JP3270363B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents
光ピックアップ装置Info
- Publication number
- JP3270363B2 JP3270363B2 JP19846397A JP19846397A JP3270363B2 JP 3270363 B2 JP3270363 B2 JP 3270363B2 JP 19846397 A JP19846397 A JP 19846397A JP 19846397 A JP19846397 A JP 19846397A JP 3270363 B2 JP3270363 B2 JP 3270363B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light beam
- light
- photodetector
- optical
- reflected light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Description
録再生または消去を行うピックアップ装置に関し、特に
仕様、規格の異なる複数種の光ディスクでの利用を可能
とする光ピックアップ装置に関するものである。
射光を検出して光ディスクの記録面に記録されている情
報を再生する技術は、CD(compact disc)、LD(la
ser disc)等として広く実用化されている。このような
光ディスクを再生する光ディスク再生装置では、半導体
レーザなどの光源から出射された光ビームを対物レンズ
により光ディスクの記録面に集光し、光ディスクからの
反射光を光検出器で検出することにより、光ディスクに
記録されている情報信号を再生している。
報、例えば、映像における高解像度化等が求められてお
り、扱うべき情報量は増大の一途を辿っている。それに
対応するために、光ディスクの記録密度の高密度化が図
られており、例えば、DVD(digital video disc)の
ように、従来とは異なる光ディスクの規格が新たに提案
され、今、まさに実現されつつある。
録される単位であるピットの大きさを比較すると、ピッ
トの最小長さが、CDでは0.83μm程度であった
が、DVDでは0.4μmと短くなっている。また、情
報の記録されているトラックの間のピッチも、CDの
1.64μmからDVDの0.74μmへと狭くなって
いる。
を大きくするためには、ピットの大きさを小さくするだ
けでなく、この微小なピットを読み取る光スポットの大
きさ(スポット径)も小さくする必要がある。このスポ
ット径は、使用する光ビームの波長をλ、対物レンズの
開口数をNA(numerical aperture)として、次式で与
えられる。 スポット径=k×λ/NA(kは定数) 上式から、より高密度の光ディスクを読み取ろうとする
場合には、波長λのより短い光ビームを用いるか、また
は開口数NAのより大きなレンズを用いる必要があるこ
とが分かる。
とレーザ光源をそれぞれ一つずつ有する構成であるた
め、高密度の光ディスクに対応した光学系、すなわち従
来より小さなスポット径を形成しうる光学系を備えた光
学ヘッドでは、従来の光ディスクを読み取ることができ
ない。この一因として、高密度の光ディスク用光学ヘッ
ドがNAの大きな対物レンズを用いている場合には、光
学系に対して光ディスクに傾きが生じると、スポットの
乱れが大きくなることが挙げられる。
ポットの乱れが小さくなることもあって、厚さの薄いデ
ィスクを高密度の光ディスクの基材に用いることがあ
る。例えば、DVDの基材厚はCDの基材厚の1/2の
0.6mmとされている。
数種の光ディスクを記録再生するためには、光ディスク
の種類の数だけの光ヘッドが必要になる。
種の光ディスクを記録再生するために、例えば、特開平
6−259804号公報には、光の波長選択性あるいは
偏光方向選択性を有するハーフミラーやビームスプリッ
タを用いて、CD用半導体レーザと薄型光ディスク用半
導体レーザからの光ビームをほぼ同一経路に合成した
後、光ディスクに集光させるとともに、その反射光を再
び2本の光ビームに分離させ、それぞれの光ディスクに
対応する光検出器に受光させる光学式記録再生装置が開
示されている。
クアップを複数個使用する場合、コスト高になる上に小
型化が困難であるという問題があった。
載されている装置では、2個の光検出器が必要であり、
また、光ディスクからの反射光を分離するための光学部
品が必要になる。したがって、部品点数が多くなるた
め、コスト高になることに加えて、多くの誤差要因を有
することにより、信頼性が損なわれやすいという問題が
あった。
なされたもので、その目的は、仕様、規格の異なる複数
種の光ディスクの情報を、1個の光検出器によって読み
とることができるとともに、低コスト、かつ小型化が容
易な光ピックアップ装置を提供することにある。
プ装置は、上記の課題を解決するために、第1の光ビー
ムを出射する第1の光源と、該第1の光ビームと波長の
異なる第2の光ビームを出射する第2の光源と、該第1
の光ビームと該第2の光ビームとをほぼ同一の光路に合
成する光路合成手段と、合成された該第1の光ビームと
該第2の光ビームとを光ディスクに照射する光学系と、
該光ディスクからの反射光を受光する光検出器と、該反
射光を該光検出器に集光する結合レンズとを少なくとも
有する光ピックアップ装置において、位置の固定された
上記第1の光源より出射された第1の光ビームの反射光
が、上記光検出器上に均一な光量分布で焦点を結像する
ように、該光検出器の位置調整を行う第1調整手段と、
上記第2の光ビームの反射光が、上記第1調整手段によ
って位置決めされた上記光検出器上に均一な光量分布で
焦点を結像するように、上記第2の光源の位置調整を行
う第2調整手段とが設けられていることを特徴としてい
る。
調整の方法は、以下のとおりである。
定された第1の光源より出射された第1の光ビームの反
射光が光検出器に均一な光量分布で焦点を結像するよう
に、光検出器の位置調整を行う。
光ビームの反射光が、において第1調整手段によって
位置決めされた光検出器上に均一な光量分布で焦点を結
