JP2000270516A - 逆転防止装置付き小型電動機 - Google Patents

逆転防止装置付き小型電動機

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JP2000270516A
JP2000270516A JP6932299A JP6932299A JP2000270516A JP 2000270516 A JP2000270516 A JP 2000270516A JP 6932299 A JP6932299 A JP 6932299A JP 6932299 A JP6932299 A JP 6932299A JP 2000270516 A JP2000270516 A JP 2000270516A
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reverse rotation
rotation preventing
lever
reverse
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JP6932299A
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English (en)
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Masato Nagai
将登 永井
Takeshi Kamiyama
毅 上山
Hironobu Aota
洋伸 青田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経年変化が少なく動作の信頼性が高い逆転防
止装置を用い、しかも小型化が可能な逆転防止装置付き
小型電動機を提供する。 【解決手段】 回転子1は、外周に多極着磁された回転
子磁石1cを備え、下面には係止突子1bが形成され
る。摺動子16には、トルク発生部材16aと長孔状の
ピン孔16bとが設けられ、逆転防止レバー3には、逆
転防止爪3aと円柱状のガイドピン3bとが設けられ、
ガイドピン3bはピン孔16bに挿入されている。回転
子1がB方向(逆転方向)に回転すると、回転子磁石1
cとトルク発生部材16aとの間に磁力(吸引力)が発
生して摺動子16もB方向に回転することにより、逆転
防止レバー3はb方向に回転するので、逆転防止爪3a
が係止突子1bと衝突し、この衝突の反動によって回転
子1はA方向(正転方向)に回転方向を修正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逆転防止装置付き
小型電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、タイムスイッチなどでは回転方
向が一方向に規制された同期電動機が提供されている。
この種の同期電動機には、隈取極を設けたものと設けて
いないものとがあり、隈取極を持たないインダクタ型交
流同期電動機では回転方向が定まらないから、回転子が
逆転し始めようとしたときに回転方向を自動的に上記一
方向に移行させるために逆転防止装置が必要である。
【0003】逆転防止装置を備えた同期電動機を図1
2、図13に示す。この同期電動機は、磁性体よりなる
上磁極板11および下磁極板12の間にコイル13を配
置した固定子を有し、回転子1をコイル13の中心孔内
に配置してある。回転子1は固定子に固定された回転子
軸10により固定子に対して回転自在に保持される。上
磁極板11および下磁極板12には、それぞれコイル1
3の中心孔内に挿入される複数個ずつの磁極歯11a,
12aが一体に設けられ、コイル13に通電すると上磁
極板11と下磁極板12との磁極歯11a,12aが互
いに逆極性に励磁される。
【0004】回転子1は、回転子軸10に対して回動自
在である合成樹脂製の軸部材1dとインサート成形など
によって軸部材1dと同時一体に成形されたリング状の
回転子磁石1cとを備える。回転子磁石1cの外周面は
回転方向において複数極に着磁される。上記磁極歯11
a,12aは回転子磁石1cの外周面に対向するように
形成されており、コイル13に交流電流が通電される
と、磁極歯11a,12aに移動磁界が生成され、回転
子磁石1cとの間の磁気作用によって回転子1が回転す
る。回転子1の回転動力は、回転子1の軸部材1dの一
端部(図12の上端部)に設けた回転子歯車1aを通し
て出力軸25に伝達される。
