JP2000283384A - 複層透明板 - Google Patents
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Landscapes
- Thermal Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来技術において、断熱ガス6フッカイオウ
(SF6 )は近年の地球温暖化防止の関係上その使用が
禁止され、これに代わる断熱効果のあるガスの使用が望
まれるが、充填するガスの値段が高い場合や、空気に対
する比重の大小等によって、そのガスの充填方法を考慮
する必要があり、余分なガス充填の防止や充填によるガ
ス放出が少ない方法を探求しなければならないという問
題がある。 【解決手段】 本発明は、前記の問題点に鑑みて発明さ
れたものであり、周辺部にめぐるスペーサを介して所定
間隔に配置した一対の透明板間に断熱ガスの注入空間を
形成した複層透明板であって、前記空間においてほぼ前
記空間を二分する長さを有して両端部が前記空間の壁に
支持され前記断熱ガスの注入に伴って前記空間の壁に向
かって移動するテープを設けた技術手段を採用した。
(SF6 )は近年の地球温暖化防止の関係上その使用が
禁止され、これに代わる断熱効果のあるガスの使用が望
まれるが、充填するガスの値段が高い場合や、空気に対
する比重の大小等によって、そのガスの充填方法を考慮
する必要があり、余分なガス充填の防止や充填によるガ
ス放出が少ない方法を探求しなければならないという問
題がある。 【解決手段】 本発明は、前記の問題点に鑑みて発明さ
れたものであり、周辺部にめぐるスペーサを介して所定
間隔に配置した一対の透明板間に断熱ガスの注入空間を
形成した複層透明板であって、前記空間においてほぼ前
記空間を二分する長さを有して両端部が前記空間の壁に
支持され前記断熱ガスの注入に伴って前記空間の壁に向
かって移動するテープを設けた技術手段を採用した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周辺部にめぐるス
ペーサを介して所定間隔に配置した一対の透明板間に断
熱ガスの注入空間を形成した複層透明板に関する。
ペーサを介して所定間隔に配置した一対の透明板間に断
熱ガスの注入空間を形成した複層透明板に関する。
【0002】
【従来の技術】周辺部にめぐるスペーサを介して所定間
隔に配置した一対の透明板間に断熱ガスの注入空間を形
成した複層透明板において、従来は断熱ガスに6フッカ
イオウ(SF6 )が使用されている。これに関するガス
供給装置として、特開平1−18320号がある。
隔に配置した一対の透明板間に断熱ガスの注入空間を形
成した複層透明板において、従来は断熱ガスに6フッカ
イオウ(SF6 )が使用されている。これに関するガス
供給装置として、特開平1−18320号がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
て、断熱ガス6フッカイオウ(SF6 )は近年の地球温
暖化防止の関係上その使用が禁止され、これに代わる断
熱効果のあるガスの使用が望まれるが、充填するガスの
値段が高い場合や、空気に対する比重の大小等によっ
て、そのガスの充填方法を考慮する必要があり、余分な
ガス充填の防止や充填によるガス放出が少ない方法を探
求しなければならないという問題がある。
て、断熱ガス6フッカイオウ(SF6 )は近年の地球温
暖化防止の関係上その使用が禁止され、これに代わる断
熱効果のあるガスの使用が望まれるが、充填するガスの
値段が高い場合や、空気に対する比重の大小等によっ
て、そのガスの充填方法を考慮する必要があり、余分な
ガス充填の防止や充填によるガス放出が少ない方法を探
求しなければならないという問題がある。
【0004】本発明は、前記の問題点に鑑みて発明され
たものであり、地球温暖化防止の観点に立って、従来の
断熱ガス6フッカイオウ(SF6 )に代わる断熱ガスの
使用にて、断熱特性を有する複層透明板を提供するもの
である。また本発明は、特定のガスの使用による場合の
ガスの注入状況が把握でき、注入時のガスの漏出をなる
