JP2000280807A - 車両用シートサスペンション制御装置 - Google Patents

車両用シートサスペンション制御装置

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JP2000280807A
JP2000280807A JP11086877A JP8687799A JP2000280807A JP 2000280807 A JP2000280807 A JP 2000280807A JP 11086877 A JP11086877 A JP 11086877A JP 8687799 A JP8687799 A JP 8687799A JP 2000280807 A JP2000280807 A JP 2000280807A
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seat
damping force
force characteristic
relative displacement
shock absorber
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JP11086877A
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Hiroyuki Shimizu
浩行 清水
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Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通常走行時においては快適な乗り心地を確保し
つつ、乗員が最初にシートベルトを締めた時よりシート
位置が急激に上昇することでシートベルトが乗員を締め
付けるような事態の発生を防止すること。 【解決手段】シートaとシートaが設けられる車体フレ
ームcとの間に介装されていてその減衰力を変更可能な
ショックアブソーバdと、上下挙動検出手段eで検出さ
れたシートaの上下挙動に基づきショックアブソーバd
の少なくとも行程側の減衰力特性を上下挙動が大である
時は高減衰力特性側にまた上下挙動が小である時は低減
衰力特性側に可変制御する基本制御手段gと、相対変位
検出手段fで検出されたシートaと車体フレームcとの
間の相対変位が広がる方向である時は、ショックアブソ
ーバdの少なくとも伸行程側の減衰力特性を高減衰力特
性側に制御する補正制御手段hと、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビンと車体フ
レームとの間および/または車体フレームと各車輪との
間にサスペンションを備えた車両における車両用シート
サスペンション制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のような車両用シートサスペ
ンション制御装置としては、例えば、特開平8−300
993号公報「エレメント間の相対運動を制御するため
の方法および装置」に記載のものが知られている。この
従来装置は、通常走行中に、乗員が着座しているシート
と車体フレーム間に取り付けられた減衰力可変型緩衝装
置をスカイフック理論に基づいて制御することよって、
乗員が着座しているシートを制振し、最大振幅付近に行
くような振動が発生した時最大減衰力を発生させるよう
に構成されたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来装置では、スカイフック理論に基づく制御によって
シートの上下振動速度とシートと車体フレーム間の相対
速度の積がプラスの時のみ、シートの上下振動速度を抑
制させるため緩衝装置の発生減衰係数を高減衰係数に制
御するものであり、前記の状態でシートが上昇中に前記
両速度の積がマイナスである場合においては緩衝装置の
発生減衰係数が低減衰係数に制御されることになるた
め、乗員が最初にシートベルトを締めた時よりシート位
置が急激に上昇することによって、シートベルトが乗員
を締め付ける結果となり、このため、乗員に対して非常
に不快感や窮屈感を与えると共に、運転にも支障をきた
す恐れがあるという問題点があった。
【0004】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、通常走行時においては快適な乗り心地
を確保しつつ、乗員が最初にシートベルトを締めた時よ
りシート位置が急激に上昇することでシートベルトが乗
員を締め付けるような事態の発生を防止することができ