像するように、第2の光源の位置調整を行う。
器上において、第1の光ビームと第2の光ビームの反射
光がともに均一な光量分布で焦点を結像するように調整
できる。これにより、光ディスクの記録面に記録された
情報を良好に再生できる状態に調整できたことになる。
射され、光ディスクによってそれぞれ反射された反射光
の光ビームは、共通の光検出器上に均一な光量分布で焦
点を結像するように調整されるため、精度良く照射さ
れ、良好な信号を再生することができる。しかも、光デ
ィスクからの二つの反射光の光ビームは、共通の光検出
器によって受光されるので、光学系が共通化でき、その
構成が簡単になる。したがって、光ピックアップ装置の
小型化、低コスト化が可能となる。
課題を解決するために、請求項1の構成に加えて、上記
第1の光ビームは、上記第2の光ビームよりも波長が短
いことを特徴としている。
作用に加えて、光検出器の位置調整が、第2の光ビーム
によって行うよりも、第1の光ビームによって行う方
が、より高精度に調整できる。なぜならば、反射光の正
確な受光のために、高精度の位置調整が要求される光検
出器に対しては、より波長の短い光ビームによって行わ
れることが望ましいからである。
課題を解決するために、請求項1または2の構成に加え
て、上記第1調整手段は、上記光検出器を、上記第1の
光ビームの反射光の光軸に垂直な平面内で位置調整する
とともに、該光軸方向にも位置調整することを特徴とし
ている。
成による作用に加えて、光検出器における焦点調整の方
法は、以下のとおりである。
定された第1の光源より出射された第1の光ビームの反
射光が光検出器に均一な光量分布で焦点を結像するよう
に、光検出器を第1の光ビームの反射光の光軸に垂直な
平面内の2方向(x方向、y方向)と、光軸方向(z方
向)について位置調整を行う。
光ビームの反射光が、において第1調整手段によって
位置決めされた光検出器上に均一な光量分布で焦点を結
像するように、第2の光源の位置調整を行う。
1個の光検出器上において、第1の光ビームと第2の光
ビームの反射光がともに均一な光量分布で焦点を結像す
るように調整できる。これにより、光ディスクの記録面
に記録された情報を良好に再生できる状態に調整できた
ことになる。
課題を解決するために、請求項1または2の構成に加え
て、上記第1調整手段は、上記光検出器を上記第1の光
ビームの反射光の光軸に垂直な平面内で位置調整すると
ともに、上記結合レンズを該光軸方向に位置調整するこ
とを特徴としている。
成による作用に加えて、光検出器における焦点調整の方
法は、以下のとおりである。
定された第1の光源より出射された第1の光ビームの反
射光が光検出器に均一な光量分布で焦点を結像するよう
に、光検出器を第1の光ビームの反射光の光軸に垂直な
平面内の2方向(x方向、y方向)について位置調整を
行うとともに、この光軸方向(z方向)については結合
レンズの位置調整を行う。
光ビームの反射光が、において第1調整手段によって
位置決めされた光検出器上に均一な光量分布で焦点を結
像するように、第2の光源の位置調整を行う。
1個の光検出器上において、第1の光ビームと第2の光
ビームの反射光がともに均一な光量分布で焦点を結像す
るように調整できる。これにより、光ディスクの記録面
に記録された情報を良好に再生できる状態に調整できた
ことになる。
合レンズを第1の光ビームの反射光の光軸方向(z方
向)に位置調整することにより、光検出器をz方向に位
置調整するよりも、調整機構が簡単になるとともに、高
精度な調整が可能となる。
課題を解決するために、請求項3または4の構成に加え
て、上記第2調整手段は、上記第2の光源を、上記第2
の光ビームの出射光の光軸に垂直な平面内で位置調整す
るとともに、該光軸方向にも位置調整することを特徴と
している。
成による作用に加えて、光検出器における焦点調整の方
法は、以下のとおりである。
定された第1の光源より出射された第1の光ビームの反
射光が光検出器に均一な光量分布で焦点を結像するよう
に、光検出器の位置調整を行う。
光ビームの反射光が、において第1調整手段によって
位置決めされた光検出器上に均一な光量分布で焦点を結
像するように、第2の光源を、第2の光ビームの入射光
の光軸に垂直な平面内の2方向(x’方向、y’方向)
と、光軸方向(z’方向)について位置調整を行う。
1個の光検出器上において、第1の光ビームと第2の光
ビームの反射光がともに均一な光量分布で焦点を結像す
るように調整できる。これにより、光ディスクの記録面
に記録された情報を良好に再生できる状態に調整できた
ことになる。
課題を解決するために、請求項3または4の構成に加え
て、上記第2調整手段は、上記第2の光源を上記第2の
光ビームの出射光の光軸に垂直な平面内で位置調整し、
かつ、該第2の光源と上記光路合成手段との間に収差補
正レンズを設けるとともに、該光軸方向で位置調整する
ことを特徴としている。
成による作用に加えて、光検出器における焦点調整の方
法は、以下のとおりである。
定された第1の光源より出射された第1の光ビームの反
射光が光検出器に均一な光量分布で焦点を結像するよう
に、光検出器の位置調整を行う。
光ビームの反射光が、において第1調整手段によって
位置決めされた光検出器上に均一な光量分布で焦点を結
像するように、第2の光源を、第2の光ビームの入射光
の光軸に垂直な平面内の2方向(x’方向、y’方向)
に位置調整を行うとともに、収差補正レンズを光軸方向
(z’方向)について位置調整を行う。
1個の光検出器上において、第1の光ビームと第2の光
ビームの反射光がともに均一な光量分布で焦点を結像す
るように調整できる。これにより、光ディスクの記録面
に記録された情報を良好に再生できる状態に調整できた
ことになる。
収差補正レンズを設け、第2の光ビームの入射光の光軸
方向(z’方向)に位置調整することにより、第2の光
源をz’方向に位置調整するよりも、調整機構が簡単に
なるとともに、高精度な調整が可能となる。
ら図3に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
ピックアップ装置には、第1レーザ光源(第1の光源)
