JP2000271104A - 毛質の測定方法 - Google Patents

毛質の測定方法

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JP2000271104A JP11292976A JP29297699A JP2000271104A JP 2000271104 A JP2000271104 A JP 2000271104A JP 11292976 A JP11292976 A JP 11292976A JP 29297699 A JP29297699 A JP 29297699A JP 2000271104 A JP2000271104 A JP 2000271104A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛幹の直径、一本一本の毛幹の成長速度、毛
の成長周期の各段階の時間総計等、毛質を示す多種の指
標の様々な動的変化を調べる手法を提供し、またそれに
より、食品、薬品、工業製品、行動、癖や習慣等が毛に
及ぼす影響を詳細に調べる手法を提供する。 【解決手段】 毛質調査対象となる皮膚範囲において、
この皮膚範囲の毛幹を含んだ第1の画像を作成する。ま
た、その皮膚範囲の毛幹を脱色および染色し、この染色
によって各毛の毛幹の色が変化したことを示す第2の画
像を作成する。次に、毛の伸び具合が十分わかるだけの
所定期間経過後に、各毛の伸長に伴う毛幹の色の変化具
合を示す第3の画像を作成する。上記第1ないし第3の
画像を基にして上記毛質の各指標を測定し、毛質の改善
度を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛幹の直径、毛一
本一本の毛幹の成長速度、毛の成長周期の各段階の時間
総計等、毛質を示す多種の指標を測定する、毛質の測定
方法に関するものである。この方法を用いた測定を繰り
返し実施することで、上記指標の様々な動的変化を観察
することができ、この方法は、食品、薬品、特定の製
品、行動、癖や習慣が影響を及ぼす、上記毛の指標の変
化の研究に使用することができる。
【0002】
【従来の技術】頭髪や体毛に関わる病気や問題、特に頭
髪の減少は、人にも動物にもよく見られることである。
頭髪や体毛の減少は、毛の成長周期が様々な特定の変化
を起こすことがその原因であると考えられる。注目して
いる身体部位の毛の中で、毛幹を成長させる機能をして
いない毛が高い割合を占めると、その部分の頭髪や体毛
は休止期あるいは減少期にあることになる。休止期にあ
る頭髪や体毛はまもなく抜け落ちてしまい、この時期に
その表面の毛を剃ってしまうと、毛はそれ以上生えてこ
なくなる。毛幹が抜けた後に残った毛嚢からは新しい毛
幹が生えてくるが、もし、その過程が長期間にわたる
と、単位面積当たりの毛幹数が減少して毛の無い部分が
できてしまう。また、例えば、新しい毛がすぐに生えて
はくるものの、その新しい毛の毛幹の成長が著しく遅い
といった場合には、新しい毛が周囲の正常な毛と長さが
合わず、毛が薄くなったように見えてしまう。小さな直
径の毛幹に比べて、大きな毛幹は、毛の色によっては良
く光を吸収または反射するので、毛幹の大きさも、見か
けの毛の濃さあるいは薄さを決定する要素である。各毛
嚢が複数の毛幹を同時に成長させることができれば、そ
の場所の毛の量は増える。生えてきた毛幹に関する指標
は、どれも、毛の成長期に測定しなければならない。毛
幹一本一本が安定した速度で成長することも、滑らかで
艶のある頭髪や体毛を成長させるための大切な要素であ
る。最後の要素としては、成長期の長さが挙げられ、こ
れによって、一本一本の毛の成長がいつ休止して再び休
止期に入り、終いには抜け落ちてしまって1周期を完了
するのかが決定する。
【0003】毛根の成長を止めてしまう可能性のある要
素は、いずれも、上記のようにこの成長期を短縮してし
まい、休止期に入る毛の本数を自動的に増やす。もし、
成長している毛幹と成長していないあるいは機能してい
ない毛幹との割合の測定、毛の生えていない毛嚢から新
しい毛が生えてくるおおよその時間の計算、成長してい
る全ての毛幹のうちの毛幹の成長速度の測定、範囲内の
毛の総密度の勘定、観察している単位面積中の全ての毛
幹の大きさの測定、さらに、成長期、休止期および脱毛
期を通じた上記指標の全ての変化の観測といった、多目
的な用途に用いられる方法があれば、そこから得られる
データは多くの人にとって価値のあるものとなるであろ
う。医師は、人の毛の問題を病理生理学にそってより細
かく分類することができるし、獣医は、対象となる動物
の健康状態にかかわりなく、正常あるいは病気の動物の
体毛の性質をどうすれば改善できるかが分かるようにな
る。食品産業や薬品産業ではこの方法を使って、この周
期全体を通じて各毛質に影響する可能性のある、多種に
わたる新たな補助健康食品や、ハーブ製品や、薬品の研
究が行える。互いに異なるはっきりとした効果をもたら
す多種の要素を細部にまで注意を払って組み合わせるこ
とで、健康な頭髪や体毛を得る上で大きな効果を得るこ
とができる。さらに、他の食品、薬品、製品、活動、習
慣等が日常生活の中で人や動物に及ぼす悪影響をこの方
法で特定することもでき、こういった情報は、関連産業
が上記のような製品の品質を向上改善するのにも役立
ち、これは消費者にとっての利益となる。政府はこの方
法を使って、毛髪用の薬品・化粧品や髪型をセットする
器具を、消費者の安全と利益を目的として選別検査する
こともできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
は上記の用途を満たすだけの能力を持った方法はまだ存
在しない。
【0005】使用可能な方法は現在いくつかあるが、こ
れらの方法で成長している毛幹と成長していない部分と
の割合を計算することはできるものの、検査対象となる
身体部位の毛を剃ってその後何日もおいて観察する必要
