JP2000276755A - 光ピックアップ、光ピックアップの調整方法及び光ディスク装置 - Google Patents

光ピックアップ、光ピックアップの調整方法及び光ディスク装置

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JP2000276755A
JP2000276755A JP11080712A JP8071299A JP2000276755A JP 2000276755 A JP2000276755 A JP 2000276755A JP 11080712 A JP11080712 A JP 11080712A JP 8071299 A JP8071299 A JP 8071299A JP 2000276755 A JP2000276755 A JP 2000276755A
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克利 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、光ピックアップ及び光ディスク装
置に関し、例えばDVD(Digital Video Disk)及びコ
ンパクトディスクを再生する光ディスク装置に適用し
て、簡易な調整作業により十分な特性を得ることができ
るようにする。 【解決手段】 レーザービームの発光点を中心にして光
源及び受光素子4を一体に回動させて傾き調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ピックアップ、
光ピックアップの調整方法及び光ディスク装置に関し、
例えばDVD(Digital Video Disk)及びコンパクトデ
ィスクを再生する光ディスク装置に適用することができ
る。本発明は、レーザービームの発光点を中心にして光
源及び受光素子を一体に回動させて傾き調整することに
より、簡易な調整作業により十分な特性を得ることがで
きるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク装置であるコンパクト
ディスクプレイヤーにおいては、光ピックアップよりコ
ンパクトディスクの情報記録面にレーザービームを照射
してその戻り光の受光結果を処理することにより、コン
パクトディスクに記録された各種のデータを再生するよ
うになされている。
【0003】このような光ピックアップにおいては、発
光素子及び受光素子を個別に配置した形式のものと、発
光素子及び受光素子を一体化してなる光集積素子を使用
したものとが提案されており、何れもレーザービームの
光軸を基準にして発光素子、受光素子等の各種素子を位
置決め調整することにより、コンパクトディスクより得
られる戻り光を確実に受光して受光結果を処理できるよ
うになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでコンパクトデ
ィスクと同様の光ディスクであるDVDにあっては、ピ
ットの深さがλ/4波長であることにより、例えばDP
D(Differencial phaseDetection)法によりトラッキ
ングエラー信号TEを生成することが必要になる。
【0005】このDPD法による場合にあっては、発光
素子、受光素子等の位置決め調整が煩雑な欠点があり、
単にレーザービームの光軸を基準にしてこれら素子を位
置決め調整する調整方法では、簡易な調整作業により十
分な特性を確保することが困難な問題があった。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な調整作業により十分な特性を得ることができ
る光ピックアップ、光ピックアップの調整方法、この光
ピックアップを用いた光ディスク装置を提案しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1に係る発明においては、光ピックアップに適
用して、光源によるレーザービームの発光点をほぼ回動
中心にして、光源及び受光素子を一体に回動させて光源
及び受光素子を傾き調整するあおり調整機構を備えるよ
うにする。
【0008】また請求項7に係る発明においては、光ピ
ックアップの調整方法に適用して、レーザービームを射
出する光源によるレーザービームの発光点をほぼ回動中
心にして、光源と戻り光を受光する受光素子とを一体に
回動させて光源及び受光素子を傾き調整する。
【0009】また請求項9に係る発明においては、光デ
ィスク装置に適用して、光ピックアップが、光源による
レーザービームの発光点をほぼ回動中心にして、光源及
び受光素子を一体に回動させて光源及び受光素子を傾き
調整するあおり調整機構を備えるようにする。
【0010】請求項1に係る構成によれば、あおり調整
機構により、レーザービームの発光点をほぼ回動中心に
