JP2000285617A - 磁気ディスク装置のヘッドキャリッジ用ガイドバー取付構造 - Google Patents

磁気ディスク装置のヘッドキャリッジ用ガイドバー取付構造

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JP2000285617A
JP2000285617A JP11086339A JP8633999A JP2000285617A JP 2000285617 A JP2000285617 A JP 2000285617A JP 11086339 A JP11086339 A JP 11086339A JP 8633999 A JP8633999 A JP 8633999A JP 2000285617 A JP2000285617 A JP 2000285617A
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guide bar
frame
spring member
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feed screw
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JP11086339A
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Hisateru Komatsu
久輝 小松
Hideaki Hayasaka
英晃 早坂
Takayuki Kobayashi
教幸 小林
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、強い衝撃が加えられたとしても、
ガイドバーが外れてしまうことのない、ガイドバー取付
構造を提供することを目的とする。 【解決手段】 磁気ヘッドが搭載されたヘッドキャリッ
ジが、互いに並行に配設された送りネジ及びガイドバー
38の間に装架されていて、送りネジの回動によりヘッ
ドキャリッジがこれら送りネジ及びガイドバーにガイド
されて前後方向に移動するように構成された磁気ディス
ク装置であって、上記ガイドバー38が、磁気ディスク
装置のフレーム11の前後方向に延びる端縁から切り起
こされた端壁39及びフレーム11の上面に対して、こ
のフレームの上面に取り付けられ且つフレーム上面から
斜めに端壁側に向かって延びるバネ部材40により当接
されることにより、所定位置に位置決めされ、固定保持
されている、ガイドバー取付構造34において、上記フ
レームの端壁及びフレームの上面に当接したガイドバー
からフレームの上面から離反する方向に間隔をあけて、
係止部材41を配設することにより、ガイドバー取付構
造34を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドキャリッジ
が送りネジ及びガイドバーに沿って前後方向に移動され
る磁気ディスク装置に関し、特にガイドバーの取付構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような磁気ディスク装置のヘ
ッドキャリッジは、図5に示すように構成されている。
図5において、ヘッドキャリッジ1は、互いに並行に且
つ前後方向(紙面に垂直な方向)に延びるように配設さ
れた送りネジ2及びガイドバー3の間に装架されてお
り、送りネジ2が回転駆動されることにより、ヘッドキ
ャリッジ1が送りネジ2及びガイドバー3に沿って前後
方向即ち図示しない磁気ディスクの半径方向に移動され
得るようになっている。
【0003】上記ヘッドキャリッジ1は、板状のアッパ
ーキャリッジ1a及びロアキャリッジ1bとから構成さ
れており、アッパーキャリッジ1aの下面及びロアキャ
リッジ1bの互いに対向する内面にそれぞれ磁気ヘッド
4a,4bを備えている。これにより、各磁気ヘッド4
a,4bが、それぞれ図示しない磁気ディスクの両面に
対して記録または再生を行なうようになっている。これ
らの磁気ヘッド4a,4bは、それぞれ細長いフレキシ
ブルプリントコード5a,5bを介して、例えば下フレ
ーム6の下方に配設された配線基板7上に構成された信
号処理回路(図示せず)に接続されている。
【0004】ここで、上記ガイドバー3は、上記ヘッド
キャリッジ1のロアキャリッジ1bの延長端部1cの前
後の端縁から下方に延びる取付部1dに挿通されると共
に、図6に示すように、上記下フレーム6から切り起こ
された前後方向に延びる端壁6aの内面及び下フレーム
