JP2000273142A - イソシアヌレート環含有ポリイソシアナート組成物およびその製造方法 - Google Patents

イソシアヌレート環含有ポリイソシアナート組成物およびその製造方法

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JP2000273142A
JP2000273142A JP11085468A JP8546899A JP2000273142A JP 2000273142 A JP2000273142 A JP 2000273142A JP 11085468 A JP11085468 A JP 11085468A JP 8546899 A JP8546899 A JP 8546899A JP 2000273142 A JP2000273142 A JP 2000273142A
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isocyanurate
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Kouya Kojima
甲也 小島
Kunihiro Yamada
国博 山田
Shiro Honma
史朗 本間
Takuji Shimizu
卓爾 清水
Hideki Mizuta
秀樹 水田
Hideaki Ogata
英昭 尾形
Naoto Ito
尚登 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イソシアヌレート環含有ポリイソシアナート
と、アクリルポリオールやポリエステルポリオール等の
2個以上の活性水素を有する化合物とを反応させて、白
濁が生じることの無い樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 下記の(A)と(B)を硬化させること
を特徴とする白濁しない樹脂組成物。(A)ゲルパーミ
エーションクロマトグラフィー分析で三量体を面積比5
0%以上含有する2,5(6)−ジイソシアナトメチル
[2.2.1]ヘプタンのイソシアヌレート化反応によ
り得られるイソシアヌレート環含有ポリイソシアナー
ト、(B)2個以上の活性水素を有する化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばポリウレタ
ン塗料、注型材等のポリウレタン樹脂を製造する際の硬
化剤として有用なイソシアヌレート化合物を含有するポ
リイソシアナート組成物とその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】分子内にイソシアヌレート環を有するポ
リイソシアナートは、耐候性、耐熱性、耐薬品性などに
優れ、塗料、接着剤、エラストマー、人工皮革、フォー
ムなどのウレタンの原料、及びプラスチックレンズ等の
材料として利用される。
【0003】イソシアヌレート環含有ポリイソシアナー
トの製造方法については多くの特許出願がなされてお
り、例えば特公平7−5574号公報に記載の触媒とし
てフッ化カリウムとともに次の(1)〜(3)より選ば
れた化合物の1種または2種以上の組み合わせを使用す
ることを特徴とする方法が挙げられる。(1)ポリエチ
レンオキサイド化合物、(2)第4級アンモニウム塩、
(3)ホスホニウム化合物。この製造法によって単量体
2,5(6)−ジイソシアナトメチルビシクロ[2.
2.1]ヘプタン(NBDI)をイソシアヌレート化す
れば、無色透明のイソシアヌレート環含有ポリイソシア
ナート(NBDIヌレート)が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記製法で得
られたNBDIヌレートは透明でありながら、アクリル
ポリオールやポリエステルポリオール等と反応させて樹
脂化した際、樹脂に白濁が生じやすいという新たな問題
が生じてきた。特にアクリルポリオールに対してNBD
Iヌレートを10wt%以上含有する時には激しい白濁
が生じ易い。このため、アクリルポリオール、ポリエス
テルポリオール等と反応させても白濁を生じないNBD
Iヌレートが望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、3量体を面積比50%
以上含有するNBDIのイソシアヌレート環含有ポリイ
ソシアナートは驚くべきことにアクリルポリオールやポ
リエステルポリオール等と任意の割合で混合し、反応さ
せても樹脂は白濁を生じないことを見出し、さらに、N
BDIのイソシアヌレート化反応を原料NBDI転化率
10%以上60%以下で反応を停止し、未反応原料を除
去することにより3量体を面積比50%以上含有するイ
ソシアヌレート環含有ポリイソシアナートを製造するこ
とができることを見出した。
【0006】すなわち本発明は、 .下記の(A)と(B)を硬化させることを特徴とす
る白濁しない樹脂組成物。(A)ゲルパーミエーション
クロマトグラフィー分析で三量体を面積比50%以上含
有する2,5(6)−ジイソシアナトメチル[2.2.
