JP2000285716A - 蛍光灯の反射板用のミラー状フィルム - Google Patents

蛍光灯の反射板用のミラー状フィルム

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JP2000285716A
JP2000285716A JP11095501A JP9550199A JP2000285716A JP 2000285716 A JP2000285716 A JP 2000285716A JP 11095501 A JP11095501 A JP 11095501A JP 9550199 A JP9550199 A JP 9550199A JP 2000285716 A JP2000285716 A JP 2000285716A
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reflector
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Takeshi Ogawa
猛 小川
Masayuki Inomata
政幸 猪股
Nobuo Kimura
信夫 木村
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NAKAGAWA CHEM KK
Nippon Soda Co Ltd
Nakagawa Chemical Inc
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NAKAGAWA CHEM KK
Nippon Soda Co Ltd
Nakagawa Chemical Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光の反射度が十分に改善され、かつ反射性能
の経時低下が十分に抑制された蛍光灯の反射板を提供す
ること。 【解決手段】 透明なプラスチック製のフィルムをベー
スフィルム1とし、該ベースフィルムがその一方の面に
金属蒸着層2を備えてミラー状となっており、かつ該ベ
ースフィルム1の他方の面に光が透過可能な光触媒含有
層3を備えており、上記金属蒸着層2を備えた面を蛍光
灯本体への取り付け面とするミラー状フィルムAを蛍光
灯の反射板に用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光灯の反射板に
関する。さらに詳しくは、反射度が向上され、かつ防汚
性に優れ、防臭、減菌等の周囲の環境浄化機能をも有す
る蛍光灯の反射板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、蛍光灯の反射板は、一般に、金属
製成形板の表面に白色の塗料を塗布してなるものが多用
されている。図4に、従来の蛍光灯の一例の断面を概念
的に示す。図4の例においては、金属製成形板11に白
色塗料12が塗布されてなる反射板としての蛍光灯本体
Xに、蛍光管14および14´が取り付けられている
(取り付け手段の図示省略)。そして、蛍光灯本体X
は、天井材15に取り付けられている(取り付け手段の
図示省略)。上記例の蛍光灯においては、蛍光管14お
よび14´から反射板方向に放射された光は蛍光灯本体
Xの白色塗料12の層において反射され、蛍光管14お
よび14´の下方の照度向上に寄与する。しかし、上記
例におけるような従来の反射板においては、光の反射度
がまだ十分でなく、したがって蛍光管下方の照度向上の
度合がまだ十分でないという問題、および、反射板面
が、例えば空気中に浮遊するタバコの煙粒子やタール成
分、有機物質などの汚染性物質の付着等により汚染され
て、反射性能の経時低下が著しいという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような蛍光灯の反射板に関する従来の状況に鑑み、光
の反射度が十分に改善され、かつ反射性能の経時低下が
十分に抑制された蛍光灯の反射板を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記本発
明の目的を達成すべく鋭意研究した結果、蛍光灯の反射