る車両用シートサスペンション制御装置を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明請求項1記載の車両用シートサスペンショ
ン制御装置では、図1のクレーム対応図に示すように、
乗員が着座するシートaと、該シートaに着座した乗員
を保持するシートベルトbと、前記シートaと該シート
aが設けられる車体フレームcとの間に介装されていて
その減衰力を変更可能なショックアブソーバdと、前記
シートaの上下挙動を検出する上下挙動検出手段eと、
前記シートaと車体フレームcとの間に介装されていて
両者間の相対変位を検出する相対変位検出手段fと、前
記上下挙動検出手段eで検出されたシートaの上下挙動
に基づき前記ショックアブソーバdの少なくとも行程側
の減衰力特性を前記上下挙動が大である時は高減衰力特
性側にまた前記上下挙動が小である時は低減衰力特性側
に可変制御する基本制御手段gと、前記相対変位検出手
段fで検出されたシートaと車体フレームcとの間の相
対変位が広がる方向である時は、前記ショックアブソー
バdの少なくとも伸行程側の減衰力特性を高減衰力特性
側に制御する補正制御手段hと、を備えている手段とし
た。
【0006】本発明請求項2記載の車両用シートサスペ
ンション制御装置では、乗員が着座するシートと、該シ
ートに着座した乗員を保持するシートベルトと、前記シ
ートと該シートが設けられる車体フレームとの間に介装
されていてその減衰力を変更可能なショックアブソーバ
と、前記シートの上下挙動を検出する上下挙動検出手段
と、前記シートと車体フレームとの間に介装されていて
両者間の相対変位を検出する相対変位検出手段と、前記
上下挙動検出手段で検出されたシートの上下挙動に基づ
き前記ショックアブソーバの少なくとも行程側の減衰力
特性を前記上下挙動が大である時は高減衰力特性側にま
た前記上下挙動が小である時は低減衰力特性側に可変制
御する基本制御手段と、乗員乗車時に前記相対変位検出
手段で検出された前記シートと車体フレームとの間の相
対変位位置を記憶する記憶手段と、前記相対変位検出手
段で検出されたシートと車体フレームとの間の相対変位
が前記記憶手段に記憶された相対変位位置から広がる方
向である時は、前記ショックアブソーバの少なくとも伸
行程側の減衰力特性を高減衰力特性側に制御する補正制
御手段と、を備えている手段とした。
【0007】本発明請求項3記載の車両用シートサスペ
ンション制御装置では、乗員が着座するシートと、該シ
ートに着座した乗員を保持するシートベルトと、前記シ
ートと該シートが設けられる車体フレームとの間に介装
されていてその減衰力を変更可能なショックアブソーバ
と、前記シートの上下挙動を検出する上下挙動検出手段
と、前記シートと車体フレームとの間に介装されていて
両者間の相対変位を検出する相対変位検出手段と、前記
上下挙動検出手段で検出されたシートの上下挙動に基づ
き前記ショックアブソーバの少なくとも行程側の減衰力
特性を前記上下挙動が大である時は高減衰力特性側にま
た前記上下挙動が小である時は低減衰力特性側に可変制
御する基本制御手段と、前記シートベルトの張力を検出
する張力検出手段と、該張力検出手段で検出されたシー
トベルトの張力が所定のしきい値を越えた時は、前記シ
ョックアブソーバの少なくとも伸行程側の減衰力特性を
高減衰力特性側に制御する補正制御手段と、を備えてい
る手段とした。
【0008】
【作用】本発明請求項1記載の車両用シートサスペンシ
ョン制御装置では、基本制御手段gにおいて、ショック
アブソーバdの少なくとも行程側の減衰力特性を、シー
トの上下挙動が大である時は高減衰力特性側にまた前記
上下挙動が小である時は低減衰力特性側に可変制御が行
われることにより、シートの制振がなされ、これによ
り、快適な乗り心地が確保される。
【0009】また、相対変位検出手段fで検出されたシ
ートaと車体フレームcとの間の相対変位が広がる方向
である時は、補正制御手段において、ショックアブソー
バdの少なくとも伸行程側の減衰力特性を高減衰力特性
側に制御するもので、これにより、乗員が最初にシート
ベルトを締めた時よりシート位置が急激に上昇すること
でシートベルトが乗員を締め付けるような事態の発生が
防止される。
【0010】本発明請求項2記載の車両用シートサスペ
ンション制御装置では、前記請求項1と同様に、基本制
御手段により、シートの制振が行われる。また、相対変
位検出手段で検出されるシートと車体フレームとの間の
相対変位が、記憶手段に記憶された乗員乗車時における
相対変位位置から広がる方向である時は、ショックアブ
ソーバの少なくとも伸行程側の減衰力特性を高減衰力特
性側に制御する。
【0011】即ち、車両走行中において、ショックアブ