1、第2レーザ光源(第2の光源)2、第1ビームスプ
リッタ(光路合成手段)3、第2ビームスプリッタ(光
学系)4、コリメートレンズ(光学系)5、対物レンズ
(光学系)6、結合レンズ8、および光検出器9が順に
配設されている。
2は、レーザダイオードであり、互いに異なる波長の第
1入射光ビーム(出射光)Aと第2入射光ビーム(出射
光)Bをそれぞれ出射する。なお、第1レーザ光源1の
出射する第1入射光ビームAの波長の方が、第2レーザ
光源2の出射する第2入射光ビームBの波長より短く設
定されている。
1入射光ビームAは光路が90度変えられるとともに、
第2入射光ビームBは光路が変えられずに透過させられ
ることによって、第1入射光ビームAと第2入射光ビー
ムBが、ほぼ同一な光路に合成され、第2ビームスプリ
ッタ4に入射する。上記第2ビームスプリッタ4に入射
した第1入射光ビームAと第2入射光ビームBは、その
光路をともに90度変えられ、コリメートレンズ5を経
て、対物レンズ6に入射する。上記対物レンズ6によっ
て集光された第1入射光ビームAおよび第2入射光ビー
ムBは、光ディスク7の記録面7a上において、それぞ
れ光スポットSaおよびSbを結像するとともに、それ
ぞれ第1反射光ビーム(反射光)A’および第2反射光
ビーム(反射光)B’として反射される。
射された第1反射光ビームA’と第2反射光ビームB’
は、対物レンズ6、第2ビームスプリッタ4をともに光
路を変えられずに透過し、結合レンズ8を経て、信号検
出用の光検出器9に入射する。上記光検出器9上には、
第1反射光ビームA’および第2反射光ビームB’がそ
れぞれ集光されて照射され、光スポットCaおよびCb
を結像することになる。
形態に係る光ピックアップ装置の光検出器9は、田の字
型の4領域に分割されており、その各領域にはそれぞれ
受光素子91・92・93・94が設けられている。
に係る光ピックアップ装置には、制御回路20、第1駆
動装置21、第2駆動装置22が設けられている。上記
制御回路20は、上記光ピックアップ装置のすべてを制
御する。これにより、上記第1駆動装置21と光検出器
9よりなる第1調整手段23は、第1反射光ビームA’
が光検出器9上に的確に光スポットCaを結像するよう
に制御回路20によって制御される。また、上記第2駆
動装置22と第2レーザ光源2よりなる第2調整手段2
4は、第2反射光ビームB’が光検出器9上に的確に光
スポットCbを結像するように制御回路20によって制
御される。もちろん、これらの制御は光検出器9による
検出信号に基づいて行われる。
再生するためには、第1反射光ビームA’と第2反射光
ビームB’を、受光素子91〜94に光ビームの光量分
布がほぼ均一となるように照射する必要がある。そし
て、そのためには、通常、焦点調整が不可欠であり、そ
の調整方法は、以下のとおりである。
出器9を、第1反射光ビームA’の光軸に垂直な平面内
の2方向(x方向、y方向)と、光軸方向(z方向)に
ついて位置の調整を行う(図1)。
反射光ビームA’の光スポットCaは、受光素子91〜
94上の光ビームの光量分布が均一となるように調整さ
れるが、第2反射光ビームB’の光スポットCbは、第
1レーザ光源1と第2レーザ光源2のそれぞれの発光点
の位置の誤差等により、Caとは同一の位置に結像しな
い。
第2レーザ光源2を、第2入射光ビームBの光軸に垂直
な平面内の2方向(x’方向、y’方向)と、光軸方向
(z’方向)について位置の調整を行う(図1)。
反射光ビームB’の光スポットCbは、受光素子91〜
94にほぼ均一に照射できる。
〜94上の第1反射光ビームA’と第2反射光ビーム
B’の光ビームの光量分布が均一になるように調整でき
る。したがって、光ディスク7の記録面7aに記録され
た情報を良好に再生できる状態に調整ができたことにな
る。
光源2より出射され、光ディスク7の記録面7aによっ
てそれぞれ反射された第1反射光ビームA’と第2反射
光ビームB’は、共通の光検出器9上に光ビームの光量
分布が均一となるように調整されるため、精度良く照射
され、良好な信号を再生することができる。しかも、光
ディスク7からの第1反射光ビームA’と第2反射光ビ
ームB’は、共通の光検出器9によって受光されるの
で、光学系が共通化でき、その構成が簡単になる。した
がって、光ピックアップ装置の小型化、低コスト化が可
能となる。
9上での光スポットの位置調整についてのみ扱い、光デ
ィスク7の記録面7a上での光スポットの位置調整につ
いては触れなかった。これは、光ディスク7の記録面7
a上での位置の精度は、光検出器9上での位置程、高精
度が要求されないためである。つまり、光ディスク7は
設計された位置に装着されておれば十分な精度が得られ
ており、しかも、光検出器9上での光スポットの位置調
整によって生じうる範囲では、精度上問題とならないか
らである。
射光ビームAの波長の方が、第2レーザ光源2の出射す
る第2入射光ビームBの波長より短く設定するのは、波
長の短い光ビームによって光検出器9の位置を調整する
方が、より高精度で調整できるためである。
上述した実施の形態1の構成において、光ディスクが2
種類の厚さの記録面を有する場合の構成について、以下
に説明する。
施の形態の構成は、上述した実施の形態1の構成におい
て、光ディスク70が2種類の厚さの記録面70a・7
0bを有する場合の構成である。
(図1〜3)に示した構成と同一の部材には、同一の符
号を付記し、その説明を省略する。
ピックアップ装置には、第1レーザ光源1、第2レーザ
光源2、第1ビームスプリッタ3、第2ビームスプリッ
タ4、コリメートレンズ5、対物レンズ(光学系)6
0、結合レンズ8、および光検出器9が順に配設されて
いる。つまり、実施の形態1(図1)との違いは、対物
レンズ6の代わりに対物レンズ60を用いる点のみであ
り、それ以外の部材については全く同一である。
スク(記録面70a)用に作成されており、そのままで
基材厚の厚いディスク(記録面70b)を再生した場
合、厚み誤差により球面収差が発生し良好な光スポット
を結像することができない。そこで、この球面収差を補
正するために、波長の長い光ビームを出射する第2レー
