JP2000274803A - パッケージエアコン室内機用エアフィルタ - Google Patents
パッケージエアコン室内機用エアフィルタInfo
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- JP2000274803A JP2000274803A JP11074333A JP7433399A JP2000274803A JP 2000274803 A JP2000274803 A JP 2000274803A JP 11074333 A JP11074333 A JP 11074333A JP 7433399 A JP7433399 A JP 7433399A JP 2000274803 A JP2000274803 A JP 2000274803A
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- conditioner indoor
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗浄作業が不要で、簡単な作業でフィルタ交
換が可能なパッケージエアコン室内機用エアフィルタを
提供する。 【解決手段】 フィルタ３３の空気取入口を覆う所定面
が汚れたとき、吸込グリル９を開けて、ロール状フィル
タ３０よりフィルタ３３の使用済部分を必要な長さだけ
引き出す。そして、鋸歯状の切欠４９によりフィルタ３
３の使用済部分を切り取る。このとき、ロール状フィル
タ３０の回転は、バネ３９に付勢されるクリック３７に
より適宜停止可能である。ラチエット歯車３５に配設さ
れた鋸状の歯により、ロール状フィルタ３０は一方向に
のみ回転可能である。
換が可能なパッケージエアコン室内機用エアフィルタを
提供する。 【解決手段】 フィルタ３３の空気取入口を覆う所定面
が汚れたとき、吸込グリル９を開けて、ロール状フィル
タ３０よりフィルタ３３の使用済部分を必要な長さだけ
引き出す。そして、鋸歯状の切欠４９によりフィルタ３
３の使用済部分を切り取る。このとき、ロール状フィル
タ３０の回転は、バネ３９に付勢されるクリック３７に
より適宜停止可能である。ラチエット歯車３５に配設さ
れた鋸状の歯により、ロール状フィルタ３０は一方向に
のみ回転可能である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はパッケージエアコン
室内機用エアフィルタに係わり、特に洗浄作業が不要
で、簡単な作業でフィルタ交換が可能なパッケージエア
コン室内機用エアフィルタに関する。
室内機用エアフィルタに係わり、特に洗浄作業が不要
で、簡単な作業でフィルタ交換が可能なパッケージエア
コン室内機用エアフィルタに関する。
【０００２】
【従来の技術】図８にパッケージエアコンの天井吊型室
内機の一例を示す。パッケージエアコン１０は、熱交換
器１に封入された冷媒ガスであるフロンを電気やガス等
で圧縮させ、その気化熱又は凝縮熱により熱交換するも
のである。熱交換された空気は、ファン３により吹出口
５より外部に吐出される。
内機の一例を示す。パッケージエアコン１０は、熱交換
器１に封入された冷媒ガスであるフロンを電気やガス等
で圧縮させ、その気化熱又は凝縮熱により熱交換するも
のである。熱交換された空気は、ファン３により吹出口
５より外部に吐出される。
【０００３】エアコン箱体７の底には、吸込グリル９が
嵌装され、図９に示すように、この吸込グリル９は支軸
１１回りに回動自在になっている。吸込グリル９は、プ
ラスチックの格子で構成されている。
嵌装され、図９に示すように、この吸込グリル９は支軸
１１回りに回動自在になっている。吸込グリル９は、プ
ラスチックの格子で構成されている。
【０００４】吸込グリル９の内側には、ポリエステルや
ナイロンを素材とするメッシュ状のエアフィルタ１３が
フック１５により掛け止めされている。そして、このエ
アフィルタ１３は、定期的（約５００時間毎）にタイマ
ーによりフィルタの汚れサインが表示される。汚れたエ
アフィルタ１３は取り外され、洗浄された後に再度フッ
ク１５に取り付けられる。
ナイロンを素材とするメッシュ状のエアフィルタ１３が
フック１５により掛け止めされている。そして、このエ
アフィルタ１３は、定期的（約５００時間毎）にタイマ
ーによりフィルタの汚れサインが表示される。汚れたエ
アフィルタ１３は取り外され、洗浄された後に再度フッ
ク１５に取り付けられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のエア
フィルタ１３では、エアフィルタ１３の洗浄が面倒であ
