JP2000273353A - 陶磁器用黄色顔料の製造法 - Google Patents
陶磁器用黄色顔料の製造法Info
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- JP2000273353A JP2000273353A JP11116961A JP11696199A JP2000273353A JP 2000273353 A JP2000273353 A JP 2000273353A JP 11116961 A JP11116961 A JP 11116961A JP 11696199 A JP11696199 A JP 11696199A JP 2000273353 A JP2000273353 A JP 2000273353A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】(1).酸化チタン、酸化アンチモニー、酸化
クロムを仮焼して製造する顔料は橙褐味を帯びた黄色で
あるが本発明によってネーブルイエローのような美麗な
無機黄色顔料を製造すること。 (2).従来の、この種の顔料は陶磁器素地及び釉の着
色剤に用いた場合、発泡し欠陥製品になり易いので、そ
の現象を防ぐこと。 [成果] (1).酸化チタン、酸化アンチモニー、酸化クロムよ
り成る配合成分に鉱化剤として酸化タングステン及び弗
化リチウムを用いることによって、美麗なネーブルイエ
ローの顔料が製造出来ることを発明した。 (2.)上記のようにして製造する顔料に安定剤の目的
でジルコニヤを導入した顔料は、陶磁器素地や釉の着色
材に用いたとき、発泡等の欠陥が生じないことを発見し
た。
クロムを仮焼して製造する顔料は橙褐味を帯びた黄色で
あるが本発明によってネーブルイエローのような美麗な
無機黄色顔料を製造すること。 (2).従来の、この種の顔料は陶磁器素地及び釉の着
色剤に用いた場合、発泡し欠陥製品になり易いので、そ
の現象を防ぐこと。 [成果] (1).酸化チタン、酸化アンチモニー、酸化クロムよ
り成る配合成分に鉱化剤として酸化タングステン及び弗
化リチウムを用いることによって、美麗なネーブルイエ
ローの顔料が製造出来ることを発明した。 (2.)上記のようにして製造する顔料に安定剤の目的
でジルコニヤを導入した顔料は、陶磁器素地や釉の着色
材に用いたとき、発泡等の欠陥が生じないことを発見し
た。
Description
【発明の詳細な説明】 酸化チタン、5酸化アンチモニー(3酸化アンチモニー
でも可)及び酸化クロムを適時配合、粉砕して仮焼する
陶磁器用顔料(以下、チタン黄顔料と呼ぶ)は廉価であ
るが、褐色味を帯びた橙色である。このような顔料の基
本的な製造法は酸化チタン(TiO2)80%〜90
%、5酸化アンチモニー(Sb2O5)を5%〜10
%、酸化クロム(Cr2O3)1%〜5%を湿式混合、
粉砕、乾燥して1200℃〜1250℃の酸化焔焼成で
仮焼して合成するものであるが、褐橙味を帯びていて黄
色顔料とは言い難く、また、陶磁器色素地用に使ったと
き分解ガスの発生で製品に欠陥を与え易い。そのような
チタン黄顔料の持つ欠点を克服するため配合時にジルコ
ニアを10%〜20%、酸化タングステンを5%〜10
%添加し、更に鉱化剤として弗化リチウムを0.5%〜
2%添することによって安定で美麗な黄顔料が得られ
た。本発明は、そのことを特徴とするチタン黄顔料の製
造法である。
でも可)及び酸化クロムを適時配合、粉砕して仮焼する
陶磁器用顔料(以下、チタン黄顔料と呼ぶ)は廉価であ
るが、褐色味を帯びた橙色である。このような顔料の基
本的な製造法は酸化チタン(TiO2)80%〜90
%、5酸化アンチモニー(Sb2O5)を5%〜10
%、酸化クロム(Cr2O3)1%〜5%を湿式混合、
粉砕、乾燥して1200℃〜1250℃の酸化焔焼成で
仮焼して合成するものであるが、褐橙味を帯びていて黄
色顔料とは言い難く、また、陶磁器色素地用に使ったと
き分解ガスの発生で製品に欠陥を与え易い。そのような
チタン黄顔料の持つ欠点を克服するため配合時にジルコ
ニアを10%〜20%、酸化タングステンを5%〜10
%添加し、更に鉱化剤として弗化リチウムを0.5%〜
2%添することによって安定で美麗な黄顔料が得られ
た。本発明は、そのことを特徴とするチタン黄顔料の製
造法である。
[黄色顔料の現状技術]陶磁器用黄色顔料には加熱合成
によって作られる焦性アンチモニー酸鉛は美麗であるが
