JP2000275459A - プレーナ光ウェーブガイドおよびガラスの屈折率を空間的にかつ選択的に高くする方法 - Google Patents

プレーナ光ウェーブガイドおよびガラスの屈折率を空間的にかつ選択的に高くする方法

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JP2000275459A JP11291934A JP29193499A JP2000275459A JP 2000275459 A JP2000275459 A JP 2000275459A JP 11291934 A JP11291934 A JP 11291934A JP 29193499 A JP29193499 A JP 29193499A JP 2000275459 A JP2000275459 A JP 2000275459A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光性を高くする処置を講じずに、ガラス、
特にプレーナウェーブガイドの屈折率を高くする方法を
提供する。 【解決手段】 加水分解のガラス初期生成物をベース上
に火炎堆積法により堆積させ、その後ガラス初期生成物
を焼結させることによって生成されたガラス層の屈折率
を、空間的にかつ選択的に高くするための本発明による
方法では、感光性を高める処置を講じない。その代わり
に、ガラスの屈折率を高くするべきところに熱を供給す
る。その結果、焼結されたガラスの密度が高まり、屈折
率の増大を伴うことが判明した。このように処理された
領域の化学組成は、未処理の領域の化学組成と同じであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1のプリア
ンブルに記載のプレーナ光ウェーブガイド、および請求
項5のプリアンブルに記載のガラスの屈折率を空間的に
かつ選択的に高くする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】規定される種類のプレーナ光ウェーブガ
イドは、G.D.Maxwellの文献「Photosensitivity & Rare
-Earth Doping in Flame Hydrolysis Deposited Planar
Silica Waveguides」、 Proceedings of the Internat
ional Society for Optical Engineering(SPIE)、 26
95巻、 p.16-29から知られている。使用されるガラスの
感光性が適当な処置によって高くされるというのが、そ
こに記述されている全てのガラスウェーブガイドに共通
の特徴である。感光性とは、適当な波長の光による照射
に反応して、より大きいまたはより小さい持続時間の屈
折率が変化する材料の性質を言う。この効果を利用し
て、紫外線による局部的に限定された照射によって、隣
接の領域に比べて高くなった屈折率を有する領域が、光
ウェーブガイド内に形成される。これらの領域を適切に
配置することによって、例えば、ブラッグ格子(Bragg
grating)を、プレーナ光ウェーブガイド内に形成する
ことができる。ブラッグ格子は、光波長多重化の原則に
基づく伝送装置で重要な役割を果たす。
【0003】光ウェーブガイドを作成するのに使われる
ケイ酸塩ガラスは、極端に低い固有の感光性を有する。
したがって、特別な処理をしないならば、ガラスを紫外
線レーザで露光しても、非常にわずかな屈折率の変化し
か得られない。G.D.Maxwellの前述の文献は、それによ
り感光性を高くすることができるいくつかの処置を詳述
している。
【0004】1つの処置は、焼結中に、ガラスを還元雰
囲気に曝すことにある。しかしながら、これは、光伝送
技術で通常使われる波長では、焼結されたガラス中での
光の損失を増加させるという結果をもたらす。やはり光
ファイバーに使用されるもう1つの処置の場合には、ガ
ラスを高圧の水素雰囲気に曝す。このプロセスは「水素
チャージング(hydrogen charging)」とも呼ばれ、数
日におよぶ。その上、それによって達成できる感光性は
比較的高いが、あまり永続性がない。したがって、照射
によって誘導できる屈折率の変化も永続性がない。その
ため、このようにして生成される光学成分は、繰り返し
紫外線照射することによって、より頻繁に調整し直され
なければならない。「火炎ブラシング」として知られる
別の知られている処置の場合には、ガラスを高温の酸水
素炎で処理する。火炎中に水素が過剰だと、水素チャー
ジングの場合に起こる反応に匹敵する反応が生じると推
定される。関連する詳細は、例えば、S. Gujrathiの文
献「Photosensitivity in Phosphorous-Doped Silica G
lass and Optical Waveguides」Appl. Phys. Lett.65
(4)、1994年7月25日に記述されている。しか