がある。これらの方法は、剃毛していない範囲には使え
ない。また、これらの方法は、上述したような毛の知り
たい成長周期の長さについて結論を出せるだけの新しさ
がない。また、一本の毛幹について直径と成長速度が時
間とともにどう変化するかを測定記録することもできな
い。毛密度の測定も、特定の器具を用いて写真あるいは
図を作成し、それを手作業で勘定する方法はあるが、こ
の方法では毛の密度の変化に関する情報が得られない。
正確に言えば、現在使用可能な方法は、どれを使用した
ところで、毛の生成から脱毛までの生存期間中の全ての
指標の動的変化を詳細に観察記録するのは無理である。
【0006】さらに、現在使用可能な方法は、医療機関
で実務として処置者・被処置者の便宜を図る日常の基礎
的処置としては、実際には役に立たない。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の毛質の測定方法は、身体部位から、
毛質測定を行う皮膚範囲であって、あざ、ほくろ、そば
かす、毛細血管拡張症、脂漏性角皮症、あるいは刺青等
の、自然に変色した目印を含んだ範囲を探し、上記範囲
を含んだ領域の写真を撮り、その写真上で測定範囲を数
学的に特定し、装置を用いて上記範囲を観察し、上記範
囲から生えてきている毛幹からなる、上記範囲の第1の
画像を作成し、さらなる比較のために第1の画像を保存
し、染毛薬品で上記毛幹を脱色および染色し、上記装置
を用いて上記範囲を観察し、皮膚から生えてきている毛
幹や毛先の生えてきている新しい毛一本一本について、
選択した点で毛の色が変化していることを示す第2の画
像を作成し、第2の画像を保存し、上記脱色染色時から
1日ないし7日の後に上記装置を用いて各毛幹の変化に
ついて上記範囲を再度観察して第3の画像を作成し、上
記変化が皮膚から生えてきた自然の色の毛幹なのかある
いは脱色染色された毛幹なのかを特定し、第3の画像を
保存し、コンピュータプログラムを使って上記画像を全
て読み込み、上記第1の画像において皮膚から生えてき
ている各毛幹の大きさを測定し、上記の自然に変色した
目印の周囲の各毛幹に番号をつけ、測定した毛幹の全体
的な密度を求め、上記第3の画像において、皮膚から生
えてきている根元の部分が自然な色をした毛幹の本数
と、上記部分が染色された毛幹の本数とを分けて勘定
し、毛幹の普通の色をした部分について毛の成長に関す
るデータを作成するための測定を行い、上記測定から得
られたデータを、統計的にデータを処理するコンピュー
タプログラムに入力してデータを整理し、定期的に、成
長指標のついていない毛を抜いて上記範囲を観察し、抜
け落ちる際の毛の画像を作成して抜け落ちた日時を記録
し、1週間に1回、4週間にわたって、第3の画像にお
ける脱色あるいは染色された毛幹の量を継続的に観測
し、上記の染毛薬品で上記毛幹を脱色および染色する処
理から、1週間に1回第3の画像における脱色あるいは
染色された毛幹の量を継続的に観測する処理までを繰り
返して、毛の本数と質との一ヶ月間の改善について結果
を出し、毛を抜いた各場所から毛先が生えてくる様子に
ついて上記範囲を継続的に観察し、さらなる計算をする
ために毛の成長の日時を記録し、上記の染毛薬品で上記
毛幹を脱色および染色する処理から、上記第1の画像に
おいて各毛幹の大きさを測定して毛幹の全体的な密度を
求める処理までを、上記の順に従い、異なった色を用い
ながら繰り返し行い、成長の速度の計算に用いるための
画像のセットとして、第1・第2・第3の画像からなる
セットを複数組作成し、自然の色をした部分と人工的に
染色した部分とが交互に並んだ帯模様が現れた複数の毛
を回収測定し、成長速度とそれに関連する帯模様の長さ
とを決定することを特徴としている。
【0008】請求項2記載の毛質の測定方法は、請求項
1の構成に加えて、測定しようとする身体部位を含んだ
範囲に人工の目印をつけることを特徴としている。
【0009】請求項3記載の毛質の測定方法は、請求項
1の構成に加えて、上記の選択した範囲に、機械的ある
いは電子的装置を用いて目印をつけることを特徴として
いる。
【0010】請求項4記載の毛質の測定方法は、請求項
1の構成に加えて、脱色と染色については、被験者の自
然な毛の色と区別できる色であればどんな色合いでもよ
いことを特徴としている。
【0011】請求項5記載の毛質の測定方法は、請求項
1の構成に加えて、上記染色を行う際に蛍光染色剤を用
いることを特徴としている。
【0012】請求項6記載の毛質の測定方法は、請求項
1の構成に加えて、上記方法によって脱色した部分と自
然の色の部分とが交互に現れてできた帯模様が、毛質指
標の測定に用いられることを特徴としている。
【0013】請求項7記載の毛質の測定方法は、請求項
1の構成に加えて、観察する毛を任意の倍率に拡大でき
るカメラを用いることを特徴としている。
【0014】請求項8記載の毛質の測定方法は、請求項
1の構成に加えて、上記カメラは、保存する画像を作成
できるカメラであれば、電子カメラでも、通常のカメラ
でも、あるいはデジタルカメラでもよいことを特徴とし
ている。
【0015】請求項9記載の毛質の測定方法は、請求項
1の構成に加えて、先に撮った画像と新しく撮った画像
とを自動的に釣り合わせることができる装置が、全画像
保存用に用いられることを特徴としている。
【0016】請求項10記載の毛質の測定方法は、請求
項1の構成に加えて、上記画像は全て、さらに、特定の
コンピュータプログラムを使用して保存し、さらなる統
計的計算を行うために保存画像を全て読み出すことを特
徴としている。
【0017】請求項11記載の毛質の測定方法は、請求
項1または10の構成に加えて、上記データは、数学的
・統計的に解析された図形を得るのに使用されることを
特徴としている。
【0018】請求項12記載の毛質の測定方法は、請求
項1の構成に加え、上記図形は、測定した毛の質につい
て結論を出すのに使用されることを特徴としている。
