JP2000283397A - 流体圧調整設備 - Google Patents
流体圧調整設備Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧力調整機構と二次側配管との間の調整管か
ら流体が漏れ出す事態が生じても、二次側流体圧の異常
な上昇を防止できるようにする。 【解決手段】 流体圧調整弁1を介して一次側配管A1
と二次側配管A2とを接続し、二次側流体圧P2の上昇
に伴って流体の通流量が減少し、二次側流体圧の低下に
伴ってその通流量が増大するように、操作用流体Gの圧
力で流体圧調整弁を調整作動させる作動機構2を、流体
圧調整弁を迂回して一次側配管と二次側配管とを接続す
る調整管4を設けるとともに、調整管4の途中に、その
調整管を通して二次側配管に流出する流体の流量を二次
側流体圧に応じて調整することにより、操作用流体の圧
力を調整する調整機構5を設けて構成し、調整管におけ
る調整機構よりも二次側配管側の部分に、その調整管を
通して二次側配管に流出する流体の流量を調節操作自在
な弁19を接続する。
ら流体が漏れ出す事態が生じても、二次側流体圧の異常
な上昇を防止できるようにする。 【解決手段】 流体圧調整弁1を介して一次側配管A1
と二次側配管A2とを接続し、二次側流体圧P2の上昇
に伴って流体の通流量が減少し、二次側流体圧の低下に
伴ってその通流量が増大するように、操作用流体Gの圧
力で流体圧調整弁を調整作動させる作動機構2を、流体
圧調整弁を迂回して一次側配管と二次側配管とを接続す
る調整管4を設けるとともに、調整管4の途中に、その
調整管を通して二次側配管に流出する流体の流量を二次
側流体圧に応じて調整することにより、操作用流体の圧
力を調整する調整機構5を設けて構成し、調整管におけ
る調整機構よりも二次側配管側の部分に、その調整管を
通して二次側配管に流出する流体の流量を調節操作自在
な弁19を接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体圧を調整しな
がら流体を通流させる流体圧調整弁を介して一次側配管
と二次側配管とを接続し、前記二次側配管の二次側流体
圧の上昇に伴って前記流体圧調整弁を通して一次側配管
から二次側配管へ通流する流体の通流量が減少し、前記
二次側流体圧の低下に伴って前記通流量が増大するよう
に、操作用流体の圧力で前記流体圧調整弁を調整作動さ
せる作動機構を設け、前記作動機構を、前記流体圧調整
弁を迂回して前記一次側配管と前記二次側配管とを接続
する調整管を設けるとともに、前記調整管の途中に、そ
の調整管を通して一次側配管から二次側配管に流出する
流体の流量を前記二次側流体圧に応じて調整することに
より、前記操作用流体の圧力を調整する調整機構を設け
て構成してある流体圧調整設備に関する。
がら流体を通流させる流体圧調整弁を介して一次側配管
と二次側配管とを接続し、前記二次側配管の二次側流体
圧の上昇に伴って前記流体圧調整弁を通して一次側配管
から二次側配管へ通流する流体の通流量が減少し、前記
二次側流体圧の低下に伴って前記通流量が増大するよう
に、操作用流体の圧力で前記流体圧調整弁を調整作動さ
せる作動機構を設け、前記作動機構を、前記流体圧調整
弁を迂回して前記一次側配管と前記二次側配管とを接続
する調整管を設けるとともに、前記調整管の途中に、そ
の調整管を通して一次側配管から二次側配管に流出する
流体の流量を前記二次側流体圧に応じて調整することに
より、前記操作用流体の圧力を調整する調整機構を設け
て構成してある流体圧調整設備に関する。
【0002】
【従来の技術】上記流体圧調整設備は、例えば都市ガス
供給管の途中に設けてあり、従来、図4に示すように、
ガス圧を調整しながらガスを通流させるガス圧調整弁1
を介して一次側配管A1と二次側配管A2とを接続し、
二次側配管A2の二次側ガス圧P2の上昇に伴ってガス
圧調整弁1を通して一次側配管A1から二次側配管A2
へ通流するガスの通流量が減少し、二次側ガス圧P2の
低下に伴ってその通流量が増大するように、操作用ガス
Gでガス圧調整弁1を調整作動させる作動機構2を設け
てある、いわゆる、レイノルド式ガバナ設備が知られて
いる。この作動機構2は、一次側配管A1から中圧補助
ガバナ6を介して導入した操作用ガスGの圧力で助動球
盤3を作動させて、ガス圧調整弁1を調整作動させるも
ので、ガス圧調整弁1を迂回して一次側配管A1と二次
側配管A2とを接続する調整管4を設けるとともに、そ
の調整管4の途中に、調整管4を通して一次側配管A2
から二次側配管A2に流出するガスの流量を二次側ガス
圧P2に応じて調整することにより、操作用ガスGの圧
力を調整する調整機構としての低圧補助ガバナ5を設
け、その操作用ガスGの圧力で作動する助動球盤3で揺
動レバー11を上下揺動させて、ガス圧調整弁1の弁体
10を開閉操作するように構成している。
供給管の途中に設けてあり、従来、図4に示すように、
ガス圧を調整しながらガスを通流させるガス圧調整弁1
を介して一次側配管A1と二次側配管A2とを接続し、
