JP2000281925A - 色素前駆体と求電子剤を含む非感光性組成物 - Google Patents

色素前駆体と求電子剤を含む非感光性組成物

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JP2000281925A
JP2000281925A JP11093435A JP9343599A JP2000281925A JP 2000281925 A JP2000281925 A JP 2000281925A JP 11093435 A JP11093435 A JP 11093435A JP 9343599 A JP9343599 A JP 9343599A JP 2000281925 A JP2000281925 A JP 2000281925A
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JP11093435A
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Kensuke Morita
健介 森田
Takemare Nakamura
剛希 中村
Shunichi Ishikawa
俊一 石川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル画像情報出力用プリント材料などに
有用性が高く、加熱や酸化反応によっては実質的に色素
を形成せず、求電子剤の作用によって速やかに色素を形
成する色素前駆体と、求電子剤からなる非感光性組成物
を提供する。 【解決手段】 式(I)で表される色素前駆体と、該色素
前駆体に対して求電子反応を行うことにより色素を生成
させることのできる求電子剤又はその前駆体を含む非感
光性組成物(式(I)中、Yは求電子剤の作用を受けた時
離脱性が高まる置換基、A1、A2はY及びA1とA2の結合し
ている炭素原子とともにカプラー残基を形成する原子
団、R1は置換基、nは0〜4の整数、R2は水酸基又は−
N(R3)R4で表される基、R3、R4は水素原子又は置換基、
Xは、Yが求電子剤の作用を受けた時Yとともに離脱し
て色素を形成する基である) 。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル画像情報
出力用プリント材料などに有用な非感光性組成物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】WO90/00978には、加熱によっ
て色素を形成する色素前駆体が記載されており、その中
で、下記一般式(II)の色素前駆体が記載されている。
【0003】
【化2】
【0004】式(II)中、X′は−NR′R″(R′、
R″は水素および1〜6個の炭素原子を含有するアルキ
ル基から選択される)であり、Y′は水素、アルキル、
または置換アルキルであり、Z′、Z″は熱的に除去可
能な保護基または脱離性基である。
【0005】この特許では、窒素上の脱離性基および、
熱的に除去できる窒素上の保護基の例として、アルキル
スルホニル基、アリールスルホニル基および、下記の
(イ)と(ロ)が挙げられている。
【0006】
【化3】
【0007】(式(イ)中、RA1は通常1〜6個の炭素
原子を有するアルキル基、またはハロメチル例えばクロ
ロやブロモのようなハロ基1、2又は3個で置換されて
いるメチル基、または置換または無置換のアリール基
(通常フェニル基)である。)
【0008】
【化4】
【0009】(式(ロ)中、RA2およびRA3は各々、水
素原子、アルキル基、またはアリール基(通常フェニル
基)であり、RA4は水素原子、アルキル基、アリール基
(通常フェニル基)、またはEWである。EWは電子吸
引性基を表す。)
【0010】しかし、これらの脱離性基または保護基を
Z′として有する一般式(II)で表される色素前駆体で
は、中性から塩基性条件での色素前駆体の熱安定性が十
分に高く、求電子剤の存在下での発色性が十分に高いと
いう条件を満たすことはできなかった。
【0011】また銀塩などの酸化剤による酸化を受け
て、色素を形成する色素前駆体としてはWO94/22
052に記載されているものなどが知られている。これ
らは酸化剤による酸化を受けて色素を形成するために、
カプラー成分として活性位無置換カプラー(4当量カプ
ラー)しか利用できない。またこれらの色素前駆体は求
