JP2000278557A - ノイズ低減装置 - Google Patents

ノイズ低減装置

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JP2000278557A
JP2000278557A JP11085556A JP8555699A JP2000278557A JP 2000278557 A JP2000278557 A JP 2000278557A JP 11085556 A JP11085556 A JP 11085556A JP 8555699 A JP8555699 A JP 8555699A JP 2000278557 A JP2000278557 A JP 2000278557A
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noise reduction
amplitude
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Tomoaki Uchida
友昭 打田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高域成分の劣化によるボケ感がなく、静止画
のみならず動画にも効果的にノイズ成分を低減すること
が可能であり、しかも低コストで実現できるノイズ低減
装置を提供する。 【解決手段】 上限検出器8は、入力映像信号における
中心画素を中心として複数の周辺画素よりなる参照画素
の信号レベルの大きさをランク付けし、中央ランクより
大きく設定された上限値ランクR1の画素の信号レベル
を検出する。下限検出器9は、中央ランクより小さく設
定された下限値ランクR2の画素の信号レベルを検出す
る。MIN10とMAX11は、振幅制限手段を構成し
ており、中心画素の信号レベルを、上限値ランクと下限
値ランクとの間で振幅制限する。その結果、ノイズによ
る振幅変化が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノイズ低減装置に
係わり、特にテレビジョン受像機やディスプレイ装置等
の画像表示装置に表示する映像信号に混入するランダム
ノイズを低減するノイズ低減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のノイズ低減装置としては、コアリ
ングによる方法、フレームメモリを用いたフレーム巡回
型のノイズリデューサなどが使用されてきた。以下その
内容を説明する。図5は第1の従来例のノイズ低減装置
を示すブロック図である。図5において、入力端子10
0から入力映像信号が入力し、HPF101及び減算器
103へ供給されている。HPF101は、高域通過フ
ィルタであり、映像信号の高域成分を取り出し、コアリ
ング回路102及び減算器103へ供給している。減算
器103は、入力映像信号から高域成分を減算すること
により、低域成分を取り出し、加算器104へ供給して
いる。
【0003】又、コアリング回路102は、入力する映
像信号の高域成分から所定値以下の小レベル成分を除去
し、加算器104へ供給している。ノイズは、通常高域
成分で小レベルなので、これで低減される。図6はコア
リング特性を説明するための図である。図6において、
横軸は入力信号レベル、縦軸は出力信号レベルを表して
いる。入力信号が小レベルの場合には、出力レベルは零
となる。加算器104は、低域成分とノイズが低減され
た高域成分を加算し、ノイズ低減された出力映像信号を
得て、出力端子105から出力している。
【0004】図7は第2の従来例を示すブロック図であ
り、フレーム巡回型のノイズ低減機能を有るものであ
る。図7において、入力端子110から入力映像信号が
入力し、加算器111及び減算器112へ供給されてい
る。又、出力端子115の出力映像信号はフレームメモ
リ114へ供給されている。フレームメモリ114は、
出力映像信号を1フレーム遅延して減算器112へ供給
している。減算器112は、フレームメモリ114の出
力信号から入力映像信号を減算し、非線型処理回路11
3へ供給している。
【0005】画像が静止している場合、又は画像の動き
が非常に少ない場合には、映像信号はフレーム間で強い
相関性があるので、減算器112の出力信号はキャンセ
ルされてほぼ零の値となる。一方、映像信号に混入して
いるランダムノイズは相関性が無いので、減算器112