だけ少なくできる複層透明板を提供するものである。
たものであり、地球温暖化防止の観点に立って、従来の
断熱ガス6フッカイオウ(SF6 )に代わる断熱ガスの
使用にて、断熱特性を有する複層透明板を提供するもの
である。また本発明は、特定のガスの使用による場合の
ガスの注入状況が把握でき、注入時のガスの漏出をなる
だけ少なくできる複層透明板を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するための具体的な手段として、周辺部にめぐるス
ペーサを介して所定間隔に配置した一対の透明板間に断
熱ガス注入の空間を形成した複層透明板であって、前記
空間においてほぼ前記空間を二分する長さを有して両端
部が前記空間の壁に支持されていて前記断熱ガスの注入
に伴って前記空間の壁に向かって移動するテープを設け
る技術手段を採用した。また本発明は、前記の課題を解
決するための具体的な手段として、前記断熱ガスをクリ
プトンガスとする技術手段を採用した。
解決するための具体的な手段として、周辺部にめぐるス
ペーサを介して所定間隔に配置した一対の透明板間に断
熱ガス注入の空間を形成した複層透明板であって、前記
空間においてほぼ前記空間を二分する長さを有して両端
部が前記空間の壁に支持されていて前記断熱ガスの注入
に伴って前記空間の壁に向かって移動するテープを設け
る技術手段を採用した。また本発明は、前記の課題を解
決するための具体的な手段として、前記断熱ガスをクリ
プトンガスとする技術手段を採用した。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1乃至図6は本発明の一つの実施形態を
示しており、図1は本発明に係る複層透明板に枠体を設
けた斜視図、図2は図1のA−A断面図、図3は複層透
明板の斜視図、図4は図3の平面図、図5は複層透明板
にガスを注入する状態図、図6は図4のB−B断面図で
ある。
て説明する。図1乃至図6は本発明の一つの実施形態を
示しており、図1は本発明に係る複層透明板に枠体を設
けた斜視図、図2は図1のA−A断面図、図3は複層透
明板の斜視図、図4は図3の平面図、図5は複層透明板
にガスを注入する状態図、図6は図4のB−B断面図で
ある。
【0007】本発明の一つの手段は、周辺部にめぐるス
ペーサを介して所定間隔に配置した一対の透明板間に断
熱ガスの注入空間を形成した、平面形状がほぼ四辺形状
の複層透明板であって、前記空間においてほぼ相隣る二
辺の長さを有し両端部が前記空間の壁に支持されていて
前記断熱ガスの注入に伴って残る二辺へ向かって移動す
るテープを設けたことを特徴とする複層透明板である。
本発明のもう一つの手段は、前記断熱ガスにクリプトン
ガスを使用したことである。
ペーサを介して所定間隔に配置した一対の透明板間に断
熱ガスの注入空間を形成した、平面形状がほぼ四辺形状
の複層透明板であって、前記空間においてほぼ相隣る二
辺の長さを有し両端部が前記空間の壁に支持されていて
前記断熱ガスの注入に伴って残る二辺へ向かって移動す
るテープを設けたことを特徴とする複層透明板である。
本発明のもう一つの手段は、前記断熱ガスにクリプトン
ガスを使用したことである。
【0008】本発明の実施の形態を図1乃至図6に基づ
いて説明する。1は一般に冷却ショーケースや建築物等
の窓や扉等に使用される複層透明板である。複層透明板
1は、周辺部にめぐるスペーサ2を介して所定間隔に配
置した一対の透明板3、3間に断熱ガスの充填空間4を
形成している。その代表的な形状としては、全体形状が
ほぼ四角形状の平板形状を呈する。全体形状は、複層透
明板1の使用状態に合わせて円形、楕円形、多角形等種
種の形状をとることができる。ここではその代表的な形
状である全体形状がほぼ四角形状の平板形状の複層透明
板1に基づいて以下にその詳細構成を記載することとす
る。
いて説明する。1は一般に冷却ショーケースや建築物等
の窓や扉等に使用される複層透明板である。複層透明板
1は、周辺部にめぐるスペーサ2を介して所定間隔に配
置した一対の透明板3、3間に断熱ガスの充填空間4を
形成している。その代表的な形状としては、全体形状が
