JP2000286084A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2000286084A
JP2000286084A JP8729499A JP8729499A JP2000286084A JP 2000286084 A JP2000286084 A JP 2000286084A JP 8729499 A JP8729499 A JP 8729499A JP 8729499 A JP8729499 A JP 8729499A JP 2000286084 A JP2000286084 A JP 2000286084A
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篤 大坪
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和典 久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】負荷状態の変化に対する応答性を向上させ、し
かも電源が投入された状態で放電灯を交換しても始動可
能とする。 【解決手段】スイッチング素子Q1,Q2は自励制御に
より交互にオンオフする。保護回路1はカレントトラン
スCTの2次側出力に応じてスイッチング素子Q1,Q
2を自励制御とは異なる状態に制御する。すなわち、カ
レントトランスCTの出力によりコンデンサC8を充電
し、放電灯LPがエミレス状態になり、コンデンサC8
の両端電圧が基準電圧V2よりも高くなると、スイッチ
ング素子Q2のオフを早めてスイッチング素子Q1、Q
2の動作周波数を高くする。コンデンサC8には抵抗R
13が並列接続されているから、放電灯LPを交換する
ときには電源を投入したままでもコンデンサC8の両端
電圧は低下し、放電灯LPを始動点灯することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用電源のような
交流電源を電源とし、インバータ回路を用いて放電灯を
高周波点灯させる放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より提供されている放電灯点灯装置
として、図17に示すように、商用電源のような交流電
源Vacを電源とし、インバータ回路INVを用いて放
電灯LPを高周波点灯させるものが提供されている。図
示する放電灯点灯装置は、交流電源Vacをダイオード
ブリッジなどの整流器D1により整流し、平滑コンデン
サC1により平滑して得た直流電源をインバータ回路I
NVにより高周波に電力変換するものである。
【0003】インバータ回路INVは整流器D1の出力
端間に接続された2個のスイッチング素子Q1,Q2の
直列回路を備えるハーフブリッジ形のインバータ回路で
あって、低電位側のスイッチング素子Q2の両端間に
は、カレントトランスCTの1次巻線とインダクタL1
とコンデンサC4との直列回路を介して放電灯LPを接
続してある。また、放電灯LPはフィラメントを有し、
両フィラメントの非電源側端間にはコンデンサC5が接
続されている。スイッチング素子Q1,Q2にはMOS
FETを用いており、カレントトランスCTに設けた2
つの2次巻線の各一端はそれぞれ抵抗R1,R2を介し
てスイッチング素子Q1,Q2のゲートに接続される。
また、各2次巻線の他端はそれぞれスイッチング素子Q
1,Q2のソースに接続される。ここで両2次巻線は各
スイッチング素子Q1,Q2に対して互いに逆極性に接
続されており、一方の2次巻線の誘起電圧によりスイッ
チング素子Q1がオンになる期間には、スイッチング素
子Q2は他方の2次巻線の誘起電圧によってオフにな
る。
【0004】インバータ回路INVは上述のように構成
されているから、スイッチング素子Q1が導通するとカ
レントトランスCTによりスイッチング素子Q1はオン
方向にバイアスされる。その後、インダクタL1とコン
デンサC5とを含む共振回路の共振作用によってカレン
トトランスCTの1次巻線に流れる電流の向きが反転す
ると、スイッチング素子Q2がオン方向にバイアスされ
る。さらに、上記共振回路の共振作用によって、カレン
トトランスCTの1次巻線に流れる電流の向きが再び反
転し、スイッチング素子Q1がオン方向にバイアスされ
る。このような動作の繰り返しによって、両スイッチン
グ素子Q1,Q2は、共振回路により決まる共振周波数
で交互にオンオフすることになる。つまり、このインバ
ータ回路INVは自励式に動作する。スイッチング素子
Q1,Q2が交互にオンオフすれば放電灯LPの印加電
圧の極性が交互に反転するのであって、共振周波数は交
流電源Vacの電源周波数よりも十分に高い周波数に設
定されているから放電灯LPは高周波で点灯する。
【0005】ところで、放電灯LPが寿命末期になると
フィラメントの電子放出物質(エミッタ)が消耗し、放
電灯LPが半波放電するようになる。この状態はエミレ
ス状態と呼ばれている。エミレス状態になるとインダク
タL1に流れる電流が大きくなり、構成部品に電流スト
レスが生じるとともに発熱量が定常点灯時よりも増加す
るという問題がある。
【0006】この種の問題を解決するために、図17に
示す構成例では、放電灯LPへの電流経路にサーマルプ
ロテクタTPを挿入してある。サーマルプロテクタTP
はインダクタL1のようにエミレス状態において発熱す
る部品に熱的に結合してあり、定常点灯時よりも部品の
温度が上昇するとサーマルプロテクタTPがオフになっ
