JP2000274234A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

Info

Publication number
JP2000274234A
JP2000274234A JP11081212A JP8121299A JP2000274234A JP 2000274234 A JP2000274234 A JP 2000274234A JP 11081212 A JP11081212 A JP 11081212A JP 8121299 A JP8121299 A JP 8121299A JP 2000274234 A JP2000274234 A JP 2000274234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
flow path
heat exchanger
temperature fluid
fins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11081212A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Onishi
和樹 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP11081212A priority Critical patent/JP2000274234A/ja
Publication of JP2000274234A publication Critical patent/JP2000274234A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換量が少なくなることなく熱交換器内部
の高温流体の蛇行を少なくし、圧力損失を低減すること
ができる熱交換器を提供する。 【解決手段】 排気ガス流路の下流側にはフィン6が配
設され、排気ガスはフィン6によって互いが略平行な流
路に分流されるため、排気ガスの蛇行が少なくなり、熱
交換器内の圧力損失が低減される。この際に、排気ガス
とフィン6との接触面積は大きくなるため熱交換量が少
なくなることはない。又、排気ガスとフィン6とが接触
することによって生じるスラッジは、上流側においては
排気ガス流速が高いために流されやすく少なくなり、下
流側においては比較的温度が低いために、シェル2とフ
ィン6の酸化等表面の劣化に起因する固着が起きにく
く、内部クリーニング等のメンテナンスが容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱交換器に係り、詳
しくは高温流体としての排気ガスより熱を取り出し、様
々に利用を図るための熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】排気ガスの熱交換器として、特開平8−
49534号公報には図6に示すようなものが開示され
ている。熱交換器31の排気ガス流路は円筒形状のシェ
ル32内に、円板状の一箇所が切り落とされた形状にな
っている仕切り板33を排気ガスの入口部34から出口
部35に向かって間隔が徐々に狭くなるように配列する
ことによって構成されている。この際に、仕切り板33
の切り落とされた箇所を交互に対向する位置に配列する
構成とすることによって排気ガスと邪魔板33との接触
面積が大きくなり、熱交換量を多くすることができる。
排気ガスはシェル32に設けられた入口部34より流入
し、シェル32の内周に配列された仕切り板33によっ
て形成された流路を蛇行し、シェル32に設けられた出
口部35より流出する。
【0003】一方、冷却水流路はタンク部36,37、
チューブ38によって構成されている。冷却水はタンク
部36に設けられた入口部37より流入し、仕切り板3
3に複数設けられた孔に嵌入固定支持されたチューブ3
8へ分流され、再びタンク部39で集流されてタンク部
39に設けられた出口部40より流出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−49534号公報に開示された熱交換器では、下流
側の仕切り板33の配列具合が上流側の仕切り板33の
配列具合に比較して密になっているため、特に下流側に
おいて、圧力損失の大きい流路の折り返し部の数が多
く、全体としての圧力損失が大きくなるという問題があ
る。
【0005】本発明は前記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、熱交換量が少なくなる
ことなく熱交換器内部の高温流体の蛇行を少なくし、圧
力損失を低減することができる熱交換器を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、ケーシングの内部に高温流
体流路と低温流体流路を有し、流路壁面を介して間接的
に熱交換を行う熱交換器において、ケーシング内部にお
ける前記高温流体流路が相対的に流路断面積が狭い流速
依存部と、相対的に流路断面積が広く流路中に前記低温
流体流路の壁面に連なる補助部材が配設されている伝熱