【0019】請求項13記載の毛質の測定方法は、請求
項1、4、5、6のいずれかの構成に加えて、特定の計
画に従って期間を分けて複数回繰り返しデータを取り、
何ヶ月も、あるいは何年も、データを得ることを特徴と
している。
【0020】請求項14記載の毛質の測定方法は、請求
項13の構成に加えて、抜け落ちた毛の中で、自然の色
と人工的に染めた色が交互に現れる複数の帯模様のつい
た毛が、さらに、上記帯模様の長さと直径との測定解析
に使用されることを特徴としている。
【0021】請求項15記載の毛質の測定方法は、請求
項14の構成に加えて、毛先の染まった毛を他とは区別
して集める装置を使用して測定を行うことを特徴として
いる。
【0022】請求項16記載の毛質の測定方法は、請求
項1の構成に加えて、それぞれの部分の毛の成長速度と
帯模様における毛の直径とについて、毛の周期を成す、
成長期(anagen)、休止期(catagen )および脱毛期
(telogen )の長さと活動とを含めて結論を出すことを
特徴としている。
【0023】請求項17記載の毛質の測定方法は、請求
項12の構成に加えて、上記結論を、さらに、食品、薬
品、工業製品、装置、生活活動、習慣の種類が毛質に及
ぼす影響を確認し、新規な病気や毛の問題を特定するの
に使用することを特徴としている。
【0024】請求項18記載の毛質の測定方法は、請求
項11の構成に加えて、上記図形は、測定した毛の質に
ついて結論を出すのに使用されることを特徴としてい
る。
【0025】請求項19記載の毛質の測定方法は、請求
項13の構成に加えて、それぞれの部分の毛の成長速度
と帯模様における毛の直径とについて、毛の周期を成
す、成長期(anagen)、休止期(catagen )および脱毛
期(telogen )の長さと活動とを含めて結論を出すこと
を特徴としている。
【0026】請求項20記載の毛質の測定方法は、請求
項16の構成に加えて、上記結論を、さらに、食品、薬
品、工業製品、装置、生活活動、習慣の種類が毛質に及
ぼす影響を確認し、新規な病気や毛の問題を特定するの
に使用することを特徴としている。
【0027】請求項21記載の毛質の測定方法は、身体
部位から、毛質測定を行う皮膚範囲を決定し、装置を用
いて上記範囲を観察し、上記範囲から生えてきている毛
幹を含んだ上記範囲の第1の画像を作成し、さらなる比
較のために第1の画像を保存し、染毛薬品で上記毛幹を
脱色および染色し、上記装置を用いて上記範囲を観察
し、皮膚から生えてきている毛幹や毛先の生えてきてい
る新しい各毛について、選択した点で毛の色が変化して
いることを示す第2の画像を作成し、第2の画像を保存
し、1日ないし7日後の所定の時期に、上記装置を用い
て上記範囲を再度観察し、各毛幹の変化を示す第3の画
像を作成するステップと、第1の画像と、第2の画像
と、第3の画像とを読み込んで、コンピュータプログラ
ムで毛質の改善を計算することを特徴としている。
【0028】上記の構成により、毛質調査対象となる皮
膚範囲において、この皮膚範囲の毛幹を含んだ第1の画
像を作成する。また、その皮膚範囲の毛幹を脱色および
染色し、この染色によって各毛の毛幹の色が変化したこ
とを示す第2の画像を作成する。次に、毛の伸び具合が
十分わかるだけの所定期間経過後に、各毛の伸長に伴う
毛幹の色の変化具合を示す第3の画像を作成する。上記
第1ないし第3の画像を基にして毛質の指標を測定し、
毛質の改善度を求める。
【0029】したがって、上記本発明の方法によれば、
観察している範囲内での人あるいは動物の毛の質を総合
的に評価するのに必要な指標の大半を測定することがで
きる。すなわち、この発明によって、以下のことが分か
るようになる。 1.測定している範囲内の、成長していない毛と成長し
ている毛との正確な割合。 2.それぞれの毛嚢について、古い毛が抜け落ちてから
毛幹の若芽を新たに生成する兆候が見られるまでのおお
よその時間。 3.毛の一生の周期中の任意の時刻における、それぞれ
の毛幹の一日当たりの成長速度。 4.一本一本の毛幹の直径。これは第3項目のデータと
関連している。 5.毎月の、休止期に入る、あるいは休止期を終える毛
の量。 6.第1日目から休止期に入るまでに至る、それぞれの
毛の成長期の長さ。 7.毛が抜ける前の非成長期の長さ。 8.一本以上の毛幹が一つの毛嚢から芽生える際の毛嚢
の様子。 9.第8項で述べた毛嚢における一本一本の毛幹の指標
の動的変化。
【0030】ここに記した結果は全て記録され、また読
み出すことができ、統計的な手法による計算や比較に使
用して、食品、薬品、毛髪用製品、活動、習慣等の既知
・未知の要素が毛の健康や質へ及ぼす影響を調べること
ができる。
【0031】それゆえ、毛幹の直径、毛一本一本の毛幹
の成長速度、毛の成長周期の各段階の時間総計等、毛質
を示す多種の指標の様々な動的変化を調べる手法を提供
し、またそれにより、食品、薬品、工業製品、行動、癖
や習慣等が毛に及ぼす影響を詳細に調べる手法を提供す
ることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図4に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0033】まず、概略を説明する。本発明は、頭皮の
所定の範囲において毛質を測定する方法である。本方法
は、頭皮の準備と、この範囲から生えてきている毛の密
度や、毛一本一本の毛幹の太さや長さの測定の過程とを
有する。使用する装置はいくつかの部分に分けられる。
具体的には、所定の拡大画像が撮影可能な、頭皮から生
える毛を画像に収めるためのCCDカメラ、カメラから
転送されてきた画像を保存できるビデオ画像捕捉装置、
画像の整理と画像中の毛幹一本一本の太さと長さの測定
とができる、ハードウェアとソフトウェアを含んだ一般
的なコンピュータである。この中には、本方法によって
得られたデータを統計的に処理することのできる特定の