った。また、パチンコ店に代表される空気の汚れた空間
で使用されているエアフィルタ１３は、汚れがこびりつ
き洗浄しきれない場合もあった。
フィルタ１３では、エアフィルタ１３の洗浄が面倒であ
った。また、パチンコ店に代表される空気の汚れた空間
で使用されているエアフィルタ１３は、汚れがこびりつ
き洗浄しきれない場合もあった。
【０００６】更に、室内機は通常、天井等に取り付けら
れているため、エアフィルタ１３の脱着作業は高所作業
となり危険を伴う。そして、エアフィルタ１３を取り外
す際と、取り付ける際の二度、高所に昇らなければいけ
なかった。
れているため、エアフィルタ１３の脱着作業は高所作業
となり危険を伴う。そして、エアフィルタ１３を取り外
す際と、取り付ける際の二度、高所に昇らなければいけ
なかった。
【０００７】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたもので、洗浄作業が不要で、簡単な作業でフィル
タ交換が可能なパッケージエアコン室内機用エアフィル
タを提供することを目的とする。
されたもので、洗浄作業が不要で、簡単な作業でフィル
タ交換が可能なパッケージエアコン室内機用エアフィル
タを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】このため本発明（請求項
１）は、パッケージエアコン室内機と、該パッケージエ
アコン室内機の所定箇所に配設され、空気取入口を有す
る開閉自在の吸込グリルと、該吸込グリルの内側一端部
又は前記パッケージエアコン室内機内部に配設された軸
芯と、該軸芯に対し着脱自在、かつ該軸芯回りに回転可
能で、ロール状に長尺のフィルタが巻回され、前記吸込
グリルの空気取入口を覆うように前記フィルタの一端が
引き出されたロール状フィルタと、該ロール状フィルタ
から引き出された前記フィルタの所定面を前記吸込グリ
ルの内側に固定するフィルタ固定手段とを備えて構成し
た。
１）は、パッケージエアコン室内機と、該パッケージエ
アコン室内機の所定箇所に配設され、空気取入口を有す
る開閉自在の吸込グリルと、該吸込グリルの内側一端部
又は前記パッケージエアコン室内機内部に配設された軸
芯と、該軸芯に対し着脱自在、かつ該軸芯回りに回転可
能で、ロール状に長尺のフィルタが巻回され、前記吸込
グリルの空気取入口を覆うように前記フィルタの一端が
引き出されたロール状フィルタと、該ロール状フィルタ
から引き出された前記フィルタの所定面を前記吸込グリ
ルの内側に固定するフィルタ固定手段とを備えて構成し
た。
【０００９】吸込グリルは、パッケージエアコン室内機
の所定箇所に配設されている。吸込グリルは、空気取入
口を有し、開閉自在である。軸芯が、吸込グリルの内側
一端部又はパッケージエアコン室内機内部に配設されて
いる。ロール状フィルタは、この軸芯に対し着脱自在で
ある。従って、ロール状フィルタは交換可能である。そ
して、このロール状フィルタはこの軸芯回りに回転可能
であり、ロール状に長尺のフィルタが巻回されている。
の所定箇所に配設されている。吸込グリルは、空気取入
口を有し、開閉自在である。軸芯が、吸込グリルの内側
一端部又はパッケージエアコン室内機内部に配設されて
いる。ロール状フィルタは、この軸芯に対し着脱自在で
ある。従って、ロール状フィルタは交換可能である。そ
して、このロール状フィルタはこの軸芯回りに回転可能
であり、ロール状に長尺のフィルタが巻回されている。
【００１０】また、ロール状フィルタは、吸込グリルの
空気取入口を覆うようにフィルタの一端が引き出されて
いる。フィルタ固定手段は、ロール状フィルタから引き
出されたフィルタの所定面を、吸込グリルの内側に固定
する。使用済みのフィルタは、引出し後はさみ等でカッ
トすれば、常に新しいフィルタに変えられる。このた
め、面倒なエアフィルタの洗浄作業が不要になる。
空気取入口を覆うようにフィルタの一端が引き出されて
いる。フィルタ固定手段は、ロール状フィルタから引き
出されたフィルタの所定面を、吸込グリルの内側に固定
する。使用済みのフィルタは、引出し後はさみ等でカッ
トすれば、常に新しいフィルタに変えられる。このた
め、面倒なエアフィルタの洗浄作業が不要になる。
【００１１】また、繰り返し新しいフィルタを引出して
使えるため、空気の汚れた空間で使用しても、従来のよ
うに洗浄しきれないで汚れが残るという心配が無い。更
に、汚れたフィルタの取り外しと、きれいなフィルタの
取り付けが一度で完了するので、高所に昇る回数が減り
安全である。
使えるため、空気の汚れた空間で使用しても、従来のよ
うに洗浄しきれないで汚れが残るという心配が無い。更