面積依存部とからなる。
【0007】請求項2に記載の発明は請求項1に記載の
発明において、前記伝熱面積依存部は高温流体流路の下
流側に配置され、前記流速依存部は高温流体流路の上流
側に配置されている。
【0008】請求項3に記載の発明は請求項1又は請求
項2に記載の発明において、前記伝熱面積依存部での高
温流体は補助部材によって互いが略平行な流路に分流さ
れる。
【0009】請求項1〜請求項3に記載の発明では、流
路中に低温流体流路の壁面に連なる補助部材が配設され
ている伝熱面積依存部が設けられているため、高温流体
の蛇行が少なくなり、熱交換器内の圧力損失が低減され
ると同時に、伝熱面積依存部では高温流体と流路壁面と
の接触面積が大きくなり、複数の高温流体流路の流路断
面積が大きくなることにより高温流体流速が低下するこ
とによって熱交換量が少なくなることを防止する。
【0010】請求項2に記載の発明では、伝熱面積依存
部は高温流体流路の下流側に配置され、流速依存部は高
温流体流路の上流側に配置されているため、伝熱面積依
存部を高温流体流路の上流側に配置し、流速依存部を高
温流体流路の下流側に配置する場合に比較して、高温流
体と流体壁面とが接触することによって生じるスラッジ
が、上流側においては高温流体流速が高いために流され
やすく少なくなる。下流側においては比較的温度が低い
ため、ケーシング内での補助部材の酸化等表面の劣化に
起因する固着が起きにくくなり、内部クリーニング等の
メンテナンスが容易になる。
【0011】請求項3に記載の発明では、伝熱面積依存
部での高温流体は補助部材によって互いが略平行な流路
に分流されるため、高温流体と流路壁面との接触面積は
大きくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を高温流体としての
内燃機関の排気ガスと、低温流体としての内燃機関の冷
却水との熱交換器に具体化した一実施形態を図1〜図5
に基づいて説明する。
【0013】図1に示すように、熱交換器1は排気ガス
流路と冷却水流路とを備えることによって形成されてい
る。排気ガス流路はケーシングとしてのシェル2、壁円
板3,4、仕切り板5及び補助部材としてのフィン6に
よって構成され、冷却水流路はタンク部7,8、チュー
ブ9によって構成されている。
【0014】シェル2は円筒形状を成し、その中心線方
向両端には壁円板3,4が溶接固定されている。シェル
2の壁円板3,4近辺にはそれぞれ排気ガス入口部10
と排気ガス出口部11が円筒状のシェル2の外周面に互
いが略並行に突設され、壁円板3,4にはそれぞれ開口
した孔12が三個設けられている。壁円板3,4の外側
にはそれぞれタンク部7,8が溶接固定され、該タンク
部7,8の中心部にはそれぞれ冷却水入口部13と冷却
水出口部14が突設されている。
【0015】熱交換器1内の排気ガス流路の上流側とな
る流速依存部(図1のシェル2内部の右側)には仕切り
板5が、下流側となる伝熱面積依存部(図1のシェル2
内部の左側)にはフィン6がそれぞれ配設されている。
【0016】流速依存部内の仕切り板5a,5b,5c
は図2に示すように、円の一箇所を切り落とした形状に
なっており、該箇所がシェル2の内部で交互に対向する
位置に略等間隔で配列されている。最も排気ガスの入口
側に位置する仕切り板5aは排気ガス入口部10よりも
やや出口側に配設され、排気ガス入口部10側から順に
仕切り板5a,5b,5cが配設されている。図3及び
図4(a)に示すように、仕切り板5の周囲には折り曲
げ部5dが形成され、仕切り板5をシェル2の内部に圧
入機で圧入する際に、折り曲げ部5dとシェル2の内面
が当接するようになっている。又、仕切り板5a,5
b,5cにはそれぞれ開口した孔12が三個設けられて
おり、仕切り板5bのシェル2との接触部近辺には小さ
い孔15が複数個開口されている。
【0017】同様に、伝熱面積依存部内のフィン6は図
2に示すように、円板状の対向する二箇所を切り落とし
た形状になっており、略等間隔で9枚配列されている。
フィン6の切り落とされた二箇所の一方は排気ガス出口
部11側に位置しており、他方はその対向する側に位置
している。仕切り板5cと仕切り板5cに最も近い位置
に配設されているフィン6との間隔は、略等間隔で配列
されているフィン6の間隔とほぼ同一になっている。図
3及び図4(b)に示すように、フィン6の周囲には折
り曲げ部6dが形成され、フィン6をシェル2の内部に
圧入機で圧入する際に、折り曲げ部6dとシェル2の内
部が当接するようになっている。又、フィン6にはそれ
ぞれ開口した孔12が三個設けられている。
【0018】壁円板3,4、仕切り板5及びフィン6に
それぞれ開口されている孔12によって円筒状のチュー
ブ9は嵌入固定支持されている。チューブ9の長さは壁
円板3と壁円板4の間隔と等しくなっている。なお、流
速依存部と伝熱面積依存部とは排気ガス入口部10と排
気ガス出口部11が位置する側と対向する側で連通され
ており、該側の壁円板4付近には排気ガスと仕切り板5
a,5b,5c及びフィン6とが接触することによって
生じるガス凝縮水を排出するためのドレン16が設けら
