JP2000274912A - 冷蔵庫の送風装置 - Google Patents

冷蔵庫の送風装置

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JP2000274912A JP8223199A JP8223199A JP2000274912A JP 2000274912 A JP2000274912 A JP 2000274912A JP 8223199 A JP8223199 A JP 8223199A JP 8223199 A JP8223199 A JP 8223199A JP 2000274912 A JP2000274912 A JP 2000274912A
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康明 加藤
Atsushi Yoshihashi
淳 吉橋
Shoji Yamada
彰二 山田
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信義 原川
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風効率が高く、冷蔵庫内容積を有効に活用
できる冷蔵庫の送風装置を得る。 【解決手段】 吹出し部の風路内径を吹出し面3に向か
うにつれて広くし、吹出し面3と前方壁2Aとの距離1
3を翼後縁10のボスからチップまでの距離とほぼ等し
い距離またはそれよりも狭い距離とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷蔵室や冷凍室
或いは野菜室などに冷却された風を送るための冷蔵庫の
送風装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、例えば特開平10−12272
1号公報に示される従来の冷蔵庫の送風装置を示す断面
図である。図において、1は冷蔵庫内を循環する気流を
作り出す軸流羽根車、2はファンの吹出し側前方にあ
り、ファンによって作られた流れを冷蔵室や冷凍室或い
は野菜室などに送るための風路の一部を成す前方壁、3
はファンの吸込み側と吹出し側を区切る吹出し面、4は
吹出し付近のファン外周部を覆い、ファンの圧力上昇を
高めるファンケーシング、5は羽根車1からの吹出し気
流、6は吹出し流れ案内板、7は羽根車1を回転駆動す
るモータである。羽根車1によって前方壁2に吹き付け
られた吹出し気流5は、吹出し流れ案内板6に沿って流
れ方向を曲げられて上下左右に吹出し、冷蔵室や冷凍室
或いは野菜室などに送られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の冷
蔵庫の送風装置では、ファンケーシングが羽根車回転軸
と平行な円筒断面となっているために、前方壁に当るま
での吹出し流れの径方向への広がりは小さく、前方壁に
吹き当てることによって径方向へ流れを曲げている。
【0004】このように従来の送風装置では流れを前方
壁の壁面に衝突させて強制的に多岐に曲げているために
エネルギー損失が大きいという問題点があった。また、
流速の速いファンリング付近の吹出し流れが前方壁に向
かっているので効率良く流れを径方向へ曲げるために
は、前方壁と吹出し面との間の距離を広く採る必要があ
り、占有する体積が大きくなって冷蔵庫内容積を有効に
利用できないという問題点があった。
【OO05】この発明は、上述のような問題点を解決す
るためになされたもので、第1の目的はファンの吹出し
流れを効率良く径方向へ広がる流れとすることのできる
冷蔵庫の送風装置を得るものである。また、第2の目的
は占有する体積が小さく冷蔵庫内容積を有効に利用でき
る冷蔵庫の送風装置を得るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る冷
蔵庫の送風装置は、軸流羽根車を搭載し、該羽根車の回
転軸方向前方に吹出し流れの風路の一部をなす前方壁を
有する冷蔵庫の送風装置において、吹出し付近のファン
外周部を覆うファンケーシングと、該ファンケーシング
とファンの吸込み側吹出し側を区切る吹出し面とをつな
ぐ吹出しリングとを備え、該吹出しリングが上記吹出し
面に向かうにつれて内径が広くなるようにしたものであ
る。
【0006】また、請求項2の発明に係る冷蔵庫の送風