ソーバが初期の相対変位位置よりも一瞬縮むことがある
が、その時にシートベルトが瞬間的には縮むことはない
ため、初期の相対変位位置まで戻る時にショックアブソ
ーバが高減衰力特性に制御されていると、乗り心地を悪
化させることになるが、上述のように、乗員乗車時にお
ける相対変位位置を基準として、その位置から広がる方
向である時にのみ高減衰力特性側に制御することによ
り、乗り心地を確保しつつ、乗員が最初にシートベルト
を締めた時よりシート位置が急激に上昇することでシー
トベルトが乗員を締め付けるような事態の発生が防止さ
れる。
【0012】本発明請求項3記載の車両用シートサスペ
ンション制御装置では、前記請求項1と同様に、基本制
御手段により、シートの制振が行われる。また、張力検
出手段で検出されたシートベルトの張力が所定のしきい
値を越えた時は、前記ショックアブソーバの少なくとも
伸行程側の減衰力特性を高減衰力特性側に制御するもの
で、これにより、乗員が最初にシートベルトを締めた時
よりシート位置が急激に上昇することでシートベルトが
乗員を締め付けるような事態の発生が防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図2は、本発明の実施の形態の車両用シ
ートサスペンション制御装置を示す構成説明図であり、
運転者側のシート5と車体フレーム(キャビン)Bfと
の間には、シート5を支持するショックアブソーバSA
sとサスペンションスプリング6が設けられ、前記シー
ト5には、該シート5の上下加速度Gsを検出するシー
ト上下加速度センサ(以後、シート上下Gセンサとい
う)1が設けられ、また、シート5と車体フレーム(キ
ャビン)Bfとの間には両者間の相対変位を検出するス
トロークセンサ2が設けられ、さらに、運転席の近傍位
置には、シート上下Gセンサ1およびストロークセンサ
2からの信号を入力し、ショックアブソーバSAsのパ
ルスモータ3に駆動制御信号を出力するコントロールユ
ニット4が設けられている。
【0014】なお、図においてSBは、運転者(乗員)
をシート5に保持するシートベルト、5aは、シートを
平行状態に維持した状態で上下動可能に支持するための
支持機構である。また、この図では図示を省略したが、
シートベルトSBの未装着状態を警告するシートベルト
警告灯Psが設けられている。
【0015】以上の構成を示すのが図3のシステムブロ
ック図であって、コントロールユニット4は、インタフ
ェース回路4a,CPU4b,駆動回路4cを備え、前
記インタフェース回路4aに、前記シート上下Gセンサ
1からのシート上下加速度Gs信号、ストロークセンサ
2からの相対変位X信号、および、シートベルト警告灯
PsからのON−OFF信号が入力され、コントロール
ユニット4では、これらの入力信号に基づいてショック
アブソーバSAsの減衰力特性制御が行なわれる。ま
た、前記コントロールユニット4には、乗車初期におけ
る相対変位X信号を記憶する記憶回路(RAM)を備え
ている。
【0016】また、図4は、シート5と車体フレームB
fとの間に設けられるショックアブソーバSAsの構成
を示す断面図であって、このショックアブソーバSAs
は、シリンダ30と、シリンダ30を上部室Aと下部室
Bとに画成したピストン31と、シリンダ30の外周に
リザーバ室32を形成した外筒33と、下部室Bとリザ
ーバ室32とを画成したベース34と、ピストン31に
連結されたピストンロッド7の摺動をガイドするガイド
部材35とを備えている。
【0017】そして、このショックアブソーバSAs
は、ピストンロッド7の上端側にシート5のフレームに
固定するための締結ボルト部7aが設けられると共に、
外筒33の下端には車体フレームBf側に固定するため
の締結ボルト部33aが設けられており、各締結ボルト
部7a,33aをシート5のフレームと車体フレームB
fにそれぞれナットで締結することにより、シート5の
フレーム5bと車体フレームBfとの間への取り付けが
行われるようになっている。
【0018】次に、図5は前記ピストン31の部分を示
す拡大断面図であって、この図に示すように、ピストン
31には、貫通孔31a,31bが形成されていると共
に、各貫通孔31a,31bをそれぞれ開閉する圧側減
衰バルブ20および伸側減衰バルブ12が設けられてい
る。また、ピストンロッド7の先端に螺合されたバウン
ドストッパ41には、ピストン31を貫通したスタッド
38が螺合して固定されていて、このスタッド38に
は、貫通孔31a,31bをバイパスして上部室Aと下
部室Bとを連通する流路(後述の伸側第2流路E,伸側
第3流路F,バイパス流路G,圧側第2流路J)を形成
するための連通孔39が形成されていて、この連通孔3