して、光源及び受光素子を一体に回動させて光源及び受
光素子を傾き調整することができる。すなわち単に光軸
を基準にした位置決め調整による場合には、戻り光のビ
ームスポットを受光素子の受光面に正しく位置決めでき
たとしても、受光面に対して戻り光の光軸が倒れてしま
う場合があり、このような場合には光学特性が劣化し、
例えばトラッキングエラー信号の品位が低下することに
なる。これに対して傾きを調整すれば、光軸の倒れを防
止することができ、その分簡易な調整により特性を向上
することができる。また発光素子と受光素子とを一体に
傾き調整することにより、簡易な作業により調整するこ
とができる。
【0011】また請求項7に係る構成によれば、光ピッ
クアップの調整方法に適用して、レーザービームを射出
する光源によるレーザービームの発光点をほぼ回動中心
にして、光源と戻り光を受光する受光素子とを一体に回
動させて光源及び受光素子を傾き調整することにより、
光軸の倒れによる特性の劣化を防止して光学系を調整す
ることができる。
【0012】また請求項9に係る構成によれば、光ディ
スク装置に適用して、光ピックアップが、光源によるレ
ーザービームの発光点をほぼ回動中心にして、光源及び
受光素子を一体に回動させて光源及び受光素子を傾き調
整するあおり調整機構を備えるようにすることにより、
簡易な調整作業により十分な特性を得ることができる光
ピックアップにより光ディスク装置を構成することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0014】(1)第1の実施の形態 (1−1)第1の実施の形態の構成 図2は、本発明の実施の形態に係る光ディスク装置の光
学系の概略構成を示す略線図である。この光ディスク装
置1は、DVDである光ディスク2Aに記録されたデー
タ、コンパクトディスク2Bに記録されたデータを再生
する。
【0015】ここでコンパクトディスク2Bは、板厚
1.2〔mm〕の透明基板を介して情報記録面にレーザ
ービームを照射して得られる戻り光を処理して記録され
たデータを再生できるようになされた光ディスクであ
る。これに対してDVD2Aは、板厚0.6〔mm〕の
透明基板を介して情報記録面にレーザービームを照射し
て得られる戻り光を処理して記録されたデータを再生で
きるようになされた光ディスクである。
【0016】この光ディスク装置1において、光ピック
アップ3は、所定のスレッド機構により光ディスクの半
径方向に可動できるように配置される。光ピックアップ
3は、光集積素子4より出射されるレーザービームをコ
リメータレンズ5、アパーチャー6、対物レンズ7等の
光学系を介して光ディスク2A又は2Bに照射し、また
この光ディスク2A又は2Bより得られる戻り光を対物
レンズ7、アパーチャー6、コリメータレンズ5等の光
学系を介して光集積素子4に入射する。
【0017】光ディスク装置1は、この光集積素子4に
おける戻り光の受光結果を処理してトラッキングエラー
信号TE、フォーカスエラー信号FE、再生信号RFを
生成する。光ディスク装置1は、これらトラッキングエ
ラー信号TE及びフォーカスエラー信号FEに基づいて
対物レンズ7を可動してトラッキング制御及びフォーカ
ス制御し、また再生信号RFを処理して光ディスク2
A、2Bに記録されたデータを再生する。
【0018】ここで光集積素子4は、コンパクトディス
ク用の発光素子及び受光素子、DVD用の発光素子及び
受光素子を1つのパッケージに一体に集積して構成され
る。光集積素子4は、これら各発光素子を構成する半導
体レーザーダイオードチップが光ディスク2A、2Bの
半径方向に所定距離だけ離間して配置され、図示しない
システムコントローラの制御により、光ディスク2A、
2Bに応じてこれら2つの半導体レーザーダイオードチ
ップが選択的に駆動され、これにより対応する波長のレ
ーザービームを光ディスク2A、2Bに向けて選択的に
出射し、また対応する受光素子により戻り光を受光す
る。
【0019】コリメータレンズ5は、この光集積素子4
より出射されるレーザービームを略平行光線に変換して
出射する。
【0020】アパーチャー6は、透明板状部材に誘電体
膜を蒸着して中心に円形形状の開口が形成される。アパ
ーチャー6は、この開口を囲む部分に誘電体膜が形成さ
れ、この誘電体膜が、コンパクトディスク用レーザービ
ームの波長である波長780〔nm〕の光を選択的に遮
光し、またDVD用レーザービームの波長である波長6
50〔nm〕の光を透過するフィルタを構成するように
なされている。これによりアパーチャー6は、コンパク
トディスク用レーザービームについては、この開口によ
る決まるビーム径によりビーム形状を整形して透過する
のに対し、DVD用レーザービームについては、何らビ
