JP2000282591A - パネル連結構造 - Google Patents

パネル連結構造

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JP2000282591A
JP2000282591A JP11090394A JP9039499A JP2000282591A JP 2000282591 A JP2000282591 A JP 2000282591A JP 11090394 A JP11090394 A JP 11090394A JP 9039499 A JP9039499 A JP 9039499A JP 2000282591 A JP2000282591 A JP 2000282591A
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piece
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ceiling panel
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JP11090394A
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Akihiro Hada
明宏 葉田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁パネルの上端縁部分に天井パネルの周縁部
分を適切な高さ位置にして内側からの簡単な施工で載設
支持させることができ、施工仕上がり外観が良好で、解
体作業も内側から簡単に行うことができるパネル連結構
造を提供する。 【解決手段】 壁パネル1の上端縁部分に外側へ開口し
て同上端縁に沿った溝状凹部2を形成し、溝状凹部2に
外側方から結合具3を嵌合固定し、結合具3に上方へ突
出した係合片部4を形成し、係合片部4に天井パネル5
の周縁部分を上下動高さ調節自在に係止してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスルーム、トイ
レルーム等のユニットルームにおける壁パネルと天井パ
ネルとの間のパネル連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図10、11に示す如く、バ
スルームとなるユニットルームにおいて壁パネル1と天
井パネル5との間に施工されるパネル連結構造であり、
壁パネル1の上端縁部分に天井パネル5の周縁部分を結
合固定してなるパネル連結構造は知られている。
【0003】この場合、図10に示す如く、壁パネル1
では、壁パネル本体6の上端縁外面に中空型材25が固着
され、該中空型材25には上方へ突出した結合片部26が一
体に形成されており、他方、天井パネル5の周縁部分に
は下方へ折曲した垂下片部16が形成されていて、該垂下
片部16が結合片部26の外側に配置されるよう、同天井パ
ネル5の周縁部分は壁パネル1の上端縁部分の上に載設
係合される。
【0004】そして、図11(a)に示す如く、結合片
部26には下孔27が貫通形成されており、該下孔27に内側
から挿通されるネジ28が垂下片部16にねじ込まれること
によって、壁パネル1の上端縁部分に天井パネル5の周
縁部分は結合固定される。更に、図11(b)に示す如
く、壁パネル本体6の上端縁と天井パネル5の下面との
間のスペースに目地部材29が嵌着されることによって、
前記貫通下孔27にネジ28が挿通された結合片部26の内側
は密閉されるように仕上げられる。なお、その際、目地
部材29が嵌着されるスペース内で、隣接する壁パネル1
間にはコーキング材9が充填されている。
【0005】したがって、この場合、立設された壁パネ
ル1の上に天井パネル5を載設した状態で、該天井パネ
ル5を同壁パネル1に対し内側から結合固定して施工す
ることができ、その際、目地部材29によって防水処理も
施され、しかも、ユニットルームを解体する場合にも、
内側から同解体作業を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、壁パネル1側の結合片部26には予
め所定の位置に下孔27を貫通形成しておく必要があり、
