JP2000284841A - 電位固定回路及びこの回路を用いた電子機器、電子時計 - Google Patents

電位固定回路及びこの回路を用いた電子機器、電子時計

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JP2000284841A
JP2000284841A JP11093742A JP9374299A JP2000284841A JP 2000284841 A JP2000284841 A JP 2000284841A JP 11093742 A JP11093742 A JP 11093742A JP 9374299 A JP9374299 A JP 9374299A JP 2000284841 A JP2000284841 A JP 2000284841A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電圧が少なくとも低下したときに、信号
ラインの電位を基準ラインの電位に対応した所定の電位
に固定して回路の誤動作を防止する。 【解決手段】 アナログ電子時計のモータ43を駆動す
るモータ駆動部100は、モータドライバ制御回路11
0A,110B、モータドライバ回路120A,120
B、電位固定回路130A,130Bからなる。そし
て、電位固定回路130A,130Bは定電流源131
A,131Bを備えているから、給電ライン144と基
準ライン141との間の電源電圧が少なくとも低下した
ときに、この電位固定回路130A,130Bによっ
て、一方の信号ライン142A,142Bの電位を低電
位Vssに対応した所定の電位にプルダウンすることがで
き、信号ライン142A,142Bにおける電位の変動
を抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電源電圧が
少なくとも低下したときに信号ラインの電位を所定の電
位に固定する電位固定回路及びこの回路を用いた電子機
器、電子時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、腕時計のような電子機器にあって
は、煩わしい電池交換を不要にするため、当該腕時計内
に発電機を内蔵したものが知られている。また、この種
の腕時計には時計ユニットが設けられ、該時計ユニット
は、表示板と、該表示板上に設けられた指針と、該指針
を動かす駆動用のモータとによって構成されている。そ
して、電子時計は、このモータに駆動信号を印加するこ
とにより指針を運針させて時刻を表示するようにしてい
る。
【0003】また、モータを駆動するための電源は、交
流起電力を発生する発電コイルと、該発電コイルから発
生する交流起電力を整流する整流手段と、該整流手段に
よって整流化された電力を蓄える蓄電手段(電池)とに
よって構成されている。そして、ユーザが腕時計を腕に
付けて行動することによって、発電コイルからは交流起
電力が発生し、整流手段を介して蓄電手段に電荷が貯ま
るようになっている。
【0004】さらに、蓄電手段の出力側には、指令信号
を受けて制御信号を出力するモータドライバ制御回路
と、該モータドライバ制御回路から出力される制御信号
を受けて前記モータを駆動するための駆動信号を出力す
るモータドライバ回路とが接続されている。そして、こ
れらの回路は蓄電手段から印加される電源電圧によって
起動される。また、モータドライバ制御回路とモータド
ライバ回路は、スイッチング素子によって大略構成さ
れ、モータドライバ回路側のスイッチング素子は、モー
タを駆動するために比較的駆動能力の高いスイッチング
素子が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した如
く、従来技術による発電機能を備えた電子機器には多く
のFETが用いられ、これらのFETは、図8に示すよ
うに、FETのしきい値電圧Vthよりも電源電圧(電圧
Vds)が低くなると、各信号線の電位が安定できず、F
ETの制御が不安定状態になる虞れがある。このため、
FETがオンぎみとなっ確実にオフすることができず、
オン電流が増加することがあり、この場合蓄電手段に蓄
えておいた電力を無駄に消費してしまう。
【0006】一方、信号線の途中にMOSトランジスタ
(MOSFET)を飽和結線したものを接続し、信号線
にプルダウン抵抗を設けたものもある。ここで、この飽
和結線を施したFETについて説明するに、このFET
は、例えば図9の(a)に示すように、ゲートとドレイ
ンとを接続したNチャネルのFETによって構成され、
例えば高電位Vddと低電位Vssとの間に、FETを接続
した場合には、信号線の電位をプルアップさせて高電位
Vddに設定していた。これにより、信号線の電位を固定
してスイッチング素子を正確にオン・オフさせていた。
また、このFETでは、ドレイン,ソース間に流れる電
流Idsは、下記の数1によって設定されている。
【0007】
【数1】 但し、β :ゲイン定数 W :チャネル幅 L :チャネル長 Vgs:ゲート,ソース間電圧 Vth:しきい値電圧 さらに、FETに発生する抵抗値は、電圧Vdsをこの電
流Idsで割った値となる。
【0008】このため、従来技術では、図9の(b)に
