JP2000274962A - 温排水制御装置および温排水制御装置を用いた発電プラント - Google Patents

温排水制御装置および温排水制御装置を用いた発電プラント

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JP2000274962A
JP2000274962A JP7995099A JP7995099A JP2000274962A JP 2000274962 A JP2000274962 A JP 2000274962A JP 7995099 A JP7995099 A JP 7995099A JP 7995099 A JP7995099 A JP 7995099A JP 2000274962 A JP2000274962 A JP 2000274962A
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temperature
cooling water
generator
control
control pattern
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Tomoharu Ogawara
朋 晴 大河原
Kumiko Nakano
野 久美子 中
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Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラント状態に応じて制御パターンを自動的
に選定することにより、好適な温排水制御を行うことが
できる温排水制御装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の温排水制御装置10は、取水口
温度a3を計測する取水口温度センサ23sと、排出口
温度a2を計測する排出口温度センサ24sと、発電機
の出力a1を計測する発電機センサ21sとを備える。
温度差演算部12dは、取水口温度a3と排出口温度a
2との温度差ΔTを演算する。制御パターン決定部13
は、温度差ΔTに基づいて、温度差ΔTが小さい時には
温度差ΔTを大きくするように、温度差ΔTが大きい時
には発電効率を高めるように、冷却水ポンプ26の制御
パターンを自動的に決定する。制御部16は、制御パタ
ーン決定部13によって決定された制御パターンと、取
水口温度a3、排出口温度a2及び発電機の出力a1と
に基づいて、冷却水ポンプ26の制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気タービンの復
水器の冷却に用いる冷却水の流入量を制御するととも
に、冷却水の温度上昇による温排水を規定条件に従って
運用することができる温排水制御装置およびそれを用い
た発電プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、発電プラントに設けられた従来
の温排水制御装置の概略構成図である。図5に示すよう
に、発電プラント60は、タービン72と、タービン7
2に接続された発電機61と、タービン72からの蒸気
を復水する復水器62と、復水器62を冷却するための
冷却水を取水する取水口63と、復水器62からの冷却
水を排出する排出口64と、取水口63から排出口64
までの冷却水ライン65に設けられた冷却水ポンプ66
と、を有している。
【0003】従来の温排水制御装置50は、取水口温度
a3を計測する取水口温度センサ63sと、排出口温度
a2を計測する排出口温度センサ64sと、発電機61
の出力a1を計測する発電機センサ61sと、復水器6
2の真空度a4を計測する真空度センサ62sと、を備
えている。これらの各センサ61s〜64sは、データ
収集部52に接続されており、各センサ61s〜64s
の計測出力値は、データ収集部52に記憶されるように
なっている。
【0004】また、従来の温排水制御装置50は、冷却
水ポンプ66の制御パターンを設定するための制御パタ
ーン設定部53を有している。制御パターン設定部53
は、冷却水ポンプ66の種々の制御パターンを記憶する
パターン記憶部54と、切替スイッチ57とに接続され
ており、操作者が切替スイッチ57を切り替えることに
よって、パターン記憶部54に記憶された制御パターン
が任意に選択、設定されるようになっている。
【0005】データ収集部52と制御パターン設定部5
3とは、制御部56に接続されている。制御部56は、
制御パターン設定部53が設定した制御パターンと、デ
ータ収集部52に記憶された各センサ61s〜64sの