て放電灯LPへの通電を停止させ、結果的にインバータ
回路INVの動作を停止させるようになっている。
【0007】しかしながら、サーマルプロテクタTPは
エミレス状態が生じてからオフになるまでの時間遅れが
大きいから、エミレス状態が生じてからインバータ回路
INVの動作が停止するまでの部品の発熱量は比較的大
きく、発熱量の大きい部品には耐熱性が要求されること
になる。つまり、放電灯LPを取り付けているソケット
や放電灯LPに隣接して配置される反射板などに耐熱性
が要求され、照明器具全体のコスト増につながるという
問題がある。
【0008】これに対して、図18に示すように、部品
の発熱を検出するのではなく、放電灯LPに流れる電流
に基づいてエミレス状態を検出したときにインバータ回
路INVの動作を停止させる保護回路3を設けることが
提案されている(類似構成は、特開昭64−54697
号公報等に記載されている)。図示例における保護回路
3は、カレントトランスCTにおいてスイッチング素子
Q2に接続されている2次巻線の誘起電圧をダイオード
D2で整流しコンデンサC2で平均化しており、このコ
ンデンサC2の両端電圧がツェナーダイオードZD2が
ブレークオーバ電圧に達すると自己保持型のスイッチン
グ素子Q3をオンにするように構成されている。スイッ
チング素子Q3はスイッチング素子Q2のゲートとソー
スとの間に接続され、スイッチング素子Q3がオンにな
るとスイッチング素子Q2がオフになってインバータ回
路INVが停止するように構成されている。つまり、エ
ミレス状態になればコンデンサC2の両端電圧が上昇
し、スイッチング素子Q3がオンになってインバータ回
路INVの動作が停止するのである。このような動作に
より、エミレス状態の発生からインバータ回路INVの
停止までの時間が短くなり、サーマルプロテクタTPを
用いたときの応答性の問題を解決することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図18
に示した回路構成では、インバータ回路INVの動作が
一旦停止すると、交流電源Vacからの電源が供給され
ている期間はスイッチング素子Q3がオン状態を自己保
持しており、スイッチング素子Q3をオフ状態にリセッ
トする手段がないから、放電灯LPを交換しただけでは
新しい放電灯LPを始動点灯させることができないとい
う問題がある。
【0010】本発明は上記事由に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、回路を保護すべき負荷状態の変化が
生じてから回路を保護するまでの応答性がよく、しかも
回路が保護されている状態で放電灯を交換すれば電源を
遮断することなく新しい放電灯を始動点灯させることが
できる放電灯点灯装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、スイ
ッチング素子を自励制御することにより交流電源を高周
波に電力変換して放電灯を高周波点灯させるインバータ
回路と、放電灯の負荷状態を検出するカレントトランス
と、カレントトランスの2次側出力に応じてインバータ
回路の出力を自励制御とは異なる状態に制御可能な制御
手段とを備えるものである。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記スイッチング素子が上記カレントトランスを介
して自励制御されるものである。
【0013】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記放電灯がフィラメントを有し、上記カレントト
ランスの2次側出力を用いてフィラメントの予熱状態と
寿命末期状態とを検出するものである。
【0014】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、上記放電灯がフィラメントを有し、上記制御手段
が、予熱時間を決める第1の時定数回路と、上記カレン
トトランスの2次側出力を用いて充電されるコンデンサ
を有しコンデンサの両端電圧が基準値と比較されること
により放電灯の寿命末期が検出される第2の時定数回路
とを各別に備えるものである。
【0015】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、上記放電灯がフィラメントを有し、上記制御手段
が、上記カレントトランスの2次側出力を用いて充電さ
れるコンデンサを有しコンデンサの両端電圧が基準値と
比較されることにより放電灯の寿命末期が検出される時
定数回路と、電源投入からの上記コンデンサの両端電圧
の変化を用いて予熱時間を時限する手段とを備えるもの
である。
【0016】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、上記制御手段が、放電灯の寿命末期を検出すると放
電灯に流れるランプ電流を定常点灯時よりも小さくする
ようにインバータ回路を制御するものである。
【0017】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、上記放電灯がフィラメントを有し、上記制御手段が
予熱終了以後に放電灯の寿命末期を検出する動作を開始
するものである。
【0018】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、2個の平滑用のコンデンサの直列回
路の両端電圧を出力電圧とする倍電圧整流回路を上記交