ザ光源2の発光点位置を、波長の短い光ビームを出射す
る第1レーザ光源1の発光点位置よりも、第1ビームス
プリッタ3近くに配置することにより、光学距離を短く
している。これにより、特殊な対物レンズを用いること
なく、良好な信号を再生することができる。
1と同様、本実施の形態に係る光ピックアップ装置に
は、制御回路20、第1駆動装置21、第2駆動装置2
2が設けられている。上記制御回路20は、上記光ピッ
クアップ装置のすべてを制御する。これにより、上記第
1駆動装置21と光検出器9よりなる第1調整手段23
は、第1反射光ビームA’が光検出器9上に的確に光ス
ポットCaを結像するように制御回路20によって制御
される。また、上記第2駆動装置22と第2レーザ光源
2よりなる第2調整手段24は、第2反射光ビームB’
が光検出器9上に的確に光スポットCbを結像するよう
に制御回路20によって制御される。もちろん、これら
の制御は光検出器9による検出信号に基づいて行われ
る。
ンズ6の代わりに対物レンズ60を用いる点のみである
ため、光検出器9の受光素子91〜94上の光ビームの
光量分布が均一になるように調整する必要があるのも同
様であり、その調整方法も実施の形態1について上述し
たものと同様である。
上の光ビームの光量分布を均一に調整する方法は、以下
のとおりである。
出器9を、第1反射光ビームA’の光軸に垂直な平面内
の2方向(x方向、y方向)と、光軸方向(z方向)に
ついて位置の調整を行う(図4)。
第1反射光ビームA’の光スポットCaは、受光素子9
1〜94上の光ビームの光量分布が均一となるように調
整される。また、第2反射光ビームB’の光スポットC
bについても、実施の形態1と同様の方法で行う。
2レーザ光源2を、第2入射光ビームBの光軸に垂直な
平面内の2方向(x’方向、y’方向)と、光軸方向
(z’方向)について位置の調整を行う(図4)。
2反射光ビームB’の光スポットCbは、受光素子91
〜94にほぼ均一に照射できる。
〜94上の第1反射光ビームA’と第2反射光ビーム
B’の光ビームの光量分布が均一になるように調整でき
る。したがって、光ディスク70の記録面70a・70
bに記録された情報を良好に再生できる状態に調整がで
きたことになる。
光源2より出射され、光ディスク70の記録面70a・
70bによってそれぞれ反射された第1反射光ビーム
A’と第2反射光ビームB’は、共通の光検出器9上に
光ビームの光量分布が均一となるように調整されるた
め、精度良く照射され、良好な信号を再生することがで
きる。しかも、光ディスク70からの第1反射光ビーム
A’と第2反射光ビームB’は、共通の光検出器9によ
って受光されるので、光学系が共通化でき、その構成が
簡単になる。したがって、光ピックアップ装置の小型
化、低コスト化が可能となる。
1について上述したものと同様である。
上述した実施の形態2の構成において、光検出器9の受
光素子91〜94上の光ビームの光量分布が均一になる
ように調整する他の方法の構成について、以下に説明す
る。
施の形態の構成は、上述した実施の形態2の構成におい
て、他の方法によって光検出器9の受光素子91〜94
上の光ビームの光量分布を均一に調整する構成である。
2の図面(図1〜4)に示した構成と同一の部材には、
同一の符号を付記し、その説明を省略する。
ピックアップ装置には、第1レーザ光源1、第2レーザ
光源2、第1ビームスプリッタ3、第2ビームスプリッ
タ4、コリメートレンズ5、対物レンズ60、結合レン
ズ8、および光検出器9が順に配設されている。
に係る光ピックアップ装置には、制御回路20、第1駆
動装置21、第2駆動装置22が設けられている。上記
制御回路20は、上記光ピックアップ装置のすべてを制
御する。これにより、上記第1駆動装置21と、光検出
器9および結合レンズ8よりなる第1調整手段25は、
第1反射光ビームA’が光検出器9上に的確に光スポッ
トCaを結像するように制御回路20によって制御され
る。また、上記第2駆動装置22と第2レーザ光源2よ
りなる第2調整手段24は、第2反射光ビームB’が光
検出器9上に的確に光スポットCbを結像するように制
御回路20によって制御される。もちろん、これらの制
御は光検出器9による検出信号に基づいて行われる。
上の光ビームの光量分布を均一に調整する方法は、以下
のとおりである。
出器9を、第1反射光ビームA’の光軸に垂直な平面内
の2方向(x方向、y方向)について位置の調整を行
う。第1反射光ビームA’の光軸方向(z方向)につい
ては、結合レンズ8の位置を調整することによって行う
(図5)。
第1反射光ビームA’の光スポットCaは、受光素子9
1〜94上の光ビームの光量分布が均一となるように調
整される。また、第2反射光ビームB’の光スポットC
bについては、実施の形態2(実施の形態1と同様)の
方法で行う。
2レーザ光源2を、第2入射光ビームBの光軸に垂直な
平面内の2方向(x’方向、y’方向)と、光軸方向
(z’方向)について位置の調整を行う(図5)。
2反射光ビームB’の光スポットCbは、受光素子91
〜94にほぼ均一に照射できる。
〜94上の第1反射光ビームA’と第2反射光ビーム
B’の光ビームの光量分布がともに均一になるように調
整できる。したがって、光ディスク70の記録面70a
・70bに記録された情報を良好に再生できる状態に調
整ができたことになる。
光源2より出射され、光ディスク70の記録面70a・
70bによってそれぞれ反射された第1反射光ビーム
A’と第2反射光ビームB’は、共通の光検出器9上に
光ビームの光量分布が均一となるように調整されるた
め、精度良く照射され、良好な信号を再生することがで
きる。しかも、光ディスク70からの第1反射光ビーム
A’と第2反射光ビームB’は、共通の光検出器9によ
って受光されるので、光学系が共通化でき、その構成が
簡単になる。したがって、光ピックアップ装置の小型
化、低コスト化が可能となる。
結合レンズ8を第1反射光ビームA’の光軸方向(z方
向)に位置調整することによって行うことにより、光検
出器9をz方向に位置調整するよりも、調整機構が簡単
