JP2000280463A - インク噴射装置の駆動方法およびその装置 - Google Patents

インク噴射装置の駆動方法およびその装置

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JP2000280463A JP8718899A JP8718899A JP2000280463A JP 2000280463 A JP2000280463 A JP 2000280463A JP 8718899 A JP8718899 A JP 8718899A JP 8718899 A JP8718899 A JP 8718899A JP 2000280463 A JP2000280463 A JP 2000280463A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字に必要なインク量が得られ、且つ高い駆
動周波数でも安定して印字できる良好な印字品質の得ら
れる低コストのインク噴射装置の駆動方法を提示するこ
とを目的とする。 【解決手段】 噴射パルス信号Aの波幅Waはインク流
路内の圧力波の片道伝播時間T(L/a)の0.5倍
で、効率が低いながらもインク液滴を噴射する。そのイ
ンク液滴がノズルから離れる前に、波幅Tの噴射パルス
信号Bにより効率よく後続のインク液滴を噴射し、先行
のインク液滴と合体させ、印字に必要なインク量を得
る。その後、インク流路内の残留圧力波振動を減少させ
るための非噴射パルス信号Cを、波幅WcをTの0.5
倍で、噴射パルス信号Bの立ち下がりタイミングWbe
から、非噴射パルス信号の立ち上がりタイミングWcs
と立ち下がりタイミングWceとの中間タイミングWc
mまでの時間Dw2は、Tの2.5倍で出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク噴射装置の
駆動方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、これまでのインパクト方式の印字
装置にとってかわり、その市場を大きく拡大しつつある
ノンインパクト方式の印字装置のなかで、原理が最も単
純で、かつ多階調化やカラー化が容易であるものとし
て、インクジェット方式の印字装置が挙げられる。なか
でも印字に使用するインク液滴のみを噴射するドロップ
・オン・デマンド型が、噴射効率の良さ、ランニングコ
ストの安さなどから急速に普及している。
【0003】ドロップ・オン・デマンド型として特公昭
53−12138号公報に開示されているカイザー型、
あるいは特公昭61−59914号公報に開示されてい
るサーマルジェット型がその代表的な方式としてある。
このうち、前者は小型化が難しく、後者は高熱をインク
に加えるためにインクの耐熱性に対する要求が必要とさ
れ、それぞれに非常に困難な問題を抱えている。
【0004】以上のような欠陥を同時に解決する新たな
方式として提案されたのが、特開昭63−247051
号公報に開示されている圧電セラミックスを利用したせ
ん断モード型である。図7に示すように、せん断モード
型のインク噴射装置600は、底壁601、天壁602
及びその間のせん断モードアクチュエータ壁603から
なる。そのアクチュエータ壁603は、底壁601に接
着され、且つ矢印611方向に分極された下部壁607
と、天壁602に接着され、且つ矢印609方向に分極
された上部壁605とからなっている。隣接する2個の
アクチュエータ壁603は一対となって、その間にイン
ク流路613を形成し、且つ次の一対のアクチュエータ
壁603の間には、空間615を形成している。
【0005】各インク流路613の一端には、ノズル6
18を有するノズルプレート617が固着され、各アク
チュエータ壁603の両側面には電極619,621が
金属化層として設けられている。具体的にはインク流路
613側のアクチュエータ壁603には電極619が設
けられ、空間615側のアクチュエータ壁603には電
極621が設けられている。空間615に面している電
極621はアース623に接続され、インク流路613
内に設けられている電極619はアクチュエータ駆動信
号を与える制御回路625に接続されている。
【0006】そして、各インク流路613の電極619
に制御回路625が電圧を印加することによって、各ア
クチュエータ壁603がインク流路613の容積を増加
する方向に圧電厚みすべり変形する。例えば図8に示す
ようにインク流路613cの電極619cに電圧E
(V)が印加されると、アクチュエータ壁603e、6
