JP2000279416A - 3次元イメージング方法及びシステム - Google Patents

3次元イメージング方法及びシステム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波3次元イメージングにおけるスペック
ル・アーティファクト・データを、関心のあるボリュー
ムから取得されたデータを画像平面へ投影する前に減少
させる。 【解決手段】 マスタ・コントローラ(22)が、関心
のあるボリューム内のピクセル・データに対して反復的
にモルフォロジ・フィルタ処理を行い、次いで、レイ・
キャスティング法を用いてモルフォロジ・フィルタ処理
されたデータを複数の回転された画像平面上へ反復的に
投影するというアルゴリズムを実行する。モルフォロジ
・フィルタ処理は、ピクセル・データのソース・データ
・ボリュームの全体にわたって7点カーネルを段階移動
させることにより実行される。カーネルは、中央ピクセ
ル値と、中央ピクセル値に隣接する6つのピクセル値と
で構成される。モルフォロジ・フィルタ処理演算は、ス
ペックルを除去する少なくとも1回の収縮工程と、これ
に続く画像データを復元する同じ回数の膨張工程とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的には、医療診
断の目的のために人体の解剖学的構造をイメージングす
ることに関する。具体的には、本発明は、人体内の血管
から反射した超音波エコーの強度を検出することにより
血管の3次元イメージングを行う方法及び装置に関す
る。
【0002】
【発明の背景】最も広く用いられている診断用超音波イ
メージングのモードに、B及びMモード(体内の物理的
構造をイメージングするのに用いられる)、ドプラ並び
にカラー・フロー(後者の2つは、主として血管内等で
の流れ特性をイメージングするのに用いられる)があ
る。従来のBモード・イメージングでは、超音波スキャ
ナによって、ピクセルの輝度が反射エコーの強度に基づ
いて定められる画像が作成され、即ち反射波の振幅を用
いて組織の白黒画像が形成される。
【0003】2次元超音波画像はしばしば、走査されて
いる解剖学的構造の2次元的表現を観察者が視覚化する
ことができないために解釈が困難になる。しかしなが
ら、超音波プローブにより関心のある区域の全体を掃引
し、2次元画像を蓄積して3次元ボリュームを形成すれ
ば、解剖学的構造は、熟練した観察者又は熟練していな
い観察者の双方にとって遥かに視覚化し易くなる。
【0004】Bモード超音波イメージングは、スペック
ル(speckle )と呼ばれる固有の画像アーティファクト
を生ずる。スペックルは、多数の受信エコーの干渉パタ
ーンから形成される画像内に見られる斑点である。この
斑点は主として、音波の干渉パターン内のゼロ部(nul
l)によって生ずるが、例えばランダムな電子的ノイズ
などの画像内のその他の異常によっても斑点が生じるこ
とがある。音波のゼロ部は、超音波画像の完全なダイナ
ミック・レンジを表示するのに要求される対数圧縮によ
って強調される。これらのゼロ部は、画像では黒い穴と
して現われる。スペックル・ノイズ及びアーティファク
トは、3次元超音波イメージングにおいて許容可能な視
角の範囲を制限する。
【0005】反射エコーの和を変化させるあらゆるパラ
メータがスペックル・パターンを変化させるので、スペ
ックル画像アーティファクトを減少させる多くの従来手
法が存在している。これらの従来手法の実例としては、
マルチ送信集束、空間的合成、周波数合成及び空間的低
域通過フィルタ処理がある。マルチ送信集束、空間的合
成及び周波数合成の各手法ではフレーム・レートが低下
し、これに対し空間的低域通過フィルタ処理では分解能
が低下する。
【0006】
【発明の開示】本発明の好ましい実施態様では、3次元
超音波イメージングにおけるスペックル・アーティファ
クト・データが、関心のあるボリュームからの取得デー
タを画像平面へ投影する前に減少させられる。この結果
を得るための装置は、連続的に又は外部トリガ事象に応
答して、即ち多数のスライスについて、シネ・メモリ内
にBモード画像及び/又はカラー・フロー・モード画像
を収集する超音波スキャナを含んでいる。各々のスライ
スについてのそれぞれの関心のある領域からのデータは
マスタ・コントローラへ送られ、これらのデータは「関
心のあるボリューム」を形成する。マスタ・コントロー
ラは、関心のあるボリューム内のピクセル・データに対
して反復的にモルフォロジ・フィルタ処理(morphologic
ally filtering )を行い、次いで、レイ・キャスティン
グ(ray-casting )法を用いてモルフォロジ・フィルタ処
理済みデータを複数の回転された画像平面へ反復的に投
影するというアルゴリズムを実行する。
【0007】本発明の好ましい実施態様によれば、マス
タ・コントローラは、モルフォロジ・フィルタ処理によ
ってピクセル・データに含まれるスペックル及び/又は
ノイズを平滑化する。このフィルタ処理は、ピクセル・
データから成るソース・データ・ボリュームの全体にわ
たって7点カーネルを段階移動(stepping)させることに
より実行される。カーネルは、中央ピクセル値と、中央
ピクセル値に隣接する6つのピクセル値、即ち、X、Y
及びZ方向で隣接するそれぞれの対のピクセル値とで構
成されている。カーネルは、ソース・データ・ボリュー
ム全体にわたって段階移動してモルフォロジ・フィルタ
出力値を形成し、これらの出力値が、スペックルの減少
した新たなソース・データ・ボリュームを形成する。
【0008】本発明によるモルフォロジ・フィルタ処理
を実行するアルゴリズムは、n回の収縮(erosion )演
算と、これに続くn回の膨張(dilation)演算とを含ん
でおり、ここで、nは任意の正の整数である。好ましい
実施例では、n=3である。
【0009】次いで、そのモルフォロジ・フィルタ処理
済みピクセル・データ・ボリュームが、各々の相次ぐ画
像平面へ投影される。投影された画像はスペックル及び
ノイズが減少しており、これらの画像はシネ・メモリに
別個のフレームとして記憶され、各々のフレームは最後
の背景フレームにスーパインポーズ(重ね表示)され
る。次いで、再構成されたこれらのフレームは、システ
ム操作者によって選択的に表示される。画像は、物体ボ
リューム内の血管を明瞭に示す。シネ・モードで表示す
る場合には、血管が回転するので、2次元スライスをイ
メージングすることにより達成されるものに比べ、深さ
を一層充分に知覚することが出来る。
【0010】
【好適実施態様の詳しい説明】本発明は、図1に全体的
に示す形式の超音波イメージング・システムに組み込む
ことができる。超音波トランスデューサ・アレイ2の個
々の素子が、ビームフォーマ4によって作動されて、同
じ送信特性によって同じ送信焦点位置に集束される小音
波(wavelet )を送信することによって、送信ビームを
形成する。各々の送信ビームは、走査されている物体内
に伝播し、物体内の超音波散乱体によって反射されてア
レイに戻る。このような各回の送信ファイアリングの後
に、トランスデューサ・アレイ素子によって検出された
エコー信号は、ビームフォーマ4のそれぞれの受信チャ
ネルへ供給される。受信ビームフォーマは、マスタ・コ
ントローラ(図1には示されていない)の指令下でエコ
ーを追跡する。受信ビームフォーマは、受信されたエコ
ー信号に対して適正な受信集束時間遅延を与えて、これ
らの信号を加算することにより、特定の送信焦点ゾーン
に対応する一連のレンジ(距離)から反射した全超音波
エネルギを正確に表すRF(無線周波)エコー信号を形
成する。ベースバンド・システムでは、ビームフォーマ
はまた、ヒルベルト(Hilbert )帯域通過フィルタ処理に
よってRFエコー信号をそのI成分とQ成分とに変換す
る。次いで、これらのI成分及びQ成分は、各回の送信