高温反応性が高いので含鉛フラックスに混入し、低温で
焼き付ける上絵具用としての使途しかない。また、プラ
セオジムを個溶した美麗なジルコン黄色顔料は耐高温反
応性に強く、広く陶磁器用顔料として用いられるが高価
である。それらに対して酸化チタン、酸化アンチモニー
および酸化クロムによる配合物を1200℃程度で仮焼
して作る顔料は黄色としての色純度は上記二者に劣るが
廉価であるため使用量の多い陶磁器素地の練り込み用顔
料として重宝に用いられている。それを陶磁器素地への
練り込み顔料として用いた場合、俗に言う「ブク」と言
う発泡を誘発しやすく、欠陥製品になり易かった。
によって作られる焦性アンチモニー酸鉛は美麗であるが
高温反応性が高いので含鉛フラックスに混入し、低温で
焼き付ける上絵具用としての使途しかない。また、プラ
セオジムを個溶した美麗なジルコン黄色顔料は耐高温反
応性に強く、広く陶磁器用顔料として用いられるが高価
である。それらに対して酸化チタン、酸化アンチモニー
および酸化クロムによる配合物を1200℃程度で仮焼
して作る顔料は黄色としての色純度は上記二者に劣るが
廉価であるため使用量の多い陶磁器素地の練り込み用顔
料として重宝に用いられている。それを陶磁器素地への
練り込み顔料として用いた場合、俗に言う「ブク」と言
う発泡を誘発しやすく、欠陥製品になり易かった。
[発明が解決しようとする課題]チタン黄顔料は磁器質
の陶磁器素地に数%配合して1250℃程度の酸化焔焼
成で製造する黄色タイル等の着色顔料として用いられて
いるが真の黄色ではなく淡褐橙色である。更に、この種
の顔料は酸化焔焼成の条件下で使用するのであるが、そ
れでも1250℃程度の高温焼成では顔料成分の一部が
還元されて酸素の放出が起こり、そのことが原因になっ
て「ブク」が発生する。したがって陶磁器業界では酸化
焔焼成素地の顔料として、ネーブルイエローのような美
麗な黄色に着色出来て「ブク」による欠陥発生の起こら
ないチタン黄顔料が待望されている。
の陶磁器素地に数%配合して1250℃程度の酸化焔焼
成で製造する黄色タイル等の着色顔料として用いられて
いるが真の黄色ではなく淡褐橙色である。更に、この種
の顔料は酸化焔焼成の条件下で使用するのであるが、そ
れでも1250℃程度の高温焼成では顔料成分の一部が
還元されて酸素の放出が起こり、そのことが原因になっ
て「ブク」が発生する。したがって陶磁器業界では酸化
焔焼成素地の顔料として、ネーブルイエローのような美
麗な黄色に着色出来て「ブク」による欠陥発生の起こら
ないチタン黄顔料が待望されている。
[解決のための方法]この種の顔料が黄色になるのはチ
タン酸アンチモニーにクロムが固溶するためで、その固
溶状態によっては、チタン黄顔料が淡褐黄色味になって
しまう。そこでジルコニアの導入を試みたところ顔料の
組織・構造の安定化に役立ち、更に鉱化剤として弗化リ
チウムを用いたところ仮焼時にクロムが固溶し易くなっ
て弗化リチウムの鉱化剤としての働きの強いことが確認
された。それらのことはチタン黄顔料の褐橙味を除いて
ネーブルイエロー化に導くことができる。また、この種
の顔料は使用時、高温のために還元されてガスが発生し
易いが、酸化アンチモニーを順次酸化タングステン置換
していくとガスの発生を抑制できること分かった。その
ような手法によって製造したチタン黄顔料を陶磁器素地
用顔料として用いた場合、黄色としての純度が高く極め
て美麗であって「ブク」等の欠陥の無い製品が出来る。
タン酸アンチモニーにクロムが固溶するためで、その固
溶状態によっては、チタン黄顔料が淡褐黄色味になって
しまう。そこでジルコニアの導入を試みたところ顔料の
組織・構造の安定化に役立ち、更に鉱化剤として弗化リ
チウムを用いたところ仮焼時にクロムが固溶し易くなっ
て弗化リチウムの鉱化剤としての働きの強いことが確認
された。それらのことはチタン黄顔料の褐橙味を除いて
ネーブルイエロー化に導くことができる。また、この種
の顔料は使用時、高温のために還元されてガスが発生し
易いが、酸化アンチモニーを順次酸化タングステン置換
していくとガスの発生を抑制できること分かった。その
ような手法によって製造したチタン黄顔料を陶磁器素地
用顔料として用いた場合、黄色としての純度が高く極め
て美麗であって「ブク」等の欠陥の無い製品が出来る。
[発明した顔料の製造法]原料の配合例を以下に示す。
