JP2000271384A - 脱水兼用洗濯機 - Google Patents

脱水兼用洗濯機

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JP2000271384A
JP2000271384A JP11084216A JP8421699A JP2000271384A JP 2000271384 A JP2000271384 A JP 2000271384A JP 11084216 A JP11084216 A JP 11084216A JP 8421699 A JP8421699 A JP 8421699A JP 2000271384 A JP2000271384 A JP 2000271384A
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lever
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忠明 纐纈
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータから回転槽及び撹拌体への回転伝達の
ための構造の簡単化を図ると共に、それらの切替の動作
信頼性を高める。 【解決手段】 水槽の外底面の下フレーム21に軸受2
3等を介して、回転槽を回転させる中空状の槽軸24を
設ける。槽軸24内を貫通させるように、撹拌体を回転
させる撹拌軸27を設ける。撹拌軸27の下端部を、モ
ータのロータ31のボス部36に連結する。槽軸24の
下端外周部にセレーション部42を設け、ボス部36の
上端外周部にセレーション部43を設ける。内周部にそ
れらに係合する上部内セレーション部40及び下部内セ
レーション部41を有する円筒状をなし、槽軸24とボ
ス部36との連結,切離しを行なうためのクラッチ37
を、槽軸24の下端部に上下動自在に設ける。下フレー
ム21の下面部に、クラッチ37を上下動させる昇降機
構及び共回り防止装置39を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータから回転槽
及び撹拌体への回転伝達機構部分を改良した脱水兼用洗
濯機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、脱水兼用洗
濯機においては、洗い槽兼脱水槽である回転槽の内底部
に撹拌体を備え、洗い運転時には、モータの回転を撹拌
体にのみ伝達して撹拌体を回転駆動し、脱水運転時に
は、前記モータの回転を撹拌体及び回転槽の双方に伝達
してそれらを一体的に高速回転させるようになってい
る。このような回転伝達機構として、例えば実公平6−
42630号公報や特開平10−52595号公報に示
される構造が考えられている。
【0003】このうち前者のものは、撹拌体を減速ギア
機構を介して回転させる洗濯駆動軸を、回転槽を回転さ
せるための中空状の脱水駆動軸内を貫通するように通
し、洗濯駆動軸の下端部を、モータの回転力が伝達され
るプーリのボスに連結すると共に、脱水駆動軸の下端外
周及びボスの上端外周に夫々案内溝を設け、内周部がそ
れら案内溝に沿ってスライドする円筒状のキャップ(ク
ラッチ)を、レバーにより上下動させるように設けて構
成されている。これにて、キャップが上部位置にあると
きには、プーリの回転が洗濯駆動軸のみに伝達され、レ
バーによりキャップを下降させることにより、キャップ
が脱水駆動軸とボス部とを連結し、プーリの回転が脱水
駆動軸にも伝達されるようになっている。
【0004】ところが、この構成では、洗い運転時にお
いて回転槽が回転フリーな状態となっているので、撹拌
体により生成される回転水流や、その回転水流に伴い洗
濯物が回転槽の内面を摺動することにより、回転槽のい
わゆる共回りが生じ、洗濯物の撹拌効率が低下する不具
合がある。
【0005】そこで、後者のものでは、上下動により脱
水軸と洗濯軸との連結及び切離しを行なう連結ギヤ(ク
ラッチ)を、回動ギヤ、昇降ギヤ、昇降リング、昇降案
内板などによって上下動させる構成とされていると共
に、連結ギヤが上昇すれば、連結ギヤの外歯が固定板の
内歯に噛合って脱水軸の回転を禁止するようになってい
る。
【0006】しかしながら、この構造では、連結ギヤを
上下動させるための構造が複雑であり、部品数が多くな
る不具合があった。また、上記した2つの構造ともに、
もしレバーあるいはクラッチが破損してクラッチの切替
が正規に行なわれなくなった場合でも、運転が行なわれ
てしまうので、洗いを行なう筈が脱水運転になってしま
ったり、逆に脱水を行なう筈が撹拌体のみが回転されて
しまうことが起こる可能性がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、モータから回転槽及び撹拌体への回転