又、同下孔27にネジ28を挿通してねじ込む作業を要する
と共に、これを密閉して防水処理を施すために目地部材
29を木槌30等で打ち込んで嵌着させる作業を要し、それ
故、組立施工作業や解体作業が手間取り困難になるとい
う問題があった。
【0007】しかも、壁パネル本体6の上端縁と天井パ
ネル5の下面との間のスペースが大きくて、該スペース
に嵌着される前記目地部材29も巾広で目立つものとな
り、外観良好には仕上がらず、又、複数の壁パネル1間
に跨げて天井パネル5が載設される場合、各壁パネル1
の上端縁部分の高さ位置が相違すると、同天井パネル5
は載設支持され難くなるという問題もあった。
【0008】本発明は、上記従来の技術における問題を
悉く解決するために発明されたもので、その課題は、壁
パネルの上端縁部分に天井パネルの周縁部分を内側から
の施工で簡単に載設支持させることができ、その際、両
者の間の隙間スペースも小さくなって外観良好に仕上げ
ることができ、しかも、同天井パネルを適切な高さ位置
に係止支持させることができ、又、前記組立施工作業だ
けでなく解体作業も内側から簡単に行うことができるパ
ネル連結構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
パネル連結構造は、壁パネルの上端縁部分に外側へ開口
して同上端縁に沿った溝状凹部を形成し、該溝状凹部に
外側方から結合具を嵌合固定し、該結合具に上方へ突出
した係合片部を形成し、該係合片部に天井パネルの周縁
部分を上下動高さ調節自在に係止してなる。
【0010】したがって、この場合、溝状凹部の長手方
向における適所に結合具を嵌着固定し、該結合具に天井
パネルの周縁部分を係止して、該天井パネルの周縁部分
を壁パネルの上端縁部分に内側からの施工で簡単に載設
支持させることができる。その際、溝状凹部に嵌着固定
される結合具は該溝状凹部に沿って移動させ得るもので
あるが、上下方向へは移動せず確実に固定され、しか
も、同結合具に上方へ突設される係合片部に天井パネル
の周縁部分が上下動高さ調節自在に係止されるので、該
天井パネルの周縁部分は適切な高さ位置で確実に係止支
持される。又、この場合には、前記組立施工作業だけで
なく解体作業も内側から簡単に行うことができ、壁パネ
ルの上端縁部分と天井パネルの周縁部分との間の隙間ス
ペースを小さくすることができて、外観良好に仕上げる
こともできる。
【0011】本発明の請求項2記載のパネル連結構造
は、上記請求項1記載のパネル連結構造において、壁パ
ネル本体の上端縁外面に外側へ開口した溝型材を固着し
て、該溝型材の内部を溝状凹部となしたことを特徴とす
る。
【0012】したがって、この場合は特に、壁パネル本
体の上端縁外面に外側へ開口した溝型材が固着されて、
該溝型材の内部が溝状凹部となっているので、壁パネル
本体とは別部材で溝状凹部を簡単に形成することがで
き、溝型材を剛性材料で形成して同壁パネル本体を補強
することもできる。
【0013】本発明の請求項3記載のパネル連結構造
は、上記請求項1又は2記載のパネル連結構造におい
て、天井パネルの周縁部分に上下方向へ貫通した係合孔
部を形成し、該係合孔部に係合片部を上下動自在に挿通
して、同天井パネルの周縁部分を上下動高さ調節自在に
係止したことを特徴とする。
【0014】したがって、この場合は特に、天井パネル
の周縁部分に上下方向へ貫通した係合孔部が形成され、
該係合孔部に係合片部が上下動自在に挿通されて、同天
井パネルの周縁部分は上下動高さ調節自在に係止される
ので、結合具を溝状凹部に沿い移動させて係合孔部に対
応する所定の位置となし、該結合具に突設される係合片
部を天井パネルの同係合孔部に挿通して、該天井パネル
の周縁部分を簡単且つより確実に係止支持させることが
できる。
【0015】本発明の請求項4記載のパネル連結構造
は、上記請求項3記載のパネル連結構造において、係合
片部の外面に上下複数段の係止凹所を形成し、適宜高さ
位置にある同係止凹所に係合孔部の内周縁を弾接係止し
たことを特徴とする。
【0016】したがって、この場合は特に、上記係合片
部の外面に上下複数段の係止凹所が形成され、適宜高さ
位置にある同係止凹所に係合孔部の内周縁が弾接係止さ
れるので、天井パネルの周縁部分が適切な高さ位置とな