電子剤の作用によっては実質的に色素を形成しなかっ
た。つまり、色素前駆体単独の加熱や、酸化反応によっ
ては実質的に色素を形成せず、求電子剤の作用によって
速やかに色素を形成する色素前駆体および、該色素前駆
体と求電子剤からなる組成物は知られていなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、デジ
タル画像情報出力用プリント材料などに有用性が高く、
加熱や酸化反応によっては実質的に色素を形成せず、求
電子剤の作用によって速やかに色素を形成する色素前駆
体と、求電子剤からなる非感光性組成物を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題は以下の手段
によって解決された。 (1)一般式(I)で表される色素前駆体と、一般式
(I)で表される色素前駆体に対して求電子反応を行う
ことにより色素を生成させることのできる求電子剤また
はその前駆体を含む非感光性組成物。
【0014】
【化5】
【0015】式(I)中、Yは求電子剤の作用を受けた
時、離脱性が高まる置換基であり、A1 、A2 はYおよ
びカップリング位の炭素原子とともにカプラー残基を形
成する原子団を表す、R1 は置換基を表し、nは0〜4
の整数である。R2 は水酸基または−N(R3)R4 で表
される基である。R3 、R4 はそれぞれ水素原子または
置換基である。Xは、Yが求電子剤の作用を受けた時、
Yとともに離脱して、色素を形成する基である。
【0016】(2)一般式(I)のYが一般式−N(R
5)R6(ここでR5、R6はそれぞれ置換基である)で表さ
れ、Xが一般式−C(=O)N(R7)R8(ここでR7
8はそれぞれ水素原子またはアルキル基である)で表
される上記(1)記載の非感光性組成物。
【0017】(3)組成物に含有される求電子剤または
その前駆体が、求電子剤に含まれる炭素原子に対する求
核反応を利用した求電子剤またはその前駆体である上記
(1)記載の非感光性組成物。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明で用いられる色素
前駆体を詳しく説明する。始めに、本発明の色素前駆体
に用いられるカプラー残基の例について以下に説明す
る。
【0019】本発明に好ましく使用されるカプラー残基
としては、以下の一般式(1)〜(12)で表される構
造のものである。これらはそれぞれ一般に活性メチレ
ン、ピラゾロン、ピラゾロアゾール、フェノール、ナフ
トール、ピロロトリアゾールと総称される化合物の残基
である。
【0020】
【化6】
【0021】
【化7】
【0022】
【化8】
【0023】一般式(1)〜(4)は活性メチレン系カ
プラーと称されるカプラーの残基を表し、式中、R14
置換基を有しても良いアシル基、シアノ基、ニトロ基、
アリール基、ヘテロ環残基、アルコキシカルボニル基、
アリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、スルフ
ァモイル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニ
ル基を表す。
【0024】一般式(1)〜(3)において、R15は置
換基を有しても良いアルキル基、アリール基またはヘテ
ロ環残基を表す。一般式(4)においてR16は置換基を
有しても良いアリール基またはヘテロ環残基を表す。R
14、R15、R16が有しても良い置換基としては、後述す
るR1 の例として述べるものが挙げられる。
【0025】一般式(1)〜(4)において、Yは上記
一般式(I)においてYで表されるものと同じ意味を有
する。また、一般式(1)〜(4)において、R14とR
15、R14とR16とは互いに結合して環を形成しても良
い。
【0026】一般式(5)は5−ピラゾロン系カプラー
と称されるカプラーの残基を表し、式中、R17はアルキ
ル基、アリール基、アシル基またはカルバモイル基を表
す。R18はフェニル基、またはハロゲン原子、アルキル
基、シアノ基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基
およびアシルアミノ基から選ばれる原子または基の少な
くとも1個で置換されたフェニル基を表す。一般式
(5)で表される5−ピラゾロン系カプラーの中でもR