伝達のための構造の簡単化を図ることができると共に、
それらの切替の動作の信頼性を向上させることができる
脱水兼用洗濯機を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の脱水
兼用洗濯機は、水槽内に回転自在に設けられた回転槽
と、この回転槽内の底部に設けられた撹拌体と、前記水
槽の外底部に設けられたモータと、上端が前記回転槽に
連結され下端側が前記水槽の外底部まで延びる中空状の
槽軸と、この槽軸の中空部内を上下に貫通するように設
けられ、上端が前記撹拌体に連結され下端が前記モータ
のロータにボス部を介して連結された撹拌軸と、前記槽
軸の下端側外周部に上下方向に延びて設けられた摺動案
内部と、内周部全周に前記摺動案内部に沿って摺動する
係合部を有する円筒状をなし、前記槽軸の下端部外周に
上下動自在に嵌挿され、下降位置にて該槽軸と前記ボス
部とを連結し、上昇位置にて前記ボス部から切離される
クラッチと、このクラッチを上下動させる昇降手段と、
前記水槽に設けられ前記クラッチの上昇位置にて該クラ
ッチに嵌合して回転不能とさせる共回り防止部と、前記
クラッチの動作位置を検出するクラッチ位置検出手段と
を具備する構成に特徴を有する。
【0009】これによれば、槽軸の下端部外周に嵌挿さ
れた円筒状のクラッチは、その内周部の係合部が該槽軸
の摺動案内部に案内されることにより上下動自在とさ
れ、昇降手段により、クラッチが下降位置に下降される
と、クラッチが槽軸とロータのボス部とを連結するの
で、モータの回転により、撹拌軸と槽軸との双方が一体
的に回転駆動され、撹拌体及び回転槽の双方が一体的に
回転駆動される。
【0010】一方、昇降手段により、クラッチが上昇位
置に上昇されると、クラッチがボス部から切離され、モ
ータの回転が撹拌軸にのみ伝達され撹拌体のみが回転駆
動される。また、このとき、クラッチは共回り防止部に
嵌合して水槽に固定されるので、槽軸ひいては回転槽の
共回りが確実に防止される。このように、円筒状のクラ
ッチを上下動させることにより、簡単な構成でモータか
ら回転槽及び撹拌体への回転伝達を切替えることができ
る。
【0011】そして、クラッチの動作位置を検出するク
ラッチ位置検出手段を設けたので、クラッチの上昇位置
及び下降位置の切替えを確実に検出することができ、例
えばクラッチが正規の状態に切替わらないときにはモー
タを停止する等の対処を容易に行なうことができ、ひい
てはモータから回転槽及び撹拌体への回転伝達の切替を
確実に行なわせることが可能となり、動作の信頼性を高
めることができる。
【0012】この場合、前記クラッチ位置検出手段を、
クラッチに設けられた永久磁石と、共回り防止部側に設
けられた磁気センサとから構成することができる(請求
項2の発明)。これによれば、クラッチが上昇位置に上
昇したことを直接的且つ確実に検出することができる。
【0013】またこのとき、永久磁石を、リング状に構
成することが望ましく(請求項3の発明)、これによ
り、クラッチの円周方向の位置に関係なくクラッチの動
作位置を検出することが可能となる。さらには、クラッ
チを、非磁性材である合成樹脂から構成すれば(請求項
4の発明)、クラッチが永久磁石の漏れ磁束を低減させ
ることはないので、磁気センサとして特に高感度のもの
を採用する必要がなく安価に済ませることが可能とな
り、また、クラッチが磁化されることがないので、クラ
ッチが槽軸等に吸着されて昇降動作が阻害されるといっ
た不具合を未然に防止することができる。
【0014】あるいは、上記クラッチ位置検出手段を、
昇降手段に設けられた永久磁石と、共回り防止部に設け
られた磁気センサとから構成することもできる(請求項
5の発明)。これによれば、永久磁石をリング状に設け
ることが不要となって小形の永久磁石で済ませることが
できる。またこの場合も、昇降手段のうち少なくとも永
久磁石が取付けられる部分を、非磁性材である合成樹脂
製とすることにより(請求項6の発明)、磁気センサと
して特に高感度のものを採用する必要がなく安価に済ま
せることが可能となる。
【0015】さらに、前記昇降手段を、クラッチを下降
位置に付勢するクラッチ付勢手段と、中間部が軸支され
て上下に揺動可能に設けられ先端側に前記クラッチに係
止して押上げる作動部を有し基端側上面部に斜面部を有
するクラッチレバーと、一端部に前記クラッチレバーの
斜面部に摺接する斜面部を有し外部からの操作より水平
方向に動作して前記クラッチレバーの基端部を押下げる
操作レバーと、前記クラッチレバーの斜面部を前記操作
レバーの斜面部に当接するように付勢するクラッチレバ
ー付勢手段とを具備して構成することができる(請求項
7の発明)。
【0016】これによれば、操作レバーの水平方向の動