ソフトウェアを含んでいてもよい。染毛技術と複数の基
幹的段階とを加えることで、この単純な方法が、毛の周
期のほぼ全ての期間を測定することができる新規な発明
へと変わる。
【0034】本方法をこういった組み合わせで使用する
ことで、成長している毛と成長していない毛の割合に関
する統計的データや、毛の成長速度の平均値、また例え
ば成長速度の最大値や最小値、標準誤差、偏差等他の全
てのデータが最終的に得られる。休止期に入る、あるい
は休止期から抜け出す毛の量と、毛の生えていない毛嚢
から毛が生えてくるのに要する時間と、成長を停止する
までの毛が成長を続ける時間の長さが明確に求められ
る。これらの情報から、測定範囲における、毛の密度、
毛幹の直径、成長速度、成長周期の長さおよび毛のおよ
その長さ等の、毛質についての結論を出すことができ
る。これらのデータを、ある時間にわたって既知あるい
は未知の処理条件に置かれた複数の範囲あるいは複数の
被験者の間で比較することも、本発明を用いれば可能で
ある。
【0035】同様に応用すれば、食品、薬品、生活活動
や習慣、工業製品等の多種多様なものが上記の毛質に及
ぼす影響を観察し、毛が受ける良・悪双方の影響につい
て結論を出したり、仮説を立てたりすることができる。
本方法を用いることの利益は、この方法を人・動物どち
らに使用した場合でも受けることができる。
【0036】次に、その詳細を述べる。本考察では、毛
の生えた体の一部の肌の部位を選択したが、選択に際し
て、あざ、ほくろ、そばかす、脂漏性角皮症、毛細血管
拡張症等の、自然に変色している皮膚障害を持った部分
を優先した。こういった皮膚傷害は、全ての毛質指標の
変化を再度調べる必要が生じたときに見つけやすいから
である。また、検査範囲内で見つけるのが容易な小さな
傷害(P)は、図1に示すように、一本一本の毛嚢の各
位置が特定しやすい。この簡易な技術を使えば、観察者
は、毛を測定している期間を通して、認識した個々の毛
幹の変化を見ることができる。頭皮に自然にできた上述
のような目印を使って、観察者は、なんら準備をしなく
ても、毛の密度や太さに関する情報が得られ、また、図
2に示すように、時間をずらして撮った検査箇所の実際
の写真を比較することで、ある特定の毛が成長している
のかどうかといったおおまかな評価を行うことができ
る。毛嚢1は、新しい毛が健康な毛幹から生えてきてい
る様子を示している。毛嚢2は、以前は毛幹があったが
現在はなくなってしまっている様子を示している。毛嚢
3は、毛幹の直径の変化を示している。この自然にでき
た目印を、上記のように簡単な手法で効果的な指標とし
て利用しようとする試みについては、今まで、誰も注目
して実際に利用したことがなかった。ただし、手がかり
として利用できる自然にできた目印がない場合には、頭
皮を上からあるいは横からみた写真を撮り、検査箇所を
大まかに知るための見取り図として使用する。検査に
は、数箇所の範囲を選択する。これは、データ量が多け
れば多いほど、基礎的な統計計算を用いる分析段階での
精度が上がるからである。
【0037】本発明の方法はまた、簡単な毛染め段階を
含んでいる。スーパーマーケットで購入できる毛染めク
リームや脱色液を何色か、測定部位一ヶ所について少量
(例えば0.3ml)使用する。選んだ特定の色(茶、
青、緑、赤等)の染毛剤は、1時間ほど適用すれば、つ
いた色が落ちない程度にまで毛幹を染めてしまう(正確
な適用時間については、下記のように、前もって調節し
ておく)。次に、この測定部位をシャンプーを使って洗
うか、あるいはきれいに拭く。そして、この部位の染色
した範囲を、十分な倍率を持った電子カメラ機器で観察
する。最後の段階では、全ての毛幹について、毛幹が皮
膚から生え出てくる箇所で充分脱色する(また、この段
階を経ることで、染毛剤の銘柄や色によって異なる、脱
色するのにかかる時間を正確に調節することができ
る)。24時間から168時間(1日から1週間)後
に、観察者の監視の下でこの範囲の画像を上記カメラで
見て、その部分の画像を捕捉する。カメラの角度は、画
像に写っている上記目印の周囲に生えた毛が全て、前回
の検査時に保存しておいた画像に写っているのと同じよ
うな方向を向くように調節する。図3は、新たに撮影し
た画像を示している。同図は、自然な毛の色をした毛が
被験者の皮膚から生えてきているが、その長さが、毛嚢
1、2、3に見られるように、多様であることを示して
いる。一方で、中には、選択使用した色が、染毛段階終
了時に見られたのと同じようについているものもある
(毛嚢4と5)。このデータから、成長している毛と機
能していない毛との割合を記録しておき、将来の比較の
際に参照することができる。一本一本の毛幹の成長の速
度を計算するには、正常な色の毛幹の長さを一本一本測
定しなければならない。このデータは、記録用カメラの
倍率と、染色段階を終了した時点から染色した範囲を再
び測定した時点までの時間とを利用して、数学的計算に
かける。これは、表か、あるいは、実際の成長速度を求
めるための既知の等式を使った計算結果を含んだ数学計
算プログラムを準備しておいて、手作業で行ってもよい
し、機械で行ってもよい。成長速度は、画像から得られ
る測定長(ミリメートル、あるいはインチ)を、カメラ
の倍率を示す値と時間(時間あるいは日を単位として記
録したもの)とで割った値に等しい。得られたデータを
通常の統計計算手順に従って処理すれば、この範囲全体
の成長速度について、最大値、最小値、最頻値、及び中
央値が標準偏差と分散とともに求められる。得られた値
を、同じ測定範囲から異なった日時時刻に得られた値
か、あるいは、これとは異なる測定範囲から得られた値
と比較して、毛の成長速度に大きな変化があったかどう
かの結論を導き出す。また、成長していない毛一本一本
の動的変化を、毛が抜け落ちるまで観察することで、休
止期の開始から抜け落ちるまでの時間の長さを知ること
ができる。この期間中に、手か道具を使ってこの毛をゆ