ほぼ四角形状の平板形状を呈する。全体形状は、複層透
明板1の使用状態に合わせて円形、楕円形、多角形等種
種の形状をとることができる。ここではその代表的な形
状である全体形状がほぼ四角形状の平板形状の複層透明
板1に基づいて以下にその詳細構成を記載することとす
る。
【0009】スペーサ2は図4において四角形状の平板
形状の複層透明板1の上下、左右の周辺4辺にそれぞれ
配置された直線状のスペーサ2A、2Bを有し、スペー
サ2A、2Bは隣接するスペーサ相互間を接続部材5に
て接続されて、全体として連続した周辺4辺を形成す
る。スペーサ2A、2Bと接続部材5とは接着剤にて気
密状態に接合されている。スペーサ2A、2Bと接続部
材5との関係は、例えば、図4においてスペーサ2Aを
L1の長さとし、スペーサ2BをL2の長さとして相互
に接続部材にて接合するように構成してもよい。スペー
サ2A、2Bは、アルミニウム、合成樹脂等の押し出し
成形又は引き抜き成形等にて製造される。
形状の複層透明板1の上下、左右の周辺4辺にそれぞれ
配置された直線状のスペーサ2A、2Bを有し、スペー
サ2A、2Bは隣接するスペーサ相互間を接続部材5に
て接続されて、全体として連続した周辺4辺を形成す
る。スペーサ2A、2Bと接続部材5とは接着剤にて気
密状態に接合されている。スペーサ2A、2Bと接続部
材5との関係は、例えば、図4においてスペーサ2Aを
L1の長さとし、スペーサ2BをL2の長さとして相互
に接続部材にて接合するように構成してもよい。スペー
サ2A、2Bは、アルミニウム、合成樹脂等の押し出し
成形又は引き抜き成形等にて製造される。
【0010】一対の透明板3、3はスペーサ2A、2B
に、又はスペーサ2A、2B及び接続部材5に対して気
密状態に接着剤、両面接着テープ等の適当な接着材にて
接合されており、一対の透明板3、3間の空間4は気密
空間である。空間4には断熱ガスが注入され充填され
る。この断熱ガスとして、本発明ではクリプトンガスを
使用する。
に、又はスペーサ2A、2B及び接続部材5に対して気
密状態に接着剤、両面接着テープ等の適当な接着材にて
接合されており、一対の透明板3、3間の空間4は気密
空間である。空間4には断熱ガスが注入され充填され
る。この断熱ガスとして、本発明ではクリプトンガスを
使用する。
【0011】スペーサ2には、空間4をほぼ2等分する
位置、即ち、図4ではほぼ対角位置に、それぞれガスの
注入のための孔6と空気排出用の孔7が形成されてい
る。空間4には、スペーサ2又は透明板3に両端部8
A、8Bが支持されて断熱ガスの充填に伴ってその両端
部8A、8B間が孔7の方向に向かって移動するテープ
9を設けている。テープ9の両端部8A、8Bは接着
剤、接着テープ等にて空間4の壁であるスペーサ2又は
透明板3に取付けるか、又はスペーサ2A、2Bの接合
部に取り付けることにて支持されている。テープ9の長
さは、空間4の相隣る二辺P、Qに渡る長さ、即ち空間
4の対角間に渡る長さL1+L3を有する。
位置、即ち、図4ではほぼ対角位置に、それぞれガスの
注入のための孔6と空気排出用の孔7が形成されてい
る。空間4には、スペーサ2又は透明板3に両端部8
A、8Bが支持されて断熱ガスの充填に伴ってその両端
部8A、8B間が孔7の方向に向かって移動するテープ
9を設けている。テープ9の両端部8A、8Bは接着
剤、接着テープ等にて空間4の壁であるスペーサ2又は
透明板3に取付けるか、又はスペーサ2A、2Bの接合
部に取り付けることにて支持されている。テープ9の長
さは、空間4の相隣る二辺P、Qに渡る長さ、即ち空間
4の対角間に渡る長さL1+L3を有する。
【0012】クリプトンガスは、従来の6フッカイオウ
(SF6 )に比して空気に対する重さは軽く、ほぼ空気
の2倍程度の重さであり、空気と混ざり易く、6フッカ
イオウ(SF6 )よりも断熱性能は優れている。またク
リプトンガスは、不活性ガスであり、スペーサ等に対す
る錆の問題もないが、高価であるため、それを無駄にし
ない工夫が必要である。そのためにも本発明は有効であ
る。即ち、従来の6フッカイオウ(SF6 )は空気のほ