の出力信号はランダムノイズとなる。非線型処理回路1
13は、ランダムノイズである入力信号を非線型処理し
て、加算器111へ供給している。
【0006】図8は非線型処理特性を説明するための図
である。図8において、横軸は入力信号レベル、縦軸は
出力信号レベルを表している。入力信号(X)が小さな
値である所定レベル±Th以下の場合には傾斜(Y/
X)(傾斜は例えば0.5等)で出力信号(Y)が得られ、
入力信号(X)が所定レベル±Th以上の場合には出力
信号(Y)は零となる。これにより、ランダムノイズは抑
圧される。加算器111は、入力映像信号に非線型処理
回路113の出力信号を加算して出力映像信号を得て、
出力端子115から出力している。結果的に、加算器1
11では、入力端子110の入力映像信号に含まれるノ
イズ成分の0.5倍が減算され、出力端子115の出力
映像信号の1フレーム前の信号に含まれるノイズ成分は
0.5倍されて加算される。このようにして巡回型のノ
イズ低減動作が行われ、出力端子115からノイズ低減
された出力映像信号が出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す第1の従来
例では、高域成分のある所定値以下のレベルの成分を零
にするため、ノイズ成分以外に小レベルの信号成分をも
除去してしまう。従って小レベルの高域信号が欠落する
ことになり、ボケた映像信号になるという欠点がある。
ノイズ低減効果を大きくするために、前記所定値を大き
くするとボケ感が更に増大することとなる。
【0008】又、図7に示す第2の従来例では、フレー
ムメモリが必要となりコストが増大するという欠点があ
る。さらに、画像が静止している場合又は動きが非常に
少ない場合にのみノイズの低減効果が限定されてしまう
という欠点もある。ノイズ低減効果を大きくする目的で
非線型処理回路113の動作範囲を広げると、わずかな
動きのある映像で、エッジ部分の多重像や残像感などが
発生し、画質を大きく劣化させるという欠点もある。本
発明は、前記課題を解決するためになされたものであ
り、高域成分の劣化によるボケ感がなく、静止画のみな
らず動画にも効果的にノイズ成分を低減することが可能
であり、しかも低コストで実現できるノイズ低減装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、(1)入力映像信号のノイズ成分を低減するノイズ
低減装置において、前記入力映像信号における中心画素
を中心として複数の周辺画素よりなる参照画素の信号レ
ベルの大きさをランク付けしたうちの中央ランクより大
きく設定された上限値ランクの画素の信号レベルを検出
する上限検出器と、前記中央ランクより小さく設定され
た下限値ランクの画素の信号レベルを検出する下限検出
器と、前記中心画素の信号レベルを、前記上限値ランク
と前記下限値ランクとの間で振幅制限して出力する振幅
制限手段とを備えたことを特徴とするノイズ低減装置を
提供し、(2)前記参照画素の信号レベルの変化幅を振幅
値として検出する振幅検出手段と、前記振幅値が所定値
以下の場合には前記振幅制限手段の出力信号を選択出力
し、前記振幅値が所定値以上の場合には前記中心画素の
信号レベルを選択出力するセレクタとを備えたことを特
徴とする請求項1記載のノイズ低減装置を提供し、(3)
請求項2記載のノイズ低減装置を複数個縦続接続して構
成したことを特徴とするノイズ低減装置を提供するもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例を示
すブロック図である。図1において、入力端子1から入
力映像信号が入力し、D−FF2,上限検出器8,下限検
出器9,上限検出器12及び下限検出器13へ供給され
ている。D−FF2は、Dタイプのフリップフロップで
あり、周知の如く入力信号を1クロック分だけ遅延させ
て出力し、D−FF3等へ供給している。D−FF2〜
D−FF7の6個のDフリップフロップは、縦続接続さ
れており、入力端子1からの入力信号を含めて、それぞ
れ1クロック分時間のずれた7個の画素データが得られ
ることとなる。これは水平方向のみの一次元の簡単な画
素構成である。D−FF4の出力を中心画素として、左
右の±3画素の合計7画素(以下参照画素という)が参
照できる。この参照画素から信号レベルの小さい順に7
段階のランク付け(ランク0が最小、ランク3が中央、
ランク6が最大)を行う。
