JP2000271663A - ダイクッション装置 - Google Patents
ダイクッション装置Info
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- JP2000271663A JP2000271663A JP11080635A JP8063599A JP2000271663A JP 2000271663 A JP2000271663 A JP 2000271663A JP 11080635 A JP11080635 A JP 11080635A JP 8063599 A JP8063599 A JP 8063599A JP 2000271663 A JP2000271663 A JP 2000271663A
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- JP
- Japan
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- oil chamber
- pressure
- die
- valve
- servo valve
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Abstract
(57)【要約】
【課題】しわ押え機能と浮き上がり防止機能を備えコン
パクトに構成する。 【解決手段】プレッシャパッドに連結された押圧・ロッ
ク兼用シリンダ21を設け、押圧・ロック兼用シリンダ
21の上油室25aのピストン受圧面積を下油室25b
より大きく設定し、ダイの下降時に、下油室25bから
上油室25aに流入する時の余剰圧油の排出量を、排出
制御用サーボ弁SV1により制御することで、押圧・ロ
ック兼用シリンダ21を制御してしわ押えする。またダ
イの上昇時に、補給用ロジック弁R2、切換用ロジック
弁R2を閉じて、押圧・ロック兼用シリンダ21をロッ
クする。さらにダイの上昇時に上油室25aから下油室
25bに流入させる時の余剰圧油の排出量を排出制御用
サーボ弁SV1で制御して、プレッシャリングの上昇速
度を制御する。
パクトに構成する。 【解決手段】プレッシャパッドに連結された押圧・ロッ
ク兼用シリンダ21を設け、押圧・ロック兼用シリンダ
21の上油室25aのピストン受圧面積を下油室25b
より大きく設定し、ダイの下降時に、下油室25bから
上油室25aに流入する時の余剰圧油の排出量を、排出
制御用サーボ弁SV1により制御することで、押圧・ロ
ック兼用シリンダ21を制御してしわ押えする。またダ
イの上昇時に、補給用ロジック弁R2、切換用ロジック
弁R2を閉じて、押圧・ロック兼用シリンダ21をロッ
クする。さらにダイの上昇時に上油室25aから下油室
25bに流入させる時の余剰圧油の排出量を排出制御用
サーボ弁SV1で制御して、プレッシャリングの上昇速
度を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレスのダイクッ
ション装置に関する。
ション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば特公平2−25538号公報に
は、絞り加工時のクッションによるしわ押えをするクッ
ション制御用油圧シリンダを設けたダイクッション装置
が開示されている。また特公平7−47196号公報に
は、プレス加工後にクッション用エアシリンダによるブ
ランクの浮き上がりを防止するクッションロック用油圧
シリンダを設けたものが開示されている。
は、絞り加工時のクッションによるしわ押えをするクッ
ション制御用油圧シリンダを設けたダイクッション装置
が開示されている。また特公平7−47196号公報に
は、プレス加工後にクッション用エアシリンダによるブ
ランクの浮き上がりを防止するクッションロック用油圧
シリンダを設けたものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のし
わ押えと浮き上がり防止とを同時に行おうとする場合、
クッション制御用油圧シリンダとクッションロック用油
圧シリンダとを並設刷る必要があり、部品点数も多く、
またベッド底面のシリンダの配置や周辺の配管も複雑に
なるという問題があった。
わ押えと浮き上がり防止とを同時に行おうとする場合、
クッション制御用油圧シリンダとクッションロック用油
圧シリンダとを並設刷る必要があり、部品点数も多く、
またベッド底面のシリンダの配置や周辺の配管も複雑に
なるという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決して、構成をよ
り簡略化できるダイクッション装置を提供することを目
的とする。
り簡略化できるダイクッション装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、ダイとの間でブランク周縁を
保持するプレッシャリングと、このプレッシャリングを
保持するプレッシャパッドと、このプレッシャパッドを
上方に付勢するクッション用エアシリンダとを備えたダ
イクッション装置において、前記プレッシャパッドにピ
ストンロッドを介して連結されてプレッシャパッドを上