03fにそれぞれ分極方向と直交する矢印631、63
2方向の電界が発生し、アクチュエータ壁603e、6
03fがインク流路613cの容積を増加する方向に圧
電厚みすべり変形する。このときノズル618c付近を
含むインク流路613c内の圧力が減少する。この状態
を圧力波のインク流路613内での片道伝播時間Tだけ
維持する。すると、その間図示しないマニホールドから
インクが供給される。
【0007】なお、上記片道伝播時間Tはインク流路6
13内の圧力波が、インク流路613の長手方向に伝播
するのに必要な時間であり、インク流路613の長さL
とこのインク流路613内部のインク中での音速aによ
りT=L/aと決まる。
【0008】圧力波の伝播理論によると、上記の電圧の
印加からちょうどT時間がたつとインク流路613内の
圧力が逆転し、正の圧力に転じるが、このタイミングに
合わせてインク流路613cの電極621cに印加され
ている電圧を0(V)に戻す。
【0009】すると、アクチュエータ壁603e、60
3fが変形前の状態(図6)に戻り、インクに圧力が加
えられる。そのとき、前記正に転じた圧力と、アクチュ
エータ壁603e、603fが変形前の状態に戻ること
により発生した圧力とが加え合わされ、比較的高い圧力
がインク流路613cのノズル618c付近の部分に生
じて、インク液滴がノズル618cから噴射される。
【0010】さらに詳しく説明すると、上記の電圧の印
加から電圧を0(V)に戻すまでの時間が前記片道伝播
時間Tからずれると、インク液滴を噴射するためエネル
ギー効率が低下し、前記片道伝播時間Tのほぼ偶数倍と
なったときには全く噴射が行われなくなるので、通常上
記の電圧の印加から電圧を0(V)に戻すまでの時間
は、前記片道伝播時間Tに一致させるか、少なくともほ
ぼ奇数倍とすることが望ましい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種のインク
噴射装置600では、前記インク流路613の形状、駆
動電圧等により、噴射されるインク液滴の体積が決まる
ため、良好な印字品質を得るため、より多くのインク量
が必要な場合には、インク流路形状を変更する必要があ
るという欠点があった。またこれにより、必要量のイン
ク量が得られても、噴射時の安定性が低下するために、
駆動周波数を下げなければいけないという欠点があっ
た。
【0012】特公平3−30506号公報には、主パル
スが印加される前に、ノズル内のメニスカスの先端位置
を決めるための付加パルスを印加することで、インク液
滴の体積を制御することが提案されている。これによれ
ば、付加パルスでノズル内のメニスカスがやや飛び出し
た状態で、主パルスを印加すると、主パルスのみの場合
に比較してインク液滴の体積はやや大きくなるものの、
あまり体積の増加は望めない。
【0013】また特公平6−55513号公報には、共
振周波数を利用して連続して噴射した複数のインク液滴
を空中で合体させることで、インク液滴の体積を制御す
ることが提案されている。これによれば、十分なインク
液滴の体積が得られるが、後述する実験の説明から明ら
かなように、インク液滴が飛翔している途中で合体する
ため、飛翔方向が曲がったりして、安定な噴射が得られ
ない。さらに駆動周波数を高くできないという問題があ
った。本発明は、上述した問題点を解決するためになさ
れたものであり、インク流路形状の変更を必要とせず、
良好な印字に必要なインク量が得られ、且つ高い駆動周
波数でも安定して印字できる良好な印字品質の得られる
低コストのインク噴射装置の駆動方法およびその装置を
提示することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明では、インクが充填されるインク流路と、前記
インク流路の容積を増減させて該インク流路内に圧力波
を発生させるアクチュエータと、前記アクチュエータに
噴射パルス信号を印加する制御装置とを備え、1ドット
当たりの印字命令に対して波高値が等しい複数の噴射パ
ルス信号を連続して印加するとともに、前記インク流路
内を圧力波が片道伝播する時間をTとしたとき、最初に
印加する第1の噴射パルス信号の波幅を0.35T〜
0.65T、かつ2番目以降に印加する噴射パルス信号
の波幅をほぼTとしたことを特徴としている。これによ
れば、1ドット当たりの印字命令に対して複数の噴射パ
ルス信号により複数のインク液滴が噴射される。その
際、波幅0.35T〜0.65Tの第1の噴射パルス信
号により、波幅をTとしたときよりも効率が悪いが、イ