二次側配管A2の二次側ガス圧P2の上昇に伴ってガス
圧調整弁1を通して一次側配管A1から二次側配管A2
へ通流するガスの通流量が減少し、二次側ガス圧P2の
低下に伴ってその通流量が増大するように、操作用ガス
Gでガス圧調整弁1を調整作動させる作動機構2を設け
てある、いわゆる、レイノルド式ガバナ設備が知られて
いる。この作動機構2は、一次側配管A1から中圧補助
ガバナ6を介して導入した操作用ガスGの圧力で助動球
盤3を作動させて、ガス圧調整弁1を調整作動させるも
ので、ガス圧調整弁1を迂回して一次側配管A1と二次
側配管A2とを接続する調整管4を設けるとともに、そ
の調整管4の途中に、調整管4を通して一次側配管A2
から二次側配管A2に流出するガスの流量を二次側ガス
圧P2に応じて調整することにより、操作用ガスGの圧
力を調整する調整機構としての低圧補助ガバナ5を設
け、その操作用ガスGの圧力で作動する助動球盤3で揺
動レバー11を上下揺動させて、ガス圧調整弁1の弁体
10を開閉操作するように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の流体圧調整
設備は、低圧補助ガバナ5と二次側配管A2との間での
調整管4の外力による破損割れや腐食割れ,調整管4の
継手の緩み等に起因してガスが漏れ出すと、低圧補助ガ
バナ5が実際の二次側ガス圧よりも低いガス圧に基づい
て作動するので、実際の二次側ガス圧P2に対応する通
流量よりも大きな通流量になるようにガス圧調整弁1が
調整されてしまい、その結果、二次側ガス圧P2が異常
に上昇してしまう欠点がある。本発明は上記実状に鑑み
てなされたものであって、圧力調整機構と二次側配管と
の間の調整管から流体が漏れ出す事態が生じても、二次
側流体圧の異常な上昇を防止できるようにすることを目
的とする。
設備は、低圧補助ガバナ5と二次側配管A2との間での
調整管4の外力による破損割れや腐食割れ,調整管4の
継手の緩み等に起因してガスが漏れ出すと、低圧補助ガ
バナ5が実際の二次側ガス圧よりも低いガス圧に基づい
て作動するので、実際の二次側ガス圧P2に対応する通
流量よりも大きな通流量になるようにガス圧調整弁1が
調整されてしまい、その結果、二次側ガス圧P2が異常
に上昇してしまう欠点がある。本発明は上記実状に鑑み
てなされたものであって、圧力調整機構と二次側配管と
の間の調整管から流体が漏れ出す事態が生じても、二次
側流体圧の異常な上昇を防止できるようにすることを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の特
徴構成は、流体圧を調整しながら流体を通流させる流体
圧調整弁を介して一次側配管と二次側配管とを接続し、
前記二次側配管の二次側流体圧の上昇に伴って前記流体
圧調整弁を通して一次側配管から二次側配管へ通流する
流体の通流量が減少し、前記二次側流体圧の低下に伴っ
て前記通流量が増大するように、操作用流体の圧力で前
記流体圧調整弁を調整作動させる作動機構を設け、前記
作動機構を、前記流体圧調整弁を迂回して前記一次側配
管と前記二次側配管とを接続する調整管を設けるととも
に、前記調整管の途中に、その調整管を通して一次側配
管から二次側配管に流出する流体の流量を前記二次側流
体圧に応じて調整することにより、前記操作用流体の圧
力を調整する調整機構を設けて構成してある流体圧調整
設備であって、前記調整管における前記調整機構よりも
二次側配管側の部分に、その調整管を通して一次側配管
から二次側配管に流出する流体の流量を調節操作自在な
弁を接続してある点にある。 〔作用〕 弁と二次側配管との間の調整管から流体が漏
れ出す事態が生じると、その漏れ出しによって、調整管
を通して一次側配管から二次側配管に流出する流体の流
量が変化するが、その流出する流体の流量変化を打ち消
すように弁を調節操作して、実際の二次側ガス圧に対応
する通流量になるように流体圧調整弁を調整することが
できる。 〔効果〕 圧力調整機構と二次側配管との間の調整管か
ら流体が漏れ出す事態が生じても、二次側流体圧の異常
な上昇を防止できる。
徴構成は、流体圧を調整しながら流体を通流させる流体
圧調整弁を介して一次側配管と二次側配管とを接続し、
前記二次側配管の二次側流体圧の上昇に伴って前記流体
圧調整弁を通して一次側配管から二次側配管へ通流する
流体の通流量が減少し、前記二次側流体圧の低下に伴っ
て前記通流量が増大するように、操作用流体の圧力で前
記流体圧調整弁を調整作動させる作動機構を設け、前記
作動機構を、前記流体圧調整弁を迂回して前記一次側配
管と前記二次側配管とを接続する調整管を設けるととも
に、前記調整管の途中に、その調整管を通して一次側配
管から二次側配管に流出する流体の流量を前記二次側流
体圧に応じて調整することにより、前記操作用流体の圧
力を調整する調整機構を設けて構成してある流体圧調整
設備であって、前記調整管における前記調整機構よりも
二次側配管側の部分に、その調整管を通して一次側配管
から二次側配管に流出する流体の流量を調節操作自在な