方に付勢するとともに、プレッシャパッドの上昇を停止
可能な押圧・ロック兼用シリンダを設け、この押圧・ロ
ック兼用シリンダのシリンダケースを貫通する前記ピス
トンロッドの断面積により、上油室のピストン受圧面積
を下油室のピストン受圧面積より大きく設定し、前記上
油室に接続された上油室配管と下油室に接続された下油
室配管とを切換用ロジック弁を介して接続するととも
に、この上油室配管に補給用ロジック弁を介して主油圧
ポンプから圧油を補給する油圧補給管を接続し、前記下
油室配管に接続された下油室排出管に排出制御用サーボ
弁を介在させるとともに、この排出制御用サーボ弁の排
出量を制御可能なコントローラを設けたものである。
に請求項1記載の発明は、ダイとの間でブランク周縁を
保持するプレッシャリングと、このプレッシャリングを
保持するプレッシャパッドと、このプレッシャパッドを
上方に付勢するクッション用エアシリンダとを備えたダ
イクッション装置において、前記プレッシャパッドにピ
ストンロッドを介して連結されてプレッシャパッドを上
方に付勢するとともに、プレッシャパッドの上昇を停止
可能な押圧・ロック兼用シリンダを設け、この押圧・ロ
ック兼用シリンダのシリンダケースを貫通する前記ピス
トンロッドの断面積により、上油室のピストン受圧面積
を下油室のピストン受圧面積より大きく設定し、前記上
油室に接続された上油室配管と下油室に接続された下油
室配管とを切換用ロジック弁を介して接続するととも
に、この上油室配管に補給用ロジック弁を介して主油圧
ポンプから圧油を補給する油圧補給管を接続し、前記下
油室配管に接続された下油室排出管に排出制御用サーボ
弁を介在させるとともに、この排出制御用サーボ弁の排
出量を制御可能なコントローラを設けたものである。
【0006】上記構成において、ダイが下降されてプレ
ッシャリングが押し下げられると、所定ストロークの間
は圧縮される下油室の圧油が下油室配管から切換用ロジ
ック弁、上油室配管を介して上油室に流入され、さらに
ピストン面積差による不足分が主油圧ポンプから圧油が
油圧補給管、補給用ロジック弁および上油室配管を介し
て上油室に補給され、ダイと同期下降される。そして所
定位置に達すると、切換用ロジック弁が閉じられ、これ
と同時に排出制御用サーボ弁が開けられて下油室の圧油
が下油室配管から下油室排出管に排出され、コントロー
ラにより排出制御用サーボ弁による圧油排出量が制御さ
れることで、押圧・ロック兼用シリンダによるプレッシ
ャリングとダイの間のブランクの押圧力が調整されてし
わ押え力が制御される。下死点に達するとダイが上昇さ
れ、クッション用エアシリンダにより上油室の油圧が昇
圧されるが、切換用ロジック弁および補給用ロジック弁
が閉じられることで、押圧・ロック兼用シリンダがロッ
クされてプレッシャパッドおよびプレッシャリングの上
昇が停止され、ブランクの浮き上がりが防止されてブラ
ンクに傷付くのが防止される。またダイが所定高さまで
上昇されると、切換用ロジック弁および排出制御用サー
ボ弁が開けられて上油室の圧油が下油室に流入されると
ともに、余剰の圧油が排出制御用サーボ弁を介して排出
され、コントローラにより排出制御用サーボ弁の流量が
制御されることによりプレッシャリングの上昇速度が制
御される。
ッシャリングが押し下げられると、所定ストロークの間
は圧縮される下油室の圧油が下油室配管から切換用ロジ
ック弁、上油室配管を介して上油室に流入され、さらに
ピストン面積差による不足分が主油圧ポンプから圧油が
油圧補給管、補給用ロジック弁および上油室配管を介し
て上油室に補給され、ダイと同期下降される。そして所
定位置に達すると、切換用ロジック弁が閉じられ、これ
と同時に排出制御用サーボ弁が開けられて下油室の圧油
が下油室配管から下油室排出管に排出され、コントロー
ラにより排出制御用サーボ弁による圧油排出量が制御さ
れることで、押圧・ロック兼用シリンダによるプレッシ
ャリングとダイの間のブランクの押圧力が調整されてし
わ押え力が制御される。下死点に達するとダイが上昇さ
れ、クッション用エアシリンダにより上油室の油圧が昇
圧されるが、切換用ロジック弁および補給用ロジック弁
が閉じられることで、押圧・ロック兼用シリンダがロッ
クされてプレッシャパッドおよびプレッシャリングの上
昇が停止され、ブランクの浮き上がりが防止されてブラ
ンクに傷付くのが防止される。またダイが所定高さまで
上昇されると、切換用ロジック弁および排出制御用サー
ボ弁が開けられて上油室の圧油が下油室に流入されると
ともに、余剰の圧油が排出制御用サーボ弁を介して排出
され、コントローラにより排出制御用サーボ弁の流量が
制御されることによりプレッシャリングの上昇速度が制
御される。
【0007】したがって、ブランクのしわ押えと浮き上
がり防止とを1つの押圧・ロック兼用シリンダで行うこ
とができて、構造を簡略化することができ、ベッド底面
のシリンダ配置の自由度を高めることができる。またダ
イの上昇時に排出制御用サーボ弁によりプレッシャリン
グの上昇速度を制御することができるので、プレス加工
後のブランクをダイに衝突しない程度の高速で上昇させ
受渡し位置に迅速に復帰させることができ、プレス加工
の行程時間を短縮することができる。
