JP2000285931A - 燃料電池用セパレータ及びその作製方法 - Google Patents

燃料電池用セパレータ及びその作製方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密度が均一で、電気伝導率や熱伝導率に優
れ、また強度も高く、気密性にも優れた膨張黒鉛粉を成
形してなるセパレータを得る。 【解決手段】 平板部と該平板部の表面に形成された凸
状部とを有し、前記凸状部によって表面に凹凸形状が形
成された断面構造を有する燃料電池用セパレータの作製
方法であって、凹凸形状に対応した型に膨張黒鉛粉を含
む原料の充填を行う工程と、前記型に充填された原料を
加圧圧縮する工程とを有し、前記加圧圧縮する工程は、
凹凸形状の山部と谷部とで独立に行うことを特徴とする
燃料電池セパレータの作製方法、及び前記方法により得
られる燃料電池用セパレータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池用セパレ
ータ及びその作製方法に関する。特に膨張黒鉛を原料と
して用いた燃料電池セパレータ及びその作製方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】燃料電池は、複数の単位セルを数十〜数
百個直接に重ねて所定の電圧を得ている。
【0003】単位セルは、例えば固体高分子型の燃料電
池であれば、固体高分子膜を境にして、アノード側に水
素ガスやメタノールガス(燃料ガスと称される)が流
れ、カソード側に酸素ガスや空気(酸化剤と称される)
が流れる。
【0004】単位セルの概略は、最も基本的な構造の場
合、セパレータ/アノード電極/触媒膜/固体高分子膜
/触媒膜/カソード電極という構成を有している。ここ
では詳述しないが、この構造を基本としてその他数々の
バリエーション構造がある。
【0005】この構成の中で特にセパレータに関して高
度な技術が要求されている。具体的には、 (1)高い導電性。 (2)腐食性電解質に対する耐性。 (3)ガスを分離するための気密性。 (4)強度。 (5)複雑な形状を形成するための成形性。 (6)低コスト性。 (7)耐膨潤性(水やリン酸液に浸しても膨潤しないも
の)。 (8)耐熱性(反応時の発熱に耐えるもの)。 といった要求事項を同時に満足することが要求される。
【0006】上記要求を満足する材料として膨張黒鉛が
知られており、膨張黒鉛粉を所定の型に充填し、加圧圧
縮してセパレータを作製することが行われている。
【0007】例えば、図5(A)に示すように、メス型3
2に膨張黒鉛粉33を充填し、これを、複数の凸部31
aを備える押し型(オス型)31でもって圧縮成形する
ことで、図5(B)に示すように、複数の山部35が平板
部36上に形成された断面凹凸状の膨張黒鉛からなるセ
パレータ34が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記セパレータ34
は、凹凸部の山部35で密度が低く、谷部36aで密度
が高いものとなってしまう。これは、成形に際して、オ
ス型31の凸部31a間に膨張黒鉛粉33が押し込ま
れ、凸部31aの頂部の平面で膨張黒鉛粉をメス型32
に押し付けるため、セパレータ34の山部35において
は空隙が存在し易くなり、谷部36aにおいては膨張黒
鉛粒33が潰れて扁平になり高密度となるためである。
【0009】このような状態では、山部35が脆くなっ
て強度不足となり、割れや変形が発生し易いものとなっ
てしまう。
【0010】燃料電池は多数のセルが積層される構造を
有しており、セパレータ34にはその厚み方向、即ち山
部35の高さ方向に大きな圧力が加わる。
【0011】従って、山部35の強度が弱いと、積層時
の圧力を受けてそこに割れが発生したり、変形したり、
応力が緩和されて接触抵抗が増大したりするなどの問題
が発生する。
【0012】セパレータ34に割れが発生することは、
ガスを分離する能力を低下させることになり好ましくな
い。即ち、セパレータ34の気密性が低下し、ガスがセ
パレータ34を透過してしまうことになるので好ましく
ない。
【0013】また、山部35の変形は、ガスや反応で生
じた水の流路が狭められ、ガスや水の流れが妨げられる
ことになるのでやはり好ましくない。さらに、セパレー
タ34の接触抵抗が高くなることは、燃料電池自体の内
部抵抗が高くなることにつながりやはり好ましくない。
【0014】上記の問題は膨張黒鉛粉の流動性の低さに
も起因しており、この問題を緩和するために樹脂バイン
ダーを配合する方法があるが、さして効果がないのが現
状である。
【0015】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、膨張黒鉛からなる燃料電池用のセパレータ
の山部の密度を高め、強度や電気特性、伝熱特性に優れ
た燃料電池用セパレータを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃料電池用セ
パレータの山部と谷部に対応させて膨張黒鉛粉を含む原