【0005】逆転防止装置は、回転子1の軸部材1dに
設けた回転子歯車1aに噛合して回転する歯車2の一面
に面接触した板ばねよりなる逆転防止ばね3’を備え
る。逆転防止ばね3’は、歯車2の回転中心である歯車
軸20の回りにおいて規定の角度範囲(図13における
実線の位置と二点鎖線の位置との間)で回動可能であ
り、図13における実線の位置では逆転防止ばね3’の
端部が回転子歯車1aを係止するようになっている。逆
転防止ばね3’は歯車2との間の摩擦力によって歯車2
と共回りする。
【0006】ここで、回転子1(および歯車2)が図1
3における矢印Aで示す方向に回転するときに正転、矢
印Bで示す方向に回転するときに逆転であるとする。回
転子1が正転しているときには、歯車2が右回りに回転
し、逆転防止ばね3’は矢印aで示す方向に回転して二
点鎖線の位置まで移動する。このとき、逆転防止ばね
3’の端部は回転子歯車1aに接触しないから、回転子
1は回転を妨げられることなく正転する。
【0007】一方、回転子1が逆転すると、歯車2が左
回りに回転し、逆転防止ばね3’は矢印bで示す方向に
回転して実線の位置まで移動する。このとき、逆転防止
ばね3’の端部が回転子歯車1aを係止して回転子1の
逆転を阻止し、さらに逆転防止ばね3’が回転子歯車1
aを係止したときの反動で回転子1を自動的に正転させ
る。
【0008】逆転防止ばね3’の端部により回転子歯車
1aを係止する構成のほか、逆転防止装置としては、図
14、図15に示すように、回転子1に設けた係止突子
1bを逆転防止レバー3で係止する構成も考えられてい
る(実開平6−13369号公報等参照)。逆転防止レ
バー3には、歯車2に一体に設けた軸部2aが圧入さ
れ、圧入部において作用する摩擦力により逆転防止レバ
ー3が歯車2と共回りするように構成されている。ま
た、逆転防止レバー3の端部には係止突子1bに係合可
能な逆転防止爪3aが形成されている。係止突子1b
は、図示例では回転子1の軸部材1dの端部(図14の
上端部)の2箇所に突設されている。
【0009】逆転防止レバー3の回動範囲は、歯車2を
収納するケース4において回転子1の軸部1dを露出さ
せるように設けた挿通孔4aの内周面で規制される。つ
まり、逆転防止レバー3は、逆転防止爪3aが挿通孔4
aの内周面に当接する位置と係止突子1bに当接する位
置との間で回動自在になる。
【0010】しかして、図15に示すように、回転子1
が矢印Aで示す方向に正転しているときには、歯車2は
左回りになり、逆転防止レバー3は歯車2との摩擦によ
り挿通孔4aの内周面に当接するまで矢印aで示す方向
に回転する。この位置では逆転防止爪3aは係止突子1
bに接触しないから、回転子1は回転を妨げられること
なく正転する。
【0011】一方、回転子1が矢印Bで示す方向に逆転
すると、歯車2は右回りになり、逆転防止レバー3は矢
印bで示す方向に回転する。したがって、逆転防止爪3
aが係止突子1bの回転軌跡内に入って係止突子1bと
衝突する。この衝突の反動によって、回転子1は自動的
に正転を開始する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した2つの逆転防
止装置は、摩擦を利用しているので、初期は安定して動
作しても、経年変化によって摩擦力が変化し逆転防止機
構の動作が不安定になって正常に動作しなくなるという
問題がある。
【0013】図12および図13に示した逆転防止装置
では、逆転防止ばね3’は歯車2と面接触しており、歯
車2と逆転防止ばね3’との間の摩擦係数の変動に弱い
という問題がある。すなわち、歯車2と逆転防止ばね
3’との間に潤滑剤がなければ、歯車2と逆転防止ばね
3’との接触部分の摩耗が早く、歯車2と逆転防止ばね
3’との間の摩擦係数の変動が大きくなって逆転防止ば
ね3’の動作が不安定になる。逆に、歯車2と逆転防止
ばね3’との間に潤滑剤が存在すると、歯車2と逆転防
止ばね3’との間の摩擦係数が小さくなって逆転防止ば
ね3’が動作しにくくなる。
【0014】また、図12および図13に示した逆転防
止装置は、逆転防止ばね3’との併用により機能を発揮
する構成であり、逆転防止装置付き小型電動機の応用展
開に支障をきたすという問題がある。隈取極を持つ同期
電動機のような、逆転防止装置を必要としない電動機を
用いた商品への置き換えの場合、電動機の入れ替えだけ
ではなく、歯車2部分に逆転防止ばね3’を入れるため