板の反射面を、一定の構造のミラー状フィルムで構成す
れば、容易に上記本発明の目的を達成できることを見出
して本発明を完成した。
【0005】すなわち本発明は、プラスチック製のフィ
ルムからなるベースフィルムと、ミラー状に形成された
金属蒸着層と、光が透過可能な光触媒含有層とが積層さ
れた蛍光灯の反射板用のミラー状フィルムからなる。
【0006】また本発明は、上記目的を達成するため
に、透明なプラスチック製のフィルムをベースフィルム
とし、該ベースフィルムがその一方の面に金属蒸着層を
備えてミラー状となっており、かつ該ベースフィルムの
他方の面に光が透過可能な光触媒含有層を備えており、
上記金属蒸着層を備えた面を蛍光灯本体への取り付け面
とすることを特徴とする蛍光灯の反射板用のミラー状フ
ィルムを提供する。
【0007】さらに本発明は、プラスチック製のフィル
ムをベースフィルムとし、該ベースフィルムがその一方
の面に金属蒸着層を備えてミラー状となっており、さら
に該金属蒸着層上に光が透過可能な光触媒含有層を備え
ており、上記ベースフィルムの上記金属蒸着層を備えて
いない面を蛍光灯本体への取り付け面とする蛍光灯の反
射板用のミラー状フィルムを提供するものである。
【0008】本発明に係る蛍光灯の反射板用のミラー状
フィルムでは、金属蒸着層で光が反射されるので、光の
反射度が十分に高く、また、表面に光触媒含有層を備え
ているので、蛍光灯の発する紫外線により励起された光
触媒の作用により、表面に付着した汚染物質が分解、除
去されて、反射板表面が常にクリーンに維持され、反射
性能の経時低下が十分に抑制され、さらには、蛍光灯が
発する熱等による空気の循環によって光触媒含有層に接
触する空気中の臭気成分が分解され、また該空気中に浮
遊する菌類、カビ類などが殺菌されて、防臭、減菌等の
周囲の環境浄化機能をも有している。そして、本発明の
ミラー状フィルムは、形状がフィルム状であるので、接
着剤で接着する、あるいは粘着剤ないし両面粘着テープ
で貼付する等の簡単な手段で容易に所定位置に設置する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】ミラー状フィルムのベースフィル
ムとしては、透明でベースフィルムとしての強度を有す
るものであれば、種々のプラスチック製のフィルムを用
いることができる。フィルムの材質のプラスチックの例
として、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステ
ル、ポリエチレンなどのポリオレフィン、ポリカーボネ
ートなどのポリ炭酸エステル、ポリメチルメタクリレー
トなどのアクリル等が挙げられる。中でも、透明性、強
度、コスト等の諸点の総合的観点から、ポリエチレンテ
レフタレート製のフィルムがベースフィルムとして好ま
しく用いられる。これらベースフィルムの厚さは、必要
に応じて適宜設定することができるが、一般に25〜1
00μmが適当である。
【0010】上記ベースフィルムの一方の面に備えられ
る金属蒸着層は、鏡面を形成し得る種々の金属の蒸着層
とすることができる。その例として、アルミニウム、
銅、スズ、金、銀等の蒸着層が挙げられる。中でも、ア
ルミニウムの蒸着層が、安価であること、色調に変化を
来さない反射光を与えること等からして、好ましく用い
られる。ベースフィルムの一方の面に金属蒸着層を設け
るには、一般に、それ自体は公知の金属真空蒸着法によ
ることができる。金属蒸着層の厚さは、必要に応じて適
宜設定することができるが、一般に5〜80nmが適当
である。
【0011】ベースフィルムの他方の面に備えられる光
触媒含有層の光触媒としては透明なものが望ましく、公
知の種々の光触媒を適宜選択して用いることができる。
その例として、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化タングステ
ン、酸化鉄、チタン酸ストロンチウム等の金属酸化物が
挙げられる。中でも、酸化チタンが、無害で、化学的に
安定で、かつ安価であること等からして、好ましく用い
られる。酸化チタンとしては、必要に応じてアナターゼ
あるいはルチルのいずれの結晶型でも用いることができ