流電源と上記インバータ回路との間に設け、上記平滑用
のコンデンサの両端電圧を用いて電源投入時にスイッチ
ング素子を起動するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0020】(実施形態1)本実施形態は、図1に示す
ように、図17に示した自励式のハーフブリッジ形イン
バータ回路に制御手段としての保護回路1を付加したも
のである。この保護回路1はエミレス状態を検出すると
インバータ回路INV(図17参照)の出力を小さくす
ることによって回路を保護する機能を有し、さらに放電
灯LPの予熱を制御する機能を備えているものである。
【0021】インバータ回路INVの構成および動作は
図17に示した従来構成と同様である。ここに、図示す
るインバータ回路INVは自励式であるから、電源投入
時にインバータ回路INVを起動するために、抵抗R3
とコンデンサC3との直列回路を整流器D1の出力端間
に接続し、抵抗R3とコンデンサC3との接続点とスイ
ッチング素子Q2のゲートとの間に電圧応答型のトリガ
素子T3を挿入してある。この構成によって、電源投入
後にコンデンサC3の両端電圧が上昇するとトリガ素子
T3が導通しスイッチング素子Q2が導通する。電源投
入後にトリガ素子T3が導通するまでに直流カット用の
コンデンサC4は充電されているから、スイッチング素
子Q2が導通するとコンデンサC4の電荷によりカレン
トトランスCTの1次巻線に電流が流れ、その後は、従
来構成として説明したように共振回路の共振作用により
両スイッチング素子Q1,Q2が交互にオンオフする。
また、抵抗R3とコンデンサC3との接続点にはダイオ
ードD3のアノードが接続され、このダイオードD3の
カソードはスイッチング素子Q1,Q2の接続点に接続
されている。インバータ回路INVの動作が開始される
と、スイッチング素子Q2のオン時にダイオードD3を
通してコンデンサC3が放電されるから、インバータ回
路INVの動作中にはトリガ素子T3は導通しない。
【0022】保護回路1はスイッチング素子Q2の動作
を制御するものであって、カレントトランスCTにおい
てスイッチング素子Q2にバイアスを与える2次巻線の
両端電圧(2次巻線と抵抗R2との接続点の電位)Va
に基づいてスイッチング素子Q2を制御する。つまり、
2次巻線の両端間にはダイオードD4と抵抗R8とコン
デンサC8との直列回路が接続され、カレントトランス
CTの2次巻線出力がダイオードD4により整流される
とともに抵抗R8を介してコンデンサC8を充電する。
また、コンデンサC8には抵抗R13が並列接続され
る。保護回路1は、コンデンサC8の両端電圧をそれぞ
れ基準電圧V1,V2と比較する2つの電圧比較回路C
OM1,COM2を備え、各電圧比較回路COM1,C
OM2はコンデンサC8の両端電圧が基準電圧V1,V
2を越えると出力をHレベルにする。ここに、基準電圧
V2(特許請求の範囲における基準値)は基準電圧V1
よりも高く設定してある。また、各スイッチ要素SW
5,SW6はそれぞれスイッチ要素SW5,SW6のオ
ンオフを制御しており、スイッチ要素SW5,SW6は
スイッチ要素SW5,SW6の出力がHレベルになると
オンになる。ただし、スイッチ要素SW6は電圧比較回
路COM1の出力端間に接続されており、スイッチ要素
SW6がオンになると、電圧比較回路COM1の出力と
は無関係にスイッチ要素SW5はオフになる。
【0023】ところで、カレントトランスCTの上記2
次巻線の両端間には抵抗R7とコンデンサC7との直列
回路も接続される。コンデンサC7の両端間には上述し
たスイッチ要素SW5が接続される。また、スイッチン
グ素子Q2のゲートとソースとの間にはスイッチ要素S
W4が接続され、このスイッチ要素SW4はコンデンサ
C7の両端電圧によりオンオフされる。つまり、コンデ
ンサC7の両端電圧が規定電圧以上になるとスイッチ要
素SW4がオンになるようにしてある。
【0024】次に、上記回路の動作を図2に基づいて説
明する。図2では時刻t0において電源が投入されると
時刻t1まで放電灯LPを予熱し、時刻t1で始動後、
時刻t2で点灯し、さらに時刻t3においてエミレス状
態が発生することにより時刻t4においてインバータ回
路INVが保護されるものとして動作を示している。
【0025】しかして、電源が投入されるとスイッチン
グ素子Q2がオンになってインバータ回路INVが動作
を開始する。スイッチング素子Q2が導通するときに
は、スイッチング素子Q2にバイアスを与えるカレント
トランスCTに図1の左向きの誘起電圧が生じるから、
この期間には2次巻線と抵抗R2との接続点の電位Va
は正になる。以下では、この期間を電位Vaの正のサイ
クルと呼ぶ。
【0026】電源投入直後には、図2(a)のようにコ
ンデンサC8の両端電圧は基準電圧V1よりも低いか
ら、図2(b)のように電圧比較回路COM1の出力は
Lレベルでありスイッチ要素SW5はオフであって、電
位Vaの正のサイクルにおいてコンデンサC7が抵抗R
7を通して充電されると、やがてスイッチ要素SW4が
オンになる。ここに、コンデンサC7の充電によってス
イッチ要素SW4がオンになるタイミングは、インダク
タL1およびコンデンサC5を含む共振回路の共振作用
によってスイッチング素子Q2がオフになるタイミング
(つまり、カレントトランスCTの誘起電圧の極性が反
転するまでのタイミング)よりも短くなるように設定さ
れている。したがって、カレントトランスCTに流れる