9内には前記流路の流路断面積を変更するための調整子
40が回動自在に設けられている。また、スタッド38
の外周部には、流体の流通の方向に応じて前記連通孔3
9で形成される流路側の流通を許容・遮断する伸側チェ
ックバルブ17と圧側チェックバルブ22とが設けられ
ている。なお、この調整子40は、前記パルスモータ3
によりコントロールロッド70を介して回転されるよう
になっている(図4参照)。また、スタッド38には、
上から順に第1ポート21,第2ポート13,第3ポー
ト18,第4ポート14,第5ポート16が形成されて
いる。
【0019】一方、調整子40は、中空部19が形成さ
れると共に、内外を連通する第1横孔24および第2横
孔25が形成され、さらに、外周部に縦溝23が形成さ
れている。
【0020】従って、前記上部室Aと下部室Bとの間に
は、伸行程で流体が流通可能な流路として、貫通孔31
bを通り伸側減衰バルブ12の内側を開弁して下部室B
に至る伸側第1流路Dと、第2ポート13,縦溝23,
第4ポート14を経由して伸側減衰バルブ12の外周側
を開弁して下部室Bに至る伸側第2流路Eと、第2ポー
ト13,縦溝23,第5ポート16を経由して伸側チェ
ックバルブ17を開弁して下部室Bに至る伸側第3流路
Fと、第3ポート18,第2横孔25,中空部19を経
由して下部室Bに至るバイパス流路Gの4つの流路があ
る。また、圧行程で流体が流通可能な流路として、貫通
孔31aを通り圧側減衰バルブ20を開弁する圧側第1
流路Hと、中空部19,第1横孔24,第1ポート21
を経由し圧側チェックバルブ22を開弁して上部室Aに
至る圧側第2流路Jと、中空部19,第2横孔25,第
3ポート18を経由して上部室Aに至るバイパス流路G
との3つの流路がある。
【0021】即ち、ショックアブソーバSAは、調整子
40を回動させることにより、伸側・圧側のいずれとも
図6に示すような特性で減衰力特性を多段階に変更可能
に構成されている。つまり、図7に示すように、伸側・
圧側いずれもソフトとした状態(以後、ソフト領域SS
という)から調整子40を反時計方向に回動させると、
伸側のみ減衰力特性を多段階に変更可能で圧側が低減衰
力特性に固定の領域(以後、伸側ハード領域HSとい
う)となり、逆に、調整子40を時計方向に回動させる
と、圧側のみ減衰力特性を多段階に変更可能で伸側が低
減衰力特性に固定の領域(以後、圧側ハード領域SHと
いう)となる構造となっている。
【0022】ちなみに、図7において、調整子40を
(1),(2),(3)のポジションに配置した時の、
図5におけるK−K断面,L−L断面およびM−M断
面,N−N断面を、それぞれ、図8,図9,図10に示
し、また、各ポジションの減衰力特性を図11,12,
13に示している。
【0023】次に、コントロールユニット4の制御作動
のうち、前記基本制御と補正制御との切り換え制御作
動、および、補正制御作動の内容を、図14のフローチ
ャートに基づいて説明する。
【0024】まず、図14のフローチャートにおいて、
ステップ201では、シート上下Gセンサ1で検出され
た、シート上下加速度Gs、および、ストロークセンサ
5で検出されたシート5と車体フレームBfとの間の相
対変位X信号を読み込む。
【0025】続くステップ202では、シートベルト警
告灯Psは消灯(OFF)したか否かを判定し、YES
(OFF)である時は、ステップ204に進み、また、
NO(ON)である時は、ステップ203に進んで、記
憶回路(ROM)における乗車時初期相対変位Xiの値
を前記ステップ201で読み込んだ相対変位X信号の値
に更新した後、ステップ204に進む。
【0026】このステップ204では、前記ステップ2
01で読み込まれたシート上下加速度Gs、および、シ
ート5と車体フレームBfとの間の相対変位X信号をフ
ィルタ処理(積分または微分処理)することにより、シ
ート上下速度Vs、および、相対速度SDを算出する。
なお、前記シート上下速度Vs信号は、上昇方向が正の
値、下降方向が負の値で得られ、また、前記相対速度S
D信号は、伸び方向が正の値で、圧縮方向が負の値で得
られる。
【0027】続くステップ205では、算出されたシー
ト上下速度Vs信号と相対速度SD信号との積が正の値
であるか否か、即ち、ショックアブソーバSAsがシー
ト5の振動を制振する方向に作用している状態であるか
否かを判定し、YESである時は、ステップ206に進
み、シート上下速度Vs信号、および、相対速度SD信
号に基づき、ショックアブソーバSAsの基本減衰力特
性ポジションPを算出する。即ち、シート上下速度Vs
の値が0である時には、ショックアブソーバSAをソフ