るが、アナターゼ型の方が光触媒能が高いのでより好ま
しく用いられる。光触媒は、必要に応じて複数種を併用
することもできる。また、光が透過可能であれば透明に
限定されない。
【0012】ベースフィルムの他方の面に光触媒含有層
を設けるには、それ自体は公知の光触媒含有層の形成方
法を適宜選択して行うことができるが、一般に、次のよ
うな方法によることができる。すなわち、(イ)光触媒
粒子をシリコーン系塗膜形成成分に懸濁させてなるコー
ティング剤をベースフィルムの片面に塗布し、シリコー
ン系塗膜形成成分を硬化させて光触媒含有層を形成させ
る方法、(ロ)光触媒粒子を金属酸化物もしくは金属水
酸化物のゾル溶液に懸濁させてなるコーティング剤をベ
ースフィルムの片面に塗布乾燥させて光触媒含有層を形
成させる方法等によることができる。上記各種コーティ
ング剤の塗布は、スプレーコーティング法、スピンコー
ティング法、ローラーコーティング法、刷毛塗法等の公
知の塗布手段により行うことができる。光触媒含有層の
厚さは、必要に応じて適宜設定することができるが、一
般に0.1〜5μmが適当である。
【0013】ミラー状フィルムにおいては、必要に応じ
て、ベースフィルムと光触媒含有層との間に、ベースフ
ィルムが光触媒の作用により劣化することを抑制するた
めに、あるいは、光触媒含有層にベースフィルムから光
触媒にとって有害な成分が拡散浸透することを抑制する
ために、シリカ、シリコーンあるいはフッ素樹脂等から
なる透明な薄膜のバリアー層を設けることができる。こ
れらのバリアー層の形成は、それ自体は公知の上記各種
薄膜形成用のコーティング剤を適宜用いて行うことがで
きる。例えば、シリカの薄膜は、一般に、無定形シリカ
の前駆体であるテトラアルコキシシランをアルコールで
希釈し、それに水および加水分解促進剤を加えて混合溶
液を調製し、この混合溶液をベースフィルムの片面に塗
布し、無定形シリカの薄膜を生成させることにより形成
することができる。バリアー層の厚さは、必要に応じて
適宜設定することができるが、一般に0.5〜5μmが
適当である。
【0014】ミラー状フィルムの構成の一例を概念的に
断面図として示せば図1のとおりである。図1の構成例
においては、透明なプラスチック製のフィルムのベース
フィルム1の一方の面に金属蒸着層2が備えられてお
り、ベースフィルム1の他方の面に光が透過可能な光触
媒含有層3が備えられている。そして、金属蒸着層2が
備えられた面を蛍光灯本体への取り付け面となし、金属
蒸着層2の上に接着剤層4が設けられており、接着剤層
4を介して本発明のミラー状フィルムAが蛍光灯本体
(図示省略)に取り付けられる。接着剤層4には剥離紙
5を備えることが望ましい。上記構成例における、ベー
スフィルム1の一方の面に金属蒸着層2が備えられ、他
方の面に光が透過可能な光触媒含有層3が備えられ、金
属蒸着層2が備えられた面を蛍光灯本体への取り付け面
とするという構成は本発明のミラー状フィルムの基本的
構成である。そして、上記構成例における、ミラー状フ
ィルムAを蛍光灯本体に取り付ける手段、すなわち接着
剤層4は、他の任意の取り付け手段に適宜変更すること
ができる。すなわち、ミラー状フィルムにおいては、蛍
光灯本体への取り付け手段は、種々の取り付け手段を適
宜選択して採用することができ、その例として、接着剤
による接着、あるいは粘着剤ないし両面粘着テープによ
る貼付等があげられる。取り付けに用いる接着剤、ある
いは粘着剤ないし両面粘着テープは市販品を適宜選択し
て用いることができる。また、ミラー状フィルムの取り
付け対象の蛍光灯本体は、既設の蛍光灯の本体であって
も、これから設置に供される新しい蛍光灯の本体であっ
ても差し支えない。さらにまた、ミラー状フィルムA
は、その運搬、施工等の際の取り扱いの容易性の観点か
ら、容易に屈曲する柔軟性を有することが好ましい。
【0015】本発明のミラー状フィルムの蛍光灯への適
用の一例を、上記図4に示した従来の蛍光灯への適用を
例にとって、概念的に断面図として示せば図2のとおり
である。図2において、各符号は図1あるいは図4と同
様であって、金属製成形板11と白色塗料12とで蛍光