がり防止とを1つの押圧・ロック兼用シリンダで行うこ
とができて、構造を簡略化することができ、ベッド底面
のシリンダ配置の自由度を高めることができる。またダ
イの上昇時に排出制御用サーボ弁によりプレッシャリン
グの上昇速度を制御することができるので、プレス加工
後のブランクをダイに衝突しない程度の高速で上昇させ
受渡し位置に迅速に復帰させることができ、プレス加工
の行程時間を短縮することができる。
【0008】また請求項2記載の発明は、上油室に接続
された上油室調圧管が位置制御用サーボ弁を介して位置
制御用油圧ポンプに接続され、コントローラにより、プ
レッシャパッドの位置を検出する位置検出器の信号に基
づいて位置制御用サーボ弁が操作されて、上油室に圧油
が給排出されプレッシャパッドの位置が制御されるもの
である。
された上油室調圧管が位置制御用サーボ弁を介して位置
制御用油圧ポンプに接続され、コントローラにより、プ
レッシャパッドの位置を検出する位置検出器の信号に基
づいて位置制御用サーボ弁が操作されて、上油室に圧油
が給排出されプレッシャパッドの位置が制御されるもの
である。
【0009】ダイクッション装置において、ロック時に
クッション用エアシリンダの圧力により押圧・ロック兼
用シリンダのピストンロッドに伸びが生じてプレッシャ
パッドの浮き上がり、プレッシャリングのブランク支持
面が変位してブランクの受渡しに支障を来たすことがあ
るが、上記構成によれば、コントローラにより位置検出
器の信号に基づいて位置制御用油圧ポンプから上油室に
圧油を供給してピストンを押し下げることで、プレッシ
ャリングの位置を正確に制御することができる。これに
より、プレッシャリング上でのブランクの受渡しを正確
かつスムーズに行うことができる。
クッション用エアシリンダの圧力により押圧・ロック兼
用シリンダのピストンロッドに伸びが生じてプレッシャ
パッドの浮き上がり、プレッシャリングのブランク支持
面が変位してブランクの受渡しに支障を来たすことがあ
るが、上記構成によれば、コントローラにより位置検出
器の信号に基づいて位置制御用油圧ポンプから上油室に
圧油を供給してピストンを押し下げることで、プレッシ
ャリングの位置を正確に制御することができる。これに
より、プレッシャリング上でのブランクの受渡しを正確
かつスムーズに行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係るダイクッシ
ョン装置の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明す
る。図1において、1はプレス機のスライドで、その下
面にはダイ2が固定されている。スライド1の下方に
は、プレスベッド3が配置され、プレスベッド3上には
ボルスタ4およびホルダー5を介してポンチ6が固定さ
れている。また、プレスベッド3内には、プレッシャパ
ッド7がクッション用エアシリンダ8を介して昇降自在
に配置され、プレッシャパッド7の上面には複数本のク
ッションピン9がボルスタ4およびホルダー5を挿通し
て立設されるとともに、ポンチ6の頂部周囲に位置する
クッションピン9の上端部には、ブランク11の周縁部
をダイ1と協働して押圧保持するプレッシャリング12
が設けられている。
ョン装置の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明す
る。図1において、1はプレス機のスライドで、その下
面にはダイ2が固定されている。スライド1の下方に
は、プレスベッド3が配置され、プレスベッド3上には
ボルスタ4およびホルダー5を介してポンチ6が固定さ
れている。また、プレスベッド3内には、プレッシャパ
ッド7がクッション用エアシリンダ8を介して昇降自在
に配置され、プレッシャパッド7の上面には複数本のク
ッションピン9がボルスタ4およびホルダー5を挿通し
て立設されるとともに、ポンチ6の頂部周囲に位置する
クッションピン9の上端部には、ブランク11の周縁部
をダイ1と協働して押圧保持するプレッシャリング12
が設けられている。
【0011】また前記プレッシャパッド7には、ピスト
ンロッド22が連結された複数の押圧・ロック兼用シリ
ンダ21と、調整用ロッド13が垂下されている。この
調整用ロッド13は、図2に示すように、下部に設けら
れたウォームギヤ機構14と送りねじ機構15とにより
プレッシャパッド7の位置を調整するものである。16
はプレッシャパッド7の位置を検出する位置検出器であ
るストロークセンサである。
ンロッド22が連結された複数の押圧・ロック兼用シリ
ンダ21と、調整用ロッド13が垂下されている。この
調整用ロッド13は、図2に示すように、下部に設けら
れたウォームギヤ機構14と送りねじ機構15とにより
プレッシャパッド7の位置を調整するものである。16
はプレッシャパッド7の位置を検出する位置検出器であ
るストロークセンサである。
【0012】前記押圧・ロック兼用シリンダ21は、図
3に示すように、シリンダケース23を貫通するピスト
ンロッド22にピストン24の上部の小径部22aと下
部の大径部22bが形成されて、上油室25aのピスト
ン受圧面積を下油室25bのピストン受圧面積より大き