装置は、上記吹出し面と上記前方壁との距離を上記羽根
車の翼後縁のボスからチップまでの距離とほぼ等しい距
離またはそれよりも狭い距離としたものである。
【0007】また、請求項3の発明に係る冷蔵庫の送風
装置は、上記羽根車のボス部の形状を吹出し側に向かう
につれて径の広くなる斜流ボス形状としたものである。
【0008】また、請求項4の発明に係る冷蔵庫の送風
装置は、上記羽根車の形状をチップ径とボス径を吹出し
側に向かうにつれて広くなる斜流ファン形状としたもの
である。
【0009】また、請求項5の発明に係る冷蔵庫の送風
装置は、上記吹出し面と上記前方壁との間の距離を上記
翼後縁のボスからチップまでの距離の約60%から約1
00%としたものである。
【0010】また、請求項6の発明に係る冷蔵庫の送風
装置は、上記羽根車を回転駆動するモータを該羽根車の
ボス部の側面を吹出し側へ延長させた面に囲まれる空間
の中にほぼ収まるように設置したものである。
【0011】また、請求項7の発明に係る冷蔵庫の送風
装置は、上記吹出しリングをR形状としたものである。
【0012】また、請求項8の発明に係る冷蔵庫の送風
装置は、上記吹出しリングを複数の直線やR形状を組み
合わせたものとしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図を参照して説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す断
面図である。なお、図1において、図8と対応する部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。図におい
て、2Aはファンの吹出し側前方にあり、ファンによっ
て作られた流れを冷蔵室や冷凍室或いは野菜室などに送
るための風路の一部を成す前方壁、8は羽根車ボス部、
9は翼後縁、10は翼前縁、11は翼チップ部、12は
吹出し面3とファンケーシング4とをつなぐ吹出しリン
グ、13は前方壁2と吹出し面3との間の距離(以下、
吹出し距離と称する)であり、14は翼後縁9のボス側
とチップ側との間の距離(以下、吹出し径と称する)で
ある。
【0014】吹出しリング12は吸込み側から吹出し面
3に向かって徐々に径が広くなり、吹出し距離13は吹
出し径14とほぼ同じ距離もしくはそれよりも狭い距離
としている。
【0015】まず、羽根車1からの吹出し気流5につい
て説明する。冷蔵庫の風路は圧力損失が大きい。そのた
め冷蔵庫の送風装置は高圧力上昇が必要とされる。その
ために、気流に羽根車1内を通過する間に半径方向への
速度成分を付加し、その遠心作用により高圧力上昇を実
現することになる。
【0016】羽根車1内部の流れは、遠心力を受けてフ
ァンの外周側へと向かう成分を持つために、吹出し付近
でファンケーシング4に沿う流れが多くなる。また、翼
チップ部11付近は羽根車ボス部8付近よりも周速度が
速い。そのため吹出しリング12付近からの吹出し流れ
は流速が速く、吹出し流れ全体の特性に大きな影響を持
つ。
【0017】本実施の形態においては、吹出し面3に向
かって吹出しリング12の内径を徐々に広げているの
で、吹出しリング12付近からの吹出し気流5は吹出し
リング12、吹出し面3に沿って径方向に大きく広がる
流れとなる。前方壁2Aへの衝突が減ることによりエネ
ルギーの損失を防げる。さらに、吹出しリング12、吹
出し面3に沿わせる流れとなるので吹出し気流5と吹出
し面3との間に2次流れが生じず、この点からもエネル
ギーの損失を防ぐことができる。流速の速いケーシング
付近からの吹出し流に引きずられる形で吹出し気流5全
体が径方向に広がる流れとなり、効率良く径方向へ吹出
し、流れを曲げることができる。
【0018】次に、吹出し距離13について、図2を用
いて説明する。吹出し距離13が長い場合には羽根車ボ
ス部8の前方壁2A側で循環する渦15の量が多くなり
エネルギー損失が大きくなる。また、送風装置の占有体
積が大きくなり、冷蔵庫内の容積を効率良く使用するこ
とができない。
【0019】本実施の形態においては、吹出し距離13
を吹出し径14とほぼ等しい距離もしくはそれよりも狭
い距離くしているのでエネルギー損失を小さくすること
ができ、効率の良い送風装置とすることができる。また
送風装置の占有体積を小さくできるので冷蔵庫内の容積
を有効に使うことができる。
【0020】次に、吹出しリング12の形状について補