ファイアリング毎に受信加算器(図示されていない)に
おいて加算される。代替的には、ヒルベルト帯域通過フ
ィルタ処理をビーム加算の後に行ってもよい。随意選択
により、復調器(図示されていない)によってビームフ
ォーマ4の出力信号の周波数をシフトさせる。このこと
を達成する1つの方法は、入力信号に複素正弦exp
(i2πfd t)を乗算することであり、ここで、fd
は所要の周波数シフトである。
【0011】ベースバンド・システムでは、I成分及び
Q成分はBモード・プロセッサ6へ送られる。Bモード
・プロセッサ6は、量(I2 +Q21/2 を算出するこ
とによりビーム加算後の受信信号の包絡線を形成する包
絡線検波器8を含んでいる。信号の包絡線に対して対数
圧縮10等の何らかの追加的なBモード処理を施して表
示データを形成し、スキャン・コンバータ12へ供給す
る。RFシステムでは、包絡線検波がRF信号に対して
行われる。
【0012】一般的に述べると、表示データは、スキャ
ン・コンバータ12によってビデオ表示用のXYフォー
マットへ変換される。走査変換(スキャン・コンバー
ト)後のフレームは、ビデオ・プロセッサ14へ渡され
る。ビデオ・プロセッサ14は、ビデオ・データをビデ
オ表示用のグレイ・スケール又はグレイ・マップとして
写像する。次いで、グレイ・スケールの画像フレームが
ビデオ・モニタ16へ送られて表示される。
【0013】ビデオ・モニタ16によって表示される画
像は、各々のデータが表示のそれぞれのピクセルの強度
又は輝度を指示しているようなデータの画像フレームか
ら形成されている。1つの画像フレームは、例えば、2
56×256のデータ配列で構成されており、このデー
タ配列中の各々の強度データが、ピクセル輝度を指示す
る8ビットの二進数である。表示モニタ16上での各々
のピクセルの輝度は、周知の方式でデータ配列内の対応
する要素の値を読み取ることにより、絶えず更新されて
いる。各々のピクセルは、呼び掛け用超音波パルスに応
答したそれぞれのサンプル・ボリュームの後方散乱体断
面積と採用されているグレイ・マップとの関数である強
度値を有する。従来の超音波イメージング・システム
は、典型的には、生の音波サンプル・データの単純な伝
達関数である様々なグレイ・マップを採用して、グレイ
値を表示している。
【0014】図2に示すように、システムの制御は、ホ
スト・コンピュータ又はマスタ・コントローラ22に集
中されており、マスタ・コントローラ22は、オペレー
タ・インタフェイス(図示されていない)を介して操作
者の入力を受け取って、様々なサブシステムを制御す
る。マスタ・コントローラ22はまた、システムのタイ
ミング信号及び制御信号を発生し、これらの信号は、シ
ステム制御バス46及び走査制御バス(図示されていな
い)を介して分配される。
【0015】スキャン・コンバータ12は、音線(acous
tic line )メモリ18と、XY表示メモリ20とを含ん
でいる。音線メモリ18は、Bモード・プロセッサから
処理済みのディジタル・データを受け取って、Bモード
・データについて、極座標(R−θ)セクタ・フォーマ
ット又はデカルト座標リニア・アレイ・フォーマットか
ら、XY表示メモリ20に記憶される適当に拡縮(スケ
ーリング)されたデカルト座標表示ピクセル・データへ
の座標変換を行う。Bモードでは、強度データがXY表
示メモリ20に記憶され、各々のアドレス(番地)が3
つの8ビット・ピクセルを記憶している。ビデオ・プロ
セッサ14は、図形データ、画像データ及び時間線デー
タの間で多重化を行って、ビデオ・モニタ16上にラス
タ走査フォーマットで最終的なビデオ出力信号を形成
し、それに加えて様々なグレイ・スケール・マップを供
給する。
【0016】Bモード・データの多数の相次ぐフレーム
は、先入れ先出し方式でシネ・メモリ24に記憶されて
いる。シネ・メモリ24は、利用者に対して実時間で表
示される画像データを絶えず取得しながらバックグラウ
ンドで動作している循環画像バッファのように動作す
る。利用者がシステムをフリーズさせると、利用者は、
シネ・メモリ内に過去に取得されている画像データを観
察することが可能になる。シネ・メモリは、単一の画像
の観察及び多数の画像ループの観察のための常駐のディ
ジタル画像記憶、並びに様々な制御作用を提供する。単
一画像のシネ再生中に表示される関心のある領域は、画
像の取得中に用いられた関心のある領域である。シネ・
メモリ24はまた、マスタ・コントローラ22を介して
ディジタル式保管装置へ画像を転送するためのバッファ
としての役割も果たす。
【0017】マスタ・コントローラ22は、中央処理装
置(CPU)42とランダム・アクセス・メモリ(RA
M)44とを含んでいる。CPU42は、強度データか
ら成る取得ボリュームを様々な角度で捉えた多数の3次
元投影画像へ変換するのに用いられるルーチンを記憶し
ている読み出し専用メモリを組み込んでいる。CPU4
2は、システム制御バス46を介して、XYメモリ20
及びシネ・メモリ24を制御する。具体的には、CPU
42は、XYメモリ20からビデオ・プロセッサ14及
びシネ・メモリ24へのピクセル・データの流れ、並び
にシネ・メモリからビデオ・プロセッサ及びCPU自体
へのピクセル・データの流れを制御する。強度データの
各々のフレームは、被検体を通る多数の平行な走査又は
スライスの1つに相当しており、XYメモリ20に記憶
され、次のサイクルではビデオ・プロセッサ14及びシ
ネ・メモリ24へ送信される。フレームのスタックは、
走査されている物体ボリュームに相当しており、シネ・
メモリ24のセクション24Aに記憶される。初期化
(図3の工程26)時に、CPU42は、シネ・メモリ
・セクション24Aから、関心のある物体ボリュームに
対応する強度データのみを検索する。これは、関心のあ
る物体ボリュームを横断する任意の走査から取得された
各々の記憶されているフレームから、関心のある領域に
ある強度データのみを検索することにより達成される。
このようにして、相次ぐフレームのスタックの各々から
の関心のある領域に対応する強度データが、関心のある
ソース・データ・ボリュームを形成する。
【0018】図4に模式的に示されているソース・デー
タ・ボリュームは、物体ボリューム52を超音波トラン
スデューサで走査することにより形成される。物体ボリ
ューム52は、各々が同じ数の物体ボリューム要素(ボ
クセル)OVを含んでいる積み重なった連続的なスライ
ス又はシートOS1 ,OS2 ,…,OSk の系列を形成
するように走査される。各々のボクセルは、シート平面
(例えば、XY平面)内で矩形の輪郭(プロフィール)
を有しており、縦横の各辺は等しい長さSを有し得るの
で、この輪郭は正方形となり得るが、シート厚Tは一般
にいずれの辺の長さにも等しくない。このように、第1
の物体スライスOS1 は、第1の多数の物体ボクセルO
i,j,1 を含んでおり、ここで、i及びjはそれぞれ、
ボクセルのX軸及びY軸での位置である。同様に、第2
の物体スライスOS2 は、物体ボクセルOVi,j,2 を含
んでいる。任意の物体スライスOSk は、ボクセルOV
i, j,k を含んでおり、ここで、kはこのボクセルのZ軸
での位置である。各々の物体ボクセルOVi,j,k は解析
され、そのデータ値(強度、速度又はパワー)が、デー
タ・ボリューム54の対応するデータ・ボクセルDV
i,j,k に配置される。各々の物体スライスOSk の厚み
及び各々の物体ボクセル面のサイズ(ボクセルのXY平
面におけるサイズ)が一般に同じではない場合にも、デ
ータ・ボリューム54は単純なi,j,k立方格子とな
る。即ち、物体ボリュームは、各々のボクセルについて
異なるX、Y及びZの寸法を有していてもよいばかりで
なく、任意の次元におけるボクセルの総数も必ずしも同
じでなくてもよい。例えば、典型的な超音波3次元走査
では、各々のスライスが256×256マトリクスのボ
クセルを含むようにして、128個のスライスを得るこ