1]ヘプタンのイソシアヌレート化反応により得られる
イソシアヌレート環含有ポリイソシアナート、(B)2
個以上の活性水素を有する化合物、 .2,5(6)−ジイソシアナトメチル[2.2.
1]ヘプタンのイソシアヌレート化反応を転化率10%
以上60%以下で停止し、未反応原料を除去することを
特徴とする記載の(A)の製造方法、 .下記の(a)と(b)を硬化させることを特徴とす
る白濁しない樹脂組成物。(a)記載の製造方法によ
り得られるイソシアヌレート環含有ポリイソシアナー
ト、(b)2個以上の活性水素を有する化合物である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において使用されるNBD
Iは、例えば、特開平3−220167号公報に記載の
方法で製造できる。具体的には、特開平4−28234
7号公報に記載の方法で製造される2,5(6)−ジア
ミノメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン(NBD
A)を塩酸と反応させてNBDA塩酸塩とし、続いてホ
スゲンとの反応によりNBDIが製造できる。
【0008】本発明における2,5(6)−ジイソシア
ナトメチルビシクロ[2,2,1]ヘプタンのイソシア
ヌレート化反応により得られるイソシアヌレート環含有
ポリイソシアナート(NBDIヌレート)は、NBDI
を三量化触媒の存在下、イソシアヌレート化反応するこ
とにより製造される。
【0009】本発明においてイソシアヌレート化反応す
るにあたり、NBDIを水酸基を有する化合物で部分的
にモノN置換カルバミン酸エステル化したポリイソシア
ナートととした後にイソシアヌレート化反応をおこなっ
てもよい。「NBDIを水酸基を有する化合物で部分的
にモノN置換カルバミン酸エステル化したポリイソシア
ナート」とは、イソシアナート基と水酸基を有する化合
物(例えば、アルコール類、フェノール類、オキシム
類)とが反応して生成するモノN置換カルバミン酸エス
テルを含有するポリイソシアナートのことである。この
場合、モノN置換カルバミン酸エステルはそれ自体イソ
シアヌレート化の助触媒となり良好な反応性を与える。
【0010】好ましい三量化触媒は特公平7−5574
号公報記載の触媒で、触媒としてフッ化カリウムととも
に次の(1)〜(3)より選ばれた化合物の1種または
2種以上の組み合わせを使用することを特徴とする。
(1)ポリエチレンオキサイド化合物、(2)第4級ア
ンモニウム塩、(3)ホスホニウム化合物。この触媒系
を使用すると、無色透明のNBDIヌレートが得られ
る。この他に公知の方法全て使用出来る。
【0011】本発明のイソシアヌレート化反応におけ
る、反応温度は20℃以上120℃以下が好ましい。さ
らに好ましくは、30℃以上100℃以下である。12
0℃以上の高温においては、イソシアヌレート化時の三
量体純度が低下するため好ましくない。また、30℃以
下の低温においては、イソシアヌレート化の反応速度が
低下するために工業的に不利である。
【0012】本発明における、(A)ゲルパーミエーシ
ョンクロマトグラフィー分析で三量体を面積比50%以
上含有するNBDIヌレートは、例えば、前記イソシア
ヌレート化反応を途中で停止し、未反応のNBDIを除
去することにより得ることができる。好ましい面積比
は、50%以上100%以下、より好ましくは、50%
以上75%以下である。この範囲内のNBDIヌレート
は、アクリルポリオールやポリエステルポリオール等の
2個以上の活性水素を有する化合物と任意の割合で混合
し反応させても、得られる樹脂に白濁を生じない。
【0013】本発明における、NBDIヌレートの三量
体含有量測定法は、ゲルパーミエーションクロマトグラ
フィー(GPC)分析によって行う。具体的には、NB
DIヌレート100mgをテトラヒドロフラン(TH
F)4mlに溶解し、GPC分析装置(JASCO社製
GPC−900)に20μl装入してRI検出器で検
出して測定する。使用カラムはShodex社製 GP