っくりと引っ張って、毛根が緩み、いつでも抜ける状態
になる時刻を特定する。毛嚢から毛が抜けた後も検査箇
所の観察を継続し、新しい毛先がいつ毛嚢から生え出て
くるかを見る。毛先が生えてくるのに要する時間を記録
して、毛の周期のうちのこの部分の合計時間とする。以
下に記すような本発明のもう一つの特徴が、この段階で
見られる。成長していない毛の割合に関するデータを集
める検査を行った後、観察者は、毛幹と皮膚の接点で以
前に色をつけた毛幹の減少量を見ることで、成長してい
ない毛の割合が次々に変化していく様子を毎週観察する
ことができる。上述した、着色した毛の減少数は、検査
範囲内で抜け落ちた毛の数に等しいはずである。しか
し、着色したうちの残っている毛が、この範囲内の休止
期にある毛の総量を表しているわけではない。これは、
検査段階中のどこかの時点で、着色していない毛幹の成
長がすでに止まっていることがありえるからである。検
査で分かるのは、先の観察で休止期にあった毛のうち何
本が残っているか、あるいは次の検査までに伸びてきた
かということだけである。この情報は、新たな染毛試験
の結果を解釈して、成長していない毛のうちの何本が休
止期に入って間のない新しい毛なのかを知るのに役立
つ。このような観察を実施することで、休止期に入った
り、そこから抜け出たりする、毛の動的変化がかなり正
確に測定できる。ある特定の期間に休止期に入る毛の総
本数は、処理をさらに進める上で重要である。後々の各
点においてこの段階を適用して、この範囲の成長してい
ない毛の割合を続けて観察するだけで、詳細を特定する
ことができる。この技術段階から、以下のような結果が
得られる。 1.休止期に入ったり、そこから抜け出たりする、毛の
動的変化が分かる。 2.休止期に入っている毛が増えた場合に、それは、休
止期に入る毛の量が増えたからなのか、あるいは休止期
から抜け出る毛の量が減ったからなのかについて、正確
な答えが得られる。 3.移動したあるいは抜け落ちた毛の量をx軸に示し、
毛がこの範囲から抜ける頻度をy軸に示したホログラム
が得られる。
【0038】本発明による簡易な染毛技術の総合的な特
徴は、従来の技術では実現不可能である。また、このよ
うな特徴についてこの簡易な発明を凌駕する技術も現在
のところ全く存在しない。本発明の特徴は、毛の成長が
止まる時点に始まって、抜ける時点、さらに、毛のない
毛嚢から新しい毛先が生えてくるのにかかる時間までを
含めた、毛の周期のおおよその時間が分かることだけで
はない。この他に、本発明には、新しく毛先が皮膚の毛
嚢から生え出してくる時点に始まってその毛の成長が止
まるまでに至る、個々の毛の周期全体の中でもう一つの
重要な段階である成長時間の総合計を測定することがで
きるといった特徴もある。染毛剤を数色選択し、本発明
のこの段階で用いることにしている色順や正確な日付を
記録する。そして、上述したように毛幹を染色すると、
これらの毛のなかで、成長期に入って間もない新しい毛
が、新しい毛を成長させる毛嚢から数本生えてくる。古
い毛の毛幹と新しい毛の先とがどちらも染色されている
が、毛先が染まっていれば、観察者は、それがいつ染ま
ったものなのかを知ることができる。使用されている各
色はそれぞれ、固有の日付の記録を持っている。その結
果、第1回目の測定で得られた成長速度や1回に染毛す
る毛幹の幅の状況に応じた手順に従って、ほぼ同じ範囲
を、毎月、隔月、毎4半期、あるいは半年毎に染毛す
る。ただし、新たに染毛する際には、この方法全体にわ
たって計画した色順を採用し、毛幹の染色部分間には十
分な長さの自然な色の部分がなければならない。首尾よ
く染毛すれば、図4に示すように、毛幹の着色した部分
と自然の色をした帯状の部分とが交互にはっきりと現れ
る。計画に沿って同様の着色段階を一定期間を置きなが
ら繰り返すことで、抜け落ちる毛はいずれも、その一本
一本の全体にわたって、人工的に着色した部分と自然の
色の部分とからなる縞模様がつく。各色の染毛剤は、毛
全体にわたって所定の順に並ぶ(A、B、C、D、E、
F)。毛先の染まった毛を全て回収し、自然の色の部分
を、すなわち例えば毛12でいえば、点21から点2
2、点22から点23、点23から点24、点24から
点25、点25から毛根(点26)までといった具合
に、サンプルであるそれぞれの毛にできた帯状の模様の
数にかかわりなく、毛先と毛根の間にできた自然の色の
部分全てを測定する。毛12には色A〜色Fの6つの着
色部があるが、毛13には色C〜色Fまでの3つの着色
部しかない。例えば毛12でいえば、点21・点22間
の長さとその部分の成長速度とを掛け合わせると、その
成長に要した時間が得られる。次に、各部分について計
算したデータを単純に足し算すると、ある特定の毛の成
長期間の長さの合計がおおよそ分かる。別の手法とし
て、毛先の染まった毛の成長が止まった時にその毛を切
って同様の測定を行ってもよい。こうすることで、休止
期にある時間を除外して、成長期間の長さをさらに正確
に求めることができる。新しい毛は、同じ範囲にあって
も、それぞれ異なった時に成長をするのが普通である
が、同じ毛先の色をした毛は同時に成長すると仮定す
る。このように仮定すれば、理論的には、各毛先の色
は、同じ範囲内ではあるが時間的にずれて成長する各毛
グループを表していることになる。さらに、毛先の色が
異なるグループ間で成長期の長さについて比較すれば、
成長期の長さの総計に関する毛質の改善があったかどう
かについても判断できる。成長期の長さの総計を測定す
るためのこのような特有の毛サンプルを作る発明は、上
述の段階から得られる情報の詳細を知るのに役立つ。同
様の着想で毛質研究の機会を提供できる技術は、本発明
以外には知られていない。
【0039】上記全ての画像を捕捉するために、スカラ
ー社(東京都渋谷区代々木3−28−6)製スキャナA7
1-50N ScalarCCD等の電子カメラを使用して静止電子
写真画像を撮った。撮影した静止写真画像は、次に、ww