に、汚れたフィルタの取り外しと、きれいなフィルタの
取り付けが一度で完了するので、高所に昇る回数が減り
安全である。
【００１２】更に、フィルタの交換作業が容易になるの
で、今まで手入れを怠っていたユーザーでも、フィルタ
交換を適時行ってくれる可能性が高い。その結果、冷房
時の能力不足クレームや、暖房時の冷媒圧縮機への負担
増の低減が期待できる。
で、今まで手入れを怠っていたユーザーでも、フィルタ
交換を適時行ってくれる可能性が高い。その結果、冷房
時の能力不足クレームや、暖房時の冷媒圧縮機への負担
増の低減が期待できる。
【００１３】また、本発明（請求項２）は、前記フィル
タは網目状に構成され、前記フィルタ固定手段は、前記
吸込グリルの複数箇所に開けられた小孔と、該小孔に向
けて前記フィルタの表面から挿通して該フィルタを前記
吸込グリルに止める止めピンとを備えて構成した。
タは網目状に構成され、前記フィルタ固定手段は、前記
吸込グリルの複数箇所に開けられた小孔と、該小孔に向
けて前記フィルタの表面から挿通して該フィルタを前記
吸込グリルに止める止めピンとを備えて構成した。
【００１４】フィルタは網目状に構成されている。吸込
グリルの複数箇所には、小孔が開けられており、この小
孔に向けてフィルタの表面から止めピンを挿通して、フ
ィルタを吸込グリルに止める。フィルタは網目状であ
り、網目の隙間から小孔の位置を確認することが出来
る。このため、フィルタ越しに、止めピンを小孔に対し
挿通する作業は容易である。
グリルの複数箇所には、小孔が開けられており、この小
孔に向けてフィルタの表面から止めピンを挿通して、フ
ィルタを吸込グリルに止める。フィルタは網目状であ
り、網目の隙間から小孔の位置を確認することが出来
る。このため、フィルタ越しに、止めピンを小孔に対し
挿通する作業は容易である。
【００１５】更に、本発明（請求項３）は、前記吸込グ
リルには、前記フィルタの引き出し後の余分な部分を切
断可能な切断手段が配設されたことを特徴とする。
リルには、前記フィルタの引き出し後の余分な部分を切
断可能な切断手段が配設されたことを特徴とする。
【００１６】フィルタは、ロール状フィルタから適宜引
き出して、汚れ等の存在する余分な部分を切断する。切
断手段は、フィルタを切断可能なすべての手段をいう。
以上により、切断作業が楽に行え、短時間にフィルタの
交換が可能である。
き出して、汚れ等の存在する余分な部分を切断する。切
断手段は、フィルタを切断可能なすべての手段をいう。
以上により、切断作業が楽に行え、短時間にフィルタの
交換が可能である。
【００１７】更に、本発明（請求項４）は、前記切断手
段は、前記吸込グリルの縁に鋸歯状の切欠が形成された
ことを特徴とする。
段は、前記吸込グリルの縁に鋸歯状の切欠が形成された
ことを特徴とする。
【００１８】このように、簡単な構造で、安全にフィル
タを切断可能である。このため、安価に構成出来る。
タを切断可能である。このため、安価に構成出来る。
【００１９】更に、本発明（請求項５）は、前記止めピ
ンは、前記吸込グリルとワイヤーで繋がれたことを特徴
とする。
ンは、前記吸込グリルとワイヤーで繋がれたことを特徴
とする。
【００２０】止めピンを吸込グリルにワイヤーで繋いだ
ことで、高所作業をする際でも常に止めピンの存在を確
認出来る。このため、作業を楽に行うことが出来る。
ことで、高所作業をする際でも常に止めピンの存在を確
認出来る。このため、作業を楽に行うことが出来る。
【００２１】更に、本発明（請求項６）は、前記ロール
状フィルタは、前記軸芯に貫通される筒体と、該筒体に
巻回された網目状のフィルタと、前記筒体の端部に配設
された歯車と、該歯車の歯を掛止する掛止手段とを備え
て構成した。
状フィルタは、前記軸芯に貫通される筒体と、該筒体に
巻回された網目状のフィルタと、前記筒体の端部に配設
された歯車と、該歯車の歯を掛止する掛止手段とを備え
て構成した。
【００２２】筒体は軸芯に貫通される。網目状のフィル
タは、この筒体に巻回されている。筒体の端部には歯車
が配設されている。掛止手段により、この歯車の歯は掛
止される。このため、ロール状フィルタからフィルタを
引き出した後に、ロール状フィルタを停止することが出
来る。また、歯車の歯が掛止されることで、フィルタを
引出し過ぎてしまうことを防止出来る。
タは、この筒体に巻回されている。筒体の端部には歯車
が配設されている。掛止手段により、この歯車の歯は掛
止される。このため、ロール状フィルタからフィルタを
引き出した後に、ロール状フィルタを停止することが出
来る。また、歯車の歯が掛止されることで、フィルタを
引出し過ぎてしまうことを防止出来る。