ーム形状を変化させることなく透過するようになされて
いる。
【0021】対物レンズ7は、透明樹脂を射出成形して
作成された非球面のプラスチックレンズであり、この透
明樹脂の屈折率と、各レンズ面の形状の選択により、ほ
ぼ平行光線により入射するDVD用レーザービーム、コ
ンパクトディスク用レーザービームに対して、それぞれ
対応する光ディスク2A、2Bの情報記録面にレーザー
ビームを集光する。これにより対物レンズ7は、DVD
用レーザービーム、コンパクトディスク用レーザービー
ムに対応するいわゆる2焦点レンズを構成するようにな
されている。
【0022】さらに対物レンズ7は、図示しないサーボ
回路の制御により光ディスク2A、2Bの半径方向、光
軸に沿った方向に可動するように構成され、これにより
トラッキング制御、フォーカス制御できるようになされ
ている。
【0023】このようにして可動されるにつき、対物レ
ンズ7は、光集積素子4から出射されるレーザービーム
に応じて光ディスク2A、2Bの半径方向に変位してト
ラッキング制御されるように構成され、これにより光ピ
ックアップ3においては、レーザービームの切り換えに
伴う光軸のずれによる光学系の特性劣化が防止されるよ
うになされている。
【0024】マトリックス演算回路9は、光集積素子4
より出力される受光結果をマトリクス演算処理すること
により、トラッキングエラー量に応じて信号レベルが変
化するトラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー
量に応じて信号レベルが変化すフォーカスエラー信号F
E、ピット列に応じて信号レベルが変化する再生信号R
Fを生成する。このときマトリックス演算回路9は、そ
れぞれDVD用、コンパクトディスク用にこれらトラッ
キングエラー信号等を生成する。
【0025】図3(A)は、光集積素子4をレーザービ
ームの出射方向より見て示す平面図であり、図3(B)
は、この光集積素子4を光ディスク2A、2Bの円周接
線方向に断面を取って示す断面図である。光集積素子4
は、半導体基板17上にプリズム14、半導体レーザー
ダイオードチップ15A及び15Bを配置して光学系1
6が形成され、この光学系16をパッケージ18に収納
して配線した後、透明封止部材であるリッドガラス19
により封止して作成される。
【0026】ここで半導体レーザーダイオードチップ1
5A及び15Bは、半導体基板17に精度良く保持され
たベースBの上に、所定距離だけ離間して配置され、そ
れぞれDVDに対応する波長650〔nm〕によるDV
D用レーザービーム、コンパクトディスクに対応する波
長780〔nm〕のコンパクトディスク用レーザービー
ムをプリズム14に向けて出射する。
【0027】プリズム14は、レーザービームと戻り光
とを分離する光学素子であり、ビームスプリッタを構成
する斜面を一の側面に有する台形形状に形成される。プ
リズム14は、半導体レーザーダイオードチップ15A
及び15Bより出射されるレーザービームをこの斜面に
より反射し、このレーザービームの光軸を90度折り曲
げてコリメータレンズ5に向けて出射する。またこのレ
ーザービームの光路を逆に辿って入射する戻り光をこの
斜面より内部に導く。
【0028】プリズム14は、この斜面より入射した戻
り光が下面に入射し、ここで約50〔%〕の光量を透過
し、残る光量の戻り光を上面に向けて反射する。さらに
プリズム14は、この上面にて、戻り光を下面に向けて
ほぼ100〔%〕反射し、この上面で反射した戻り光を
下面より出射する。
【0029】プリズム14は、このため蒸着により上面
にミラー面が形成され、また下面の斜面側(以下フロン
ト側と呼ぶ)及び斜面より遠ざかった側(以下リア側と
呼ぶ)より出射される戻り光の光量比がほぼ1:1にな
るように、同様の蒸着の処理により、下面にビームスプ
リッタ面、光透過面が形成される。
【0030】半導体基板17においては、プリズム14
からDVD用レーザービームによる戻り光、コンパクト
ディスク用レーザービームによる戻り光が入射する部分
に、それぞれDVD用の受光面25A及び26A、コン
パクトディスク用の受光面25B及び26Bが形成され
る。
【0031】図4において、これら受光面を部分的に拡
大して示すように、光集積素子4は、ジャストフォーカ
スの状態で、このようにしてプリズム14を透過する戻
り光により半導体基板17上に形成されるビームスポッ
ト形状が、リア側ではほぼ焦線形状となるように、また
フロント側ではリア側の焦線延長方向と直交する方向に
長軸を有する楕円形状となるように、半導体レーザーダ
イオードチップ15A、15Bの向き、プリズム14の
大きさ等が選定されるようになされている。
【0032】コンパクトディスク側の受光面25B及び
26Bは、コンパクトディスクの円周接線方向に並んで