るように、係合片部が挿通された係合孔部と共に同天井
パネルの周縁部分を上下移動させて、これの高さ調節を
容易に行うことができ、係止凹所に係合孔部の内周縁を
弾接係止させて、適切な高さ位置となった同天井パネル
の周縁部分を安定状態で支持させることができる。
【0017】本発明の請求項5記載のパネル連結構造
は、上記請求項1〜4のいずれか一つに記載のパネル連
結構造において、壁パネルの上端縁部分と天井パネルの
周縁部分との間に内側からコーキング材を充填したこと
を特徴とする。
【0018】したがって、この場合は特に、壁パネルの
上端縁部分と天井パネルの周縁部分との間の隙間スペー
スを小さくして、該隙間スペースに内側から少量のコー
キング材を充填することで、容易且つ外観良好に防水処
理を施すことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜3は、本発明の請求項1〜
5全てに対応する一実施形態を示し、該実施形態のパネ
ル連結構造は、壁パネル1の上端縁部分に外側へ開口し
て同上端縁に沿った溝状凹部2を形成し、該溝状凹部2
に外側方から結合具3を嵌合固定し、該結合具3に上方
へ突出した係合片部4を形成し、該係合片部4に天井パ
ネル5の周縁部分を上下動高さ調節自在に係止してなる
ものである。
【0020】該実施形態のパネル連結構造においては、
壁パネル1となる壁パネル本体6の上端縁外面に外側へ
開口した溝型材7を固着して、該溝型材7の内部を溝状
凹部2となしている。又、天井パネル5の周縁部分に上
下方向へ貫通した係合孔部8を形成し、該係合孔部8に
係合片部4を上下動自在に挿通して、同天井パネル5の
周縁部分を上下動高さ調節自在に係止している。この場
合、係合片部4の外面に上下複数段の係止凹所41を形成
し、適宜高さ位置にある同係止凹所41に係合孔部8の内
周縁を弾接係止しており、又、壁パネル1の上端縁部分
と天井パネル5の周縁部分との間に内側からコーキング
材9を充填してもいる。
【0021】壁パネル本体6は長方形状の無機質板、合
成樹脂板等で形成され、その上端縁外面には補強桟とし
て作用する溝型材7が固着されている。溝型材7はアル
ミニウム、ステンレス等の金属でなり、その溝の両開口
縁には各々内方へ折り返った縁片部10が延設されてい
る。結合具3は弾性を有する合成樹脂でなり、縦片部11
と上横片部12とで略逆L字状に形成されており、同縦片
部11の内側面には上片13と下片14とが対に突設されて、
同上片13の先端に上方へ鏃状に突出した凸起15が形成さ
れている。
【0022】この場合、結合具3の上片13及び下片14が
溝型材7の両縁片部10間に弾性的に挿入嵌合され、凸起
15が上側の同縁片部10の先端縁に係止されることで、該
結合具3は溝型材7の長手方向における適宜位置に容易
に嵌合固定される。又、同嵌合固定された状態でも、結
合具3は溝型材7の長手方向に沿ってスライド移動さ
れ、その位置変更調整が行われ得るものである。
【0023】結合具3の上横片部12の上面には係合片部
4が一体に突出形成されており、該係合片部4は板状で
その内外両面に各々上下複数段の係止凹所41が断面略鋸
刃状となるよう溝状に形成されている。係合片部4は結
合具3と一体に合成樹脂で形成されており、その材料弾
性によって、各係止凹所41は係合孔部8の内周縁に着脱
自在に弾接係止されるものである。
【0024】天井パネル5は合成樹脂でなり、その周縁
端に下方へ折曲した垂下片部16が延設されている。天井
パネル5の垂下片部16の内側でこれに沿った位置に複数
の係合孔部8が形成されており、各係合孔部8に上記係
合片部4は下側から挿通係合される。図3に示す如く、
複数の天井パネル5によってユニットルームの天井は形
成されるもので、各天井パネル5の対向縁には上方へ折
曲した接合片部17が延設されており、両側の接合片部17
はビス、ナット等の締結具によって相互に結合固着さ
れ、その際、パッキン材(図示せず)等が介在されても
良い。
【0025】この場合、垂下片部16が結合具3の外側に
配置されるよう、天井パネル5の周縁部分は、複数の壁
パネル1の上端縁部分の上に跨げて載設係合される。
又、上記のように、接合片部17をビス、ナット等の締結
具によって相互に結合固着する作業は、天井パネル5に