w.asymetrix.com のAsymetrix デジタルビデオプロデュ
ーサーキャプチャー第5.0版、あるいはAverMediaTec
hnologies社製のAverを通じて、マイクロソフト社製Win
dows 上でBitmap Paintプログラムに入力した。画像
は、Windows 3.11版と95版とを用いて保存した。
保存した画像は整理し、測定時に読み出してデータを作
成した。計算には、SPSS社製のSPSS等の統計処
理プログラムを用いた。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
毛質の測定方法は、身体部位から、毛質測定を行う皮膚
範囲であって、あざ、ほくろ、そばかす、毛細血管拡張
症、脂漏性角皮症、あるいは刺青等の、自然に変色した
目印を含んだ範囲を探し、上記範囲を含んだ領域の写真
を撮り、その写真上で測定範囲を数学的に特定し、装置
を用いて上記範囲を観察し、上記範囲から生えてきてい
る毛幹からなる、上記範囲の第1の画像を作成し、さら
なる比較のために第1の画像を保存し、染毛薬品で上記
毛幹を脱色および染色し、上記装置を用いて上記範囲を
観察し、皮膚から生えてきている毛幹や毛先の生えてき
ている新しい毛一本一本について、選択した点で毛の色
が変化していることを示す第2の画像を作成し、第2の
画像を保存し、上記脱色染色時から1日ないし7日の後
に上記装置を用いて各毛幹の変化について上記範囲を再
度観察して第3の画像を作成し、上記変化が皮膚から生
えてきた自然の色の毛幹なのかあるいは脱色染色された
毛幹なのかを特定し、第3の画像を保存し、コンピュー
タプログラムを使って上記画像を全て読み込み、上記第
1の画像において皮膚から生えてきている各毛幹の大き
さを測定し、上記の自然に変色した目印の周囲の各毛幹
に番号をつけ、測定した毛幹の全体的な密度を求め、上
記第3の画像において、皮膚から生えてきている根元の
部分が自然な色をした毛幹の本数と、上記部分が染色さ
れた毛幹の本数とを分けて勘定し、毛幹の普通の色をし
た部分について毛の成長に関するデータを作成するため
の測定を行い、上記測定から得られたデータを、統計的
にデータを処理するコンピュータプログラムに入力して
データを整理し、定期的に、成長指標のついていない毛
を抜いて上記範囲を観察し、抜け落ちる際の毛の画像を
作成して抜け落ちた日時を記録し、1週間に1回、4週
間にわたって、第3の画像における脱色あるいは染色さ
れた毛幹の量を継続的に観測し、上記の染毛薬品で上記
毛幹を脱色および染色する処理から、1週間に1回第3
の画像における脱色あるいは染色された毛幹の量を継続
的に観測する処理までを繰り返して、毛の本数と質との
一ヶ月間の改善について結果を出し、毛を抜いた各場所
から毛先が生えてくる様子について上記範囲を継続的に
観察し、さらなる計算をするために毛の成長の日時を記
録し、上記の染毛薬品で上記毛幹を脱色および染色する
処理から、上記第1の画像において各毛幹の大きさを測
定して毛幹の全体的な密度を求める処理までを、上記の
順に従い、異なった色を用いながら繰り返し行い、成長
の速度の計算に用いるための画像のセットとして、第1
・第2・第3の画像からなるセットを複数組作成し、自
然の色をした部分と人工的に染色した部分とが交互に並
んだ帯模様が現れた複数の毛を回収測定し、成長速度と
それに関連する帯模様の長さとを決定する構成である。
【0041】請求項2記載の毛質の測定方法は、請求項
1の構成に加えて、測定しようとする身体部位を含んだ
範囲に人工の目印をつける構成である。
【0042】請求項3記載の毛質の測定方法は、請求項
1の構成に加えて、上記の選択した範囲に、機械的ある
いは電子的装置を用いて目印をつける構成である。
【0043】請求項4記載の毛質の測定方法は、請求項
1の構成に加えて、脱色と染色については、被験者の自
然な毛の色と区別できる色であればどんな色合いでもよ
い構成である。
【0044】請求項5記載の毛質の測定方法は、請求項
1の構成に加えて、上記染色を行う際に蛍光染色剤を用
いる構成である。
【0045】請求項6記載の毛質の測定方法は、請求項
1の構成に加えて、上記方法によって脱色した部分と自
然の色の部分とが交互に現れてできた帯模様が、毛質指
標の測定に用いられる構成である。
【0046】請求項7記載の毛質の測定方法は、請求項
1の構成に加えて、観察する毛を任意の倍率に拡大でき
るカメラを用いる構成である。
【0047】請求項8記載の毛質の測定方法は、請求項
1の構成に加えて、上記カメラは、保存する画像を作成
できるカメラであれば、電子カメラでも、通常のカメラ
でも、あるいはデジタルカメラでもよい構成である。
【0048】請求項9記載の毛質の測定方法は、請求項
1の構成に加えて、先に撮った画像と新しく撮った画像
とを自動的に釣り合わせることができる装置が、全画像
保存用に用いられる構成である。
【0049】請求項10記載の毛質の測定方法は、請求
項1の構成に加えて、上記画像は全て、さらに、特定の
コンピュータプログラムを使用して保存し、さらなる統
計的計算を行うために保存画像を全て読み出す構成であ
る。
【0050】請求項11記載の毛質の測定方法は、請求
項1または10の構成に加えて、上記データは、数学的
・統計的に解析された図形を得るのに使用される構成で
ある。
【0051】請求項12記載の毛質の測定方法は、請求
項1の構成に加えて、上記図形は、測定した毛の質につ
いて結論を出すのに使用される構成である。
【0052】請求項13記載の毛質の測定方法は、請求
項1、4、5、6のいずれかの構成に加えて、特定の計
画に従って期間を分けて複数回繰り返しデータを取り、
何ヶ月も、あるいは何年も、データを得る構成である。
【0053】請求項14記載の毛質の測定方法は、請求
項13の構成に加えて、抜け落ちた毛の中で、自然の色
と人工的に染めた色が交互に現れる複数の帯模様のつい