電流の向きが反転する前にスイッチ要素SW4がオンに
なってスイッチング素子Q2がオフになる。スイッチン
グ素子Q2がオフになってカレントトランスCTの1次
巻線に流れる電流が遮断されると、2次巻線の誘起電圧
の極性が反転し、スイッチング素子Q1がオンになる。
スイッチング素子Q1のオン期間にはカレントトランス
CTの誘起電圧の極性が逆転するから、この期間にコン
デンサC7が放電される。上述の動作により、スイッチ
要素SW5がオフであるときには、共振回路の共振作用
によって動作する期間よりもスイッチング素子Q2のオ
ンデューティが小さくなってインバータ回路INVの出
力周波数が高くなる。その結果、図2(d)のようにコ
ンデンサC5に流れる電流を小さくして放電灯LPへの
印加電圧を始動電圧に以下に抑え、フィラメントを予熱
することができる(この動作を予熱モードという)。
【0027】予熱モードの期間において、電位Vaの正
のサイクル毎にダイオードD4および抵抗R8を通して
コンデンサC8が充電されるから、抵抗R8とコンデン
サC8と基準電圧V1との関係による所定時間が経過す
ると(時刻t1になると)、図2(a)のようにコンデ
ンサC8の両端電圧が基準電圧V1に達し、図2(b)
のように電圧比較回路COM1の出力がHレベルになっ
てスイッチ要素SW5がオンになる。スイッチ要素SW
5がオンになればスイッチ要素SW4はオフに保たれる
から、インバータ回路INVは共振回路の共振作用によ
って決まる周波数で動作するようになる。これにより、
コンデンサC5に流れる電流を図2(d)のように予熱
時よりも増加させ、放電灯LPへの印加電圧を始動電圧
まで高めることができる(始動モードという)。時刻t
2において放電灯LPが点灯すれば(点灯モードとい
う)、放電灯LPに電流が流れるからコンデンサC5に
流れる電流は減少する。このように、ダイオードD4、
抵抗R8、コンデンサC8、電圧比較回路COM1によ
り予熱時間を時限する手段が構成されることになる。
【0028】ところで、点灯モードである時刻t3にお
いて放電灯LPが寿命末期に達してエミレス状態になる
と、放電灯LPが半波点灯することによってカレントト
ランスCTの1次巻線に流れる電流が増加するから(図
2(d)にコンデンサC5に流れる電流の増加として示
してある)、放電灯LPの定常点灯時よりも電位Vaが
高くなり、コンデンサC8の両端電圧が放電灯LPの定
常点灯時よりも上昇する。したがって、時刻t4におい
てコンデンサC8の両端電圧が基準電圧V2に達する
と、図2(c)のように電圧比較回路COM2の出力が
Hレベルになり、スイッチ要素SW6がオンになってス
イッチ要素SW5がオフになる。その結果、予熱モード
と同様にコンデンサC7が充放電されるようになり、イ
ンバータ回路INVは予熱モードと同じ周波数で動作す
るようになる。このことによって、放電灯LPへの印加
電圧が予熱時と同様に低下し放電灯LPは半波点灯しな
くなる。つまり、放電灯LPに流れる電流が減少して、
回路部品に対する電流ストレスが軽減される(保護モー
ドという)。
【0029】保護モードになれば放電灯LPは消灯した
状態になり、この状態において電源を投入したままで放
電灯LPを交換すればコンデンサC8への充電電流が減
少するから、コンデンサC8の余剰の電荷は抵抗R13
を通して放出され、コンデンサC8の両端電圧は基準電
圧V1よりも低下する。つまり、インバータ回路INV
は上述した予熱モードで動作するようになり、その後、
始動モード、点灯モードと移行することになる。つま
り、電源を投入したままで放電灯LPを交換すれば放電
灯LPを点灯させることができる。
【0030】図1に示した保護回路1の具体構成を図3
に示す。図示例では電圧比較回路COM1を、スイッチ
要素SW5としてのトランジスタQ5と、抵抗R10,
R12と、基準電圧V1を与えるためのツェナダイオー
ドZD4とにより構成し、電圧比較回路COM2を、ス
イッチ要素SW6としてのトランジスタQ6と、抵抗R
11,R14と、基準電圧V2を与えるためのツェナダ
イオードZD3とにより構成してある。各ツェナダイオ
ードZD3,ZD4はそれぞれコンデンサC8の一端と
各トランジスタQ5,Q6のベースとの間に挿入してあ
り、コンデンサC8の両端電圧がツェナダイオードZD
3,ZD4のブレークオーバ電圧(基準電圧V1,V
2)に達すると、トランジスタQ5,Q6がそれぞれオ
ンになるようにしてある。また、トランジスタQ5のベ
ースはダイオードD5を介してトランジスタQ6のコレ
クタに接続してあり、トランジスタQ6がオンになると
トランジスタQ5がオフになる。さらに、コンデンサC
7の一端はスイッチ要素SW4としてのトランジスタQ
4のベースに接続されている。
【0031】(実施形態2)本実施形態は、図4に示す
ように、電圧比較回路COM1に対応する時定数回路と
電圧比較回路COM2に対応する時定数回路とを各別に
設けたものである。
【0032】つまり、カレントトランスCTの2次巻線
には、ダイオードD4と抵抗R6とコンデンサC6との
直列回路と、ダイオードD4と抵抗R9とコンデンサC
9との直列回路とが接続され、電圧比較回路COM1で
はコンデンサC6の両端電圧をツェナダイオードZD4
のブレークオーバ電圧(基準電圧V1)と比較し、電圧
比較回路COM2ではコンデンサC9の両端電圧をツェ
ナダイオードZD3のブレークオーバ電圧(基準電圧V
2)と比較するようになっている。他の構成は図3に示
した実施形態1と同様である。