計測出力値とに基づいて、冷却水ポンプ66を制御する
制御信号bを作成するようになっている。
【0006】次に、図5に示す温排水制御装置50の作
用について説明する。タービン72は、図示しないボイ
ラーからの蒸気によって回転力を得、その回転力により
発電機61が発電を行う。ボイラーからの蒸気は、ター
ビン72からタービン排気cとして復水器62に排出さ
れる。
【0007】一方、冷却水が取水口63から取水され、
冷却水ポンプ66により流量を制御されて冷却水ライン
65内を移動し、復水器62にてタービン排気cを冷却
する。冷却水は、その後排水口64より排水される。
【0008】温排水制御装置50は、プラント状態に関
するパラメータとして、取水口温度センサ63sと排出
口温度センサ64sと発電機センサ61sと真空度セン
サ62sによって、取水口温度a3と排水口温度a2と
発電機出力a1と復水器真空度a4とを計測し、それぞ
れデータ収集部52に記憶する。
【0009】制御パターン設定部53は、操作者による
切替スイッチ57の操作に基づいて、パターン記憶部5
4から選択された制御パターンを設定する。
【0010】そしてデータ収集部52に入力、記憶され
た各データと制御パターン設定部53で選定された制御
パターンとに基づいて、制御部6が冷却水ポンプを制御
するための制御信号bを作成し、冷却水ポンプ66に送
る。これにより、冷却水ポンプ66の水流量が調整され
る。
【0011】ここで、温排水制御装置50の制御パター
ンの選択に関して詳細に説明する。
【0012】温排水制御装置50は、取水口温度a3と
排水口温度a2の差(温排水温度差)ΔTを規定値以下
にすることと、冷却水の流量を調整して復水器62の真
空度を適正に保ってタービン72の発電効率を上げるこ
とと、を目的としている。
【0013】復水器62の真空度を上げるには、冷却水
ポンプ66による冷却水流量を増やせばよいが、冷却水
ポンプ66の駆動にも電力が必要なので、冷却水流量を
増やせばプラント全体の発電効率が上がるという訳では
ない。すなわち、タービン72の発電効率と冷却水ポン
プ66の駆動電力とのバランスにより、総合的な見地で
発電効率を上げる必要がある。
【0014】一方、総発電量の需要が高い状態にある場
合は、発電効率よりも総発電量を優先させる必要があ
る。例えば、夏季のクーラー使用等による電力ピークに
対応するためには、総発電量を優先して電力の安定供給
を図る必要がある。
【0015】また、夏期には取水口温度a3が高いた
め、冷却水流量を増やす必要がある。逆に、冬季におい
ては、取水口温度a3が低いため、復水器62の真空度
を維持するのに必要な冷却水流量は少なくてよい。しか
し、冷却水流量を過度に少なくすると、排水口温度a2
が高くなり、温排水温度差ΔTが規定値を超えてしまう
という問題が生じる。
【0016】このように、温排水制御は複雑な制御であ
り、これを適切に行うためには適切な制御パターンを選
択することが重要である。
【0017】従来の温排水制御装置50の制御パターン
の選択は、プラント状態の変化や発電需要の変化に柔軟
に対応できるように、操作者による切替スイッチ7の切
替によって行われるようになっている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の温排水制御装置
50では、季節の変化等に基づくプラント状態や発電需
要の変化に対応するように、複数の制御パターンを予め
パターン記憶部4に記憶しておき、操作者が自分の判断
に基づいて切替スイッチ7によって切換えている。
【0019】しかしながら、操作者の判断に基づいて制
御パターンが選択されるため、制御にバラツキが生じ得
て、常に好適な制御を保証することが困難である。
【0020】上記の温排水制御装置50の他、切替スイ
ッチ7を有しない温排水制御装置もある。このような温
排水制御装置における制御パターンの変更は、関連する
プログラムの書き換えによって行われるが、変更作業に
時間がかかり、変更時のプログラムミスによってトラブ
ルが発生することもある。
【0021】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、プラント状態に応じて好適な制御パター
ンを自動的に選定することにより、最適な温排水制御を
行うことができる温排水制御装置を提供することを目的
とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、発電機と、復
水器と、復水器を冷却するための冷却水を取水する取水
口と、復水器からの冷却水を排出する排出口と、取水口