く設定され、これによりピストン24が移動した時の上
油室25aの圧油給排出量が下油室25bの圧油給排出
量より大きくなるように構成されている。
3に示すように、シリンダケース23を貫通するピスト
ンロッド22にピストン24の上部の小径部22aと下
部の大径部22bが形成されて、上油室25aのピスト
ン受圧面積を下油室25bのピストン受圧面積より大き
く設定され、これによりピストン24が移動した時の上
油室25aの圧油給排出量が下油室25bの圧油給排出
量より大きくなるように構成されている。
【0013】この押圧・ロック兼用シリンダ21は、図
4に示すように、主油圧ポンプP1から圧油を補給する
油圧補給管31が補給用ロジック弁R1を介して上油室
配管32に接続されるとともに、油圧補給管31からチ
ェック弁CVおよび切換用ロジック弁R2を介して上油
室配管32に接続されている。また下油室25bに接続
された下油室配管33には、コントローラCにより制御
される排出制御用サーボ弁SV1が介在された下油室排
出管34が接続されるとともに、切換用ロジック弁R2
に接続されている。PCは下油室25bの油圧を検出す
る油圧センサである。
4に示すように、主油圧ポンプP1から圧油を補給する
油圧補給管31が補給用ロジック弁R1を介して上油室
配管32に接続されるとともに、油圧補給管31からチ
ェック弁CVおよび切換用ロジック弁R2を介して上油
室配管32に接続されている。また下油室25bに接続
された下油室配管33には、コントローラCにより制御
される排出制御用サーボ弁SV1が介在された下油室排
出管34が接続されるとともに、切換用ロジック弁R2
に接続されている。PCは下油室25bの油圧を検出す
る油圧センサである。
【0014】したがって、スライド1によりダイ2が下
降されてブランク11を介してプレッシャリング12が
押し下げられると、クッションピン9を介してプレッシ
ャパッド7が押し下げられる。これにより押圧・ロック
兼用シリンダ21のピストン24が押し下げられて、下
油室25bの圧油が昇圧されるとともに上油室25aの
圧油が減圧される。前記クランクの回転角がロータリー
エンコーダREにより検出されており、排出制御用サー
ボ弁SV1が閉じられた状態でロータリーエンコーダR
Eの信号に基づいてコントローラCにより、電磁弁R2
Vを介して切換用ロジック弁R2が開けられると、下油
室25bの圧油が下油室配管33、切換用ロジック弁R
2および上油室配管32を介して上油室25aに流入さ
れる。さらに、上下油室25a,25bのピストン面積
差により上油室25aの油量が不足することから、主油
圧ポンプP1から圧油が油圧補給管31からチェック弁
CVおよび切換用ロジック弁R2を介して補給され、さ
らに減圧状態により補給用ロジック弁R1が開けられて
2つのロジック弁R1,R2から圧油が大流量で上油室
25aに補給され、これによりダイ2に同期してプレッ
シャリング12が下降される。そして所定のクランク角
になると、ロータリーエンコーダREの信号に基づいて
コントローラCにより電磁弁R2Vを介して切換用ロジ
ック弁R2が閉じられ、下油室25bの圧油が下油室排
出管34に排出される。この時、コントローラCによ
り、下油室25bの油圧を検出する圧力センサPCがク
ッション能力指令値となるように押圧・ロック兼用シリ
ンダ21の圧油排出量が制御されることにより、クラン
ク角に応じたクッション能力が与えられ、ダイ2とプレ
ッシャリング12によるブランク11の押圧力、すなわ
ちしわ押え力が制御される。
降されてブランク11を介してプレッシャリング12が
押し下げられると、クッションピン9を介してプレッシ
ャパッド7が押し下げられる。これにより押圧・ロック
兼用シリンダ21のピストン24が押し下げられて、下
油室25bの圧油が昇圧されるとともに上油室25aの
圧油が減圧される。前記クランクの回転角がロータリー
エンコーダREにより検出されており、排出制御用サー
ボ弁SV1が閉じられた状態でロータリーエンコーダR
Eの信号に基づいてコントローラCにより、電磁弁R2
Vを介して切換用ロジック弁R2が開けられると、下油
室25bの圧油が下油室配管33、切換用ロジック弁R
2および上油室配管32を介して上油室25aに流入さ
れる。さらに、上下油室25a,25bのピストン面積
差により上油室25aの油量が不足することから、主油
圧ポンプP1から圧油が油圧補給管31からチェック弁
CVおよび切換用ロジック弁R2を介して補給され、さ
らに減圧状態により補給用ロジック弁R1が開けられて
2つのロジック弁R1,R2から圧油が大流量で上油室
25aに補給され、これによりダイ2に同期してプレッ
シャリング12が下降される。そして所定のクランク角
になると、ロータリーエンコーダREの信号に基づいて
コントローラCにより電磁弁R2Vを介して切換用ロジ
ック弁R2が閉じられ、下油室25bの圧油が下油室排
出管34に排出される。この時、コントローラCによ
り、下油室25bの油圧を検出する圧力センサPCがク
ッション能力指令値となるように押圧・ロック兼用シリ
ンダ21の圧油排出量が制御されることにより、クラン
ク角に応じたクッション能力が与えられ、ダイ2とプレ