【0011】入力映像信号及びD−FF2〜D−FF7
の出力信号の合計7画素の信号は、それぞれ上限検出器
8,下限検出器9,上限検出器12及び下限検出器13へ
供給されている。上限検出器8は、中央ランク(ランク
3)より大きいランク4〜6のうちの設定された上限値
ランクR1(例えばR1=4)に相当する画素の信号レベ
ルを参照画素から選択,出力する機能を持つ。同様に、
下限検出器9は、中央ランク(ランク3)より小さいラン
ク0〜2のうちの設定された下限値ランクR2(例え
ば、R2=2)に相当する画素の信号レベルを参照画素
から選択,出力する機能を持つ。
【0012】MIN10は、周知の最小値選択器であ
り、上限検出器8から供給される上限値ランクR1の信
号レベルとD−FF4の出力である中心画素の信号レベ
ルのうちの小さい方を選択し、その出力をMAX11へ
供給している。MAX11は、周知の最大値選択器であ
り、下限検出器9から供給される下限値ランクR2の信
号レベルとMIN10の出力の信号レベルのうちの大き
い方を選択し、その出力をセレクタ16へ供給してい
る。MIN10とMAX11は、振幅制限手段を構成し
ており、中心画素の信号レベルを、上限値ランクと下限
値ランクの間で振幅制限して出力する動作をする。
【0013】上限検出器8,下限検出器9,MIN10及
びMAX11で構成されるブロック20の動作は、例え
ばR1=4、R2=2とすると、中心画素がランク2〜
4の間の場合にはそのまま選択されるが、ランク2より
小の時はランク2に、ランク4より大の時はランク4の
画素が選択されることになり、信号レベルの変動を抑制
し、振幅制限動作を行っている。この動作によって、中
心画素が周辺の参照画素に対して孤立的にレベルが小又
は大の場合、それぞれランク2、ランク4に置き換えら
れて、ノイズ成分が低減する。
【0014】図2は図1のブロック20の動作を説明す
るための図である。図2(A)に示す入力データが、図1
の入力端子1から入力する。例えば、入力データ値は、
左から..47, 51, 60, 45, 32, 49, 42, 60, 43, 58,
40, 36, 49, 61, 68, 43, 50, 31, 58, 48,..であ
る。MAX11の出力データは、上記した動作を行うこと
により、図2(B)に示す様に、.....45, 45, 49,
43, 49, 43, 49, 43, 43,49, 50, 50, 49, 5
0,.....となる。
【0015】一例として、図2(B)の2番目のデータ45
がどのようにして求まるかを説明する。この画素部分は
図2(A)で中心画素32の部分であり、図2(A)の入力デ
ータとして 51, 60, 45, 32, 49, 42, 60の7画素が参
照画素である。値の小さい順に並べると、32, 42, 45,
49, 51, 60, 60であり、それぞれランク0〜6である。
即ち、ランク2の画素は45、ランク4の画素は51であ
る。中心画素が32で45より小さいので、画素値として45
が選択される。以下同様にして、図2(B)のデータが得
られている。図2(A)と図2(B)を比較して明白な様
に、数値列が平坦化されノイズ成分が低減されているこ
とが分かる。
【0016】図2(C)に示す入力データは、図2(A)の
入力データに比較して、a,b,cの3点のデータが異常
に大きくなった場合であり、入力データ値は、左か
ら..47, 51, 60, 45, 32, 49+50, 42, 60, 43, 58, 4
0, 36, 49, 61+40, 68+40, 43, 50, 31, 58, 48,..で
ある。この場合のMAX11の出力データは、図2(D)
に示す様に、.....45, 45, 60, 43, 58, 43, 49,
43, 43, 49, 50, 50, 49,50, .....となる。図2
(D) と図2(B)を比較すると、a点では若干の変化が
あるものの、b 点,c点では変化が認められない。このよ
うに孤立点的な異常データに対しても、強力なノイズ低
減効果を発揮することが分かる。上記参照画素領域を更
に拡大し、R1と最大ランク及びR2と最小ランクの幅
が広がる程、この効果は更に大きくなる。
【0017】又、図1において、上限検出器12は、中
央ランク(ランク3)より大きいランク4〜6のうちの設
定された上限値ランクR3(例えばR3=5)に相当する