から排出口までの冷却水ラインに設けられた冷却水ポン
プと、を有する発電プラントに設けられる温排水制御装
置において、取水口より取水した冷却水の温度を計測す
る取水口温度センサと、排出口より排出する冷却水の温
度を計測する排出口温度センサと、発電機の出力を計測
する発電機センサと、取水口温度センサによって計測さ
れる取水口温度と、排出口温度センサによって計測され
る排出口温度との温度差を演算する温度差演算部と、取
水口温度と発電機出力に基づき設定される制御出力を予
め定めた複数の制御パターンを記憶する記憶手段と、温
度差演算部によって演算された温度差に基づいて、温度
差が小さい時には温度差を大きくするような冷却水ポン
プの制御パターンを決定し、温度差が大きい時には発電
効率を高めるような冷却水ポンプの制御パターンを決定
する制御パターン決定部と、制御パターン決定部によっ
て決定された制御パターンと、取水口温度センサ及び発
電機センサによって計測される取水口温度及び発電機の
出力とに基づいて、冷却水ポンプの制御を行う制御部
と、を備えたことを特徴とする温排水制御装置である。
【0023】本発明によれば、制御パターン決定部が、
温度差演算部によって演算された温度差に基づいて冷却
水ポンプの制御パターンを決定するため、好適な制御パ
ターンが自動的に選定され、これにより好適な温排水制
御を行うことができる。
【0024】また本発明は、発電機と、復水器と、復水
器を冷却するための冷却水を取水する取水口と、復水器
からの冷却水を排出する排出口と、取水口から排出口ま
での冷却水ラインに設けられた冷却水ポンプと、を有す
る発電プラントに設けられる温排水制御装置において、
取水口より取水した冷却水の温度を計測する取水口温度
センサと、排出口より排出する冷却水の温度を計測する
排出口温度センサと、発電機の出力を計測する発電機セ
ンサと、取水口温度と発電機出力に基づき設定される制
御出力を予め定めた複数の制御パターンを記憶する記憶
手段と、取水口温度センサによって計測された取水口温
度に基づいて、取水口温度が高い時には発電機の出力を
大きくするような冷却水ポンプの制御パターンを決定
し、取水口温度が低い時には発電効率を高めるような冷
却水ポンプの制御パターンを決定する制御パターン決定
部と、制御パターン決定部によって決定された制御パタ
ーンと、取水口温度センサ及び発電機センサによって計
測される取水口温度及び発電機の出力とに基づいて、冷
却水ポンプの制御を行う制御部と、を備えたことを特徴
とする温排水制御装置である。
【0025】本発明によれば、制御パターン決定部が、
取水口温度センサによって計測された取水口温度に基づ
いて冷却水ポンプの制御パターンを自動的に決定するた
め、好適な制御パターンが自動的に選定され、これによ
り好適な温排水制御を行うことができる。
【0026】また本発明は、発電機と、復水器と、復水
器を冷却するための冷却水を取水する取水口と、復水器
からの冷却水を排出する排出口と、取水口から排出口ま
での冷却水ラインに設けられた冷却水ポンプと、を有す
る発電プラントに設けられる温排水制御装置において、
取水口より取水した冷却水の温度を計測する取水口温度
センサと、排出口より排出する冷却水の温度を計測する
排出口温度センサと、発電機の出力を計測する発電機セ
ンサと、取水口温度センサによって計測される取水口温
度と、排出口温度センサによって計測される排出口温度
との温度差を演算する温度差演算部と、取水口温度と発
電機出力に基づき設定される制御出力を予め定めた複数
の制御パターンを記憶する記憶手段と、温度差演算部に
よって演算された温度差に基づいて、温度差が小さい時
には温度差を大きくする冷却水ポンプの制御パターンを
決定し、温度差が大きい時には、さらに取水口温度セン
サによって計測された取水口温度に基づいて、取水口温
度が高い時には発電機の出力を大きくするような冷却水
ポンプの制御パターンを決定し、取水口温度が低い時に
は発電効率を高めるような冷却水ポンプの制御パターン
を決定する制御パターン決定部と、制御パターン決定部
によって決定された制御パターンと、取水口温度セン
サ、排出口温度センサ及び発電機センサによって計測さ
れる取水口温度、排出口温度及び発電機の出力とに基づ
いて、冷却水ポンプの制御を行う制御部と、を備えたこ
とを特徴とする温排水制御装置である。
【0027】本発明によれば、制御パターン決定部が、
温度差演算部によって演算された温度差と取水口温度セ
ンサによって計測された取水口温度とに基づいて冷却水
ポンプの制御パターンを決定するため、これにより好適
な制御パターンが選定され、好適な温排水制御を行うこ
とができる。