弁を接続してある点にある。 〔作用〕 弁と二次側配管との間の調整管から流体が漏
れ出す事態が生じると、その漏れ出しによって、調整管
を通して一次側配管から二次側配管に流出する流体の流
量が変化するが、その流出する流体の流量変化を打ち消
すように弁を調節操作して、実際の二次側ガス圧に対応
する通流量になるように流体圧調整弁を調整することが
できる。 〔効果〕 圧力調整機構と二次側配管との間の調整管か
ら流体が漏れ出す事態が生じても、二次側流体圧の異常
な上昇を防止できる。
【0005】請求項2記載の発明の特徴構成は、前記調
整機構よりも一次側配管側における調整管内の流体を前
記操作用流体として導入する導入管を設けてある点にあ
る。 〔作用〕 調整管を通して一次側配管から二次側配管に
流出する流体の流量を、調整機構で二次側流体圧に応じ
て調整するので、調整機構よりも一次側配管側における
調整管内の流体は二次側流体圧に応じた圧力に調整され
ており、その流体を操作用流体として導入して、流体圧
調整弁を調節作動させることができる。 〔効果〕 操作用流体を別途使用することなく、流体圧
調整弁を調節作動させることができるので、構造を簡略
化することができる。
整機構よりも一次側配管側における調整管内の流体を前
記操作用流体として導入する導入管を設けてある点にあ
る。 〔作用〕 調整管を通して一次側配管から二次側配管に
流出する流体の流量を、調整機構で二次側流体圧に応じ
て調整するので、調整機構よりも一次側配管側における
調整管内の流体は二次側流体圧に応じた圧力に調整され
ており、その流体を操作用流体として導入して、流体圧
調整弁を調節作動させることができる。 〔効果〕 操作用流体を別途使用することなく、流体圧
調整弁を調節作動させることができるので、構造を簡略
化することができる。
【0006】請求項3記載の発明の特徴構成は、前記調
整機構を、前記二次側流体圧の上昇に伴って前記調整管
を通して一次側配管から二次側配管に流出する流体の流
量を減少させるように構成し、前記二次側流体圧を検出
する圧力検出手段と、前記圧力検出手段による検出圧力
が設定圧力を越えると、前記調整管を通して一次側配管
から二次側配管に流出する流体の流量が減少するように
前記弁を自動調節操作する制御手段とを設けてある点に
ある。 〔作用〕 弁と二次側配管との間の調整管から流体が漏
れ出すと、調整機構が実際よりも低い二次側流体圧に基
づいて作動して、実際の二次側流体圧に対応する通流量
よりも大きな通流量になるように流体圧調整弁が調整さ
れ、その結果、圧力検出手段による二次側流体圧の検出
圧力が設定圧力を越えると、調整管を通して一次側配管
から二次側配管に流出する流体の流量が減少するように
弁が自動調節操作されて、流体圧調整弁を通して一次側
配管から二次側配管へ通流する流体の通流量が減少す
る。 〔効果〕 圧力調整機構と二次側配管との間の調整管か
ら流体が漏れ出す事態が不測に生じても、二次側流体圧
の異常な上昇を確実に防止できる。
整機構を、前記二次側流体圧の上昇に伴って前記調整管
を通して一次側配管から二次側配管に流出する流体の流
量を減少させるように構成し、前記二次側流体圧を検出
する圧力検出手段と、前記圧力検出手段による検出圧力
が設定圧力を越えると、前記調整管を通して一次側配管
から二次側配管に流出する流体の流量が減少するように
前記弁を自動調節操作する制御手段とを設けてある点に
ある。 〔作用〕 弁と二次側配管との間の調整管から流体が漏
れ出すと、調整機構が実際よりも低い二次側流体圧に基
づいて作動して、実際の二次側流体圧に対応する通流量
よりも大きな通流量になるように流体圧調整弁が調整さ
れ、その結果、圧力検出手段による二次側流体圧の検出
圧力が設定圧力を越えると、調整管を通して一次側配管
から二次側配管に流出する流体の流量が減少するように
弁が自動調節操作されて、流体圧調整弁を通して一次側
配管から二次側配管へ通流する流体の通流量が減少す
る。 〔効果〕 圧力調整機構と二次側配管との間の調整管か
ら流体が漏れ出す事態が不測に生じても、二次側流体圧
の異常な上昇を確実に防止できる。
【0007】請求項4記載の発明の特徴構成は、前記制
御手段を、前記検出圧力が設定圧力よりも増大するほ
ど、前記調整管を通して一次側配管から二次側配管に流
出する流体の流量を大きく減少させるべく、前記弁を自
動調節操作するように構成してある点にある。 〔作用〕 弁と二次側配管との間の調整管からの流体の
漏れ出しが少なくて、二次側流体圧の上昇量が小さいと
きは、流体圧調整弁を通して一次側配管から二次側配管
へ通流する流体の通流量の減少割合が小さくなり、流体
の漏れ出しが多くて、二次側流体圧の上昇量が大きいと
きは、流体圧調整弁を通して一次側配管から二次側配管
へ通流する流体の通流量の減少割合が大きくなる。 〔効果〕 圧力調整機構と二次側配管との間の調整管か
ら流体が漏れ出す事態が不測に生じても、流体の漏れ出
し状態、つまり、弁と二次側配管との間の調整管の破損
状況に応じて、二次側配管への流体供給量を確保しなが