灯本体Xを形成し、ミラー状フィルムAが蛍光灯本体X
に取り付けられ、蛍光灯本体Xは天井材15に取り付け
られ、蛍光管14、14´が設置されている。なお、図
2においては、蛍光灯本体Xの側面にミラー状フィルム
Aが取り付けられていないが、側面にも取り付けること
ができる。図2では側面に取り付けても反射性向上への
寄与が少ないので省略されている。
【0016】以上は、ベースフィルムの一方の面に金属
蒸着層が備えられ、他方の面に光が透過可能な光触媒含
有層が備えられ、金属蒸着層が備えられた面を蛍光灯本
体への取り付け面とする構成について述べたが、各層の
積層する順番は必ずしも上述の構成の通りでなくても良
い。すなわち、プラスチック製のフィルムからなるベー
スフィルムと、ミラー状に形成された金属蒸着層と、光
が透過可能な光触媒含有層との積層体であれば適用可能
である。
【0017】具体的には、図3に示すように、プラスチ
ック製のフィルムをベースフィルムとし、そのベースフ
ィルムの一方の面に金属蒸着層が備えられてミラー状と
なっており、さらにその金属蒸着層上に光が透過可能な
光触媒含有層が備えられており、ベースフィルムの金属
蒸着層を備えていないほうの面を蛍光灯本体への取り付
け面とすることができる。このような構成にすると、光
を反射する金属蒸着層がベースフィルムよりも蛍光管側
に位置するため、ベースフィルムを通過した光を反射す
る場合に比較して反射輝度を向上させることができる。
また、反射輝度が向上すれば、光触媒が活性化されるた
めさらに優れた環境浄化作用が発揮され得る。なお、ベ
ースフィルムが金属蒸着層に隠れるときには、ベースフ
ィルムを半透明又は不透明、あるいは着色することもで
きる。
【0018】
【実施例】以下、実施例、比較例により本発明をさらに
具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定され
るものではない。
【0019】実施例1、比較例1〜4 厚さ50μmの柔軟なポリエチレンテレフタレート製の
透明なベースフィルムの一方の面に、常法によりアルミ
ニウムを真空蒸着させて、厚さ50nmのアルミニウム
蒸着層を設けた。次いで、このベースフィルムの他方の
面に、石原産業(株)製ST−K−03のコーティング
剤をディップ法により塗布し、該塗膜を120℃で1時
間乾燥して硬化させ、厚さ0.5μmの酸化チタン含有
層を設け、かくして容易に屈曲できる柔軟なミラー状フ
ィルムを得た。得られたミラー状フィルムを、そのアル
ミニウム蒸着層の設けられた面を接着面として、アクリ
ル粘着剤を用いて、図4に示した従来の蛍光灯(20
W)の反射板の表面に、図2に示すように接着した。
【0020】上記ミラー状フィルムを取り付けた蛍光灯
を点灯して、蛍光灯面を角度0度として、蛍光灯面から
1m離れた位置の照度を測定した。測定結果を表1およ
び図5に示した。表1および図5には、比較のために、
ミラー状フィルムを取り付けない図2に示した従来の蛍
光灯について同様に照度を測定した結果も比較例1とし
て示した。図5において、◆印のプロットが実施例1で
あり、■印のプロットが比較例1である。
【0021】
【表1】
【0022】また、上記と同様のミラー状フィルムにつ
いて、その酸化チタン含有層表面の油分解性を測定し
た。油分解性は、サラダオイルを0.1mg/cm2
布し、ブラックライトを3mW/cm2 照射してサラダ
オイルの残存量を測定した。測定結果を表2に示した。
表2には、比較のために、ベースフィルムの表面に直接
サラダオイルを0.1mg/cm2 塗布し、ブラックラ
イトを3mW/cm2 照射した場合のサラダオイルの残
存量の測定結果も比較例2として示した。
【0023】
【表2】
【0024】また、上記と同様のミラー状フィルムにつ
いて、その酸化チタン含有層表面の消臭性および減菌性
をそれぞれ測定した。消臭性は、7cm角に切った酸化
チタン光触媒層をコートしたミラー状フィルムを4Lの
Pyrex製ガラス瓶に入れ、メチルカプタン濃度を
7.2ppmにした後、光触媒コート面に15Wの白色
蛍光灯光を10cmの距離より照射して、残存濃度を測
定した。測定結果を表3に示した。表3には、比較のた