【００２３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。本発明の実施形態の構成図を図１に示す。な
お、図８と同一要素のものについては同一符号を付して
説明は省略する。図１において、軸芯２１は、吸込グリ
ル９の内側の支軸１１の近くに支軸１１と平行に配設さ
れている。
説明する。本発明の実施形態の構成図を図１に示す。な
お、図８と同一要素のものについては同一符号を付して
説明は省略する。図１において、軸芯２１は、吸込グリ
ル９の内側の支軸１１の近くに支軸１１と平行に配設さ
れている。
【００２４】図２に示すように、軸芯２１の一端は、垂
設棒２３ａの上端に回動自在に軸支されている。軸芯２
１の他端は、垂設棒２３ｂの上端とフック２５により止
められている。垂設棒２３ａ、２３ｂの両下端は、吸込
グリル９の内側に固着されている。
設棒２３ａの上端に回動自在に軸支されている。軸芯２
１の他端は、垂設棒２３ｂの上端とフック２５により止
められている。垂設棒２３ａ、２３ｂの両下端は、吸込
グリル９の内側に固着されている。
【００２５】ロール状フィルタ３０は、この軸芯２１に
貫通されている。ロール状フィルタ３０の詳細図を図３
に示す。図３（ａ）にロール状フィルタ３０の正面図、
図３（ｂ）に側面図を示す。ロール状フィルタ３０は、
筒体３１に網目状のフィルタ３３が周状に巻き付けられ
ている。筒体３１の端部には、ラチエット歯車３５が固
着されている。
貫通されている。ロール状フィルタ３０の詳細図を図３
に示す。図３（ａ）にロール状フィルタ３０の正面図、
図３（ｂ）に側面図を示す。ロール状フィルタ３０は、
筒体３１に網目状のフィルタ３３が周状に巻き付けられ
ている。筒体３１の端部には、ラチエット歯車３５が固
着されている。
【００２６】図４において、ラチエット歯車３５の歯に
係合するように、ツメ形状のクリック３７が配設されて
いる。クリック３７の下端は、垂設棒２３ａの適所に軸
支されている。クリック３７と垂設棒２３ａの間には、
バネ３９が取り付けられている。
係合するように、ツメ形状のクリック３７が配設されて
いる。クリック３７の下端は、垂設棒２３ａの適所に軸
支されている。クリック３７と垂設棒２３ａの間には、
バネ３９が取り付けられている。
【００２７】図１に示すように、フィルタ３３はロール
状フィルタ３０より引き出され、吸込グリル９の図示し
ない空気取入口を覆っている。そして、引き出されたフ
ィルタ３３の端部は、止めピン４１に貫通され吸込グリ
ル９に対し止められている。
状フィルタ３０より引き出され、吸込グリル９の図示し
ない空気取入口を覆っている。そして、引き出されたフ
ィルタ３３の端部は、止めピン４１に貫通され吸込グリ
ル９に対し止められている。
【００２８】図５に、止めピン４１がフィルタ３３を止
めている様子を示す。吸込グリル９には、直径３ｍｍ程
度の小孔４３が開けられている。小孔４３の内周には、
ゴム製の中空円板４５がその外周を固着されている。止
めピン４１の周囲には、くびれ４１ａが形成されてい
る。
めている様子を示す。吸込グリル９には、直径３ｍｍ程
度の小孔４３が開けられている。小孔４３の内周には、
ゴム製の中空円板４５がその外周を固着されている。止
めピン４１の周囲には、くびれ４１ａが形成されてい
る。
【００２９】止めピン４１は、フィルタ３３の表面より
中空円板４５を貫通して、くびれ４１ａによりフィルタ
３３を中空円板４５に止めるようになっている。止めピ
ン４１は、ワイヤー４７により吸込グリル９に繋がれて
いる。図６に示すように、吸込グリル９の開放端には、
縁に鋸歯状の切欠４９が形成されている。
中空円板４５を貫通して、くびれ４１ａによりフィルタ
３３を中空円板４５に止めるようになっている。止めピ
ン４１は、ワイヤー４７により吸込グリル９に繋がれて
いる。図６に示すように、吸込グリル９の開放端には、
縁に鋸歯状の切欠４９が形成されている。
【００３０】次に、本発明の実施形態であるフィルタ３
３の交換作業について説明する。フィルタ３３の空気取
入口を覆う所定面が汚れたとき、図７に示すように吸込
グリル９を開けて、ロール状フィルタ３０よりフィルタ
３３の使用済部分を必要な長さだけ引き出す。
３の交換作業について説明する。フィルタ３３の空気取
入口を覆う所定面が汚れたとき、図７に示すように吸込
グリル９を開けて、ロール状フィルタ３０よりフィルタ
３３の使用済部分を必要な長さだけ引き出す。
【００３１】そして、図６に示すように鋸歯状の切欠４
９によりフィルタ３３の使用済部分を切り取る。このと
き、図４に示すように、ロール状フィルタ３０の回転