【0033】本実施形態では、図5に示すように、時刻
t0において電源が投入されると予熱モードで動作し、
両コンデンサC6,C9の両端電圧がともに上昇する。
時刻t1においてコンデンサC6の両端電圧がツェナダ
イオードZD4のブレークオーバ電圧に達すると放電灯
LPが始動し、時刻t2において放電灯LPは点灯す
る。また、点灯モードにおいてエミレス状態が生じる
と、コンデンサC9の両端電圧がツェナダイオードZD
3のブレークオーバ電圧に達して、実施形態1と同様に
してインバータ回路INVが保護される。
【0034】図3に示した実施形態1の構成では、エミ
レス状態が検出されたときにツェナダイオードZD4が
導通していることによって電流がツェナダイオードZD
4に流れることによって、コンデンサC8の両端電圧が
上昇しにくく、ツェナダイオードZD3を導通させる電
流が少なくなるが、本実施形態の構成ではツェナダイオ
ードZD4とは無関係にコンデンサC9の両端電圧を上
昇させてツェナダイオードZD3を導通させることがで
きる。つまり、予熱用の時定数回路と保護用の時定数回
路とを各別に設計することで設計が容易になり、しか
も、エミレス状態が生じたときにツェナダイオードZD
3を確実に導通させることでエミレス状態の検出精度を
向上させることができる。
【0035】(実施形態3)本実施形態は、図6に示す
ように、実施形態2の構成にpnp形のトランジスタQ
7と抵抗R17〜R19とを付加したものである。つま
り、トランジスタQ7と抵抗R18とはコンデンサC6
の充電経路に挿入されており、トランジスタQ7がオン
になると抵抗R6と抵抗R18とが並列接続されること
によって、コンデンサC6の充電電流を増加させるよう
にしてある。また、トランジスタQ7はトランジスタQ
5がオンになると導通するように、抵抗R17,R19
の直列回路をトランジスタQ5のコレクタ−エミッタに
直列接続し、抵抗R17,R19の接続点をトランジス
タQ7のベースに接続してある。
【0036】したがって、上記回路では、図7に示すよ
うに時刻t1において予熱モードが終了すると、トラン
ジスタQ5がオンになることによってトランジスタQ7
がオンになり、コンデンサC6の充電電流が増加する
(図7(a)のようにコンデンサC6の両端電圧が短時
間で上昇する)。つまり、予熱モードから始動モードに
移行したときに、ダイオードD4を通る電流が増加して
もコンデンサC9に流れる電流の増加を抑制することが
でき、始動モード時にはコンデンサC9の両端電圧がツ
ェナダイオードZD3のブレークオーバ電圧に達すると
いう誤動作を確実に防止することができる。つまり、正
常に始動したことを寿命末期と誤検出することがなく、
放電灯LPを確実に点灯させることができる。他の構成
および動作は実施形態2と同様である。
【0037】(実施形態4)本実施形態は、図8に示す
ように、実施形態2の構成にpnp形のトランジスタQ
8と抵抗R20〜R22とを付加したものである。つま
り、トランジスタQ8と抵抗R22との直列回路が抵抗
R7に並列接続されており、トランジスタQ8がオンに
なると抵抗R7と抵抗R22とが並列接続されることに
よって、コンデンサC7の充電電流を増加させるように
してある。トランジスタQ8はトランジスタQ6がオン
になると導通するように、抵抗R20,R21の直列回
路をトランジスタQ6のコレクタ−エミッタに直列接続
し、抵抗R20,R21の接続点をトランジスタQ8の
ベースに接続してある。
【0038】したがって、保護モードにおいてトランジ
スタQ6がオンになると、予熱モード時とはコンデンサ
C7への充電経路が変化し、予熱モードよりもさらに高
い周波数でインバータ回路INVを動作させることが可
能になる。つまり、図9(b)のように、時刻t4にお
いて保護モードに移行したときに、放電灯LPに流す電
流(図ではコンデンサC5に流れる電流で示してある)
を予熱モード時よりも低減することができる。この動作
により、予熱モード時には適正な予熱電流を確保し、保
護モード時には出力を十分に絞って保護効果を高めるこ
とができる。他の構成および動作は実施形態2と同様で
ある。
【0039】(実施形態5)上述した各実施形態では、
放電灯LPを予熱する機能を保護回路1に設けていた
が、本実施形態では図10に示すように予熱の機能を保
護回路1から省略してある。また、コンデンサC7への
充電経路に抵抗R7とともにpnp形のトランジスタQ
9を挿入し、トランジスタQ6のオン時にトランジスタ
Q9をオンにする。このため、トランジスタQ6には抵
抗R25,R26の直列回路を接続し、抵抗R25,R
26の接続点をトランジスタQ9のベースに接続してあ
る。また、トランジスタQ9のエミッタ−コレクタには
コンデンサC7の放電経路を形成するために、ダイオー
ドD8を逆並列に接続してある。
【0040】しかして、点灯モードにおいてエミレス状
態に至ると、他の実施形態と同様にトランジスタQ6が
オンになる。このとき、トランジスタQ9もオンになる
から、コンデンサC7の充電が可能になり、コンデンサ
C7の両端電圧の上昇によってスイッチング素子Q2の
オン期間を短くすることができる。また、スイッチング
素子Q2がオフになった後には、コンデンサC7の電荷
はダイオードD8を通る経路で放出されるから、次にス
イッチング素子Q2が導通したときにコンデンサC7が
再び充電される。要するに、コンデンサC7は充放電を
繰り返すから、定常点灯時よりも高い周波数でインバー