示すように、電圧Vdsが低下するとFETの抵抗値が急
激に高くなってしまうため、高電位Vddと低電位Vssと
の間の電圧が小さくなり、FETによる電圧のプルアッ
プまたはプルダウンが容易にできなくなり、信号線の電
位が不安定になってしまう虞れがある。
【0009】このように、従来技術による電子機器のよ
うに、信号線にこの種のFETを用いた場合には、蓄電
手段から出力される電源電圧が低下した場合、モータド
ライバ制御回路の信号線の電位が固定されず、モータド
ライバ回路のFETが完全にオフ状態にならなくなる問
題がある。特に、モータドライバ回路のFETは、比較
的駆動能力の高いものが用いられているから、ゲート電
圧のわずかな浮きであってもドレイン電流が流れてしま
い、図8に示すように、電源電圧が低下した場合に、オ
フ電流が急激に上昇して流れてしまい、電力を無駄に消
費してしまうという問題がある。
【0010】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、本発明は電源電圧が少なくとも低下したときに
信号ラインの電位を所定の電位に固定することのできる
電位固定回路及びこの回路を用いた電子機器、電子時計
を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、電源から出力される電源電
圧が少なくとも低下したときに信号ラインの電位を固定
する電位固定回路であって、第1の電位を有する基準ラ
インと、第2の電位を有する信号ラインと、基準ライン
と信号ラインとの間に接続され、前記信号ラインの第2
の電位を前記第1の電位に対応する所定の電位に固定す
る定電流源とを具備することを特徴としている。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
位固定回路において、前記定電流源は、前記基準ライン
と信号ラインとの間にドレインとソースとが接続され、
ゲートがソースに接地されたデプレッショントランジス
タであることを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の電
位固定回路において、前記定電流源はダイオードであ
り、前記定電流源の電流として該ダイオードの逆方向電
流を用いることを特徴としている。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1,2また
は3記載の電位固定回路において、該電位固定回路には
基準ラインと信号ラインとを介して制御回路が接続され
ると共に、該制御回路には、前記第1の電位よりも第2
の電位が高い場合、前記第2の電位よりも高い第3の電
位を有する給電ラインを接続することを特徴としてい
る。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1,2また
は3記載の電位固定回路において、該電位固定回路には
基準ラインと信号ラインとを介して制御回路が接続され
ると共に、該制御回路には、前記第1の電位よりも第2
の電位が低い場合、前記第2の電位よりも低い第3の電
位を有する給電ラインを接続することを特徴としてい
る。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項4または5
記載の電位固定回路において、前記定電流源は前記基準
ラインと給電ラインとの間に、デプレッショントランジ
スタとカレントミラー回路をなす一方のトランジスタと
を直列接続し、該カレントミラー回路をなす他方のトラ
ンジスタを基準ラインと信号ラインとの間に接続する構
成とすることを特徴としている。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項4または5
記載の電位固定回路において、前記制御回路は基準ライ
ンと給電ラインとの間に接続された2個のスイッチング
手段によって構成し、該各スイッチング手段の接続点に
信号ラインを接続することを特徴としている。
【0018】請求項8記載の発明は、請求項4または5
記載の電位固定回路において、スイッチング手段はスイ
ッチングトランジスタによって構成することを特徴とし
ている。
【0019】請求項9記載の発明は、請求項4または5
記載の電位固定回路において、前記制御回路は被駆動ユ
ニットを駆動する駆動回路、または該駆動回路を制御す
る駆動制御回路によって構成することを特徴としてい
る。
【0020】請求項10記載の発明は、請求項4または
5記載の電位固定回路において、前記基準ラインと給電
ラインとの間には、電源電圧を印加する前記電源を接続
することを特徴としている。
【0021】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の電位固定回路において、前記電源は外部からのエネル
ギを電気エネルギに変換することにより発電を行う発電
装置と、該発電装置から出力される電力を蓄える蓄電手
段とを備えることを特徴としている。
【0022】請求項12記載の発明は、請求項10記載
の電位固定回路において、前記電源は交流起電力を発生
する発電コイルと、該発電コイルから発生する交流起電
力を整流する整流手段と、該整流手段によって整流化さ