料の充填を行い、各々独立に成形することにより、最終
的に得られる成型品の密度が各部で均一となるようにし
たものである。
【0017】即ち、本発明は、平板部と該平板部の表面
に形成された凸状部とを有し、前記凸状部によって表面
に凹凸形状が形成された断面構造を有する燃料電池用セ
パレータの作製方法であって、凹凸形状に対応した型に
膨張黒鉛粉を含む原料の充填を行う工程と、前記型に充
填された原料を加圧圧縮する工程とを有し、前記加圧圧
縮する工程は、凹凸形状の山部と谷部とで独立に行うこ
とを特徴とする燃料電池用セパレータの作製方法であ
る。
【0018】また、本発明は、平板部と該平板部の表面
に形成された凸状部とを有し、前記凸状部によって表面
に凹凸形状が形成された断面構造を有する燃料電池用セ
パレータであって、構成材料として膨張黒鉛粒を含み、
前記凸状部における膨張黒鉛粒の平均粒径が前記平板部
における膨張黒鉛粒の平均粒径よりも小さく、前記凸状
部においてはその高さ方向における電気伝導率及び熱伝
導率が他の方向に比較して大きく、前記平板部において
はその平面方向における電気伝導率及び熱伝導率が平均
化されていることを特徴とする燃料電池用セパレータで
ある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に関して図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明の燃料電池用セパレ
ータを示す斜視図(a) 及び(a) のAA断面図(b) であ
り、図2はその作製方法を説明するための工程図であ
り、図3は作製に使用される成形型の一例を示す斜視図
である。
【0020】図1に示されるように、本発明に係る燃料
電池用セパレータ109は、平板部110の一方の表面
に凸状に突出した山部111が形成された断面構造を有
し、この山部111により凹凸形状を表面に有したもの
であり、その形状自体は従来のセパレータと同様であ
る。
【0021】上記セパレータ109は図2(A)〜(D)に示
す工程に従って作製される。尚、各図は図1(a)のAA
断面に沿って示してある。作製には、図3に示す成形型
を用いる、この成形型は、平板部110に対応する枠体
からなる型104と、山部111に対応して複数の深い
スリット状の開口が形成された角柱状の型101とを用
いる。また,平板部用の型104には充填状態を良好に
するために充填用格子106が挿通される。
【0022】これらの型101.104はメス型であ
り、それぞれの内部に膨張黒鉛粉が充填され、それぞれ
と対をなす押し型(オス型)107,103によって加
圧圧縮が行われる。型104に対応する押し型107
は、平板部110と同一形状の平面を有する。また、型
101に対応する押し型103は、型101の開口を挿
通可能な平板が複数立設しており、断面略櫛状を呈す
る。
【0023】セパレータ109の作製は、上記の成形型
を用いて、先ず図2(A)に示すように山部111用の型
101に、その開口底部を押し型103の先端で閉鎖し
た状態で膨張黒鉛粉102を充填する。
【0024】次いで、図2(B)に示すように平板部11
0用の型104を設置し、膨張黒鉛粉105を充填して
押し型107を載置する。
【0025】尚、上記において膨張黒鉛粉は単独使用の
他に、フェノール樹脂やエポキシ樹脂等のバインダーを
20重量%程度配合してもよい。更に、他の導伝性材料
や補強用フィラー等を適量配合してもよい。
【0026】次いで、図2(C)に示すように押し型10
3,107を所定の圧力で押し込み膨張黒鉛粉102,
105を所定厚みとなるように圧縮する。この圧縮によ
り、平板部110と山部111とが一体に成形され、図
2(D)に示すようにセパレータの予備成形体108が得
られる。尚、この予備成形は、例えば100kgf/c
2 程度の圧力で行う。
【0027】そして、得られた予備成形体108を所定
の型に装填して本成形を行うことにより、本発明の燃料
電池用セパレータ109が完成する。尚、この本成形
は、例えば50〜1000kgf/cm2 、120〜3
00℃の条件で行う。
【0028】得られたセパレータ109は、図4に模式
的に示すように、その山部111においては膨張黒鉛粒
102はその長軸が山部111の長手方向に沿って1次
元的に配向しており、平板部110においては膨張黒鉛
粒105はその長軸が平板部110の平面に沿って2次
元的にランダムな方向を向いた状態となっている。膨張
黒鉛粉は略針状の粉末であり、その長軸方向における電
気伝導率及び熱伝導率がその短軸(径)方向におけるそ
れよりも格段に小さい(電気伝導率では約1/1000
倍、熱伝導率で約1/100倍程度)。従って、山部1
11においてはその高さ方向(セパレータの厚さ方向)
における電気伝導率及び熱伝導率が他の方向に比較して
大きくなり、平板部110においては、その垂直方向
(厚さ方向)における電気伝導率及び熱伝導率が他の方
向に比較して大きくなるとともに、その平面方向におけ
る電気伝導率及び熱伝導率は平均化されたものとなる。