タ回路INVが駆動されるのである。他の構成および動
作は実施形態2と同様である。この構成では予熱機能が
ないから、部品点数が少なく安価に提供することができ
る。
【0041】(実施形態6)本実施形態は、図11に示
すように、実施形態5の構成に放電灯LPを予熱する予
熱手段を追加したものである。つまり、実施形態5の構
成においてトランジスタQ9と抵抗R7との直列回路に
ダイオードD9と抵抗R27,R28の直列回路を追加
し、さらに抵抗R28にコンデンサC10を並列接続し
てある。また、コンデンサC7にはダイオードD11を
並列接続してある。スイッチング素子Q4にはダイオー
ドD10が直列接続される。
【0042】しかして、図12に示すように、時刻t0
において電源が投入されると、電位Vaの正のサイクル
ごとにダイオードD9を介してコンデンサC10,C7
が充電されるから、コンデンサC7の両端電圧が所定電
圧に達するとスイッチング素子Q4がオンになってスイ
ッチング素子Q2をオフにする。この動作は基本的には
実施形態1と同様である。ただし、本実施形態では抵抗
R27を通してコンデンサC10が充電されるから、コ
ンデンサC10の両端電圧が上昇するとコンデンサC7
の両端電圧がスイッチング素子Q4をオンにするタイミ
ングが次第に遅れ、スイッチング素子Q2のオンデュー
ティが徐々に大きくなる。つまり、予熱モードから始動
モードに向かって動作周波数が連続的に変化し、予熱モ
ードにおいてコンデンサC5に流れる電流は、図12
(b)のように連続的に増加する。こうして時刻t1に
おいて放電灯LPの印加電圧が始動電圧に達すると放電
灯LPが始動し、スイッチング素子Q4はオフになる。
ここに、抵抗R28はコンデンサC10の放電用に設け
られている。エミレス状態の動作は実施形態5と同様で
あり、他の構成および動作は実施形態2と同様である。
【0043】上述のように、予熱モード時に動作周波数
が連続的に変化するので、動作周波数が低すぎるために
放電灯LPの種類や周囲温度によって放電灯LPが予熱
モード時に微放電してしまったり、逆に予熱周波数が高
すぎるために充分な予熱電流が得られなくなることがな
く、放電灯LPの両フィラメントを確実に予熱すること
ができる。
【0044】(実施形態7)本実施形態は、図13に示
すように、実施形態6の構成にダイオードD12,D1
3と抵抗R29を追加したものである。この構成では、
放電灯LPがエミレス状態になってトランジスタQ6が
オンになるとトランジスタQ9がオンになり、このと
き、ダイオードD12と抵抗R29とを介してコンデン
サC9を充電する経路が形成されるから、結果的に、ト
ランジスタQ6,Q9のベース電流が増加する。こうし
てコンデンサC7の充電電流が増加するから、コンデン
サC7を速く充電することができ、保護モード時のイン
バータ回路INVの動作周波数をより高めて保護効果を
高めることができる。他の構成および動作は実施形態6
と同様である。
【0045】(実施形態8)本実施形態は、図14に示
すように、図6に示した実施形態3と同様の構成におい
て、予熱モード時にコンデンサC6の充電電流を増加さ
せる代わりに、保護モード時に電圧比較回路COM2に
対応するコンデンサC9の充電電流を増加させる構成と
している。つまり、抵抗R9とコンデンサC9との直列
回路にトランジスタQ7を挿入してあり、このトランジ
スタQ7はトランジスタQ5のオン時だけではなく、ト
ランジスタQ6のオン時にも導通するようにベースに抵
抗R23を介してトランジスタQ6を接続してある。
【0046】すなわち、予熱モードから始動モードに移
行するとトランジスタQ5がオンになり、これに伴って
トランジスタQ7がオンになるから、コンデンサC9の
充電が開始される。このように本実施形態の保護回路1
は放電灯LPの予熱が終了した後に、保護モードに移行
させるためのコンデンサC9を充電するから、放電灯L
Pの点灯前にエミレス状態と誤検出することがない。と
くに、放電灯LPの交換時にはコンデンサC6,C9の
両端電圧が比較的高い状態にあるから、両コンデンサC
6,c9の両端電圧が同時に上昇すると始動モードに移
行したときにエミレス状態と誤検出する可能性がある
が、本実施形態の構成では予熱後にコンデンサC9の両
端電圧の上昇が開始されるから、この種の誤検出が生じ
ない。他の構成および動作は実施形態3と同様である。
【0047】(実施形態9)本実施形態は、図15に示
すように、図11に示した実施形態6の構成において、
実施形態8と同様の機能を実現しようとするものであ
る。本実施形態では、フォトカプラを設け、発光ダイオ
ードよりなるフォトカプラの発光素子PC1を実施形態
6におけるダイオードD9に代えてコンデンサC10,
C7の充電経路に挿入し、フォトサイリスタよりなるフ
ォトカプラの受光素子PC2をコンデンサC9と並列に
接続してある。
【0048】この構成では、予熱モード時には発光素子
PC1にコンデンサC10,C7を充電する電流が流れ
るから、受光素子PC2が導通してコンデンサC9の充
電が禁止され、始動モードに移行した後に受光素子PC
2がオフになってコンデンサC9の充電が開始されるよ
うになっている。つまり、実施形態8と同様に、予熱モ
ードの収納後にエミレス状態を検出するためのコンデン
サC9の充電が開始されるから、始動モードに移行した
ときにエミレス状態と誤検出することがない。他の構成
および動作は実施形態6と同様である。
【0049】(実施形態10)本実施形態は、図16に