れている。又、熱交換器自体は伝熱面積依存部側にやや
傾いている。(図示せず) 次に、上記のように構成された熱交換器の作用について
説明する。
【0019】高温流体としての排気ガスは排気ガス入口
部10からシェル2内へ進入し、仕切り板5a,5b,
5cに順に案内されながら流速依存部を蛇行していく。
仕切り板5a,5b,5cは排気ガス流路を決定すると
同時に、排気ガスの熱を冷却水が流れるチューブ9に伝
える役割も果たす。つまり、排気ガスの熱はチューブ9
に直接伝わる場合と仕切り板5a,5b,5cを介して
伝わる場合とがある。
【0020】排気ガスは排気ガス入口部10と排気ガス
出口部11が位置する側と対向する側で伝熱面積依存部
に進入すると同時に、フィン6によって10本の流路に
分流され、10本の流路の総断面積は大きくなるために
速度は低下する。分流された排気ガスはフィン6に案内
されて一定方向へのみ流れていくため、下流側での排気
ガスの蛇行はなくなり、排気ガス入口部10及び排気ガ
ス出口部11側で再び集流されて排気ガス出口部11か
ら流出する。
【0021】排気ガスが仕切り板5及びフィン6に接触
する際に、排気ガス中に含まれる油等が仕切り板5及び
フィン6に付着することによってスラッジが堆積する。
該スラッジが堆積することによって排気ガスと仕切り板
5及びフィン6との伝熱性は悪化するが、上流側の流速
依存部では排気ガス流速が高く保たれるため、スラッジ
は流されやすくなり堆積しにくくなっている。下流側の
伝熱面積依存部では温度が比較的低いために、シェル2
とフィン6の酸化等表面の劣化に起因する固着が起きに
くく、タンク部8及び壁円板4を外して内部クリーニン
グ等のメンテナンスをすることが容易になる。
【0022】又、排気ガスが下流側に流れながら冷却さ
れていくと、チューブ9の周辺にはガス凝縮水が付着す
る。ガス凝縮水は仕切り板5及びフィン6を伝わってシ
ェル2の下部に滞留する。流速依存部での排気ガス流速
は高く保たれ、又、熱交換器を内燃機関に設置する際に
伝熱面積依存部側にやや傾いているため、ガス凝縮水は
仕切り板5bのシェル2との接触部近辺の小さい孔15
を介して伝熱面積依存部側に流れやすくなっている。従
って、流速依存部の下部が腐食する虞は少ない。伝熱面
積依存部では排気ガスが冷却されることに伴いガス凝縮
水は多いが、伝熱面積依存部を排気ガスの下流側に配置
することによって、ガス凝縮水を素早くドレン16に排
出することが可能になる。従って、伝熱面積依存部の下
部が腐食する虞は少ない。
【0023】又、低温流体としての冷却水は冷却水入口
部13から進入し、タンク部8で分流される。分流され
た冷却水はチューブ9内を一定方向へ流れ、タンク部7
で再び集流されて冷却水出口部14から流出する。冷却
水と排気ガスとの温度差はその熱容量の差から排気ガス
の上流側で大きく下流側で小さくなっている。
【0024】従って、本実施形態によれば以下に示す効
果がある。
【0025】(1)排気ガス流路内には排気ガスがフィ
ン6によって互いが略平行な流路に分流される伝熱面積
依存部が設けられているので、排気ガスの蛇行が少なく
なり、熱交換器内の圧力損失が低減されると同時に、伝
熱面積依存部では排気ガスとフィン6との接触面積が大
きくなり、複数の排気ガス流路の流路断面積が大きくな
ることにより排気ガス流速が低下することによって熱交
換量が少なくなることを防止することができる。
【0026】(2)伝熱面積依存部は排気ガス流路の下
流側に配置され、流速依存部は排気ガス流路の上流側に
配置されているため、伝熱面積依存部を排気ガス流路の
上流側に配置し、流速依存部を排気ガス流路の下流側に
配置する場合に比較して、上流側での排気ガス流速は高
く保たれるため、スラッジは流されやすく少なくなる。
又、下流側では比較的温度が低いために、シェル2とフ
ィン6の酸化等表面の劣化に起因する固着が起きにく
く、容易に内部クリーニング等のメンテナンスをするこ
とができる。
【0027】(3)下流側に伝熱面積依存部を配置する
ことによって下流側にガス凝縮水が多く滞留するので、
下流側に設けられたドレン16によってガス凝縮水を素
早く排出することができる。従って、シェル2内部がガ
ス凝縮水の成分である硫酸等によって腐食することを少
なくすることができる。
【0028】(4)伝熱面積依存部はフィン6を圧入す
るだけで構成されるので、熱交換器1の製造を容易にす
ることができる。
【0029】(5)伝熱面積依存部での排気ガス流路は
円板状のフィン6の対向する二箇所を切り落とすことに
よって形成されているので、それぞれの排気ガスの流路
が最も長くなる。従って、排気ガスとフィン6との接触
面積が大きくなり、熱交換量を多くすることができる。
【0030】(6)仕切り板5bのシェル2との接触部
近辺には小さい孔15が複数個開口されているので,仕
切り板5bよりも上流側で生じるガス凝縮水を下流側へ
流すことができる。
【0031】尚、実施の形態は前記に限定されるもので
はなく、例えば次のように適宜に変更して実施すること
もできる。
【0032】○ フィン6は円板状の対向する二箇所を
切り落とした形状でなくても、例えば一箇所でも三箇所