【0028】また、本発明は、発電機と、復水器と、復
水器を冷却するための冷却水を取水する取水口と、復水
器からの冷却水を排出する排出口と、取水口から排出口
までの冷却水ラインに設けられた冷却水ポンプと、特許
請求の範囲請求項1乃至6のいずれかに記載の温排水制
御装置と、を備えたことを特徴とする発電プラントであ
る。
【0029】本発明によれば、温排水制御装置による温
排水制御によって、状況に適応した発電プラントの運転
が可能である。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態による温排水制御装置を発電プラントに適用した
状態の概略構成図である。図1に示すように、発電プラ
ント20は、タービン32と、タービン32に接続され
た発電機21と、タービン32からの蒸気を復水する復
水器22と、復水器22を冷却するための冷却水を取水
する取水口23と、復水器22からの冷却水を排出する
排出口24と、取水口23から排出口24までの冷却水
ライン25に設けられた冷却水ポンプ26と、を有して
いる。
【0031】本実施の形態の温排水制御装置10は、取
水口温度a3を計測する取水口温度センサ23sと、排
出口温度a2を計測する排出口温度センサ24sと、発
電機21の出力a1を計測する発電機センサ21sと、
復水器22の真空度a4を計測する真空度センサ22s
と、を備えている。これらの各センサ21s〜24s
は、データ収集部12に接続されており、各センサ21
s〜24sの計測出力値は、それぞれ一定期間の平均値
としてデータ収集部12のデータ記憶部12mに記憶さ
れるようになっている。
【0032】また、データ収集部12は、取水口温度セ
ンサ23sによって計測される取水口温度a3と、排出
口温度センサ24sによって計測される排出口温度a2
との温度差ΔTを演算する温度差演算部12dを有して
いる。温度差ΔTは、一定期間の平均値として演算され
るようになっている。
【0033】また、温排水制御装置10は、冷却水ポン
プ26の制御パターンを決定するための制御パターン決
定部13を有している。制御パターン決定部13は、デ
ータ記憶部12mと、温度差演算部12dと、冷却水ポ
ンプ26の種々の制御パターンを記憶するパターン記憶
部14とに接続されている。
【0034】制御パターン決定部13は、温度差演算部
12dによって演算された温度差ΔTと取水口温度セン
サ23sによって計測された取水口温度a3に基づい
て、温度差ΔTが小さい時には温度差ΔTを大きくする
ような冷却水ポンプ26の制御パターンを自動的にパタ
ーン記憶部14から選択し、温度差ΔTが大きくかつ取
水口温度a3が高い時には発電機21の出力を大きくす
るような冷却水ポンプ26の制御パターンを自動的にパ
ターン記憶部14から選択し、温度差ΔTが大きくかつ
取水口温度a3が低い時には発電効率を高めるような冷
却水ポンプ26の制御パターンを自動的にパターン記憶
部14から選択するようになっている。
【0035】また、データ収集部12のデータ記憶部1
2mと制御パターン決定部13とは、制御部16に接続
されている。制御部16は、制御パターン決定部13に
よって決定された制御パターンが記憶される決定パター
ン記憶部16mを有しており、決定パターン記憶部16
mに記憶された制御パターンと、データ記憶部12mに
記憶された(取水口温度センサ23s、排出口温度セン
サ24s、発電機センサ21s及び真空度センサ24s
によって計測された)取水口温度a3、排出口温度a
2、発電機の出力a1及び復水器の真空度a4に基づい
て、冷却水ポンプ26を制御する制御信号bを作成する
ようになっている。
【0036】次に、このような構成よりなる温排水制御
装置10の作用について説明する。タービン32は、図
示しないボイラーからの蒸気によって回転力を得、その
回転力により発電機21が発電を行う。ボイラーからの
蒸気は、タービン32からタービン排気cとして復水器
22に排出される。
【0037】一方、冷却水が取水口23から取水され、
冷却水ポンプ26により流量を制御されて冷却水ライン
25内を移動し、復水器22にてタービン排気cを冷却
する。冷却水は、その後排水口24より排水される。
【0038】温排水制御装置10は、プラント状態に関
するパラメータとして、取水口温度センサ23sと排出
口温度センサ24sと発電機センサ21sと真空度セン
サ22sによって、取水口温度a3と排水口温度a2と
発電機出力a1と復水器真空度a4とを計測し、それぞ
れデータ収集部12の記憶部12mに記憶する。
【0039】また、データ収集部12の温度差演算部1
2dは、取水口温度センサ23sによって計測される取
