JP2000286462A - 熱電素子、熱電素子の製造方法 - Google Patents

熱電素子、熱電素子の製造方法

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JP2000286462A
JP2000286462A JP11086828A JP8682899A JP2000286462A JP 2000286462 A JP2000286462 A JP 2000286462A JP 11086828 A JP11086828 A JP 11086828A JP 8682899 A JP8682899 A JP 8682899A JP 2000286462 A JP2000286462 A JP 2000286462A
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thermoelectric element
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semiconductor
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Satoshi Inoue
聡 井上
Yasuo Nakahara
康雄 中原
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 一つ一つの半導体ブロックの組立作業が不要
で、例えば冷暖房装置等の組立作業を簡単に行うことが
できる熱電素子およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 n型半導体3とp型半導体2とが絶縁体
4を隔てて交互に並ぶように一体成型されたブロック体
1Aから熱電素子を構成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱電素子およびそ
の製造方法に関し、特に、n型半導体とp型半導体が配
列されてなる熱電素子が一体成型により得られるように
した熱電素子およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱電素子およびその製造方法として、例
えば特開平8−186299号公報が知られている。こ
れは、シリンダ内に熱電素子の粉末材料を投入し、加熱
しつつピストンにより加圧して、材料を焼結し、圧力方
向に応じた結晶軸を有する半導体を形成するとともに、
押出された焼結後の半導体を可動型を移動させてせん断
し、熱電素子のチップを形成する。
【0003】このような技術によれば、熱電素子の半導
体チップの製造において、焼結およびせん断が連続的に
行われ、切り粉の発生を防止することができて、材料の
無駄を削減することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は、熱電素子を構成するn型半導体又はp型半導
体の一つのブロックを形成するようにしたものに過ぎ
ず、例えばこの半導体ブロックを用いて、冷暖房装置を
構成するような熱電素子を製造しようとした場合は、n
型半導体ブロックおよびp型半導体ブロックをそれぞれ
形成し、その後、それらを互いに絶縁しつつ、一つ一つ
組み立てなければならない。この場合、各半導体ブロッ
クは数mm角程度の大きさであり、また、絶縁のために
数mm程度以下の間隔を保ちつつ配設する必要があり、
したがって、多数の熱電素子を用いて構成される冷暖房
装置等の構成においては、その組み立て作業に大変手間
がかかるという問題を生じる。
【0005】本発明は、かかる従来の課題を解決するた
めになされたものであり、一つ一つの半導体ブロックの
組立作業が不要で、例えば冷暖房装置等の組立作業を簡
単に行うことができる熱電素子およびその製造方法を提
供することを目的としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した課題を解決す
るため、本発明は、n型半導体とp型半導体とが絶縁体
を隔てて交互に並ぶように一体成型されたブロック体か
ら構成される熱電素子を特徴とする。
【0007】この構成によれば、n型半導体とp型半導
体それぞれのブロックを従来のように一つ一つ並べて組
み立てるような作業が不要となり、組立作業の効率化が
図れる。
【0008】また、本発明は、請求項1記載の熱電素子
において、前記n型半導体と、前記p型半導体との繰り
返しの並ぶ方向が、成型時の主な加圧方向と同じである
熱電素子を特徴としている。
【0009】この構成によれば、繰り返しの並ぶ方向に
垂直な方向に電流を流しやすい面(AB面)を形成する
ことができ、単位面積当たりの単位熱電素子(一対のn
型半導体とp型半導体)の数を増大させることが容易と
なる。
【0010】また、本発明は、請求項1または請求項2
に記載の熱電素子において、前記n型半導体と、前記p
型半導体の断面積が異なる熱電素子を特徴としている。
【0011】この構成によれば、例えば、n型、p型半
導体それぞれの物性値が異なるような場合に、それらの
断面積を異ならせることにより、熱電素子の温度分布を
均一化でき、冷暖房の効率を高めることができると共
に、熱応力の発生を防止できる。また逆に、敢えて、熱
電素子の温度分布を不均一とすることもできる。
【0012】また、本発明は、請求項3記載の熱電素子
