16cmの小型化も可能で、そ
の場合は小型でもあおいだ時に充分な風力が得られるよ
うに、開いた時の角度は110゜以上が望ましい。扇形
シート(9)に関しては、軽量及び閉じた時の厚みを抑
える為にプラスチックシート厚は0.2mm以下が望ま
しい。また、扇形シート(9)は紙製でも使用できる構
造であり、厚さ0.1mm程度の紙でも充分使用できる
構造である。本発明は以上のような構造でこれを使用す
る時は、両扇親骨(1)(2)をそれぞれつかみ、その
まま左右に凸部(10)が開時凹部(3)にはまるとこ
ろまで開き、下部を持ちあおいで使用する。あおぐ時
は、扇支え板(11)と開いた角度を維持する扇親骨
(1)(2)が扇形シート(9)のブレを防ぎ、図5に
示すように、開いた時に支点部分が扇形シート(9)を
少し上に押し上げる形になり、全体に張りをもたせるの
で扇部が安定し使用できる。また、扇形シート(9)下
部は、山折り谷折りが密で強度があり、そこを持って使
用できるので扇部がさらに安定しあおぐ事ができる。閉
じる時は、凸部(10)が閉時凹部(4)にはまるとこ
ろまで閉じ、携帯時には図9、図10に示すように、ひ
も通し穴(12)にヒモ(14)や携帯電話用のストラ
ップ(15)等を付け携帯する事ができる。また、図1
1に示すように、扇子本体を小型にした場合の別の携帯
手段としてクリップ(16)を取りつけ、ペン類と共に
携帯する事もできる。なお前記実施例では、2本の扇親
骨(1)(2)を連結するための軸(6)は軸取付部材
(5)に設けられているものとしたが、図12〜図15
に示すように軸を別の部分に設けることもできる事を以
下に記す。図12は、図6で軸取付部材(5)の軸
(6)が設けられていた部分に、挟持板(7)の軸受穴
(8)より小さめの軸受穴(17)が設けられ、その軸
受穴(17)の中央までとどく位の長さで先の方は前記
軸受穴(17)に嵌合し、もとの方は挟持板(7)の軸
受穴(8)に嵌合する軸(18)が扇支え板(19)の
内側面に設けられた構造である。図13は、図6で軸取
付部材(5)の軸(6)が設けられていた部分に、挟持
板(7)の軸受穴(8)と同径の軸受穴(20)が設け
られ、一方の扇支え板(21)の内側面に前記軸受穴
(20)と挟持板(7)の軸受穴(8)に嵌合する軸
(22)が設けられた構造である。図14は、図6で軸
取付部材(5)の軸(6)が設けられていた部分に、軸
受穴(23)が設けられ、図6で挟持板(7)の軸受穴
(8)が設けられていた部分に、前記軸受穴(23)に
嵌合する軸(24)が一対の挟持板(25)の内側面に
それぞれ設けられた構造である。図15は、図6で軸取
付部材(5)の軸(6)が設けられていた部分に、挟持
板(7)の軸受穴(8)と同径の軸受穴(26)が設け
られ、軸(27)を軸受穴(8)(26)に嵌め込む構
造である。
【0006】
【発明の効果】本発明は、開閉状態を維持するので開い
た状態を手で支えておく必要なく、どのような持ち方で
も使用でき、閉じる時には扇部が扇親骨に必ず正常に収
まるので指先で扇部をまとめる必要がない。また、閉じ
た状態では手で開かない限り広がらないので、バック内
やポケット内、または、ぶら下げて持つ時でもコンパク
トな状態を維持できる。さらに、扇形状外部に突出物が
無く、扇の支点部分で開閉状態を維持するので持ちやす
く使いやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を開いた状態の正面透視図
【図2】本発明を閉じた状態の正面透視図
【図3】本発明の分解斜視図
【図4】本発明を閉じた状態で扇支え板を除いた支点部
分の正面透視図
【図5】本発明を開いた状態で扇支え板を除いた支点部
分の正面透視図
【図6】本発明の支点部分の分解斜視図(軸と取付突起
の一部は透視図)
【図7】本発明の斜視図
【図8】本発明を閉じた状態の右側面図
【図9】本発明のヒモ付き斜視図
【図10】本発明のストラップ付き斜視図
【図11】本発明のクリップ付き斜視図
【図12】他の実施例を示す支点部分の分解斜視図(軸
の一部は透視図)
【図13】他の実施例を示す支点部分の分解斜視図
【図14】他の実施例を示す支点部分の分解斜視図(軸
の一部は透視図)
【図15】他の実施例を示す支点部分の分解斜視図
【符号の説明】
1 扇親骨 2 扇親骨 3 開時凹部 4 閉時凹部 5 軸取付部材 6 軸 7 挟持板 8 軸受穴 9 扇形シート 10 凸部 11 扇支え板 12 ひも通し穴 13 取付突起 14 ヒモ 15 ストラップ 16 クリップ 17 軸受穴 18 軸 19 扇支え板 20 軸受穴 21 扇支え板 22 軸 23 軸受穴 24 軸 25 挟持板 26 軸受穴 27 軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する2本の扇親骨と、一方の扇親骨
    内側下側面に突出して設けられ開時凹部と閉時凹部を有
    する軸取付部材と、軸取付部材の前方部左右に取りつけ
    られた軸と、もう一方の扇親骨内側下側面に前記軸を挟
    み込むように設けられた一対の挟持板と、挟持板に設け
    られた前記軸に嵌合する軸受穴と、対向する扇親骨のそ
    れぞれの内側面の前記軸取付部材あるいは挟持板にかか
    らない位置に、前記扇親骨に収まる形状単位に山折り谷
    折り式に折り込まれた左右両端を貼りつけられた扇形シ
    ートと、前記軸を前記軸受穴に取りつけ両扇親骨を開閉
    可能にした状態で扇が閉じた状態にある時に前記閉時凹
    部にはまり、扇が開いた状態にある時に前記開時凹部に
    はまるような位置に設けられた凸部と、扇開閉時及び使
    用時に扇形シートのブレを防ぐように扇体下部両側面部
    に取りつけられた扇支え板とよりなる扇子。
JP11133121A 1999-04-05 1999-04-05 扇 子 Pending JP2000287732A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11133121A JP2000287732A (ja) 1999-04-05 1999-04-05 扇 子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11133121A JP2000287732A (ja) 1999-04-05 1999-04-05 扇 子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000287732A true JP2000287732A (ja) 2000-10-17

Family

ID=15097292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11133121A Pending JP2000287732A (ja) 1999-04-05 1999-04-05 扇 子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000287732A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030080530A (ko) * 2002-04-09 2003-10-17 주식회사 올림파크 다기능 부채
JP2011011006A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Hakuhodo Products:Kk 扇子
KR101065481B1 (ko) 2009-11-27 2011-09-21 권상언 접이식 부채
CN108994987A (zh) * 2018-07-20 2018-12-14 张北兴 扇子的加工方法
CN111186279A (zh) * 2020-01-21 2020-05-22 上海思致汽车工程技术有限公司 一种前挡风玻璃遮阳装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030080530A (ko) * 2002-04-09 2003-10-17 주식회사 올림파크 다기능 부채
JP2011011006A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Hakuhodo Products:Kk 扇子
KR101065481B1 (ko) 2009-11-27 2011-09-21 권상언 접이식 부채
CN108994987A (zh) * 2018-07-20 2018-12-14 张北兴 扇子的加工方法
CN108994987B (zh) * 2018-07-20 2021-06-08 张北兴 扇子的加工方法
CN111186279A (zh) * 2020-01-21 2020-05-22 上海思致汽车工程技术有限公司 一种前挡风玻璃遮阳装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7770864B2 (en) Reading stand
USD509898S1 (en) Inhaler
USD443162S1 (en) Pole caddy
US4825930A (en) Hinge arrangement
USD436465S1 (en) Foldable guitar stand
JP2000287732A (ja) 扇 子
JP3003933U (ja) 折りたたみ式ギタースタンド
EP2207603B1 (en) Game assembly employing spring loaded fabric hinge
JP2004159683A (ja) 折畳式携帯電話機用収納ケース
US4110624A (en) X-ray film holder or cassette
US922610A (en) Music-holder.
USD414927S (en) Foldable fly caddy
JP2006300978A (ja) スクリーン
JP2002219014A (ja) 携帯型電子計算機のキャリングケース
JP3067855U (ja) 折畳み式ミラ―
GB2268822A (en) Display apparatus.
KR200168175Y1 (ko) 휴대용 앨범
KR890003526Y1 (ko) 책받침다 를 겸한 개량화일
JP3090529U (ja) 簡易雨具付ポケットティッシュ
KR200282232Y1 (ko) 2단 필통
USD470230S1 (en) Portable toilet with carrying case and detachable shelter pack
JP3141043U (ja) ペーパーホルダー
JP2002167005A (ja) ごみ容器
JP3031621U (ja) アルバム
JP3075919U (ja) 紙葉類ホルダ