水口温度a3と、排出口温度センサ24sによって計測
される排出口温度a2との温度差ΔTを、一定期間の平
均値として演算する。
【0040】そして制御パターン設定部13は、温度差
演算部12dによって演算された温度差ΔTと取水口温
度センサ23sによって計測された取水口温度a3とに
基づいて、温度差ΔTが小さい時には温度差ΔTを大き
くするような冷却水ポンプ26の制御パターンを自動的
にパターン記憶部14から選択し、温度差ΔTが大きく
かつ取水口温度a3が高い時には発電機21の出力を大
きくするような冷却水ポンプ26の制御パターンを自動
的にパターン記憶部14から選択し、温度差ΔTが大き
くかつ取水口温度a3が低い時には発電効率を高めるよ
うな冷却水ポンプ26の制御パターンを自動的にパター
ン記憶部14から選択する。選択、決定された制御パタ
ーンは、制御部16の決定パターン記憶部16mに記憶
される。
【0041】その後、制御部16が、決定パターン記憶
部16mに記憶された制御パターンと、データ記憶部1
2mに記憶された取水口温度a3、排出口温度a2、発
電機の出力a1及び復水器の真空度a4とに基づいて、
冷却水ポンプ26を制御する制御信号bを作成する。制
御信号bは冷却水ポンプ26に送られ、これにより、冷
却水ポンプ26の水流量が調整される。
【0042】本実施の形態によれば、制御パターン決定
部13が、温度差演算部12dによって演算された温度
差ΔTと取水口温度センサ23sによって計測された取
水口温度a3とに基づいて冷却水ポンプ26の制御パタ
ーンを自動的に決定するため、好適な制御パターンが自
動的に選定され、好適な温排水制御を行うことができ
る。
【0043】ここで、制御パターンについて、より詳細
に説明する。温度差ΔTは、電力規定による制約によ
り、発電出力量や発電効率に優先して、ある一定温度以
下に抑える必要がある。つまり、本実施の形態による制
御パターンの役割は、温度差ΔTを一定以下に維持しつ
つ、発電出力と発電効率とに応じた循環水ポンプの調整
を行うことである。発電出力と発電効率とは、必ずしも
相反する関係にはなく、あくまでも発電出力に応じて、
それに適した真空度とするように循環水温度を調整する
ことが好ましい。
【0044】具体的には、発電出力量が多い時期(例
えば夏期)と発電出力量が少ない時期(例えば冬季)が
あること、冬季は夏期に比べて循環水そのものの温度
が低く(循環水には海水を使用することが多い)、循環
水の温度が低い方が発電効率が高いため、冬季は温度差
ΔTが比較的小さくても発電効率が高いこと、単純な
関係として、温度差ΔTが大きければ循環水温度が低く
なるので、復水器真空度が上がり発電効率が良くなる
が、一方、温度差ΔTを大きくするためには循環水ポン
プの動力エネルギーが必要であること、等の関係に基づ
いて、制御パターンが設定される。
【0045】具体的な制御対象は、例えば循環水ポンプ
の動翼の開度(可動翼開度)である。この開度を変化さ
せることにより、循環水の水量が変化し、結果的に循環
水の温度が変化して真空度が変化する。
【0046】開度パターンの詳細な具体例を、以下の表
1及び表2に示す。これらは、発電機出力と取水口温度
とを入力パラメータとしている。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】 可動翼開度が大きくなると、循環水流量が増え、復水器
真空度が大きくなり、発電機出力が増える。しかしなが
ら、循環水流量が増えることに伴って、循環水ポンプの
駆動エネルギが増大する。この両者のバランスを考慮す
る制御がなされることが重要である。
【0049】ここで発電機出力の制御は、タービンに入
る蒸気量と復水器の真空度によって成され得るが、直接
的制御はタービンに入る蒸気量の調整により行うことと
し、復水器真空度は、その時点の発電機出力に適切な真
空度に調整することが好ましい。
【0050】なお、本実施の形態の制御パターン決定部
13は、温度差演算部12dによって演算された温度差
ΔTのみに基づいて、温度差ΔTが小さい時には温度差
ΔTを大きくするような冷却水ポンプ26の制御パター
ンを自動的にパターン記憶部14から選択し、温度差Δ
Tが大きい時には発電効率を高めるような冷却水ポンプ
26の制御パターンを自動的にパターン記憶部14から
選択するようになっていてもよい。
【0051】この場合、制御パターン決定部13が、温
度差演算部12dによって演算された温度差ΔTに基づ
いて冷却水ポンプ26の制御パターンを自動的に決定す
るため、好適な制御パターンが自動的に選定され、好適
な温排水制御を行うことができる。