6の上面6bに対して、バネ部材8により、当接されて
いる。さらに、このバネ部材8の前後の端縁が下方に延
びる折曲げ片8aを備えており、この折曲げ片8aが、
ガイドバー3の両端を抑えることにより、ガイドバー3
をその長手方向に規制している。バネ部材8は、例えば
ステンレス鋼から構成されており、ガイドバー3に対す
るバネ圧が適宜に設定されている。
【0005】このように構成されたヘッドキャリッジ1
によれば、ガイドバー3は、バネ部材8によって下フレ
ーム6の上面6b及び端壁6aに対して押圧されること
により、位置決めされ、固定保持されるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のヘッドキャリッジ1においては、図6にて矢
印Xで示す方向に衝撃力が作用すると、ガイドバー3が
大きな力でバネ部材8を上方に向かって押し上げること
になり、バネ部材8が弾性変形、または塑性変形するこ
とによって、ガイドバー3が外れてしまうことがあると
いう問題があった。
【0007】本発明は、以上の点に鑑み、強い衝撃が加
えられたとしても、ガイドバーが外れてしまうことのな
い、ガイドバー取付構造を提供することを、目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、磁気ヘッドが搭載されたヘッドキャリッジが、互
いに並行に配設された送りネジ及びガイドバーの間に装
架されていて、送りネジの回動によりヘッドキャリッジ
がこれら送りネジ及びガイドバーにガイドされて前後方
向に移動するように構成された磁気ディスク装置であっ
て、上記ガイドバーが、磁気ディスク装置のフレームの
前後方向に延びる端縁から切り起こされた端壁及びフレ
ームの上面に対して、このフレームの上面に取り付けら
れ且つフレーム上面から斜めに端壁側に向かって延びる
バネ部材により当接されることにより、所定位置に位置
決めされ、固定保持されている、ガイドバー取付構造に
おいて、上記フレームの端壁及びフレームの上面に当接
したガイドバーからフレームの上面から離反する方向に
間隔をあけて、係止部材が配設されていることを特徴と
する、ガイドバー取付構造により、達成される。
【0009】本発明によるガイドバー取付構造は、好ま
しくは、上記係止部材がバネ部材と同じ材料から構成さ
れている。
【0010】本発明によるガイドバー取付構造は、好ま
しくは、上記係止部材がバネ部材と別体に構成されてい
る。
【0011】本発明によるガイドバー取付構造は、好ま
しくは、上記係止部材がバネ部材と一体に構成されてい
る。
【0012】上記構成によれば、ガイドバーが、フレー
ムの端壁及びフレームの上面に対してバネ部材により当
接されることにより、フレームに対して固定保持されて
いると共に、この保持位置よりフレームの上面から離反
する方向に間隔をあけて、係止部材が配設されている。
【0013】これにより、ガイドバーに対して不用意に
フレームの上面から離反する方向に衝撃が加えられたと
き、ガイドバーがバネ部材の張力に抗して、フレームの
上面から離反しようとすると、ガイドバーがフレームの
上面から僅かに浮き上がった状態で、ガイドバーの移動
が係止部材によって係止されることになる。
【0014】従って、ガイドバーが弾性変形するバネ部
材から外れてしまうことがなく、ガイドバーが確実に固
定保持され得ることになると共に、ガイドバーに対する
バネ部材のバネ圧は、ガイドバーの外れを考慮すること
なく、適宜の値に設定され得ることになり、ガイドバー
や他の部品に対してストレスが少なくなり、ガイドバー
が安定した状態で固定保持され得ることになる。
【0015】上記係止部材がバネ部材と同じ材料から構
成されている場合には、材料が少なくて済み、コストが
低減され得ることになる。
【0016】上記係止部材がバネ部材と別体に構成され
ている場合には、バネ部材との関係を考慮しなくてよい
ので、係止部材の設計の自由度が大きくなる。
【0017】上記係止部材がバネ部材と一体に構成され
ている場合には、部品点数が少なくて済み、部品コスト
及び組立コストが低減され得る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明によ
るガイドバー取付構造の第一の実施形態を組み込んだフ
ロッピーディスクドライブを示している。
【0019】図1において、フロッピーディスクドライ
ブ10は、所謂3.5インチフロッピーディスクドライ
ブであって、ステンレス製の下フレーム11の底面下方
には、配線基板12が配設されており、この配線基板1
2上には、ロータ13がスピンドルシャフト14を中心