になるとともに、高精度な調整が可能となる。
1および2について上述したものと同様である。
上述した実施の形態2の構成において、光検出器9の受
光素子91〜94上の光ビームの光量分布が均一になる
ように調整する他の方法の構成について、以下に説明す
る。
施の形態の構成は、上述した実施の形態2の構成におい
て、他の方法によって光検出器9の受光素子91〜94
上の光ビームの光量分布を均一に調整する構成である。
2の図面(図1〜4)に示した構成と同一の部材には、
同一の符号を付記し、その説明を省略する。
ピックアップ装置には、第1レーザ光源1、第2レーザ
光源2、収差補正レンズ10、第1ビームスプリッタ
3、第2ビームスプリッタ4、コリメートレンズ5、対
物レンズ60、結合レンズ8、および光検出器9が順に
配設されている。
0における球面収差を補正するために設けられている。
つまり、上記対物レンズ60が基材厚の薄いディスク
(記録面70a)用に作成されており、そのままで基材
厚の厚いディスク(記録面70b)を再生した場合、厚
み誤差により球面収差が発生し良好な光スポットを結像
することができない。そこで、光学距離を短くするため
に収差補正レンズ10を設けることによって、この球面
収差を補正する。これにより、第2レーザ光源2を第1
ビームスプリッタ3に近づけたり、特殊な対物レンズを
用いたりすることなく、良好な信号を再生することが可
能になる。
に係る光ピックアップ装置には、制御回路20、第1駆
動装置21、第2駆動装置22が設けられている。上記
制御回路20は、上記光ピックアップ装置のすべてを制
御する。これにより、上記第1駆動装置21と、光検出
器9および結合レンズ8よりなる第1調整手段25は、
第1反射光ビームA’が光検出器9上に的確に光スポッ
トCaを結像するように制御回路20によって制御され
る。また、上記第2駆動装置22と、第2レーザ光源2
および収差補正レンズ10よりなる第2調整手段26
は、第2反射光ビームB’が光検出器9上に的確に光ス
ポットCbを結像するように制御回路20によって制御
される。もちろん、これらの制御は光検出器9による検
出信号に基づいて行われる。
上の光ビームの光量分布を均一に調整する方法は、以下
のとおりである。
出器9を、第1反射光ビームA’の光軸に垂直な平面内
の2方向(x方向、y方向)について位置の調整を行
う。第1反射光ビームA’の光軸方向(z方向)につい
ては、結合レンズ8の位置を調整することによって行う
(図7)。
第1反射光ビームA’の光スポットCaは、受光素子9
1〜94上の光ビームの光量分布が均一となるように調
整される。また、第2反射光ビームB’の光スポットC
bについては、 第2調整手段26によって、第2レーザ光源2を、第
2入射光ビームBの光軸に垂直な平面内の2方向(x’
方向、y’方向)について位置の調整を行う。第2入射
光ビームBの光軸方向(z’方向)については、収差補
正レンズ10の位置を調整することによって行う(図
7)。
2反射光ビームB’の光スポットCbは、受光素子91
〜94にほぼ均一に照射できる。
〜94上の第1反射光ビームA’と第2反射光ビーム
B’の光ビームの光量分布がともに均一になるように調
整できる。したがって、光ディスク70の記録面70a
・70bに記録された情報を良好に再生できる状態に調
整ができたことになる。
光源2より出射され、光ディスク70の記録面70a・
70bによってそれぞれ反射された第1反射光ビーム
A’と第2反射光ビームB’は、共通の光検出器9上に
光ビームの光量分布が均一となるように調整されるた
め、精度良く照射され、良好な信号を再生することがで
きる。しかも、光ディスク70からの第1反射光ビーム
A’と第2反射光ビームB’は、共通の光検出器9によ
って受光されるので、光学系が共通化でき、その構成が
簡単になる。したがって、光ピックアップ装置の小型
化、低コスト化が可能となる。
結合レンズ8を第1反射光ビームA’の光軸方向(z方
向)に位置調整することによって行うことにより、光検
出器9をz方向に位置調整するよりも、調整機構が簡単
になるとともに、高精度な調整が可能となる。同様に、
第2レーザ光源2の位置調整において、収差補正レンズ
10を第2入射光ビームBの光軸方向(z’方向)に位
置調整することによって行うことにより、第2レーザ光
源2をz’方向に位置調整するよりも、調整機構が簡単
になるとともに、高精度な調整が可能となる。
1〜3について上述したものと同様である。
上述した実施の形態1〜4の構成において、用いること
のできる他の対物レンズについて、以下に説明する。
施の形態の構成は、上述した実施の形態3において、対
物レンズ60が2焦点の対物レンズ(光学系)61に置
き代わった構成である。
(図5・6)に示した構成と同一の部材には、同一の符
号を付記し、その説明を省略する。
ピックアップ装置には、第1レーザ光源1、第2レーザ
光源2、第1ビームスプリッタ3、第2ビームスプリッ
タ4、コリメートレンズ5、対物レンズ61、結合レン
ズ8、および光検出器9が順に配設されている。つま
り、実施の形態3(図5)との違いは、対物レンズ60
の代わりに対物レンズ61を用いる点のみであり、それ
以外の部材については全く同一である。
り、それぞれの焦点は基材厚の異なる光ディスク70の
記録面70a・70bに対して、良好な光スポットSa
・Sbを結像する。これにより、1個の対物レンズによ
って、基材厚の異なる光ディスクに対しても、良好な再
生信号を得ることができ、小型化に適している。
3と同様、本実施の形態に係る光ピックアップ装置に
は、制御回路20、第1駆動装置21、第2駆動装置2
2が設けられている。上記制御回路20は、上記光ピッ
クアップ装置のすべてを制御する。これにより、上記第
1駆動装置21と、光検出器9および結合レンズ8より
なる第1調整手段25は、第1反射光ビームA’が光検
出器9上に的確に光スポットCaを結像するように制御
回路20によって制御される。また、上記第2駆動装置
22と第2レーザ光源2よりなる第2調整手段24は、
第2反射光ビームB’が光検出器9上に的確に光スポッ
トCbを結像するように制御回路20によって制御され
