JP2000275498A - 光学装置のレンズ駆動用カム溝構造 - Google Patents

光学装置のレンズ駆動用カム溝構造

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JP2000275498A
JP2000275498A JP11085446A JP8544699A JP2000275498A JP 2000275498 A JP2000275498 A JP 2000275498A JP 11085446 A JP11085446 A JP 11085446A JP 8544699 A JP8544699 A JP 8544699A JP 2000275498 A JP2000275498 A JP 2000275498A
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lens
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cam grooves
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JP11085446A
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Eiichi Kabe
栄一 加辺
Mitsufumi Misawa
充史 三沢
Shigeru Kondo
茂 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鏡筒内面に形成されたカム溝に案内させて、
レンズに連繋させたカムピンを移動させるレンズ駆動用
の該カム溝構造で、非撮影領域におけるカム溝の深さと
幅員とを撮影領域におけるものよりも大きくして、撮影
領域においてカム溝とカムピンとの間にガタを生じない
ようにすること。 【解決手段】 カム溝1、2の非撮影領域部分に対応し
たカム溝1b、2bの深さと幅員とを、撮影領域部分に対応
したカム溝1a、2aのものよりも大きくし、このカム溝
1、2に案内される入力ピン25、26の突出長さを撮影領
域部分に対応したカム溝1a、2aに対して調整する。した
がって、撮影領域部分に対応したカム溝1a、2aと入力ピ
ン25、26との間のガタを極力なくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カメラの撮影レ
ンズなどをその光軸方向に進退させるために鏡筒に形成
されるカム溝の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ズームレンズ装置はレンズを光
軸方向に進退させることにより焦点距離を連続的に変化
させる装置であるが、このレンズの移動機構にカム機構
が用いられているものがある。代表的な機構構造として
は、回転することのない固定鏡筒とこの固定鏡筒に対し
て回動する回動鏡筒との二重構造とし、内側に位置する
鏡筒にカム孔を形成し、外側に位置する鏡筒に有底のカ
ム溝を形成し、レンズを保持したレンズ枠にカムピンを
植設し、このカムピンをカム孔を挿通させて先端部をカ
ム溝に挿入させたものがある。すなわち、回動鏡筒を固
定鏡筒に対して回動させると、カムピンがカム孔とカム
溝とのいずれからも案内されて進退の際の移動量が調整
されるから、これらカム孔及びカム溝のカム曲線を適宜
な形状にすることによりレンズを連続して所定の移動量
で移動させることができる。そして、複数のレンズをこ
のカム構造によって光学的機能を保持させながらそれぞ
れ移動させれば、ズーム動作を行わせることができる。
【0003】この種のカム構造に関して、従来技術とし
ては、例えば特開平7−191252号公報に記載され
たカメラで開示されているカム構造や、特開平9−90
454号公報に記載された沈胴レンズ装置で開示されて
いるカム構造、特開平9−203842号公報に記載さ
れたレンズ鏡筒で開示されているカム構造などがある。
これらの公報に記載されたカム構造は、カム溝の形成の
ための成形加工の際に型抜きを円滑に行えるように、ま
た設計の際の自由度を増大させるために、カム溝の幅員
を異ならせるようにしたもので、特に撮影領域でカムピ