めに、白色蛍光灯を照射しなかった場合(暗時)のメチ
ルメルカプタン残存濃度の測定結果も比較例3として示
した。また、減菌性は、酸化チタン含有層表面に、大腸
菌を点滴し、湿度90%、温度25℃で、15Wの白色
蛍光灯光を50cm離して照射し、大腸菌の生存率を測
定した。測定結果を表4に示した。表4には、比較のた
めに、白色蛍光灯を照射しなかった場合(暗時)の大腸
菌の生存率の測定結果も比較例4として示した。
【0025】
【表3】
【表4】
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、光の反射度が十分に高
く、かつ反射性能の経時低下が十分に抑制され、さらに
は防臭、減菌等の周囲の環境浄化機能を有し、運搬時、
施工時等の取り扱いも容易である、蛍光灯の反射板用の
ミラー状フィルムが提供される。本発明のミラー状フィ
ルムは、既設の従来の蛍光灯にも容易に後付けることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の蛍光灯の反射板用のミラー状フィル
ムの一例を概念的に示す断面図である。
【図2】 本発明のミラー状フィルムの蛍光灯への適用
の一例を概念的に示す断面図である。
【図3】 本発明の蛍光灯の反射板用のミラー状フィル
ムの他の一例を概念的に示す断面図である。
【図4】 従来の蛍光灯の一例を概念的に示す断面図で
ある。
【図5】 実施例1および比較例1の蛍光灯の照度の測
定結果を示すグラフである。
【符号の説明】 1 ベースフィルム 2 金属蒸着層 3 光触媒含有層 4 接着剤層 5 剥離紙 11 金属製成形板 12 白色塗料 14 蛍光管 14´蛍光管 15 天井材 A ミラー状フィルム X 蛍光灯本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 信夫 千葉県市原市五井南海岸12−54 日本曹達 株式会社機能製品研究所内 Fターム(参考) 4F100 AA21C AB01B AB10B AK01A AK42A BA03 BA07 BA10B BA10C EH66B GB48 JC00 JL06 JL08C JN01A JN01C JN06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製のフィルムからなるベー
    スフィルムと、ミラー状に形成された金属蒸着層と、光
    が透過可能な光触媒含有層とが積層されてなる蛍光灯の
    反射板用のミラー状フィルム。
  2. 【請求項2】 透明なプラスチック製のフィルムをベー
    スフィルムとし、該ベースフィルムがその一方の面に金
    属蒸着層を備えてミラー状となっており、かつ該ベース
    フィルムの他方の面に光が透過可能な光触媒含有層を備
    えており、上記金属蒸着層を備えた面を蛍光灯本体への
    取り付け面とすることを特徴とする蛍光灯の反射板用の
    ミラー状フィルム。
  3. 【請求項3】 プラスチック製のフィルムをベースフィ
    ルムとし、該ベースフィルムがその一方の面に金属蒸着
    層を備えてミラー状となっており、さらに該金属蒸着層
    上に光が透過可能な光触媒含有層を備えており、上記ベ
    ースフィルムの上記金属蒸着層を備えていない面を蛍光
    灯本体への取り付け面とすることを特徴とする蛍光灯の
    反射板用のミラー状フィルム。
  4. 【請求項4】 ベースフィルムが透明なポリエチレンテ
    レフタレート製のフィルムである請求項1又は2に記載
    の蛍光灯の反射板用のミラー状フィルム。
  5. 【請求項5】 金属蒸着層がアルミニウム蒸着層である
    請求項1乃至4に記載の蛍光灯の反射板用のミラー状フ
    ィルム。
  6. 【請求項6】 光触媒含有層の光触媒が酸化チタンであ
    る請求項1乃至5に記載の蛍光灯の反射板用のミラー状
    フィルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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