の設計変更が必要となる。商品によっては、逆転防止ば
ね3’を入れるスペースがないものもある。
【0015】一方、図14および図15に示した逆転防
止装置では、逆転防止レバー3は歯車2の軸部2aに対
して摩擦摺動可能に圧入されているので、圧入部分の部
品精度を厳しく管理することが必要になるという問題が
ある。つまり、逆転防止レバー3の圧入力が強すぎると
歯車2の回転を妨げ、逆に圧入力が弱すぎると逆転防止
レバー3が歯車2に摩擦摺動せず逆転防止レバー3が動
作しなくなる。
【0016】また、電動機単品内に図14および図15
に示した逆転防止装置を組み込むためには、逆転防止レ
バー3と歯車2とが必要になって部品点数が増加し、逆
転防止レバー3と歯車2とを収納するための大きなスペ
ースが必要となり、コストが高くなるという問題があ
る。また、歯車2をそのまま減速機の歯車として使用す
ると、回転数の低い電動機になってしまい、歯車2に歯
数の異なるものが必要となり、電動機としての互換性が
損なわれてしまうという問題がある。
【0017】さらにまた、逆転防止レバー3を電動機外
部に配置することも考えられるが、電動機を組み込む減
速機それぞれに専用品を配置する必要があり非常に使用
しにくいものとなり、結果的にコストが高くなるという
問題がある。
【0018】本発明は、上記事由に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、経年変化が少なく動作の信頼性が
高い逆転防止装置を用い、しかも小型化が可能な逆転防
止装置付き小型電動機を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、固定
子に設けたコイルにより生じる磁束との間の磁気作用で
回転する回転子磁石を備えた回転子と、回転子の回転方
向を一方向に規制して逆方向の回転を阻止する逆転防止
装置とを有し、回転子に一体に設けた係止部材と、係止
部材の移動軌跡上で係止部材の移動を阻止する位置と上
記移動軌跡から待避する位置との間で移動可能な逆転防
止爪を備えた逆転防止レバーと、回転子磁石との間に作
用する磁力を用いることにより、回転子が上記一方向に
回転するときには逆転防止爪が上記移動軌跡から待避し
回転子が上記逆方向に回転しようとするときには逆転防
止爪が上記移動軌跡上に位置するように逆転防止レバー
を移動させるトルク発生部材とにより上記逆転防止装置
を構成したものである。この構成によれば、回転子磁石
とトルク発生部材との間に発生する磁力を利用して逆転
防止レバーを回動させるので、経年変化が少なく動作の
信頼性が高い逆転防止装置を実現することができる。ま
た、上記逆転防止装置は、回転子磁石の磁力を利用する
ものであり、電動機内部の空きスペースに配置すること
ができるので、逆転防止装置付き小型電動機の小型化が
可能になる。
【0020】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記係止部材は上記回転子の一部から回転子の回転
中心である回転子軸の軸方向に突設した係止突子よりな
り、上記トルク発生部材は回転子の回転子軸と平行な軸
回りにおいて規定の角度範囲で回動可能となった摺動子
に一体に設けられ、上記摺動子には上記軸とは異なる部
位に上記軸と直交する面内で長孔状のピン孔が形成さ
れ、上記逆転防止レバーは上記ピン孔に挿入されるガイ
ドピンを備え回転子の回転子軸と平行かつ上記軸とは異
なる部位に設けたレバー軸の回りで回動可能であること
を特徴とするものである。この構成によれば、摺動子に
形成されたピン孔が逆転防止レバーを回動させるととも
に逆転防止レバーの回動範囲を規制する機能にも兼用さ
れるから、回動範囲を規制するための別途の部材が不要
である。
【0021】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記係止部材は上記回転子の一部から回転子の回転
中心である回転子軸の軸方向に突設した係止突子よりな
り、上記逆転防止レバーは回転子の回転子軸と平行かつ
上記回転子軸とは異なる部位に設けたレバー軸の回りに
おいて規定の角度範囲で回動可能であって、上記トルク
発生部材は逆転防止レバーに一体に設けられているもの
である。この構成によれば、トルク発生部材が逆転防止
レバーに一体に設けられているので、逆転防止装置の小
型化を図ることができる。
【0022】請求項4の発明は、固定子に設けたコイル
により生じる磁束との間の磁気作用で回転する回転子磁