として回動可能に枢支されている。
【0020】ロータ13の中央部は、紙面手前側に円形
状に突出することにより、ディスクテーブル15を形成
している。このディスクテーブル15の表面は磁石にな
っており、フロッピーディスクドライブ10の前面(図
1において上端面)から3.5インチフロッピーディス
ク(図示せず)が水平に挿入されると、このフロッピー
ディスクの金属製のハブがディスクテーブル15に磁気
吸着されて当接するようになっている。
【0021】また、上記配線基板12の表面にはコイル
(図示せず)が形成されており、このコイルから発生す
る誘導磁界がロータ13のリム内周面に沿って配設され
たロータマグネット(図示せず)に作用することによ
り、ロータ13が回転駆動する。そして、ディスクテー
ブル15の表面に突出可能に組み込まれたチャッキング
ローラ16が上記ハブの窓の位置まで回転して係合する
ことにより、3.5インチフロッピーディスクがチャッ
キングされ、その後この3.5インチフロッピーディス
クと共に回転するようになっている。
【0022】このロータ13の奥(紙面にて下方)に
は、ロータ13の半径方向に沿って前後方向に延びるヘ
ッドキャリッジ20が配設されている。このヘッドキャ
リッジ20は、それぞれ板状のアッパーキャリッジ21
及びロアキャリッジ22とから構成されており、ロアキ
ャリッジ22は後述するように水平に配設されると共
に、ロアキャリッジ22の後端(図1にて下端)に、台
座23が設けられている。そして、この台座23に対し
てアッパーキャリッジ21がある程度上下に移動し得る
ように取り付けられている。アッパーキャリッジ21
は、バネ24によって、その先端(図1にて上端)が下
方に揺動するように付勢され、且つ上面から左右に突出
する突起25が(図示しない)上フレームの上面に係合
することにより、水平に保持されている。
【0023】また、アッパーキャリッジ21の先端部下
面とロアキャリッジ22の先端部上面には、図2に示す
ように、それぞれ磁気ヘッド26a,26bが互いに対
向するように配設されており、各磁気ヘッド26a,2
6bが、それぞれ図示しない磁気ディスクの両面に対し
て記録または再生を行なうようになっている。これらの
磁気ヘッド26a,26bは、それぞれ細長いフレキシ
ブルプリントコード27a,27bを介して、前記台座
23の手前にて右方に折曲され、配線基板12上に構成
された信号処理回路(図示せず)に接続されている。ま
た、ヘッドキャリッジ20の左方には、ヘッドキャリッ
ジ20を前後方向に移動するための送りネジ28が水平
な前後方向に延びるように配設されている。この送りネ
ジ28の一端(図1にて下端)は、下フレーム11の後
壁を貫通すると共に、この後壁の外側面に取り付けられ
たステッピングモータ29のスピンドルシャフトを形成
している。他方、送りネジ28の他端(図1にて上端)
は、下フレーム11を切り起こした支持片30に対し
て、軸受31を介して回動可能に支持されている。
【0024】そして、ヘッドキャリッジ20の台座23
の左側面から、ピン32及び板バネ33が突出してお
り、ピン32は後方(図1にて下方)に向かって傾斜し
て、送りネジ28の溝に上方から係合すると共に、板バ
ネ33は、送りネジ28の下方に延び、送りネジ28を
上方(図1にて手前)に向かって付勢している。
【0025】次に、ガイドバー取付構造34について説
明する。図2及び図3において、ヘッドキャリッジ20
のロアキャリッジ22の右側部には、延長端部としての
スライドテーブル35が設けられている。このスライド
テーブル35には、前後方向に延びる長孔36が形成さ
れていると共に、この長孔36の前後の外側には、半円
形状の垂下部分37が設けられ、この垂下部分37には
前後方向に貫通する貫通孔37aが形成されている。こ
の貫通孔37aには、ガイドバー38が挿通される。
【0026】ここで、下フレーム11の中央やや右寄り
の長手方向に延びる端縁にて、下フレーム11の長孔3
6の右側縁を画成する端縁が切り起こされることによ
り、端壁39が立設されている。そして、この端壁39
より右側にて、下フレーム11の上面に対してバネ部材
40及び係止部材41が取り付けられている。
【0027】バネ部材40は、例えばステンレス鋼から
形成されており、その先端部40a(左端部)が斜めに
傾斜して、上記端壁39に向かって延びるようになって
いる。これにより、バネ部材40の先端部40aが、所
定のバネ圧により、ガイドバー38を下フレーム11の
上面及び端壁39の内面に対して当接させるようになっ