ッシャリング12によるブランク11の押圧力、すなわ
ちしわ押え力が制御される。
【0015】また、上油室油圧配管32に接続された上
油室調圧管35には、位置調整用制御手段である位置制
御用サーボ弁SV2と、この位置制御用サーボ弁SV2
の上流側で位置制御用サーボ弁SV2への負荷を接続、
遮断する位置制御用ロジック弁R3とが介在されてい
る。したがって、ストロークセンサー17により、プレ
ッシャパッド7が下死点にあるのを検出した時に、コン
トローラCにより切換用ロジック弁R1および補給用ロ
ジック弁R2が閉じられ、さらに電磁弁R3Vを介して
位置制御用ロジック弁R3が開けられるとともに、位置
制御用サーボ弁SV2が閉状態にあることで、上油室2
5aからの圧油の排出が停止され、プレッシャパッド7
が下死点となる位置で押圧・ロック兼用シリンダ21が
ロックされる。
油室調圧管35には、位置調整用制御手段である位置制
御用サーボ弁SV2と、この位置制御用サーボ弁SV2
の上流側で位置制御用サーボ弁SV2への負荷を接続、
遮断する位置制御用ロジック弁R3とが介在されてい
る。したがって、ストロークセンサー17により、プレ
ッシャパッド7が下死点にあるのを検出した時に、コン
トローラCにより切換用ロジック弁R1および補給用ロ
ジック弁R2が閉じられ、さらに電磁弁R3Vを介して
位置制御用ロジック弁R3が開けられるとともに、位置
制御用サーボ弁SV2が閉状態にあることで、上油室2
5aからの圧油の排出が停止され、プレッシャパッド7
が下死点となる位置で押圧・ロック兼用シリンダ21が
ロックされる。
【0016】ところで、ダイ2が下死点から上昇される
と、クッション用エアシリンダ8の圧力がプレッシャパ
ッド7を介して押圧・ロック兼用シリンダ21のピスト
ンロッド22に負荷され、ピストンロッド22が伸びて
プレッシャリング12のブランク支持面が変位し、ブラ
ンク11の搬送に支障が生じることがある。このためこ
のロック時に、クッション用エアシリンダ8の圧力でピ
ストンロッド22の伸びなどに起因して、ストロークセ
ンサ16によりプレッシャパッド7の上昇が検出される
と、コントローラCにより位置制御用サーボ弁SV2が
開けられて位置制御用油圧ポンプP2から上油室25a
に圧油が強制的に供給され、プレッシャパッド7が規定
の下死点になるように押圧・ロック兼用シリンダ21が
収縮されてプレッシャパッド7が押し下げられる。
と、クッション用エアシリンダ8の圧力がプレッシャパ
ッド7を介して押圧・ロック兼用シリンダ21のピスト
ンロッド22に負荷され、ピストンロッド22が伸びて
プレッシャリング12のブランク支持面が変位し、ブラ
ンク11の搬送に支障が生じることがある。このためこ
のロック時に、クッション用エアシリンダ8の圧力でピ
ストンロッド22の伸びなどに起因して、ストロークセ
ンサ16によりプレッシャパッド7の上昇が検出される
と、コントローラCにより位置制御用サーボ弁SV2が
開けられて位置制御用油圧ポンプP2から上油室25a
に圧油が強制的に供給され、プレッシャパッド7が規定
の下死点になるように押圧・ロック兼用シリンダ21が
収縮されてプレッシャパッド7が押し下げられる。
【0017】なお、ここで押し下げ制御しない場合に
は、上油室調圧管35と位置制御用サーボ弁SV2およ
び位置制御用ロジック弁R3がなくても、切換用ロジッ
ク弁R2および補給用ロジック弁R1を閉じることによ
り、下死点位置で押圧・ロック用シリンダ21をロック
することができる。
は、上油室調圧管35と位置制御用サーボ弁SV2およ
び位置制御用ロジック弁R3がなくても、切換用ロジッ
ク弁R2および補給用ロジック弁R1を閉じることによ
り、下死点位置で押圧・ロック用シリンダ21をロック
することができる。
【0018】さらに、スライド1が上昇されてクランク
角が所定角度に達すると、コントローラCにより電磁弁
R3Vを介して位置制御用ロジック弁R3が閉じられる
とともに、電磁弁R2Vを介して切換用ロジック弁R2
が開けられ、上油室25bの圧油が上油室配管32、切
換用ロジック弁R2、下油室配管33を介して下油室2
5bに流入される。さらに余剰の圧油が下油室排出管3
4から排出制御用サーボ弁SV1を介して排出される。
この時、コントローラCによりダイ2の上昇速度(クラ
ンクの回転速度)に対応して排出制御用サーボ弁SV1
から排出される圧油量が制御され、コントローラCによ
りプレッシャリング12の上昇速度が無段階に調整され
る。
角が所定角度に達すると、コントローラCにより電磁弁
R3Vを介して位置制御用ロジック弁R3が閉じられる
とともに、電磁弁R2Vを介して切換用ロジック弁R2
が開けられ、上油室25bの圧油が上油室配管32、切
換用ロジック弁R2、下油室配管33を介して下油室2
5bに流入される。さらに余剰の圧油が下油室排出管3
4から排出制御用サーボ弁SV1を介して排出される。
この時、コントローラCによりダイ2の上昇速度(クラ
ンクの回転速度)に対応して排出制御用サーボ弁SV1
から排出される圧油量が制御され、コントローラCによ
りプレッシャリング12の上昇速度が無段階に調整され
る。
【0019】プレス後のブランク11は、プレッシャリ