ぼ5倍程度の重さを有し、クリプトンガスよりも安価で
あるため、特開平1−18320号のように複層透明板
を立てた状態でガス注入を行って、排出孔からの空気に
対するガスの排出濃度が所定値に達した時にガスの注入
を終了する方法が採れるが、クリプトンガスは高価であ
るため、このような方法を採用することはできない。
(SF6 )に比して空気に対する重さは軽く、ほぼ空気
の2倍程度の重さであり、空気と混ざり易く、6フッカ
イオウ(SF6 )よりも断熱性能は優れている。またク
リプトンガスは、不活性ガスであり、スペーサ等に対す
る錆の問題もないが、高価であるため、それを無駄にし
ない工夫が必要である。そのためにも本発明は有効であ
る。即ち、従来の6フッカイオウ(SF6 )は空気のほ
ぼ5倍程度の重さを有し、クリプトンガスよりも安価で
あるため、特開平1−18320号のように複層透明板
を立てた状態でガス注入を行って、排出孔からの空気に
対するガスの排出濃度が所定値に達した時にガスの注入
を終了する方法が採れるが、クリプトンガスは高価であ
るため、このような方法を採用することはできない。
【0013】そこで本発明では、ガスの充填は、複層透
明板1をほぼ水平状態に保持してなされる。テープ9
は、ガスの充填前には孔7よりも孔6に近づく位置、即
ち、図4の9Aのような位置にある。このような状態保
持は、例えば、テープ9の中間部にスペーサ2を貫通し
て(例えば孔6を通して)糸にて複層透明板1の外から
引っ張る等の手段にて達成できる。ガスの充填は、孔6
に挿入した注入ノズル10へガス注入装置(図示せず)
からクリプトンガスを注入して行われる。
明板1をほぼ水平状態に保持してなされる。テープ9
は、ガスの充填前には孔7よりも孔6に近づく位置、即
ち、図4の9Aのような位置にある。このような状態保
持は、例えば、テープ9の中間部にスペーサ2を貫通し
て(例えば孔6を通して)糸にて複層透明板1の外から
引っ張る等の手段にて達成できる。ガスの充填は、孔6
に挿入した注入ノズル10へガス注入装置(図示せず)
からクリプトンガスを注入して行われる。
【0014】ガスの注入によって、テープ9は9Aの位
置から9Bの状態を経て最終位置9Cとなる。このよう
な移動に伴って空間4内の空気は、孔7から徐々に排除
され、テープ9が9Cの状態、即ち、孔7を挟んだ空間
4の相隣る二辺の壁に接したことを見極めてガスの充填
作業を終了する。ガスの注入に伴ってテープ9は空間4
の空気の追い出しを行うことにも作用し、またガス注入
中における空間4での空気とガスとの混合の抑制にもか
なり役立つ。テープ9の9C位置にて空間4の壁、即ち
スペーサ2A、2Bにきっちりと接するようにするため
には、例えば、テープ9の中間部にスペーサ2を貫通し
て(例えば孔7を通して)糸にて複層透明板1の外から
引っ張る等の手段にて達成できる。また9Cの状態保持
のためには、テープ9が空間4の壁、即ちスペーサ2と
接着する接着層を、テープ9又はスペーサ2に形成して
おくこともできる。
置から9Bの状態を経て最終位置9Cとなる。このよう
な移動に伴って空間4内の空気は、孔7から徐々に排除
され、テープ9が9Cの状態、即ち、孔7を挟んだ空間
4の相隣る二辺の壁に接したことを見極めてガスの充填
作業を終了する。ガスの注入に伴ってテープ9は空間4
の空気の追い出しを行うことにも作用し、またガス注入
中における空間4での空気とガスとの混合の抑制にもか
なり役立つ。テープ9の9C位置にて空間4の壁、即ち
スペーサ2A、2Bにきっちりと接するようにするため
には、例えば、テープ9の中間部にスペーサ2を貫通し
て(例えば孔7を通して)糸にて複層透明板1の外から
引っ張る等の手段にて達成できる。また9Cの状態保持
のためには、テープ9が空間4の壁、即ちスペーサ2と
接着する接着層を、テープ9又はスペーサ2に形成して
おくこともできる。
【0015】スペーサ2は、図6のように、吸湿剤12
を収納した中空13が空間4と連通する開口11を有し
ており、前記ガス充填にてテープ9はこの開口11の一
部を塞ぐようにスペーサ2に接する。この場合、テープ
9を通して吸湿剤12による空間4の吸湿効果を継続さ