れた電力を蓄える蓄電手段とを備えることを特徴として
いる。
【0023】請求項13記載の発明は、請求項1記載の
電位固定回路と、該電位固定回路の入力側に接続された
駆動制御回路と、前記電位固定回路の出力側に接続され
た駆動回路と、該駆動回路によって駆動される被駆動ユ
ニットとを具備することを特徴としている。
【0024】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の電子機器において、前記被駆動ユニットはモータによ
って構成することを特徴としている。
【0025】請求項15記載の発明は、請求項14記載
の電子機器において、前記駆動制御回路は指令信号を受
けて制御信号を出力するモータドライバ制御回路とし、
前記駆動回路は該モータドライバ制御回路から出力され
る制御信号を受けて前記モータを駆動するモータドライ
バ回路とすることを特徴としている。
【0026】請求項16記載の発明は、請求項1記載の
電位固定回路と、該電位固定回路の入力側に接続された
駆動制御回路と、前記電位固定回路の出力側に接続され
た駆動回路と、該駆動回路によって駆動される時計ユニ
ットとを具備することを特徴としている。
【0027】請求項17記載の発明は、請求項16記載
の電子時計において、前記時計ユニットは指針と、該指
針を駆動するモータとによって構成することを特徴とし
ている。
【0028】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の電子時計において、前記駆動制御回路は指令信号を受
けて制御信号を出力するモータドライバ制御回路とし、
駆動回路は該モータドライバ制御回路から出力される制
御信号を受けて前記モータを駆動するモータドライバ回
路とすることを特徴としている。
【0029】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施形態につ
いて図1ないし図7を参照して説明する。まず、本実施
の形態では、図1に示すように、電子機器として発電機
能を内蔵したアナログ電子時計を例示して説明するが、
本発明はこれらに限定する趣旨ではなく、電力によって
駆動するものであれば、本発明の適用が可能である。
【0030】〔1〕 アナログ電子時計の概要構成 まず、図1を参照しつつ、発電機能を有する腕時計型の
アナログ電子時計の概要構成について説明する。
【0031】10は電子機器としてのアナログ電子時計
で、該アナログ電子時計10は、後述する電源部20
と、該電源部20から出力される電源電圧が印加される
と共に、種々のデータから指令信号を出力する時計表示
制御部30と、前記電源部20から供給される電源電圧
が印加されると共に、該時計表示制御部30からの指令
信号を受けて駆動信号を出力するモータ駆動部100
と、該モータ駆動部100からの駆動信号を受けて時刻
表示を行う時計ユニット40とによって大略構成されて
いる。
【0032】(1−1) 電源部20の構成 20は電源部で、該電源部20は、発電コイル21を備
えた発電機22と、該発電機22から出力される交流起
電力を全波整流または半波整流する整流回路23と、該
整流回路23によって整流化された電力を蓄える大容量
コンデンサ(または二次電池等)24によって構成され
ている。ここで、発電機22は、ロータ25とステータ
26とを備えており、2極磁化されたディスク状のロー
タ25が回転するとステータ26の発電コイル21に交
流起電力が発生し、交流出力が取り出されるようになっ
ている。また、27は腕時計の本体ケース内で旋回運動
を行う回転錘、28は該回転錘27の旋回運動をロータ
25に伝達する輪列機構である。そして、回転錘28で
は、電子時計10を装着した人の腕の振りに応じて回転
し、これに伴って発電機22から交流起電力が発生す
る。そして、整流回路23では、この交流起電力を整流
化して大容量コンデンサ24に蓄え、該大容量コンデン
サ24からは電源電圧を出力する。
【0033】(1−2) 時計表示制御部30の構成 30は時計表示制御部で、該時計表示制御部30は、基
準発振信号を生成する発振回路と、該発振回路から出力
される基準発振信号を分周する分周回路と、該分周回路
で分周された信号を受けてモータ駆動部100を介して
時計ユニット40を駆動させる指令信号を出力する制御
回路(いずれも図示せず)とによって構成されている。
そして、これらの回路は電源部20から出力される電源
電圧によって起動される。
【0034】(1−3) 時計ユニット40の構成 40は時計ユニットで、該時計ユニット40は、表示板
41と、該表示板41上に設けられた指針42と、該指
針42を動かすモータ43とによって構成され、該モー
タ43は、モータ駆動部100から出力される駆動信号
を受けて表示板41上の指針42を時刻に対応した位置
に動かすものである。
【0035】(1−4) モータ駆動部100の構成 (1−4−1) モータ駆動部100の概略構成 100は時計ユニット40のモータ43を駆動するモー
タ駆動部で、該モータ駆動部100は、モータドライバ
制御回路110と、モータドライバ回路120と、モー
タドライバ制御回路110とモータドライバ回路120
との間に接続された電位固定回路130とを具備してい
る。