る。もちろん、これらの制御は光検出器9による検出信
号に基づいて行われる。
ンズ60の代わりに2焦点の対物レンズ61を用いる点
のみであるため、光検出器9の受光素子91〜94上の
光ビームの光量分布が均一になるように調整する必要が
あるのも同様であり、その調整方法も実施の形態3につ
いて上述したものと同様である。つまり、二段階の調整
により、受光素子91〜94上の第1反射光ビームA’
と第2反射光ビームB’の光ビームの光量分布がともに
均一になるように調整できる。したがって、光ディスク
70の記録面70a・70bに記録された情報を良好に
再生できる状態に調整することができる。
光源2より出射され、光ディスク70によってそれぞれ
反射された第1反射光ビームA’と第2反射光ビーム
B’は、共通の光検出器9上に光ビームの光量分布が均
一となるように調整されるため、精度良く照射され、良
好な信号を再生することができる。しかも、光ディスク
70からの第1反射光ビームA’と第2反射光ビーム
B’は、共通の光検出器9によって受光されるので、光
学系が共通化でき、その構成が簡単になる。したがっ
て、光ピックアップ装置の小型化、低コスト化が可能と
なる。
3について上述したものと同様である。
上述した実施の形態1〜4の構成において、用いること
のできる他の対物レンズについて、以下に説明する。
示すように、本実施の形態の構成は、上述した実施の形
態3において、対物レンズ60に加えて対物レンズ(光
学系)62を用いる構成である。
(図5・6)に示した構成と同一の部材には、同一の符
号を付記し、その説明を省略する。
施の形態に係る光ピックアップ装置には、第1レーザ光
源1、第2レーザ光源2、第1ビームスプリッタ3、第
2ビームスプリッタ4、コリメートレンズ5、対物レン
ズ60、対物レンズ62、結合レンズ8、および光検出
器9が順に配設されている。つまり、実施の形態3(図
5)との違いは、対物レンズ60に加えて対物レンズ6
2を用いる点のみであり、それ以外の部材については全
く同一である。
ィスク71の記録面71aを再生する場合に使用し(図
10(a))、上記対物レンズ62は、基材厚の厚い光
ディスク72の記録面72bを再生する場合に使用する
(図10(b))。
態に係る光ピックアップ装置には、制御回路20、第1
駆動装置21、第2駆動装置22、レンズ交換装置30
が設けられている。上記制御回路20は、上記光ピック
アップ装置のすべてを制御する。これにより、上記第1
駆動装置21と、光検出器9および結合レンズ8よりな
る第1調整手段25は、第1反射光ビームA’が光検出
器9上に的確に光スポットCaを結像するように制御回
路20によって制御される。また、上記第2駆動装置2
2と第2レーザ光源2よりなる第2調整手段24は、第
2反射光ビームB’が光検出器9上に的確に光スポット
Cbを結像するように制御回路20によって制御され
る。もちろん、これらの制御は光検出器9による検出信
号に基づいて行われる。さらに、上記レンズ交換装置3
0は、制御回路20の制御によって、再生する光ディス
クの基材厚に応じて、対物レンズ60と対物レンズ62
を交換する。
ンズ60に加えて対物レンズ62を用いる点のみである
ため、光検出器9の受光素子91〜94上の光ビームの
光量分布が均一になるように調整する必要があるのも同
様である。その調整方法は、以下のとおりである。
厚の薄い光ディスク71の前に対物レンズ60を配し
て、光検出器9を、第1反射光ビームA’の光軸に垂直
な平面内の2方向(x方向、y方向)について位置の調
整を行う。第1反射光ビームA’の光軸方向(z方向)
については、結合レンズ8の位置を調整することによっ
て行う(図10(a))。
第1反射光ビームA’の光スポットCaは、受光素子9
1〜94上の光ビームの光量分布が均一となるように調
整される。また、第2反射光ビームB’の光スポットC
bについては、 第2調整手段24によって、基材厚の厚い光ディスク
72の前に対物レンズ62を配して、第2レーザ光源2
を、第2入射光ビームBの光軸に垂直な平面内の2方向
(x’方向、y’方向)と、光軸方向(z’方向)につ
いて位置の調整を行う(図10(b))。
2反射光ビームB’の光スポットCbは、受光素子91
〜94にほぼ均一に照射できる。したがって、光ディス
ク71の記録面71aと、光ディスク72の記録面72
bに記録された情報を良好に再生できる状態に調整がで
きたことになる。
1・72に対しても、良好な再生信号を得ることができ
る。
光源2より出射され、光ディスク71の記録面71aと
光ディスク72の記録面72bによってそれぞれ反射さ
れた第1反射光ビームA’と第2反射光ビームB’は、
共通の光検出器9上に光ビームの光量分布が均一となる
ように調整されるため、精度良く照射され、良好な信号
を再生することができる。しかも、異なる基材厚の光デ
ィスク71・72からの第1反射光ビームA’と第2反
射光ビームB’は、共通の光検出器9によって受光され
るので、光学系が共通化でき、その構成が簡単になる。
したがって、光ピックアップ装置の小型化、低コスト化
が可能となる。
3について上述したものと同様である。
は、以上のように、第1の光ビームを出射する第1の光
源と、該第1の光ビームと波長の異なる第2の光ビーム
を出射する第2の光源と、該第1の光ビームと該第2の
光ビームとをほぼ同一の光路に合成する光路合成手段
と、合成された該第1の光ビームと該第2の光ビームと
を光ディスクに照射する光学系と、該光ディスクからの
反射光を受光する光検出器と、該反射光を該光検出器に
集光する結合レンズとを少なくとも有する光ピックアッ
プ装置において、位置の固定された上記第1の光源より
出射された第1の光ビームの反射光が、上記光検出器上
に均一な光量分布で焦点を結像するように、該光検出器
の位置調整を行う第1調整手段と、上記第2の光ビーム
の反射光が、上記第1調整手段によって位置決めされた
上記光検出器上に均一な光量分布で焦点を結像するよう
に、上記第2の光源の位置調整を行う第2調整手段とが
設けられている構成である。
よる二段階の調整により、1個の光検出器上において、
第1の光ビームと第2の光ビームの反射光がともに均一