ている。尚、バネ部材40の先端部40aの前後方向の
端縁は、それぞれ下方に延びる折曲げ片40bを備えて
おり、この折曲げ片40bが、ガイドバー38の両端を
抑えることにより、ガイドバー38をその長手方向に規
制している。
【0028】また、係止部材41は、同様に例えばステ
ンレス鋼から形成されており、その先端部41aが、図
3に詳細に示すように、バネ部材40の先端部40aよ
りも下フレーム11の上面から離反した位置で、ガイド
バー38の上方に位置するようになっている。
【0029】本発明実施形態によるガイドバー取付構造
を備えたフロッピーディスクドライブ10は、以上のよ
うに構成されており、フロッピーディスクの記録または
再生を行なう場合には、フロッピーディスクドライブ1
0の前面からフロッピーディスクを挿入することによ
り、フロッピーディスクは、ロータ13のディスクテー
ブル15に装填され、スピンドルシャフト14により回
転駆動されると共に、スピンドルモータ29が駆動され
る。これにより、送りネジ28が回転駆動され、ヘッド
キャリッジ20が送りネジ28及びガイドバー38に沿
ってガイドされて、前後方向に移動される。その際、ガ
イドバー38が水平な前後方向に正確に配設されている
ので、ヘッドキャリッジ20は、水平な前後方向に正確
に移動することになる。そして、ディスクテーブル15
に装填されたフロッピーディスクは、磁気ヘッド26
a,26bが上下から接触することにより、所定のトラ
ックに関して磁気情報の記録または再生が行なわれる。
【0030】ここで、上記ガイドバー38は、バネ部材
40によって、下フレーム11の端壁39の内面及び下
フレーム11の上面に対して当接されることにより、所
定位置に固定保持されていると共に、その上方にて僅か
な間隔をあけて、係止部材41の先端部41aが配設さ
れている。従って、ガイドバー38に不用意に図3にて
矢印Xで示す方向に衝撃が加えられると、ガイドバー3
8はこの衝撃を受けて矢印X方向に移動しようとする。
その際、ガイドバー38は、バネ部材40の先端部40
aを矢印X方向に押動して、バネ部材40の先端部40
aを弾性変形させようとするが、僅かにX方向に移動し
たとき、係止部材41の先端部41aに当接する。これ
により、ガイドバー38は、X方向の移動が阻止される
ことになり、ガイドバー38がバネ部材40の先端部4
0aから外れてしまうことがない。かくして、ガイドバ
ー38が下フレーム11の上面及び端壁39の内面に当
接した位置に確実に固定保持され得ることになる。この
ため、ガイドバー38に対するバネ部材40のバネ圧
は、ガイドバー38の外れを考慮することなく、適宜の
値に設定され得ることになると共に、ガイドバー38や
他の部品に対してストレスが少なくなり、ガイドバー3
8が安定した状態で固定保持され得ることになる。
【0031】図4は、本発明によるガイドバー取付構造
の第二の実施形態の要部を示している。図4において、
ガイドバー取付構造50は、図1乃至図3に示した第一
の実施形態におけるバネ部材40及び係止部材41の代
わりに、バネ部材40及び係止部材41が一体に形成さ
れた例えばステンレス鋼から成る複合部材51が備えら
れている点で異なる構成になっている。この複合部材5
1は、図3におけるバネ部材40及び係止部材41が、
互いに後端(図4にて右端)にて互いに一体に連結され
ている。これにより、複合部材51は、プレス加工及び
折曲げ加工によって、容易に形成されることになる。
【0032】このような構成のガイドバー取付構造50
は、図1乃至図3に示したガイドバー取付構造と同様に
作用することにより、ガイドバー38が、衝撃等によっ
て外れることなく、所定位置、即ち下フレーム11の上
面及び端壁39の内面に当接した状態に確実に固定保持
され得ることになる。
【0033】上記実施形態においては、フロッピーディ
スクドライブ10の場合について説明したが、これに限
らず、磁気ヘッドを支持するヘッドキャリッジがガイド
バーに沿って移動可能である他の形式のディスクドライ
ブにおいても、そのガイドバーを固定保持するためのガ
イドバー取付構造に対して本発明を適用し得ることは明
らかである。また、上記実施形態においては、バネ部材
40及び係止部材41は、共にステンレス鋼から形成さ
れているが、これに限らず、他の任意の材料により、互
いに同じ材料または異なる材料によって形成されていて
もよいことは明らかである。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ガ