石を備えた回転子と、回転子の回転方向を一方向に規制
して逆方向の回転を阻止する逆転防止装置とを有し、回
転子の回転動力が伝達されて回転する歯車と、回転子の
中心軸である回転子軸と平行な軸回りに規定の角度範囲
で回動可能なレバーであって回動範囲の一方の末端位置
で歯車の歯に係合して歯車の回転を阻止し他方の末端位
置では歯車から離れる逆転防止爪を備えた逆転防止レバ
ーと、逆転防止レバーと一体であって回転子磁石との間
に作用する磁力を用いることにより、回転子が上記一方
向に回転するときには逆転防止爪が歯車から待避し回転
子が上記逆方向に回転しようとするときには逆転防止爪
が歯車に接触するように逆転防止レバーを移動させるト
ルク発生部材とにより上記逆転防止装置を構成したもの
である。この構成によれば、回転子磁石とトルク発生部
材との間に発生する磁力を利用して逆転防止レバーを回
動させるので、経年変化が少なく動作の信頼性が高い逆
転防止装置を実現することができる。また、トルク発生
部材は逆転防止レバーに一体に設けられているので、逆
転防止装置の小型化を図ることができる。しかも、回転
子の回転動力が伝達される歯車に係合するように逆転防
止レバーを構成しているから、減速ギアなどを設ける場
合に適した構成となる。
【0023】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、上記トルク発生部材に強磁性体を用いたものであ
る。
【0024】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、上記トルク発生部材に磁石を用いたものである。
【0025】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、上記トルク発生部材に常磁性体を用いたものであ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0027】(実施形態1)本実施形態は、図1ないし
図5に示すように、図12および図13に示した従来例
と同様に上磁極板11、下磁極板12、コイル13、回
転子1などにより構成されるインダクタ型交流同期電動
機に、磁力を利用した逆転防止装置を設けたものであ
り、この逆転防止装置は、逆転防止レバー3を磁力によ
り回動する摺動子16によって回動させて回転子1の逆
転を防止するものである。
【0028】上磁極板11および下磁極板12は、SP
CCのような磁性体の板材よりなり、従来例と同様に磁
極歯11a,12aが一体に設けられる。上磁極板11
および下磁極板12はケース4に取り付けられ、下磁極
板12と摺動子16との間にはスペーサ9が取り付けら
れる。
【0029】回転子1は、図12および図13に示した
従来例で用いたものと略同じであるが、図3に示すよう
に、回転子1の軸部材1dの下面には、回転子1の周囲
に沿って湾曲した2個の係止突子1bが回転子1の中心
に対して対称な位置から回転子軸10(図1(B)およ
び図2参照)の軸方向に突設される。係止突子1bは、
回転子1に一体に設けた係止部材となる。
【0030】図1(B)に示すように、回転子軸10は
スペーサ9に固定され、回転子1は回転子軸10に軸支
される。コイル13は、樹脂絶縁材料よりなり筒状に形
成され両端に鍔を有したコイルボビン14に巻回され、
コイル13の両端はケース4に保持された一対の外部端
子15にそれぞれ接続される。交流電源が外部端子15
を通してコイル13に供給されると、上磁極板11およ
び下磁極板12が励磁され、磁極歯11a,12aに移
動磁界が生成され、回転子磁石1cとの間の磁気作用に
よって回転子1は回転する。
【0031】逆転防止レバー3は、図4に示すような形
状を有しており、逆転防止レバー3の先端部の上面から
略方形板状の逆転防止爪3aが突出し、逆転防止レバー
3の下面から円柱状のガイドピン3bが突出し、逆転防
止レバー3の基部にはレバー軸8(図2参照)が挿入さ
れるレバー軸孔3cが貫設される。
【0032】摺動子16は、SPCCのような磁性体の
板材よりなり、図5に示すように、摺動子16の底部1
6dの左右側から底部16dと直交する板状の壁部16
eが延設され、壁部16eの先端部から壁部16eと直
交する板状のトルク発生部材16aが延設される。トル
ク発生部材16aは、図5(A)の面に平行な面におい
て回転子1の外周に沿って湾曲している。
【0033】また、摺動子16の底部16dにおける図