【0052】あるいは、制御パターン決定部13は、取
水口温度センサ23sによって計測された取水口温度a
3のみに基づいて、取水口温度a3が高い時には発電機
21の出力を大きくするような冷却水ポンプ26の制御
パターンを自動的にパターン記憶部14から選択し、取
水口温度a3が低い時には発電効率を高めるような冷却
水ポンプ26の制御パターンを自動的にパターン記憶部
14から選択するようになっていてもよい。
【0053】この場合、制御パターン決定部13が、取
水口温度センサ23sによって計測された取水口温度a
3に基づいて冷却水ポンプ26の制御パターンを自動的
に決定するため、好適な制御パターンが自動的に選定さ
れ、好適な温排水制御を行うことができる。
【0054】なお、制御部16は、制御パターン決定部
13によって決定された制御パターンと、取水口温度セ
ンサ23s、排出口温度センサ24s及び発電機センサ
21sによって計測される取水口温度a3、排出口温度
a2及び発電機の出力a1のみに基づいて、冷却水ポン
プ26を制御する制御信号bを作成するようになってい
てもよい。
【0055】次に、本発明の第2の実施の形態の温排水
制御装置10の構成を図2に示す。図2に示すように、
本実施の形態の温排水制御装置10は、運転開始時に制
御パターン決定部13により決定された制御パターンを
運転継続中に更新されないようにするインタロック部1
8と、制御パターン決定部13により決定された制御パ
ターンを検証するパターン検証部19とを更に備えてい
る。その他の構成は、図1に示す第1の実施の形態と同
様の構成である。第2の実施の形態において、図1に示
す第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し
て詳細な説明は省略する。
【0056】第1の実施の形態の温排水制御装置10で
は、制御パターン決定部13が随時に決定する制御パタ
ーンが、制御部16の決定パターン記憶部16mに次々
に更新記憶される。しかしながら、発電プラントの状況
によっては、制御パターン決定部13が決定する制御パ
ターンを逐次に採用するよりも、一定期間は一定の制御
パターンを用いた方がより安定した制御を行える場合が
ある。本実施の形態の温排水制御装置10は、このよう
な場合を考慮したものである。
【0057】インタロック部18は、データ収集部12
のデータ記憶部12mと制御部16とに接続されてい
る。そしてデータ記憶部12mのデータが更新されてい
る状況では、温排水制御が継続していると判断し、イン
タロック信号を制御部16に送る。制御部16は、イン
タロック信号を受信している間は、後述する異常信号の
受信時を除いて、制御パターン決定部13から送られる
制御パターンをパターン記憶部16mに更新記憶しな
い。これにより、温排水制御中の制御が安定し、発電プ
ラントを安定に運営することができる。
【0058】パターン検証部19は、制御パターン決定
部13が決定した制御パターンを用いた制御部16での
制御の妥当性を検証するために設けられている。パター
ン検証部19は、例えば温度差ΔTが規定値以上となっ
たり故障要因が発生するような制御状態となっていると
判断すると、制御部6に異常信号を送って、決定パター
ン記憶部16mに新たな制御パターンを記憶させる。
【0059】本実施の形態によれば インタロック部1
8により温排水制御中の制御を安定化することができる
と共に、パターン検証部19により異常な制御状態が継
続することが回避される。
【0060】次に、本発明の第3の実施の形態の温排水
制御装置10の構成を図3に示す。図3に示すように、
本実施の形態の温排水制御装置10は、パターン検出状
態検出部40が、制御部16とインタロック部18とパ
ターン検証部19とに接続されており、パターン状態表
示部41が、パターン検出状態検出部40に接続されて
いる。その他の構成は、図2に示す第2の実施の形態と
同様の構成である。第3の実施の形態において、図2に
示す第2の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付
して詳細な説明は省略する。
【0061】本実施の形態では、制御部16のパターン
記憶部16mに記憶された制御パターンの履歴、各更新
の時期及び各更新の理由等が、パターン検出状態検出部
40によって検出され、パターン状態表示部41によっ
て表示される。
【0062】本実施の形態によれば、操作者が制御の状
態を容易に把握することができ、また、制御パターンの
妥当性を容易に確認することができる。
【0063】次に、本発明の第4の実施の形態の温排水
制御装置10の構成を図4に示す。図4に示すように、