画素の信号レベルを参照画素から選択出力する機能を持
つ。同様に、下限検出器13は、中央ランク(ランク3)
より小さいランク0〜2のうちの設定された下限値ラン
クR4(例えばR4=1)に相当する画素の信号レベルを
参照画素から選択,出力する機能を持つ。減算器14
は、参照画素の中から、上限検出器12から供給される
ランク5の画素の信号レベルから下限検出器13から供
給されるランク1の画素の信号レベルを減算し、信号レ
ベルの変化幅である振幅値を得て、CMP15へ供給し
ている。
【0018】CMP15は、コンパレータ(比較器)であ
り、減算器14から供給される信号レベル変化の振幅値
を所定値Thと比較し、その比較結果をセレクタ16へ
供給している。即ち、上限検出器12,下限検出器13,
減算器14及びCMP15は、参照画素の領域での信号
レベルの変化幅である振幅値を検出する振幅検出手段で
ある。セレクタ16は、D−FF4の出力である中心画
素とブロック20の出力(MAX11の出力)の2信号が
入力し、CMP15からの比較結果に基づき、どちらか
を選択して出力端子17から出力している。減算器14
の出力が所定値Thより大の場合には、中心画素が選択
され、減算器14の出力が所定値Thより小の場合に
は、ブロック20の出力(振幅制限手段の出力)が選択さ
れて出力される。
【0019】減算器14の出力がThより大の場合に
は、例えばエッジなど参照画素の領域での高域信号の振
幅変化が大きい場合であり、ノイズが目立たないことと
高域成分を保存しボケ感をなくすために、D−FF4の
出力である中心画素の信号レベルがそのままセレクタ1
6で選択される。又減算器14の出力がThより小の場
合には、参照画素の領域での振幅変化が少ない場合で、
比較的平坦な画像部分である。この場合が最もノイズが
目立つので、ブロック20(振幅制限手段等)によりノイ
ズ低減された信号がセレクタ16で選択され、出力端子
17から出力される。この様にして、同一フィールド内
での画素参照を行っているので、静止画のみならず動画
にも効果的にノイズ低減動作が行われる。
【0020】本発明のノイズ低減装置は、ランダムノイ
ズを例にして低減動作を説明したが、モスキートノイズ
に対しても効果的に低減することができる。モスキート
ノイズは、DCT(Discrete Cosine Transform)により
高圧縮伸長を行った場合に、特に平坦部分に局所的に高
域周波数成分であるエッジ等が存在する時に、その周辺
に発生する。本発明は、このように平坦部分に散らばる
モスキートノイズをも、前記説明の動作により、効果的
に低減することができる。図3は本発明の第2の実施例
を示すブロック図である。図3において、図1と同一部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。図1を水
平垂直の2次元に拡張したものであり、入力端子1から
入力映像信号が入力し、ラインメモリ21,D−FF2
5,上限検出器8及び下限検出器9へ供給されている。
ラインメモリ21は、、周知の如く入力信号を1H分だ
け遅延させて出力し、ラインメモリ22等へ供給してい
る。
【0021】ラインメモリ21〜24の4個のラインメ
モリは、縦続接続されており、入力端子1からの入力信
号を含めて、それぞれ垂直方向に1H分時間のずれた5
個の画素データが得られることとなる。D−FF25〜
D−FF44の合計20個のD−FFが、各ライン毎に
4個づつ配列されている。これらにより、水平方向、垂
直方向の2次元の画素配列を構成している。中心画素
(D−FF34の出力)に対し水平方向は±2画素、垂
直方向には±2画素で、合計25画素が参照画素とな
る。なお、図3では、図1における上限検出器12,下
限検出器13を省略し、上限検出器8,下限検出器9を
共用しており、減算器14は上限検出器8の出力から下
限検出器9の出力を減算している。図1においても、同
様な構成としても良いことは勿論である。
【0022】図4は本発明の第3の実施例を示すブロッ
ク図である。図4において、図1,図3と同一部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。図中のブロック
50とブロック51は、全く同一の構成であり、それぞ
れの動作も図1で説明したものと同じである。図4は図
1のノイズ低減装置を2個縦続接続したものであるとい
える。図1と同じくR1=4、R2=2、R3=5、R4=1とする