5(A)の上側には逆転防止レバー3のガイドピン3b
が挿入される長孔状のピン孔16bが貫設され、底部1
6dの中心には回転子軸10が挿入される摺動子軸孔1
6cが貫設される。ピン孔16bは、逆転防止レバー3
のガイドピン3bの直径よりも長く形成されており、ピ
ン孔16bの長さの範囲で逆転防止レバー3の回動範囲
が制限される。
【0034】図1(B)に示すように、摺動子16は、
回転子1の軸方向の下側に配置されて回転子軸10に軸
支され、トルク発生部材16aと回転子磁石1cとが回
転子1の軸方向に並んでトルク発生部材16aの上面が
回転子磁石1cの下面に対向する。
【0035】図2に示すように、レバー軸8は、回転子
軸10から回転子1の半径方向に離れた位置で回転子軸
10と平行にスペーサ9に固定される。逆転防止レバー
3は、先端部が回転子1の軸方向において回転子1と摺
動子16との間に入るように配置され、レバー軸8に軸
支され、逆転防止レバー3のガイドピン3bは摺動子1
6のピン孔16bに挿入される。
【0036】上述した構成によって、回転子1が回転す
ると、回転子磁石1cの漏れ磁束の作用により、回転子
磁石1cに対向しているトルク発生部材16aは回転子
磁石1cと逆極性に励磁される。その結果、回転子磁石
1cとトルク発生部材16aとの間に磁力(吸引力)が
発生して、摺動子16は回転子1と同じ方向に回転しよ
うとし、逆転防止レバー3のガイドピン3bは摺動子1
6のピン孔16bに挿入されているので、摺動子16の
回転によって逆転防止レバー3がレバー軸8の回りで回
転する。
【0037】回転子1が図1(A)に矢印Aで示す正転
方向に回転しているときには、摺動子16もA方向に回
転することにより、逆転防止レバー3はレバー軸8を中
心として図に矢印aで示す方向に回転するので、逆転防
止爪3aと係止突子1bとが接触せず、回転子1は回転
を妨げられることなくA方向に回転する。
【0038】一方、回転子1が図1(A)に矢印Bで示
す逆転方向に回転すると、摺動子16もB方向に回転す
ることにより、逆転防止レバー3はレバー軸8を中心と
して図に矢印bで示す方向に回転するので、逆転防止爪
3aが係止突子1bの回転軌跡内に入って係止突子1b
と衝突し、この衝突の反動によって回転子1はA方向に
回転方向を修正される。
【0039】上述したように、本実施形態では、回転子
磁石1cと摺動子16に形成したトルク発生部材16a
との間に発生する磁力を利用して逆転防止レバー3を回
転させるので、経年変化が少ない逆転防止装置を実現す
ることができる。
【0040】また、本実施形態の逆転防止装置は、電動
機内部の空きスペース(回転子1の下部)に設置するこ
とができるので、逆転防止装置付き小型電動機の小型化
が可能になる。
【0041】さらにまた、本実施形態では、摺動子16
に設けられたピン孔16bによって逆転防止レバー3の
回動範囲を制限することができる。
【0042】(実施形態2)本実施形態は、図6〜図9
に示すように、実施形態1で用いた摺動子16を設けず
に、逆転防止レバー3に一体にトルク発生部材6を設け
たものである。
【0043】本実施形態では、図6(B)に示すよう
に、レバー軸8は、回転子軸10から回転子1の半径方
向に離れた位置で回転子軸10と平行にスペーサ9に固
定され、逆転防止レバー3は、回転子1の軸方向の下側
に配置され、レバー軸8に軸支される。
【0044】図6(A)に示すように、逆転防止レバー
3は、レバー軸8側から回転子1の外周に沿った両側に
延設される。逆転防止レバー3の両端部における回転子
磁石1c(図6(B)参照)と対向する面(図6(A)
の面に平行な面)には、未着磁の磁石材料のような強磁
性体よりなり回転子1の周方向に沿って湾曲したトルク
発生部材6が2個取り付けられ、逆転防止レバー3の図
6(A)の左側におけるトルク発生部材6よりも内側に
は、回転子磁石1c側に突出する方形板状の逆転防止爪
3aが形成される。
【0045】また、逆転防止レバー3の外側には、逆転
防止レバー3の回動範囲を制限する2個の円柱状のスト
ッパー7a,7bが設けられる。ストッパー7aはスト
ッパー7bよりも回転子軸10から離れた位置に設けら
れ、回転子1が正転しているときの逆転防止爪3aと係
止突子1bとの間の距離が大きくなるようにしている。
【0046】図7に示すように、回転子1の軸部材1d
の中心部には回転子軸孔1eが貫設され、回転子軸孔1
eに回転子軸10が挿入される。トルク発生部材6と回