ら、二次側流体圧の異常な上昇を確実に防止できる。
御手段を、前記検出圧力が設定圧力よりも増大するほ
ど、前記調整管を通して一次側配管から二次側配管に流
出する流体の流量を大きく減少させるべく、前記弁を自
動調節操作するように構成してある点にある。 〔作用〕 弁と二次側配管との間の調整管からの流体の
漏れ出しが少なくて、二次側流体圧の上昇量が小さいと
きは、流体圧調整弁を通して一次側配管から二次側配管
へ通流する流体の通流量の減少割合が小さくなり、流体
の漏れ出しが多くて、二次側流体圧の上昇量が大きいと
きは、流体圧調整弁を通して一次側配管から二次側配管
へ通流する流体の通流量の減少割合が大きくなる。 〔効果〕 圧力調整機構と二次側配管との間の調整管か
ら流体が漏れ出す事態が不測に生じても、流体の漏れ出
し状態、つまり、弁と二次側配管との間の調整管の破損
状況に応じて、二次側配管への流体供給量を確保しなが
ら、二次側流体圧の異常な上昇を確実に防止できる。
【0008】請求項5記載の発明の特徴構成は、前記圧
力検出手段を複数箇所に設けて、前記制御手段を、それ
ら複数の圧力検出手段の検出結果に基づいて、前記弁を
自動調節操作するように構成してある点にある。 〔作用〕 複数箇所で検出した二次側流体圧の平均値に
基づいて、流体圧調整弁を通して一次側配管から二次側
配管へ通流する流体の通流量を減少させることができ
る。 〔効果〕 圧力調整機構と二次側配管との間の調整管か
ら流体が漏れ出す事態が不測に生じても、流体圧調整弁
を通して一次側配管から二次側配管へ通流する流体の通
流量を精度良く減少させることができる。
力検出手段を複数箇所に設けて、前記制御手段を、それ
ら複数の圧力検出手段の検出結果に基づいて、前記弁を
自動調節操作するように構成してある点にある。 〔作用〕 複数箇所で検出した二次側流体圧の平均値に
基づいて、流体圧調整弁を通して一次側配管から二次側
配管へ通流する流体の通流量を減少させることができ
る。 〔効果〕 圧力調整機構と二次側配管との間の調整管か
ら流体が漏れ出す事態が不測に生じても、流体圧調整弁
を通して一次側配管から二次側配管へ通流する流体の通
流量を精度良く減少させることができる。
【0009】請求項6記載の発明の特徴構成は、前記調
整管を前記二次側配管の地下埋設部位に接続し、前記弁
を前記調整管の地上側部位に接続してある点にある。 〔作用〕 調整管を二次側配管の地下埋設部位に接続し
てあるので、調整管を地上側の邪魔にならないように地
下に埋設して、流体圧調整弁から充分離れた箇所の二次
側配管に接続できると共に、地上側の掘削工事などで調
整管が破損して、その破損個所から流体が漏れ出して
も、実際の二次側ガス圧に対応する通流量になるように
ガス圧調整弁を調整することができる。 〔効果〕 調整管が地上側の邪魔になりにくい状態で、
流体圧調整弁から充分離れた箇所の安定した二次側流体
圧に基づいて圧力調整機構を作動させながら、地上側の
掘削工事などによる調整管の破損に伴う二次側流体圧の
異常な上昇を防止できる。
整管を前記二次側配管の地下埋設部位に接続し、前記弁
を前記調整管の地上側部位に接続してある点にある。 〔作用〕 調整管を二次側配管の地下埋設部位に接続し
てあるので、調整管を地上側の邪魔にならないように地
下に埋設して、流体圧調整弁から充分離れた箇所の二次
側配管に接続できると共に、地上側の掘削工事などで調
整管が破損して、その破損個所から流体が漏れ出して
も、実際の二次側ガス圧に対応する通流量になるように
ガス圧調整弁を調整することができる。 〔効果〕 調整管が地上側の邪魔になりにくい状態で、
流体圧調整弁から充分離れた箇所の安定した二次側流体
圧に基づいて圧力調整機構を作動させながら、地上側の
掘削工事などによる調整管の破損に伴う二次側流体圧の
異常な上昇を防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。 〔第1実施形態〕図1は、流体の一例としての都市ガス
を供給するガス供給管Aの途中に設けてあるガス圧調整
設備を示し、ガス圧を調整しながらガスを通流させるガ
ス圧調整弁1を介して一次側配管A1と二次側配管A2
とを接続し、二次側配管A2の二次側ガス圧P2の上昇
に伴ってガス圧調整弁1を通して一次側配管A1から二
次側配管A2へ通流するガスの通流量が減少し、二次側
ガス圧P2の低下に伴ってその通流量が増大するよう
に、操作用ガスGの圧力でガス圧調整弁1を調整作動さ
せる作動機構2を設けてある。
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。 〔第1実施形態〕図1は、流体の一例としての都市ガス
を供給するガス供給管Aの途中に設けてあるガス圧調整
設備を示し、ガス圧を調整しながらガスを通流させるガ
ス圧調整弁1を介して一次側配管A1と二次側配管A2
とを接続し、二次側配管A2の二次側ガス圧P2の上昇
に伴ってガス圧調整弁1を通して一次側配管A1から二
次側配管A2へ通流するガスの通流量が減少し、二次側
ガス圧P2の低下に伴ってその通流量が増大するよう