それぞれ略長方形形状に形成され、この円周接線方向に
延長する分割線によりコンパクトディスクの半径方向に
分割されて形成される。受光面25B及び26Bは、こ
れによりジャストトラッキングの状態で、各受光面に形
成されるビームスポットをコンパクトディスクの半径方
向に4分割して受光するようになされ、分割された各受
光面の受光結果をそれぞれ出力するようになされてい
る。なお以下において、このようにして分割された小さ
な受光面について、フロント側の外側については符号m
及びpにより、フロント側の内側については、符号n及
びoにより示す。またリア側の外側については、符号q
及びtにより、リア側の内側については符号r及びsに
より示す。
【0033】これに対してDVD側の受光面25A及び
26Aは、同様に光ディスク2Aの円周接線方向に並ん
でそれぞれ略長方形形状に形成され、リア側の受光面2
6Aは、コンパクトディスク用のリア側受光面26Bと
同様に作成される。
【0034】これに対してフロント側の受光面25A
は、コンパクトディスク用のフロント側受光面25Bに
おける構成に加えて、さらに光ディスクの円周接線方向
に受光面が2分割されるようになされている。これによ
り半導体基板17においては、いわゆるDPD法により
トラッキングエラー信号を生成できるようになされてい
る。なお以下において、このようにして分割されたDV
D側の小さな受光面について、フロント側の外側、斜面
側については符号a及びdにより、フロント側の内側、
斜面側については、符号b及びcにより示す。またフロ
ント側の外側、斜面より遠い側については符号e及びh
により、フロント側の内側、斜面より遠い側について
は、符号f及びgにより示す。またリア側の外側につい
ては、符号i及びlより、リア側の内側については符号
j及びkにより示す。
【0035】半導体基板17は、これら分割された各受
光面a〜tの受光結果を電流電圧変換処理した後、演算
処理して出力し、マトリックス演算回路9においては、
この演算出力をさらに演算処理してトラッキングエラー
信号、フォーカスエラー信号、再生信号を生成する。
【0036】すなわちコンパクトディスク用にあって
は、フロント側及びリア側受光面25B及び26Bにお
いて、それぞれ内側受光面及び外側受光面間で差分信号
を生成し、さらにこの差分信号をフロント側及びリア側
で減算することにより、(m+p+r+s)−(n+o
+q+t)により表されるフォーカスエラー信号を生成
する。またフロント側及びリア側受光面25B及び26
Bにおいて、それぞれ内周側受光面及び外周側受光面間
で差分信号を生成し、さらにこの差分信号をフロント側
及びリア側で加算することにより、(m+n+s+t)
−(o+p+q+r)により表されるトラッキングエラ
ー信号を生成する。またフロント側及びリア側受光面2
5B及び26Bにおいて、全ての受光結果を加算するこ
とにより、(m+n+o+p+q+r+s+t)により
表される再生信号を生成する。
【0037】これに対してDVD側にあっては、同様に
して、(a+d+e+h+j+k)−(b+c+f+g
+i+l)により表されるフォーカスエラー信号、(a
+b+c+d+e+f+g+h+i+j+k+l)によ
り表される再生信号を生成する。これに対してDVD用
のトラッキングエラー信号TEについては、受光面25
A及び26Aの並び方向に分割された受光面26Aのグ
ループ毎に、それぞれ光ディスク2Aの内周側及び外周
側に対応する各2つの受光面の受光結果をそれぞれ加算
し、これによりこれらグループについて、内周側及び外
周側の受光光量を検出する。さらにそれぞれ各グループ
毎に、内周側及び外周側の受光結果を位相比較し、受光
面25Aの対角線方向で極性が一致するように位相比較
結果を加算してトラッキングエラー信号TEを生成す
る。
【0038】図5は、この光ピックアップ3を光ディス
ク2A、2B側より見て示す平面図である。光ピックア
ップ3は、アルミダイキャストによるベース40に、対
物レンズ7、光集積素子4等が配置され、このベース4
0がスレッド機構により駆動されて光ディスク2A、2
Bの半径方向に可動できるように構成される。このため
ベース40は、側面にガイド棒を挿入する貫通穴40A
及び40Bが形成され、またこの貫通穴40A及び40
Bを形成してなる側面と対向する側の下面側に、スレッ
ドモータの回転軸に保持されたスクリューと噛み合う機
構が形成されるようになされている。なお光ピックアッ
プ3は、ボイスコイルモータ構成のアクチュエター41
により対物レンズ7を保持するようになされている。
【0039】光ピックアップ3は、所定のあおり調整機
構42によりこのベース40に光集積素子4を搭載す
る。ここで光集積素子4と対物レンズ7とを結ぶA−A
線により断面を取って図1に示すように、この光ピック