ンを高精度に案内できるように狭くし、沈胴領域など非
撮影領域では広くした形状が開示されている。
【0004】ところで、カム溝の形状を高精度に加工す
ればカムピンを円滑に案内できるが、高精度に加工する
場合には加工コストが増大する。このため、コストに見
合った加工が行われ、カム溝の形状、特に深さにバラツ
キが生じる。このバラツキがあっても円滑にカムピンが
案内されるように、カムピンの突出長さを調整すること
ができるようにしてあり、この調整によってカム溝の深
さが最も小さい位置に対応させて突出長さを調整する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、沈胴式
ズームレンズ装置などのように非撮影領域を有する場合
には、非撮影領域におけるカム溝と撮影領域におけるカ
ム溝を同時に成形加工を行うことにより、次のように問
題が生じる。カム溝を加工した際に、その深さが最も小
さい部分が非撮影領域に生じた場合には、カムピンの突
出長さはこの非撮影領域における深さに対応して調整さ
れる。このため、撮影領域においては、カム溝とカムピ
ンとの間隙が大きくなり、カムピンがカム溝に案内され
て移動する際に、ガタが生じるおそれがある。撮影領域
におけるカムピンとカム溝との間のガタはカムピンのカ
ム溝に対する停止位置を変化させてしまうおそれがあ
り、停止位置が変化した場合にはこのズームレンズ装置
を搭載したカメラで撮影した画像が不鮮明となってしま
うおそれがある。
【0006】そこで、この発明は、カムピンの突出長さ
を撮影領域におけるカム溝に対応させて行うことができ
て、撮影領域においてカムピンとカム溝との間のガタを
極力なくして確実なズーム動作を行うことができるよう
にしたズームレンズ装置のレンズ駆動用カム溝構造を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係る光学装置のレン
ズ駆動用カム溝構造は、少なくとも二重に組み合わせた
鏡筒の内側の鏡筒にカム孔を、外側の鏡筒にカム溝を形
成し、上記カム孔を貫通させ、上記カム溝に先端部を挿
入させたカムピンを備えたレンズ枠を、一方の鏡筒を他
方の鏡筒に対して回動させることにより、光軸方向に進
退させる光学装置において、前記カム溝の一部であって
この光学装置の非撮影領域にあるレンズ枠と連繋する部
分を、撮影領域にあるレンズ枠と連繋する部分よりも、
深さを大きくしたことを特徴としている。
【0008】非撮影領域に対応した部分のカム溝の深さ
を、撮影領域に対応した部分のカム溝よりも大きくして
ある。そして、このカム溝を成形する際には、非撮影領
域のカム溝を、光学的機能の保証を考慮せずに加工す
る。したがって、カムピンの突出長さは撮影領域におけ
るカム溝に対応させて調整することができ、撮影領域に
おけるカム溝とカムピンとの間のガタをなくすことがで
きる。このため、レンズの駆動を確実に行えこのレンズ
装置を搭載したカメラによる撮影画像が不鮮明となるこ
とが極力防止される。
【0009】また、請求項2の発明に係るレンズ駆動用
カム溝構造は、前記カム溝の一部であって前記非撮影領
域にあるレンズ枠と連繋する部分を、撮影領域にあるレ
ンズ枠と連繋する部分よりも、深さと共に幅員も大きく
したことを特徴としている。
【0010】すなわち、前記非撮影領域に対応した部分
のカム溝の深さと幅員とを、撮影領域に対応した部分の
カム溝よりも大きくしてある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施の形
態に基づいて、この発明に係る光学装置のレンズ駆動用
カム溝構造を具体的に説明する。なお、この光学装置と
してズームレンズ装置を例示し、まず、このレンズ駆動
用カム溝構造を備えたズームレンズ装置が搭載されたカ
メラの構造について説明する。
【0012】図4ないし図6はこのレンズ駆動用カム構
造を備えたカメラの構造を示す図で、このレンズ駆動用
カム構造によって変倍系レンズを進退させるようにして
ある。このカメラは、第1群レンズ21と第2群レンズ2
2、第3群レンズ23とを備えており、第1群レンズ21と
第2群レンズ22とを光軸方向に所定の光学的関係を保持
させて変倍動作する。第3群レンズ23は、変倍動作時に
は第2群レンズ22に伴われて進退し、合焦動作時には第
2群レンズ22に対して光軸方向に進退するようにしてあ
る。すなわち、この第1群レンズ21と第2群レンズ22と
をこの発明に係るレンズ駆動用カム構造によって駆動す
るようにしてある。
【0013】前記各群レンズ21、22、23はほぼ円筒形の
固定鏡筒24の内部に収容されている。第1群レンズ21は
第1レンズ枠24に保持されている。この第1レンズ枠21
a の外周部には後方を指向して伸長させた入力腕部21b
が設けられており、この入力腕部21b の適宜位置には外
方を指向させたカムピンである入力ピン25が突設されて
いる。なお、入力ピン25は入力腕部21b に植設したピン
に回動自在にローラを支持させて構成されている。第2
群レンズ22は第2群レンズ21の後方に配されており、第
2レンズ枠22a に保持されている。この第2レンズ枠22
a の外周部には後方を指向して伸長させた入力腕部22b
が設けられており、この入力腕部22b の適宜位置には外
方を指向させたカムピンである入力ピン26が突設されて
いる。なお、入力ピン26は入力腕部22b に植設したピン
に回動自在にローラを支持させて構成されている。そし
て、これら入力ピン25、26は固定鏡筒24に光軸方向を長
手方向とした長孔によって形成された直線カム孔24a を
挿通させて、固定鏡筒24の外周面からさらに外方に突出
させてある。
【0014】固定鏡筒24はカメラ本体の基礎板20に取り
付けられており、先端部に外方を指向したフランジ部24
b が形成されている。そして、このフランジ部24b と基
礎板20とに挟まれて、回動鏡筒27が固定鏡筒24に対して
回動自在に設けられている。この回動鏡筒27の内側面に
は適宜形状のカム曲線を備えた第1カム溝1と第2カム
溝2とが形成されており、第1群レンズ21に連繋した入
力ピン25の先端部は第1カム溝1に挿入され、第2群レ
ンズ22に連繋した入力ピン26の先端部は第2カム溝2に
挿入されている。回動鏡筒27の外側後端部には駆動ギア
部28が設けられており、図4に示すように、変倍駆動モ
ータ29の出力回転が適宜なギヤ列30を介してこの駆動ギ
ヤ部28に伝達される。
【0015】前記第2レンズ枠22a にはモータ用ブラケ
ット8が取り付けられて、このモータ用ブラケット8に
合焦駆動用モータ9が取り付けられている。また、第2
レンズ枠22a には、光軸と平行な方向を長手方向とした
ガイドロッド5a、5bが支持されている。前記合焦駆動用
モータ9の駆動軸10が、前記第3レンズ枠23a に設けら
れたコマホルダ6を挿通し、該コマホルダ6に連繋コマ
11が該コマホルダ6から脱落しないように組み込まれ
て、該連繋コマ11の内側面に形成された雌ネジ部が上記
駆動軸10の雄ネジ部と螺合している。また、前記ガイド
ロッド5bは第3レンズ枠23a に設けられたガイド部7に
挿通させてあり、ガイドロッド5aは第3レンズ枠23a に
フォーク状に形成されたフォーク部(図示せず)に挿通
させてある。
【0016】図1は、前記第1カム溝1と第2カム溝2
を示す回動鏡筒27の展開図である。なお、第1カム溝1
と第2カム溝2とはいずれも3本ずつ形成されており、
前記入力ピン25と入力ピン26とは第1レンズ枠21と第2
レンズ枠22とのそれぞれに3ヵ所づつ設けられている。
また、図1上斜線を施した部分が前記各レンズ群21、22
が撮影領域にある位置に対応した撮影領域部分のカム溝
1a、2aであり、斜線を施していない部分が前記各レンズ
群21、22が非撮影領域にある位置に対応した非撮影領域
部分のカム溝1b、2bである。また、図2は撮影領域部分
におけるカム溝1a、2aを示し、図3は非撮影領域部分に
おけるカム溝1b、2bを示している。図2に示すように、
撮影領域部分におけるカム溝1a、2aは、入力ピン25、26
の形状に対してほぼ等しい大きさとなる形状としてあ
る。すなわち、入力ピン25、26の先端面がカム溝1a、2a
の底面にほぼ一致し、入力ピン25、26の幅員とカム溝1
a、2aの幅員とがほぼ一致している。他方、非撮影領域
部分におけるカム溝1b、2bは、図3に示すように、入力
ピン25、26の形状に対して適宜に大きな寸法となる形状
としてある。すなわち、非撮影領域部分ではカム溝1b、
2bの深さを入力ピン25、26の突出長さよりも大きくして
入力ピン25、26の先端面とカム溝1b、2bの底面との間に
間隙が形成され、カム溝1b、2bの幅員を入力ピン25、26
の幅員よりも大きくしてカム溝1b、2bの壁面と入力ピン
25、26の周面との間に間隙が形成されている。したがっ
て、撮影領域部分におけるカム溝1a、2aでは入力ピン2
5、26との間にガタのない形状に形成され、非撮影領域
部分におけるカム溝1b、2bでは入力ピン25、26との間に
ガタが形成される形状としてある。そして、入力ピン2
5、26の突出長さの調整は、撮影領域部分に対応したカ
ム溝1a、2aにおける最も浅い部分に対して行われる。こ
のため、カム溝1b、2bはその深さがカム溝1a、1bの深さ
よりも大きく形成されていれば充分であるが、その幅員
も大きく形成すれば、カム溝1、2の加工作業などにと
って好ましい。
【0017】以上により構成されたこの発明に係る光学
装置のレンズ駆動用カム溝構造の実施形態について、そ
の作用を以下に説明する。
【0018】図4はカメラを撮影に供しない沈胴状態に
ある場合を示しており、第1群レンズ21と第2群レンズ
22、第3群レンズ23ともに最後部まで後退した状態にあ
る。この状態では、入力ピン25及び入力ピン26は、図1
において、カム溝1、2の非撮影領域部分に対応したカ
ム溝1b、2bの左端部近傍に位置している。そして、この
状態で、前記変倍駆動モータ29が作動してその出力回転
が駆動ギヤ部28に伝達されると、回動鏡筒27が固定鏡筒
24に対して回動する。回動鏡筒24に形成されたカム溝
1、2には、固定鏡筒24の直線カム孔24a を貫通した入
力ピン25、26が挿入されているから、入力ピン25は第1
カム溝1に、入力ピン26は第2カム溝2にそれぞれ移動
量が案内され、光軸方向に移動する。このため、入力ピ
ン25が連繋した第1群レンズ21と入力ピン26が連繋した
第2群レンズ22とは異なる移動量で、図1において右方
向に移動する。そして、適宜量移動すると、入力ピン2
5、26はそれぞれ撮影領域部分に対応したカム溝1a、2a
の左端部に位置し、以後は撮影領域部分に対応したカム
溝1a、2aに案内されて移動する。撮影領域部分に対応し
たカム溝1a、2aに案内されて移動する場合には、入力ピ
ン25、26とカム溝1a、2aとの間のガタが殆ど無いから、
撮影光学系は所定の光学的関係が保持されながら移動
し、図5に示す望遠位置と図6に示す広角位置との間で
変倍動作が行われる。なお、撮影領域部分に対応したカ
ム溝1a、2aと非撮影領域部分に対応したカム溝1b、2bの
連結部分は、入力ピン25、26が円滑に移動できるように
適宜なテーパ面などに形成されている。
【0019】また、第3群レンズ23は、ブラケット8や
ガイドロッド5a、5bが第2群レンズ22の第2レンズ枠22
a に取り付けられているから、第2群レンズ22に伴われ
て移動する。そして、合焦動作が行われる場合には、図
示しない測距装置によって得られた被写体までの距離情
報に基づいて前記駆動用モータ9が作動して駆動軸10を
回動させる。この駆動軸10には雄ネジ部が形成され、こ
の雄ネジ部に連繋コマ11の雌ネジ部が螺合しているか
ら、駆動軸10の回動によって連繋コマ11が該駆動軸10に
沿って光軸と平行な方向に移動する。そして、この第3
群レンズ23の移動によって撮影光学系が合焦することに
なる。なお、駆動軸10の回転方向に応じて連繋コマ11の
移動方向が変更され、第3群レンズ23を進退させること
ができる。また、各レンズ群21、22、23が沈胴状態にあ
る場合には、図4に示すように、第3群レンズ23は第2
群レンズ22に接近した位置まで移動させて、光軸方向の
全体の長さを短くしてカメラの薄型化を図っている。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るズ
ームレンズ装置のレンズ駆動用カム溝構造によれば、非
撮影領域のカム溝の深さを撮影領域のカム溝に対して大
きくしたから、このカム溝の深さの最も小さい部分は撮
影領域に存することになり、このカム溝によって案内さ