し、水素チャージングの場合と同様に、この場合もまた
高められた感光性はあまり永続性がない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、感光性を高くするための処置に関して上記の欠
点を持たない規定された種類のプレーナ光ウェーブガイ
ドを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるプレーナ光
ウェーブガイドは、請求項1に記載の特徴を含んでい
る。本発明は、加水分解の(hydrolytic)ガラス初期生
成物を、焼結後に熱を供給することによって、その化学
的組成に何の変化も起すことなしに、再度密度を高める
(redensified)ことができるという認識に基づいてい
る。密度の高い領域は、他の領域より高い屈折率を有す
る。屈折率の達成可能な変化Δnは、約1.5×10
−3である。この効果は感光性の原則に基づいていない
ので、熱が供給された時に化学反応は起きない。しか
し、特に本発明による方法は、上記に説明した知られて
いる1つの処置による顕著な感光性を達成する必要はな
い。したがって、本発明による方法によって生成された
プレーナ光ウェーブガイドは、これらの処置に伴う欠
点、例えば、光損失が高いあるいは屈折率の変化の永続
性が乏しいという欠点も持たない。
【0007】本発明は、全ての層がガラスから成る純粋
なガラスのウェーブガイド、および全ての層がガラスか
ら成っているとは限らない光ウェーブガイドの両方に適
用することができる。JP−A−04238305は、
例えば、頂部の層の1部が熱−光特性(thermo-optical
properties)を有するポリマーによって形成されたプ
レーナ光ウェーブガイドを開示している。ここおよび下
記で、「層」はまた、平面の凝集力のある層を構造化す
ることによって形成された構成と解釈すべきである。し
たがって、請求項2によれば、屈折率が高められた領域
を有するガラス層は、構造化されたコア層、例えば、ほ
ぼ四角形の断面のクロスメンバーによる光を伝導するプ
レーナ構成から成ることも可能である。
【0008】屈折率の変化を選択的に生じさせる場合に
は必ず、本発明を効果的に利用することができる。干渉
計構成(マッハ−ツェンダー干渉計、またはいわゆるア
レイウェーブガイド格子(AWG))では、例えば、光
学位相位置は屈折率の局部的変化によって精密に調整さ
れる。これまで、そのような精密な調整は、紫外線照射
(紫外線トリミング)によって実施されていた。
【0009】本発明は、集積されたブラッグ格子を持つ
光ウェーブガイドに特に有利に適用することができる。
これは、例えば、赤外線レーザのビームを、位相マスク
を通して光ウェーブガイド上に当てることによって形成
される。この場合、ウェーブガイドの屈折率プロフィル
は、その位相マスクによって生じた回折パターンに対応
する。集積されたブラッグ格子を持つ知られている光ウ
ェーブガイドとは対照的に、この場合は屈折率のプロフ
ァイルは永続性があり、したがって時間が経過しても、
反射特性の悪化は起こらない。
【0010】ガラス初期生成物が、加水分解から作られ
たものでなく酸化物から作られたものである場合、上記
の密度を高める効果は生じないことも判明している。こ
の種類の酸化物の(oxidic)ガラス初期生成物を焼結し
た場合、形成されるガラスの密度は、もはや熱処理によ
ってガラスの密度を再び高めることはできないほどであ
る。したがって、加水分解のガラス初期生成物から生成
されるコア層が、酸化物のガラス初期生成物から生成さ
れたガラス層で囲まれている場合、熱効果によって生じ
る屈折率の変化は、ウェーブガイドのコア領域だけに限
定される可能性がある。というのは、再度密度を高める
ことが発生するのは、ここだけだからである。
【0011】請求項5から8は、ガラス層、特に請求項
1から4のうちの一項に記載のプレーナ光ウェーブガイ
ドのガラス層の屈折率を空間的にかつ選択的に高める方
法に関する。請求項6によれば、熱はレーザによって供
給することが好ましい。というのは、レーザビームのコ
リメーションによって熱供給の高い空間的精度が保証さ
れるからである。知られている方法で使用される紫外線
レーザのように、長波の動作波長をもつレーザ(赤外線
レーザ)を使用すると、ガラスの温度上昇がほんのわず
かとなるので好ましい。
【0012】請求項8による例示的実施形態では、コア
は、コア層を構造化することによってではなく、局部的
に熱を供給することによって規定される。したがって、
コアはある種のスクライビングプロセスで、コア層中に
「焼き付け」られる。これは、コアを構造化するプロセ
ス段階が不要である。
【0013】以下に、本発明を例示的実施形態の形で図
面を参照して詳細に説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の原理の説明において、図
1はガラス層(GS)がその上に構成された担体SUB
を示している。担体は、例えば、シリコン結晶またはセ