アップ3は、光集積素子4より光ディスク2A、2B側
とは逆側に向けてレーザービームを出射し、このレーザ
ービームの光路をビームスプリッタ43、44により折
り曲げてコリメータレンズ5に導き、またこれとは逆に
戻り光の光路をビームスプリッタ44、43により折り
曲げて光集積素子4に導く。なお、この図1において
は、対物レンズ7側に比して、あおり調整機構42側の
倍率を拡大して示す。
【0040】あおり調整機構42は、この光集積素子4
を保持するホルダー42Aと、このホルダー42Aの受
け42Bとにより構成される。このうち受け42Bは、
ベース40を略円形形状に薄肉にして形成され、この円
形形状の中心に貫通穴42Cが形成される。受け42B
は、この薄肉の凹部にホルダー42Aを保持できるよう
に構成され、光集積素子4より出射されるレーザービー
ムを貫通穴42Cよりベース40の逆側に導くようにな
されている。
【0041】受け42Bは、断面を取って見たとき、こ
の凹部の内側壁面がホルダー42A側に開いた円弧形状
になるように形成され、この円弧の中心が光集積素子4
におけるDVD用レーザービームの仮想発光点Pとなる
ように設定される。なおここで仮想発光点とは、光集積
素子4の外部よりDVD用レーザービームを見たとき
の、このDVD用レーザービームの発光点である。光集
積素子4においては、DVD用半導体レーザーダイオー
ドチップ15Aより出射されるレーザービームの光路が
プリズム14に折り曲げられることにより、この場合、
仮想発光点は、プリズム14とレーザービームの光軸と
が交差する点から、ほぼプリズム14と半導体レーザー
ダイオードチップ15Aとの間の距離の分、レーザービ
ームの出射側とは逆側に変位した位置となる。
【0042】ホルダー42Aは、円盤形状に形成され、
中心に貫通穴が形成される。ホルダー42Aは、この貫
通穴を通過させて光集積素子4より出射されるレーザー
ビームを受け42B側に導くように光集積素子4を保持
する。ホルダー42Aは、外側壁面が受け2Bの壁面形
状に対応する断面円弧形状に形成される。これによりホ
ルダー42Aは、矢印B及びCにより示すように、光集
積素子4の仮想発光点を中心にして、発光素子と受光素
子とを一体に保持してなる光集積素子4を回動させて光
集積素子4の傾きを調整し、いわゆるあおり調整できる
ようになされている。
【0043】さらにホルダー42Aは、この受け42B
側とは逆側の面より腕が延長し、この腕に貫通穴が形成
される。ホルダー42Aは、この貫通穴を介してねじ4
2Dによりベース40に仮留めされ、対物レンズ7、コ
リメータレンズ5等が位置決め調整された後、上述した
あおり調整により戻り光のビームスポットが受光面25
A、25Bの所定位置に受光されるように調整され、そ
の後接着剤によりベース40に固定されるようになされ
ている。
【0044】これによりホルダー42A及び受け42B
は、光集積素子4より出射れるレーザービームの仮想発
光点を中心にして、発光素子及び受光素子を一体に傾き
を調整するいわゆる球面座を構成するようになされてい
る。
【0045】(1−2)第1の実施の形態の動作 以上の構成において、光ディスク装置1は(図2)、光
ピックアップ3において、光ディスク2A、2Bにレー
ザービームを照射してその戻り光を受光し、所定の信号
処理回路によりこの戻り光の受光結果を処理することに
より、光ディスク2A、2Bに記録された情報を再生す
る。
【0046】すなわち光ディスク装置1において、光ピ
ックアップ3は、光集積素子4よりレーザービームが出
射され、このレーザービームがコリメータレンズ5によ
り略平行光線に変換された後、アパーチャー6を透過し
て対物レンズ7に導かれ、この対物レンズ7により光デ
ィスク2A、2Bの情報記録面に集光される。またこの
レーザービームの照射により得られる戻り光が対物レン
ズ7により受光されて光集積素子4に入射され、この光
集積素子4により戻り光の受光結果が得られる。
【0047】光ディスク装置1では、この戻り光の受光
結果よりトラッキングエラー信号TEが生成され、この
トラッキングエラー信号TEが所定の信号レベルになる
ように対物レンズ7が光ディスク2A、2Bの半径方向
に可動されてトラッキング制御される。また同様にして
フォーカスエラー信号FEが生成され、このフォーカス
エラー信号FEが所定の信号レベルになるように、対物
レンズ7が上下方向に可動され、これによりフォーカス
制御される。
【0048】この一連の光ピックアップの動作におい
て、この光ディスク装置1に装填された光ディスクがD
VD2Aの場合、光ディスク装置1では、光集積素子4
において、光ディスク2A、2Bの半径方向に並んで配
置された半導体レーザーダイオードチップ15A及び1
5B(図3)のうちの、DVD用の半導体レーザーダイ