ンク液滴が噴射され、その液滴がノズルから離れる前
に、2番目の噴射パルス信号が印加されて新たなインク
液滴が効率よく噴射され、先行するインク液滴に後続の
インク液滴が追いつき合体して飛翔することになる。し
たがって、1ドット当たりの必要インク量が得られると
ともに、第1の噴射パルスの波幅だけを0.35T〜
0.65Tと短くすることで、高い周波数での噴射安定
性の向上が得られる。
【0015】また、本発明は好ましくは、前記噴射パル
ス信号と波高値が同じで、波幅が、0.3T〜0.7T
である非噴射パルス信号を、該非噴射パルス信号の立ち
上がりタイミングと立ち下がりタイミングとの中間タイ
ミングと、前記複数の噴射パルス信号のうち最後に印加
する噴射パルス信号の立ち下がりタイミングとの時間差
がほぼ2.5Tとなるように前記制御装置が前記アクチ
ュエータに前記駆動電源から印加する。これにより、噴
射後、インク流路内の残留圧力波振動を効果的に減少
し、比較的低粘度のインクを噴射する場合や温度上昇時
などにより、インクの粘度が低下した場合でも高速で安
定な噴射が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】本インク噴射装置600は、図7に示す従
来のインクジェットヘッド600と同様に、底壁60
1、天壁602及びその間のせん断モードアクチュエー
タ壁603からなる。そのアクチュエータ壁603は、
底壁601に接着され、且つ矢印611方向に分極され
た下部壁607と、天壁602に接着され、且つ矢印6
09方向に分極された上部壁605からなっている。隣
接する2個のアクチュエータ壁603は一対となって、
その間にインク流路613を形成し、且つ次の一対のア
クチュエータ壁603の間には、空間615を形成して
いる。
【0018】各インク流路613の一端には、ノズル6
18を有するノズルプレート617が固着され、各アク
チュエータ壁603の両側面には電極619,621が
金属化層として設けられている。電極619はインクと
絶縁するための絶縁層630で覆われている。そして、
空間615に面している電極621はアース623に接
続され、インク流路613内に設けられている電極61
9はアクチュエータ駆動回路である制御回路625に接
続されている。
【0019】本インク噴射装置600の具体的な寸法の
1例を述べる。インク流路613の長さLが8.0mm
である。ノズル618の寸法は、インク噴射側の径が3
0μm、インク流路613側の径が50μm、長さが5
0μmである。また、実験に供したインクの25℃にお
ける粘度は約2mPa・s、表面張力は30mN/mで
ある。このインク流路613内のインク中における音速
aと上記Lとの比L/a(=T)は8μsecであっ
た。
【0020】次にインク流路613内の電極619に印
加する駆動波形10を図1に示す。駆動波形10は、イ
ンク液滴を噴射するための噴射パルス信号A、Bと前記
インク流路613内の残留圧力波振動を減少させるため
の非噴射パルス信号Cとからなり、噴射パルス信号A、
Bと非噴射パルス信号Cのどちらも波高値(電圧値)は
E(V)(例えば20(V))である。最も好ましい実
施の形態において、噴射パルス信号Aの幅Waは、イン
ク流路613内の圧力波の片道伝播時間Tの0.5倍に
一致し、すなわち4μsecであり、噴射パルス信号B
の幅Wbはインク流路613内の圧力波の片道伝播時間
Tに一致し、すなわち8μsecである。また、噴射パ
ルス信号Aの立ち下がりタイミングWaeから噴射パル
ス信号Bの立ち上がりタイミングWbsまでの時間Dw
1も、インク流路613内の圧力波の片道伝播時間Tに
一致し、すなわち8μsecである。非噴射パルス信号
Cの幅Wcは、インク流路613内の圧力波の片道伝播
時間T(L/a)の0.5倍、すなわち4μsecであ
る。噴射パルス信号Bの立ち下がりタイミングWbeか
ら、非噴射パルス信号Cの立ち上がりタイミングWcs
と立ち下がりタイミングWceとの中間タイミングWc
mまでの時間Dw2は、インク流路613内の圧力波の
片道伝播時間Tの2.5倍、すなわち20μsecであ
る。
【0021】非噴射パルス信号Cは、噴射パルス信号に
よるインク流路内の残留圧力波振動が圧力を上げるタイ
ミングで、該非噴射パルス信号を立ち上げてインク流路
の容積を拡大して圧力の上昇を抑え、残留圧力波振動が
圧力を下げるタイミングで、該非噴射パルス信号を立ち
下げてインク流路の容積を戻して圧力の下降を抑えるこ
とにより、残留圧力波振動を減少させるものである。