【0036】ここで、図2および図3を参照しつつモー
タドライバ制御回路110、モータドライバ回路12
0、電位固定回路130の回路構成について述べる。こ
こでは、図2中のモータ43に対して左側に位置した回
路には添字Aを付し、右側に位置した回路には添字Bを
付して説明する。
【0037】141は低電位Vss(アース)を有する基
準ライン、142A,142B,143A,143Bは
制御信号が出力される信号ライン、144は高電位Vdd
を有する給電ラインをそれぞれ示している。また、基準
ライン141と給電ライン144との間には電源部20
からの電源電圧が印加される。なお、便宜上、信号ライ
ン142A,142Bを合わせて信号ライン142と呼
ぶ。
【0038】また、回路110,120,130は、図
2のブロック図に示すように、モータ43を正転・逆転
させるために、該モータ43に対して、モータドライバ
制御回路110A,110B、モータドライバ回路12
0A,120B、電位固定回路130A,130Bが左
右に分かれてそれぞれ配置されている。そして、モータ
ドライバ制御回路110A,110Bおよびモータドラ
イバ回路120A,120Bは、基準ライン141と給
電ライン144との間に接続され、電位固定回路130
A,130Bは、基準ライン141と一方の信号ライン
142A,142Bとの間にそれぞれ接続されている。
【0039】さらに、モータドライバ制御回路110
A,110Bには時計表示制御部30から指令信号が入
力され、該制御回路110A,110Bは、この指令信
号を受けて信号ライン142A,142Bに制御信号を
出力するものである。さらに、モータドライバ回路12
0A,120Bは、この制御信号を受けて、モータ43
を駆動するための駆動信号を出力するものである。
【0040】(1−4−2) モータドライバ制御回路
110の構成 まず、モータドライバ制御回路110は、図2に示すよ
うに、モータ43を中心として左右対象に配置されてい
る。そこで、本実施の形態では、左側のモータドライバ
制御回路110Aを説明することにより、右側のモータ
ドライバ制御回路110Bの説明を省略するものとす
る。
【0041】ここで、モータドライバ制御回路110A
は、図3に示すように、給電ライン144と基準ライン
141との間に、P形チャネルの電界効果型トランジス
タ(以下、FETという)111AとN形チャネルの電
界効果型トランジスタ112Aとの直列回路と、FET
113AとFET114Aとの直列回路とが並列にそれ
ぞれ接続されている。そして、FET111A,112
Aのゲートには時計表示制御部30から同一の指令信号
Nが入力され、FET113A,114Aのゲートには
同一の指令信号Pが入力される。また、FET111A
のドレインとFET112Aのソースとの接続点115
Aには一方の信号ライン142Aが接続され、該一方の
信号ライン142Aは後述するFET122Aのゲート
に接続されている。さらに、FET113Aのドレイン
とFET114Aのソースとの接続点116Aには他方
の信号ライン143Aが接続され、該他方の信号ライン
143AはFET121Aのゲートに接続されている。
【0042】そして、P形チャネルのFET111A,
113Aは、ゲートに“L”となる指令信号が入力され
るとドレイン,ソース間を閉成してオン状態とし、
“H”となる指令信号が入力されるとドレイン,ソース
間を開成してオフ状態となる特性を有する。一方、N形
チャネルのFET112A,114Aは、ゲートに
“L”となる指令信号が入力されるとドレイン,ソース
間を開成してオフ状態とし、“H”となる指令信号が入
力されるとドレイン,ソース間を閉成してオン状態とな
る特性を有する。
【0043】このため、モータドライバ制御回路110
Aは、入力される指令信号によって、FET111A,
112A,113A,114Aのオン・オフを交互に切
り換え、接続点115A,116Aからは制御信号をモ
ータドライバ回路120Aに向けて出力するものであ
る。
【0044】(1−4−3) モータドライバ回路12
0の構成 モータドライバ回路120は、図2に示すように、左側
に位置したモータドライバ回路120Aと右側に位置し
たモータドライバ回路120Bとからなる。ここで、左
側に位置したモータドライバ回路120Aは、給電ライ
ン144と基準ライン141との間に、P形チャネルの
FET121AとN形チャネルのFET122Aとが直
列接続され、各FET121A,122Aのゲートには
信号ライン142A,143Aとがそれぞれ接続されて
いる。また、FET121AのドレインとFET122
Aのソースとの接続点123Aはモータ43の一方に接
続されている。また、右側に位置したモータドライバ回
路120Bは、給電ライン144と基準ライン141と
の間に、P形チャネルのFET121BとN形チャネル
のFET122Bとが直列接続され、各FET121
B,122Bのゲートには信号ライン142B,143
Bとがそれぞれ接続されている。また、FET121B
のドレインとFET122Bのソースとの接続点123
Bはモータ43の他方に接続されている。なお、モータ
ドライバ回路120を構成するFET121A〜122
Bは、モータ43を駆動するために大電流を流す必要が