足説明する。図1では吹出しリング12は断面形状で見
て直線的に径が広がる形状としているが、図3(a)の
ようなR形状の吹出しリング12Aや、図3(b)のよ
うな複数の直線やR形状を組み合わせた吹出しリング1
2Bのようなものでも良い。流れは回転軸方向から径方
向へ徐々に向きを変えるが、ある特定点において直線的
に角度を持って方向を変えることはできないので、ファ
ンケーシング4から吹出し面3にかけて、風路となる側
の面は滑らかにつながる様に処理されていることが望ま
しい。
【0021】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2を示す断面図である。図において、8Aは羽根車ボ
ス部である。本実施の形態では、吹出しリング12の形
状の上記実施の形態1に記載した風路形態の特徴に加え
て、羽根車ボス部8Aの形状が吹出し側に向かうにつれ
て径の広くなる斜流ボス形状の羽根車1を搭載してい
る。
【0022】冷蔵庫の風路は圧力損失が大きいので、冷
蔵庫用の送風装置は高圧力上昇が必要とされる。羽根車
1内部の流れは半径方向への速度成分を持ち、その遠心
作用により高圧力上昇を実現する。本実施の形態では上
記実施の形態1と同様に吹出しリング12の径を吹出し
側に向けて徐々に広くしているので吹出し流れの半径方
向への速度成分を妨げない。
【0023】さらに、羽根車ボス部8Aの形状が吹出し
側に向かうにつれて径の広くなる斜流ボス形状となって
いるために、吸込み側の羽根車ボス部8A付近から吹出
し側のチップ付近への半径方向への速度成分を増大す
る。これによる遠心作用により仕事量が増大し、同一の
入力でより多くの風量を得ることができ、効率のよい送
風装置とすることができる。
【0024】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3を示す断面図である。図において、4Aは吹出し付
近のファン外周部を覆い、ファンの圧力上昇を高めるフ
ァンケーシング、11Aは翼チップ部、12Aは吹出し
面3とファンケーシング4Aとをつなぐ吹出しリングで
ある。本実施の形態では、上記実施の形態1の特徴に加
えて、搭載する羽根車ボス部8Aと翼チップ部11Aの
外径が吹出し側に向かって広くなる斜流ファン形状とし
ている。
【0025】冷蔵庫の風路は圧力損失が大きいので、冷
蔵庫用の送風装置は高圧力上昇が必要とされる。本実施
の形態の冷蔵庫の送風装置は、羽根車ボス部8Aと翼チ
ップ部11Aの外径を吹出し側に向かうにつれて径の広
くなる斜流ファン形状としているので、羽根車1内を通
過する気流は翼全体で半径方向の速度成分が大きく付加
されることになる。その遠心作用により高圧力上昇可能
となり、高効率な送風装置とすることができる。
【0026】次に、本実施の形態におけるファンケーシ
ング4Aと吹出しリング12Aについて補足説明する。
本実施の形態の場合には翼チップ部11Aの外径が吹出
し側に向かって広くなる形状となっているので、そのフ
ァンケーシング4Aも翼の外径に沿って形が広くなる形
状となる。その場合、吹出しリング12Aはファンケー
シング4Aと同等の傾斜の広がり形状、もしくは省略し
ても良い。
【0027】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4を説明するための特性図である。本実施の形態で
は、上記実施の形態2または3の特徴に加えて、吹出し
距離13の翼後縁9のボスからチップまで約60%から
約100%の距離に限定するものである。
【0028】吹出し距離13が大きすぎる場合に効率が
低下することは上記実施の形態1で説明した通りであ
る。逆に、吹出し距離13が小さすぎる場合には前方壁
2Aに衝突する吹出し気流5が多くなり、また風路が急
激に狭くなるなどの要因でエネルギー損失が大きくな
る。ここでは、その適正値を以下に定義する送風装置効
率の面から検証し、吹出し距離13を限定する。 (送風装置効率)=(送風装置出力)/(送風装置入
力) (送風装置出力)=(送風装置圧力上昇)×(送風装置
風量) (送風装置入力)=(ファンモータ軸出力)
【0029】図6のグラフは、送風装置効率と吹出し距
離13、吹出し径14の関係について試験的に検証した
結果を示すものである。図中、横軸は吹出し距離比(吹
出し距離13と吹出し径14の比)であり、(吹出し距