ラミックから成ることができる。まず、ガラス初期生成
物を、火炎堆積法(FHD)によって担体上に堆積させ
ることにより、ガラス層GSを生成させる。その際に、
バーナの火炎中のガス混合物は、堆積したガラス初期生
成物(スート)が、加水分解の性質を有するように選択
する。これは、火炎中の水素と酸素の比を約4:6.5
とすることによって達成することができる。次いで、ま
だ多孔性堆積物の形であるガラス初期生成物を炉の中で
焼結させて、均一なガラスを生成させる。このプロセス
の詳細は、例えばEP−B1−0545432から得る
ことができる。
【0015】本発明によれば、熱は熱源からガラス層の
屈折率を高くしなければならない領域B1に供給され
る。図1では、この熱源はレーザLASの形をとる。レ
ーザの放出波長は、長波の範囲(赤外)にあるはずであ
る。というのは、この場合、火炎堆積法によって生成可
能なガラスは、通常特に吸収性が強いからである。現在
利用可能な炭酸ガスレーザが特に適している。エキシマ
レーザなどの紫外線レーザは、吸収が比較的低いため
に、ガラスの温度上昇がほんのわずかしか達成できない
ので、余り適切ではない。ただし、他の熱源、例えばソ
ルダリングランプも原則的には使用可能である。しか
し、レーザの使用は、ビームのコリメーションにより熱
供給の高い空間精度が保証されるという利点がある。
【0016】図1で、2本の矢印は、レーザLASとガ
ラス層が相対的に移動できることを示している。レーザ
LASから発生するビームLSは、屈折率を高めるべき
領域B1を通過するように案内される。このとき、領域
B1が十分に加熱されるように、相対運動の速度を選択
しなければならない。この領域の温度が短時間(数秒か
らほぼ1分)で約1300℃に上昇する場合、約1.5
×10−3の屈折率の増加Δnが達成できることが判明
している。達成可能な密度変化は約3%に達する。加熱
により何の添加物も導入されないので、この領域の化学
組成には変化は生じない。したがって、隣接する領域A
Bと領域B1の密度は異なるが、両者は同じ化学組成を
有する。
【0017】ガラス層GSに対するレーザLASの非常
に正確に案内された相対移動代わりに、ガラス層の上に
マスクを配置することも可能である。この場合、マスク
を越えて比較的不精密にレーザLASを案内しても十分
である。この場合、領域B1の境界を規定できる精度
は、もはやビームの誘導に依存せず、マスクの正確さに
依存する。
【0018】図2は、本発明の別の例示的な実施形態を
示している。ここに示されているのは、プレーナ光ウェ
ーブガイドがその上に配置されている担体SUBであ
る。屈折率が高くなった少なくとも1つの領域を含んで
いるガラス層は、この場合、プレーナ光ウェーブガイド
のコア層KSである。波の誘導を容易にするために、コ
ア層KSは、基板側の緩衝層PSと他方の側の頂部層D
Sによって囲まれている。コア層KSは、コア層の屈折
率を高くする添加剤でドープされている。コア層KSと
それを囲んでいる層PSおよびDSとの間の境界面の屈
折率が異なるため、コア層内で結合された光入力は、こ
れらの境界面で全反射され、それによってコア層内に誘
導される。コア層は、フィルム状ウェーブガイドまたは
ストリップ状ウェーブガイドの形をとることができる。
後者の場合、コア層は構造化しなければならないが、そ
れについては、ここで詳細には論じない。関連プロセス
は当分野の技術者にはよく知られているからである。
【0019】光ウェーブガイド内にブラッグ格子を作成
するために、頂部層DSの上に位相マスクPMが配置さ
れ、赤外線レーザ(図示せず)でこれを上から照射す
る。位相マスクの回折格子は、光ウェーブガイドに向い
ている側に回折パターンを生じさせる。回折パターンの
ノードで温度の上昇が起こり、局部的にガラスの密度を
高めることになり、したがって屈折率が増加する。この
ようにして、ブラッグ波長に対して非常に高い反射率を
有するブラッグ格子BGを光ウェーブガイドに作成する
ことができる。位相マスクを介して感光性ガラス上に紫
外線レーザを当てる知られている方法とは対照的に、こ
の反射率は時間の経過につれて減少しない。
【0020】屈折率の変化をコア層KSに制限するため
に、周囲のガラス層PSおよびDSを、コア層KSとは
多少異なるように作成することができる。上述のよう
に、後でコア層が焼結によってそれから生成されるガラ
ス初期生成物は、加水分解の性質を有する。初期生成物
の堆積時に、一般に次の反応が起こる。
【0021】O+2H→2HO+熱 SiCl+4HO→Si(OH)(ガラス初期生
成物)+4HCl 逆に、火炎中の水素と酸素の比をほぼ1:1に選択した
場合、次の反応が優勢となる。
【0022】O+2H→2HO+熱 SiCl+O→SiO(ガラス初期生成物)+2
Cl この場合、ガラス初期生成物は酸化物の性質を有する。
焼結後に、この種類の酸化物のガラス初期生成物の密度
はすでに非常に高いので、熱を供給することにより再度
密度を高めることはできない。緩衝層PSおよび頂部層