あるため、駆動能力の高いトランジスタが用いられてい
る。
【0045】そして、モータドライバ回路120は、モ
ータドライバ制御回路110A,110Bからそれぞれ
入力される制御信号によって、FET121A,122
A,121B,122Bのオン・オフを切り換えること
により、モータ43に矢印Aまたは矢印Bの電流を流
し、該モータ43を回転させるようにしている。
【0046】(1−4−4) 電位固定回路130の構
成 電位固定回路130は、モータ43に対して左側に位置
した電位固定回路130Aと、右側に位置した電位固定
回路130Bとからなる。ここで、電位固定回路130
Aは、低電位Vssを有する基準ライン141と、一方の
信号ライン142Aと、該基準ライン141と一方の信
号ライン142Aとの間に接続された定電流源131A
とを具備している。また、電位固定回路130Bは、基
準ライン141と、一方の信号ライン142Bと、基準
ライン141と一方の信号ライン142Bとの間に接続
された定電流源131Bとを具備している。
【0047】そして、定電流源131の電流値は、通常
動作時にFET111Aがオン状態になった場合、定電
流源131を介して給電ライン144から基準ライン1
41に向けて大きな電流が流れてしまうのを防止できる
程度の微小な値(例えば、数nA〜十nA)に設定され
ている。
【0048】[2] 実施の形態の動作 (2−1)通常の動作 まず、通常の動作モードでは、時計表示制御部30から
出力される指令信号N,Pをモータドライバ制御回路1
10で受けて、該モータドライバ制御回路110からは
制御信号がモータドライバ回路120に出力される。
【0049】例えば、図3に示すように、モータドライ
バ制御回路110Aに入力される指令信号N,Pが
“L”の場合には、FET111A,113Aはオン、
FET112A,114Aはオフとなるから、信号ライ
ン142A,143Aを介して“H”となる制御信号を
モータドライバ回路120Aに出力する。また、モータ
ドライバ制御回路110Aに入力される指令信号N,P
が“H”の場合には、FET111A,113Aはオ
フ、FET112A,114Aはオンとなるから、信号
ライン142Aを介して“L”となる制御信号を出力す
る。なお、モータドライバ制御回路110では、モータ
ドライバ回路120に出力される制御信号をそれぞれ別
々に出力することにより、モータドライバ回路120を
構成するFET121A,122A,121B,122
Bを個々に制御している。
【0050】一方、モータドライバ制御回路110Aに
対向してモータ43に接続されたモータドライバ制御回
路110Bでは、モータドライバ制御回路110Aと同
様に、該モータドライバ制御回路110Bに入力される
指令信号N,Pが“L”の場合には、信号ライン142
Bを介して“H”となる制御信号がモータドライバ回路
120Bに出力され、入力される指令信号N,Pが
“H”の場合には、“L”となる制御信号が出力され
る。
【0051】そして、時計表示制御部30からモータド
ライバ制御回路110A,110Bに出力される指令信
号は、互いに異なった信号となっているから、モータド
ライバ回路120A,120Bに入力される制御信号
は、互いに異なった信号となる。
【0052】ここで、モータドライブ回路120では、
図2に示すように、モータドライバ制御回路110Aか
らモータドライバ回路120Aに“H”となる制御信号
が入力された場合には、FET121Aがオフ、FET
122Aがオンとなる。また、このときモータドライバ
制御回路110Bからモータドライバ回路120Bには
“L”となる制御信号が入力されるから、FET121
Bがオン、FET122Bがオフとなる。これにより、
モータ43には矢印Aの電流が流れ、モータ43を回転
させる。一方、モータドライバ制御回路110Aからモ
ータドライバ回路120Aに“L”となる制御信号が入
力された場合には、FET121Aがオン、FET12
2Aがオフとなる。また、このときモータドライバ制御
回路110Bからモータドライバ回路120Bには
“H”となる制御信号が入力されるから、FET121
Bがオフ、FET122Bがオンとなる。これにより、
モータ43には矢印Bの電流が流れ、モータ43を回転
させる。
【0053】このように、モータ駆動部100は、時計
表示制御部30から出力される指令信号N,Pを受けて
モータ43を駆動させることにより、時計ユニット40
の指針42を運針して時刻を表示するようにしている。
【0054】(2−2)電源電圧が低下した場合の動作 次に、電源部20の大容量コンデンサ24に蓄えられた
電荷が放電して、当該電源部20から印加される電源電
圧が低下した場合について述べる。電源部20から出力
される電源電圧は、基準ライン141と給電ライン14
4との間に印加されているから、この電源電圧が低下す
ると、ライン141,144間の電圧が低下する。
【0055】しかし、本実施の形態では、基準ライン1
41と一方の信号ライン142との間に電位固定回路1
30を接続している。例えば、図3に示すように、FE
T112Aの電流Idsが小さくなって抵抗値が急激に大
きくなった場合でも、電位固定回路130Aの微小電流
によって、信号ライン142Aの電位を低電位Vssに対