開口形成された点検口18から上方へ上半身を突出させて
行うことができる。
【0026】したがって、該実施形態のパネル連結構造
においては、溝状凹部2の長手方向における適所に結合
具3を嵌着固定し、該結合具3に天井パネル5の周縁部
分を係止して、該天井パネル5の周縁部分を壁パネル1
の上端縁部分に内側からの施工で簡単に載設支持させる
ことができる。その際、溝状凹部2に嵌着固定される結
合具3は該溝状凹部2に沿ってスライド移動させ得るも
のであるが、上下方向へは移動せず確実に固定され、し
かも、同結合具3に上方へ突設される係合片部4に天井
パネル5の周縁部分が上下動高さ調節自在に係止される
ので、該天井パネル5の周縁部分は適切な高さ位置で確
実に係止支持される。
【0027】それ故、隣接する複数の壁パネル1の高さ
が相互にづれていても、これ等の上に跨げて天井パネル
5の周縁部分を配置し、適切な高さ位置にして対応させ
支障なく載設支持させることができる。又、この場合、
前記組立施工作業だけでなく解体作業も内側から簡単に
行うことができ、壁パネル1の上端縁部分と天井パネル
5の周縁部分との間の隙間スペースを小さくすることが
できて、外観良好に仕上げることもできる。
【0028】又、該実施形態のパネル連結構造において
は、天井パネル5の周縁部分に上下方向へ貫通した係合
孔部8が形成され、該係合孔部8に係合片部4が上下動
自在に挿通されて、同天井パネル5の周縁部分は上下動
高さ調節自在に係止されるので、結合具3を溝状凹部2
に沿ってスライド移動させ、係合孔部8に対応する所定
の位置となして、該結合具3に突設される係合片部4を
天井パネル5の同係合孔部8に挿通することにより、該
天井パネル5の周縁部分を簡単で且つより確実に係止支
持させることができる。
【0029】更に、この場合において、係合片部4の外
面に上下複数段の係止凹所41が形成され、適宜高さ位置
に存在する同係止凹所41に係合孔部8の内周縁が弾接係
止されるので、天井パネル5の周縁部分が適切な高さ位
置となるように、係合片部4が挿通された係合孔部8と
共に同天井パネル5の周縁部分を上下移動させて、これ
の高さ調節を容易に行うことができ、係止凹所41に係合
孔部8の内周縁を弾接係止させて、適切な高さ位置とな
った同天井パネル5の周縁部分を安定状態で支持させる
ことができる。
【0030】又、該実施形態のパネル連結構造において
は、壁パネル本体6の上端縁外面に外側へ開口した溝型
材7が固着されて、該溝型材7の内部が溝状凹部2とな
るので、壁パネル本体6とは別部材で溝状凹部2を簡単
に形成することができ、剛性材料で形成される溝型材7
によって同壁パネル本体6は補強される。又、壁パネル
1の壁パネル本体6の上端縁と天井パネル5の周縁部分
の下面との間の隙間スペースを小さくして、該隙間スペ
ースに内側から少量のコーキング材9を充填することに
より、容易且つ外観良好に防水処理が施されている。
【0031】図4は、本発明の請求項1〜5全てに対応
する別の実施形態を示し、該実施形態のパネル連結構造
においては、天井パネル5の周縁端に上方へ折曲した起
立片部19が延設されている。なお、それ以外は上記図1
〜3に示した実施形態におけると同様に構成されてお
り、同上記実施形態におけると同様の作用効果が奏され
る。ここでは、図4(a)に示す如く、壁パネル1が低
くて該壁パネル1の上端縁部分と天井パネル5の周縁部
分との間の隙間スペースの巾寸法Lが大きくなる部位
や、図4(b)に示す如く、壁パネル1が高くて該壁パ
ネル1の上端縁部分と天井パネル5の周縁部分との間の
隙間スペースの巾寸法Lが小さくなる部位が存在して
も、これ等の部位で跨げて配置される天井パネル5の周
縁部分を適切な高さ位置となるように対応させて支障な
く施工することができる。又、前記隙間スペースに内側
からコーキング材9を充填して天井パネル5が安定する
ように固定し、外観良好に防水処理を施すこともでき
る。
【0032】図5は、本発明の請求項1〜5全てに対応
する更に別の実施形態を示し、該実施形態のパネル連結
構造においては、係合片部4に上下複数の中空部20が形
成されており、該係合片部4はその弾性に抗して拡縮変
形し得るものである。したがって、この場合、係合片部