C KF−802を2個直列につないで使用する。使用
溶媒はTHF、溶媒の流速は0.70ml/分、カラム
温度は40℃である。この分析法により、約23分に検
出されるピークの面積比%を三量体含有量とする。
【0014】反応停止時期は、ガスクロマトグラフィー
にて原料NBDIの転化率を測定して決定する。原料N
BDI転化率が60%を越えると三量体含有量が面積比
50%よりも少なくなるために、アクリルポリオールや
ポリエステルポリオール等と反応させると白濁が生じ易
い。ただし、10%以下で反応停止すると、未反応NB
DIが多くなりコストがかかり好ましくない。
【0015】反応停止方法は、塩酸、リン酸、ベンゾイ
ルクロライド、酸性リン酸エステル等の酸性物質を反応
停止剤として触媒の0.5から5モル倍添加し反応停止
する。反応停止剤として特に好ましいのは酸性リン酸エ
ステルであり、不溶分を生じずに反応停止することがで
きる。
【0016】未反応の原料NBDIの除去法としては、
溶媒抽出、減圧蒸留が挙げられるが、特に好ましいのは
流下式薄膜蒸発缶を用いる方法である。400Pa、壁
温180℃において流下式薄膜蒸発缶を使用し、反応停
止後の反応マスを処理するとNBDIヌレート中の未反
応原料NBDIを1重量%以下まで低減することができ
る。
【0017】未反応NBDIが多量にイソシアヌレート
環含有ポリイソシアナート中に残存すると、例えばアク
リルポリオール、ポリエステルポリオール等と混合して
熱したときにイソシアナート化合物独特の臭気を発した
り、また、反応後に得られる樹脂の硬度が低下したりす
ることがあるので好ましくない。未反応NBDIは1重
量%以下まで除去するのが好ましい。
【0018】本発明における、2個以上の活性水素を有
する化合物とは、水酸基、アミノ基、オキシム基、カル
ボキシル基、アミド基等の活性水素を含有する残基を2
個以上含有する化合物のことで、例えば、ポリエーテル
ポリオール、ポリエステルポリオール、アクリルポリオ
ール等が挙げられる。
【0019】本発明における、NBDIヌレートと2個
以上の活性水素を含有する化合物の硬化方法とは、NB
DIヌレートを2個以上の活性水素を含有する化合物と
混合した後、硬化させる方法である。NBDIヌレート
と2個以上の活性水素を含有する化合物は各々トルエ
ン、酢酸エチル、酢酸ブチル等の溶媒に希釈してもよ
い。硬化温度は室温(10℃〜25℃)でも硬化が進行
するが、硬化速度を高めたいときは高温にて硬化させて
も良い。好ましい硬化温度は200℃以下である。それ
以上の高温で硬化した場合、得られる樹脂に着色が生じ
る場合がある。また、硬化速度を高めるために、公知の
ウレタン化触媒を用いても良い。ウレタン化触媒の例と
しては、トリエチルアミン、ジブチルスズジラウレー
ト、ジブチルスズジクロライド、ジブチルスズジオクタ
ノエート等が挙げられる。これ以外の公知のウレタン化
触媒全て使用できる。
【0020】NBDIヌレートとアクリルポリオール、
ポリエステルポリオール等の2個以上の活性水素を有す
る化合物との白濁の観察方法は、NBDIヌレートとア
クリルポリオールやポリエステルポリオール等を混合し
反応させて目視にて白濁が生じるかどうかを観察する。
この試験において特に好ましいアクリルポリオールやポ
リエステルポリオール等は三井化学株式会社品オレスタ
ーQ186であり、この試験において差が生じやすい利
点がある。実際には、NBDIヌレートを酢酸ブチルで
希釈して60重量%溶液とし、イソシアヌレート基と水
酸基が1:1となるように混合し、ガラス板に薄く塗布
して乾燥し、白濁が生じるかどうかを観察する。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明の方法は実施例により制限されるものでは
ない。 実施例1 還流冷却器、温度計及び撹拌装置を備えた4つ口フラス
コにNBDI1000g、トリフェニルホスファイト2
gを仕込み、窒素気流下、反応器内を撹拌しながら70
℃まで昇温し、あらかじめ混合したフッ化カリウム0.