において、前記p型半導体の断面積が、前記n型半導体
の断面積よりも大きい熱電素子を特徴としている。
【0013】熱電素子において、均一な温度分布を得よ
うとする場合、熱コンダクタンスK、および電気抵抗R
を表す式、 K=λp・Ap/Lp+λn・An/Ln R=Lp・ρp/Ap+Ln・ρn/An 但し、Ap:p型半導体断面積、An:n型半導体断面
積 Lp:p型半導体の長さ(電流路長さ)、Ln:n型半
導体長さ λp:p型半導体の熱伝導率、λn:n型半導体の熱伝
導率 ρp:p型半導体の伝導率(電気伝導度)、ρn:n型
半導体の伝導率 における第1項と第2項を等しくすることが望ましい。
【0014】熱コンダクタンスKについては、一般に、
λp<λnであるので、Lp=Lnの場合は、この差に
匹敵するだけApすなわち、p型半導体の断面積を大き
くすればよいこととなる。
【0015】また、電気抵抗Rについては、ρp>ρn
であるので、この差に匹敵するだけ、p型半導体の断面
積を大きくすればよいこととなる。したがって、熱コン
ダクタンスKと電気抵抗Rの両者を考慮して、均一温度
が得られるようにp型半導体の断面積をn型半導体の断
面積に比して大きくするようにすれば良い。
【0016】また、本発明は、請求項1乃至請求項4の
いずれかに記載の熱電素子において、前記n型半導体お
よび前記p型半導体の断面積がそれらの配置位置により
異なる熱電素子を特徴とする。
【0017】熱電素子はそれが設備される環境状況によ
っては、その配置位置に基づく温度差が生じる。そこ
で、この温度差を考慮して配置位置により、熱電素子の
半導体の断面積を異ならせるようにすれば、熱電素子全
体において温度分布の均一化を図ることができる。
【0018】また、本発明は、請求項5記載の熱電素子
において、高温側に配置される前記n型半導体および前
記p型半導体の断面積は前記素子の低温側に配置される
前記n型半導体および前記p型半導体の断面積よりも小
さくされている熱電素子を特徴としている。
【0019】高温側に配置される熱電素子は、その半導
体の電気抵抗が小さくなり、また、熱伝導率が大きくな
る。そこで、高温側に配置される熱電素子の半導体断面
積を小さくすることにより、低温側の電気抵抗や熱伝導
率との均一化が図れて、温度分布の均一化が図れる。
【0020】また、本発明は、n型半導体とp型半導体
が絶縁体を隔てて交互に並ぶように配置し、一体成型し
て熱電素子のブロック体を構成する熱電素子の製造方法
を特徴としている。
【0021】また、本発明は、請求項7記載の熱電素子
の製造方法において、前記n型半導体とp型半導体との
粉末状材料をそれぞれブロック状に成型する工程と、前
記ブロック状に成型されたn型半導体とp型半導体の各
ブロックをそれぞれの間に絶縁体材料を充填して並べる
工程と、前記絶縁体材料を充填して並べられたn型半導
体およびp型半導体のブロックを加圧焼結する工程とを
備えてなる熱電素子の製造方法を特徴としている。
【0022】なお、実施の形態において、加圧焼結は、
融点近傍に加熱されたブロックを押し出し成型すること
により行っている。
【0023】さらに、本発明は、請求項7記載の熱電素
子の製造方法において、ホットプレス用のシリンダ内に
n型半導体とp型半導体の各粉末材料を絶縁体材料層を
介在させて交互に層状に充填し、加圧焼結させてなる熱
電素子の製造方法を特徴としている。
【0024】このような製法によれば、n型半導体とp
型半導体それぞれのブロックを従来のように一つ一つ並
べて組み立てるような作業が不要となり、組立作業の効
率化が図れる熱電素子を得ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の熱電素子を示す斜視
図、図2は図1に示した熱電素子の一断面を簡略的に示
す断面図である。
【0026】これらの図に示される本発明の熱電素子は
p型半導体2とn型半導体3とが絶縁体4を介して交互
に平面状に並べられた構成をしており、これら複数のp
型半導体2とn型半導体3およびそれらの間に配置され
る絶縁体4とは一体成型により形成されている。そし
て、これら半導体が並べられた平面状の上側では、例え
ばp型半導体2からn型半導体3に電流が流れるように
電極が設けられ、また、平面状の下側では、n型半導体
3からp型半導体2に電流が流れるように電極が設けら
れている。
【0027】n型半導体3とp型半導体2は、共に平面
断面(電流路に垂直な断面)が同じ面積を有する略正方
形状をなし、図2に示される側面断面では、n型半導体
3とp型半導体2の横方向長さは約1mm〜10mmで
あり、高さ方向長さは約1mm〜10mmとなってい
る。絶縁体4は、熱の吸収、発生に寄与するものではな
いので、素子の熱効率を考慮すれば、n型半導体3やp
型半導体2に比べれば、その断面積比は小さいほど良い
が、半導体ドーパントの拡散防止機能や電気耐圧機能か
ら、図2においては、横方向長さが数μm以上とされて
いる。
【0028】以上の構成において、p型、n型半導体の
材料は、熱電素子の適用温度範囲により、例えば、次の
ような材料を用いることが可能である。なお、下表にお
いて、括弧内の数字は組成比を示し、/以下の元素はn
型、p型制御用のドーパントを示している。