また、膨張黒鉛粒の粒径については、山部111の膨張
黒鉛粒102の方が平板部110の膨張黒鉛粒105よ
りも平均して小さくなる。
【0029】上記のような状態は、以下の理由によるも
のと考えられる。膨張黒鉛粉は、揮発分が10〜15%
の酸処理黒鉛を1000℃程度の高温で処理して2〜5
mm程度に膨張させたものであり、略針状の粉末であ
る。尚、本発明においては、この膨張黒鉛粉を目開き
0.84〜0.177mmメッシュにより篩分けしたも
の(嵩密度7〜100kg/cm3 )を用いることが好
ましい。一般に燃料電池用セパレータの山部111の幅
は1〜5mm程度で、隣接する山部との間隔も1〜5m
m程度である。従って、成形用の型101のスリット状
の開口の幅も1〜5mm程度となり、図2(A)におい
て、膨張黒鉛粉102はその長軸が型101内では開口
の長手方向(図中、スリットの延在方向)に沿って1次
元的に配向するように充填され、一方図2(B) において
は、膨張黒鉛粉105はその長軸が押し型107の平面
方向に2次元的にランダムな方向を向いた状態で充填さ
れる。
【0030】そして、図2(C)において上記の充填状態
を保ったまま加圧圧縮される。その際、型101内では
押し型103のストロークが長くなるので、膨張黒鉛粉
102はその長軸に沿って押し潰つぶされる割合が高く
なり、平均的に粒が小さくなる。その結果、セパレータ
109の山部111では膨張黒鉛粒102が高密度化さ
れて強度が高まり、また膨張黒鉛粒102の長軸が山部
111の長手方向に1次元的に配向するので、山部11
1の高さ方向における電気伝導率及び熱伝導率が高くな
る。
【0031】他方、型104内では、その平面方向に膨
張黒鉛粉105の長軸が2次元的にランダムに配向して
おり、そのままの状態で成形される。また、押し型10
7のストロークも短い。従って、セパレータ109の平
板部110では、膨張黒鉛粉105は加圧圧縮の際に粉
砕されにくく、またその垂直方向における電気伝導率及
び熱伝導率が高くなる。更に、型104内では、その平
面方向に膨張黒鉛粉105の長軸が2次元的にランダム
に配向しているので、平板部110の平面方向における
電気伝導率及び熱伝導率は平均化されたものとなる。
【0032】上記のように、膨張黒鉛粉は、その長軸方
向における電気伝導率が短軸方向に比べて約1/100
0倍で、熱伝導率が約1/100倍程度である。しか
し、本発明においては、単結晶構造ではなく、また完全
に配向している訳ではないので、上記ほどの異方性配向
とはならないが、電気伝導度の異方性は1/10〜1/
100倍程度の違い、熱伝導率の異方性は1/2〜1/
10倍程度の違いとなる。尚、この異方性は成型時の条
件によって変化する。
【0033】
【作用】以上のように,本発明によれば、膨張黒鉛粉の
充填を個別に行える型を用い、加圧圧縮をそれぞれ独立
に行うことで、山部111の密度が高められて平板部1
10との密度差が無くなり、均質で、電気導電率及び熱
伝導率が高いセパレータが得られる。
【0034】また、山部111において、その厚さ方向
における電気伝導率と熱伝導率とが他の方向に比較して
大きいことは、セパレータ109の体積抵抗(厚さ方向
の抵抗)を低減させることに寄与する。また、発電電流
の損失やそれによる発熱を抑えることに寄与する。更
に、山部111の強度が高いことから、気密性にも優れ
る。
【0035】また、平板部110において、面方向にお
ける電気伝導率及び熱伝導率が平均化されていること
は、面方向における発電のための反応ムラを抑制するこ
とに寄与する。更に、平板部110においては、面方向
に膨張黒鉛粒が配向しているので、ピンホール等の存在
が少なく、気密性を維持する上で有利となる。しかも、
クラックが発生しにくい構造にもなり、セパレータ10
9に柔軟性を付与する点でも効果がある。
【0036】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に説明す
る。膨張黒鉛粉体80重量%とフェノール樹脂粉末20
重量%とを混合した原料を用い、図3に示す成形型を用
いて図2(A)〜(C)に従って100kgf/cm2 で予備
成形を行い、図2(E)に示す予備成形体を作製した。次
いで、200kgf/cm 2、180℃で本成形を行い
セパレータを作製した(実施例)。セパレータの寸法
は、平板部は厚さが0.5mmで、山部の長手方向に沿
う一辺が100mm、それと直交直行する方向の一辺が
100mmであり、山部は高さ1.5mm、幅1.5m
mで、山部の間隔は1.5mmである。
【0037】また、同一原料を用いて,図5に示す従来
の方法に従い圧縮圧力300kgf/cm 2で予備成形
を行い、その後200kgf/cm 2、180℃で本成
形を行ってセパレータを作製した(比較例)。
【0038】得られた各セパレータについて、表1に示
すような物性値が得られた。表1から明らかなように、
比較例のセパレータでは山部の密度が小さくなってしま
うが、実施例のセパレータではそのようなことはなく、
密度を均一なものにできる。