作を、クラッチレバーの上下の揺動に変換してクラッチ
を上下動させることができるので、操作レバーの駆動源
を、例えば排水弁を駆動するギアドモータと兼用させる
ことが可能となり、別途の駆動手段を不要として安価に
済ませることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例(請求項
1,2,3,4,7に対応)について、図1ないし図1
4を参照しながら説明する。まず、図14は、本実施例
に係る脱水兼用洗濯機(全自動洗濯機)の本体1の概略
構成を示している。ここで、ほぼ矩形箱状をなす外箱2
内には、脱水時等に水を受ける水槽3が弾性吊持機構4
を介して設けられている。そして、前記水槽3内には、
内部に洗濯物が収容される洗い槽兼脱水槽としての回転
槽5が回転可能に設けられており、またその回転槽5内
の底部には、水流生成用の撹拌体(パルセータ)6が設
けられている。
【0018】詳しくは後述するように、前記水槽3の外
底部には、インバータ駆動方式のアウタロータ形のモー
タ7及び、そのモータ7の回転駆動力を前記回転槽5及
び撹拌体6へ伝達する回転伝達機構8が設けられてい
る。これらモータ7及び回転伝達機構8により、洗いや
ためすすぎの行程においては、前記撹拌体6が正逆回転
されて回転槽5内に撹拌水流が生成され、脱水や脱水す
すぎの行程においては、前記回転槽5が撹拌体6と一体
的に高速回転されるようになっている。
【0019】また、前記水槽3の底部には、前記回転槽
5からの排水を行うための排水路9が設けられ、この排
水路9に、排水弁10を介して排水ホース11が接続さ
れている。前記排水弁10は、ギアドモータ12(図1
3参照)により開閉されるようになっている。さらに、
水槽3の底部には、該水槽3からの排水を行うための排
水口13が設けられ、詳しく図示はしないが、この排水
口13が前記排水ホース11に接続されている。尚、前
記排水路9には、エアトラップ14が設けられ、このエ
アトラップ14内の圧力が図示しないエアチューブを介
して水位センサに導かれるようになっている。
【0020】一方、前記回転槽5の上端部にはバランス
リング15が装着されていると共に、脱水時の該回転槽
5からの排水を、そのバランスリング15との間を通し
て行うための脱水孔16が設けられている。また、前記
水槽3の上端部には、一部のみ示すように、ほぼリング
状をなす桶カバー17が設けられており、その開口部が
前記回転槽5の上面開口部に連通している。
【0021】そして、前記外箱2の上端部には、プラス
チック製のトップカバー18が設けられている。詳しく
図示はしないが、このトップカバー18は、中央にほぼ
円形の洗濯物出入口を有する矩形枠状をなすと共に、薄
形の中空箱状をなしている。このトップカバー18の上
面部には、前記洗濯物出入口を開閉するための二つ折り
タイプの蓋19が設けられている。
【0022】図示及び詳しい説明は省略するが、前記ト
ップカバー18の後辺部には、回転槽5内に給水を行う
ための給水機構や、洗剤・助剤供給装置が設けられてい
る。また、前記トップカバー18の前辺部には、上面に
位置して操作パネルが設けられていると共に、その内側
に位置してマイコンを主体としてなる制御装置が設けら
れている。この制御装置は、前記モータ7や給水機構等
の各機構を制御して、洗い、すすぎ(脱水すすぎ及びた
めすすぎ)、脱水等の行程からなる洗濯運転を自動で実
行させるようになっている。尚、このとき、前記モータ
7は可変速で駆動され、且つ正逆転可能とされている。
【0023】さて、前記モータ7及び回転伝達機構8に
ついて、図1ないし図13を参照して述べる。図3は、
これらモータ7及び回転伝達機構8部分の構成を示して
おり、ここで、前記水槽3の外底部には、中空ハウジン
グ19が取付けられている。この中空ハウジング19
は、上フレーム20と下フレーム21とを外周側部分に
て結合して構成されており、上フレーム20の中央部に
は、上向きに凸となる円筒部20aが形成されていると
共に、下フレーム21の中央部には下向きに凸となる円
筒部21aが形成されている。
【0024】前記円筒部20a及び円筒部21a内に
は、夫々ボールベアリングからなる軸受22及び23が
嵌合固着され、これら軸受22,23に支持されて中空
状(円管状)の槽軸24が設けられている。この槽軸2
4の軸受22から突出する上端部外周には、支持筒25
が嵌合固着され、この支持筒25の上端のフランジ部2
5aに前記回転槽5が固定されている。これにて、槽軸
24の回転により回転槽5が一体回転するようになって
いる。尚、円筒部20aの内周面と支持筒25の外周面
との間には、シール部材26が設けられている。
【0025】そして、前記槽軸24の中空部内には、撹
拌軸27が上下に貫通するように挿通されている。この