とができる。
【0019】図3に示すように、関心のある物体ボリュ
ームに対応するピクセル・データ集合内の強度データ
は、スペックル・ノイズを平滑化すると共にアーティフ
ァクトを減少させるために、投影の前にモルフォロジ・
フィルタ処理される(工程28)。これにより、投影の
際にスペックル・ノイズによるデータの損失が防止され
る。例えば、血管は、周囲の組織よりも音波反射性が小
さい。従って、血管は、最小強度投影を用いてイメージ
ングすることができる。代替的には、反転ビデオ/最小
モードでは、強度データは反転されて、血管を暗く表示
せずに明るく表示する。この場合には、最大強度投影を
用いて血管をイメージングすることができる。所望のピ
クセル・データに対して明るいスペックルとなっている
ような最大強度の選択を防止するためには、投影の前
に、これらのような明るいスペックル強度を除去するフ
ィルタを用いればよい。モルフォロジ・フィルタ処理及
び投影の両方とも、好ましくはマスタ・コントローラに
よって実行されるが、それぞれの専用プロセッサによっ
て実行することもできる。
【0020】本発明の好ましい実施例によれば、ソース
・データ・ボリュームは、ソース・データ・ボリューム
の中央ピクセル値とこの中央ピクセル値に隣接する6つ
のピクセル値とで構成されているカーネルに対して動作
するモルフォロジ・フィルタを用いて、CPU42(図
2)によってフィルタ処理される。カーネルは、ソース
・データ・ボリューム全体にわたって段階移動されて、
モルフォロジ・フィルタ出力値を発生し、これらの出力
値が、スペックルの減少した新たなソース・データ・ボ
リュームを形成する。本発明に従ってモルフォロジ・フ
ィルタ処理を実行するアルゴリズムは、n回の収縮(ero
sion )演算と、これに続くn回の膨張(dilation)演算と
を含んでおり、ここで、nは任意の正の整数である。好
ましい実施例では、n=3である。カーネルの中央ピク
セル値をDVi,j,k と表わすと、±X方向で隣接するピ
クセル値はそれぞれDVi+1,j,k 及びDVi-1,j,k と表
わされ、±Y方向で隣接するピクセル値はそれぞれDV
i,j+1,k 及びDVi,j-1,kと表わされ、±Z方向で隣接
するピクセル値はそれぞれDVi,j,k+1 及びDVi,
j,k-1 と表わされる。収縮演算は次の工程を含む。各々
のカーネルについて、プロセッサは、中央ピクセル値D
i,j,k と、X軸に沿った2つのピクセル値DV
i+1,j,k 及びDVi-1,j,k との相対的な大きさを決定す
る。ここには4つの可能性がある。即ち、(1)DV
i+1,j,k <DVi,j,k <DVi-1,j,k 、(2)DV
i+1,j,k >DVi,j,k >DVi-1,j,k 、(3)DV
i+1,j,k <DVi,j,k >DV i-1,j,k 、及び(4)DV
i+1,j,k >DVi,j,k <DVi-1,j,k である。そして、
どの可能性が当てはまるかに応じて、プロセッサは勾配
x を算出する。可能性(1)については、Gx =DV
i+1,j,k −DVi,j,k 、可能性(2)については、Gx
=DVi,j,k −DVi-1,j,k 、可能性(3)について
は、Gx =[(DVi+1,j,k −DVi,j,k2 +(DV
i,j,k −DVi-1,j,k21/2 、及び可能性(4)に
ついては、Gx =0とする。以上の工程をY方向及びZ
方向についても繰り返す。Y方向については、プロセッ
サは、中央ピクセル値DVi,j,k と、2つのピクセル値
DVi,j+1,k 及びDVi,j-1,k との相対的な大きさを決
定する。やはり、4つの可能性がある。即ち、(1)D
i,j+1,k <DVi,j,k <DVi,j-1,k 、(2)DV
i,j+1,k >DVi,j,k >DVi,j-1,k 、(3)DVi,j+
1,k <DVi,j,k >DVi,j-1,k 、(4)DVi,j+1,k
>DVi,j,k <DVi,j- 1,k である。そして、どの可能
性が当てはまるかに応じて、プロセッサは勾配G y を算
出する。可能性(1)については、Gy =DVi,j+1,k
−DVi,j,k 、可能性(2)については、Gy =DV
i,j,k −DVi,j-1,k 、可能性(3)については、Gy
=[(DVi,j+1,k −DVi,j,k2 +(DVi,j,k
DVi,j-1,k21/2 、及び可能性(4)について
は、Gy =0である。Z方向については、プロセッサ
は、中央ピクセル値DVi,j,k と、2つのピクセル値D
i,j,k+1及びDVi,j,k-1 との相対的な大きさを決定
する。この場合にも、4つの可能性がある。即ち、
(1)DVi,j,k+1 <DVi,j,k <DVi,j,k-1
(2)DVi, j,k+1 >DVi,j,k >DVi,j,k-1
(3)DVi,j,k+1 <DVi,j,k >DVi, j,k-1 、及び
(4)DVi,j,k+1 >DVi,j,k <DVi,j,k-1 であ
る。そして、どの場合が当てはまるかに応じて、プロセ
ッサは次のようにして勾配Gz を算出する。即ち、可能
性(1)については、Gz =DVi,j,k+1 −DV
i,j,k 、可能性(2)については、Gz =DVi,j,k
DVi,j,k-1 、可能性(3)については、Gz =[(D
i,j,k+1 −DVi,j,k2 +(DVi,j,k −DV
i,j,k-1 21/2 、及び可能性(4)については、G
z =0である。次いで、プロセッサは、次の量を算出す
る。
【0021】 G′=(1/3)(Gx 2+Gy 2+Gz 21/2 次いで、量G′をピクセル値DVi,j,k から減算して、
新たなピクセル値DVi, j,k ′を求める。ソース・デー
タ・ボリュームのすべての値(第1のバッファ・メモリ
に記憶されている)が以上の方式で収縮され終わったと
きに、得られた値は1回収縮データ・ボリュームを形成
しており、このデータ・ボリュームは、マスタ・コント
ローラ内の第2のバッファ・メモリに記憶される。本発
明は、1回のみの収縮(及び1回のみの膨張)を用いて
ソース・データ・ボリュームからスペックルを除去する
ような状況を網羅するに十分なだけ広範であるが、好ま
しい実施例によれば、ソース・データ・ボリュームは3
回収縮される。即ち、1回収縮データ・ボリュームを収
縮して2回収縮データ・ボリュームを形成し、このデー
タ・ボリュームを第1のバッファ・メモリ(又は第3の
バッファ・メモリ)に記憶させることができる。次い
で、2回収縮データ・ボリュームを収縮して、3回収縮
データ・ボリュームを形成する(例えば、第2のバッフ
ァ・メモリに記憶させる。)。
【0022】所望の回数の収縮の後に、マスタ・コント
ローラは、同じ回数の膨張工程を実行する。膨張演算
は、収縮の議論で用いたものと同じデータ値符号を用い
て記述されるが、1回目の膨張で膨張されるデータ値
は、ソース・データ・ボリュームからのデータ値ではな
く、3回収縮データ・ボリュームからのデータ値である
ことを理解されたい。各回の膨張毎に、プロセッサは、
データ・ボリュームの全体にわたって7つのピクセルか
ら成るカーネルを段階移動させる。各々のカーネル毎
に、プロセッサは、中央ピクセル値DVi,j,k と、X軸
に沿った2つのピクセル値DVi+1,j,k 及びDV
i-1,j,k との相対的な大きさを決定する。この場合に
も、4つの可能性がある。即ち、(1)DVi+1,j,k
DVi,j,k <DVi-1,j, k 、(2)DVi+1,j,k >DV
i,j,k >DVi-1,j,k 、(3)DVi+1,j,k <DV
i,j,k >DVi-1,j,k 、及び(4)DVi+1,j,k >DV
i,j,k <DVi-1,j,kである。そして、どの可能性が当
てはまるかに応じて、プロセッサは次のようにして勾配
x を算出する。即ち、可能性(1)については、Gx