【0022】次に、前記駆動波形10を実現するための
制御回路625を図2、図3および図4を用いて説明す
る。
【0023】図2に示す制御回路625は充電回路18
2と放電回路184とパルスコントロール回路186か
ら構成されている。
【0024】入力端子181と182は、それぞれイン
ク流路613内の電極619に与える電圧をE(V)、
0(V)にするためのパルス信号を入力する入力端子で
ある。充電回路182は、抵抗R101、R102、R
103、R104、R105、トランジスタTR10
1、TR102から構成されている。
【0025】入力端子181にオン信号(+5V)が入
力されると、抵抗R101を介して、トランジスタTR
101が導通し、正の電源187から抵抗R103を介
して電流がトランジスタTR101のコレクタからエミ
ッタ方向に流れる。従って、正の電源187に接続され
ている抵抗R104およびR105にかかる電圧の分圧
が上昇し、トランジスタTR102のベースに流れる電
流が増加し、トランジスタTR102のエミッタとコレ
クタ間が導通する。正の電源187からの20(V)の
電圧がトランジスタTR102のコレクタおよびエミッ
タ、抵抗R120を介してインク流路613内の電極6
19に印加される。このタイミングが、図3に示すタイ
ミングチャートにおけるT1、T3およびT5のタイミ
ングである。図3は、制御回路125の入力端子18
1、182への入力信号と、電極619での出力を示す
タイミングチャートである。
【0026】次に、放電用回路184について説明す
る。放電用回路184は抵抗R106、R107、トラ
ンジスタTR103から構成される。入力端子182に
オン信号(+5V)が入力されると、抵抗R106を介
してトランジスタTR103が導通し、抵抗R120を
介して電極619をアースする。従って、図6および図
7に示すインク流路613のアクチュエータ壁603に
印加されていた電荷は放電される。このタイミングが、
図3に示すタイミングチャートのT2、T4およびT6
のタイミングである。
【0027】充電回路182の入力端子181に入力さ
れる駆動波形10の入力信号11は、図3に示すタイミ
ングチャート(A)のように、通常オフの状態にあり、
噴射するために所定のタイミングT1にてオンされ、タ
イミングT2にてオフされる。その後のタイミングT3
にてオンされ、タイミングT4にてオフされ、さらにタ
イミングT5にてオンされ、タイミングT6にてオフさ
れる。放電用回路184の入力端子182に入力される
入力信号12は、図3に示すタイミングチャート(B)
のように、入力信号11がオンのとき(T1、T3、T
5)、オフされ、入力信号11がオフのとき(T2、T
4、T6)、オンされる。
【0028】そのときの電極619での出力波形13
は、通常は0(V)に維持されているが、タイミングT
1にて、圧電素子からなるアクチュエータ壁603へ電
荷が充電され、トランジスタTR102と、抵抗R12
0と、アクチュエータ壁603の静電容量とにて決まる
充電時間Ta後に電圧E(V)(例えば20(V))に
なる。またタイミングT4にて、放電時間Tb後に0
(V)になる。
【0029】このように実際の駆動波形13は、立ち上
がりと立ち下がりでそれぞれTa、Tbの遅れが生じる
ため、電圧が1/2E(V)(例えば10(V))にお
ける駆動波形10の噴射パルス信号Bの立ち下がりタイ
ミングWbeと、非噴射パルス信号Cの立ち上がりタイ
ミングWcsと立ち下がりタイミングWceの中間タイ
ミングWcmとの時間Dw2を図1に示す値になるよう
に上記各タイミングT3、T4、T5、T6を設定す
る。
【0030】次に、充電回路182の入力端子181お
よび放電用回路184の入力端子182に入力される上
記のタイミングT1、T2、T3、T4、T5、T6を
有するパルス信号を発生するパルスコントロール回路1
86について説明する。
【0031】パルスコントロール回路186には、各種
の演算処理を行うCPU110が設けられ、CPU11
0には、印字データや各種のデータを記憶するRAM1
12とパルスコントロール回路186の制御プログラム
および前記T1、T2、T3、T4、T5、T6のタイ
ミングでオン、オフ信号を発生するシーケンスデータを
記憶しているROM114が接続されている。ここで、
ROM114には、図4に示すように、インク噴射装置
制御プログラム記憶エリア114Aと、駆動波形データ
記憶エリア114Bとが設けられている。従って、駆動
波形10のシーケンスデータは、駆動波形データ記憶エ