に、操作用ガスGの圧力でガス圧調整弁1を調整作動さ
せる作動機構2を設けてある。
【0011】前記一次側配管A1と二次側配管A2は道
路Bの地下に埋設してあり、これらの一次側配管A1と
二次側配管A2の端部をガス圧調整設備を設置してある
敷地内に引き込んで、そのガス圧調整設備に接続してあ
る。尚、Cは一次側配管A1に設けた錆取器である。前
記作動機構2は、操作用ガスGの圧力で助動球盤3を作
動させて、ガス圧調整弁1を調整作動させるもので、ガ
ス圧調整弁1を迂回して一次側配管A1と二次側配管A
2とを接続する調整管4を設けるとともに、その調整管
4の途中に、調整管4を通して一次側配管A1から二次
側配管A2に流出するガスの流量を二次側ガス圧P2に
応じて調整することにより、操作用ガスGの圧力を調整
する調整機構としての低圧補助ガバナ5を設けて構成し
てあり、調整管4は、ガス圧調整弁1から充分離れた二
次側配管A2の地下埋設部位に接続してある。前記調整
管4の一次側配管A1寄りに中圧補助ガバナ6を設け、
その下流側に絞り弁としてのニードルバルブ7を設ける
とともに、ニードルバルブ7と低圧補助ガバナ5との間
における調整管4内のガスを操作用ガスGとして助動球
盤3に導入する導入管8を設けてある。
路Bの地下に埋設してあり、これらの一次側配管A1と
二次側配管A2の端部をガス圧調整設備を設置してある
敷地内に引き込んで、そのガス圧調整設備に接続してあ
る。尚、Cは一次側配管A1に設けた錆取器である。前
記作動機構2は、操作用ガスGの圧力で助動球盤3を作
動させて、ガス圧調整弁1を調整作動させるもので、ガ
ス圧調整弁1を迂回して一次側配管A1と二次側配管A
2とを接続する調整管4を設けるとともに、その調整管
4の途中に、調整管4を通して一次側配管A1から二次
側配管A2に流出するガスの流量を二次側ガス圧P2に
応じて調整することにより、操作用ガスGの圧力を調整
する調整機構としての低圧補助ガバナ5を設けて構成し
てあり、調整管4は、ガス圧調整弁1から充分離れた二
次側配管A2の地下埋設部位に接続してある。前記調整
管4の一次側配管A1寄りに中圧補助ガバナ6を設け、
その下流側に絞り弁としてのニードルバルブ7を設ける
とともに、ニードルバルブ7と低圧補助ガバナ5との間
における調整管4内のガスを操作用ガスGとして助動球
盤3に導入する導入管8を設けてある。
【0012】前記ガス圧調整弁1は、弁棒9の上下移動
で開閉方向に移動する弁体10を設けて、その弁体10
で一次側配管A1から二次側配管A2へ通流するガスの
通流量を調整することにより、ガス圧を調整しながらガ
スを通流させるように構成してある。前記弁棒9は、ガ
ス圧調整弁1の弁箱を貫通して、一端側を上下揺動自在
に支持した揺動レバー11に連結してあり、ダイヤフラ
ム12を備えたケース13を弁棒9の弁箱貫通箇所に設
けて、そのダイヤフラム12を弁棒9の途中箇所に連結
し、ダイヤフラム12とガス圧調整弁1との間のケース
13内を二次側配管A2に連通させる逃し管14を設け
て、弁棒9の弁箱貫通箇所から漏れ出したガスを二次側
配管A2に逃がすようにしてある。前記助動球盤3は、
操作用ガスGの圧力で上下に動くダイヤフラム15に揺
動レバー11の他端側を連結して、操作用ガスGの圧力
が上昇するとガス圧調整弁1の弁体10を閉じ方向に移
動させ、操作用ガスGの圧力が低下するとガス圧調整弁
1の弁体10を開き方向に移動させるように構成してあ
る。前記揺動レバー11には、ダイヤフラム15の動作
圧力を調節するウェイト22を設けてある。
で開閉方向に移動する弁体10を設けて、その弁体10
で一次側配管A1から二次側配管A2へ通流するガスの
通流量を調整することにより、ガス圧を調整しながらガ
スを通流させるように構成してある。前記弁棒9は、ガ
ス圧調整弁1の弁箱を貫通して、一端側を上下揺動自在
に支持した揺動レバー11に連結してあり、ダイヤフラ
ム12を備えたケース13を弁棒9の弁箱貫通箇所に設
けて、そのダイヤフラム12を弁棒9の途中箇所に連結
し、ダイヤフラム12とガス圧調整弁1との間のケース
13内を二次側配管A2に連通させる逃し管14を設け
て、弁棒9の弁箱貫通箇所から漏れ出したガスを二次側
配管A2に逃がすようにしてある。前記助動球盤3は、
操作用ガスGの圧力で上下に動くダイヤフラム15に揺
動レバー11の他端側を連結して、操作用ガスGの圧力
が上昇するとガス圧調整弁1の弁体10を閉じ方向に移
動させ、操作用ガスGの圧力が低下するとガス圧調整弁
1の弁体10を開き方向に移動させるように構成してあ
る。前記揺動レバー11には、ダイヤフラム15の動作
圧力を調節するウェイト22を設けてある。
【0013】前記低圧補助ガバナ5と中圧補助ガバナ6
の各々は、上下揺動自在に支持したレバー16の一端に
調整管4を流れるガス流量を調節する弁体17を設け、
他端にダイヤフラム18を連結して、ダイヤフラム18
に作用するガス圧で弁体17を開閉方向に移動させるよ
うに構成してある。前記低圧補助ガバナ5は、二次側ガ
ス圧P2が上昇するに伴って弁体17を閉じ方向に移動