4が挿通された係合孔部8と共に天井パネル5の周縁部
分を弾性に抗してスムーズに上下移動させることがで
き、該天井パネル5の周縁部分の高さ調節をより楽に行
うことができる。なお、それ以外は上記図1〜3に示し
た実施形態におけると同様に構成されており、同上記実
施形態におけると同様の作用効果が奏される。
【0033】図6は、本発明の請求項1〜5全てに対応
する更に別の実施形態を示し、該実施形態のパネル連結
構造においては、図6(b)(c)に示す如く、係合片
部4が枠部21とその内部で立設された板部22とで形成さ
れ、該板部22は同枠部21から分離して内外方向へ弾性に
抗して撓み変形し得るものであり、同板部22の片側面に
上下複数段の係止凹所41が形成されている。又、図6
(a)に示す如く、係合孔部8に合成樹脂でなるブッシ
ュ体23が嵌着されており、該ブッシュ体23に上下方向へ
貫通したガイド角孔24が形成されている。
【0034】したがって、この場合、ブッシュ体23のガ
イド角孔24に係合片部4の枠部21が摺動自在に挿通嵌合
された状態で、同係合片部4の板部22が撓み変形しなが
らその片側面の係止凹所41が同ガイド角孔24の内側面に
弾接係合するので、同係合片部4が挿通された同ブッシ
ュ体23及び係合孔部8と共に天井パネル5の周縁部分を
弾性的なクリック作用を伴ってスムーズに上下移動させ
ることができ、該天井パネル5の周縁部分の高さ調節を
より楽に且つ確実な操作触感を得ながら行うことができ
る。なお、それ以外は上記図1〜3に示した実施形態に
おけると同様に構成されており、同上記実施形態におけ
ると同様の作用効果が奏される。
【0035】図7は、本発明の請求項1〜5全てに対応
する更に別の実施形態を示し、該実施形態のパネル連結
構造においては、係合片部4が略円柱状に突出形成され
ており、その外周面に上下複数段の係止凹所41が断面略
鋸刃状となるよう溝状に形成されている。なお、それ以
外は上記図1〜3に示した実施形態におけると同様に構
成されており、同上記実施形態におけると同様の作用効
果が奏される。
【0036】図8は、本発明の請求項1、2、5に対応
する更に別の実施形態を示し、該実施形態のパネル連結
構造においては、係合片部4が結合具3から外側上方へ
と略L字状に折曲するように突出形成され、その内側面
に上下複数段の係止凸条42が断面略鋸刃状となるように
形成されており、この場合、天井パネル5の周縁端に下
方へ折曲した垂下片部16が延設されていて、該垂下片部
16の外側面が係合片部4の上下複数段の係止凸条42に摺
接係止される。なお、それ以外は上記図1〜3に示した
実施形態におけると同様に構成されており、請求項3、
4に係る以外の作用効果が同上記実施形態におけると同
様に奏される。
【0037】図9は、本発明の請求項1、2、5に対応
する更に別の実施形態を示し、該実施形態のパネル連結
構造においては、天井パネル5の周縁端に上方へ折曲し
た起立片部19が延設されており、該起立片部19の外側で
結合具3から上方へ係合片部4が突出形成され、該係合
片部4の内側面に上下複数段の係止凸条42が断面略鋸刃
状となるように形成されていて、この場合、起立片部19
の外側面が係合片部4の上下複数段の係止凸条42に摺接
係止され、適宜高さ位置にある該係止凸条42に同起立片
部19の上端縁が係止支持される。なお、それ以外は上記
図1〜3に示した実施形態におけると同様に構成されて
おり、請求項3、4に係る以外の作用効果が同上記実施
形態におけると同様に奏される。
【0038】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載のパ
ネル連結構造においては、天井パネルの周縁部分を壁パ
ネルの上端縁部分に内側からの施工で簡単に載設支持さ
せることができ、その際、天井パネルの周縁部分を適切
な高さ位置にして支障なく係止支持させることができ、
該天井パネルの周縁部分と壁パネルの上端縁部分との間
の隙間スペースを小さくして外観良好に仕上げることも
でき、その解体作業も内側から簡単に行うことができ
る。
【0039】又、本発明の請求項2記載のパネル連結構
造においては、特に、壁パネル本体にこれとは別部材の
溝型材を固着して溝状凹部を簡単に形成することがで
き、該溝型材を剛性材料で形成して同壁パネル本体を補