03gと平均分子量400のポリエチレングリコール
(PEG400)10gを加えた。反応器内の温度は緩
やかに75℃まで上昇し、しばらくその温度を保った。
反応開始後2時間でガスクロマトグラフィーで原料NB
DIの転化率が40%となったので停止剤としてジブト
キシエチルホスフェート0.2g添加し、さらに1時間
撹拌して反応を完全に停止した。反応マスは無色透明で
あった。ついで薄膜蒸発缶によって未反応の原料NBD
Iを除去した。得られた生成物は、常温で無色透明の固
体で380gであり、イソシアナート基含有量は17.
2重量%、原料NBDI含有量は0.2重量%、GPC
分析結果三量体を面積比52%含有していた。この生成
物を酢酸ブチルで希釈して60重量%溶液とし、イソシ
アナート基と水酸基のモル比が1:1となるようにオレ
スターQ186(三井化学株式会社品)と仕込み、よく
混合した。混合液をガラス板に0.5mmの厚みで塗布
して乾燥した。乾燥後の塗膜は無色透明だった。
【0022】実施例2 還流冷却器、温度計及び撹拌装置を備えた4つ口フラス
コにNBDI1000g、トリフェニルホスファイト2
gを仕込み、窒素気流下、反応器内を撹拌しながら70
℃まで昇温し、あらかじめ混合したフッ化カリウム0.
03gと平均分子量400のポリエチレングリコール
(PEG400)10gを加えた。反応器内の温度は緩
やかに75℃まで上昇し、しばらくその温度を保った。
反応開始後1時間でガスクロマトグラフィーで原料NB
DIの転化率が20%となったので停止剤としてジブト
キシエチルホスフェート0.2g添加し、さらに1時間
撹拌して反応を完全に停止した。反応マスは無色透明で
あった。ついで薄膜蒸発缶によって未反応の原料NBD
Iを除去した。得られた生成物は、常温で無色透明の固
体で190gであり、イソシアナート基含有量は18.
6重量%、原料NBDI含有量は0.3重量%、GPC
分析結果三量体を面積比67%含有していた。この生成
物を酢酸ブチルで希釈して60重量%溶液とし、イソシ
アナート基と水酸基のモル比が1:1となるようにオレ
スターQ186(三井化学株式会社品)と仕込み、よく
混合した。混合液をガラス板に0.5mmの厚みで塗布
して乾燥した。乾燥後の塗膜は無色透明だった。
【0023】比較例1 還流冷却器、温度計及び撹拌装置を備えた4つ口フラス
コにNBDI1000g、トリフェニルホスファイト2
gを仕込み、窒素気流下、反応器内を撹拌しながら70
℃まで昇温し、あらかじめ混合したフッ化カリウム0.
03gと平均分子量400のポリエチレングリコール
(PEG400)10gを加えた。反応器内の温度は緩
やかに75℃まで上昇し、しばらくその温度を保った。
反応開始後3.5時間でガスクロマトグラフィーで原料
NBDIの転化率が65%となったので停止剤としてジ
ブトキシエチルホスフェート0.2g添加し、さらに1
時間撹拌して反応を完全に停止した。反応マスは無色透
明であった。ついで薄膜蒸発缶によって未反応の原料N
BDIを除去した。得られた生成物は、常温で無色透明
の固体で680gであり、イソシアナート基含有量は1
4.5重量%、原料NBDI含有量は0.2重量%、G
PC分析結果三量体を面積比46%含有していた。この
生成物を酢酸ブチルで希釈して60重量%溶液とし、イ
ソシアナート基と水酸基のモル比が1:1となるように
オレスターQ186(三井化学株式会社品)と仕込み、
よく混合した。混合液をガラス板に0.5mmの厚みで
塗布して乾燥した。乾燥後の塗膜は白濁した。
【0024】比較例2 還流冷却器、温度計及び撹拌装置を備えた4つ口フラス
コにNBDI1000g、トリフェニルホスファイト2
gを仕込み、窒素気流下、反応器内を撹拌しながら70
℃まで昇温し、あらかじめ混合したフッ化カリウム0.