させて、調整管4内のガスの二次側配管A2への流出流
量を減少させる。この結果、操作用ガスGの圧力が上昇
して、助動球盤3のダイヤフラム15が上向きに移動
し、ガス圧調整弁1の弁体10が閉じ方向に移動して、
ガス圧調整弁1を通して一次側配管A1から二次側配管
A2へ通流するガスの通流量が減少する。また、前記低
圧補助ガバナ5は、二次側ガス圧P2が低下するに伴っ
て弁体17を開き方向に移動させて、調整管4内のガス
の二次側配管A2への流出流量を増大させる。この結
果、操作用ガスGの圧力が低下して、助動球盤3のダイ
ヤフラム15が下向きに移動し、ガス圧調整弁1の弁体
10が開き方向に移動して、ガス圧調整弁1を通して一
次側配管A1から二次側配管A2へ通流するガスの通流
量が増大する。前記中圧補助ガバナ6は、操作用ガスG
の圧力が助動球盤3のダイヤフラム15の強度に応じて
設定してある許容圧力を越えるに伴って弁体17を閉じ
方向に移動させて、一次側配管A1からの一次側ガスの
流入量を減少させる。この結果、操作用ガスGの圧力が
低下して、許容圧力以下に維持することができる。
の各々は、上下揺動自在に支持したレバー16の一端に
調整管4を流れるガス流量を調節する弁体17を設け、
他端にダイヤフラム18を連結して、ダイヤフラム18
に作用するガス圧で弁体17を開閉方向に移動させるよ
うに構成してある。前記低圧補助ガバナ5は、二次側ガ
ス圧P2が上昇するに伴って弁体17を閉じ方向に移動
させて、調整管4内のガスの二次側配管A2への流出流
量を減少させる。この結果、操作用ガスGの圧力が上昇
して、助動球盤3のダイヤフラム15が上向きに移動
し、ガス圧調整弁1の弁体10が閉じ方向に移動して、
ガス圧調整弁1を通して一次側配管A1から二次側配管
A2へ通流するガスの通流量が減少する。また、前記低
圧補助ガバナ5は、二次側ガス圧P2が低下するに伴っ
て弁体17を開き方向に移動させて、調整管4内のガス
の二次側配管A2への流出流量を増大させる。この結
果、操作用ガスGの圧力が低下して、助動球盤3のダイ
ヤフラム15が下向きに移動し、ガス圧調整弁1の弁体
10が開き方向に移動して、ガス圧調整弁1を通して一
次側配管A1から二次側配管A2へ通流するガスの通流
量が増大する。前記中圧補助ガバナ6は、操作用ガスG
の圧力が助動球盤3のダイヤフラム15の強度に応じて
設定してある許容圧力を越えるに伴って弁体17を閉じ
方向に移動させて、一次側配管A1からの一次側ガスの
流入量を減少させる。この結果、操作用ガスGの圧力が
低下して、許容圧力以下に維持することができる。
【0014】前記調整管4における低圧補助ガバナ5よ
りも二次側配管A2側の部分であって、低圧補助ガバナ
5近くの地上側部位に、その調整管4を通して一次側配
管A1から二次側配管A2に流出するガスの流量を調節
操作自在な電動式の流量調整弁19を接続し、二次側配
管A2の地上側部位の二箇所に、二次側ガス圧P2を検
出する圧力検出手段としての圧力センサ20を設けてあ
る。そして、流量調整弁1の調整作動を制御する制御手
段としての制御装置21を設けて、二箇所の圧力センサ
20の検出情報を制御装置21に入力し、それらの圧力
センサ20の検出結果に基づいて、圧力センサ20によ
る検出圧力の平均値(以下、平均検出圧力という)Qが設
定圧力R1を越えると、調整管4を通して一次側配管A
1から二次側配管A2に流出するガスの流量が減少する
ように流量調整弁19を自動調節操作するように構成し
てある。
りも二次側配管A2側の部分であって、低圧補助ガバナ
5近くの地上側部位に、その調整管4を通して一次側配
管A1から二次側配管A2に流出するガスの流量を調節
操作自在な電動式の流量調整弁19を接続し、二次側配
管A2の地上側部位の二箇所に、二次側ガス圧P2を検
出する圧力検出手段としての圧力センサ20を設けてあ
る。そして、流量調整弁1の調整作動を制御する制御手
段としての制御装置21を設けて、二箇所の圧力センサ
20の検出情報を制御装置21に入力し、それらの圧力
センサ20の検出結果に基づいて、圧力センサ20によ
る検出圧力の平均値(以下、平均検出圧力という)Qが設
定圧力R1を越えると、調整管4を通して一次側配管A
1から二次側配管A2に流出するガスの流量が減少する
ように流量調整弁19を自動調節操作するように構成し
てある。
【0015】前記制御装置21は、平均検出圧力Qが設
定圧力R1よりも増大するほど、調整管4を通して一次
側配管A1から二次側配管A2に流出するガスの流量を
大きく減少させるべく、流量調整弁19を自動調節操作
するように構成してある。つまり、図2は、制御装置2
1で自動調節操作される流量調整弁19の平均検出圧力
Qと弁開度(%)との関係を示しており、平均検出圧力Q
が設定圧力R1を越えると、平均検出圧力Qと設定圧力
R1との差に比例して弁開度(%)を小さくし、平均検出
圧力Qが許容圧力R2に達すると弁開度(%)をゼロにし
て、それ以上の圧力上昇を防止するように構成してあ
る。
定圧力R1よりも増大するほど、調整管4を通して一次