リア114Bに記憶されている。
【0032】さらに、CPU110は各種のデータのや
りとりするI/Oバス116に接続され、当該I/Oバ
ス116には、印字データ受信回路118とパルスジェ
ネレータ120および122が接続されている。パルス
ジェネレータ120の出力は充電回路182の入力端子
181に接続され、パルスジェネレータ122の出力は
放電用回路184の入力端子182に接続されている。
【0033】CPU110はROM114の駆動波形デ
ータ記憶エリア114Bに記憶されているシーケンスデ
ータに従って、パルスジェネレータ120および122
を制御する。従って、前記のタイミングT1、T2、T
3、T4、T5、T6の各種パターンを予めROM11
4内の駆動波形データ記憶エリア114Bに記憶させて
おくことによって、図1に示す駆動波形10の噴射パル
ス信号をアクチュエータ壁603に与えることができ
る。
【0034】尚、パルスジェネレータ120および12
2および充電回路182および放電回路184はインク
ジェットヘッドのノズル数と同じ数だけ設けられてい
る。本実施の形態では、代表して一つのノズルの制御に
ついて説明したが、他のノズルの制御についても同様な
制御である。
【0035】上記した本実施の形態にて駆動した場合の
インク噴射テストの結果を図5の表を参照して説明す
る。
【0036】上記駆動波形10を用いた駆動方法では2
0(V)にて駆動した場合、インク液滴の噴射速度は、
8.0m/sであり、噴射パルス信号A、Bに対応して
2つのインク液滴が噴射され、2つのインク液滴体積の
合計は、60pl(ピコリットル)であった。しぶきを
伴ったり、噴射停止することなく安定に噴射できる最高
の駆動周波数は21.5kHzであった。
【0037】比較実験として駆動波形10の噴射パルス
信号Aの幅Waをインク流路613内の圧力波の片道伝
播時間Tの0.3倍〜1.05倍まで変化させて駆動し
た場合、および非噴射パルス信号Cを印加しなかった場
合のインク液滴体積と、安定に噴射できる最高の駆動周
波数の評価結果を図5に示す。
【0038】この結果から駆動波形10の噴射パルス信
号Aの幅Waを0.3T以下とした場合は、インク液滴
の体積が大きく減少していることが分かる。また、噴射
パルス信号Aの幅Waを0.7T以上とした場合は、イ
ンク液滴の体積はあまり変化しないが、安定に噴射でき
る最高駆動周波数が、10%以上小さくなっていること
が分かる。
【0039】次に駆動波形10の非噴射パルス信号Cを
なくした場合について同様の実験を行ったところ、全体
的に、インク液滴の体積が増加し、安定に噴射できる最
高駆動周波数が低下したが、噴射パルス信号Aの幅Wa
の変化に対する、インク液滴の体積、安定に噴射できる
最高駆動周波数の傾向は全く同じ結果であった。また、
データは記載していないが、実験により該非噴射パルス
信号Cの幅Wcを0.3Tから0.7Tまで変化させて
も同様の結果が得られた。
【0040】以上の結果が得られた理由として、以下に
示すようなインク液滴の噴射状態の違いが考えられる。
【0041】図6(a)は、噴射パルス信号Aの幅Wa
が0.35Tより短い場合、図6(b)は、噴射パルス
信号Aの幅Waが0.35Tから0.65Tの範囲にあ
る場合、図6(c)は、噴射パルス信号Aの幅Waが
0.65Tより長い場合の、それぞれの図1におけるタ
イミングWae、Wbe、Wceに対応するインク液滴
の噴射状態を示す模式図である。
【0042】図6(a)の噴射パルス信号Aの幅Waが
0.35Tより短い場合は、噴射パルス信号Aによる、
インク液滴は実際には噴射されず、タイミングWaeに
おいてノズル618からメニスカス501aがやや飛び
出した状態になるだけであり、タイミングWbeにおい
て、噴射パルス信号Bによるインク液滴502aが噴射
され、タイミングWceにおいてノズル618から離れ
て飛翔してゆくインク液滴503aは、上記メニスカス
501aがやや飛び出した部分とインク液滴502aの
一体となったものであり、インク液滴502aのみの場
合よりはインク体積は大きくなるものの、あまりインク
体積の増加は期待できない。これは、前述の特公平3−
30506号公報に記載されたものと実質的に同じであ
る。
【0043】これに対し噴射パルス信号Aの幅Waが
0.35Tから0.65Tの範囲にある場合には、図6
(b)に示すように、タイミングWaeにおいて噴射パ
ルス信号Aによるインク液滴501bが噴射される。こ
れは、噴射パルス信号Aを波幅Tとしたときよりも、効