17がアリール基またはアシル基、R18が1個以上のハロ
ゲン原子が置換したフェニル基のものが好ましい。
【0027】これらの好ましい基について詳しく述べる
と、R17はフェニル基、2−クロロフェニル基、2−メ
トキシフェニル基、2−クロロ−5−テトラデカンアミ
ドフェニル基、2−クロロ−5−(3−オクタデセニル
−1−スクシンイミド)フェニル基、2−クロロ−5−
オクタデシルスルホンアミドフェニル基または2−クロ
ロ−5−〔2−(4−ヒドロキシ−3−t−ブチルフェ
ノキシ)テトラデカンアミド〕フェニル基等のアリール
基またはアセチル基、2−(2,4−ジ−t−ペンチル
フェノキシ)ブタノイル基、ベンゾイル基、3−(2,
4−ジ−t−アミルフェノキシアセトアミド)ベンゾイ
ル基等のアシル基であり、これらの基はさらに置換基を
有しても良く、それらは炭素原子、酸素原子、窒素原子
またはイオウ原子で連結する有機置換基またはハロゲン
原子である。Yについては前述したものと同じ意味であ
る。
【0028】R18は2,4,6−トリクロロフェニル
基、2,5−ジクロロフェニル基、2−クロロフェニル
基等の置換フェニル基が好ましい。
【0029】一般式(6)はピラゾロアゾール系カプラ
ーと称されるカプラーの残基を表し、式中、R19は水素
原子または置換基を表す。Q3 は窒素原子を2〜4個含
む5員のアゾール環を形成するのに必要な非金属原子群
を表し、該アゾール環は置換基(縮合環を含む)を有し
ても良い。一般式(6)で表されるピラゾロアゾール系
カプラー残基の中でも、発色色素の分光吸収特性の点
で、米国特許第4,500,630号に記載のイミダゾ
〔1,2−b〕ピラゾール類、米国特許第4,500,
654号に記載のピラゾロ〔1,5−b〕−1,2,4
−トリアゾール類、米国特許第3,725,067号に
記載のピラゾロ〔5,1−c〕−1,2,4−トリアゾ
ール類が好ましい。
【0030】置換基R19、Q3 で表されるアゾール環の
置換基の詳細については、例えば、米国特許第4,54
0,654号明細書中の第2カラム第41行〜第8カラ
ム第27行に記載されている。好ましくは特開昭61−
65245号に記載されるような分岐アルキル基がピラ
ゾロトリアゾール基の2,3または6位に直結したピラ
ゾロアゾールカプラー、特開昭61−65245号に記
載される分子内にスルホンアミド基を含んだピラゾロア
ゾールカプラー、特開昭61−147254号に記載さ
れているアルコキシフェニルスルホンアミドバラスト基
を持つピラゾロアゾールカプラー、特開昭62−209
457号もしくは同63−307453号に記載される
6位にアルコキシ基やアリールオキシ基を持つピラゾロ
トリアゾールカプラー、および特願平1−22279号
に記載される分子内にカルボンアミド基を持つピラゾロ
トリアゾールカプラーの残基である。Yに関しては前述
したものと同じ意味を表す。
【0031】一般式(7)および(8)はそれぞれフェ
ノール系カプラー、ナフトール系カプラーと称されるカ
プラーの残基であり、式中、R20は水素原子または−C
ONR2223、−SO2 NR2223、−NHCOR22
−NHCONR2223、−NHSO2 NR2223から選
ばれる基を表す。R22、R23は水素原子または置換基を
表す。一般式(7)、(8)において、R21は置換基を
表し、lは0〜2から選ばれる整数、mは0〜4から選
ばれる整数を表す。l、mが2以上の時にはR21はそれ
ぞれ異なっていても良い。R21〜R23の置換基としては
後述するR1 の例として述べるものが挙げられる。Yに
関しては前述のものと同じ意味を表す。
【0032】一般式(7)で表されるフェノール系カプ
ラー残基の好ましい例としては、米国特許第2,36
9,929号、同第2,801,171号、同第2,7
72,162号、同第2,895,826号、同第3,
772,002号等に記載の2−アシルアミノ−5−ア
ルキルフェノール系、米国特許第2,772,162
号、同第3,758,308号、同第4,126,39
6号、同第4,334,011号、同第4,327,1
73号、西独特許公開第3,329,729号、特開昭
59−166956号等に記載の2,5−ジアシルアミ
ノフェノール系、米国特許第3,446,622号、同
第4,333,999号、同第4,451,559号、
同第4,427,767号等に記載の2−フェニルウレ