以上でもよい。一箇所の場合、排気ガスは一旦分流した
後に再び集流されず、分流された排気ガスがそのまま流
出するようにシェル2に排気ガス出口部を排気ガス流路
と同じ数だけ設ける構成とする。従って、排気ガスとフ
ィン6との接触面積が更に大きくなり、熱交換量が多く
なる。又、仕切り板5の切り落とされた箇所の形状は何
でもよく、例えば一箇所を凹状に切り欠いた形状であっ
てもよい。
【0033】○ 伝熱面積依存部の流路方向の断面形状
はハニカム構造でもよい。この場合、排気ガスと補助部
材との接触面積が大きくなり熱交換量が多くなる。
【0034】○ 伝熱面積依存部を排気ガス流路の上流
側に配置し、流速依存部を排気ガス流路の下流側に配置
してもよい。この場合、上流側では排気ガスとフィン6
との接触面積が大きく、排気ガスと冷却水との温度差も
大きいので熱交換量が多くなる。
【0035】○ 伝熱面積依存部内のフィン6は図5に
示すように、シェル2に当接することなくチューブ9の
みによって固定嵌入支持される形状であってもよい。こ
の場合、フィン6に折り曲げ部6dを設ける必要がなく
フィン6をチューブ9に固着するだけでよいため、熱交
換器の製造が容易になる。
【0036】○ シェル2と壁円板3,4とは溶接によ
って固定されなくてもネジなどによって螺合されてもよ
い。この場合、容易に下流側の内部クリーニング等のメ
ンテナンスを行うことができる。
【0037】○ 壁円板3,4、仕切り板5及びフィン
6に嵌入固定支持されているチューブ9は三本ではな
く、二本以下でも四本以上でもよい。二個以下の場合は
熱交換器31の製造が容易になり、四個以上の場合は排
気ガスと冷却水との熱交換量が多くなる。
【0038】○ 仕切り板5及びフィン6の数はいくつ
でもよい。又、間隔は等しくなくてもよいし、決まった
値でなくてもよい。
【0039】○ シェル2の形状は円筒状でなくても、
例えば直方体状でもよい。
【0040】○ 低温流体は冷却水でなくても、例えば
油冷でもよい。
【0041】○ 熱交換器は内燃機関に設けられなくて
も焼却炉に設けられてもよい。
【0042】前記実施の形態から把握され、特許請求の
範囲に記載されていない技術的思想を、その効果ととも
に以下に記載する。
【0043】(1) 請求項1〜請求項3のいずれか一
項に記載の熱交換器において、前記補助部材は円板状の
対向する二箇所が切り落とされた形状になっているフィ
ンであり、分流された高温流体は再び集流される。この
場合、フィンを圧入するだけで伝熱面積依存部が構成さ
れ、熱交換器の製造が容易になる。
【0044】(2) 請求項1〜請求項3及び前記技術
的思想のいずれか一項に記載の熱交換器において、前記
ケーシング内の下流端近辺にはドレンが形成されてい
る。この場合、ガス凝縮水を素早くケーシング内から排
出することができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜請求項
3に記載の発明によれば、熱交換量が少なくなることな
く熱交換器内部の高温流体の蛇行を少なくし、圧力損失
を低減することができる。
【0046】請求項2に記載の発明によれば、上流側で
はスラッジ堆積を少なくすることができ、又下流側では
ケーシング内の補助部材の固着が起きにくくなり、容易
にケーシング内をクリーニングすることができる。
【0047】請求項3に記載の発明によれば、熱交換量
をより多くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】排気ガス熱交換器を示す正面断面図。
【図2】仕切り板及びフィンの固定方法を示す模式斜視
図。
【図3】仕切り板を示す正面断面図。
【図4】(a)は仕切り板を示す平面図、(b)はフィ
ンを示す平面図。
【図5】別例の排気ガス熱交換器を示す側面断面図。
【図6】従来の排気ガス熱交換器を示す正面断面図。
【符号の説明】
1…熱交換器、2…ケーシングとしてのシェル、6…補
助部材としてのフィン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの内部に高温流体流路と低温
    流体流路を有し、流路壁面を介して間接的に熱交換を行
    う熱交換器において、 ケーシング内部における前記高温流体流路が、 相対的に流路断面積が狭い流速依存部と、 相対的に流路断面積が広く、流路中に前記低温流体流路
    の壁面に連なる補助部材が配設されている伝熱面積依存
    部とからなる熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記伝熱面積依存部は高温流体流路の下
    流側に配置され、前記流速依存部は高温流体流路の上流
    側に配置されている請求項1に記載の熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記伝熱面積依存部での高温流体は補助
    部材によって互いが略平行な流路に分流される請求項1
    又は請求項2に記載の熱交換器。