と、ブロック50では、参照画素からランク4の画素か
らランク2の画素を減算した振幅差が所定値Th1以上の
場合には、D−FF4の出力である中心画素が選択さ
れ、振幅差がTh1以下の場合には、MIN10及びMA
X11によりランク2〜4に振幅制限された画素がセレ
クタ16で選択,出力され、ブロック51へ供給され
る。
【0023】ブロック51では、参照画素からランク5
の画素からランク1の画素を減算した振幅差が所定値Th
2以上の場合には、ブロック50の出力が選択され、振
幅差がTh2以下の場合には、MIN47及びMAX48
によりランク1〜5に振幅制限された画素がセレクタ4
9で選択,出力される。即ち、参照画素から振幅の変化
幅が所定値Th1より小の場合にはランク2〜4に振幅制
限をしてノイズ低減し、変化幅が所定値Th1〜Th2の場合
にはランク1〜5に振幅制限をしてノイズ低減し、変化
幅が所定値Th2より大の場合には、中心画素そのもの
(振幅制限をしない)を出力するようにしている。前記
説明の如く、図4に示す実施例では、図1のノイズ低減
装置を2個縦続接続したものであるといえ、振幅制限に
よるノイズ低減を2段階で行っているが、同様にして図
1のノイズ低減装置を更に3個以上複数個縦続接続し
て、ノイズ低減を複数段階で行っても良いことは勿論で
ある。
【0024】
【発明の効果】本発明のノイズ低減装置は、高域成分の
劣化によるボケ感がなく、静止画のみならず動画にも効
果的にノイズ成分を低減することが可能であり、しかも
低コストで実現できるという極めて優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のブロック20の動作を説明するための図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】第1の従来例を示すブロック図である。
【図6】コアリング特性を説明するための図である。
【図7】第2の従来例を示すブロック図である。
【図8】非線型処理特性を説明するための図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2〜7,25〜44 D−FF 8,12 上限検出器 9,13 下限検出器 10,47 MIN 11,48 MAX 14,45 減算器 15,46 CMP 16,49 セレクタ 17 出力端子 20,50,51 ブロック R1,R3 上限値ランク R2,R4 下限値ランク Th,Th1, Th2 所定値

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力映像信号のノイズ成分を低減するノイ
    ズ低減装置において、 前記入力映像信号における中心画素を中心として複数の
    周辺画素よりなる参照画素の信号レベルの大きさをラン
    ク付けしたうちの中央ランクより大きく設定された上限
    値ランクの画素の信号レベルを検出する上限検出器と、 前記中央ランクより小さく設定された下限値ランクの画
    素の信号レベルを検出する下限検出器と、 前記中心画素の信号レベルを、前記上限値ランクと前記
    下限値ランクとの間で振幅制限して出力する振幅制限手
    段とを備えたことを特徴とするノイズ低減装置。
  2. 【請求項2】前記参照画素の信号レベルの変化幅を振幅
    値として検出する振幅検出手段と、 前記振幅値が所定値以下の場合には前記振幅制限手段の
    出力信号を選択出力し、前記振幅値が所定値以上の場合
    には前記中心画素の信号レベルを選択出力するセレクタ
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載のノイズ低減
    装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のノイズ低減装置を複数個縦
    続接続して構成したことを特徴とするノイズ低減装置。
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WO2010073488A1 (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 パナソニック株式会社 画像ノイズ除去装置及び方法

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