ング12の上昇がクッション用エアシリンダ8により行
われており、高速で上昇して短時間で受渡し位置に復帰
させることにより、次の搬送行程に迅速に移行すること
ができる。しかし、クッション用エアシリンダ8のみに
依存した場合、ダイ2の上昇速度を越えると、ブランク
11がダイ2に衝突して製品を傷付けることになる。し
たがって、プレス速度に応じた適正な高速度でプレッシ
ャリング12が上昇されることが望ましい。またプレス
速度は、製品によりそれぞれ設定されるため、プレッシ
ャリング12のきめ細かい速度の設定が要求されるが、
この実施の形態では、排出制御用サーボ弁SV1により
上昇速度を無段階に設定することができ、プレス速度に
応じた最適な上昇速度を任意に選択することができる。
ング12の上昇がクッション用エアシリンダ8により行
われており、高速で上昇して短時間で受渡し位置に復帰
させることにより、次の搬送行程に迅速に移行すること
ができる。しかし、クッション用エアシリンダ8のみに
依存した場合、ダイ2の上昇速度を越えると、ブランク
11がダイ2に衝突して製品を傷付けることになる。し
たがって、プレス速度に応じた適正な高速度でプレッシ
ャリング12が上昇されることが望ましい。またプレス
速度は、製品によりそれぞれ設定されるため、プレッシ
ャリング12のきめ細かい速度の設定が要求されるが、
この実施の形態では、排出制御用サーボ弁SV1により
上昇速度を無段階に設定することができ、プレス速度に
応じた最適な上昇速度を任意に選択することができる。
【0020】上記構成において、電動機によりフライホ
イールを介してクランクが回転され、スライド1により
ダイ2が下降されブランク11を成形してポンチ6に嵌
合される。そしてダイ2によりブランク11を介してプ
レッシャリング12が押し下げられると、クッションピ
ン9およびプレッシャパッド7を介して押圧・ロック兼
用シリンダ21が収縮される。この時、昇圧された下油
室25bの圧油が下油室配管33、切換用ロジック弁R
2および上油室配管32を介して上油室25aに流入さ
れる。さらに主油圧ポンプP1から油圧補給管31、切
換用ロジック弁R2および補給用ロジック弁R1を介し
て上油室25aに圧油が補給される。また、所定のクラ
ンク角になると、切換用ロジック弁R2が閉じられて下
油室25bの圧油が下油室排出管34から排出され、排
出制御用サーボ弁SV1により圧油排出量が制御される
ことで、クランク角に応じたクッション能力が与えら
れ、ダイ2とプレッシャリング12によるブランク11
のしわ押え力が制御される。
イールを介してクランクが回転され、スライド1により
ダイ2が下降されブランク11を成形してポンチ6に嵌
合される。そしてダイ2によりブランク11を介してプ
レッシャリング12が押し下げられると、クッションピ
ン9およびプレッシャパッド7を介して押圧・ロック兼
用シリンダ21が収縮される。この時、昇圧された下油
室25bの圧油が下油室配管33、切換用ロジック弁R
2および上油室配管32を介して上油室25aに流入さ
れる。さらに主油圧ポンプP1から油圧補給管31、切
換用ロジック弁R2および補給用ロジック弁R1を介し
て上油室25aに圧油が補給される。また、所定のクラ
ンク角になると、切換用ロジック弁R2が閉じられて下
油室25bの圧油が下油室排出管34から排出され、排
出制御用サーボ弁SV1により圧油排出量が制御される
ことで、クランク角に応じたクッション能力が与えら
れ、ダイ2とプレッシャリング12によるブランク11
のしわ押え力が制御される。
【0021】次いでストロークセンサー17により、プ
レッシャパッド7が下死点にあるのが検出されると、コ
ントローラCにより補給用ロジック弁R1および切換用
ロジック弁R2が閉じられ、位置制御用ロジック弁R3
が開けられるとともに、さらに位置制御用サーボ弁SV
2が閉じられた状態にあることで、上油室25aからの
圧油の排出が停止され、この位置制御機能によりプレッ
シャパッド7が下死点となる位置で押圧・ロック兼用シ
リンダがロックされる。
レッシャパッド7が下死点にあるのが検出されると、コ
ントローラCにより補給用ロジック弁R1および切換用
ロジック弁R2が閉じられ、位置制御用ロジック弁R3
が開けられるとともに、さらに位置制御用サーボ弁SV
2が閉じられた状態にあることで、上油室25aからの
圧油の排出が停止され、この位置制御機能によりプレッ
シャパッド7が下死点となる位置で押圧・ロック兼用シ
リンダがロックされる。
【0022】さらにスライド1が上昇されてクランク角
が所定角度になると、コントローラCにより位置制御用
サーボ弁SV2および位置制御用ロジック弁R3が閉じ
られ、さらに切換用ロジック弁R2が開かれることによ
り、上油室25aの圧油が切換用ロジック弁R2を介し
て下油室25bに流入される。この時余剰の圧油が排出
量が排出制御用サーボ弁SV1により制御されることに
より、プレッシャリング12の上昇速度が制御され、プ
レス成形後のブランク11がダイ2の上昇速度に対応し
た適正な速度で受渡し位置まで上昇される。
が所定角度になると、コントローラCにより位置制御用
サーボ弁SV2および位置制御用ロジック弁R3が閉じ