側配管A1から二次側配管A2に流出するガスの流量を
大きく減少させるべく、流量調整弁19を自動調節操作
するように構成してある。つまり、図2は、制御装置2
1で自動調節操作される流量調整弁19の平均検出圧力
Qと弁開度(%)との関係を示しており、平均検出圧力Q
が設定圧力R1を越えると、平均検出圧力Qと設定圧力
R1との差に比例して弁開度(%)を小さくし、平均検出
圧力Qが許容圧力R2に達すると弁開度(%)をゼロにし
て、それ以上の圧力上昇を防止するように構成してあ
る。
【0016】〔第2実施形態〕図3は、制御装置21で
自動調節操作される流量調整弁19の平均検出圧力Qと
弁開度(%)との関係の別実施形態を示しており、平均検
出圧力Qが設定圧力R1を越えると、弁開度(%)を小さ
な減少率で徐々に小さくし、平均検出圧力Qが許容圧力
R2に近づくと、弁開度(%)を大きな減少率で急激に小
さくして、許容圧力R2に達すると弁開度(%)をゼロに
するようにしてある。その他の構成は第1実施形態と同
様である。
自動調節操作される流量調整弁19の平均検出圧力Qと
弁開度(%)との関係の別実施形態を示しており、平均検
出圧力Qが設定圧力R1を越えると、弁開度(%)を小さ
な減少率で徐々に小さくし、平均検出圧力Qが許容圧力
R2に近づくと、弁開度(%)を大きな減少率で急激に小
さくして、許容圧力R2に達すると弁開度(%)をゼロに
するようにしてある。その他の構成は第1実施形態と同
様である。
【0017】〔その他の実施形態〕 1.本発明による流体圧調整設備は、都市ガス以外の工
業用ガス等の各種ガスや水等の液体の流体圧を調整する
ものであっても良い。 2.本発明による流体圧調整設備は、調整管を通して一
次側配管から二次側配管に流出する流体の流量を手動で
調節操作自在な弁を接続してあっても良い。 3.本発明による流体圧調整設備は、流体圧調整弁を調
整作動させる操作用流体をタンク等に別途貯留し、一次
側配管から二次側配管に流出する流体の流量を二次側流
体圧に応じて調整することにより変化する調整管内の流
体圧に関連づけて、操作用流体の圧力を調整するように
構成してあっても良い。 4.本発明による流体圧調整設備は、調整機構を、二次
側流体圧の上昇に伴って調整管を通して一次側配管から
二次側配管に流出する流体の流量を増大させるように構
成してあっても良い。 5.本発明による流体圧調整設備は、二次側流体圧を検
出する単一の圧力検出手段を設けて構成してあっても良
い。
業用ガス等の各種ガスや水等の液体の流体圧を調整する
ものであっても良い。 2.本発明による流体圧調整設備は、調整管を通して一
次側配管から二次側配管に流出する流体の流量を手動で
調節操作自在な弁を接続してあっても良い。 3.本発明による流体圧調整設備は、流体圧調整弁を調
整作動させる操作用流体をタンク等に別途貯留し、一次
側配管から二次側配管に流出する流体の流量を二次側流
体圧に応じて調整することにより変化する調整管内の流
体圧に関連づけて、操作用流体の圧力を調整するように
構成してあっても良い。 4.本発明による流体圧調整設備は、調整機構を、二次
側流体圧の上昇に伴って調整管を通して一次側配管から
二次側配管に流出する流体の流量を増大させるように構
成してあっても良い。 5.本発明による流体圧調整設備は、二次側流体圧を検
出する単一の圧力検出手段を設けて構成してあっても良
い。
【図1】流体圧調整設備の概略図
【図2】平均検出圧力と弁開度(%)との関係を示すグラ
フ
フ
【図3】第2実施形態の平均検出圧力と弁開度(%)との
関係を示すグラフ
関係を示すグラフ
【図4】従来の流体圧調整設備の概略図
1 流体圧調整弁 2 作動機構 4 調整管 5 調整機構 8 導入管 19 弁 20 圧力検出手段 21 制御手段 A1 一次側配管 A2 二次側配管 G 操作用流体 P2 二次側流体圧 Q 検出圧力 R1 設定圧力
Claims (6)
- 【請求項1】 流体圧を調整しながら流体を通流させる
流体圧調整弁を介して一次側配管と二次側配管とを接続
し、 前記二次側配管の二次側流体圧の上昇に伴って前記流体
圧調整弁を通して一次側配管から二次側配管へ通流する
流体の通流量が減少し、前記二次側流体圧の低下に伴っ
て前記通流量が増大するように、操作用流体の圧力で前
記流体圧調整弁を調整作動させる作動機構を設け、 前記作動機構を、 前記流体圧調整弁を迂回して前記一次側配管と前記二次
側配管とを接続する調整管を設けるとともに、 前記調整管の途中に、その調整管を通して一次側配管か
ら二次側配管に流出する流体の流量を前記二次側流体圧
に応じて調整することにより、前記操作用流体の圧力を
調整する調整機構を設けて構成してある流体圧調整設備
であって、 前記調整管における前記調整機構よりも二次側配管側の
部分に、その調整管を通して一次側配管から二次側配管
に流出する流体の流量を調節操作自在な弁を接続してあ
る流体圧調整設備。 - 【請求項2】 前記調整機構よりも一次側配管側におけ
る調整管内の流体を前記操作用流体として導入する導入