JP11081212A 1999-03-25 1999-03-25 熱交換器 Pending JP2000274234A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11081212A JP2000274234A (ja) 1999-03-25 1999-03-25 熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11081212A JP2000274234A (ja) 1999-03-25 1999-03-25 熱交換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000274234A true JP2000274234A (ja) 2000-10-03

Family

ID=13740190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11081212A Pending JP2000274234A (ja) 1999-03-25 1999-03-25 熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000274234A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009114995A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Univ Of Tokyo 熱回収装置
CN105422226A (zh) * 2015-12-10 2016-03-23 重庆秋航机械有限责任公司 循环螺旋式摩托车取暖装置
JP2016203064A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 オリオン機械株式会社 圧縮空気除湿装置
KR101839550B1 (ko) * 2017-04-10 2018-03-16 신대원보일러 주식회사 폐가스를 이용한 슬러지 건조장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009114995A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Univ Of Tokyo 熱回収装置
JP2016203064A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 オリオン機械株式会社 圧縮空気除湿装置
CN105422226A (zh) * 2015-12-10 2016-03-23 重庆秋航机械有限责任公司 循环螺旋式摩托车取暖装置
KR101839550B1 (ko) * 2017-04-10 2018-03-16 신대원보일러 주식회사 폐가스를 이용한 슬러지 건조장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6820682B2 (en) Heat exchanger
CN102062025B (zh) 热交换器
JP3774843B2 (ja) 多管式熱交換器
US20070193732A1 (en) Heat exchanger
US20100095659A1 (en) Exhaust gas heat exchanger
US9618271B2 (en) Device for the exchange of heat and motor vehicle
US20030010479A1 (en) Exhaust gas heat exchanger
JP4175340B2 (ja) 熱交換器
US7774937B2 (en) Heat exchanger with divided coolant chamber
WO2003039715A1 (fr) Separateur d'humidite et generateur de vapeur
RU2005105584A (ru) Тепдообменник высокого давления
JPH09310996A (ja) Egrガス冷却装置
JP3744432B2 (ja) 排気熱交換装置
JPH1113551A (ja) Egrクーラ
JP2001174169A (ja) 熱交換器
JP4247942B2 (ja) Egrガス冷却装置
JP3783395B2 (ja) Egrクーラ
JP2000274234A (ja) 熱交換器
JP2010112201A (ja) Uターン型egrクーラ
JP2009139053A (ja) 排気ガス冷却用の熱交換器
JP2001248980A (ja) 多管式熱交換器
JPH0449494Y2 (ja)
US20060060335A1 (en) Heat exchanger with compound plates
JP2003028977A (ja) 湿分分離器及び蒸気発生器
JPH11264674A (ja) 並列フロー式熱交換器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080729

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081209