=DVi,j,k −DVi-1,j,k 、可能性(2)について
は、Gx =DVi+1,j,k −DVi,j,k 、可能性(3)に
ついては、Gx =0、及び可能性(4)については、G
x =[(DVi+1,j,k −DVi,j,k2 +(DVi,j,k
−DVi-1,j,k21/2 とする。以上の工程をY方向
及びZ方向についても繰り返す。Y方向については、プ
ロセッサは、中央ピクセル値DVi,j,k と、2つのピク
セル値DVi,j+1,k 及びDV i,j-1,k との相対的な大き
さを決定し、次いで、勾配Gy を算出する。Z方向につ
いては、プロセッサは、中央ピクセル値DVi,j,k と、
2つのピクセル値DV i,j,k+1 及びDVi,j,k-1 との相
対的な大きさを決定し、次いで、勾配Gz を算出する。
ここでも、プロセッサは、量G′を算出する。量G′が
ピクセルDVi, j,k から減算された収縮の場合とは異な
り、膨張の場合には、量G′はピクセル値DVi,j,k
加算されて、新たなピクセル値DVi,j,k ′を形成す
る。3回収縮データ・ボリュームのすべての値(第2の
バッファ・メモリから検索される)が以上の方式で膨張
され終わったときに、得られた値は1回膨張データ・ボ
リュームを形成しており、このデータ・ボリュームは、
第1のバッファ・メモリに記憶される。次いで、1回膨
張データ・ボリュームを以上の方式で膨張して、2回膨
張データ・ボリュームを形成し、このデータ・ボリュー
ムを第2のバッファ・メモリに記憶させることができ
る。そして、2回膨張データ・ボリュームを膨張して、
3回膨張(即ち、モルフォロジ・フィルタ処理された)
データ・ボリュームを形成する(例えば、第1のバッフ
ァ・メモリに記憶させる。)。このモルフォロジ・フィ
ルタ処理済みのデータでは、スペックルが減少してい
る。
【0023】モルフォロジ・フィルタ処理に続いて、C
PU42(図2)は、1993年7月6日に付与され本
出願人に譲渡された米国特許第5,226,113号に
開示されているレイ・キャスティング(ray-casting )
アルゴリズムを用いて、モルフォロジ・フィルタ処理済
みデータ・ボリュームに対して一連の変換を実行する。
相次ぐ変換は、例えば+90°〜−90°の角度範囲内
で、例えば10°の間隔の角度増分で行われる最大、最
小又は平均による強度、速度又はパワーの投影に相当す
る。但し、角度増分は10°でなくてもよく、本発明は
いかなる特定の角度範囲にも限定されない。
【0024】好ましい実施例に用いられるレイ・キャス
ティング法によれば、サンプル50(図4を参照)の立
体的に表現(レンダリング)された投影画像を、任意の
視角、例えば、角度パラメータ(θ,φ)によって表さ
れる球面投影角から表示する。ここで、θは、視線58
の延長58′がXY平面に対してなす角度であり、ま
た、φは、延長58′に関する視線58の角度である。
【0025】具体的には、図4に示すように、物体50
の画像は、CPU42(図2)によってデータ・ボクセ
ルDVi,j,k の格子点から画像平面56に向かって投影
される(図3の工程34)。便宜的に、格子点は、例え
ば、データ・ボリュームの原点に最も近いデータ・ボク
セルの頂点としてよい。投射線62は、物体ボリューム
52を眺める球面角度パラメータ(θ,φ)から変換さ
れた球面角度パラメータ(α,β)を持つ投影角度でデ
ータ・ボリューム54を出発する。これら2つの角度
は、非立方体である物体ボリューム52に対して立方体
であるデータ・ボリューム54を用いることによる幾何
学的な歪みのため、同一ではない。しかしながら、投影
射線62は、データ・ボリュームのx軸に関して角度α
をなすと共
【外1】 α及びβは、回転処理(後述する)によって、所望の視
角(θ,φ)で物体ボリューム52を眺めることに対応
するように決定される(球面座標での操作を仮定してい
る。)。射線62の各々は、データ・ボリュームのボク
セルの格子点から画像平面に向かって投射される。
【0026】すべての射線62が画像平面の何らかの部
分に入射するが、考察されている画像平面ピクセル60
aの範囲内に到達した射線のみが、この画像平面ピクセ
ルのデータに寄与することを許される。このように、物
体ボリューム52のうちの眺めている部分と、この選択
された物体ボリュームを眺める視角(θ,φ)とを選択
すると、データ・ボリュームの対応する部分の各々のボ
クセルのデータ値が、画像平面56に向かって角度
(α,β)で投射される(物体ボリュームに関して歪ん
だデータ・ボリュームを眺めることに対応する。)。第
1のボクセル(例えば、ボクセルDVi,1,k )のデータ
値はこのようにして、選択されたθ及びφの値に従っ
て、射線62aに沿って逆投影される。この射線62a
は、ピクセル60a内の位置64aにおいて画像平面5
6に入射し、このピクセルに入射するのはこれが最初の
射線であるので、入射データの強度、速度又はパワーの
値が所望のピクセル60aに帰属される(記憶され
る)。データ・ボリュームの次のボクセル(例えば、ボ
クセルDVi,2,k )は、ボクセルの格子点から画像平面
56上の位置64bへ同じ角度(α,β)構成で投影さ
れるその関連した射線62bを有する。入射位置64b
が、所望のピクセル60aの範囲内にあるとすると、こ
の第2の投影後の値は(最大ピクセル投影の場合に
は)、現在記憶されている第1の値と比較されて、より
大きい方の値がピクセル60aについて記憶装置に配置
される。平均値投影の場合には、カレントの投影後のデ
ータ・ボクセルの値が、この投影射線が入射した画像平
面のピクセルに既に記憶されている和に加算され、その
和が最終的に、このピクセルについてのこれらのような
入射線のカウント数で除算される。選択されたデータ・
ボリュームの各々のボクセルが画像平面56に向かって
順に入って投影されるにつれて、データ・ボリュームの
ボクセル(例えば、ボクセルDVi,3,k )は遂には、そ
の関連する射線62pに沿って投影されると所望のピク
セル60aの範囲内に入射しなくなるので、そのデータ
値(例えば、強度)は、ピクセル60aについて現在記
憶されているデータ値とは比較されない。この時点で、
ピクセル60aについての最大データ値が、特定の3次
元視角(θ,φ)におけるデータのこの投影について設
定される。しかしながら、射線62pは実際には、入射
点64pを有しており、入射点64pは他の画像平面ピ
クセル(例えば、ピクセル60b)の範囲内に位置して
いるので、この位置に記憶されているデータ値と比較さ
れ、比較の後に、より大きい方の値がこのピクセルにつ
いて記憶装置に返される。新たな投影を取得するときに
は、すべてのデータ値はゼロにリセットされる。このよ
うに、画像平面ピクセルの各々が画像投影手順の開始時
にリセットされ、データ・ボリュームのボクセルのすべ
てが(空間の全体で、又は選択された物体ボリューム5
2の部分によって設定される選択された部分で)個別に
且つ順に走査される。各々のデータ・ボクセルDVのデ
ータ値が、関連する射線62を通して投影され、画像平
面56の1つのピクセル60aにおいて画像平面56に
入射し、ここで、各々のピクセルの最大値を射線投射さ
れたデータ・ボリュームのボクセルの現在の値に対して
比較してそのうちの大きい方を決定し、次いで、この大
きい方の値が最大値画像の一部として記憶される。実際
には、最大ピクセル投影の場合には、新たに投射された
射線が入射した画像平面のピクセルについて既に記憶さ
れているデータ値よりも、新たに投射されたデータ・ボ
クセル値の方が大きい場合にのみ、記憶されている最大
値が変更される。
【0027】上述の手法のもう1つの面によれば、デー
タ投影は拡縮されて(図3の工程36)、物体ボリュー
ムと画像平面との間のあらゆる異方性が、逆投影が完了
した後の単一の組の計算のみによって除去される。図5
に示すように、物体ボリューム52は実在のボリューム