【0029】 p型 n型 高温用(800℃) Si(0.8)Ge(0.2)/B SiO(0.7)Ge(0.3)/As,P 中温用(400℃) PbTe-PbSe/Na,K PbTe-GeTe/I,Br 低温用(30℃) Bi(0.25)Se(0.75)Te(3)/Sb Bi(2)Te(0.85)Se(0.15)/Br,I なお、上記の他、SiC,FeSi2,IrSb3,Mg
2Si0.6Ge0 .4,B4C,SiB14など多くの材料系を
用いることが可能であるが、特に結晶軸長、物性(電気
/熱伝導性等)に異方性がある系、例えばBiTe系は
配向性制御に有効であり、熱電素子の一体成型化に適し
ている材料系である。
【0030】また、絶縁体材料には、SiO2、Al2
3、ガラスなどが使用可能であるが、その他、使用され
る半導体と反応したり、ドーパントになり得ない絶縁材
料ならば広く使用可能である。
【0031】また、図1、図2には、各半導体の断面積
が等しい場合を示したが、これらは異なるようにしても
よく、例えば、図3に示すように、p型半導体2aの断
面積をn型半導体3aの断面積よりも大きくするように
して、均一温度分布を得ると共に、熱応力を低下させる
構造とすることもできる。
【0032】すなわち、熱電素子において、熱コンダク
タンスK、および電気抵抗Rは次式で表される。
【0033】K=λp・Ap/Lp+λn・An/Ln R=Lp・ρp/Ap+Ln・ρn/An 但し、Ap:p型半導体断面積、An:n型半導体断面
積 Lp:p型半導体の長さ(電流路長さ)、Ln:n型半
導体長さ λp:p型半導体の熱伝導率、λn:n型半導体の熱伝
導率 ρp:p型半導体の伝導率(電気伝導度)、ρn:n型
半導体の伝導率 これらの式の第1項はp型半導体によるものであり、第
2項はn型半導体によるものである。したがって熱コン
ダクタンスKの第1項と第2項を等しくすることによ
り、図3(b)に示すように、それぞれの半導体を伝わ
る熱量Qp、Qnを等しくすることができる。
【0034】一般に、λp<λnであり、また、本熱電
素子は、Lp=Lnであるので、この差に匹敵するだけ
Apすなわち、p型半導体の断面積を大きくすればよい
こととなる。
【0035】また、電気抵抗Rの第1項と第2項を等し
くすることにより、各半導体で発生するジュール熱の分
布を等しくすることができるが、この場合伝導率ρはρ
p>ρnであるので、この差に匹敵するだけ、p型半導
体の断面積を大きくすればよいこととなる。したがっ
て、熱コンダクタンスKと電気抵抗Rの両者を考慮し
て、均一温度が得られるように妥当なp型半導体とn型
半導体の断面積を選定するようにすればよい。
【0036】また、図4は熱電素子の全体形状における
外周部6ほど、半導体の断面積を小さくするようにした
例を示している。
【0037】これは、熱電素子の外周部が室内雰囲気に
触れやすく、そのため該外周部6が室内温度に近くなっ
て、内部よりも温度が高くなったような場合に、外周部
に位置する半導体の熱コンダクタンス、電気抵抗を内部
の半導体のそれらと等しくするようにし、発生する温度
分布の均一化を図り、熱応力の低減を図るように構成し
たものである。
【0038】なお、外周部が内部よりも低温となるよう
な使用形態をとる場合は、上記と逆に外周部ほど半導体
の断面積を大きくするようにすればよい。これら断面積
の異なる程度は、使用形態によって生じる熱電素子の外
周部と内部との環境温度の差異を考慮して定められるこ
とは言うまでもない。
【0039】以上に説明した熱電素子の製造方法につい
て、図5、図6を用いて説明する。
【0040】まず、Bi,Te、その他の添加物の粉末
を混合し、溶融し、溶融後できた母材を粉砕して、粉末
状のp型、n型半導体原料を得る。溶融温度は560℃
から600℃程度である。その後、これらp型、n型半
導体原料を約5mm角、高さ10cm程度の角柱状にプ
レス成型し、p型、n型角柱状半導体材料22,23を
得る。
【0041】次に成型した角柱状半導体材料22,23
を適宜な大きさを有する型内に適当な間隔をとって並べ
る。この際、各角柱状半導体材料22,23間に絶縁材
料24を充填する。例えば、図5に示すように、絶縁体
材料を充填しつつ、p型半導体材料とn型半導体材料を
交互に、縦m(例えば10)個、横n(例えば10)個
並べてブロック状とする。そして、これを融点付近に加
熱しつつ加圧することにより焼結する。
【0042】この加圧は、角柱状半導体材料の軸方向に
対して垂直に圧力が加わるように行われる。このときの
圧力は0.4〜8t/cm2の範囲であり、好ましくは
4t/cm2とされる。また、焼成温度は、150〜4
60℃の範囲であり、好ましくは、400℃とされる。
なお、図1では、平面断面が正方形状となるように成型
されているが、円形状となるように成型しても良い。
【0043】上記加圧の一方法として、例えば、図6に
示すように、押出し成型を用いることができる。この方
法は、先端にテーパ部30を有する型31内に図5に示
したブロック20を挿入し、テーパ部30先端の狭い開
口部より、押し出すことにより加圧を行うものである。
このとき、型31は図示しないヒータなどにより上記焼
成温度に加熱しておくようにしても良いが、半導体材料
に電流を流してジュール熱を発生させて加熱するように
しても良い。
【0044】焼結され、押し出されたブロック11は、
押し出し方向に垂直な方向に、長さにおいて80〜90
%圧縮される。こうして得られたブロック11を点線の