酸化チタン(TiO2) 80%〜90% 5酸化アンチモニー(Sb2O5、Sb2O3でも可) 0%〜3% 酸化タングステン(WO3) 5%〜10% 酸化クロム(Cr2O3) 1%〜5% ジルコニア 10%〜20% 弗化リチウム 0.5%〜2% 配合物を湿式粉砕して乾燥し粉末状態で約1200℃酸
化焔で仮焼し、再度粉砕して顔料とする。
化焔で仮焼し、再度粉砕して顔料とする。
[実施例] (1)顔料の製造 チタニア(TiO2)80%,酸化アンチモニー(Sb
2O3)3%,酸化タングステン(WO3)6%,酸化
クローム(Cr2O3)1%,ジルコニア(ZrO2)
10%,弗化リチウム(LiF)0.5%の配合物を湿
式粉砕し乾燥して1200℃酸化焔で仮焼して合成す
る。それを湿式粉砕し、乾燥して粉体顔料とする。
2O3)3%,酸化タングステン(WO3)6%,酸化
クローム(Cr2O3)1%,ジルコニア(ZrO2)
10%,弗化リチウム(LiF)0.5%の配合物を湿
式粉砕し乾燥して1200℃酸化焔で仮焼して合成す
る。それを湿式粉砕し、乾燥して粉体顔料とする。
(2)色素地への利用 顔料を表1.に示すような磁器素地に5%混入して12
50℃の酸化焔焼成で陶磁器黄色タイルを製造した。
50℃の酸化焔焼成で陶磁器黄色タイルを製造した。
(3)発明顔料の優れた特徴 従来の顔料と発明した顔料及び、それを用いた色磁器の
色表示を表2.に示す。このようにマンセル表示HV/
Cで発明顔料及びそれを用いた黄磁器は従来の顔料より
色相(H)の数値が大きくなっているが、それは橙色よ
り黄色であることを表し、また、明度(V)が大きいこ
とは色合いが明るいことを表している。更に彩度(C)
も大きいが、それは色の鮮やかさを示していて、何れも
発明黄顔料は従来顔料に比較して優れた色表示を示して
いることが分かる。また、色素地において「ブク」の発
生は起こらない。
色表示を表2.に示す。このようにマンセル表示HV/
Cで発明顔料及びそれを用いた黄磁器は従来の顔料より
色相(H)の数値が大きくなっているが、それは橙色よ
り黄色であることを表し、また、明度(V)が大きいこ
とは色合いが明るいことを表している。更に彩度(C)
も大きいが、それは色の鮮やかさを示していて、何れも
発明黄顔料は従来顔料に比較して優れた色表示を示して
いることが分かる。また、色素地において「ブク」の発
生は起こらない。
Claims (2)
- 【請求項1】酸化チタン、酸化アンチモニー、酸化クロ
ムを高温加熱して合成する無機黄色顔料に鉱化剤として
酸化タングステン及び弗化リチウムを用い、更に安定剤
としてジルコニヤを加えた美麗で安定な無機顔料の製造
法。 - 【請求項2】陶磁器素地及び釉の着色に用いた時、発
泡、変色のない着色法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11116961A JP2000273353A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 陶磁器用黄色顔料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11116961A JP2000273353A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 陶磁器用黄色顔料の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000273353A true JP2000273353A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=14700038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11116961A Pending JP2000273353A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 陶磁器用黄色顔料の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000273353A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007284279A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Inax Corp | 加飾セラミック体、その製造方法及びインクジェット用インク |