撹拌軸27は、槽軸24の内周部上下部に設けられたメ
タル軸受28,28並びに前記支持筒25の上端部内周
部に設けられた軸受29によって槽軸24に対して回転
自在に支持されており、その上端部が前記撹拌体6に連
結されている。これにて、撹拌軸27の回転により撹拌
体6が一体回転するようになっている。また、この撹拌
軸27の下端部が前記モータ7に連結されている。
【0026】前記モータ7は、図4にも示すように、リ
ング状をなすステータ30と、薄形円筒容器状をなすロ
ータ31とから構成される。前記ステータ30は、ステ
ータコア32の外周の各ティース部に巻線33を巻装し
て構成され、前記下フレーム21の下面に対して下方か
らねじ止めされることにより取付けられている。一方、
前記ロータ31は、前記ステータ30の外周に僅かな隙
間を存して配置されるロータマグネット34及びその外
周に位置されるロータヨーク35をインサート成形によ
り一体的に有して構成されている。
【0027】このロータ31の中心部には、円筒状のボ
ス部36が固着され、前記撹拌軸27の下端部がこのボ
ス部36に対してセレーション結合状態に挿入され、例
えばナット締めにより取付けられている。従って、前記
ロータ31の回転は常に撹拌軸27にダイレクトに伝達
されるようになっている。尚、図1及び図2にも示すよ
うに、このボス部36は、その上端が、前記槽軸24の
下端よりも僅かに下方に位置され、また、その外径寸法
が、該槽軸24の外径寸法よりも大きく構成されてい
る。
【0028】さて、前記槽軸24の下端外周部には、該
槽軸24と前記ボス部36との連結及び切離しを行なう
ためのクラッチ37が設けられ、これと共に、前記下フ
レーム21の下面部には、このクラッチ37を上下動さ
せる昇降手段たる昇降機構38及び共回り防止装置39
が設けられる。
【0029】前記クラッチ37は、合成樹脂この場合ガ
ラスフィラー入りのポリアセタール樹脂からなり、図1
及び図2,図5にも示すように、全体としてほぼ円筒状
をなすと共に、その内周部が、上半部で径小、下半部に
て径大とされた段付き形状とされると共に、上半部の内
周面全周には、上下方向に延びる係合部たる上部内セレ
ーション部40が形成され、下半部の内周面全周には、
上下方向に延びる下部内セレーション部41が形成され
ている。
【0030】これに対し、図1,図2,図4に示すよう
に、前記槽軸24の下端部(前記軸受23から下方に突
出した部位)の外周部には、前記上部内セレーション部
40に対応して上下方向に延びる摺動案内部たるセレー
ション部42が形成されている。一方、前記ボス部36
の上部外周部にも、前記下部内セレーション部41に対
応してセレーション部43が形成されている。前記クラ
ッチ37は、上部内セレーション部40が前記セレーシ
ョン部42に常に係合されることにより、槽軸24の下
端部外周に上下動自在且つ周方向に一体的に回転するよ
うに嵌挿されているのである。
【0031】これにて、クラッチ37が図1及び図3に
示す下降位置にあるときには、クラッチ37の上部内セ
レーション部40が槽軸24のセレーション部42に係
合すると共に、下部内セレーション部41がボス部36
のセレーション部43に係合し、もってボス部36ひい
ては撹拌軸27と槽軸24とを一体的に回転するように
連結するようになっている。これに対し、クラッチ37
が図2に示す上昇位置にあるときには、上部内セレーシ
ョン部40がセレーション部42に係合するのみとな
り、ボス部36から切離され、もって撹拌軸27のみが
回転駆動されるようになっている。
【0032】このとき、槽軸24の下端部外周部には、
前記クラッチ37と前記軸受23の下端部との間に位置
して、クラッチ付勢手段たるコイルばね44が配設さ
れ、クラッチ37は常に下降位置に向けて付勢されるよ
うになっている。また、図5にも示すように、前記クラ
ッチ37の上端部外周部には、円形鍔状のフランジ部3
7aが一体に形成されており、このフランジ部37aの
上面外周部に、円周方向に並んだ複数の歯部45aを有
する嵌合部45が形成されている。
【0033】前記共回り防止装置39は、例えばガラス
フィラー入りのポリアセタール樹脂からなり、図6ない
し図8にも示すように、前記下フレーム21の円筒部2
1aの外周に嵌り込む大きさの薄形の円筒状をなすと共
に、上端外周にフランジ部39aを一体に有し、そのフ
ランジ部39aにて下フレーム21の底面にねじ止め固
定されている。このとき、この共回り防止装置39の内
周面の下半部には、図2に示すように、前記クラッチ3
7の上昇位置にてその嵌合部45(歯部45a同士間の
谷部)に噛合う歯部46aを有する共回り防止部46が
設けられている。さらに、後述するように、この共回り
防止装置39には、クラッチレバー47を支持するため