ト領域SSに制御すべく、減衰力特性(基本減衰力特性
ポジションP)を、0に設定する。
【0028】また、シート上下速度Vsの値が正の値に
なると、伸側ハード領域HSに制御すべく、伸側の減衰
力特性(基本減衰力特性ポジションP)を、次式に基づ
き、シート上下速度Vsに比例させた値に設定する。 P=α・Vs・Ku なお、αは、伸側の定数、Kuは、図16に示す相対速
度SDに対する制御ゲイン可変特性マップに基づき、相
対速度SDに反比例した値に可変設定される制御ゲイン
である。
【0029】また、シート上下速度Vsの値が負の値に
なると、圧側ハード領域SHに制御すべく、圧側の減衰
力特性(基本減衰力特性ポジションP)を、次式に基づ
き、シート上下速度Vsに比例させた値に設定する。 P=β・Vs・Ku なお、βは、圧側の定数である。
【0030】続くステップ207では、相対変位Xが、
記憶回路(ROM)に記憶された乗車初期相対変位Xi
以下であるか否かを判定し、YESである時は、ステッ
プ208に進んで、制御目標減衰力特性ポジションSP
を前記ステップ207で算出された基本減衰力特性ポジ
ションPに設定した後、ステップ214に進み、また、
NOである時は、ステップ209に進む。そして、この
ステップ209では、基本減衰力特性ポジションPが所
定の伸側高減衰力特性ポジションTP未満であるか否か
を判定し、YESである時は、ステップ210に進み、
制御目標減衰力特性ポジションSPを伸側ハード領域H
S側において、所定の高減衰力特性ポジションTPに設
定した後、ステップ214に進み、また、NOである時
は、前記ステップ208に進む。
【0031】また、前記ステップ205でNO(Vs×
SD<0)と判定された時、即ち、ショックアブソーバ
SAsがシート5の振動を加振する方向に作用している
状態である時は、ステップ212に進み、相対変位X
が、記憶回路(ROM)に記憶された乗車初期相対変位
Xi以下であるか否かを判定し、YESである時は、制
御目標減衰力特性ポジションSPを、ソフト領域SSに
設定した後、ステップ214に進み、また、NOである
時は、前記ステップ209に進む。
【0032】最後にステップ214では、前記ステップ
208、210、213のいずれかで設定された制御目
標減衰力特性ポジションSPに駆動すべく、駆動回路4
cに出力指令し、これで一回のフローを終了し、以後は
以上のフローを繰り返すものである。
【0033】次に、コントロールユニット4の制御作動
のうち、前記基本制御と補正制御との切り換え制御作
動、および、補正制御作動の内容を、図15のタイムチ
ャートに基づいて説明する。
【0034】(イ)基本制御時 シート上下速度Vs信号と相対速度SD信号の積が正の
値、即ち、ショックアブソーバSAsがシート5の振動
を制振する方向に作用している状態であり、かつ、相対
変位Xが、記憶回路(ROM)に記憶された乗車初期相
対変位Xi以下である時は、ショックアブソーバSAs
の制御目標減衰力特性ポジションSPを前記図14のス
テップ207で算出された基本減衰力特性ポジションP
に設定することにより、シート5の制振制御が行われ
る。
【0035】また、シート上下速度Vs信号と相対速度
SD信号の積が負の値、即ち、ショックアブソーバSA
sがシート5の振動を加振する方向に作用している状態
であり、かつ、相対変位Xが、記憶回路(ROM)に記
憶された乗車初期相対変位Xi以下である時は、ショッ
クアブソーバSAsの制御目標減衰力特性ポジションS
Pをソフト領域SSに設定することにより、シート5の
加振力を緩和させることができる。
【0036】(ロ)補正制御時 相対変位Xが、記憶回路(ROM)に記憶された乗車初
期相対変位Xiを越えている時は、ショックアブソーバ
SAsの制御目標減衰力特性ポジションSPを、伸側ハ
ード領域HS側において、所定の高減衰力特性ポジショ
ンTPに設定することにより、シート5が乗車初期相対
変位Xi位置より更に上昇するのが抑制され、これによ
り、乗員が最初にシートベルトSBを締めた時よりシー
ト5がさらに急激に上昇することでシートベルトSBが
乗員を締め付けるような事態の発生を防止することがで
きる。
【0037】次に、コントロールユニット4における減
衰力特性の基本制御作動のうち、主にショックアブソー
バSAsの制御領域の切り換え作動状態を図17のタイ
ムチャートに基づいて説明する。
【0038】図17のタイムチャートにおいて、領域a
は、シート上下速度Vsが負の値(下向き)から正の値
(上向き)に逆転した状態である、この時はまだ相対速
度SDは負の値(ショックアブソーバSAsの行程は圧
行程側)となっている領域であるため、この時は、シー