03gと平均分子量400のポリエチレングリコール
(PEG400)10gを加えた。反応器内の温度は緩
やかに75℃まで上昇し、しばらくその温度を保った。
反応開始後4.5時間でガスクロマトグラフィーで原料
NBDIの転化率が70%となったので停止剤としてジ
ブトキシエチルホスフェート0.2g添加し、さらに1
時間撹拌して反応を完全に停止した。反応マスは無色透
明であった。ついで薄膜蒸発缶によって未反応の原料N
BDIを除去した。得られた生成物は、常温で無色透明
の固体で680gであり、イソシアナート基含有量は1
0.7重量%、原料NBDI含有量は0.2重量%、G
PC分析結果三量体を面積比24%含有していた。この
生成物を酢酸ブチルで希釈して60重量%溶液とし、イ
ソシアナート基と水酸基のモル比が1:1となるように
オレスターQ186(三井化学株式会社品)と仕込み、
よく混合した。混合液をガラス板に0.5mmの厚みで
塗布して乾燥した。乾燥後の塗膜は白濁した。
【0025】
【発明の効果】本発明の方法により得られるNBDIヌ
レートと、アクリルポリオール、ポリエステルポリオー
ル等の2個以上の活性水素を有する化合物とを硬化させ
ることにより得られる樹脂組成物は白濁を生じず、工業
的に極めて有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 卓爾 千葉県茂原市東郷1900番地 三井化学株式 会社内 (72)発明者 水田 秀樹 福岡県大牟田市浅牟田町30番地 三井化学 株式会社内 (72)発明者 尾形 英昭 千葉県茂原市東郷1900番地 三井化学株式 会社内 (72)発明者 伊藤 尚登 福岡県大牟田市浅牟田町30番地 三井化学 株式会社内 Fターム(参考) 4J034 DA01 DF01 DG00 DP18 HA02 HA06 HC35 4J038 DG111 DG131 DG191 DG291

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の(A)と(B)を硬化させることを
    特徴とする白濁しない樹脂組成物。(A)ゲルパーミエ
    ーションクロマトグラフィー分析で三量体を面積比50
    %以上含有する2,5(6)−ジイソシアナトメチル
    [2.2.1]ヘプタンのイソシアヌレート化反応によ
    り得られるイソシアヌレート環含有ポリイソシアナー
    ト、(B)2個以上の活性水素を有する化合物。
  2. 【請求項2】2,5(6)−ジイソシアナトメチル
    [2.2.1]ヘプタンのイソシアヌレート化反応を転
    化率10%以上60%以下で停止し、未反応原料を除去
    することを特徴とする請求項1記載の(A)の製造方
    法。
  3. 【請求項3】下記の(a)と(b)を硬化させることを
    特徴とする白濁しない樹脂組成物。(a)請求項2記載
    の製造方法により得られるイソシアヌレート環含有ポリ
    イソシアナート、(b)2個以上の活性水素を有する化
    合物。
JP11085468A 1999-03-29 1999-03-29 イソシアヌレート環含有ポリイソシアナート組成物およびその製造方法 Pending JP2000273142A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6992186B2 (en) 2002-07-03 2006-01-31 Bayer Aktiengesellschaft Process for preparing low-monomer-content TDI trimers
JP2015052109A (ja) * 2013-08-08 2015-03-19 積水化学工業株式会社 難燃性塗料組成物

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