せるためには、テープ9が空気を通過させるような材質
を選定すればよい。ガス充填終了後は、孔6、7はシー
ル材にてシールされる。
を収納した中空13が空間4と連通する開口11を有し
ており、前記ガス充填にてテープ9はこの開口11の一
部を塞ぐようにスペーサ2に接する。この場合、テープ
9を通して吸湿剤12による空間4の吸湿効果を継続さ
せるためには、テープ9が空気を通過させるような材質
を選定すればよい。ガス充填終了後は、孔6、7はシー
ル材にてシールされる。
【0016】また、断熱ガスとしては、クリプトンガス
に代わって、アルゴンガス、キセノンガス等を採用する
こともできる。
に代わって、アルゴンガス、キセノンガス等を採用する
こともできる。
【0017】上記のようにテープ9は、空間4において
ほぼ相隣る二辺に渡る長さを有して両端部が空間の壁に
支持されていて、空間4を二分割するようにテープ9の
幅方向の両端が透明板3、3に接して透明板3、3間に
立った状態を維持しつつ、ガスの充填によって徐々に反
対側の空間4の壁に向かって移動するように空間4の厚
さとほぼ同じ幅を有している。
ほぼ相隣る二辺に渡る長さを有して両端部が空間の壁に
支持されていて、空間4を二分割するようにテープ9の
幅方向の両端が透明板3、3に接して透明板3、3間に
立った状態を維持しつつ、ガスの充填によって徐々に反
対側の空間4の壁に向かって移動するように空間4の厚
さとほぼ同じ幅を有している。
【0018】このため、簡単な材料としては、比較的腰
のある厚さ0.1mm程度の一般の紙テープにてそれが
達成できるが、同様の目的・効果が達成できるものであ
れば、厚さは薄くても、また厚くてもよく、特別に作っ
た紙テープ、或いはプラスチックテープでもよい。テー
プ9に、模様を施したり、着色したり、広告宣伝表示な
どをすることにて、透明板3を通して見えるテープ9の
有効利用にもなる。
のある厚さ0.1mm程度の一般の紙テープにてそれが
達成できるが、同様の目的・効果が達成できるものであ
れば、厚さは薄くても、また厚くてもよく、特別に作っ
た紙テープ、或いはプラスチックテープでもよい。テー
プ9に、模様を施したり、着色したり、広告宣伝表示な
どをすることにて、透明板3を通して見えるテープ9の
有効利用にもなる。
【0019】複層透明板1は、スペーサ2の外面におい
て空間4の気密保持のために、スペーサ2の外面と透明
板3、3の周縁部とに密着するシール材14を複層透明
板1の全周に渡って設けている。また複層透明板1は必
要に応じて、その周縁部を取り囲む飾り枠15が設けら
れる。
て空間4の気密保持のために、スペーサ2の外面と透明
板3、3の周縁部とに密着するシール材14を複層透明
板1の全周に渡って設けている。また複層透明板1は必
要に応じて、その周縁部を取り囲む飾り枠15が設けら
れる。
【0020】上記実施形態の複層透明板は、平面形状が
四辺形状であり、周辺部にめぐるスペーサを介して所定
間隔に配置した一対の透明板間に断熱ガス注入の空間を
形成したほぼ四辺形状の複層透明板であって、前記空間
においてほぼ前記空間を二分するように相隣る二辺に渡
る長さを有して両端部が前記空間の壁に支持されてい
て、前記断熱ガスの注入に伴って前記二辺に対向する相
隣る二辺の壁に向かって移動するテープを設けた構成で
あるが、本発明の複層透明板はそれに固定されるもので
はなく、複層透明板1の適用に合わせて円形、楕円形、
多角形等種種の形状をとることができる。
四辺形状であり、周辺部にめぐるスペーサを介して所定
間隔に配置した一対の透明板間に断熱ガス注入の空間を
形成したほぼ四辺形状の複層透明板であって、前記空間
においてほぼ前記空間を二分するように相隣る二辺に渡
る長さを有して両端部が前記空間の壁に支持されてい
て、前記断熱ガスの注入に伴って前記二辺に対向する相
隣る二辺の壁に向かって移動するテープを設けた構成で
あるが、本発明の複層透明板はそれに固定されるもので
はなく、複層透明板1の適用に合わせて円形、楕円形、
多角形等種種の形状をとることができる。
【0021】このため、本発明の複層透明板は、平面形
状が四辺形状、円形、楕円形、多角形等種種の形状をと