離)/(吹出し径)の式で表される無次元量である。ま
た、縦軸は横軸の吹出し距離比に対応した送風装置効率
を比で示しており、(吹出し距離)/(吹出し径)=1
の場合の送風装置効率を1としている。また、図中の線
種の違い、即ち実線(a)、二点鎖線(b)、一点鎖線
(c)は送風抵抗の異なる冷蔵庫に実装した場合の特性
差を示すものである。(c)>(b)>(a)の順に通
風抵抗の大きな冷蔵庫に実装した場合の特性を示す。
【0030】図6の特性から分かるように吹出し距離比
=1よりも小さい吹出し距離比のところで送風装置効率
が最大となる。本実施の形態の送風装置では、吹出し距
離比を約0.6から約1.0の間としているので、送風
効率の良い送風装置とすることができる。また、吹出し
距離比を約0.7から約0.8の間とすると、最大の効
率付近で使用することができる。
【0031】また、従来は吹出し距離比を1.0以上に
している場合が多く(例えば、従来例の図8では吹出し
距離比2約1.1)、本実施の形態では送風装置の羽根
車回転軸方向の厚みを小さくすることができ、送風装置
の占有体積を小さくできるので、冷蔵庫内の容積を有効
に活用できる。
【0032】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5を示す断面図である。図において、16は羽根車ボ
ス部8Aの外斜面を前方壁2A側に延長させたボス斜面
延長面である。本実施の形態では、上記実施の形態3ま
たは4の特徴に加えて、モータ7をボス斜面延長面16
で囲まれる空間にほぼ収まるように設置している。
【0033】吹出し気流5は羽根車1から斜めに吹出し
た後半径方向へ向かって流れて行く。図7に示したボス
斜面延長面16で囲まれた空間ではその中で循環する渦
ができてエネルギーを損失している。しかし、本実施の
形態ではその空間部分にモータ7を設置しているので渦
の発生量が抑えられて余分なエネルギーの損失がなく、
高効率な送風装置とすることができる。また、更に、吸
込み側にモータ7があると吸込み抵抗となるが、本実施
の形態では自由に吸込める空間となるのでこの点でも高
効率な送風装置とすることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、軸流羽根車を搭載し、該羽根車の回転軸方向前方に
吹出し流れの風路の一部をなす前方壁を有する冷蔵庫の
送風装置において、吹出し付近のファン外周部を覆うフ
ァンケーシングと、該ファンケーシングとファンの吸込
み側吹出し側を区切る吹出し面とをつなぐ吹出しリング
とを備え、該吹出しリングが上記吹出し面に向かうにつ
れて内径が広くなるようにしたので、エネルギーの損失
が防止され、吹出し流れを効率良く流すことができ、効
率の良い送風装置が得られるという効果がある。
【0035】また、請求項2の発明によれば、上記吹出
し面と上記前方壁との距離を上記羽根車の翼後縁のボス
からチップまでの距離とほぼ等しい距離またはそれより
も狭い距離としたので、エネルギーの損失が小さくな
り、効率の良い送風装置とすることができ、また、送付
装置の占有体積を小さくできるため、冷蔵庫内の容積を
有効に使用できる送風装置が得られるという効果があ
る。
【0036】また、請求項3の発明によれば、上記羽根
車のボス部の形状を吹出し側に向かうにつれて径の広く
なる斜流ボス形状としたので、吹出し流れを効率良く送
ることができ、効率の良い送風装置が得られるという効
果がある。
【0037】また、請求項4の発明によれば、上記羽根
車の形状をチップ径とボス径を吹出し側に向かうにつれ
て広くなる斜流ファン形状としたので、吹出し流れを効
率良く送ることができ、効率の良い送風装置が得られる
という効果がある。
【0038】また、請求項5の発明によれば、上記吹出
し面と上記前方壁との間の距離を上記翼後縁のボスから
チップまでの距離の約60%から約100%としたの
で、送風効率がよく更に冷蔵庫内の容積を有効に使用で
きる送風装置が得られるという効果がある。
【0039】また、請求項6の発明によれば、上記羽根
車を回転駆動するモータを、該羽根車のボス部の側面を
吹出し側へ延長させた面に囲まれる空間の中にほぼ収ま
るように設置したので、吹出し側での無駄なエネルギー
損失が少なく、吸込み側で抵抗がない効率の良い送風装
置が得られるという効果がある。