オードチップ15Aより選択的にレーザービームが出射
され、このレーザービームがプリズム14の斜面である
ビームスプリッタにより反射されて対物レンズ7に向け
て出射される。また対物レンズ7より入射する戻り光が
この斜面よりプリズム14の内部に入射し、プリズム1
4の下面及び上面で反射を繰り返し、下面側より受光面
25A、26Aに導かれる。これにより光ディスク装置
1では、光集積素子4よりDVD用レーザービームがD
VD2に照射され、その戻り光が光集積素子4で受光さ
れる。さらにこの受光結果が処理されて、DPD法によ
りトラッキングエラー信号TEが生成され、また非点収
差法によりフォーカスエラー信号FEが生成される。
【0049】これに対して光ディスク装置1に装填され
た光ディスクがコンパクトディスク2Bの場合、光ディ
スク装置1では、半導体レーザーダイオードチップ15
A及び15B(図3)のうちの、コンパクトディスク用
の半導体レーザーダイオードチップ15Bより選択的に
レーザービームが出射され、このレーザービームがDV
Dの場合と同様にしてプリズム14の斜面により反射さ
れてコンパクトディスク2Bに照射される。また同様に
して、このコンパクトディスク2Bからの戻り光が斜面
を介してプリズム14に入射し、コンパクトディスク用
の受光面25B及び26Bにより受光される。さらにこ
の受光結果が処理されて、トラッキングエラー信号T
E、フォーカスエラー信号FEが生成される。
【0050】これらにより光ディスク装置1では、光集
積素子4の受光面25A〜26Bの受光結果をそれぞれ
処理してコンパクトディスク及びDVDを再生すること
が可能となる。
【0051】このようにしてレーザービームを照射し、
また戻り光を受光して受光結果を処理するにつき、光デ
ィスク装置1では、光集積素子4によりコンパクトディ
スク用の発光素子、受光素子、DVD用の発光素子、受
光素子を一体化してなることにより、DVD用の発光素
子及び受光素子、コンパクトディスク用の発光素子及び
受光素子を正しく位置決めして調整する際に、DVD
用、コンパクトディスク用の専用光学系により光ディス
ク装置を構成する場合に比して、調整の裕度が極めて小
さくなる。またDVD用にあっては、トラッキングエラ
ー信号の生成方法であるDPD法自体、受光素子に対す
るビームスポットの位置決めに高い精度が求められる。
【0052】このような前提の元、この光ピックアップ
3においては、光集積素子4単体の組み立て時における
半導体レーザーダイオードチップ15A、15B等が正
しく位置決めされ、さらに対物レンズ7等の傾きが正し
く調整されている場合には、ホルダー42A及び受け4
2Bによる球面座のあおり調整機構42を用いて発光素
子及び受光素子を一体に傾きを調整することにより、受
光面25A〜26Bに正しく戻り光のビームスポットを
形成して、簡易な調整作業により受光面に対する光軸の
倒れを防止することができる。
【0053】特にこの実施の形態では、余裕の小さい側
であるDVD用のレーザービームについて、このように
調整することにより、光ディスク装置1全体として見
て、適切に特性を設定して、トラッキングエラー信号等
を生成することができ、その分DVD2A、コンパクト
ディスク2Bを確実に再生することが可能となる。
【0054】さらにこのようにしてDVD側を中心にし
て光学系を調整した状態で、コンパクトディスクを再生
する場合には、対物レンズ7の可動中心を変位させてト
ラッキング制御することにより、コンパクトディスクを
再生する場合にも、十分な特性によりトラッキングエラ
ー信号等を生成することが可能となる。
【0055】(1−3)第1の実施の形態の効果 以上の構成によれば、あおり調整機構42を用いて発光
素子及び受光素子を一体に傾きを調整することにより、
簡易な調整作業により受光面に対する光軸の倒れを防止
することができ、これにより簡易な調整作業により十分
な特性を得ることができる。
【0056】このときこのホルダー42A及び受け42
Bによる球面座のあおり調整機構42を用いて傾きを調
整することにより、種々の方向に傾きを調整することが
でき、これによりこの光ピックアップ3における各種ば
らつき等をこの調整により吸収して十分な特性を得るこ
とができる。
【0057】(2)第2の実施の形態 図6は、本発明の第2の実施の形態に係る光ディスク装
置に適用される光ピックアップを示す略線図である。こ
の光ピックアップ53においては、上述した光ピックア
ップ3に代えて適用される。なおこの図5において、図
2について上述した構成と同一の構成は、対応する符号
を付して示し、重複した説明は省略する。
【0058】この光ピックアップ53においては、DV
D用の光集積素子54A、コンパクトディスク用の光集
積素子54Bを用いて構成される。すなわち光ピックア