の一対の支持部48,48が一体に設けられている。
【0034】そして、前記昇降機構38は、前記コイル
ばね44、前記クラッチ37を上下動させるクラッチレ
バー47、このクラッチレバー47を揺動させる操作レ
バー49、クラッチレバー付勢手段たる引張ばね50
(図3,図7参照)等から構成されている。このうちク
ラッチレバー47は、例えばポリプロピレン等の合成樹
脂からなり、図10に示すように、平行に延びる一対の
腕部47a,47aを基端側で繋いだ形態のほぼコ字状
をなすと共に、その基端部中央部から後側に突出する突
出部47bを有して構成されている。この突出部47b
の上面には、図12にも示すような斜面部51が形成さ
れている。
【0035】前記各腕部47aの先端部には、前記クラ
ッチ37のフランジ部37aの下面側に係止してそれを
押し上げるための作動部たる当接ピン52が内側に突出
して設けられている。このとき、一対の当接ピン52
は、フランジ部37aのうち直径方向両端の2か所に当
接するようになっている。また、各腕部47aの基端側
部分には、図11に示すように、前記支持部48に軸支
される内側軸部53及び及び外側軸部54が同軸となる
ように一体に設けられている。このうち外側軸部54に
ついては、先端部に、斜め上向き(図11では斜め下向
き)の傾斜面54aが形成されている。
【0036】このとき、図6ないし図8並びに図12に
も示すように、前記共回り防止装置39に一体に設けら
れる一対の支持部48,48は、共回り防止装置39の
やや後部寄り部分に円筒状部分を左右に挟むように対向
して設けられ、フランジ部39aの下面から下方に延び
る角筒状をなしている。そして、その下端部には、左右
に対向する舌片状の内壁部48a及び外壁部48bを有
している。図8に示すように、内壁部48aの下端部に
は、下方に開放するU字状の溝部55が形成され、外壁
部48bには、係止孔部56が形成されている。尚、図
9に示すように、外壁部48bのうち内面側は、係止孔
部56から下方に延びて、肉厚がほぼ半分とされた如き
案内凹部57が形成されている。
【0037】前記クラッチレバー47は、前記各腕部4
7aの基端側が、各支持部48の内壁部48a及び外壁
部48b間に挟まれた形態で支持されるのであるが、こ
のとき、前記内側軸部53がU字状の溝部55に下方か
ら差込まれてその溝部55内に保持されると共に、前記
外側軸部54が、その傾斜面54aが案内凹部57を摺
動するように案内されて係止孔部56内に挿入されるよ
うになっている。これにて、図6及び図7に示すよう
に、クラッチレバー47は、中間部分が前記支持部48
に軸支されて、上下方向(矢印A及びB方向)に揺動可
能に設けられるのである。
【0038】前記操作レバー49は、図3及び図13に
示すように、その中間部が前記下フレーム21に軸支さ
れて水平方向(矢印C及びD方向)に回動可能に設けら
れ、その先端部の下面は、図12にも示すように、前記
クラッチレバー47の基端部の斜面部51に摺接する斜
面部58が形成されている。また、このとき、図3,図
7に示すように、前記引張りばね50は、前記クラッチ
レバー47の基端部側と前記共回り防止装置39との間
に掛け渡されて該クラッチレバー47を矢印A方向に付
勢しており、もってクラッチレバー47の斜面部51が
操作レバー49に斜面部58に常に摺接するようになっ
ている。
【0039】一方、図13に示すように、前記ギアドモ
ータ12はワイヤ59及び連結金具60を介して前記排
水弁10に連結され、(a)に示すように、通常時は前
記ワイヤ59を繰出した状態とされて排水弁10が閉塞
状態にあり、(b)に示すように、前記ワイヤ59を巻
上げることにより、排水弁10を開放させるようになっ
ている。このとき、前記操作レバー49の基端部は、前
記連結金具60に連結され、もって操作レバー49は、
ギアドモータ12により、排水弁10の開閉と連動して
矢印C及びD方向に回動するようになっている。
【0040】これにて、洗いやためすすぎの行程におい
ては、操作レバー49は図13(a)の状態(図12の
状態から矢印C方向に回動した状態)にあって、クラッ
チレバー47の基端部を押し下げており、もって図2に
示すように、クラッチレバー47の先端の当接ピン52
がクラッチ37をコイルばね44のばね力に抗して上方
に押上げて上昇位置に位置させるようになっている。
【0041】これに対し、脱水や脱水すすぎの行程にお
いては、操作レバー49は図13(a)の状態から矢印
D方向に回動されて図13(b)に示す状態となり、斜
面部58が斜面部51を相対的に摺動することにより、
図12及び図1,図3に示すように、クラッチレバー4
7の基端部が矢印A方向に揺動し、当接ピン52が下降
し、もってクラッチ37がコイルばね44のばね力によ