ト上下速度Vsの方向に基づいてショックアブソーバS
Asは伸側ハード領域HSに制御されており、従って、
この領域ではその時のショックアブソーバSAsの行程
である圧行程側がソフト特性となる。
【0039】また、領域bは、シート上下速度Vsが正
の値(上向き)のままで、相対速度SDは負の値から正
の値(ショックアブソーバSAsの行程は伸行程側)に
切り換わった領域であるため、この時は、シート上下速
度Vsの方向に基づいてショックアブソーバSAsは伸
側ハード領域HSに制御されており、かつ、ショックア
ブソーバSAsの行程も伸行程であり、従って、この領
域ではその時のショックアブソーバSAsの行程である
伸行程側が、シート上下速度Vsの値に応じたハード特
性となる。
【0040】また、領域cは、シート上下速度Vsが正
の値(上向き)から負の値(下向き)に逆転した状態で
あるが、この時はまだ相対速度SDは正の値(ショック
アブソーバSAsの行程は伸行程側)となっている領域
であるため、この時は、シート上下速度Vsの方向に基
づいてショックアブソーバSAsは圧側ハード領域SH
に制御されており、従って、この領域ではその時のショ
ックアブソーバSAsの行程である伸行程側がソフト特
性となる。
【0041】また、領域dは、シート上下速度Vsが負
の値(下向き)のままで、相対速度SDは正の値から負
の値(ショックアブソーバSAsの行程は伸行程側)に
なる領域であるため、この時は、シート上下速度Vsの
方向に基づいてショックアブソーバSAsは圧側ハード
領域SHに制御されており、かつ、ショックアブソーバ
SAsの行程も圧行程であり、従って、この領域ではそ
の時のショックアブソーバSAsの行程である圧行程側
が、シート上下速度Vsの値に応じたハード特性とな
る。
【0042】以上のように、この発明の実施の形態で
は、シート上下速度Vsと相対速度SDとが同符号の時
(領域b,領域d)は、その時のショックアブソーバS
Asの行程側をハード特性に制御し、異符号の時(領域
a,領域c)は、その時のショックアブソーバSAsの
行程側をソフト特性に制御するという、スカイフック理
論に基づいた減衰力特性制御と同一の制御が行なわれる
ことになる。そして、さらに、この発明の実施の形態で
は、ショックアブソーバSAsの行程が切り換わった時
点、即ち、領域aから領域b,および領域cから領域d
(ソフト特性からハード特性)へ移行する時には、切り
換わる行程側の減衰力特性ポジションは前の領域a,c
で既にハード特性側への切り換えが行なわれているた
め、ソフト特性からハード特性への切り換えが時間遅れ
なく行なわれることになる。
【0043】以上説明してきたように、この発明の実施
の形態の車両用シートサスペンション制御装置では、シ
ート5を支持するショックアブソーバSAsにおける減
衰力特性のスカイフック理論に基づいた基本制御によ
り、シート5の座り心地、即ち、乗り心地を向上させる
ことができると共に、補正制御により、シート5が乗車
初期相対変位Xi位置より更に上昇するのが抑制され、
これにより、乗員が最初にシートベルトSBを締めた時
よりシート5がさらに急激に上昇することでシートベル
トSBが乗員を締め付けるような事態の発生を防止する
ことができるようになるという効果が得られる。
【0044】以上、発明の実施の形態について説明して
きたが具体的な構成はこれら発明の実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等があっても本発明に含まれる。
【0045】例えば、発明の実施の形態では、通常の乗
用車に本願発明を適用した例を示したが、大型トレーラ
等のように車体フレームとキャビンとの間にサスペンシ
ョンを備えたものにおいても本願発明を適用することが
できる。
【0046】また、発明の実施の形態では、伸行程また
は圧行程のうち、一方の行程側の減衰力特性をハード特
性側に制御する時は、もう一方の行程側の減衰力特性が
ソフト特性に固定される構造のショックアブソーバを用
いた例を示したが、伸行程および圧行程の減衰力特性が
同一方向に変化する構造のショックアブソーバを用いた
システムにも本願発明を適用することができる。
【0047】また、シートベルトの張力を検出する張力
検出手段と、該張力検出手段で検出されたシートベルト
の張力が所定のしきい値を越えた時は、ショックアブソ
ーバの少なくとも伸行程側の減衰力特性を高減衰力特性
側に制御する補正制御手段を備えた構成とすることによ
っても、本発明の実施の形態と同様に、乗員が最初にシ
ートベルトを締めた時よりシート位置が急激に上昇する
ことでシートベルトが乗員を締め付けるような事態の発
生を防止することができるようになる。