な光量分布で焦点を結像するように調整できる。これに
より、光ディスクの記録面に記録された情報を良好に再
生できる状態に調整できたことになる。
射され、光ディスクによってそれぞれ反射された反射光
の光ビームは、共通の光検出器上に均一な光量分布で焦
点を結像するように調整されるため、精度良く照射さ
れ、良好な信号を再生することができるという効果を奏
する。しかも、光ディスクからの二つの反射光の光ビー
ムは、共通の光検出器によって受光されるので、光学系
が共通化でき、その構成が簡単になる。したがって、光
ピックアップ装置の小型化、低コスト化が可能となると
いう効果を奏する。
以上のように、請求項1の構成に加えて、上記第1の光
ビームは、上記第2の光ビームよりも波長が短い構成で
ある。
えて、反射光の正確な受光のために、高精度の位置調整
が要求される光検出器に対して、より高精度な調整を行
うことができるという効果を奏する。
以上のように、請求項1または2の構成に加えて、上記
第1調整手段は、上記光検出器を、上記第1の光ビーム
の反射光の光軸に垂直な平面内で位置調整するととも
に、該光軸方向にも位置調整する構成である。
効果に加えて、第1調整手段と第2調整手段による二段
階の調整により、1個の光検出器上において、第1の光
ビームと第2の光ビームの反射光がともに均一な光量分
布で焦点を結像するように調整できるという効果を奏す
る。
以上のように、請求項1または2の構成に加えて、上記
第1調整手段は、上記光検出器を上記第1の光ビームの
反射光の光軸に垂直な平面内で位置調整するとともに、
上記結合レンズを該光軸方向に位置調整する構成であ
る。
効果に加えて、第1調整手段と第2調整手段による二段
階の調整により、1個の光検出器上において、第1の光
ビームと第2の光ビームの反射光がともに均一な光量分
布で焦点を結像するように調整できるという効果を奏す
る。
合レンズを第1の光ビームの反射光の光軸方向(z方
向)に位置調整することにより、光検出器をz方向に位
置調整するよりも、調整機構が簡単になるとともに、高
精度な調整が可能となるという効果を奏する。
以上のように、請求項3または4の構成に加えて、上記
第2調整手段は、上記第2の光源を、上記第2の光ビー
ムの出射光の光軸に垂直な平面内で位置調整するととも
に、該光軸方向にも位置調整する構成である。
効果に加えて、第1調整手段と第2調整手段による二段
階の調整により、1個の光検出器上において、第1の光
ビームと第2の光ビームの反射光がともに均一な光量分
布で焦点を結像するように調整できるという効果を奏す
る。
以上のように、請求項3または4の構成に加えて、上記
第2調整手段は、上記第2の光源を上記第2の光ビーム
の出射光の光軸に垂直な平面内で位置調整し、かつ、該
第2の光源と上記光路合成手段との間に収差補正レンズ
を設けるとともに、該光軸方向で位置調整する構成であ
る。
効果に加えて、第1調整手段と第2調整手段による二段
階の調整により、1個の光検出器上において、第1の光
ビームと第2の光ビームの反射光がともに均一な光量分
布で焦点を結像するように調整できるという効果を奏す
る。
収差補正レンズを第2の光ビームの入射光の光軸方向
(z’方向)に位置調整することにより、第2の光源を
z’方向に位置調整するよりも、調整機構が簡単になる
とともに、高精度な調整が可能となるという効果を奏す
る。
置の構成を示す概略構成図である。
御を示すブロック図である。
の光ビーム形状であり、(a)は調整前の概略図、
(b)は調整後の概略図である。
装置の構成を示す概略構成図である。
装置の構成を示す概略構成図である。
御を示すブロック図である。
装置の構成を示す概略構成図である。
ロック図である。
装置の構成を示す概略構成図である。
プ装置の構成を示す概略構成図であり、(a)は基材厚
の薄い光ディスクを再生する場合、(b)は基材厚の厚
い光ディスクを再生する場合である。
すブロック図である。
Claims (6)
- 【請求項1】第1の光ビームを出射する第1の光源と、
該第1の光ビームと波長の異なる第2の光ビームを出射
する第2の光源と、該第1の光ビームと該第2の光ビー
ムとをほぼ同一の光路に合成する光路合成手段と、合成
された該第1の光ビームと該第2の光ビームとを光ディ
スクに照射する光学系と、該光ディスクからの反射光を
受光する光検出器と、該反射光を該光検出器に集光する
結合レンズとを少なくとも有する光ピックアップ装置に
おいて、 位置の固定された上記第1の光源より出射された第1の
光ビームの反射光が、上記光検出器上に均一な光量分布
で焦点を結像するように、該光検出器の位置調整を行う
第1調整手段と、 上記第2の光ビームの反射光が、上記第1調整手段によ
って位置決めされた上記光検出器上に均一な光量分布で
焦点を結像するように、上記第2の光源の位置調整を行
う第2調整手段とが設けられていることを特徴とする光
ピックアップ装置。 - 【請求項2】上記第1の光ビームは、上記第2の光ビー
ムよりも波長が短いことを特徴とする請求項1記載の光
ピックアップ装置。 - 【請求項3】上記第1調整手段は、上記光検出器を、上
記第1の光ビームの反射光の光軸に垂直な平面内で位置
調整するとともに、該光軸方向にも位置調整することを
特徴とする請求項1または2記載の光ピックアップ装
置。 - 【請求項4】上記第1調整手段は、上記光検出器を上記
第1の光ビームの反射光の光軸に垂直な平面内で位置調
整するとともに、上記結合レンズを該光軸方向に位置調
整することを特徴とする請求項1または2記載の光ピッ
クアップ装置。 - 【請求項5】上記第2調整手段は、上記第2の光源を、
上記第2の光ビームの出射光の光軸に垂直な平面内で位
置調整するとともに、該光軸方向にも位置調整すること
を特徴とする請求項3または4記載の光ピックアップ装
置。 - 【請求項6】上記第2調整手段は、上記第2の光源を上
記第2の光ビームの出射光の光軸に垂直な平面内で位置
調整し、かつ、該第2の光源と上記光路合成手段との間
に収差補正レンズを設けるとともに、該光軸方向で位置
調整することを特徴とする請求項3または4記載の光ピ
ックアップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19846397A JP3270363B2 (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 光ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19846397A JP3270363B2 (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 光ピックアップ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1145447A JPH1145447A (ja) | 1999-02-16 |
JP3270363B2 true JP3270363B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=16391533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19846397A Expired - Fee Related JP3270363B2 (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 光ピックアップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3270363B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100339899C (zh) * | 2004-08-09 | 2007-09-26 | 株式会社三协精机制作所 | 光学头装置及光学头装置的调整方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2007113995A1 (ja) * | 2006-03-30 | 2009-08-13 | コニカミノルタオプト株式会社 | 光ピックアップ装置 |
JP2009093726A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 光ピックアップ装置 |
-
1997
- 1997-07-24 JP JP19846397A patent/JP3270363B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100339899C (zh) * | 2004-08-09 | 2007-09-26 | 株式会社三协精机制作所 | 光学头装置及光学头装置的调整方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1145447A (ja) | 1999-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2995003B2 (ja) | 光学式再生装置 | |
JP2002288873A (ja) | 光情報記録再生装置 | |
US6452880B1 (en) | Optical pickup apparatus | |
US5784354A (en) | Optical pickup device | |
KR100523522B1 (ko) | 광디스크기록재생장치 및 방법 | |
JP2633535B2 (ja) | 光学ピツクアツプ装置 | |
US7180668B2 (en) | Optical pickup device and optical disc device | |
US6459672B1 (en) | Optical head and optical disc device | |
JP3270363B2 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JPH09243805A (ja) | レンズ設計方法 | |
JPS62200541A (ja) | 情報記録再生装置 | |
JPH10293941A (ja) | 光ヘッド | |
JPH08212594A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
US20070153647A1 (en) | Optical pickup, optical disc apparatus, and radial tilt detection method | |
US7002893B2 (en) | Optical head with passive temperature compensation | |
JP2579108B2 (ja) | 光学的情報記録再生装置及びその調整方法 | |
JP2580987B2 (ja) | 光学的書き込み読み取り装置 | |
JPH056741B2 (ja) | ||
JP2993391B2 (ja) | 光ピックアップ | |
WO2004100139A1 (ja) | 光ヘッド装置、その製造方法及び光学式情報記録再生装置 | |
KR100423853B1 (ko) | 광디스크재생장치 | |
JP3810055B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JPH10162411A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JPWO2003105143A1 (ja) | 傾き検出装置、光ヘッド、光情報処理装置、コンピュータ、映像記録装置、映像再生装置、及びカーナビゲーションシステム | |
JP3608046B2 (ja) | 光ディスク装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080118 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090118 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |