JP2000276184A - 音声カードモジュール及び音声カード供給システム並びに方法 - Google Patents

音声カードモジュール及び音声カード供給システム並びに方法

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JP2000276184A
JP2000276184A JP11079529A JP7952999A JP2000276184A JP 2000276184 A JP2000276184 A JP 2000276184A JP 11079529 A JP11079529 A JP 11079529A JP 7952999 A JP7952999 A JP 7952999A JP 2000276184 A JP2000276184 A JP 2000276184A
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JP11079529A
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Shuichi Yamada
修一 山田
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】個々人の要望に応じた音声カードを、1枚単位
で安価に供給できるようにすることを課題とする。 【解決手段】アナログの音声データを音声ボードを通し
て音声加工用デジタルデータに変換してパソコン61に
取込み、音声編集用プログラムを利用して音声加工用デ
ジタルデータを編集した後に音声ボードを通して書込み
用音声データに変換しパソコン61から音声書込み装置
に送り、音声書込み装置によって書込み用デジタルデー
タを音声カードモジュールに記憶させ、画像を画像デー
タとしてパソコン61に取込み、パソコン61でシール
印刷用プログラムを利用して画像データを編集した後に
画像が印刷されたシールをプリンタから出力し、出力さ
れたシールを書込み用音声データを記憶させた音声カー
ドモジュールに貼る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声を記憶させ、
更にその音声と関連する画像が印刷されたシールを表面
に貼って音声カードを作るための音声カードモジュー
ル、及び音声カードを供給するシステムと方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スイッチを押すことで音声を再生でき、
その音声と関連する写真、絵等の画像が表面に印刷され
ているカード状物(以後、音声カードと呼ぶ)の注文
は、従来、まとまった大きな単位のみで受け付けられ、
生産され、供給されていた。これは、まとまった大きな
単位で生産しなければ、音声カードの単価を一般消費者
が購入できる程度に引き下げられなかったためである。
【0003】従って、一個人が、自分の好きな音声を再
生でき、それと関連する自分の好きな画像が表面に印刷
されている音声カードを、1枚欲しいと思っても、これ
を手に入れることはできなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の状況を
鑑みてなされたもので、個々人の要望に応じた音声カー
ドを、1枚単位で安価に供給できるようにすることを課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明において、上記課
題を達成するために、まず請求項1の発明では、少なく
ともスイッチ、音声記憶IC、薄型電池及び発音器を有
し、それらを略平面状に配設した音声発生部と、音声発
生部が略嵌合する嵌合孔を有する芯部材からなり、音声
発生部が芯部材に略嵌合されていることを特徴とする音
声カードモジュールとしたものである。
【0006】また請求項2の発明では、少なくともスイ
ッチ、音声記憶IC、薄型電池及び発音器を有し、それ
らを略平面状に配設した音声発生部と、音声発生部が略
嵌合する嵌合孔を有する芯部材と、芯部材の嵌合孔を有
する面とは反対の面に貼着された裏シート部材とからな
り、裏シート部材に印刷が施され、音声発生部が芯部材
に略嵌合されていることを特徴とする音声カードモジュ
ールとしたものである。
【0007】また請求項3の発明では、パソコンに装着
される音声ボードと、音声書込み装置と、パソコンで実
行される音声編集用プログラムを記録した記録媒体と、
パソコンで実行されるシール印刷用プログラムを記録し
た記録媒体とを具備し、音声編集用プログラムは、音声
ボードを通してアナログの音声データを音声加工用デジ
タル音声データに変換してパソコンに取込み、その音声
加工用デジタルデータの音声編集に利用され、音声ボー
ドは、アナログの音声データを音声加工用デジタルデー
タに変換してパソコンに取込み、音声編集後の音声加工
用デジタルデータを書込み用音声データに変換しパソコ
ンから音声書込み装置に送り、音声書込み装置は、書込
み用音声データを請求項1又は2記載の音声カードモジ
ュールに記憶させ、シール印刷用プログラムは、パソコ
ンに取込まれた画像データの画像編集に利用され、画像
編集後の画像データが表現する画像が印刷されたシール
であって書込み用音声データを記憶させた音声カードモ
ジュールに貼るものをプリンタに出力させる、ことを特
徴とする音声カード供給システムとしたものである。
【0008】また請求項4の発明では、請求項1又は2
記載の音声カードモジュールと、パソコンに装着される
音声ボードと、音声書込み装置と、パソコンで実行され
る音声編集用プログラムを記録した記録媒体と、パソコ
ンで実行されるシール印刷用プログラムを記録した記録
媒体とを具備し、音声編集用プログラムは、音声ボード
を通してアナログの音声データを音声加工用デジタルデ
ータに変換してパソコンに取込み、その音声加工用デジ
タルデータの音声編集に利用され、音声ボードは、アナ
ログの音声データを音声加工用デジタルデータに変換し
てパソコンに取込み、音声編集後の音声加工用デジタル
データを書込み用音声データに変換しパソコンから音声
書込み装置に送り、音声書込み装置は、書込み用音声デ
ータを音声カードモジュールに記憶させ、シール印刷用
プログラムは、パソコンに取込まれた画像データの画像
編集に利用され、画像編集後の画像データが表現する画
像が印刷されたシールであって音声カードモジュールに
貼るものをプリンタに出力させる、ことを特徴とする音
声カード供給システムとしたものである。
【0009】また請求項5の発明では、請求項3又は4
記載の音声カード供給システムを利用する音声カード供
給方法であって、アナログの音声データを音声ボードを
通して音声加工用デジタルデータに変換してパソコンに
取込む工程と、パソコンで音声編集用プログラムを利用
して音声加工用デジタルデータを編集する工程と、音声
編集後の音声加工用デジタルデータを音声ボードを通し
て書込み用音声データに変換しパソコンから音声書込み
装置に送る工程と、音声書込み装置によって書込み用デ
ジタルデータを請求項1又は2記載の音声カードモジュ
ールに記憶させる工程と、画像を画像データとしてパソ
コンに取込む工程と、パソコンでシール印刷用プログラ
ムを利用して画像データを編集する工程と、画像編集後
の画像データが表現する画像が印刷されたシールをプリ
ンタから出力する工程と、出力されたシールを書込み用
音声データを記憶させた音声カードモジュールに貼る工
程と、を含むことを特徴とする音声カード供給方法とし
たものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0011】1.音声カードモジュール 本発明の音声カードモジュールは、少なくともスイッ
チ、音声記憶IC、薄型電池及び発音器を有し、それら
を略平面状に配設した音声発生部と、該音声発生部が略
嵌合する嵌合孔を有する芯部材とからなる。さらに、該
芯部材の裏(嵌合孔が成形されている面とは反対の面)
に、裏シート部材を貼着し、この裏シート部材に印刷を
施しても良い。芯部材、裏シート部材には、プラスチッ
クを使っても良い。
【0012】図1は音声発生部の表の図、図2は音声発
生部の裏の図である。回路基板1に、スイッチ2、アン
プIC5、音声記憶IC6、音声書込み用端子部7があ
り、回路基板1は、薄型電池3及び発音器4と接続して
いる。音声書込み装置から音声書込み用端子部7を介し
て、音声記憶IC6には、一定時間の長さの任意の音声
データを記憶させることが可能であるが、最初は何も記
憶されていない。音声記憶IC6に音声データが記憶さ
れた後には、その音声データは、記憶スイッチ2を押す
と、アンプIC5によって増幅され、発音器4によって
再生される。これら音声記憶IC6、アンプIC5、発
音器4は、薄型電池3によって駆動される。発音器4の
1例として、圧電スピーカが挙げられる。
【0013】図3は、音声発生部を略嵌合するための嵌
合孔21を開けた芯部材20の表の図である。嵌合孔2
1は、座ぐり加工によって成形する。芯部材表面24及
び芯部材表面25は、座ぐり加工をしていない部分であ
って、成形前の芯部材の表面そのものである。芯部材の
素材にプラスチックを用いると、座ぐり加工によって、
容易に嵌合孔21を開けられ、大量生産が可能になり、
音声カードモジュールの単価を引き下げられる。
【0014】嵌合孔21の内部は、深い嵌合孔深部22
と、浅い嵌合孔浅部23とがある。図3の2点鎖線の部
分の断面を表わした図4を見れば分かるように、嵌合孔
浅部23は、発音器4を嵌合孔深部22から5分の1以
上の高さで、嵌合孔21にぴったりと嵌め込むためのも
のである。これによって、発音器4が再生する音が、音
声カード全体で反響するようになる。
【0015】尚、図3では、嵌合孔21には発音体4を
設置する円形の部分にのみ嵌合孔浅部23があるが、嵌
合孔21の他の部分にも音声発生器の形状に合わせて様
々な段差を設けて良い。
【0016】音声発生部を芯部材20に略嵌合して、音
声カードモジュールを作る。このとき、音声発生部を芯
部材20に固定するために、粘着テープ等で仮止めして
も良い。出来上がった音声カードモジュールの表の図
を、図5に示す。芯部材の裏(嵌合孔が成形されている
面とは反対の面)に印刷が施された裏シート部材を貼着
した場合の音声カードモジュールの側面図を図6に、裏
の図を図7に示す。
【0017】前述したように、音声カードモジュールの
音声記憶IC6には、最初は音声データが記憶されてい
ない。音声カードモジュールの音声書込み用端子部7
を、音声書込み装置の差込口に差し込むことによって、
音声データが音声記憶IC6に書き込まれる。このと
き、初心者でも音声書込み用端子7を音声書込み装置の
差込口に確実に差し込めるようにするために、図20に
示すような凹部26を芯部材20に設けても良い。
【0018】音声記憶IC6に記憶できる音声の長さ
(尺とも呼ばれる)は、10秒、40秒、1分30秒
等、いろいろな時間が選べる。同じく音声記憶IC6に
記憶できる音声の品質を表わすサンプリング周波数も、
6khz、8khz、12khz等、いろいろな時間が
選べる。
【0019】これまでは、音声カードモジュールは、長
方形の板状の形状をしているとして説明を進めてきた
が、もちろん他の形状をしていても良い。例えば、人や
動物、或いは人の耳の形をしても良い。また、芯部材、
裏シート部材の色は、黒、白、ピンク、半透明、透明
等、任意の色を選べる。
【0020】2.音声カード供給システム 本発明の音声カード供給システムは、音声ボードと、音
声書込み装置と、音声編集用プログラムを記録した記録
媒体と、シール印刷用プログラムを記録した記録媒体と
を具備する。音声カードモジュールを、音声カード供給
システムに含めても良いし、含めなくても良い。音声編
集用プログラムを記録した記録媒体と、シール印刷用プ
ログラムを記録した記録媒体は、同じ記録媒体でも良い
し、異なる記録媒体でも良い。記録媒体の例としては、
CD−ROM、DVD−ROM、MO、ハードディスク
等、パソコンが読み取り可能なものであれば良い。尚、
本明細書でいうパソコンは、WindowsやMacO
Sなど初心者でも利用し易いオペレーティングシステム
がインストールされているものを意味する。
【0021】音声編集用プログラムは、パソコンで実行
され、アナログの音声データを音声ボードを通して音声
加工用デジタルデータに変換してパソコンに取込み、利
用者に音声編集をする環境を提供するものである。アナ
ログの音声データは、MD、DAT、CD、カセットテ
ープ等の記録媒体に記録されているものを、再生したも
のである。音声編集の主なものは、パソコンに取込んだ
音声加工用デジタルデータを、音声データモジュールの
音声記憶IC6が記憶できる音の長さに合うように、加
工することである。
【0022】音声編集用プログラムは、利用者に波形編
集ウィンドウを提供する。この波形編集ウィンドウによ
って利用者は、横軸を時間軸に縦軸を音量軸として、音
声加工用デジタルデータを画面上に波形として見ること
ができ、時間軸上の範囲を指定して音声加工用デジタル
データの不要部分を削除したり、時間軸上のある範囲の
音声加工用デジタルデータを切り取って任意の横軸上の
位置に貼り付ける操作等が、マウス等の入力装置を使っ
てドラッグアンドドロッブ感覚で行える。尚、時間軸、
音量軸は、補助線として表示されている。
【0023】また、音声編集用プログラムは、音声編集
に必要な各種設定を、一般的な用語でなされた選択形式
の設問に答えるだけで行える環境を提供する。例えば、
音声カードモジュールの発音器4又は音声カードモジュ
ール全体が中高音域と比較して低音域の再生が不十分で
あるとき、音声編集用プログラムが利用者に、音声加工
用デジタルデータで表現されている音声が男性音か女性
音かを問い合わせ、利用者がマウスなどの入力装置で、
男性音であると答えると、音声加工用デジタルデータの
中高音域の音量を自動的に大きくする。他方、女性音で
あると答えると、音声加工用デジタルデータに対して、
何もしない。逆に、音声カードモジュールの発音器4又
は音声カードモジュール全体が低音域と比較して中高音
域の再生が不十分であるときは、音声編集用プログラム
は、男性音には何もしないのに、女性音に対して低音域
の音量を自動的に大きくする。このように、利用者は一
般的な用語でなされた選択形式の設問に答えるだけで、
音声編集用プログラムは、発音器4や音声カードモジュ
ールの音響特性に合わせて、音声加工用デジタルデータ
を自動的に変更する。
【0024】更に、音声編集用プログラムは、利用者
に、既に用意してあるBGM、音声等の雛形を選択し
て、音声加工用デジタルデータと合成したりする環境も
提供している。
【0025】以上のような環境を提供しているので、初
心者でも容易に音声編集ができる。
【0026】音声ボードは、パソコンに装着される。そ
して、アナログの音声データを音声加工用デジタルデー
タに変化してパソコンに取り込む。さらに、音声編集後
の音声加工用デジタルデータを書込み用音声データに変
換してパソコンから音声書込み装置に送る。
【0027】従って、MD、DAT、CD、カセットテ
ープ等の記録媒体に記録されているアナログの音声デー
タを再生する装置から、そのアナログの音声データを受
け取る入力端子を有する。また、音声書込み装置に書込
み用音声データを送るための出力端子を有する。入力端
子は、ステレオ入力であるが、音声加工用デジタルデー
タはモノラルである。更に、一般のスピーカー出力用の
モノラル端子を有しても良い。
【0028】音声書込み装置は、差込口に差し込まれた
音声カードモジュールの音声記憶IC6に、音声書込み
端子部7を介して、書込み用音声データを記憶させる。
音声記憶IC6が音声データを記憶する時間は、その音
声データが表現する音声の長さにほぼ等しい。記憶させ
ている最中にエラーが発生すれば、警告を発生する。ま
た、記憶させた後、差込口から音声カードモジュールを
外すと、確認の意味で、音声カードモジュールに記憶さ
れた音声データを自動的に再生させる。
【0029】音声書込み装置は、以上の特徴を有してい
るので、初心者にも簡単に利用できるものとなってい
る。
【0030】音声書込み装置は、同時に2枚以上の音声
カードモジュールを書き込めるようにしても良い。ま
た、例えば、複数枚複数組(例えば、3枚2組)連続書
込みにしても良い。
【0031】シール印刷用プログラムは、パソコンで実
行され、スキャナー等の画像入力装置でパソコンに取込
まれた写真や絵等の画像データを、音声カードモジュー
ルに貼るシールが印刷できるように、画像編集する環境
を利用者に提供するものである。図5に示す音声カード
モジュールの表に貼るシール(以後、表シールと呼ぶ)
を、プリンターで印刷する。そして、芯部材に裏シート
が貼着していない音声カードモジュールの場合には、裏
に貼るシール(以後、裏シールと呼ぶ)も、印刷される
ようにしても良い。
【0032】表シールには、図5に示すように、パソコ
ンに取込まれた写真や絵などの画像以外に、音声カード
モジュールのスイッチ2の丁度上を覆う部分に黒丸とそ
の近傍にPUSHという文字が印刷され、スイッチ2の
位置が分かるようになっている。このような表シールを
簡便に印刷できるようにするためにシール印刷用プログ
ラムは、スイッチ2の位置を示す黒丸とPUSHという
文字を予めが描かれている図10のような雛形を用意
し、その雛形とパソコンに取込んだ写真や絵等の画像と
を合成する操作が行える環境を提供すれば良い。
【0033】シール印刷用プログラムは、パソコンに取
込んだ写真や絵等の画像を、表シール又は裏シールのサ
イズに合わせるために、特定の範囲を選択して切り取っ
たり、あるいは拡大縮小したりする操作が行える環境を
提供している。この特定の範囲を選択するための選択ツ
ールは、どのような範囲を選択できるのかが絵や文字で
直感的に把握できる。また、シール印刷用プログラム
は、背景やイラストをライブラリーとして用意してお
り、その中から好きのものを選んで、パソコンに取込ん
だ写真や絵等の画像と合成する操作ができる環境も提供
している。
【0034】以上の操作は、マウス等の入力装置によっ
てドラックアンドドロップ感覚で行える。また、操作を
間違えたとき、マウスをクリックするだけで、やり直す
ことができる。
【0035】シール印刷用プログラムは、以上のような
特徴を有しているので、初心者にも簡単に利用できるも
のとなっている。
【0036】3.音声カード供給方法 次に、音声カード供給システムを利用して音声カードを
供給する方法について、説明する。図11に、本発明の
音声カード供給システムが組み込まれ、音声カード供給
方法を実行するシステム(以後、音声カード供給方法実
行システムと呼ぶ)の構成図を示す。音声ボードは、パ
ソコン61に装着されている。補助記憶装置62は、プ
ログラムとデータを永続的に記録する。そして、音声編
集用プログラムとシール印刷用プログラムは、パソコン
61に付属する補助記憶装置62に記録されている。従
って、音声カード供給方法実行システムに組み込まれた
音声供給カードシステムは、補助記憶装置62と、音声
ボードと、音声書込み装置とから構成されるか、或い
は、これらに音声カードモジュールを加えたものからな
る。
【0037】図11において、アナログの音声データ再
生装置とは、MD、DAT、CD、カセットテープ等に
記録されたアナログの音声データを再生する装置であ
る。画像入力装置とは、スキャナーやデジタルカメラ
等、写真や絵等の画像を入力する装置である。
【0038】パソコン61の中央処理装置は、演算装
置、制御装置、主記憶装置等からなり、音声編集用プロ
グラム及びシール印刷用プログラムを実行し、パソコン
61の各部を制御し、一時的にデータを記憶する。パソ
コン61の入力装置は、マウスやキーボード等の入力装
置を意味する。パソコン61の表示装置は、CRTディ
スプレイや液晶ディスプレイ等の表示装置を意味する。
記録媒体読み取り装置は、音声編集用プログラム及びシ
ール印刷用プログラムを記録した記録媒体を読み取り、
それらのプログラムをパソコン61にインストールして
補助記憶装置62に記録するためのものである。
【0039】音声カード供給方法実行システムにおい
て、以下のような工程を経て、音声カードモジュールに
音声が記憶される。 アナログの音声データ再生装置よってMD、DAT、
CD、カセットテープ等に記録されたアナログの音声デ
ータを再生し、その音声データを音声ボードを通して音
声カード音声加工用デジタルデータに変換して、パソコ
ン61に取込む。 音声編集用プログラムを利用して、音声加工用デジタ
ルデータを編集する。 音声編集後の音声加工用デジタルデータを音声ボード
を通して書き込み用音声データに変換しパソコン61か
ら音声書込み装置に送る。 音声書込み装置によって書込み用デジタルデータを音
声カードモジュールに記憶される。
【0040】音声カード供給方法実行システムにおい
て、以下のような工程を経て、シール(表シール又は裏
シール)が印刷される。 画像入力装置によって、写真や絵等の画像を画像デー
タとしてパソコン61に取込む。 シール印刷用プログラムを利用して画像データを編集
する。 画像編集後の画像データが表現する画像が印刷された
シールをプリンタから出力する。
【0041】最後に、音声を記憶した音声カードモジュ
ールに、シールを貼って音声カードにする。
【0042】
【発明の効果】既に述べたように、音声カードモジュー
ルは、量産することにより、安価に供給することができ
る。また、音声カード供給システムは初心者でも簡単に
使うことができるので、音声カード供給システムを利用
した音声カード供給方法は、オペレーティングシステム
を使うことのできる人であれば特に訓練を受けなくても
実行できる。
【0043】従って、本発明は、結婚式場、オリジナル
Tシャツ販売会社、写真店、一般の小売店などに、音声
供給システムを導入することにより、一般の作業員が顧
客の個々の要望に応じて1枚単位で音声カードを作り安
価に販売することが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】音声発生部の表の図。
【図2】音声発生部の裏の図。
【図3】嵌合孔を成形した芯部材の表の図。
【図4】嵌合孔を成形した芯部材の断面図。
【図5】音声カードモジュールの表の図。
【図6】音声カードモジュールの断面図。
【図7】音声カードモジュールの裏の図。
【図8】凹部を設けた音声カードモジュールの表の図。
【図9】表シールの表の図。
【図10】表シールの雛形。
【図11】音声カード供給方法を実行するシステムの構
成図。
【符号の説明】
1…回路基板 2…スイッチ 3…薄型電池 4…発音器 5…アンプIC 6…音声記憶IC 7…音声書込み用端子部 20…芯部材 21…嵌合孔 22…嵌合孔深部 23…嵌合孔浅部 24…芯部材表面 25…芯部材表表面 26…凹部 41…スイッチの位置を示す印刷 44…裏シート部材 61…パソコン 62…補助記憶装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともスイッチ、音声記憶IC、薄型
    電池及び発音器を有し、それらを略平面状に配設した音
    声発生部と、 音声発生部が略嵌合する嵌合孔を有する芯部材からな
    り、 音声発生部が芯部材に略嵌合されていることを特徴とす
    る音声カードモジュール。
  2. 【請求項2】少なくともスイッチ、音声記憶IC、薄型
    電池及び発音器を有し、それらを略平面状に配設した音
    声発生部と、 音声発生部が略嵌合する嵌合孔を有する芯部材と、 芯部材の嵌合孔を有する面とは反対の面に貼着された裏
    シート部材とからなり、 裏シート部材に印刷が施され、 音声発生部が芯部材に略嵌合されていることを特徴とす
    る音声カードモジュール。
  3. 【請求項3】パソコンに装着される音声ボードと、音声
    書込み装置と、パソコンで実行される音声編集用プログ
    ラムを記録した記録媒体と、パソコンで実行されるシー
    ル印刷用プログラムを記録した記録媒体とを具備し、 音声編集用プログラムは、音声ボードを通してアナログ
    の音声データを音声加工用デジタル音声データに変換し
    てパソコンに取込み、その音声加工用デジタルデータの
    音声編集に利用され、 音声ボードは、アナログの音声データを音声加工用デジ
    タルデータに変換してパソコンに取込み、音声編集後の
    音声加工用デジタルデータを書込み用音声データに変換
    しパソコンから音声書込み装置に送り、 音声書込み装置は、書込み用音声データを請求項1又は
    2記載の音声カードモジュールに記憶させ、 シール印刷用プログラムは、パソコンに取込まれた画像
    データの画像編集に利用され、画像編集後の画像データ
    が表現する画像が印刷されたシールであって書込み用音
    声データを記憶させた音声カードモジュールに貼るもの
    をプリンタに出力させる、 ことを特徴とする音声カード供給システム。
  4. 【請求項4】請求項1又は2記載の音声カードモジュー
    ルと、パソコンに装着される音声ボードと、音声書込み
    装置と、パソコンで実行される音声編集用プログラムを
    記録した記録媒体と、パソコンで実行されるシール印刷
    用プログラムを記録した記録媒体とを具備し、 音声編集用プログラムは、音声ボードを通してアナログ
    の音声データを音声加工用デジタルデータに変換してパ
    ソコンに取込み、その音声加工用デジタルデータの音声
    編集に利用され、 音声ボードは、アナログの音声データを音声加工用デジ
    タルデータに変換してパソコンに取込み、音声編集後の
    音声加工用デジタルデータを書込み用音声データに変換
    しパソコンから音声書込み装置に送り、 音声書込み装置は、書込み用音声データを音声カードモ
    ジュールに記憶させ、 シール印刷用プログラムは、パソコンに取込まれた画像
    データの画像編集に利用され、画像編集後の画像データ
    が表現する画像が印刷されたシールであって音声カード
    モジュールに貼るものをプリンタに出力させる、 ことを特徴とする音声カード供給システム。
  5. 【請求項5】請求項3又は4記載の音声カード供給シス
    テムを利用する音声カード供給方法であって、 アナログの音声データを音声ボードを通して音声加工用
    デジタルデータに変換してパソコンに取込む工程と、 パソコンで音声編集用プログラムを利用して音声加工用
    デジタルデータを編集する工程と、 音声編集後の音声加工用デジタルデータを音声ボードを
    通して書込み用音声データに変換しパソコンから音声書
    込み装置に送る工程と、 音声書込み装置によって書込み用デジタルデータを請求
    項1又は2記載の音声カードモジュールに記憶させる工
    程と、 画像を画像データとしてパソコンに取込む工程と、 パソコンでシール印刷用プログラムを利用して画像デー
    タを編集する工程と、 画像編集後の画像データが表現する画像が印刷されたシ
    ールをプリンタから出力する工程と、 出力されたシールを書込み用音声データを記憶させた音
    声カードモジュールに貼る工程と、 を含むことを特徴とする音声カード供給方法。
JP11079529A 1999-03-24 1999-03-24 音声カードモジュール及び音声カード供給システム並びに方法 Pending JP2000276184A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006137033A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Toppan Forms Co Ltd 音声メッセージ伝達シート
US8438027B2 (en) 2005-05-27 2013-05-07 Panasonic Corporation Updating standard patterns of words in a voice recognition dictionary

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