た毛が、さらに、上記帯模様の長さと直径との測定解析
に使用される構成である。
【0054】請求項15記載の毛質の測定方法は、請求
項14の構成に加えて、毛先の染まった毛を他とは区別
して集める装置を使用して測定を行う構成である。
【0055】請求項16記載の毛質の測定方法は、請求
項1の構成に加えて、それぞれの部分の毛の成長速度と
帯模様における毛の直径とについて、毛の周期を成す、
成長期(anagen)、休止期(catagen )および脱毛期
(telogen )の長さと活動とを含めて結論を出す構成で
ある。
【0056】請求項17記載の毛質の測定方法は、請求
項12の構成に加えて、上記結論を、さらに、食品、薬
品、工業製品、装置、生活活動、習慣の種類が毛質に及
ぼす影響を確認し、新規な病気や毛の問題を特定するの
に使用する構成である。
【0057】請求項18記載の毛質の測定方法は、請求
項11の構成に加えて、上記図形は、測定した毛の質に
ついて結論を出すのに使用される構成である。
【0058】請求項19記載の毛質の測定方法は、請求
項13の構成に加えて、それぞれの部分の毛の成長速度
と帯模様における毛の直径とについて、毛の周期を成
す、成長期(anagen)、休止期(catagen )および脱毛
期(telogen )の長さと活動とを含めて結論を出す構成
である。
【0059】請求項20記載の毛質の測定方法は、請求
項16の構成に加えて、上記結論を、さらに、食品、薬
品、工業製品、装置、生活活動、習慣の種類が毛質に及
ぼす影響を確認し、新規な病気や毛の問題を特定するの
に使用する構成である。
【0060】請求項21記載の毛質の測定方法は、身体
部位から、毛質測定を行う皮膚範囲を決定し、装置を用
いて上記範囲を観察し、上記範囲から生えてきている毛
幹を含んだ上記範囲の第1の画像を作成し、さらなる比
較のために第1の画像を保存し、染毛薬品で上記毛幹を
脱色および染色し、上記装置を用いて上記範囲を観察
し、皮膚から生えてきている毛幹や毛先の生えてきてい
る新しい各毛について、選択した点で毛の色が変化して
いることを示す第2の画像を作成し、第2の画像を保存
し、1日ないし7日後の所定の時期に、上記装置を用い
て上記範囲を再度観察し、各毛幹の変化を示す第3の画
像を作成するステップと、第1の画像と、第2の画像
と、第3の画像とを読み込んで、コンピュータプログラ
ムで毛質の改善を計算する構成である。
【0061】これにより、毛幹の直径、毛一本一本の毛
幹の成長速度、毛の成長周期の各段階の時間総計等、毛
質を示す多種の指標の様々な動的変化を調べる手法を提
供し、またそれにより、食品、薬品、工業製品、行動、
癖や習慣等が毛に及ぼす影響を詳細に調べる手法を提供
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る毛質の測定方法を用いて毛質を測
定する皮膚範囲の測定開始時の様子を示す説明図であ
る。
【図2】図1の時点から所定時間経過後の皮膚範囲の様
子を示す説明図である。
【図3】染毛時点から所定時間経過後の皮膚範囲の様子
を示す説明図である。
【図4】複数回染毛処理した後の各毛の様子を示す説明
図である。
【符号の説明】
1、2、3、4、5 毛嚢 12、13 毛 21、22、23、24、25、26 点 31、32、33、34 点 A、B、C、D、E、F 色

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】身体部位から、毛質測定を行う皮膚範囲で
    あって、あざ、ほくろ、そばかす、毛細血管拡張症、脂
    漏性角皮症、あるいは刺青等の、自然に変色した目印を
    含んだ範囲を探し、 上記範囲を含んだ領域の写真を撮り、その写真上で測定
    範囲を数学的に特定し、 装置を用いて上記範囲を観察し、上記範囲から生えてき
    ている毛幹からなる、上記範囲の第1の画像を作成し、
    さらなる比較のために第1の画像を保存し、 染毛薬品で上記毛幹を脱色および染色し、 上記装置を用いて上記範囲を観察し、皮膚から生えてき
    ている毛幹や毛先の生えてきている新しい毛一本一本に
    ついて、選択した点で毛の色が変化していることを示す
    第2の画像を作成し、第2の画像を保存し、 上記脱色染色時から1日ないし7日の後に上記装置を用
    いて各毛幹の変化について上記範囲を再度観察して第3
    の画像を作成し、上記変化が皮膚から生えてきた自然の
    色の毛幹なのかあるいは脱色染色された毛幹なのかを特
    定し、第3の画像を保存し、 コンピュータプログラムを使って上記画像を全て読み込
    み、上記第1の画像において皮膚から生えてきている各
    毛幹の大きさを測定し、上記の自然に変色した目印の周
    囲の各毛幹に番号をつけ、測定した毛幹の全体的な密度
    を求め、 上記第3の画像において、皮膚から生えてきている根元
    の部分が自然な色をした毛幹の本数と、上記部分が染色
    された毛幹の本数とを分けて勘定し、毛幹の普通の色を
    した部分について毛の成長に関するデータを作成するた
    めの測定を行い、 上記測定から得られたデータを、統計的にデータを処理
    するコンピュータプログラムに入力してデータを整理
    し、 定期的に、成長指標のついていない毛を抜いて上記範囲
    を観察し、抜け落ちる際の毛の画像を作成して抜け落ち
    た日時を記録し、 1週間に1回、4週間にわたって、第3の画像における
    脱色あるいは染色された毛幹の量を継続的に観測し、 上記の染毛薬品で上記毛幹を脱色および染色する処理か
    ら、1週間に1回第3の画像における脱色あるいは染色
    された毛幹の量を継続的に観測する処理までを繰り返し
    て、毛の本数と質との一ヶ月間の改善について結果を出
    し、 毛を抜いた各場所から毛先が生えてくる様子について上