れるカムピンの突出長さは撮影領域におけるカム溝の深
さによって調整される。したがって、撮影領域部分のカ
ム溝とカムピンとの間のガタを極力なくすことができ
る。しかも、非撮影領域のカム溝には加工精度を要求さ
れないから、不必要な寸法規制がなくなり、生産性を向
上させることができる。
【0021】このため、撮影に供する部分におけるレン
ズの移動を確実にこのカム構造によって案内することが
でき、撮影光学系を光学的関係を確実に保持させて移動
させることができ、撮影画像が不鮮明になったりするこ
とが極力防止される。
【0022】また、請求項2の発明に係る光学装置のレ
ンズ駆動用カム溝構造によれば、非撮影領域のカム溝の
幅員も撮影領域のカム溝の幅員よりも大きくしたから、
カム溝をより簡便に加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光学装置のレンズ駆動用カム構
造の概略を示す分解斜視図である。
【図2】この発明に係るレンズ駆動用カム構造であっ
て、撮影領域における部分を示す断面図で、カムピンを
併記して示してある。
【図3】この発明に係るレンズ駆動用カム構造であっ
て、非撮影領域における部分を示す断面図で、カムピン
を併記して示してある。
【図4】この発明に係るレンズ駆動用カム構造を搭載し
たカメラの概略の縦断面図で、撮影光学系が沈胴位置に
ある状態を示している。
【図5】この発明に係るレンズ駆動用カム構造を搭載し
たカメラの概略の縦断面図で、撮影光学系が望遠位置に
ある状態を示している。
【図6】この発明に係るレンズ駆動用カム構造を搭載し
たカメラの概略の縦断面図で、撮影光学系が広角位置に
ある状態を示している。
【符号の説明】
1 第1カム溝 1a 撮影領域に対応した部分のカム溝 1b 非撮影領域に対応した部分のカム溝 2 第2カム溝 2a 撮影領域に対応した部分のカム溝 2b 非撮影領域に対応した部分のカム溝 10 駆動軸 11 連繋コマ 20 基礎板 21 第1群レンズ 22 第2群レンズ 23 第3群レンズ 24 固定鏡筒 25 入力ピン(カムピン) 26 入力ピン(カムピン) 27 回動鏡筒 28 駆動ギヤ部 29 変倍駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三沢 充史 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 近藤 茂 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H044 BD08 BD09 BD16 BD19 BE02 BF02 BF03 BF09 DA01 DA02 DB02 DD02 DD03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二重に組み合わせた鏡筒の内
    側の鏡筒にカム孔を、外側の鏡筒にカム溝を形成し、上
    記カム孔を貫通させ、上記カム溝に先端部を挿入させた
    カムピンを備えたレンズ枠を、一方の鏡筒を他方の鏡筒
    に対して回動させることにより、光軸方向に進退させる
    光学装置において、 前記カム溝の一部であってこの光学装置の非撮影領域に
    あるレンズ枠と連繋する部分を、撮影領域にあるレンズ
    枠と連繋する部分よりも、深さを大きくしたことを特徴
    とするレンズ駆動用カム溝構造。
  2. 【請求項2】 前記カム溝の一部であって前記非撮影領
    域にあるレンズ枠と連繋する部分を、撮影領域にあるレ
    ンズ枠と連繋する部分よりも、幅員を大きくしたことを
    特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動用カム溝構造。
JP11085446A 1999-03-29 1999-03-29 光学装置のレンズ駆動用カム溝構造 Withdrawn JP2000275498A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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