ようにせん断し、各半導体に電極を設けることにより、
図1、図2に示した熱電素子を得る。なお、せん断され
たブロックを複数組み合わせて図1に示す熱電素子を製
作するようにしても良い。 実施の形態2.本発明に係る熱電素子の他の製造方法と
して、ホットプレスを用いるようにしても良い。
【0045】図7、図8はホットプレスによる熱電素子
の製造工程を示す図である。
【0046】まず、図7に示すように、シリンダ40内
にp型絶縁材料32とn型絶縁材料33とを、絶縁体材
料34を挟んで層状に配置し、その後、加圧、焼成して
焼結させる。
【0047】その後、焼結された立方体状のブロック5
1を図8(a)のように切断して、(b)に示すブロッ
ク51aを複数切り出し、これらブロック51aを
(c)のように並べることにより、熱電素子を形成す
る。この場合、各ブロック間には隙間を設けて、各ブロ
ック51a間の絶縁を図るようにする。
【0048】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、n型半導体とp型半導体とが絶縁体を隔てて交互に
並ぶように一体成型されたブロック体から熱電素子を構
成するようにしたので、一つ一つの半導体ブロックの組
立作業が不要で、例えば冷暖房装置等の組立作業を簡単
に行うことができる熱電素子およびその製造方法を提供
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱電素子を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る熱電素子の一断面を示す断面側面
図である。
【図3】熱電素子の他の形態を示す断面側面図である。
【図4】熱電素子の他の形態を示す断面側面図である。
【図5】熱電素子の製造方法の第1製造工程を示す斜視
図である。
【図6】熱電素子の第2製造工程を示す斜視図である。
【図7】熱電素子の他の製造方法における第1製造工程
を示す断面側面図である。
【図8】熱電素子の他の製造方法における第2製造工程
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 熱電素子 2,2a p型半導体 3,3a n型半導体 4 絶縁体 6 熱電素子の外周部 20 原材料ブロック 22 p型角柱状半導体材料 23 n型角柱状半導体材料 30 テーパ部 31 型 32 p型半導体材料 33 n型半導体材料 34 絶縁体材料 40 型用シリンダ 51 立方体状ブロック 51a 熱電素子のブロック

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n型半導体とp型半導体とが絶縁体を隔
    てて交互に並ぶように一体成型されたブロック体から構
    成される熱電素子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の熱電素子において、 前記n型半導体と、前記p型半導体との繰り返しの並ぶ
    方向が、成型時の主な加圧方向と同じである熱電素子。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の熱電素
    子において、 前記n型半導体と前記p型半導体との断面積が異なる熱
    電素子。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の熱電素子において、 前記p型半導体の断面積が前記n型半導体の断面積より
    も大きい熱電素子。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の熱電素子において、 前記n型半導体および前記p型半導体の断面積がそれら
    の配置位置により異なる熱電素子。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の熱電素子において、 高温側に配置される前記n型半導体および前記p型半導
    体の断面積は前記素子の低温側に配置される前記n型半
    導体および前記p型半導体の断面積よりも小さくされて
    いる熱電素子。
  7. 【請求項7】 n型半導体とp型半導体が絶縁体を隔て
    て交互に並ぶように配置し、一体成型して熱電素子のブ
    ロック体を構成する熱電素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の熱電素子の製造方法にお
    いて、 前記n型半導体とp型半導体との粉末状材料をそれぞれ
    ブロック状に成型する工程と、 前記ブロック状に成型されたn型半導体とp型半導体の
    各ブロックをそれぞれの間に絶縁体材料を充填して並べ
    る工程と、 前記絶縁体材料を充填して並べられたn型半導体および
    p型半導体のブロックを加圧焼結する工程とを備えてな
    る熱電素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の熱電素子の製造方法にお
    いて、 ホットプレス用のシリンダ内にn型半導体とp型半導体
    の各粉末材料を絶縁体材料層を介在させて交互に層状に
    充填し、加圧焼結させてなる熱電素子の製造方法。
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