イド−5−アシルアミノフェノール系を挙げることがで
きる。Yに関しては前述したものと同じである。
【0033】一般式(8)で表されるナフトールカプラ
ー残基の好ましい例としては、米国特許第2,474,
293号、同第4,052,212号、同第4,14
6,396号、同第4,282,233号、同第4,2
96,200号等に記載の2−カルバモイル−1−ナフ
トール系および米国特許第4,690,889号等に記
載の2−カルバモイル−5−アミド−1−ナフトール系
等を挙げることができる。Yに関しては前述したものと
同じである。
【0034】一般式(9)〜(12)はピロロトリアゾ
ールと称されるカプラーの残基であり、R32、R33、R
34は水素原子または置換基を表す。Yについては前述し
たとおりである。R32、R33、R34の置換基としては後
述するR1 の例として述べるものが挙げられる。一般式
(9)〜(12)で表されるピロロトリアゾール系カプ
ラー残基の好ましい例としては、欧州特許第488,2
48A1号、同第491,197A1号、同第545,
300号に記載のR32、R33の少なくとも一方が電子吸
引性基であるカプラーの残基が挙げられる。Yに関して
は前述したものと同じである。
【0035】その他縮環フェノール、イミダゾール、ピ
ロール、3−ヒドロキシピリジン、活性メチレン、活性
メチン、5,5−縮環複素環、5,6−縮環複素環とい
った構造を有するカプラーの残基が使用できる。
【0036】縮環フェノール系カプラー残基としては米
国特許第4,327,173号、同第4,564,58
6号、同第4,904,575号等に記載のカプラー母
核を使用できる。イミダゾール系カプラー残基として
は、米国特詐第4,818,672号、同第5,05
1,347号等に記載のカプラー母核が使用できる。3
−ヒドロキシ−ピリジン系カプラー残基としては特開平
1−315736号等に記載のカプラー母核が使用でき
る。
【0037】活性メチレン、活性メチン系カプラー残基
としては米国特許第5,104,783号、同第5,1
62,196号等に記載のカプラー母核が使用できる。
5,5−縮環複素環系カプラー残基としては、米国特許
第5,164,289号に記載のピロロピラゾール系カ
プラー、特開平4−174429号に記載のピロロイミ
ダゾール系カプラー等の母核が使用できる。5,6−縮
環複素環系カプラー残基としては、米国特許第4,95
0,585号に記載のピラゾロピリミジン系カプラー、
特開平4−204730号に記載のピロロトリアジシン
系カプラー、欧州特許第556,700号に記載のカプ
ラー等の母核が使用できる。
【0038】本発明には前述のカプラー残基以外に、西
独特許第3,819,051A号、同第3,823,0
49号、米国特許第4,840,883号、同第5,0
24,930号、同第5、051,347号、同第4,
481,268号、欧州特許第304,856A2号、
同第329,036号、同第354,549A2号、同
第374,781A2号、同第379,110A2号、
同第386,930A1号、特開昭63−141055
号、同64−32260号、同64−32261号、特
開平2−297547号、同2−44340号、同2−
110555号、同3−7938号、同3−16044
0号、同3−172839号、同4−172447号、
同4−179949号、同4−182645号、同4−
184437号、同4−188138号、同4−188
139号、同4−194847号、同4−204532
号、同4−204731号、同4−204732号等に
記載されるカプラーの母核も使用できる。
【0039】上記一般式(I)において、R1 として
は、例えば、ハロゲン原子(例えばクロル基、ブロム
基)、アルキル基(例えばメチル基、エチル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基)、アリール基
(例えばフェニル基、トリル基、キシリル基)、カルボ
ンアミド基(例えばアセチルアミノ基、プロピオニルア
ミノ基、ブチロイルアミノ基、ベンゾイルアミノ基)、
スルホンアミド基(例えばメタンスルホニルアミノ基、
エタンスルホニルアミノ基、ベンゼンスルホニルアミノ
基、トルエンスルホニルアミノ基)、アルコキシ基(例
えばメトキシ基、エトキシ基)、アリールオキシ基(例
えばフェノキシ基)、アルキルチオ基(例えばメチルチ