って下降位置に下降するようになっている。尚、このク
ラッチ37の下降位置では、当接ピン52がクラッチ3
7のフランジ部37aから若干量だけ下方に離間するよ
うになっている。
【0042】そして、前記クラッチ37部分には、該ク
ラッチ37の動作位置を検出するためのクラッチ位置検
出手段61が設けられている。図1ないし図3に示すよ
うに、この実施例では、クラッチ位置検出手段61は、
例えばプラスチックマグネットからリング状に形成され
た永久磁石62を、前記クラッチ37のフランジ部37
aの下面に取付けると共に、前記共回り防止装置39の
それに対応する高さ位置に磁気センサ63を取付けて構
成されている。
【0043】これにて、クラッチ37が上昇位置にある
ときに、永久磁石62の外周が磁気センサ63に対向
し、もって磁気センサ63によりクラッチ37が上昇位
置にあるかどうかが直接的に検出できるようになってい
る。尚、この場合、永久磁石62がリング状に設けられ
ているので、クラッチ37の回転方向の位置に関係な
く、クラッチ37が上昇位置にあれば、永久磁石62が
確実に磁気センサ63に対向するようになっている。
【0044】このとき、詳しく図示はしないが、前記磁
気センサ63の配線は、前記中空ハウジング19内を通
して導出され、その信号が前記制御装置に入力されるよ
うになっている。制御装置は、磁気センサ63からの入
力信号に基づいて、クラッチ37が正規に切替わってい
るかどうかを判断し、もし、正規の状態にクラッチ37
が正規の状態に切替わっていないと判断したときには、
運転を停止すると共に、操作パネルの表示やブザー音等
により異常を報知するようになっている。
【0045】次に、上記構成の作用について述べる。上
述のように、洗いやためすすぎの行程においては、図2
に示すように、昇降機構38によってクラッチ37が上
昇位置に位置され、ボス部36と槽軸24とが切離され
るようになっている。このとき、クラッチ37に設けら
れた永久磁石62が、共回り防止装置39に設けられた
磁気センサ63に近接し、磁気センサ63からクラッチ
37が上昇位置に位置されている旨の検出信号が出力さ
れる。
【0046】ここで、制御装置は、磁気センサ63から
の検出信号が入力されていることを条件に、モータ7を
正方向及び逆方向に交互に回転駆動するようになってお
り、これにて、ロータ31の回転が撹拌軸27ひいては
撹拌体6にダイレクトに伝達され、前記撹拌体6が正逆
回転されて回転槽5内に撹拌水流が生成される。また、
このクラッチ37の上昇位置では、クラッチ37の嵌合
部45が共回り防止部46に噛合って水槽3に回転不能
に固定されるので、槽軸24ひいては回転槽5が洗濯物
や水流によっていわゆる共回りすることが防止されるの
である。
【0047】これに対し、脱水や脱水すすぎの行程にお
いては、図1,図3などに示すように、昇降機構38に
よってクラッチ37が下降位置に下降され、これによ
り、クラッチ37の下部内セレーション部41がボス部
36のセレーション部43に係合し、もってボス部36
と槽軸24とが連結されるのである。このとき、永久磁
石62は、磁気センサ63から下方に離れるので、磁気
センサ63からの検出信号は制御装置に入力されなくな
る。また、クラッチ37が共回り防止部46から離間
し、嵌合が解かれるようになる。
【0048】そして、制御装置は、磁気センサ63から
の検出信号が入力されないことを条件に、モータ7を一
方向に高速回転駆動するようになっており、これにて、
ロータ31の回転が撹拌軸27及び槽軸24の双方にダ
イレクトに伝達され、回転槽5が撹拌体6と一体的に高
速回転されるのである。尚、このとき、ボス部36の外
径が槽軸24の外径よりも大きく構成されているので、
クラッチ37に過大なひねり力が作用することなく、槽
軸24に大きなトルクを伝達することができるものとな
っている。
【0049】しかして、上記構成において、もし昇降機
構38を構成するクラッチレバー47や操作レバー49
あるいはクラッチ37自体の故障,破損等があって、ク
ラッチ37が正規の状態に切替わらなくなると、洗いあ
るいはすすぎ運転を行なう筈が回転槽5まで回転されて
しまったり、脱水運転を行なう筈が撹拌体6のみが高速
回転されてしまうといった不具合を招く虞がある。とこ
ろが、本実施例では、クラッチ位置検出手段61を設
け、クラッチ37が正規の状態に切替わらないときに
は、運転を停止すると共に異常報知がなされるので、異
常な状態で運転が行なわれることが未然に防止されるの
である。
【0050】このように本実施例によれば、円筒状のク
ラッチ37を槽軸24のセレーション部42に沿って上
下動可能に設け、昇降機構38により上下動させて槽軸
24とボス部36との連結,切離しを行なうようにした
ので、簡単な構成でモータ7から回転槽5及び撹拌体6