管を設けてある請求項1記載の流体圧調整設備。 - 【請求項3】 前記調整機構を、前記二次側流体圧の上
昇に伴って前記調整管を通して一次側配管から二次側配
管に流出する流体の流量を減少させるように構成し、 前記二次側流体圧を検出する圧力検出手段と、 前記圧力検出手段による検出圧力が設定圧力を越える
と、前記調整管を通して一次側配管から二次側配管に流
出する流体の流量が減少するように前記弁を自動調節操
作する制御手段とを設けてある請求項1又は2記載の流
体圧調整設備。 - 【請求項4】 前記制御手段を、前記検出圧力が設定圧
力よりも増大するほど、前記調整管を通して一次側配管
から二次側配管に流出する流体の流量を大きく減少させ
るべく、前記弁を自動調節操作するように構成してある
請求項3記載の流体圧調整設備。 - 【請求項5】 前記圧力検出手段を複数箇所に設けて、
前記制御手段を、それら複数の圧力検出手段の検出結果
に基づいて、前記弁を自動調節操作するように構成して
ある請求項3又は4記載の流体圧調整設備。 - 【請求項6】 前記調整管を前記二次側配管の地下埋設
部位に接続し、前記弁を前記調整管の地上側部位に接続
してある請求項1〜5のいずれか1項記載の流体圧調整
設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11092067A JP2000283397A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 流体圧調整設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11092067A JP2000283397A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 流体圧調整設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000283397A true JP2000283397A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=14044135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11092067A Pending JP2000283397A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 流体圧調整設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000283397A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012038208A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Tokyo Gas Co Ltd | 整圧装置 |
JP2014053047A (ja) * | 2013-12-05 | 2014-03-20 | Tokyo Gas Co Ltd | 整圧装置 |
CN111692530A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-09-22 | 徐州华宝能源科技有限公司 | 一种具有多级安全保护功能的天然气调压橇装装置 |
CN118408151A (zh) * | 2024-07-04 | 2024-07-30 | 什邡慧丰采油机械有限责任公司 | 一种0-210MPa无极可调式电动泄压阀控制系统 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP11092067A patent/JP2000283397A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012038208A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Tokyo Gas Co Ltd | 整圧装置 |
JP2014053047A (ja) * | 2013-12-05 | 2014-03-20 | Tokyo Gas Co Ltd | 整圧装置 |
CN111692530A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-09-22 | 徐州华宝能源科技有限公司 | 一种具有多级安全保护功能的天然气调压橇装装置 |
CN111692530B (zh) * | 2020-05-19 | 2021-09-03 | 徐州华宝能源科技有限公司 | 一种具有多级安全保护功能的天然气调压橇装装置 |
CN118408151A (zh) * | 2024-07-04 | 2024-07-30 | 什邡慧丰采油机械有限责任公司 | 一种0-210MPa无极可调式电动泄压阀控制系统 |
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