る場合にも適用できるものであり、テープ9の長さは、
ガス充填終了にて空間4の壁に接した状態を保持できれ
ばよく、最も簡単な設定は、空間4の周囲壁の長さを二
等分する長さ、即ち、スペーサ2に沿って空間4の周囲
壁を一巡する長さを二等分する長さにてその両端部が空
間4の壁に支持されておればよい。
状が四辺形状、円形、楕円形、多角形等種種の形状をと
る場合にも適用できるものであり、テープ9の長さは、
ガス充填終了にて空間4の壁に接した状態を保持できれ
ばよく、最も簡単な設定は、空間4の周囲壁の長さを二
等分する長さ、即ち、スペーサ2に沿って空間4の周囲
壁を一巡する長さを二等分する長さにてその両端部が空
間4の壁に支持されておればよい。
【0022】また、上記実施形態の複層透明板は、二枚
の透明板の場合について記載したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、三枚、四枚等複数の透明板を間
隔を存して積層した複層透明板についても本発明が適用
でき、且つ本発明の範囲に入るものであり、この場合に
も、一対の透明板は、相互に間隔を存する任意の二枚の
透明板として捉えればよい。
の透明板の場合について記載したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、三枚、四枚等複数の透明板を間
隔を存して積層した複層透明板についても本発明が適用
でき、且つ本発明の範囲に入るものであり、この場合に
も、一対の透明板は、相互に間隔を存する任意の二枚の
透明板として捉えればよい。
【0023】このように、本発明の複層透明板は、周辺
部にめぐるスペーサを介して所定間隔に配置した一対の
透明板間に断熱ガス注入の空間を形成した複層透明板で
あって、前記空間においてほぼ前記空間を二分する長さ
を有して両端部が前記空間の壁に支持されていて前記断
熱ガスの注入に伴って前記空間の壁に向かって移動する
テープを設けた技術的手段を採用したものである。
部にめぐるスペーサを介して所定間隔に配置した一対の
透明板間に断熱ガス注入の空間を形成した複層透明板で
あって、前記空間においてほぼ前記空間を二分する長さ
を有して両端部が前記空間の壁に支持されていて前記断
熱ガスの注入に伴って前記空間の壁に向かって移動する
テープを設けた技術的手段を採用したものである。
【0024】上記から明らかなように、本発明では、周
辺部にめぐるスペーサを介して所定間隔に配置した一対
の透明板間に断熱ガス注入の空間を形成した複層透明板
であって、前記空間をほぼ二等分する位置(図4に実施
形態では、ほぼ対角位置)にガス注入用孔と空気排出用
孔を設け、また前記空間において前記ガス注入用孔側と
前記空気排出用孔側とに前記空間をほぼ二等分する長さ
を有して両端部が前記空間の壁に支持されたテープを設
け、前記テープが前記断熱ガスの注入に伴って前記ガス
注入用孔側から前記空気排出用孔側の前記空間の壁に向
かって移動することにて前記断熱ガスの注入状態を確認
する方法の技術的手段を採用したものである。このた
め、透明板3の外側から、前記テープの移動にて前記断
熱ガスの注入状態を把握でき、前記テープが前記空気排
出用孔側の前記空間の壁に接した状態で所定量のガス充
填が終了したことを確認できることになる。
辺部にめぐるスペーサを介して所定間隔に配置した一対
の透明板間に断熱ガス注入の空間を形成した複層透明板
であって、前記空間をほぼ二等分する位置(図4に実施
形態では、ほぼ対角位置)にガス注入用孔と空気排出用
孔を設け、また前記空間において前記ガス注入用孔側と
前記空気排出用孔側とに前記空間をほぼ二等分する長さ
を有して両端部が前記空間の壁に支持されたテープを設
け、前記テープが前記断熱ガスの注入に伴って前記ガス
注入用孔側から前記空気排出用孔側の前記空間の壁に向
かって移動することにて前記断熱ガスの注入状態を確認
する方法の技術的手段を採用したものである。このた
め、透明板3の外側から、前記テープの移動にて前記断
熱ガスの注入状態を把握でき、前記テープが前記空気排
出用孔側の前記空間の壁に接した状態で所定量のガス充
填が終了したことを確認できることになる。