への回転伝達を切替えることができる。このとき、排水
弁10を駆動するためのギアドモータ12を昇降機構3
8の駆動源として兼用させるようにしたので、別途の駆
動手段を不要として、より安価に済ませることができ
る。
【0051】また、本実施例では、クラッチ37の上昇
位置にて該クラッチ37の嵌合部が45が共回り防止部
46に噛合って水槽3に固定されるようにしたので、洗
いやためすすぎ時における槽軸24ひいては回転槽5の
共回りを確実に防止することができる。さらに、モータ
7をダイレクトドライブ方式のアウタロータ形モータか
ら構成したので、軽量化、薄形化、騒音の減少、回転力
の伝達ロスの減少等も図ることができる。
【0052】そして、クラッチ37に取付けられた永久
磁石62と、共回り防止装置39に設けられた磁気セン
サ63とから、クラッチ位置検出手段61を構成するよ
うにしたので、クラッチ37の上昇位置及び下降位置の
切替えを確実に検出することができ、異常な状態で運転
が行なわれることが未然に防止され、クラッチ37の切
替動作の信頼性を高めることができるものである。
【0053】しかも、特に本実施例では、永久磁石62
をリング状としたことによって、クラッチ37(槽軸2
4)の円周方向の位置に関係なくクラッチ37の動作位
置を検出することが可能となり、またクラッチ37を、
非磁性材である合成樹脂から構成したので、クラッチ3
7が永久磁石62の漏れ磁束を低減させることはなく、
磁気センサ63として特に高感度のものを採用する必要
がなく安価に済ませることが可能となり、クラッチ37
が磁化されることもないので、クラッチ37が槽軸24
等に吸着されて動作が阻害されるといった不具合を未然
に防止することができるといったメリットも得ることが
できるものである。
【0054】図15は、本発明の他の実施例(請求項
5,6に対応)を示している。この実施例が上記実施例
と異なる点は、クラッチ位置検出手段71の構成にあ
る。この実施例では、昇降手段の一部を構成する合成樹
脂製のクラッチレバー47に永久磁石72を設けると共
に、共回り防止装置39に磁気センサ73を設けてクラ
ッチ位置検出手段71を構成するようにしている。
【0055】具体的には、クラッチレバー47の一方の
腕部47aの先端部に、さらに先方に延びる延出部74
を設け、その上面に小形板状の永久磁石72を取付ける
ようにしている。一方、共回り防止装置39のフランジ
部39aの下面部のうち、クラッチ37が上昇位置に上
昇された時にその永久磁石72が近接する部位に、磁気
センサ73を下向きに取付けるようにしている。これに
より、上記実施例と同様に、クラッチレバー47によっ
てクラッチ37が上昇位置に移動されたことを、磁気セ
ンサ73により確実に検出することができ、またこのと
き、永久磁石72を小さなもので済ませることができる
といった利点を得ることができる。
【0056】尚、本発明は上記した各実施例に限定され
るものではなく、例えばクラッチ位置検出手段として
は、光センサやマイクロスイッチ等を用いることも可能
であり、また、昇降手段の構成としても種々の変形が可
能であり、さらにはクラッチを昇降させる駆動源を別途
に設けても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更
して実施し得るものである。
【0057】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の脱水兼用洗濯機によれば、円筒状のクラッチを槽軸の
摺動案内部に沿って上下動可能に設け、そのクラッチを
昇降手段により上下動させて槽軸とボス部との連結,切
離しを行なうようにし、また、クラッチの上昇位置にて
該クラッチに嵌合して回転不能とさせる共回り防止部を
設け、さらに、クラッチの動作位置を検出するクラッチ
位置検出手段を設けたので、モータから回転槽及び撹拌
体への回転伝達のための構造の簡単化を図ると共に、そ
れらの切替の動作信頼性を向上させることができるとい
う優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、クラッチの下
降位置におけるクラッチ部分の拡大縦断面図
【図2】クラッチの上昇位置における図1相当図
【図3】モータ及び回転伝達機構部分の縦断面図
【図4】モータ及びクラッチ部分の分解斜視図
【図5】クラッチの縦断面図
【図6】共回り防止装置にクラッチレバーを組付けた状
態の斜視図
【図7】共回り防止装置にクラッチレバーを組付けた状
態の縦断面図
【図8】共回り防止装置の斜視図
【図9】図8のX−X線に沿う支持部の外壁部の縦断面
【図10】クラッチレバーの上下反転した状態の斜視図
【図11】図10のY−Y線に沿うクラッチレバーの軸
部部分の縦断面図