示すように、実施形態9の構成において、整流器D1を
倍電圧整流回路2に置き換えたものである。倍電圧整流
回路2は、2個ずつのダイオードD21,D22とコン
デンサC21,C22とを有する周知の構成であって、
コンデンサC21,C22の直列回路の両端間に交流電
源Vacのピーク電圧の2倍の電圧を得ることができる
ものである。ここに、インバータ回路INVを起動する
ための抵抗R3の一端はコンデンサC21,C22の接
続点に接続される。つまり、インバータ回路INVへの
入力電圧を倍電圧整流回路2により高くしながらも、抵
抗R3には倍電圧整流回路2の出力電圧の2分の1の電
圧しか印加されないから、抵抗R3やコンデンサC3に
は他の部品よりも耐圧の低い部品を用いることができ
る。つまり、倍電圧整流回路2を用いる際には他の構成
よりも本実施形態の構成を採用するほうが低耐圧の部品
を用いることができるから低価格になる。印刷配線基板
に実装する際には、抵抗R3の周囲の回路パターンの絶
縁距離を小さくすることができ、回路パターンの設計が
容易になる。なお、他の実施形態においても本実施形態
の技術思想を適用することが可能である。
【0050】また、上述した各実施形態ではハーフブリ
ッジ形のインバータ回路INVを用いた放電灯点灯装置
を例示したが、1石式のインバータ回路(従来構成とし
て例示した公報などに記載されている)を用いた放電灯
点灯装置であっても同様の技術を適用することができ
る。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明は、スイッチング素子を
自励制御することにより交流電源を高周波に電力変換し
て放電灯を高周波点灯させるインバータ回路と、放電灯
の負荷状態を検出するカレントトランスと、カレントト
ランスの2次側出力に応じてインバータ回路の出力を自
励制御とは異なる状態に制御可能な制御手段とを備える
ものであり、放電灯の負荷状態をカレントトランスによ
り検出するから放電灯の負荷状態の変化からインバータ
回路の制御が行われるまでの応答時間が短く、しかも負
荷状態を検出するカレントトランスの2次側出力に応じ
てインバータ回路の出力を自励制御とは異なる状態に制
御することができるから、たとえば放電灯の寿命末期に
おいて放電灯を交換したとすれば、放電灯の交換をカレ
ントトランスの2次側出力により検出することができ、
電源を投入した状態でも放電灯を交換するだけで放電灯
を点灯させることが可能になる。
【0052】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、スイッチング素子がカレントトランスを介して自励
制御されるものであり、負荷状態の検出とインバータ回
路の駆動とに各別のカレントトランスを設ける必要がな
く、部品点数の増加を抑制することができるという利点
がある。
【0053】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、放電灯がフィラメントを有し、カレントトランスの
2次側出力を用いてフィラメントの予熱状態と寿命末期
状態とを検出するものであり、カレントトランスの2次
側出力を用いて予熱状態と寿命末期状態とを検出するこ
とができ、それぞれに対応したインバータ回路の制御が
可能になるのであって、予熱用と寿命末期検出用とに各
別のカレントトランスを設けるよりも部品点数の増加を
抑制することができる。
【0054】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、放電灯がフィラメントを有し、制御手段が、予熱時
間を決める第1の時定数回路と、カレントトランスの2
次側出力を用いて充電されるコンデンサを有しコンデン
サの両端電圧が基準値と比較されることにより放電灯の
寿命末期が検出される第2の時定数回路とを各別に備え
るものであり、予熱用と寿命末期の保護用との2つの時
定数回路を設けているから、予熱時間と寿命末期を判断
する誤動作防止用の時間とを個別に設定することがで
き、設計が容易になるという利点がある。
【0055】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、放電灯がフィラメントを有し、制御手段が、カレン
トトランスの2次側出力を用いて充電されるコンデンサ
を有しコンデンサの両端電圧が基準値と比較されること
により放電灯の寿命末期が検出される時定数回路と、電
源投入からのコンデンサの両端電圧の変化を用いて予熱
時間を時限する手段とを備えるものであり、時定数回路
のコンデンサを予熱用と寿命末期の検出用とに兼用して
いるから、回路構成が簡単になる。
【0056】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、制御手段が、放電灯の寿命末期を検出すると放電灯
に流れるランプ電流を定常点灯時よりも小さくするよう
にインバータ回路を制御するものであり、寿命末期時に
はランプ電流を定常点灯時よりも小さくするから、寿命
末期時において回路部品への電流ストレスを低減するこ
とができる。
【0057】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、放電灯がフィラメントを有し、制御手段が予熱終了
以後に放電灯の寿命末期を検出する動作を開始するもの
であり、予熱中には寿命末期を検出する動作が開始され
ないから、放電灯の始動時においてカレントトランスの
2次側出力が増加しても寿命末期と誤検知することが防