られ、さらに切換用ロジック弁R2が開かれることによ
り、上油室25aの圧油が切換用ロジック弁R2を介し
て下油室25bに流入される。この時余剰の圧油が排出
量が排出制御用サーボ弁SV1により制御されることに
より、プレッシャリング12の上昇速度が制御され、プ
レス成形後のブランク11がダイ2の上昇速度に対応し
た適正な速度で受渡し位置まで上昇される。
【0023】上記実施の形態によれば、押圧・ロック兼
用シリンダ21において、ダイ2の下降時に排出制御用
サーボ弁SV1で下油室25bからの圧油排出量を制御
することにより、ダイ2とプレッシャリング12による
ブランク11のしわ押え力を制御することができ、また
ダイ2の上昇時に、位置制御用サーボ弁SV2で上油室
25aの圧油排出量を制御することにより、プレッシャ
リング12をロックしてブランク11の浮き上がりを防
止し、ブランク11が傷付くのを防止することができ
る。
用シリンダ21において、ダイ2の下降時に排出制御用
サーボ弁SV1で下油室25bからの圧油排出量を制御
することにより、ダイ2とプレッシャリング12による
ブランク11のしわ押え力を制御することができ、また
ダイ2の上昇時に、位置制御用サーボ弁SV2で上油室
25aの圧油排出量を制御することにより、プレッシャ
リング12をロックしてブランク11の浮き上がりを防
止し、ブランク11が傷付くのを防止することができ
る。
【0024】またロック時には、位置制御機能により、
ストロークセンサPSの信号に基づいて位置制御用サー
ボ弁SV2が作動され、位置制御用油圧ポンプP2から
上油室25aに圧油が強制的に供給されて押圧・ロック
兼用シリンダ21が押し下げ制御される。
ストロークセンサPSの信号に基づいて位置制御用サー
ボ弁SV2が作動され、位置制御用油圧ポンプP2から
上油室25aに圧油が強制的に供給されて押圧・ロック
兼用シリンダ21が押し下げ制御される。
【0025】さらにダイ2が上昇されると、位置制御用
サーボ弁SV2および位置制御用ロジック弁R3が閉じ
られ、上油室25aの圧油が切換用ロジック弁R2を介
して下油室25bに流入される。この時の余剰圧油の排
出が排出制御用サーボ弁SV1により制御されることに
より、プレッシャリング12の上昇速度が無段階に制御
することができ、ブランク11がダイ11に衝突しない
範囲で高速上昇させ、次の受渡し位置に迅速に上昇させ
てブランク11を受渡すことができる。またプレス速度
が変更された場合でも、排出制御用サーボ弁SV1によ
り無段階に上昇速度を設定変更することができる。
サーボ弁SV2および位置制御用ロジック弁R3が閉じ
られ、上油室25aの圧油が切換用ロジック弁R2を介
して下油室25bに流入される。この時の余剰圧油の排
出が排出制御用サーボ弁SV1により制御されることに
より、プレッシャリング12の上昇速度が無段階に制御
することができ、ブランク11がダイ11に衝突しない
範囲で高速上昇させ、次の受渡し位置に迅速に上昇させ
てブランク11を受渡すことができる。またプレス速度
が変更された場合でも、排出制御用サーボ弁SV1によ
り無段階に上昇速度を設定変更することができる。
【0026】
【発明の効果】以上に述べたごとく請求項1記載の発明
によれば、ブランクのしわ押えと浮き上がり防止とを1
つの押圧・ロック兼用シリンダで行うので、構造を簡略
化することができ、ベッド底面のシリンダ配置の自由度
を高めることができる。またダイの上昇時に排出制御用
サーボ弁によりプレッシャリングの上昇速度を制御する
ことができるので、プレス加工後のブランクをダイに衝
突しない程度の高速で上昇させ受渡し位置に迅速に復帰
させることができ、プレスの行程時間を短縮することが
できる。
によれば、ブランクのしわ押えと浮き上がり防止とを1
つの押圧・ロック兼用シリンダで行うので、構造を簡略
化することができ、ベッド底面のシリンダ配置の自由度
を高めることができる。またダイの上昇時に排出制御用
サーボ弁によりプレッシャリングの上昇速度を制御する
ことができるので、プレス加工後のブランクをダイに衝
突しない程度の高速で上昇させ受渡し位置に迅速に復帰
させることができ、プレスの行程時間を短縮することが
できる。
【0027】また請求項2記載の発明によれば、プレッ
シャパッドの浮き上がりが生じた場合であっても、コン
トローラにより位置検出器の信号に基づいて位置制御用
油圧ポンプから上油室に圧油を供給してピストンを強制
的に押し下げることで、プレッシャリングの位置を正確
に保持することができる。これにより、プレッシャリン
グの受渡し位置を正確に制御することができる。
シャパッドの浮き上がりが生じた場合であっても、コン
トローラにより位置検出器の信号に基づいて位置制御用
油圧ポンプから上油室に圧油を供給してピストンを強制
的に押し下げることで、プレッシャリングの位置を正確
に保持することができる。これにより、プレッシャリン
グの受渡し位置を正確に制御することができる。
【図1】本発明に係るダイクッション装置の実施の形態
を示し、プレスベッドの断面図である。
を示し、プレスベッドの断面図である。
【図2】同プレスベッドの調整用ロッドを示す断面図で
ある。
ある。
【図3】同押圧・ロック兼用押圧・ロック兼用シリンダ