ップ53は、対物レンズ7の下方にDVD用の光集積素
子54Aが配置され、これにより光集積素子54Aより
出射されるレーザービームをDVD2Aに照射し、また
その結果DVD2Aより得られる戻り光を光集積素子5
4Aに入射する。
【0059】また光ピックアップ53は、この光集積素
子54Aとコリメータレンズ5との間にビームスプリッ
タ55が配置され、このビームスプリッタ55によりコ
ンパクトディスク用光集積素子54Bより出射されるレ
ーザービームをコンパクトディスク2Bに照射し、また
その結果コンパクトディスク2Bより得られる戻り光を
光集積素子54Bに入射する。
【0060】光ピックアップ53は、これら光集積素子
54A及び54Bがそれぞれ図1について上述した球面
座によるあおり調整機構によりベースに保持され、これ
により矢印により示すように、それぞれ傾き調整できる
ようになされている。
【0061】図6に示す構成によれば、それぞれコンパ
クトディスク用及びDVD用の光集積素子を個別に傾き
調整するようにしても、第1の実施の形態と同様の効果
を得ることができる。
【0062】(3)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、ホルダー及び受けに
おいて、円弧形状の面同志を接触させて球面座を構成す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、円弧
形状の面とコーナーとを接触させるようにして球面座を
構成してもよい。
【0063】また上述の実施の形態においては、光集積
素子により発光素子及び受光素子を一体化した場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、個別のディスク
リート部品により光ピックアップを組み立てる場合にも
広く適用することができる。
【0064】また上述の実施の形態においては、球面座
により任意の方向に傾き調整できるようにする場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、実用上十分な特
性を得ることができる場合、所望の方向についてだけ傾
き調整するようにしてもよい。なおこの場合、一般的
に、光ディスクの半径方向に対応する面内で傾き調整す
るようにして、調整により特性を効率良く向上すること
ができる。
【0065】また上述の実施の形態においては、コンパ
クトディスクとDVDとを再生する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えばコンパクトディスク
とCD−Rをアクセスする場合等に広く適用することが
できる。
【0066】また上述の実施の形態においては、2種類
の光ディスクをアクセスする場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、複数種類の光ディスクをアクセス
する場合、さらには1種類の光ディスクだけ記録再生す
る光ディスク装置、光ピックアップに広く適用すること
ができる。
【0067】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、レーザー
ビームの発光点を中心にして光源及び受光素子を一体に
回動させて傾き調整することにより、簡易な調整作業に
より十分な特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク装
置に適用される光ピックアップを示す断面図である。
【図2】図1の光ピックアップの光学系を示す略線図で
ある。
【図3】図1の光ピックアップに適用される光集積素子
を示す平面図及び断面図である。
【図4】図3の光集積素子の受光面を示す平面図であ
る。
【図5】第1の光ピックアップの全体構成を示す平面図
である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る光ディスク装
置に適用される光ピックアップの光学系を示す略線図で
ある。
【符号の説明】
1……光ディスク装置、2A……DVD、2B……コン
パクトディスク、3、53……光ピックアップ、4、5
4A、54B……光集積素子、5……コリメータレン
ズ、7……対物レンズ、14……プリズム、15A、1
5B……半導体レーザーダイオードチップ、42……あ
おり調整機構、42A……ホルダー、42B……受け

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクにレーザービームを照射して戻
    り光を受光する光ピックアップにおいて、 前記レーザービームを射出する光源と、 前記戻り光を受光する受光素子と、 前記光源より出射された前記レーザービームを前記光デ
    ィスクに集光すると共に、前記光ディスクより得られる