【0048】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
1記載の車両用シートサスペンション制御装置では、上
下挙動検出手段で検出されたシートの上下挙動に基づき
ショックアブソーバの少なくとも行程側の減衰力特性を
前記上下挙動が大である時は高減衰力特性側にまた上下
挙動が小である時は低減衰力特性側に可変制御する基本
制御手段と、相対変位検出手段で検出されたシートと車
体フレームとの間の相対変位が広がる方向である時は、
ショックアブソーバの少なくとも伸行程側の減衰力特性
を高減衰力特性側に制御する補正制御手段と、を備えて
いる手段としたことで、通常走行時においては快適な乗
り心地を確保しつつ、乗員が最初にシートベルトを締め
た時よりシート位置が急激に上昇することでシートベル
トが乗員を締め付けるような事態の発生を防止すること
ができるようになるという効果が得られる。
【0049】本発明請求項2記載の車両用シートサスペ
ンション制御装置では、上下挙動検出手段で検出された
シートの上下挙動に基づきショックアブソーバの少なく
とも行程側の減衰力特性を前記上下挙動が大である時は
高減衰力特性側にまた前記上下挙動が小である時は低減
衰力特性側に可変制御する基本制御手段と、乗員乗車時
に相対変位検出手段で検出されたシートと車体フレーム
との間の相対変位位置を記憶する記憶手段と、相対変位
検出手段で検出されたシートと車体フレームとの間の相
対変位が前記記憶手段に記憶された相対変位位置から広
がる方向である時は、ショックアブソーバの少なくとも
伸行程側の減衰力特性を高減衰力特性側に制御する補正
制御手段と、を備えている手段としたことで、前記請求
項1記載の車両用シートサスペンション制御装置と同様
の効果が得られる他、乗員が最初にシートベルトを締め
た時よりシート位置が急激に上昇することでシートベル
トが乗員を締め付けるような事態の発生を防止すること
ができるようになるという追加の効果が得られる。
【0050】本発明請求項3記載の車両用シートサスペ
ンション制御装置では、上下挙動検出手段で検出された
シートの上下挙動に基づき前記ショックアブソーバの少
なくとも行程側の減衰力特性を前記上下挙動が大である
時は高減衰力特性側にまた前記上下挙動が小である時は
低減衰力特性側に可変制御する基本制御手段と、シート
ベルトの張力を検出する張力検出手段と、該張力検出手
段で検出されたシートベルトの張力が所定のしきい値を
越えた時は、ショックアブソーバの少なくとも伸行程側
の減衰力特性を高減衰力特性側に制御する補正制御手段
と、を備えている手段としたことで、前記請求項1記載
の車両用シートサスペンション制御装置と同様の効果が
得られる他、乗員が最初にシートベルトを締めた時より
シート位置が急激に上昇することでシートベルトが乗員
を締め付けるような事態の発生を防止することができる
ようになるという追加の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用シートサスペンション制御装置
を示すクレーム対応図である。
【図2】本発明の実施の形態の車両用シートサスペンシ
ョン制御装置を示す構成説明図である。
【図3】本発明の実施の形態の車両用シートサスペンシ
ョン制御装置を示すシステムブロック図である。
【図4】前記車両用シートサスペンション制御装置にお
けるシートを支持するショックアブソーバを示す断面図
である。
【図5】前記ショックアブソーバの要部を示す拡大断面
図である。
【図6】前記ショックアブソーバのピストン速度に対応
した減衰力特性図である。
【図7】前記ショックアブソーバのパルスモータのステ
ップ位置に対応した減衰力特性図である。
【図8】前記ショックアブソーバの調整子を図7の
(1)のポジションに配置した状態を示す断面図であ
り、(イ)は図5のK−K断面図、(ロ)は図5のL−
L断面およびM−M断面図、(ハ)は図5のN−N断面
図である。
【図9】前記ショックアブソーバの調整子を図7の
(2)のポジションに配置した状態を示す断面図であ
り、(イ)は図5のK−K断面図、(ロ)は図5のL−
L断面およびM−M断面図、(ハ)は図5のN−N断面
図である。
【図10】前記ショックアブソーバの調整子を図7の
(3)のポジションに配置した状態を示す断面図であ
り、(イ)は図5のK−K断面図、(ロ)は図5のL−
L断面およびM−M断面図、(ハ)は図5のN−N断面
図である。
【図11】前記ショックアブソーバの伸側ハード時の減
衰力特性図である。
【図12】前記ショックアブソーバの伸側・圧側ソフト
状態の減衰力特性図である。