オ基、エチルチオ基、ブチルチオ基)、アリールチオ基
(例えばフェニルチオ基、トリルチオ基)、カルバモイ
ル基(例えばメチルカルバモイル基、ジメチルカルバモ
イル基、エチルカルバモイル基、ジエチルカルバモイル
基、ジブチルカルバモイル基、ピペリジノカルバモイル
基、モルホリノカルバモイル基、フェニルカルバモイル
基、メチルフェニルカルバモイル基、エチルフェニルカ
ルバモイル基、ベンジルフェニルカルバモイル基)、
【0040】スルファモイル基(例えばメチルスルファ
モイル基、ジメチルスルファモイル基、エチルスルファ
モイル基、ジエチルスルファモイル基、ジブチルスルフ
ァモイル基、ピペリジノスルファモイル基、モルホリノ
スルファモイル基、フェニルスルファモイル基、メチル
フェニルスルファモイル基、エチルフェニルスルファモ
イル基、ベンジルフェニルスルファモイル基)、シアノ
基、スルホニル基(例えばメタンスルホニル基、エタン
スルホニル基、フェニルスルホニル基、4−クロロフェ
ニルスルホニル基、p−トルエンスルホニル基)、アル
コキシカルボニル基(例えばメトキシカルボニル基、エ
トキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基)、アリー
ルオキシカルボニル基(例えばフェノキシカルボニル
基)、アシル基(例えばアセチル基、プロピオニル基、
ブチロイル基、ベンゾイル基、アルキルベンゾイル
基)、ウレイド基(例えばメチルアミノカルボンアミド
基、ジエチルアミノカルボンアミド基)、ウレタン基
(例えばメトキシカルボンアミド基、ブトキシカルボン
アミド基、又は、アシルオキシ基(例えばアセチルオキ
シ基、プロピオニルオキシ基、ブチロイルオキシ基)等
が挙げられる。
【0041】R1 は、更に置換基を有していてもよく、
該置換基としては前記R1 と同様である。R1 として好
ましいのは、アルキル基、ハロゲン原子であり、特に好
ましいのはメチル基である。
【0042】nは0〜4の整数である。nが2以上の
時、R1 は互いに異なっていても良いし、同じでも良
い。nが2以上の時R1 同志は互いに環を形成していて
も良い。nは0または1が好ましく、1が特に好まし
い。
【0043】R2 は水酸基または−N(R7)R8 で表さ
れる基である。R2 が−N(R7)R 8 で表される場合、
7 およびR8 の例は、水素原子およびR1 の例で挙げ
た置換基と同じである。R7 およびR8 として好ましい
のはアルキル基である。R1、R7 、およびR8 は互い
に環を形成していても良い。
【0044】R3 およびR4 は水素原子またはアルキル
基である。R3 およびR4 のうち一方が水素原子で他方
がアルキル基であることが好ましく、そのアルキル基が
t−ブチル基であることが最も好ましい。R3 またはR
4 がアルキル基の時、そのアルキル基はさらに置換基を
有していてもよく、置換基の例は、R1 の例として挙げ
たものと同じである。
【0045】R5 またはR6 の例としては、R1 の例と
して挙げた置換基が挙げられる。R 5 、R6 は互いに連
結して環を形成していることが好ましい。R5 、R6
よび窒素原子によって形成される環としては、ピラゾー
ル環、イミダゾール環、トリアゾール環、ピリジン環、
ピリミジン環が好ましく、ピラゾール環およびイミダゾ
ール環が特に好ましい。これらの環はさらに置換基を有
してもよく、その場合の置換基の例としてはR 1 の例と
同じものが挙げられる。またこれらの環は他の環と縮環
を形成していてもよい。
【0046】次に一般式(I)で表される化合物の具体
例を示すが、本発明はこれらによって限定されない。
【0047】
【化9】
【0048】
【化10】
【0049】
【化11】
【0050】
【化12】
【0051】
【化13】
【0052】
【化14】
【0053】
【化15】
【0054】
【化16】
【0055】
【化17】
【0056】
【化18】
【0057】
【化19】
【0058】
【化20】
【0059】次に一般式(I)で表される化合物の製造
法の具体例を示す。 合成例1 化合物(I−14)の合成 下記現像主薬(A−1)20g(54.1ミリモル)を
酢酸エチル100mlと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
200mlの混合液に溶解し、イソシアン酸ブチル6.