    戻り光を前記受光素子に向けて出射する対物レンズと、 前記光源による前記レーザービームの発光点をほぼ回動
    中心にして、前記光源及び受光素子を一体に回動させて
    前記光源及び前記受光素子を傾き調整するあおり調整機
    構とを備えることを特徴とする光ピックアップ。
  2. 【請求項2】前記あおり調整機構による前記光源及び前
    記受光素子の傾きの調整が、 少なくとも、前記光ディスクの半径方向に対応する面内
    で実行されることを特徴とする請求項1に記載の光ピッ
    クアップ。
  3. 【請求項3】前記光源及び受光素子を一体に集積化して
    なることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアッ
    プ。
  4. 【請求項4】前記発光点は、 前記光源及び受光素子を一体に集積化してなる素子の外
    部より見た前記レーザービームが出射される発光点であ
    ることを特徴とする請求項3に記載の光ピックアップ。
  5. 【請求項5】前記光源が、異なる波長のレーザービーム
    を出射する複数のレーザーダイオードにより形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
  6. 【請求項6】前記あおり調整機構が、 前記光源及び前記受光素子を保持するホルダーと、 前記ホルダーを受ける受けとによる球面座であることを
    特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
  7. 【請求項7】光ディスクにレーザービームを照射して戻
    り光を受光する光ピックアップの調整方法において、 前記レーザービームを射出する光源による前記レーザー
    ビームの発光点をほぼ回動中心にして、前記光源と前記
    戻り光を受光する受光素子とを一体に回動させて前記光
    源及び前記受光素子を傾き調整することを特徴とする光
    ピックアップの調整方法。
  8. 【請求項8】前記光ピックアップは、 前記光源及び受光素子を一体に集積化してなり、 前記発光点は、 前記光源及び受光素子を一体に集積化してなる素子の外
    部より見た前記レーザービームが出射される発光点であ
    ることを特徴とする請求項7に記載の光ピックアップの
    調整方法。
  9. 【請求項9】光ディスクにレーザービームを照射して戻
    り光を光ピックアップにより受光する光ディスク装置に
    おいて、 前記光ピックアップは、 前記レーザービームを射出する光源と、 前記戻り光を受光する受光素子と、 前記光源より出射された前記レーザービームを前記光デ
    ィスクに集光すると共に、前記光ディスクより得られる
    戻り光を前記受光素子に向けて出射する対物レンズと、 前記光源による前記レーザービームの発光点をほぼ回動
    中心にして、前記光源及び受光素子を一体に回動させて
    前記光源及び前記受光素子を傾き調整するあおり調整機
    構とを備えることを特徴とする光ディスク装置。
  10. 【請求項10】前記あおり調整機構による前記光源及び
    前記受光素子の傾きの調整が、 少なくとも、前記光ディスクの半径方向に対応する面内
    で実行されることを特徴とする請求項9に記載の光ディ
    スク装置。
  11. 【請求項11】前記光源及び受光素子を一体に集積化し
    てなることを特徴とする請求項9に記載の光ディスク装
    置。
  12. 【請求項12】前記発光点は、 前記光源及び受光素子を一体に集積化してなる素子の外
    部より見た前記レーザービームが出射される発光点であ
    ることを特徴とする請求項11に記載の光ディスク装
    置。
  13. 【請求項13】前記光源が、異なる波長のレーザービー
    ムを出射する複数のレーザーダイオードにより形成され
    たことを特徴とする請求項9に記載の光ディスク装置。
  14. 【請求項14】前記あおり調整機構が、 前記光源及び前記受光素子を保持するホルダーと、 前記ホルダーを受ける受けとによる球面座であることを
    特徴とする請求項9に記載の光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7342870B2 (en) 2003-05-30 2008-03-11 Sharp Kabushiki Kaisha Position adjustment apparatus, optical pickup apparatus and position adjustment method

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