【図13】前記ショックアブソーバの圧側ハード状態の
減衰力特性図である。
【図14】本発明の実施の形態のコントロールユニット
の制御作動のうち、基本制御と補正制御との切り換え制
御作動、および、補正制御の内容を示すフローチャート
である。
【図15】本発明の実施の形態のコントロールユニット
の制御作動のうち、基本制御と補正制御との切り換え制
御作動、および、補正制御の内容を示すタイムチャート
である。
【図16】本発明の実施の形態のコントロールユニット
の制御作動のうち、基本制御作動で用いられる相対速度
に対する制御ゲイン可変特性マップである。
【図17】前記シートを支持するショックアブソーバの
減衰力特性の基本制御作動のうち、主にショックアブソ
ーバの制御領域の切り換え作動状態を示すタイムチャー
トである。
【符号の説明】
a シート b シートベルト c 車体フレーム d ショックアブソーバ e 上下挙動検出手段 f 相対変位検出手段 g 基本制御手段 h 補正制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗員が着座するシートと、 該シートに着座した乗員を保持するシートベルトと、 前記シートと該シートが設けられる車体フレームとの間
    に介装されていてその減衰力を変更可能なショックアブ
    ソーバと、 前記シートの上下挙動を検出する上下挙動検出手段と、 前記シートと車体フレームとの間に介装されていて両者
    間の相対変位を検出する相対変位検出手段と、 前記上下挙動検出手段で検出されたシートの上下挙動に
    基づき前記ショックアブソーバの少なくとも行程側の減
    衰力特性を前記上下挙動が大である時は高減衰力特性側
    にまた前記上下挙動が小である時は低減衰力特性側に可
    変制御する基本制御手段と、 前記相対変位検出手段で検出されたシートと車体フレー
    ムとの間の相対変位が広がる方向である時は、前記ショ
    ックアブソーバの少なくとも伸行程側の減衰力特性を高
    減衰力特性側に制御する補正制御手段と、を備えている
    ことを特徴とする車両用シートサスペンション制御装
    置。
  2. 【請求項2】乗員が着座するシートと、 該シートに着座した乗員を保持するシートベルトと、 前記シートと該シートが設けられる車体フレームとの間
    に介装されていてその減衰力を変更可能なショックアブ
    ソーバと、 前記シートの上下挙動を検出する上下挙動検出手段と、 前記シートと車体フレームとの間に介装されていて両者
    間の相対変位を検出する相対変位検出手段と、 前記上下挙動検出手段で検出されたシートの上下挙動に
    基づき前記ショックアブソーバの少なくとも行程側の減
    衰力特性を前記上下挙動が大である時は高減衰力特性側
    にまた前記上下挙動が小である時は低減衰力特性側に可
    変制御する基本制御手段と、 乗員乗車時に前記相対変位検出手段で検出された前記シ
    ートと車体フレームとの間の相対変位位置を記憶する記
    憶手段と、 前記相対変位検出手段で検出されたシートと車体フレー
    ムとの間の相対変位が前記記憶手段に記憶された相対変
    位位置から広がる方向である時は、前記ショックアブソ
    ーバの少なくとも伸行程側の減衰力特性を高減衰力特性
    側に制御する補正制御手段と、を備えていることを特徴
    とする車両用シートサスペンション制御装置。
  3. 【請求項3】乗員が着座するシートと、 該シートに着座した乗員を保持するシートベルトと、 前記シートと該シートが設けられる車体フレームとの間
    に介装されていてその減衰力を変更可能なショックアブ
    ソーバと、 前記シートの上下挙動を検出する上下挙動検出手段と、 前記シートと車体フレームとの間に介装されていて両者
    間の相対変位を検出する相対変位検出手段と、 前記上下挙動検出手段で検出されたシートの上下挙動に
    基づき前記ショックアブソーバの少なくとも行程側の減
    衰力特性を前記上下挙動が大である時は高減衰力特性側
    にまた前記上下挙動が小である時は低減衰力特性側に可
    変制御する基本制御手段と、 前記シートベルトの張力を検出する張力検出手段と、 該張力検出手段で検出されたシートベルトの張力が所定
    のしきい値を越えた時は、前記ショックアブソーバの少
    なくとも伸行程側の減衰力特性を高減衰力特性側に制御
    する補正制御手段と、を備えていることを特徴とする車
    両用シートサスペンション制御装置。
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