71ml(59.5ミリモル)を加え、攪拌した。1時
間後析出した結晶を濾取し、水と酢酸エチルで洗浄した
後、乾燥させ、現像主薬(B−1)16.9g(45.
6ミリモル)を得た。下記現像主薬(B−1)1.88
g(5.07ミリモル)と、公知の方法で合成した下記
カプラー(C−1)4g(4.22ミリモル)をジクロ
ロメタン30mlに溶解させ、トリエチルアミン1.4
1ml(10.14ミリモル)と二酸化マンガン10g
(115ミリモル)を加え一時間攪拌した。反応液を濾
過した後、ろ液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製して化合物(I−14)4g(3.04ミリモ
ル)を得た。
【0060】
【化21】
【0061】合成例2 化合物(I−28)の合成 公知の方法で合成した下記カプラー(A−2)6g
(6.89ミリモル)をジクロロメタン20mlに溶解
させ、N−ブロモスクシミド1.23g(6.89ミリ
モル)を加えて2時間攪拌する。反応液を分液ロート中
で水洗いした後、無水硫酸マグネシウムを加えて脱水
し、濃縮した。これをクメン20mlに溶解させ、イミ
ダゾール6g(88.1ミリモル)を加えて、130℃
で30分間攪拌した。反応液に水と酢酸エチルを加えて
分液した後、有機層に無水硫酸マグネシウムを加えて脱
水し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製して下記カプラー(B−2)3g(3.20ミリ
モル)を得た。これと、合成例1と同様にして合成した
下記現像主薬(C−2)1.06g(3.85ミリモ
ル)をジクロロメタン10mlに溶解させ、トリエチル
アミン0.671ml(4.82ミリモル)と二酸化マ
ンガン15g(173ミリモル)を加え一時間攪拌し
た。反応液を濾過し、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製して化合物(I−28)1.7g(1.41
ミリモル)を得た。
【0062】
【化22】
【0063】本発明の色素前駆体とともに用いられる求
電子剤は、求電子剤に含まれる炭素原子に対する求核反
応を利用した求電子剤(炭素求電子剤)、有機または無
機の金属塩などであるが、炭素求電子剤であることが好
ましい。
【0064】炭素求電子剤の例としては下記一般式の構
造を有するものが挙げられる。Z−CR414243
4445C=O、 R4647C=CR4849、R5051
C=NR52、 R53N=C=O、 R5455C=C=
O、R5657C=C=CR5859
【0065】各式中、Zは一般式(I)で表される色素
前駆体のY基による求核反応を受けて離脱する原子また
は基である。Zの例としては、ハロゲン原子、アルキル
スルホキシキシル基、アリールスルホキシ基、カルバモ
イルオキシル基が挙げられる。R41〜R59は水素原子ま
たは置換基であるがR46〜R49のうちの少なくとも1つ
は電子吸引性基である。R41〜R43、R44〜R45、R50
〜R52のうちそれぞれ少なくとも1つ、および、R46
49のうちの少なくとも2つは電子吸引性基であること
が好ましい。
【0066】本発明で用いられる求電子剤は、現像時
に、像様または逆像様に発生させるか、現像前は色素前
駆体と分離しておき、現像時に像様または逆像様に色素
前駆体と接触させることが望ましい。以下に本発明で用
いられる求電子剤の具体例を示す。
【0067】
【化23】
【0068】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されない。
【0069】実施例1 化合物(I−1)10mgを試験管に入れ、さらに求電
子剤(III−1)200mgを加えたサンプルを1−Aと