である一方、データ・ボリューム54は抽象概念である
ので、第1段階では、物体ボリューム52及びデータ・
ボリューム54の両方に関して、任意の視線方向66が
配置される角度ψと異なる角度γにおいて、立方体のデ
ータ・ボリューム格子54の提示によるデータ投影の歪
みの量を決定することが必要である。各々のボクセルの
見かけ上の寸法は、実効仰角ψ及びγが変化するにつれ
て変化してゆく。縦横(アスペクト)比A(物体ボリュ
ーム52内での実際のスライス厚Tの同じ物体ボリュー
ム52内での実際のピクセル・サイズSに対する比とし
て定義される)が1単位でなければ(即ち、物体ボクセ
ルが、データ・ボリューム54の場合に見られるように
立方体ボクセルではないので、1単位よりも大きく又は
小さくなるならば)、仰角ψ及びγは異なるものとな
り、データ・ボリュームにおける実効仰角ψは、物体ボ
リュームにおける実際の仰角γと異なることになる。デ
ータの回転は、次の式によって得られる物体の仰角に従
って行われる。
【0028】 ψ=tan-1[(1/A)tan(γ)] この後に、仰角拡縮ファクタをすべての投影後のデータ
の高さに乗算することにより、投影後のデータを物体ボ
リュームにおいて正しい高さ(回転が水平軸の周りで行
われる場合)を有するように拡縮することができる。古
い投影後の画像の高さHは、実効拡縮ファクタEs によ
って補正することができ、ここで、 Es =[(Acosγ)2 +sin2 γ]1/2 であり、新たな高さは、H′=H・Es である。回転が
垂直軸の周りで行われる場合には、幅についても同じこ
とが当てはまる。
【0029】上述の関係を利用すると、歪みは1つの軸
のみに沿ったものであるので、データ・ボリュームの角
度(α,β)の回転がそれぞれ角度(θ,φ)となり、
すると、角度θが角度αと等しくなる。3×3の回転行
列[M]の各要素を決定することができ、2つの関連す
る回転角が与えられると、これらの関係を用いて、デー
タ・ボリュームから画像平面への変換が決定される。
【0030】 X′=M1X+M2Y+M3Z+XO Y′=M4X+M5Y+M6Z+YO ここで、M1〜M6は、回転行列の最初の2行であり
(即ち、M1=−sinθ、M2=cosθsinψ、
M3=0、M4=−cosθsinψ2、M5=−si
nθsinψ、及びM6=cosψ)、X′及びY′
は、投影された点の画像平面上での位置であり、XO及
びYOは、画像平面の選択された部分が開始する位置で
ある画像平面のX及びYのオフセット(それぞれX及び
Yの最低値の点を基準とする)である。データが画像平
面56へ投影された後に、異方性の物体ボクセルの影響
を補正するように画像を拡縮する。ファクタM1〜M6
は、投影の開始時(所与のθ及びφ)に予め算出してお
いて(図3の工程32)、すべての回転計算に用い得る
ことが理解されよう。
【0031】図6は、マスタ・コントローラ22(図
2)又は独立した専用プロセッサに組み込まれる上述の
レイ・キャスティング法を実行する手段を示している。
このような手段は、シネ・メモリ24(図2)からのデ
ータ入力70aにおいて受け取られるスライス・データ
を記憶する3次元データ・メモリ70を含んでいる。各
々の物体ボクセルに関連するデータは、CPU74から
のボクセル・アドレス入力70bにおいて受け取られる
ボクセル・アドレス入力情報に応答して、このボクセル
のアドレスに記憶される。一旦、データ・メモリ手段が
充填されたら(図4に示すように、物体ボリューム52
からデータ・ボリューム54へのすべての所要データの
転送に対応する)、関心のある物体ボリュームの部分が
選択され、その開始頂点と、X、Y及びZ方向での範囲
とを設定するデータが、CPU74からアドレス発生器
72の入力72aへ送られる。アドレスは、アドレス出
力72bにおいて、選択された物体ボリューム内の各々
のボクセルのX,Y,Zアドレスを順に与える。出力7
2bは、データ・メモリ70の出力データ・アドレス入
力70cに結合されているので、この時点でアドレス指
定されたこの1つのボクセルについて記憶されているデ
ータが、データ・メモリ出力70dから供給される。ボ
クセルのX,Y,Zのアドレスの系列はまた、回転パラ
メータ計算器76の第1の入力76aにも供給され、回
転パラメータ計算器76は、CPU74を介して角度
(α,β)情報を算出された行列要素M1〜M6の値と
して受け取って、出力76cにおいて、選択された視角
(θ,φ)で眺めたときの物体のこのX,Y,Zピクセ
ルに対応する画像平面ピクセルのアドレスX′,Y′を
供給する。視角(θ,φ)情報は、システムに入って、
CPU74によって処理される。この結果は、視角行列
手段78の入力78b及び78cに入れられて、その出
力78aにおいて行列要素M1〜M6を供給し、ここか
ら回転パラメータ計算器76へ供給する。画像平面のピ
クセル・アドレスX′,Y′は、画像平面メモリ80と
して動作するフレーム・バッファのアドレス入力80a
に現われる。同時に、データ・ボリュームから投影平面
への投影後の強度データが、3次元データ・メモリの出
力70dから、画像平面メモリの新規データ入力80b
に現われる。これらのデータはまた、データ比較器82
の新規データ入力82aにも現われる。入力80aのこ
のアドレスについて画像平面メモリ80に過去に保存さ
れている強度データは、旧データ出力80cに現われ、
そこから比較器手段82の旧データ入力82bに現われ
る。入力82b及び82aにおける旧データ及び新規デ
ータはそれぞれ、比較器82で比較され、入力82aの
新規データが入力82bの旧データよりも大きさが大き
ければ、比較器82の出力82cが、ある選択された論
理条件(例えば、高論理レベル)にイネーブルされる。
出力82cは、画像平面メモリの置換制御データ入力8
0dに結合されており、置換データ制御入力80dが選
択された論理レベルにある場合には、入力80aによっ
て制御されるアドレスに記憶されているデータが変更さ
れて、入力80bの新たなデータを受け入れるようにす
る。このように、記憶されているデータは、(CPU7
4からの)データ/制御ポート80eを介した信号等に
よって最初にリセットされ、新たなデータが過去に記憶
されている古いデータの値を上回ったことを指示する比
較に応答して、各々の画像平面ピクセル位置X′,Y′
毎に最大値のデータが記憶される。すべての選択された
アドレスがアドレス発生器72によって順に走査された
後に、画像平面メモリ80に記憶されているデータをC
PU74において拡縮して、拡縮後の画像平面データ
を、表示、永久保存又は類似の目的のためにメモリ80
から引き出すことができる。
【0032】本発明の更に別の面によれば、拡縮後の画
像平面データは、表示の前に写像されて、所望の輝度及
びコントラストの範囲を実現する(図3の工程38)。
3次元再構成の基礎となるソース・フレームについて関
心のある領域を読み込みながら、マスタ・コントローラ
22において所与の強度を有するピクセルの数のヒスト
グラムを随意選択により作成する。代替的には、投影後
の画像を用いてヒストグラムを形成することもできる。
同時に、最大ピクセル強度を決定する。各々のビン(bi
n )内のピクセルの数を、ピクセルの総数の所与の百分
率に達するまで計数する。このビンの数が、ピクセルの
閾値となる。次いで、意図されている結果に応じてピク
セル閾値よりも大きい又は小さい各々のピクセル値が所
望の輝度及びコントラストの範囲に写像されるように、
マップを作成する。
【0033】シネ・メモリ24(図1)に記憶されてい
る各々のスライス又はフレームからの関心のある領域の
ピクセルは、CPU42によってモルフォロジ・フィル
タ処理された後に、メモリ44(図2を参照)に記憶さ
れる。シネ・メモリに記憶されている関心のある領域の
ピクセルは、ここから読み出して、相次ぐピクセルとし
て又はピクセルの配列として、モルフォロジ・フィルタ