【図12】脱水運転時におけるクラッチレバーの斜面部
と操作レバーの斜面部との関係を示す縦断背面図
【図13】ギアドモータと操作レバーとの関係を示すも
ので、排水弁の閉塞状態(a)及び開放状態(b)の底
面図
【図14】洗濯機の全体構成を概略的に示す縦断側面図
【図15】本発明の他の実施例を示すもので、クラッチ
部分の側面図
【符号の説明】
図面中、1は本体、3は水槽、5は回転槽、6は撹拌
体、7はモータ、8は回転伝達機構、10は排水弁、1
2はギアドモータ、19は中空ハウジング、22,23
は軸受、24は槽軸、27は撹拌軸、30はステータ、
31はロータ、36はボス部、37はクラッチ、37a
はフランジ部、38は昇降機構、39は共回り防止装
置、40は上部内セレーション部(係合部)、41は下
部内セレーション部、42はセレーション部(摺動案内
部)、43はセレーション部、44はコイルばね(クラ
ッチ付勢手段)、45は嵌合部、45aは歯部、46は
共回り防止部、46aは歯部、47はクラッチレバー、
48は支持部、49は操作レバー、50は引張りばね
(クラッチレバー付勢手段)、51は斜面部、52は当
接ピン(作動部)、58は斜面部、61,71はクラッ
チ位置検出手段、62,72は永久磁石、63,73は
磁気センサを示す。
フロントページの続き (72)発明者 野口 浩幸 愛知県瀬戸市穴田町991番地 東芝エー・ ブイ・イー株式会社名古屋事業所内 (72)発明者 河野 哲之 愛知県瀬戸市穴田町991番地 東芝エー・ ブイ・イー株式会社名古屋事業所内 Fターム(参考) 3B155 AA01 AA06 BB05 BB19 CA06 CB06 HB02 HB03 HB09 HB15 HB19 MA01 MA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽内に回転自在に設けられた回転槽
    と、 この回転槽内の底部に設けられた撹拌体と、 前記水槽の外底部に設けられたモータと、 上端が前記回転槽に連結され下端側が前記水槽の外底部
    まで延びる中空状の槽軸と、 この槽軸の中空部内を上下に貫通するように設けられ、
    上端が前記撹拌体に連結され下端が前記モータのロータ
    にボス部を介して連結された撹拌軸と、 前記槽軸の下端側外周部に上下方向に延びて設けられた
    摺動案内部と、 内周部全周に前記摺動案内部に沿って摺動する係合部を
    有する円筒状をなし、前記槽軸の下端部外周に上下動自
    在に嵌挿され、下降位置にて該槽軸と前記ボス部とを連
    結し、上昇位置にて前記ボス部から切離されるクラッチ
    と、 このクラッチを上下動させる昇降手段と、 前記水槽に設けられ前記クラッチの上昇位置にて該クラ
    ッチに嵌合して回転不能とさせる共回り防止部と、 前記クラッチの動作位置を検出するクラッチ位置検出手
    段とを具備してなる脱水兼用洗濯機。
  2. 【請求項2】 クラッチ位置検出手段は、クラッチに設
    けられた永久磁石と、共回り防止部側に設けられた磁気
    センサとから構成されることを特徴とする請求項1記載
    の脱水兼用洗濯機。
  3. 【請求項3】 永久磁石は、クラッチにリング状に設け
    られることを特徴とする請求項2記載の脱水兼用洗濯
    機。
  4. 【請求項4】 クラッチは、合成樹脂製であることを特
    徴とする請求項2又は3記載の脱水兼用洗濯機。
  5. 【請求項5】 クラッチ位置検出手段は、昇降手段に設
    けられた永久磁石と、共回り防止部に設けられた磁気セ
    ンサとから構成されることを特徴とする請求項1記載の
    脱水兼用洗濯機。
  6. 【請求項6】 昇降手段のうち少なくとも永久磁石が取
    付けられる部分は合成樹脂製であることを特徴とする請
    求項5記載の脱水兼用洗濯機。
  7. 【請求項7】 昇降手段は、クラッチを下降位置に付勢
    するクラッチ付勢手段と、中間部が軸支されて上下に揺
    動可能に設けられ先端側に前記クラッチに係止して押上
    げる作動部を有し基端側上面部に斜面部を有するクラッ
    チレバーと、一端部に前記クラッチレバーの斜面部に摺
    接する斜面部を有し外部からの操作より水平方向に動作
    して前記クラッチレバーの基端部を押下げる操作レバー
    と、前記クラッチレバーの斜面部を前記操作レバーの斜
    面部に当接するように付勢するクラッチレバー付勢手段
    とを具備して構成されることを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれかに記載の脱水兼用洗濯機。
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