【0039】また、実施例のセパレータは比較例のセパ
レータに比べてガス透過性が低く、また初期変形量や水
中での500時間後のクリープ量も小さいことが分か
る。
【0040】
【表1】
【0041】以上、本発明に関して説明してきたが、本
発明は種々の変更が可能である。例えば,山部と平板部
との充填密度を独立に調整することができるので、原材
料やその配合の違いによる流動性の影響を考慮した充填
が可能である。
【0042】また、山部と谷部への充填密度を独立に調
整することができることを利用することで、燃料電池用
セパレータの山部と谷部とにおいて、個別に充填密度
(最終状態における原料の密度)を設定することもでき
る。例えば、セパレータ全体において充填密度を均一に
する場合のみではなく、故意に山部と谷部とで最終的な
充填密度を異ならせることができる。
【0043】更に、ここでは燃料電池用セパレータとし
て、一方の面に凹凸が形成された構造のものを示した
が、両面に凹凸構造を有するものを作製することもでき
る。また、凹凸の形状も本実施の形態で示すもの以外に
対応することもできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
密度が均一で、電気伝導率や熱伝導率に優れ、また強度
も高く、気密性にも優れた膨張黒鉛粉を成形してなるセ
パレータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A) は本発明の燃料電池用セパレータを示す斜
視図であり、(b) は (a)のAA断面図である。
【図2】図1に示す燃料電池用セパレータを作製する工
程を示す図である。
【図3】図2に示す工程で使用される成形型の一例を示
す斜視図である。
【図4】本発明により得られた燃料電池用セパレータの
構造を示す模式図である。
【図5】従来技術における燃料電池用セパレータの作製
工程を示す図である。
【符号の説明】
101 メス型 102 メス型101に充填された原料粉末 103 オス形 104 メス型 105 メス型104に充填された原料粉末 106 充填用格子 107 オス型 108 予備成形体 109 燃料電池用セパレータ 110 平板部 111 山部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H026 AA01 AA02 BB02 CC03 CC04 CC10 EE06 EE18 HH00 HH01 HH05 HH06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板部と該平板部の表面に形成された凸
    状部とを有し、前記凸状部によって表面に凹凸形状が形
    成された断面構造を有する燃料電池用セパレータの作製
    方法であって、 凹凸形状に対応した型に膨張黒鉛粉を含む原料の充填を
    行う工程と、 前記型に充填された原料を加圧圧縮する工程と、を有
    し、 前記加圧圧縮する工程は、凹凸形状の山部と谷部とで独
    立に行うことを特徴とする燃料電池用セパレータの作製
    方法。
  2. 【請求項2】 山部に対する加圧圧縮用の押し型と、谷
    部に対する加圧圧縮用の押し型とを用いることを特徴と
    する請求項1に記載の燃料電池用のセパレータの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 山部に対する加圧圧縮用の押し型と、谷
    部に対する加圧圧縮用の押し型とにおける膨張黒鉛粉の
    充填状態が異なることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の燃料電池セパレータの作製方法。
  4. 【請求項4】 山部に対する加圧圧縮用の押し型と、谷
    部に対する加圧圧縮用の押し型とにおいて、膨張黒鉛粉
    の主たる配向方向が異なるように充填することを特徴と
    する請求項3に記載の燃料電池セパレータの作製方法。
  5. 【請求項5】 平板部と該平板部の表面に形成された凸
    状部とを有し、前記凸状部によって表面に凹凸形状が形
    成された断面構造を有する燃料電池用セパレータであっ
    て、 構成材料として膨張黒鉛粒を含み、 前記凸状部における膨張黒鉛粒の平均粒径が前記平板部
    における膨張黒鉛粒の平均粒径よりも小さく、 前記凸状部においてはその高さ方向における電気伝導率
    及び熱伝導率が他の方向に比較して大きく、 前記平板部においてはその平面方向における電気伝導率
    及び熱伝導率が平均化されていることを特徴とする燃料
    電池用セパレータ。
  6. 【請求項6】 凸状部においてはその長手方向に沿って
    1次元的に配向している膨張黒鉛粒が多く、平板部にお
    いてはその平面方向に沿って2次元的に配向している膨
    張黒鉛粒が多いことを特徴とする請求項5に記載の燃料
    電池用セパレータ。
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