イドバーが、フレームの端壁及びフレームの上面に対し
てバネ部材により当接されることにより、フレームに対
して固定保持されていると共に、この保持位置よりフレ
ームの上面から離反する方向に間隔をあけて、係止部材
が配設されている。
【0035】これにより、ガイドバーに対して不用意に
フレームの上面から裏面する方向に衝撃が加えられたと
き、ガイドバーがバネ部材の張力に抗して、フレームの
上面から離反しようとすると、ガイドバーがフレームの
上面から僅かに浮き上がった状態で、ガイドバーの移動
が係止部材によって係止されることになる。
【0036】従って、ガイドバーが弾性変形するバネ部
材から外れてしまうことがなく、ガイドバーが確実に固
定保持され得ることになると共に、ガイドバーに対する
バネ部材のバネ圧は、ガイドバーの外れを考慮すること
なく、適宜の値に設定され得ることになり、ガイドバー
や他の部品に対してストレスが少なくなり、ガイドバー
が安定した状態で固定保持され得ることになる。
【0037】かくして、本発明によれば、強い衝撃が加
えられたとしても、ガイドバーが外れてしまうことのな
い、極めて優れたガイドバー取付構造が提供され得るこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガイドバー取付構造の第一の実施
形態を組み込んだフロッピーディスクドライブの構成を
示す概略平面図である。
【図2】図1のフロッピーディスクドライブにおける要
部を示す図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のフロッピーディスクドライブにおけるガ
イドバー取付構造を示す図1のB−B線断面図である。
【図4】本発明によるガイドバー取付構造の第二の実施
形態を示す図3と同様の断面図である。
【図5】従来のフロッピーディスクドライブにおける要
部を示す概略断面図である。
【図6】図5のフロッピーディスクドライブにおけるガ
イドバー取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
10 フロッピーディスクドライブ 11 下フレーム 12 配線基板 13 ロータ 14 スピンドルシャフト 15 ディスクテーブル 16 チャッキングローラ 20 ヘッドキャリッジ 21 アッパーキャリッジ 22 ロアキャリッジ 23 台座 24 バネ 25 突起 26a,26b 磁気ヘッド 27a,27b フレキシブルプリントコード 28 送りネジ 29 ステッピングモータ 30 支持片 31 軸受 32 ピン 33 板バネ 34 ガイドバー取付構造 35 スライドテーブル 36 長孔 37 垂下部分 38 ガイドバー 39 端壁 40 バネ部材 40a 先端部 40b 折曲げ片 41 係止部材 41a 先端部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドが搭載されたヘッドキャリッ
    ジが、互いに並行に配設された送りネジ及びガイドバー
    の間に装架されていて、送りネジの回動によりヘッドキ
    ャリッジがこれら送りネジ及びガイドバーにガイドされ
    て前後方向に移動するように構成された磁気ディスク装
    置であって、 上記ガイドバーが、磁気ディスク装置のフレームの前後
    方向に延びる端縁から切り起こされた端壁及びフレーム
    の上面に対して、このフレームの上面に取り付けられ且
    つフレーム上面から斜めに端壁側に向かって延びるバネ
    部材により当接されることにより、所定位置に位置決め
    され、固定保持されている、ガイドバー取付構造におい
    て、 上記フレームの端壁及びフレームの上面に当接したガイ
    ドバーからフレームの上面から離反する方向に間隔をあ
    けて、係止部材が配設されていることを特徴とする、ガ
    イドバー取付構造。
  2. 【請求項2】 上記係止部材がバネ部材と同じ材料から
    構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のガ
    イドバー取付構造。
  3. 【請求項3】 上記係止部材がバネ部材と別体に構成さ
    れていることを特徴とする、請求項1に記載のガイドバ
    ー取付構造。
  4. 【請求項4】 上記係止部材がバネ部材と一体に構成さ
    れていることを特徴とする、請求項1に記載のガイドバ
    ー取付構造。
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