は、バネ３９に付勢されるクリック３７により適宜停止
可能である。ラチエット歯車３５に配設された鋸状の歯
により、ロール状フィルタ３０は一方向にのみ回転可能
である。
９によりフィルタ３３の使用済部分を切り取る。このと
き、図４に示すように、ロール状フィルタ３０の回転
は、バネ３９に付勢されるクリック３７により適宜停止
可能である。ラチエット歯車３５に配設された鋸状の歯
により、ロール状フィルタ３０は一方向にのみ回転可能
である。
【００３２】フィルタ３３の材質は使い捨てのため、例
えば窓の網戸に使用されているものと形状や材質がほぼ
類似する、ポリプロピレンやナイロンのような安価な合
成繊維を用いることが可能である。なお、フィルタ３３
の引き出し方向は、本発明の実施形態では、鉛直下方と
したが、図６に示すｘ方向、ｙ方向のどちらでも可能で
ある。
えば窓の網戸に使用されているものと形状や材質がほぼ
類似する、ポリプロピレンやナイロンのような安価な合
成繊維を用いることが可能である。なお、フィルタ３３
の引き出し方向は、本発明の実施形態では、鉛直下方と
したが、図６に示すｘ方向、ｙ方向のどちらでも可能で
ある。
【００３３】また、筒体３１に巻回されるフィルタ３３
の長さは、最低でも１０回は交換作業ができるような長
さにしておくと、ロール切れの頻度が少なくて良い。止
めピン４１は、ワイヤー４７により吸込グリル９に繋が
れているため、高所での作業が容易である。
の長さは、最低でも１０回は交換作業ができるような長
さにしておくと、ロール切れの頻度が少なくて良い。止
めピン４１は、ワイヤー４７により吸込グリル９に繋が
れているため、高所での作業が容易である。
【００３４】ロール状フィルタ３０を使い切った場合に
は、軸芯２１に止められていたフック２５を垂設棒２３
ｂの上端より外し、新しいロール状フィルタ３０を軸芯
２１に貫装し、再びフック２５を垂設棒２３ｂに止め
る。以上により、面倒なフィルタ３３の洗浄作業が不要
になる。
は、軸芯２１に止められていたフック２５を垂設棒２３
ｂの上端より外し、新しいロール状フィルタ３０を軸芯
２１に貫装し、再びフック２５を垂設棒２３ｂに止め
る。以上により、面倒なフィルタ３３の洗浄作業が不要
になる。
【００３５】また、汚れたフィルタ３３の取り外しと、
きれいなフィルタ３３の取り付けが一度で完了するの
で、高所に昇る回数が減り安全である。
きれいなフィルタ３３の取り付けが一度で完了するの
で、高所に昇る回数が減り安全である。
【００３６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ロ
ール状フィルタから引き出されたフィルタの所定面を吸
込グリルの内側に固定するように構成したので、使用済
みのフィルタは、簡単に新しいフィルタに変えられる。
このため、面倒なエアフィルタの洗浄作業が不要にな
る。
ール状フィルタから引き出されたフィルタの所定面を吸
込グリルの内側に固定するように構成したので、使用済
みのフィルタは、簡単に新しいフィルタに変えられる。
このため、面倒なエアフィルタの洗浄作業が不要にな
る。
【００３７】また、汚れたフィルタの取り外しと、きれ
いなフィルタの取り付けが一度で完了するので、高所に
昇る回数が減り安全である。
いなフィルタの取り付けが一度で完了するので、高所に
昇る回数が減り安全である。
【図１】 本発明の実施形態の構成図を示す図
【図２】 軸芯の様子を示す図
【図３】 ロール状フィルタの詳細図
【図４】 ロール状フィルタの回転間欠停止機構を説明
する図
する図
【図５】 止めピンがフィルタを止めている様子を示す
図
図
【図６】 鋸歯状の切欠によりフィルタの使用済み部分
が切り取られる様子を示す図
が切り取られる様子を示す図
【図７】 吸込グリルを開けて、ロール状フィルタより
フィルタを必要な長さだけ引き出している様子を示す図
フィルタを必要な長さだけ引き出している様子を示す図
【図８】 パッケージエアコンの天井吊型室内機の一例
を示す図
を示す図
【図９】 エアフィルタの脱着の様子を示す図
９ 吸込グリル １０ パッケージエアコン ２１ 軸芯 ３０ ロール状フィルタ ３１ 筒体 ３３ フィルタ ３５ ラチエット歯車 ３７ クリック ４１ 止めピン ４３ 小孔 ４７ ワイヤー ４９ 切欠
Claims (6)
- 【請求項１】 パッケージエアコン室内機と、該パッケ
ージエアコン室内機の所定箇所に配設され、空気取入口
を有する開閉自在の吸込グリルと、該吸込グリルの内側
一端部又は前記パッケージエアコン室内機内部に配設さ
れた軸芯と、該軸芯に対し着脱自在、かつ該軸芯回りに
回転可能で、ロール状に長尺のフィルタが巻回され、前