強することもできる。
【0040】又、本発明の請求項3記載のパネル連結構
造においては、特に、結合具を溝状凹部に沿い移動させ
て係合孔部に対応する所定の位置となし、該結合具に突
設される係合片部を天井パネルの同係合孔部に挿通し
て、該天井パネルの周縁部分を簡単且つより確実に係止
支持させることができる。
【0041】又、本発明の請求項4記載のパネル連結構
造においては、特に、天井パネルの周縁部分を上下移動
させて容易に高さ調節を行うことができ、係合片部の外
面の適宜高さ位置にある係止凹所に係合孔部の内周縁を
弾接係止させて、適切な高さ位置となった同天井パネル
の周縁部分を安定状態で支持させることができる。
【0042】又、本発明の請求項5記載のパネル連結構
造においては、特に、壁パネルの上端縁部分と天井パネ
ルの周縁部分との間の隙間スペースを小さくして、これ
に少量のコーキング材を内側から充填することで、容易
且つ外観良好に防水処理を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるパネル連結構造を示
す断面図。
【図2】同パネル連結構造を示す要部斜視図。
【図3】同パネル連結構造における天井パネルを示す概
略斜視図。
【図4】別の実施形態であるパネル連結構造を示し、
(a)(b)各々その異なる施工状態における断面図。
【図5】更に別の実施形態であるパネル連結構造を示す
断面図。
【図6】更に別の実施形態であるパネル連結構造を示
し、(a)はその断面図、(b)はその要部断面図、
(c)はその要部斜視図。
【図7】更に別の実施形態であるパネル連結構造を示す
断面図。
【図8】更に別の実施形態であるパネル連結構造を示す
断面図。
【図9】更に別の実施形態であるパネル連結構造を示す
断面図。
【図10】従来例であるパネル連結構造を示す断面図。
【図11】同パネル連結構造における施工過程を示し、
(a)(b)各々その異なる施工過程における斜視図。
【符号の説明】
1 壁パネル 2 溝状凹部 3 結合具 4 係合片部 41 係止凹所 5 天井パネル 6 壁パネル本体 7 溝型材 8 係合孔部 9 コーキング材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁パネルの上端縁部分に外側へ開口して
    同上端縁に沿った溝状凹部を形成し、該溝状凹部に外側
    方から結合具を嵌合固定し、該結合具に上方へ突出した
    係合片部を形成し、該係合片部に天井パネルの周縁部分
    を上下動高さ調節自在に係止してなるパネル連結構造。
  2. 【請求項2】 壁パネル本体の上端縁外面に外側へ開口
    した溝型材を固着して、該溝型材の内部を溝状凹部とな
    したことを特徴とする請求項1記載のパネル連結構造。
  3. 【請求項3】 天井パネルの周縁部分に上下方向へ貫通
    した係合孔部を形成し、該係合孔部に係合片部を上下動
    自在に挿通して、同天井パネルの周縁部分を上下動高さ
    調節自在に係止したことを特徴とする請求項1又は2記
    載のパネル連結構造。
  4. 【請求項4】 係合片部の外面に上下複数段の係止凹所
    を形成し、適宜高さ位置にある同係止凹所に係合孔部の
    内周縁を弾接係止したことを特徴とする請求項3記載の
    パネル連結構造。
  5. 【請求項5】 壁パネルの上端縁部分と天井パネルの周
    縁部分との間に内側からコーキング材を充填したことを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のパネル
    連結構造。
JP11090394A 1999-03-31 1999-03-31 パネル連結構造 Pending JP2000282591A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013147234A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Yamaha Motor Co Ltd 船舶係留装置およびそれに用いるパネル

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