    記範囲を継続的に観察し、さらなる計算をするために毛
    の成長の日時を記録し、 上記の染毛薬品で上記毛幹を脱色および染色する処理か
    ら、上記第1の画像において各毛幹の大きさを測定して
    毛幹の全体的な密度を求める処理までを、上記の順に従
    い、異なった色を用いながら繰り返し行い、成長の速度
    の計算に用いるための画像のセットとして、第1・第2
    ・第3の画像からなるセットを複数組作成し、自然の色
    をした部分と人工的に染色した部分とが交互に並んだ帯
    模様が現れた複数の毛を回収測定し、成長速度とそれに
    関連する帯模様の長さとを決定することを特徴とする毛
    質の測定方法。
  2. 【請求項2】測定しようとする身体部位を含んだ範囲に
    人工の目印をつけることを特徴とする請求項1記載の毛
    質の測定方法。
  3. 【請求項3】上記の選択した範囲に、機械的あるいは電
    子的装置を用いて目印をつけることを特徴とする請求項
    1記載の毛質の測定方法。
  4. 【請求項4】脱色と染色については、被験者の自然な毛
    の色と区別できる色であればどんな色合いでもよいこと
    を特徴とする請求項1記載の毛質の測定方法。
  5. 【請求項5】上記染色を行う際に蛍光染色剤を用いるこ
    とを特徴とする請求項1記載の毛質の測定方法。
  6. 【請求項6】上記方法によって脱色した部分と自然の色
    の部分とが交互に現れてできた帯模様が、毛質指標の測
    定に用いられることを特徴とする請求項1記載の毛質の
    測定方法。
  7. 【請求項7】観察する毛を任意の倍率に拡大できるカメ
    ラを用いることを特徴とする請求項1記載の毛質の測定
    方法。
  8. 【請求項8】上記カメラは、保存する画像を作成できる
    カメラであれば、電子カメラでも、通常のカメラでも、
    あるいはデジタルカメラでもよいことを特徴とする請求
    項1記載の毛質の測定方法。
  9. 【請求項9】先に撮った画像と新しく撮った画像とを自
    動的に釣り合わせることができる装置が、全画像保存用
    に用いられることを特徴とする請求項1記載の毛質の測
    定方法。
  10. 【請求項10】上記画像は全て、さらに、特定のコンピ
    ュータプログラムを使用して保存し、さらなる統計的計
    算を行うために保存画像を全て読み出すことを特徴とす
    る請求項1記載の毛質の測定方法。
  11. 【請求項11】上記データは、数学的・統計的に解析さ
    れた図形を得るのに使用されることを特徴とする請求項
    1または10記載の毛質の測定方法。
  12. 【請求項12】上記図形は、測定した毛の質について結
    論を出すのに使用されることを特徴とする請求項1記載
    の毛質の測定方法。
  13. 【請求項13】特定の計画に従って期間を分けて複数回
    繰り返しデータを取り、何ヶ月も、あるいは何年も、デ
    ータを得ることを特徴とする請求項1、4、5、6のい
    ずれかに記載の毛質の測定方法。
  14. 【請求項14】抜け落ちた毛の中で、自然の色と人工的
    に染めた色が交互に現れる複数の帯模様のついた毛が、
    さらに、上記帯模様の長さと直径との測定解析に使用さ
    れることを特徴とする請求項13記載の毛質の測定方
    法。
  15. 【請求項15】毛先の染まった毛を他とは区別して集め
    る装置を使用して測定を行うことを特徴とする請求項1
    4記載の毛質の測定方法。
  16. 【請求項16】それぞれの部分の毛の成長速度と帯模様
    における毛の直径とについて、毛の周期を成す、成長
    期、休止期および脱毛期の長さと活動とを含めて結論を
    出すことを特徴とする請求項1記載の毛質の測定方法。
  17. 【請求項17】上記結論を、さらに、食品、薬品、工業
    製品、装置、生活活動、習慣の種類が毛質に及ぼす影響
    を確認し、新規な病気や毛の問題を特定するのに使用す
    ることを特徴とする請求項12記載の毛質の測定方法。
  18. 【請求項18】上記図形は、測定した毛の質について結
    論を出すのに使用されることを特徴とする請求項11記
    載の毛質の測定方法。
  19. 【請求項19】それぞれの部分の毛の成長速度と帯模様
    における毛の直径とについて、毛の周期を成す、成長
    期、休止期および脱毛期の長さと活動とを含めて結論を
    出すことを特徴とする請求項13記載の毛質の測定方
    法。
  20. 【請求項20】上記結論を、さらに、食品、薬品、工業
    製品、装置、生活活動、習慣の種類が毛質に及ぼす影響
    を確認し、新規な病気や毛の問題を特定するのに使用す
    ることを特徴とする請求項16記載の毛質の測定方法。
  21. 【請求項21】身体部位から、毛質測定を行う皮膚範囲
    を決定し、 装置を用いて上記範囲を観察し、上記範囲から生えてき
    ている毛幹を含んだ上記範囲の第1の画像を作成し、さ
    らなる比較のために第1の画像を保存し、 染毛薬品で上記毛幹を脱色および染色し、 上記装置を用いて上記範囲を観察し、皮膚から生えてき
    ている毛幹や毛先の生えてきている新しい各毛につい
    て、選択した点で毛の色が変化していることを示す第2
    の画像を作成し、第2の画像を保存し、 1日ないし7日後の所定の時期に、上記装置を用いて上
    記範囲を再度観察し、各毛幹の変化を示す第3の画像を
    作成するステップと、 第1の画像と、第2の画像と、第3の画像とを読み込ん
    で、コンピュータプログラムで毛質の改善を計算するこ
    とを特徴とする毛質の測定方法。
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