率が悪いが、後続の噴射パルス信号Bがなくても、ノズ
ルから飛翔することができる程度のものである。そし
て、タイミングWbeにおいて、そのインク液滴501
bがノズル618から完全に離れる前に、前記噴射パル
ス信号Bによるインク液滴502bが噴射される。この
とき噴射パルス信号Bは波幅Tであるから、従来の技術
で説明したように、最も効率よく高速でインク液滴50
2bが噴射され、後者インク液滴502bが前者インク
液滴501bに追いつき一体となってから、タイミング
Wceにおいて、非噴射パスル信号Cによりインク流路
内の残留圧力波振動が抑えられるとともに、一体となっ
たインク液滴503bがノズル618から切られて飛翔
してゆくのであり、飛翔方向の曲がりなども発生しにく
く安定な噴射が得られる。インク液滴503bは、上記
インク液滴501bとインク液滴502bの一体となっ
たものであり、十分なインク体積が得られる。
【0044】また、噴射パルス信号Aの波幅Waが0.
65Tよりも長い場合には、図6(c)に示すように、
タイミングWaeにおいて噴射パルス信号Aによるイン
ク液滴501cが噴射され、タイミングWbeにおい
て、インク液滴501cが、ノズル618から完全に離
れた後に前記噴射パルス信号Bによるインク液滴502
cが噴射され、タイミングWceにおいて、前記インク
液滴502bが前記インク液滴501cに追いつき一体
となってから、ノズル618から離れて飛翔してゆくの
である。これは、前述の特公平6−55513号公報に
記載されたものと実質的に同じである。一体となったイ
ンク液滴503cは、上記インク液滴501cとインク
液滴502cの一体となったものであり、十分なインク
体積が得られるが、飛翔している途中でインク液滴50
1cとインク液滴502cが一体となるため、一体化し
た際に飛翔方向が曲がったりして、安定な噴射が得られ
にくくなるのである。また、噴射パルス信号Aの波幅W
aが長くなった分だけ、駆動周波数(駆動波形10を一
組としたとき、これを繰り返し出力する周波数)が低く
なる。つまり、高速で印字できなくなる。
【0045】従って上記の実験から、駆動波形10の噴
射パルス信号Aの幅Waを0.35Tから0.65Tと
したときに、必要なインク液滴の体積を保ちながら、よ
り高い駆動周波数まで安定に噴射駆動することができ、
さらに、波幅が、0.3から0.7Tである非噴射パル
ス信号Cを、非噴射パルス信号の立ち上がりタイミング
Wcsと立ち下がりタイミングWceとの中間タイミン
グTcmと、2番目の噴射パルス信号Bの立ち下がりタ
イミングとの時間差Dw2がほぼ2.5Tとしたときに
は、ややインク液滴の体積は減少するが、安定に噴射で
きる最高駆動周波数が大幅に高くなることが分かる。
【0046】以上、一実施の形態を詳細に説明したが、
本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。上
記実施の形態では、複数の噴射パルス信号は噴射パルス
信号Aと噴射パルス信号Bの2個であったが、必要なイ
ンク液滴の体積に応じて3個以上にしても同様の傾向が
あることが分かっている。
【0047】また、上記実施の形態では、正の電源18
7を用いたが、分極方向を図7の609、611を逆に
して、負の電源を用いてもよい。さらに、図9に示すよ
うに分極方向を逆にして、更に、各インク流路713側
の電極719をアースに接続し、空間715に面してい
る各電極を二つに分け、それぞれ電極721および72
2として、当該電極721,722をそれぞれ噴射用充
電回路に接続するようにしてもよい。
【0048】尚、本実施の形態では、アクチュエータ壁
603の下部壁607および上部壁605の圧電変形に
よりインク流路613の容積を変形してインクを噴射し
ていたが、下部壁もしくは上部壁の一方を圧電変形しな
い材質で形成し、他方の圧電変形に伴なって変形するよ
うにして、インクを噴射してもよい。また、本実施の形
態では、インク流路613の両側に空気室615を設け
ていたが、空気室を設けずに、インク流路が隣接するよ
うにしてもよい。
【0049】また、インク流路の一部に振動板を設け、
その振動板に圧電素子、その他の機械的振動発生素子を
添わせた構成等、その他の構成についても、当業者の知
識に基づいて種々の変更、改良を施した態様で本発明を
実施できる。
【0050】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、第1
の噴射パルス信号の幅を0.35T〜0.65Tとし、