応する所定の電位にプルダウンさせて固定する。これに
より、電源電圧が低下した場合に発生していた信号ライ
ン142Aの変動をなくすことができる。しかも、定電
流源131の電流値は、通常動作時には無視できる程の
微小な値に設定されている。
【0056】[3] 実施の形態の効果 以上、上述したように、本実施の形態によれば、基準ラ
イン141と一方の信号ライン142との間に電位固定
回路130を接続しているから、電源電圧が少なくとも
低下した場合に、信号ライン142の電位を低電位Vss
に対応した所定の電位に固定することができる。
【0057】また、本実施の形態では、モータドライバ
制御回路110とモータドライバ回路120との間に接
続した電位固定回路130によって、モータドライバ回
路120に入力される制御信号の電位が変動するのを抑
えることができ、モータドライバ回路120を構成する
FET121A〜122Bのドレインに大きな電流が流
れるのを防止することができる。
【0058】この結果、電源電圧が低下した場合であっ
ても信号ライン142の電位を固定することができ、モ
ータドライバ回路120の誤動作をなくすことができ
る。さらに、モータドライバ回路120のFET121
A〜122Bに発生するオフ電流を低減でき、電力の無
駄をなくすことができる。
【0059】[4] 実施の形態の変形例 図4ないし図7を参照しつつ変形例について説明する
に、各変形例は電位固定回路の定電流源を各種素子に代
えて構成したものである。
【0060】(4−1) 第1の変形例 まず、第1の変形例を図4に基づいて説明するに、この
変形例による電位固定回路200は、定電流源にN形チ
ャネルのデプレッショントランジスタ201を用いたも
のである。そして、このデプレッショントランジスタ2
01は、基準ライン141,一方の信号ライン142A
間にソース,ドレインが接続され、ゲートがソースに接
地されている。ここで、デプレッショントランジスタ2
01はゲート電圧を加えなくてもチャネルができるもの
で、Vgs=0であってもIdsが流れるものである。この
ため、デプレッショントランジスタ201は、基準ライ
ン141と給電ライン144との間に印加される電源電
圧が低下した場合でも、信号ライン142Aを低電位V
ssに対応した所定の電位にプルダウンさせる電流を供給
している。
【0061】(4−2) 第2の変形例 次に、第2の変形例を図5に基づいて説明するに、この
変形例による電位固定回路300は、アノード側が基準
ライン141に、カソード側が一方の信号ライン142
Aに接続されたダイオード301によって構成されてい
る。この場合、ダイオード301の逆方向電流を用いる
ことによって、基準ライン141と信号ライン142A
との間を、0.1V程度の低電圧状態に保つことができ
る。これにより、電源電圧が少なくとも低下した場合
に、信号ライン142Aを低電位Vssに対応した所定の
電位にプルダウンさせる電流を供給している。
【0062】(4−3) 第3の変形例 図6に示す第3の変形例による電位固定回路400は、
定電流源に、P形チャネルのデプレッショントランジス
タ401とカレントミラー回路402とを直列接続した
ものである。また、カレントミラー回路402は2個の
N形チャネルのFET403A,404Aからなり、ゲ
ート同士を接続したものである。ここで、デプレッショ
ントランジスタ401とカレントミラー回路402をな
す一方のFET403Aとの直列接続は、基準ライン1
41と給電ライン144との間に接続され、カレントミ
ラー回路402をなす他方のFET404Aのドレイン
は一方の信号ライン142Aに接続されている。そし
て、この電位固定回路400では、デプレッショントラ
ンジスタ401を定電流源とし、カレントミラー回路4
02を介して信号ライン142Aを低電位Vssに対応し
た所定の電位にプルダウンさせることができる。また、
カレントミラー回路402を構成するFET403A,
404Aの比率を変えることにより、デプレッショント
ランジスタ401で作られる定電流の値をさらに小さい
値に設定することも可能である。さらに、低電源電圧領
域まで安定して電位固定回路400を動作させるために
は、カレントミラー回路402を構成するFET403
A,404Aのしきい値電圧Vthは低い方が望ましい。
【0063】(4−4) 第4の変形例 図7に示す第4の変形例では、電位固定回路130を一
方の信号ライン142Aと給電ライン144との間に接
続したものである。この接続によって、電源電圧が低下
した場合でも、信号ライン142Aを高電位Vddに対応
した所定の電位にプルアップすることができ、信号ライ
ン142Aを安定させることができる。
【0064】(4−5) 第5の変形例 第5の変形例は、第4の変形例で示したように、電位固
定回路130を一方の信号ライン142Aと給電ライン
144との間に接続したが、この定電流源131に第1
〜第3の変形例による各素子を用いてもよい。また、電
位固定回路は、他方の信号ライン143と基準ライン1
41との間、他方の信号ライン143と給電ライン14
4との間に接続するようにしてもよい。
【0065】(4−6) 第6の変形例 第6の変形例では、電位固定回路をNチャネルのFET