を示す拡大断面図である。
を示す拡大断面図である。
【図4】同ダイクッション装置を示す構成図である。
1 スライド 2 ダイ 3 プレスベッド 6 ポンチ 7 プレッシャパッド 8 クッション用エアシリンダ 9 クッションピン 11 ブランク 12 プレッシャリング 13 調整用ロッド 16 ストロークセンサ 21 押圧・ロック兼用シリンダ 22 ピストンロッド 22a 小径部 22b 大径部 24 ピストン 25a 上油室 25b 下油室 31 油圧補給管 32 上油室配管 33 下油室配管 34 下油室排出管 35 上油室調圧管 P1 主油圧ポンプ P2 位置制御用油圧ポンプ R1 補給用ロジック弁 R2 切換用ロジック弁 R3 位置制御用ロジック弁 C コントローラ SV1 排出制御用サーボ弁 SV2 位置制御用サーボ弁
Claims (2)
- 【請求項1】ダイとの間でブランク周縁を保持するプレ
ッシャリングと、このプレッシャリングを保持するプレ
ッシャパッドと、このプレッシャパッドを上方に付勢す
るクッション用エアシリンダとを備えたダイクッション
装置において、 前記プレッシャパッドにピストンロッドを介して連結さ
れてプレッシャパッドを上方に付勢するとともに、プレ
ッシャパッドの上昇を停止可能な押圧・ロック兼用シリ
ンダを設け、 この押圧・ロック兼用シリンダのシリンダケースを貫通
する前記ピストンロッドの断面積により、上油室のピス
トン受圧面積を下油室のピストン受圧面積より大きく設
定し、 前記上油室に接続された上油室配管と下油室に接続され
た下油室配管とを切換用ロジック弁を介して接続すると
ともに、この上油室配管に補給用ロジック弁を介して主
油圧ポンプから圧油を補給する油圧補給管を接続し、 前記下油室配管に接続された下油室排出管に排出制御用
サーボ弁を介在させるとともに、この排出制御用サーボ
弁の排出量を制御可能なコントローラを設けたことを特
徴とするダイクッション装置。 - 【請求項2】上油室に接続された上油室調圧管が位置制
御用サーボ弁を介して位置制御用油圧ポンプに接続さ
れ、 コントローラにより、プレッシャパッドの位置を検出す
る位置検出器の信号に基づいて位置制御用サーボ弁が操
作されて、上油室に圧油が給排出されプレッシャパッド
の位置が制御されることを特徴とする請求項1記載のダ
イクッション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11080635A JP2000271663A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | ダイクッション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11080635A JP2000271663A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | ダイクッション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000271663A true JP2000271663A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13723843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11080635A Pending JP2000271663A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | ダイクッション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000271663A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104190787A (zh) * | 2014-08-13 | 2014-12-10 | 沃得重型机床(中国)有限公司 | 压力机活动顶冠水平调节控制系统 |
CN109108241A (zh) * | 2018-10-30 | 2019-01-01 | 中国重型机械研究院股份公司 | 一种用于连铸机生产的液压控制系统 |
-
1999
- 1999-03-25 JP JP11080635A patent/JP2000271663A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104190787A (zh) * | 2014-08-13 | 2014-12-10 | 沃得重型机床(中国)有限公司 | 压力机活动顶冠水平调节控制系统 |
CN109108241A (zh) * | 2018-10-30 | 2019-01-01 | 中国重型机械研究院股份公司 | 一种用于连铸机生产的液压控制系统 |
CN109108241B (zh) * | 2018-10-30 | 2024-02-20 | 中国重型机械研究院股份公司 | 一种用于连铸机生产的液压控制系统 |
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