DSが前記に記述した方法によって作成される場合、3
つの層PS、KSおよびDS全てに熱が同時に作用し
て、コア層においてのみ屈折率が増加することになる。
【0023】この効果を利用してウェーブガイドのコア
を、構造化されていないコア層中に「書き込む」ことも
できる。図3は、担体SUB上に配置された光ウェーブ
ガイドの構造を三次元図で示している。この構造は、頂
部層DS、構造化されていないコア層KS、および緩衝
層PSを含んでいる。コア層KSは、加水分解のガラス
初期生成物から作成され、緩衝層PSと頂部層DSは酸
化物のガラス初期生成物から作成されている。このとき
熱が上から、例えばレーザLASによって供給される場
合、全ての層で温度上昇が起こるが、密度が高くなるの
はコア層KSだけである。というのは、他の2つの層は
酸化物のガラス初期生成物から作られ、したがってもは
や再度密度を高められないからである。このようにし
て、例えば頂部層DSの表面を横切って、レーザLAS
を精密に移動させることにより、ウェーブガイドのコア
WLKをコア層中に書き込むことができる。したがっ
て、この場合、この領域に隣接する領域に比べて屈折率
が局部的に高められる領域は、そのウェーブガイドのコ
アWLKである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の簡単な例示的実施形態の説明において
担体上に配置されたガラス層の三次元図である。
【図2】ブラッグ格子がその上に印刻されている、本発
明によるプレーナ光ウェーブガイドの断面図である。
【図3】担体上に配置され、そのコア層が熱を供給する
ことによって構造化された、プレーナ光ウェーブガイド
の三次元図である。
【符号の説明】
AB ガラス層の領域 B1、BG、WLK 領域 DS 頂部層 GS ガラス層 KS コア層 LAS レーザ LS ビーム PM 位相マスク PS 緩衝層 SUB 担体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのガラス層(KS)を含
    むプレーナ光ウェーブガイドであって、該ガラス層(K
    S)が、 (a)加水分解のガラス初期生成物をベース(PS)上
    に火炎堆積法により堆積させ、その後該ガラス初期生成
    物を焼結することによって作成され、 (b)隣接するガラス層の領域(AB)に比べ屈折率が
    局部的に高くなっている少なくとも1つの領域(BG、
    WLK)を含み、 プレーナ光ウェーブガイドが、 (c)少なくとも1つの領域が、隣接する領域(AB)
    と同じ化学的組成を有しており、 (d)少なくとも1つの領域が、隣接する領域よりも高
    い密度を有することを特徴とするプレーナ光ウェーブガ
    イド。
  2. 【請求項2】 ガラス層が、光ウェーブガイドの構造化
    されたコア層である請求項1に記載のプレーナ光ウェー
    ブガイド。
  3. 【請求項3】 隣接している領域に比べて屈折率が局部
    的に高くなっている複数の領域が、屈折率格子(図2の
    BG)を形成している請求項2に記載のプレーナ光ウェ
    ーブガイド。
  4. 【請求項4】 コア層(KS)が、さらなる2つのガラ
    ス層(PS、DS)の間に配置されており、これらさら
    なる2つのガラス層が、少なくとも1つの領域に隣接す
    る領域よりも高い密度を有する請求項2に記載のプレー
    ナ光ウェーブガイド。
  5. 【請求項5】 加水分解のガラス初期生成物をベース
    (SUB、PS)上に火炎堆積法により堆積させ、その
    後該ガラス初期生成物を焼結することによって作成され
    たガラス層(GS、KS)の屈折率を空間的にかつ選択
    的に高くする方法であって、感光性を高めるための処置
    は講じられず、ガラスの屈折率を高くすべきところに熱
    を供給することを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 赤外線レーザ(LAS)を用いて熱を供
    給する請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 ガラスが、さらなる2つのガラス層(P
    S、DS)の間に配置されたプレーナ光ウェーブガイド
    のコア層(KS)であり、さらなる2つのガラス層が、
    酸化物のガラス初期生成物を堆積させ、その後該ガラス
    初期生成物を焼結させることによって作成される請求項
    5または6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 ガラスが、プレーナ光ウェーブガイドの
    コア層(図3のKS)を形成し、そのコア層の構造が局
    部的に供給される熱によって規定される請求項6に記載
    の方法。
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