【0040】また、請求項7の発明によれば、上記吹出
しリングをR形状としたので、更に吹出し流れを効率良
く流すことができ、効率の良い送風装置が得られるとい
う効果がある。
【0041】また、請求項8の発明によれば、上記吹出
しリングを複数の直線やR形状を組み合わせたものとし
たので、更に吹出し流れを効率良く流すことができ、効
率の良い送風装置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す断面図であ
る。
【図2】 吹出し距離の影響の説明図である。
【図3】 吹出しリング形状の補足説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2を示す断面図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態3を示す断面図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態4の特性図である。
【図7】 この発明の実施の形態5を示す断面図であ
る。
【図8】 従来の冷蔵庫の送風装置を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 羽根車、 2A 前方壁、 3 吹出し面、 4,
4A ファンケーシング、 5 吹出し気流、 7 モ
ータ、 8,8A 羽根車ボス部、 9 翼後縁、 1
0 翼前縁、 11 翼チップ部、 12,12A,1
2B 吹出しリング、 13 吹出し距離、 14 吹
出し径、 15 渦、 16 ボス斜面延長面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 彰二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 原川 信義 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸流羽根車を搭載し、該羽根車の回転軸
    方向前方に吹出し流れの風路の一部をなす前方壁を有す
    る冷蔵庫の送風装置において、 吹出し付近のファン外周部を覆うファンケーシングと、 該ファンケーシングとファンの吸込み側吹出し側を区切
    る吹出し面とをつなぐ吹出しリングと を備え、該吹出しリングが上記吹出し面に向かうにつれ
    て内径が広くなるようにしたことを特徴とする冷蔵庫の
    送風装置。
  2. 【請求項2】 上記吹出し面と上記前方壁との距離を上
    記羽根車の翼後縁のボスからチップまでの距離とほぼ等
    しい距離またはそれよりも狭い距離としたことを特徴と
    する請求項1記載の冷蔵庫の送風装置。
  3. 【請求項3】 上記羽根車のボス部の形状を吹出し側に
    向かうにつれて径の広くなる斜流ボス形状としたことを
    特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫の送風装置。
  4. 【請求項4】 上記羽根車の形状をチップ径とボス径を
    吹出し側に向かうにつれて広くなる斜流ファン形状とし
    たことを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫の送
    風装置。
  5. 【請求項5】 上記吹出し面と上記前方壁との間の距離
    を上記翼後縁のボスからチップまでの距離の約60%か
    ら約100%としたことを特徴とする請求項3または4
    記載の冷蔵庫の送風装置。
  6. 【請求項6】 上記羽根車を回転駆動するモータを、該
    羽根車のボス部の側面を吹出し側へ延長させた面に囲ま
    れる空間の中にほぼ収まるように設置したことを特徴と
    する請求項3〜5のいずれかに記載の冷蔵庫の送風装
    置。
  7. 【請求項7】 上記吹出しリングをR形状としたことを
    特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の冷蔵庫の送
    風装置。
  8. 【請求項8】 上記吹出しリングを複数の直線やR形状
    を組み合わせたものとしたことを特徴とする請求項1〜
    6のいずれかに記載の冷蔵庫の送風装置。
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