JP2012503041A (ja) * | 2008-09-15 | 2012-02-02 | フエロ コーポレーション | 可溶性クロム低含有のコランダム結晶構造顔料 |
CN103613958A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-03-05 | 深圳清华大学研究院 | 一种络合-沉淀工艺制备的环保钛系颜料 |
CN106675112A (zh) * | 2016-12-14 | 2017-05-17 | 江苏特丰新材料科技有限公司 | 一种高着色力颜料级钛黄的生产方法 |
CN106752112A (zh) * | 2016-12-14 | 2017-05-31 | 江苏特丰新材料科技有限公司 | 一种高近红外反射比钛黄的生产方法 |
CN106833028A (zh) * | 2016-12-14 | 2017-06-13 | 江苏特丰新材料科技有限公司 | 一种高着色力颜料级钛棕的生产方法 |
CN106957539A (zh) * | 2016-12-14 | 2017-07-18 | 江苏特丰新材料科技有限公司 | 一种高近红外反射比钛棕的生产方法 |
CN113998892A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-02-01 | 江苏省宜兴彩陶工艺厂 | 一种低温烧成具有晶润如玉的柠檬黄色釉及其陶瓷容器的制备方法 |
-
1999
- 1999-03-18 JP JP11116961A patent/JP2000273353A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007284279A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Inax Corp | 加飾セラミック体、その製造方法及びインクジェット用インク |
JP2012503041A (ja) * | 2008-09-15 | 2012-02-02 | フエロ コーポレーション | 可溶性クロム低含有のコランダム結晶構造顔料 |
CN103613958A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-03-05 | 深圳清华大学研究院 | 一种络合-沉淀工艺制备的环保钛系颜料 |
CN103613958B (zh) * | 2013-11-29 | 2015-01-21 | 深圳清华大学研究院 | 一种络合-沉淀工艺制备的环保钛系颜料 |
CN106675112A (zh) * | 2016-12-14 | 2017-05-17 | 江苏特丰新材料科技有限公司 | 一种高着色力颜料级钛黄的生产方法 |
CN106752112A (zh) * | 2016-12-14 | 2017-05-31 | 江苏特丰新材料科技有限公司 | 一种高近红外反射比钛黄的生产方法 |
CN106833028A (zh) * | 2016-12-14 | 2017-06-13 | 江苏特丰新材料科技有限公司 | 一种高着色力颜料级钛棕的生产方法 |
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CN106957539B (zh) * | 2016-12-14 | 2019-03-05 | 江苏特丰新材料科技有限公司 | 一种高近红外反射比钛棕的生产方法 |
CN106752112B (zh) * | 2016-12-14 | 2019-03-05 | 江苏特丰新材料科技有限公司 | 一种高近红外反射比钛黄的生产方法 |
CN106833028B (zh) * | 2016-12-14 | 2019-03-05 | 江苏特丰新材料科技有限公司 | 一种高着色力颜料级钛棕的生产方法 |
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CN113998892A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-02-01 | 江苏省宜兴彩陶工艺厂 | 一种低温烧成具有晶润如玉的柠檬黄色釉及其陶瓷容器的制备方法 |
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