本実施の形態の温排水制御装置10は、データ収集部1
2と一体に制御パターン決定部13が設けられ、パター
ン記憶部14は設けられておらず、制御パターン決定部
13は、予め設定された制御パターンプログラムに従っ
て、データ収集部12に入力される各センサの計測出力
値a1〜a4及び温度差演算部12dによる温度差ΔT
に基づいて制御パターンを作成するようになっている。
【0064】その他の構成は、図1に示す第1の実施の
形態と同様の構成である。第3の実施の形態において、
図1に示す第1の実施の形態と同一の部分には同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0065】本実施の形態によれば、予め制御パターン
をパターン記憶部14に記憶しておく必要から開放され
る。また、プラント状態と制御パターンとの対応をより
詳細にすることができるため、冷却水ポンプ26の制御
の精度をより一層向上させることが可能となる。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、制御パ
ターン決定部が、温度差演算部によって演算された温度
差に基づいて冷却水ポンプの制御パターンを自動的に決
定するため、好適な制御パターンが自動的に選定され、
好適な温排水制御を行うことができる。
【0067】あるいは、本発明によれば、制御パターン
決定部が、取水口温度センサによって計測された取水口
温度に基づいて冷却水ポンプの制御パターンを自動的に
決定するため、好適な制御パターンが自動的に選定さ
れ、好適な温排水制御を行うことができる。
【0068】あるいは、本発明によれば、制御パターン
決定部が、温度差演算部によって演算された温度差と取
水口温度センサによって計測された取水口温度とに基づ
いて冷却水ポンプの制御パターンを自動的に決定するた
め、好適な制御パターンが自動的に選定され、好適な温
排水制御を行うことができる。
【0069】また、本発明による発電プラントは、温排
水制御装置による温排水制御によって、状況に適応した
運転が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による温排水制御装置の第1の実施の形
態を示す構成概略図。
【図2】本発明による温排水制御装置の第2の実施の形
態を示す構成概略図。
【図3】本発明による温排水制御装置の第3の実施の形
態を示す構成概略図。
【図4】本発明による温排水制御装置の第4の実施の形
態を示す構成概略図。
【図5】従来の温排水制御装置を示す構成概略図。
【符号の説明】
10 温排水制御装置 12 データ収集部 12d 温度差演算部 12m データ記憶部 13 制御パターン決定部 14 パターン記憶部 16 制御部 16m 決定パターン記憶部 18 インタロック部 19 パターン検証部 21 発電機 21s 発電機センサ 22 復水器 22s 真空度センサ 23 取水口 23s 取水口温度センサ 24 排水口 24s 排水口温度センサ 25 冷却水ライン 26 冷却水ポンプ 32 タービン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発電機と、復水器と、復水器を冷却するた
    めの冷却水を取水する取水口と、復水器からの冷却水を
    排出する排出口と、取水口から排出口までの冷却水ライ
    ンに設けられた冷却水ポンプと、を有する発電プラント
    に設けられる温排水制御装置において、 取水口より取水した冷却水の温度を計測する取水口温度
    センサと、 排出口より排出する冷却水の温度を計測する排出口温度
    センサと、 発電機の出力を計測する発電機センサと、 取水口温度センサによって計測される取水口温度と、排
    出口温度センサによって計測される排出口温度との温度
    差を演算する温度差演算部と、 取水口温度と発電機出力に基づき設定される制御出力を
    予め定めた複数の制御パターンを記憶する記憶手段と、 温度差演算部によって演算された温度差に基づいて、温
    度差が小さい時には温度差を大きくするような冷却水ポ
    ンプの制御パターンを決定し、温度差が大きい時には発
    電効率を高めるような冷却水ポンプの制御パターンを決
    定する制御パターン決定部と、 制御パターン決定部によって決定された制御パターン
    と、取水口温度センサ及び発電機センサによって計測さ
    れる取水口温度及び発電機の出力とに基づいて、冷却水
    ポンプの制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とす