第2の噴射パルス信号以降の噴射パルス信号をほぼTと
することで、1ドットの印字命令に対して複数の噴射パ
ルス信号により必要な量のインク液滴の噴射を行ない、
かつ比較的高周波数で安定噴射ができる。このとき、イ
ンク噴射装置のインク流路形状の変更を必要とせず、低
コストで印字に必要なインク量が得られる。また、複数
の噴射パルス信号の後に、非噴射パルス信号を所定のタ
イミング、波幅で印加することで、インク液滴噴射後の
インク流路内の残留圧力波振動を抑制することができ、
さらに高周波数の印字でも安定噴射ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のインク噴射装置の駆動
波形を示す図である。
【図2】前記インク噴射装置の駆動回路を示す図であ
る。
【図3】前記インク噴射装置の駆動のタイミングチャー
トを示す図である。
【図4】前記インク噴射装置の制御回路のROMの記憶
領域を示す図である。
【図5】前記インク噴射装置の駆動波形の噴射パルス信
号の幅の適正範囲を求めるために行った実験の結果を説
明する図である。
【図6】前記インク噴射装置の駆動波形の噴射パルス信
号の幅の適正範囲を求めるために行った実験のインク液
滴の飛翔状態を説明する模式図である。
【図7】従来例、および本発明に係るインク噴射装置を
示す図である。
【図8】従来例、および本発明に係るインク噴射装置の
動作を説明する図である。
【図9】本発明の別の実施の形態のインク噴射装置を示
す図である。
【符号の説明】
10 駆動波形 187 正の電源 600 インクジェットヘッド 603 アクチュエータ壁 613 インク流路 625 制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクが充填されるインク流路と、前記
    インク流路の容積を増減させて該インク流路内に圧力波
    を発生させるアクチュエータとを備え、 1ドット当たりの印字命令に対して波高値が等しい複数
    の噴射パルス信号を前記アクチュエータに連続して印加
    するとともに、 前記インク流路内を圧力波が片道伝播する時間をTとし
    たとき、最初に印加する第1の噴射パルス信号の波幅を
    0.35T〜0.65T、かつ2番目以降に印加する噴
    射パルス信号の波幅をほぼTとしたことを特徴とするイ
    ンク噴射装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記複数の噴射パルス信号と波高値が同
    じで、波幅が、0.3T〜0.7Tである非噴射パルス
    信号を、該非噴射パルス信号の立ち上がりタイミングと
    立ち下がりタイミングとの中間タイミングと、前記複数
    の噴射パルス信号のうち最後に印加する噴射パルス信号
    の立ち下がりタイミングとの時間差がほぼ2.5Tとな
    るように前記アクチュエータに印加することを特徴とす
    る請求項1記載のインク噴射装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】 インクが充填されるインク流路と、前記
    インク流路の容積を増減させて該インク流路内に圧力波
    を発生させるアクチュエータと、前記アクチュエータに
    噴射パルス信号を印加する駆動装置とを備えるインク噴
    射装置において、 前記駆動装置は、1ドット当たりの印字命令に対して波
    高値が等しい複数の噴射パルス信号を連続して印加する
    とともに、 前記インク流路内を圧力波が片道伝播する時間をTとし
    たとき、最初に印加する第1の噴射パルス信号の波幅を
    0.35T〜0.65T、かつ2番目以降に印加する噴
    射パルス信号の波幅をほぼTとしたことを特徴とする駆
    動装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の噴射パルス信号と波高値が同
    じで、波幅が、0.3T〜0.7Tである非噴射パルス
    信号を、該非噴射パルス信号の立ち上がりタイミングと
    立ち下がりタイミングとの中間タイミングと、前記複数
    の噴射パルス信号のうち最後に印加する噴射パルス信号
    の立ち下がりタイミングとの時間差がほぼ2.5Tとな
    るように前記アクチュエータに印加することを特徴とす
    る請求項1記載の駆動装置。
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