へ供給することができる。
【0034】以上に述べたモルフォロジ・フィルタ処理
及び投影の手法は、シネ・メモリから検索された関心の
あるデータ・ボリュームについてのBモード強度デー
タ、カラー・フロー速度データ又はパワー・データに対
して別々に適用することができる。投影後の画像の各々
のピクセルは、モルフォロジ・フィルタ処理及び所与の
画像平面への投影によって導き出された強度データ、速
度データ又はパワー・データを含む。加えて、シネ・メ
モリがオペレータによってフリーズされた後に、図2に
示すように、CPU42は選択により、シネ・メモリ2
4のセクション24B内の多数の相次ぐアドレスに、X
Yメモリ20からの最新のフレームを記憶する。第1の
投影視角についての投影後の画像データは、シネ・メモ
リ・セクション24Bの第1のアドレスに書き込まれる
ので、関心のある領域の投影後の画像データは背景フレ
ームにスーパインポーズされる。この処理は、すべての
投影後の画像がシネ・メモリ・セクション24Bに記憶
されるまで各々の角度増分毎に繰り返される。各々の投
影後の画像フレームは、変換後のデータを含んでいる関
心のある領域と、随意選択により、関心のある領域を包
囲する背景の周縁とで構成されており、背景の周縁は、
関心のある領域の変換後のデータで上書きされていない
背景フレーム・データから成っている。背景画像によっ
て、各々の表示投影がどこから眺めたものであるかがよ
り明瞭になる。次いで、操作者は、表示のために任意の
投影後の画像を選択することができる。加えて、投影後
の画像の系列を表示モニタ上で再生して、物体ボリュー
ムが観察者の目の前で回転しているかのように物体ボリ
ュームを表現することができる。
【0035】本発明の好ましい実施例によれば、この超
音波イメージング・システムは、複数の異なる投影モー
ドを有する。例えば、投影は、最大値又は最小値ピクセ
ルを含み得る。代替的には、ピクセル・データを反転さ
せた後に最大値を画像平面へ投影するといった血管のイ
メージングに有用なモードを選択してもよい。別のモー
ドによれば、レイ・キャスティング法を用いて表面表現
(サーフェス・レンダリング)を行うこともできる。
【0036】本発明のいくつかの好ましい特徴について
のみ図示し説明してきたが、当業者には多くの改変及び
変形が想到されよう。従って、特許請求の範囲は、発明
の要旨に含まれるようなすべての改変又は変形をカバー
するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】実時間超音波イメージング・システム内の主要
な機能的サブシステムを示すブロック図である。
【図2】本発明の好ましい実施例に従って、モルフォロ
ジ・フィルタ処理された強度ピクセル・データの相次ぐ
立体投影を含んでいるフレームを再構成する手段を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の好ましい実施例に従って、モルフォロ
ジ・フィルタ処理された強度ピクセル・データの相次ぐ
立体投影を含んでいるフレームを再構成するアルゴリズ
ムの工程を示す流れ図である。
【図4】従来技術に従って逆レイ・キャスティング投影
を立体表現することに関連するサンプリングされた関心
のある物体ボリューム、関連するデータ・ボリューム及
び画像投影平面の略図である。
【図5】物体ボリューム及びデータ・ボリュームの類似
した眺めに対応していて、且つ3次元超音波イメージン
グにおける所要の拡縮定数を定義するのに有用な1対の
2次元幾何構成を示す略図である。
【図6】3次元超音波イメージングにおいて最大強度投
影を行う手段のブロック図である。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソース・ピクセル値のソース・データ・
    ボリュームを記憶するメモリと、 (a)前記ソース・データ・ボリュームをモルフォロジ
    ・フィルタ処理して、前記ソース・データ・ボリューム
    よりも少ないスペックルを有するモルフォロジ・フィル
    タ処理済みデータ・ボリュームを形成し、(b)該モル
    フォロジ・フィルタ処理済みデータ・ボリュームを画像
    平面へ投影して、投影画像を表わす投影データ集合を形
    成するように、プログラムされているデータ・プロセッ
    サと、多数のピクセルの形態で前記投影画像を表示する
    表示モニタと、を備えているイメージング・システム。
  2. 【請求項2】 多数のトランスデューサ素子を含んでい
    る超音波トランスデューサ・アレイと、 前記トランスデューサ素子に結合されていて、一連の送
    信ファイアリング時に前記トランスデューサ素子をパル
    ス駆動すると共に、各回の送信ファイアリングに続いて
    前記トランスデューサ素子からそれぞれの受信信号を取
    得するビームフォーマと、 前記受信信号からそれぞれの画像信号を形成するように
    プログラムされている信号プロセッサと、 前記画像信号を前記ピクセル値から成るソース・データ
    ・ボリュームへ変換すると共に、前記ソース・データ・
    ボリュームを前記メモリに記憶するように前記メモリへ
    供給するスキャン・コンバータと、を更に含んでいる請
    求項1に記載のイメージング・システム。
  3. 【請求項3】 前記データ・プロセッサは、n回の収縮
    工程及びこれに続くn回の膨張工程において前記ソース
    ・データをモルフォロジ・フィルタ処理するようにプロ
    グラムされており、ここで、nは正の整数である請求項
    1に記載のイメージング・システム。
  4. 【請求項4】 n=3である請求項3に記載のイメージ
    ング・システム。
  5. 【請求項5】 前記データ・プロセッサにおいてプログ
    ラムされている1回目の収縮工程は、 (a)第1、第2及び第3の方向の各々について、中央
    のソース・ピクセル値と、該中央のソース・ピクセル値
    に隣接する第1及び第2のソース・ピクセル値とについ
    ての相対的な値を決定し、前記それぞれの方向について
    前記中央のソース・ピクセル値と前記第1及び第2のソ
    ース・ピクセル値のうち一方との間の差の関数である第
    1、第2及び第3の収縮勾配をそれぞれ算出する工程
    と、 (b)前記第1、第2及び第3の収縮勾配の関数として
    収縮量を算出する工程と、 (c)前記中央のソース・ピクセル値から前記収縮量を
    減算して、収縮後のピクセル値を形成する工程と、を含
    んでいる請求項3に記載のイメージング・システム。
  6. 【請求項6】 前記データ・プロセッサにおいてプログ
    ラムされている1回目の膨張工程は、 (a)第1、第2及び第3の方向の各々について、中央
    の収縮後のピクセル値と、該中央の収縮後のピクセル値
    に隣接する第1及び第2の収縮後のピクセル値とについ
    ての相対的な値を決定し、前記それぞれの方向について
    前記中央の収縮後のピクセル値と前記第1及び第2の収
    縮後のピクセル値のうち一方との間の差の関数である第
    1、第2及び第3の膨張勾配をそれぞれ算出する工程
    と、 (b)前記第1、第2及び第3の膨張勾配の関数として
    膨張量を算出する工程と、 (c)前記中央の収縮後のピクセル値に前記膨張量を加
    算する工程と、を含んでいる請求項5に記載のイメージ
    ング・システム。
  7. 【請求項7】 前記1回目の収縮工程についての前記第
    1の収縮勾配は、 (a)前記中央のソース・ピクセル値が前記第1のソー
    ス・ピクセル値よりも大きく、且つ前記第2のソース・
    ピクセル値が前記中央のソース・ピクセル値よりも大き
    いならば、前記中央のソース・ピクセル値と前記第1の
    ソース・ピクセル値との間の第1の差、 (b)前記中央のソース・ピクセル値が前記第2のソー