【0025】
【発明の効果】第1の発明では、テープが断熱ガスの注
入に伴って複層透明板の空間の壁に向かって移動するた
め、ガスの注入状況が熟練者でなくても簡単に把握でき
る特徴がある。このため、空気に対して比較的軽いガス
の使用にも有効であり、また高価な断熱ガスを使用した
場合にも、そのガスの無駄な排出も少なくできる効果が
ある。
入に伴って複層透明板の空間の壁に向かって移動するた
め、ガスの注入状況が熟練者でなくても簡単に把握でき
る特徴がある。このため、空気に対して比較的軽いガス
の使用にも有効であり、また高価な断熱ガスを使用した
場合にも、そのガスの無駄な排出も少なくできる効果が
ある。
【0026】第2の発明では、第1の発明に加えた構成
によって達成されるところの、地球温暖化防止上での効
果と共に、従来の6フッカイオウガスに比して断熱効果
に優れた複層透明板を提供できる効果がある。
によって達成されるところの、地球温暖化防止上での効
果と共に、従来の6フッカイオウガスに比して断熱効果
に優れた複層透明板を提供できる効果がある。
【図1】本発明に係る複層透明板の飾り枠を設けた一実
施形態の斜視図である。
施形態の斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明に係る複層透明板の一実施形態の斜視図
である。
である。
【図4】テープの移動状態を表す本発明に係る複層透明
板の一実施形態の平面図である。
板の一実施形態の平面図である。
【図5】本発明に係る一実施形態の複層透明板にガスを
充填する状態図である。
充填する状態図である。
【図6】図4のB−B断面図である。
1……複層透明板 2……スペーサ 3……透明板 4……空間 9……テープ
Claims (2)
- 【請求項1】 周辺部にめぐるスペーサを介して所定間
隔に配置した一対の透明板間に断熱ガス注入の空間を形
成した複層透明板であって、前記空間においてほぼ前記
空間を二分する長さを有して両端部が前記空間の壁に支
持されていて前記断熱ガスの注入に伴って前記空間の壁
に向かって移動するテープを設けたことを特徴とする複
層透明板。 - 【請求項2】前記断熱ガスをクリプトンガスとしたこと
を特徴とする請求項1に記載の複層透明板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11093156A JP2000283384A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 複層透明板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11093156A JP2000283384A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 複層透明板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000283384A true JP2000283384A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=14074694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11093156A Withdrawn JP2000283384A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 複層透明板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000283384A (ja) |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP11093156A patent/JP2000283384A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040405 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050811 |