    る温排水制御装置。
  2. 【請求項2】発電機と、復水器と、復水器を冷却するた
    めの冷却水を取水する取水口と、復水器からの冷却水を
    排出する排出口と、取水口から排出口までの冷却水ライ
    ンに設けられた冷却水ポンプと、を有する発電プラント
    に設けられる温排水制御装置において、 取水口より取水した冷却水の温度を計測する取水口温度
    センサと、 排出口より排出する冷却水の温度を計測する排出口温度
    センサと、 発電機の出力を計測する発電機センサと、 取水口温度と発電機出力に基づき設定される制御出力を
    予め定めた複数の制御パターンを記憶する記憶手段と、 取水口温度センサによって計測された取水口温度に基づ
    いて、取水口温度が高い時には発電機の出力を大きくす
    るような冷却水ポンプの制御パターンを決定し、取水口
    温度が低い時には発電効率を高めるような冷却水ポンプ
    の制御パターンを決定する制御パターン決定部と、 制御パターン決定部によって決定された制御パターン
    と、取水口温度センサ及び発電機センサによって計測さ
    れる取水口温度及び発電機の出力とに基づいて、冷却水
    ポンプの制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とす
    る温排水制御装置。
  3. 【請求項3】発電機と、復水器と、復水器を冷却するた
    めの冷却水を取水する取水口と、復水器からの冷却水を
    排出する排出口と、取水口から排出口までの冷却水ライ
    ンに設けられた冷却水ポンプと、を有する発電プラント
    に設けられる温排水制御装置において、 取水口より取水した冷却水の温度を計測する取水口温度
    センサと、 排出口より排出する冷却水の温度を計測する排出口温度
    センサと、 発電機の出力を計測する発電機センサと、 取水口温度センサによって計測される取水口温度と、排
    出口温度センサによって計測される排出口温度との温度
    差を演算する温度差演算部と、 取水口温度と発電機出力に基づき設定される制御出力を
    予め定めた複数の制御パターンを記憶する記憶手段と、 温度差演算部によって演算された温度差に基づいて、温
    度差が小さい時には温度差を大きくする冷却水ポンプの
    制御パターンを決定し、温度差が大きい時には、さらに
    取水口温度センサによって計測された取水口温度に基づ
    いて、取水口温度が高い時には発電機の出力を大きくす
    るような冷却水ポンプの制御パターンを決定し、取水口
    温度が低い時には発電効率を高めるような冷却水ポンプ
    の制御パターンを決定する制御パターン決定部と、 制御パターン決定部によって決定された制御パターン
    と、取水口温度センサ、排出口温度センサ及び発電機セ
    ンサによって計測される取水口温度、排出口温度及び発
    電機の出力とに基づいて、冷却水ポンプの制御を行う制
    御部と、を備えたことを特徴とする温排水制御装置。
  4. 【請求項4】復水器の真空度を計測する真空度センサを
    更に備え、 制御部は、制御パターン決定部によって決定された制御
    パターンと、取水口温度センサ、発電機センサ及び真空
    度センサによって計測される取水口温度、発電機の出力
    及び復水器の真空度とに基づいて、冷却水ポンプの制御
    を行うようになっている、ことを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の温排水制御装置。
  5. 【請求項5】運転開始時に制御パターン決定部により決
    定された制御パターンを運転継続中に更新されないよう
    にするインタロック部を更に備えたことを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の温排水制御装置。
  6. 【請求項6】制御パターン決定部により決定された制御
    パターンを検証するパターン検証部を更に備えたことを
    特徴とする請求項1乃至5に記載の温排水制御装置。
  7. 【請求項7】発電機と、 復水器と、 復水器を冷却するための冷却水を取水する取水口と、 復水器からの冷却水を排出する排出口と、 取水口から排出口までの冷却水ラインに設けられた冷却
    水ポンプと、 請求項1乃至6のいずれかに記載の温排水制御装置と、
    を備えたことを特徴とする発電プラント。
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