記吸込グリルの空気取入口を覆うように前記フィルタの
一端が引き出されたロール状フィルタと、該ロール状フ
ィルタから引き出された前記フィルタの所定面を前記吸
込グリルの内側に固定するフィルタ固定手段とを備えた
ことを特徴とするパッケージエアコン室内機用エアフィ
ルタ。 - 【請求項２】 前記フィルタは網目状に構成され、前記
フィルタ固定手段は、前記吸込グリルの複数箇所に開け
られた小孔と、該小孔に向けて前記フィルタの表面から
挿通して該フィルタを前記吸込グリルに止める止めピン
とを備えたことを特徴とする請求項１記載のパッケージ
エアコン室内機用エアフィルタ。 - 【請求項３】 前記吸込グリルには、前記フィルタの引
き出し後の余分な部分を切断可能な切断手段が配設され
たことを特徴とする請求項１又は請求項２記載のパッケ
ージエアコン室内機用エアフィルタ。 - 【請求項４】 前記切断手段は、前記吸込グリルの縁に
鋸歯状の切欠が形成されたことを特徴とする請求項３記
載のパッケージエアコン室内機用エアフィルタ。 - 【請求項５】 前記止めピンは、前記吸込グリルとワイ
ヤーで繋がれたことを特徴とする請求項２、３又は４記
載のパッケージエアコン室内機用エアフィルタ。 - 【請求項６】 前記ロール状フィルタは、前記軸芯に貫
通される筒体と、該筒体に巻回された網目状のフィルタ
と、前記筒体の端部に配設された歯車と、該歯車の歯を
掛止する掛止手段とを備えたことを特徴とする請求項
１、２、３、４又は５記載のパッケージエアコン室内機
用エアフィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11074333A JP2000274803A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | パッケージエアコン室内機用エアフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11074333A JP2000274803A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | パッケージエアコン室内機用エアフィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000274803A true JP2000274803A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13544101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11074333A Pending JP2000274803A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | パッケージエアコン室内機用エアフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000274803A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007298206A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機およびロールフィルタユニット |
| CN107933708A (zh) * | 2017-11-27 | 2018-04-20 | 新誉轨道交通科技有限公司 | 一种隐藏式扰流装置及车辆空调系统 |
| CN110513777A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-11-29 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空气处理装置 |
| CN111156601A (zh) * | 2019-12-27 | 2020-05-15 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种室内机及空调器 |
-
1999
- 1999-03-18 JP JP11074333A patent/JP2000274803A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007298206A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機およびロールフィルタユニット |
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