122A,122Bのゲート信号の入力となる一方の信
号ライン142と基準ライン141との間に接続した場
合について述べたが、FET122A,122BをPチ
ャネルのFETによって構成し、このFET122A,
122Bのゲート信号ラインと給電ライン144(高電
位Vdd)との間に接続してもよい。
【0066】(4−7) 第7の変形例 実施の形態では、電源を構成する蓄電手段に大容量コン
デンサを用いた場合について述べたが、これに限らず、
電源は一次電池、または蓄電手段に充電可能な二次電池
を用いてもよく、要は電源電圧が低下する可能性のある
電源であれば、本発明による電位固定回路の効果を充分
に発揮することができる。
【0067】(4−8) 第8の変形例 前述した実施の形態では、電子機器としてアナログ電子
時計を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、
電卓、携帯電話、携帯用パソコン、PDA、液晶テレ
ビ、携帯型VTR等の各種電気回路に広く適用すること
ができる。さらに、発電機としては、本実施の形態のよ
うに、回転錘を用いて回転エネルギを電気エネルギに変
換するものの他に、ゼンマイのほどける力でロータを回
す電磁発電機、太陽電池、熱伝対等の熱変換素子を用い
た熱発電、圧電発電等で発電するものでもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、電源から出力される電
源電圧が少なくとも低下したときに信号ラインの電位
を、基準ラインの電位に対応した所定の電位に固定する
ことにより、回路の誤動作を防止し、消費電力の増加を
抑えることができる。特に、電位固定回路は駆動能力の
高いトランジスタのゲート信号線に接続すると、該ゲー
ト信号を安定できトランジスタのオフ電流を抑え、確実
に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態によるアナログ電子時計の概要構
成を示すブロック図である。
【図2】 図1中のモータ駆動部を示す回路構成図であ
る。
【図3】 図3中のモータドライバ制御回路、モータド
ライバ回路、電位固定回路を示す回路図である。
【図4】 第1の変形例によるモータドライバ制御回
路、モータドライバ回路、電位固定回路を示す回路図で
ある。
【図5】 第2の変形例によるモータドライバ制御回
路、モータドライバ回路、電位固定回路を示す回路図で
ある。
【図6】 第3の変形例によるモータドライバ制御回
路、モータドライバ回路、電位固定回路を示す回路図で
ある。
【図7】 第4の変形例によるモータドライバ制御回
路、モータドライバ回路、電位固定回路を示す回路図で
ある。
【図8】 FETにおける電源電圧(電圧Vds)に対す
るオフ電流を示す特性線図である。
【図9】 従来技術による飽和結線のFETと、そのF
ETの電圧Vdsに対する抵抗値の特性を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10……アナログ電子時計 20……電源部 21……発電コイル 22……発電機 23……整流回路 24……大容量コンデンサ 40……時計ユニット 41……表示板 42……指針 43……モータ 100……モータ駆動部 110,110A,110B……モータドライバ制御回
路(駆動制御回路) 120,120A,120B……モータドライバ回路
(駆動回路) 130,130A,130B,200,300,400
……電位固定回路 141……基準ライン 142A,142B,142……一方の信号ライン 144……給電ライン 111A,112A,121A,121B,122A,
122B,403A,404A……電界効果型トランジ
スタ(FET) 201,401……デプレッショントランジスタ 301……ダイオード 402……カレントミラー回路

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源から出力される電源電圧が少なくと
    も低下したときに信号ラインの電位を固定する電位固定
    回路であって、 第1の電位を有する基準ラインと、第2の電位を有する
    信号ラインと、基準ラインと信号ラインとの間に接続さ
    れ、前記信号ラインの第2の電位を前記第1の電位に対
    応する所定の電位に固定する定電流源とを具備すること
    を特徴とする電位固定回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電位固定回路において、
    前記定電流源は、前記基準ラインと信号ラインとの間に
    ドレインとソースとが接続され、ゲートがソースに接地
    されたデプレッショントランジスタであることを特徴と
    する電位固定回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電位固定回路において、
    前記定電流源はダイオードであり、前記定電流源の電流
    として該ダイオードの逆方向電流を用いることを特徴と
    する電位固定回路。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の電位固定回