    ス・ピクセル値よりも大きく、且つ前記第1のソース・
    ピクセル値が前記中央のソース・ピクセル値よりも大き
    いならば、前記中央のソース・ピクセル値と前記第2の
    ソース・ピクセル値との間の第2の差、 (c)前記中央のソース・ピクセル値が前記第1及び第
    2のソース・ピクセル値よりも大きいならば、前記第1
    の差及び前記第2の差の平方和の平方根、及び (d)前記中央のソース・ピクセル値が前記第1及び第
    2のソース・ピクセル値よりも小さいならば、ゼロのう
    ち1つの値を含んでいる請求項6に記載のイメージング
    ・システム。
  8. 【請求項8】 前記収縮量は、前記第1、第2及び第3
    の収縮勾配の平方和の平方根の関数である請求項5に記
    載のイメージング・システム。
  9. 【請求項9】 前記1回目の膨張工程についての前記第
    1の膨張勾配は、 (a)前記中央の収縮後のピクセル値が前記第2の収縮
    後のピクセル値よりも大きく、且つ前記第1の収縮後の
    ピクセル値が前記中央の収縮後のピクセル値よりも大き
    いならば、前記中央の収縮後のピクセル値と前記第1の
    収縮後のピクセル値との間の第1の差、 (b)前記中央の収縮後のピクセル値が前記第1の収縮
    後のピクセル値よりも大きく、且つ前記第2の収縮後の
    ピクセル値が前記中央の収縮後のピクセル値よりも大き
    いならば、前記中央の収縮後のピクセル値と前記第2の
    収縮後のピクセル値との間の第2の差、 (c)前記中央の収縮後のソース・ピクセル値が前記第
    1及び第2の収縮後のピクセル値よりも小さいならば、
    前記第1の差及び前記第2の差の平方和の平方根、及び (d)前記中央の収縮後のピクセル値が前記第1及び第
    2の収縮後のピクセル値よりも大きいならば、ゼロのう
    ち1つの値を含んでいる請求項7に記載のイメージング
    ・システム。
  10. 【請求項10】 前記膨張量は、前記第1、第2及び第
    3の膨張勾配の平方和の平方根の関数である請求項6に
    記載のイメージング・システム。
  11. 【請求項11】 物体ボリューム内の超音波散乱性媒体
    の3次元イメージングのためのシステムであって、 前記物体ボリュームに交差する走査平面内で該走査平面
    内の多数のサンプル・ボリュームにおいて、超音波ビー
    ムを送信すると共に、反射した超音波エコーを検出する
    超音波トランスデューサ・アレイと、 前記散乱性媒体により反射された超音波エコーから少な
    くとも部分的に導かれ、その各々が前記走査平面内の前
    記多数のサンプル・ボリュームのそれぞれに対応するピ
    クセル・データを取得する手段と、 多数の相次ぐ走査平面の各々について、ソース・データ
    ・ボリュームを形成するソース・ピクセル値から成るそ
    れぞれのフレームを記憶するメモリと、 (1)前記ソース・データ・ボリュームをフィルタ処理
    して、前記ソース・データ・ボリュームよりも少ないス
    ペックルを有するモルフォロジ・フィルタ処理されたデ
    ータ・ボリュームを形成するモルフォロジ・フィルタ、
    及び(2)前記のモルフォロジ・フィルタ処理済みデー
    タ・ボリュームを画像平面へ投影して、投影画像を表わ
    す投影データ集合を形成するランダム・アクセス・メモ
    リを含んでいる中央処理装置と、 多数のピクセルの形態で前記投影画像を表示する表示モ
    ニタと、 該表示モニタに結合されていて、該表示装置に前記投影
    画像を表示するためのビデオ・プロセッサと、を備えて
    いる前記システム。
  12. 【請求項12】 前記モルフォロジ・フィルタは、 (a)中央のソース・ピクセル値と、所定の方向におい
    て前記中央のソース・ピクセル値に隣接する第1及び第
    2のソース・ピクセル値とについての相対的な値を決定
    すると共に、前記方向について前記中央のソース・ピク
    セル値と前記第1及び第2のソース・ピクセル値のうち
    一方との間の差の関数である収縮勾配を算出する手段
    と、 (b)前記収縮勾配の関数として収縮量を算出する手段
    と、 (c)前記中央のソース・ピクセル値から前記収縮量を
    減算して、収縮後のピクセル値を形成する手段と、を含
    んでいる請求項11に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記モルフォロジ・フィルタは、 (a)中央の収縮後のピクセル値と、前記方向において
    前記中央の収縮後のピクセル値に隣接する第1及び第2
    の収縮後のピクセル値とについての相対的な値を決定す
    ると共に、前記方向について前記中央の収縮後のピクセ
    ル値と前記第1及び第2の収縮後のピクセル値のうち一
    方との間の差の関数である膨張勾配を算出する手段と、 (b)前記膨張勾配の関数として膨張量を算出する手段
    と、 (c)前記中央の収縮後のピクセル値に前記膨張量を加
    算して、モルフォロジ・フィルタ処理されたピクセル値
    を形成する手段と、を更に含んでいる請求項12に記載
    のシステム。
  14. 【請求項14】 ソース・ピクセル値のソース・データ
    ・ボリュームを記憶するメモリと、 (1)前記ソース・データ・ボリュームをフィルタ処理
    して、前記ソース・データ・ボリュームよりも少ないス
    ペックルを有するモルフォロジ・フィルタ処理されたデ
    ータ・ボリュームを形成するモルフォロジ・フィルタ、
    及び(2)前記モルフォロジ・フィルタ処理されたデー
    タ・ボリュームを画像平面へ投影して、投影画像を表わ
    す投影データ集合を形成するランダム・アクセス・メモ
    リを含んでいる中央処理装置と、 多数のピクセルの形態で前記投影画像を表示する表示モ
    ニタと、 該表示モニタに結合されており、該表示装置に前記投影
    画像を表示するためのビデオ・プロセッサと、を備えて
    いるイメージング・システム。
  15. 【請求項15】 前記モルフォロジ・フィルタは、 (a)中央のソース・ピクセル値と、所定の方向におい
    て前記中央のソース・ピクセル値に隣接する第1及び第
    2のソース・ピクセル値とについての相対的な値を決定
    すると共に、前記方向について前記中央のソース・ピク
    セル値と前記第1及び第2のソース・ピクセル値のうち
    一方との間の差の関数である収縮勾配を算出する手段
    と、 (b)前記収縮勾配の関数として収縮量を算出する手段
    と、 (c)前記中央のソース・ピクセル値から前記収縮量を
    減算して、収縮後のピクセル値を形成する手段と、を含
    んでいる請求項14に記載のイメージング・システム。
  16. 【請求項16】 前記モルフォロジ・フィルタは、 (a)中央の収縮後のピクセル値と、前記方向において
    前記中央の収縮後のピクセル値に隣接する第1及び第2
    の収縮後のピクセル値とについての相対的な値を決定す
    ると共に、前記方向について前記中央の収縮後のピクセ
    ル値と前記第1及び第2の収縮後のピクセル値のうち一
    方との間の差の関数である膨張勾配を算出する手段と、 (b)前記膨張勾配の関数として膨張量を算出する手段
    と、 (c)前記中央の収縮後のピクセル値に前記膨張量を加
    算して、モルフォロジ・フィルタ処理されたピクセル値
    を形成する手段と、を更に含んでいる請求項15に記載
    のイメージング・システム。
  17. 【請求項17】 多数のトランスデューサ素子を含んで
    いる超音波トランスデューサ・アレイと、 前記トランスデューサ素子に結合されていて、一連の送