止される。
【0058】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、2個の平滑用のコンデンサの直列回
路の両端電圧を出力電圧とする倍電圧整流回路を交流電
源とインバータ回路との間に設け、平滑用のコンデンサ
の両端電圧を用いて電源投入時にスイッチング素子を起
動するものであり、倍電圧整流回路を用いてインバータ
回路への入力電圧を高電圧としながらも、インバータ回
路の起動に用いる部品には倍電圧整流回路の出力電圧の
2分の1の電圧しか印加されないから、起動用の部品に
高耐圧のものを用いる必要がなく、コスト増を抑制する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の回路図である。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】同上の具体回路図である。
【図4】本発明の実施形態2の回路図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】本発明の実施形態3の回路図である。
【図7】同上の動作説明図である。
【図8】本発明の実施形態4の回路図である。
【図9】同上の動作説明図である。
【図10】本発明の実施形態5の回路図である。
【図11】本発明の実施形態6の回路図である。
【図12】同上の動作説明図である。
【図13】本発明の実施形態7の回路図である。
【図14】本発明の実施形態8の回路図である。
【図15】本発明の実施形態9の回路図である。
【図16】本発明の実施形態10の回路図である。
【図17】従来例を示す回路図である。
【図18】他の従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 保護回路 2 倍電圧整流回路 CT カレントトランス LP 放電灯 Q1,Q2 スイッチング素子 Q4〜Q9 トランジスタ R8,R13,R15,R16 抵抗 C8,C9 コンデンサ R40 起動用抵抗 V1 予熱用基準電圧 V2 保護用基準電圧 Va 2次側電圧 Vac 商用電源 ZD3,ZD4 ツェナダイオード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子を自励制御することに
    より交流電源を高周波に電力変換して放電灯を高周波点
    灯させるインバータ回路と、放電灯の負荷状態を検出す
    るカレントトランスと、カレントトランスの2次側出力
    に応じてインバータ回路の出力を自励制御とは異なる状
    態に制御可能な制御手段とを備えることを特徴とする放
    電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 上記スイッチング素子は上記カレントト
    ランスを介して自励制御されることを特徴とする請求項
    1記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 上記放電灯はフィラメントを有し、上記
    カレントトランスの2次側出力を用いてフィラメントの
    予熱状態と寿命末期状態とを検出することを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 上記放電灯はフィラメントを有し、上記
    制御手段は、予熱時間を決める第1の時定数回路と、上
    記カレントトランスの2次側出力を用いて充電されるコ
    ンデンサを有しコンデンサの両端電圧が基準値と比較さ
    れることにより放電灯の寿命末期が検出される第2の時
    定数回路とを各別に備えることを特徴とする請求項1記
    載の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 上記放電灯はフィラメントを有し、上記
    制御手段は、上記カレントトランスの2次側出力を用い
    て充電されるコンデンサを有しコンデンサの両端電圧が
    基準値と比較されることにより放電灯の寿命末期が検出
    される時定数回路と、電源投入からの上記コンデンサの
    両端電圧の変化を用いて予熱時間を時限する手段とを備
    えることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、放電灯の寿命末期を検
    出すると放電灯に流れるランプ電流を定常点灯時よりも
    小さくするようにインバータ回路を制御することを特徴
    とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】 上記放電灯はフィラメントを有し、上記
    制御手段は予熱終了以後に放電灯の寿命末期を検出する
    動作を開始することを特徴とする請求項1記載の放電灯
    点灯装置。
  8. 【請求項8】 2個の平滑用のコンデンサの直列回路の
    両端電圧を出力電圧とする倍電圧整流回路を上記交流電
    源と上記インバータ回路との間に設け、上記平滑用のコ
    ンデンサの両端電圧を用いて電源投入時にスイッチング
    素子を起動することを特徴とする請求項1ないし請求項
    7のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
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