    路において、該電位固定回路には基準ラインと信号ライ
    ンとを介して制御回路が接続されると共に、該制御回路
    には、前記第1の電位よりも第2の電位が高い場合、前
    記第2の電位よりも高い第3の電位を有する給電ライン
    を接続することを特徴とする電位固定回路。
  5. 【請求項5】 請求項1,2または3記載の電位固定回
    路において、該電位固定回路には基準ラインと信号ライ
    ンとを介して制御回路が接続されると共に、該制御回路
    には、前記第1の電位よりも第2の電位が低い場合、前
    記第2の電位よりも低い第3の電位を有する給電ライン
    を接続することを特徴とする電位固定回路。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の電位固定回路に
    おいて、前記定電流源は前記基準ラインと給電ラインと
    の間に、デプレッショントランジスタとカレントミラー
    回路をなす一方のトランジスタとを直列接続し、該カレ
    ントミラー回路をなす他方のトランジスタを基準ライン
    と信号ラインとの間に接続する構成とすることを特徴と
    する電位固定回路。
  7. 【請求項7】 請求項4または5記載の電位固定回路に
    おいて、前記制御回路は基準ラインと給電ラインとの間
    に接続された2個のスイッチング手段によって構成し、
    該各スイッチング手段の接続点に信号ラインを接続する
    ことを特徴とする電位固定回路。
  8. 【請求項8】 請求項4または5記載の電位固定回路に
    おいて、スイッチング手段はスイッチングトランジスタ
    によって構成することを特徴とする電位固定回路。
  9. 【請求項9】 請求項4または5記載の電位固定回路に
    おいて、前記制御回路は被駆動ユニットを駆動する駆動
    回路、または該駆動回路を制御する駆動制御回路によっ
    て構成することを特徴とする電位固定回路
  10. 【請求項10】 請求項4または5記載の電位固定回路
    において、前記基準ラインと給電ラインとの間には、電
    源電圧を印加する前記電源を接続することを特徴とする
    電位固定回路。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の電位固定回路におい
    て、前記電源は外部からのエネルギを電気エネルギに変
    換することにより発電を行う発電装置と、該発電装置か
    ら出力される電力を蓄える蓄電手段とを備えることを特
    徴とする電位固定回路。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の電位固定回路におい
    て、前記電源は交流起電力を発生する発電コイルと、該
    発電コイルから発生する交流起電力を整流する整流手段
    と、該整流手段によって整流化された電力を蓄える蓄電
    手段とを備えることを特徴とする電位固定回路。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の電位固定回路と、該電
    位固定回路の入力側に接続された駆動制御回路と、前記
    電位固定回路の出力側に接続された駆動回路と、該駆動
    回路によって駆動される被駆動ユニットとを具備するこ
    とを特徴とする電子機器。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の電子機器において、
    前記被駆動ユニットはモータによって構成することを特
    徴とする電子機器。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の電子機器において、
    前記駆動制御回路は指令信号を受けて制御信号を出力す
    るモータドライバ制御回路とし、前記駆動回路は該モー
    タドライバ制御回路から出力される制御信号を受けて前
    記モータを駆動するモータドライバ回路とすることを特
    徴とする電子機器。
  16. 【請求項16】 請求項1記載の電位固定回路と、該電
    位固定回路の入力側に接続された駆動制御回路と、前記
    電位固定回路の出力側に接続された駆動回路と、該駆動
    回路によって駆動される時計ユニットとを具備すること
    を特徴とする電子時計。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の電子時計において、
    前記時計ユニットは指針と、該指針を駆動するモータと
    によって構成することを特徴とする電子時計。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の電子時計において、
    前記駆動制御回路は指令信号を受けて制御信号を出力す
    るモータドライバ制御回路とし、駆動回路は該モータド
    ライバ制御回路から出力される制御信号を受けて前記モ
    ータを駆動するモータドライバ回路とすることを特徴と
    する電子時計。
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