する。化合物(I−14)、化合物(I−28)、WO
90/00978に記載の比較化合物(1)、WO94
/22052に記載の比較化合物(2)をそれぞれ用い
て同様にして調整したサンプルを14−A、28−A、
EX1−A、EX2−Aとする。これらのサンプルを5
0℃のオイルバスに2分間浸した後、HPLCで色素生
成量を測定し、色素前駆体から色素への変換効率を計算
した。
【0070】
【化24】
【0071】
【表1】
【0072】表1から明らかなように、本発明の化合物
は、求電子剤の共存下で高い発色性を示した。
【0073】実施例2 化合物(I−1)10mgを試験管に入れ、さらに酢酸
銀200mgを加えたサンプルを1−Bとする。化合物
(I−14)、化合物(I−28)、WO90/009
78に記載の比較化合物(1)、WO94/22052
に記載の比較化合物(2)をそれぞれ用いて同様にして
調整したサンプルを14−B、28−B、EX1−B、
EX2−Bとする。これらのサンプルを70℃のオイル
バスに2分間浸した後、HPLCで色素生成量を測定
し、色素前駆体から色素への変換効率を計算した。
【0074】
【表2】
【0075】実施例3 化合物(I−1)10mgだけを試験管に入れたサンプ
ルを1−Cとする。化合物(I−14)、化合物(I−
28)、WO90/00978に記載の比較化合物
(1)、WO94/22052に記載の比較化合物
(2)をそれぞれ用いて同様にして調整したサンプルを
14−C、28−C、EX1−C、EX2−Cとする。
これらのサンプルを150℃のオイルバスに2分間浸し
た後、HPLCで色素生成量を測定し、色素前駆体から
色素への変換効率を計算した。
【0076】
【表3】
【0077】表2、表3から明らかなように、本発明の
化合物は、求電子剤が共存しない条件で、高い安定性を
示した。以上の結果より本発明の効果は明らかである。
【0078】
【発明の効果】本発明によって色素前駆体単独での加熱
や酸化剤の作用によっては実質的に色素を形成せず、色
素前駆体と求電子剤との併用によって色素を形成する非
感光性組成物が提供される。このものはデジタル画像情
報出力用プリント材料などとして有用性が高い。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表される色素前駆体
    と、該色素前駆体に対して求電子反応を行うことにより
    色素を生成させることのできる求電子剤またはその前駆
    体を含む非感光性組成物。 【化1】 式(I)中、Yは求電子剤の作用を受けた時、離脱性が
    高まる置換基であり、A1 、A2 はYおよびA1 とA2
    の結合している炭素原子とともにカプラー残基を形成す
    る原子団を表す、R1 は置換基を表し、nは0〜4の整
    数である。R2は水酸基または−N(R3)R4 で表され
    る基である。R3 、R4 はそれぞれ水素原子または置換
    基である。Xは、Yが求電子剤の作用を受けた時、Yと
    ともに離脱して、色素を形成する基である。
  2. 【請求項2】 一般式(I)のYが一般式−N(R5)R
    6(ここでR5、R6はそれぞれ置換基である)で表され、
    Xが一般式−C(=O)N(R7)R8(ここでR7、R8
    それぞれ水素原子またはアルキル基である)で表される
    請求項1記載の非感光性組成物。
  3. 【請求項3】 組成物に含有される求電子剤またはその
    前駆体が、求電子剤に含まれる炭素原子に対する求核反
    応を利用した求電子剤またはその前駆体である請求項1
    記載の非感光性組成物。
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