    信ファイアリング時に前記トランスデューサ素子をパル
    ス駆動すると共に、各回の送信ファイアリングに続いて
    前記トランスデューサ素子からそれぞれの受信信号を取
    得するビームフォーマと、 前記受信信号からそれぞれの画像信号を形成するように
    プログラムされている信号プロセッサと、 前記画像信号を前記ピクセル値から成るソース・データ
    ・ボリュームへ変換すると共に、前記ソース・データ・
    ボリュームを前記メモリに記憶するように前記メモリへ
    供給するスキャン・コンバータと、を更に含んでいる請
    求項14に記載のイメージング・システム。
  18. 【請求項18】 物体ボリューム内の超音波散乱性媒体
    の3次元イメージングのための方法であって、 前記物体ボリュームに交差する走査平面内で該走査平面
    内の多数のサンプル・ボリュームへ超音波ビームを送信
    する工程と、 前記走査平面内の前記多数のサンプル・ボリュームから
    反射した超音波エコーを検出する工程と、 前記物体ボリュームの全体にわたって前記走査平面を走
    査させる工程と、 前記散乱性媒体により反射された超音波エコーから少な
    くとも部分的に導かれ、その各々が前記多数のサンプル
    ・ボリュームのそれぞれに対応するピクセル・データを
    取得する工程と、 前記多数のサンプル・ボリュームの各々について、取得
    されたピクセル・データを記憶してソース・データ・ボ
    リュームを形成する工程と、 該ソース・データ・ボリュームをモルフォロジ・フィル
    タ処理して、前記ソース・データ・ボリュームよりも少
    ないスペックルを有するモルフォロジ・フィルタ処理済
    みデータ・ボリュームを形成する工程と、 該モルフォロジ・フィルタ処理済みデータ・ボリューム
    を画像平面へ投影して、投影画像を表わす投影データ集
    合を形成する工程と、 前記投影画像を表示する工程と、を有している前記方
    法。
  19. 【請求項19】 物体ボリューム内の物質の3次元イメ
    ージングのための方法であって、 前記物体ボリューム内の前記物質を表わすソース・ピク
    セル値から成るソース・データ・ボリュームを取得する
    工程と、 該ソース・データ・ボリュームをモルフォロジ・フィル
    タ処理して、前記ソース・データ・ボリュームよりも少
    ないスペックルを有するモルフォロジ・フィルタ処理済
    みデータ・ボリュームを形成する工程と、 該モルフォロジ・フィルタ処理済みデータ・ボリューム
    を画像平面へ投影して、投影画像を表わす投影データ集
    合を形成する工程と、 前記投影画像を表示する工程と、を有している方法。
  20. 【請求項20】 モルフォロジ・フィルタ処理する前記
    工程は、n回の収縮工程、及びこれに続くn回の膨張工
    程を実行する工程を含んでおり、ここで、nは正の整数
    である請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 n=3である請求項20に記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 前記収縮工程のうち1回目の収縮工程
    は、 (a)第1、第2及び第3の方向の各々について、中央
    のソース・ピクセル値と、該中央のソース・ピクセル値
    に隣接する第1及び第2のソース・ピクセル値とについ
    ての相対的な値を決定し、前記それぞれの方向について
    前記中央のソース・ピクセル値と前記第1及び第2のソ
    ース・ピクセル値のうち一方との間の差の関数である第
    1、第2及び第3の収縮勾配をそれぞれ算出する工程
    と、 (b)前記第1、第2及び第3の収縮勾配の関数として
    収縮量を算出する工程と、 (c)前記中央のソース・ピクセル値から前記収縮量を
    減算して、収縮後のピクセル値を形成する工程と、を含
    んでいる請求項20に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記膨張工程のうち1回目の膨張工程
    は、 (a)第1、第2及び第3の方向の各々について、中央
    の収縮後のピクセル値と、該中央の収縮後のピクセル値
    に隣接する第1及び第2の収縮後のピクセル値とについ
    ての相対的な値を決定し、前記それぞれの方向について
    前記中央の収縮後のピクセル値と前記第1及び第2の収
    縮後のピクセル値のうち一方との間の差の関数である第
    1、第2及び第3の膨張勾配をそれぞれ算出する工程
    と、 (b)前記第1、第2及び第3の膨張勾配の関数として
    膨張量を算出する工程と、 (c)前記中央の収縮後のピクセル値に前記膨張量を加
    算する工程と、を含んでいる請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記1回目の収縮工程についての前記
    第1の収縮勾配は、 (a)前記中央のソース・ピクセル値が前記第1のソー
    ス・ピクセル値よりも大きく、且つ前記第2のソース・
    ピクセル値が前記中央のソース・ピクセル値よりも大き
    いならば、前記中央のソース・ピクセル値と前記第1の
    ソース・ピクセル値との間の第1の差、 (b)前記中央のソース・ピクセル値が前記第2のソー
    ス・ピクセル値よりも大きく、且つ前記第1のソース・
    ピクセル値が前記中央のソース・ピクセル値よりも大き
    いならば、前記中央のソース・ピクセル値と前記第2の
    ソース・ピクセル値との間の第2の差、 (c)前記中央のソース・ピクセル値が前記第1及び第
    2のソース・ピクセル値よりも大きいならば、前記第1
    の差及び前記第2の差の平方和の平方根、及び (d)前記中央のソース・ピクセル値が前記第1及び第
    2のソース・ピクセル値よりも小さいならば、ゼロのう
    ち1つの値を含んでいる請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記収縮量は、前記第1、第2及び第
    3の収縮勾配の平方和の平方根の関数である請求項22
    に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記1回目の膨張工程についての前記
    第1の膨張勾配は、 (a)前記中央の収縮後のピクセル値が前記第2の収縮
    後のピクセル値よりも大きく、且つ前記第1の収縮後の
    ピクセル値が前記中央の収縮後のピクセル値よりも大き
    いならば、前記中央の収縮後のピクセル値と前記第1の
    収縮後のピクセル値との間の第1の差、 (b)前記中央の収縮後のピクセル値が前記第1の収縮
    後のピクセル値よりも大きく、且つ前記第2の収縮後の
    ピクセル値が前記中央の収縮後のピクセル値よりも大き
    いならば、前記中央の収縮後のピクセル値と前記第2の
    収縮後のピクセル値との間の第2の差、 (c)前記中央の収縮後のピクセル値が前記第1及び第
    2の収縮後のピクセル値よりも小さいならば、前記第1
    の差及び前記第2の差の平方和の平方根、及び (d)前記中央の収縮後のピクセル値が前記第1及び第
    2の収縮後のピクセル値よりも大きいならば、ゼロのう
    ち1つの値を含んでいる請求項24に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記膨張量は、前記第1、第2及び第
    3の膨張勾配の平方和の平方根の関数である請求項23
    に記載の方法。
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