転子磁石1cとは回転子1の軸方向に並び、トルク発生
部材6の上面が回転子磁石1cの下面に対向する(図6
(B)参照)。その他の構成は実施形態1と同様であ
る。
【0047】上述した構成によって、実施形態1と同様
に、回転子1が回転すると、回転子磁石1cとトルク発
生部材6との間に磁力(吸引力)が発生して、トルク発
生部材6は回転子1と同じ方向に回転しようとし、トル
ク発生部材6は逆転防止レバー3に一体に取り付けられ
ているので、トルク発生部材6の回転により逆転防止レ
バー3がレバー軸8の回りで回転する。
【0048】図8に示すように、回転子1が図に矢印A
で示す正転方向に回転しているときには、トルク発生部
材6もA方向に回転することにより、逆転防止レバー3
はレバー軸8を中心として図に矢印aで示す方向にスト
ッパー7aに接触するまで回転するので、逆転防止爪3
aと係止突子1bとが接触せず、回転子1は回転を妨げ
られることなくA方向に回転する。
【0049】一方、図9に示すように、回転子1が図に
矢印Bで示す逆転方向に回転すると、トルク発生部材6
もB方向に回転することにより、逆転防止レバー3はレ
バー軸8を中心として図に矢印bで示す方向に図の右側
のストッパー7に接触するまで回転するので、逆転防止
爪3aが係止突子1bの回転軌跡内に入って係止突子1
bと衝突して反発する。このとき、回転子1に図8に示
したA方向の反動力が作用し、回転子1はA方向に回転
方向を修正される。
【0050】ところで、トルク発生部材6には種々の磁
性体を用いることができ、トルク発生部材6に用いる磁
性体の種類によって、図10に示すように、回転子1の
回転角に対するトルク発生部材6の負荷トルク特性が変
化する。
【0051】本実施形態のように、トルク発生部材6に
未着磁の強磁性体を用いた場合には、図10(A)に示
すように、トルク発生部材6の負荷トルクは一定とな
り、トルク発生部材6は回転子1の回転により発生する
トルクを極端に低下させない程度の一定トルク負荷とな
る。また、トルク発生部材6に着磁された強磁性体つま
り磁石を用いた場合には、図10(B)に示すように、
トルク発生部材6の負荷トルクは脈動の大きなトルクと
なる。あるいはまた、トルク発生部材6に軟鉄などのよ
うな常磁性体を用いた場合には、図10(C)に示すよ
うに、トルク発生部材6の負荷トルクは一定の弱いトル
クとなる。ただし、この場合にはトルク発生部材6のス
ラスト方向の吸引力が大きくなる。トルク発生部材6に
用いる磁性体としては、これらの中では、未着磁の強磁
性体が望ましいと言える。
【0052】上述したように、本実施形態では、回転子
磁石1cと逆転防止レバー3に一体に設けたトルク発生
部材6との間に発生する磁力を利用して逆転防止レバー
3を回転させるので、実施形態1と同様に、経年変化が
少ない逆転防止装置を実現することができる。
【0053】また、トルク発生部材6は逆転防止レバー
3に一体に設けられているので、実施形態1のように摺
動子16を設ける必要がなく、逆転防止装置の部品点数
が少なくなり、小型化が可能になる。
【0054】さらにまた、トルク発生部材6は逆転防止
レバー3の両端部に取り付けられているので、逆転防止
レバー3の重量バランスを安定させて回転力を高めるこ
とができ、逆転防止レバー3の動作を安定させることが
できる。
【0055】なお、本実施形態ではトルク発生部材6は
2個取り付けているが、1個でもよく、トルク発生部材
6の個数は特に限定されるものではない。
【0056】(実施形態3)本実施形態は、図11に示
すように、実施形態2と同様のトルク発生部材6を一体
に設けた逆転防止レバー3を回転子1と同軸に取り付
け、回転子1の回転力が伝達されて回転する歯車2を設
け、逆転防止レバー3が歯車2の回転を阻止することに
より回転子1の逆転を防止するようにしたものである。
【0057】本実施形態では、回転子1は回転子軸10
により軸支され、逆転防止レバー3は回転子1と同軸に
軸支される。歯車2は、歯車軸20により軸支され、回
転子歯車1aに噛合して回転する。また、回転子1と逆
転防止レバー3と歯車2とは回転子1の軸方向に並んで
いる。
【0058】逆転防止レバー3は、回転子軸10から回
転子1の半径方向に延設され、逆転防止レバー3におい
て回転子磁石1c(図6および図7参照)に対向する面
(図11の面に平行な面)には実施形態2と同様のトル
ク発生部材6が取り付けられる。また、逆転防止レバー
3の先端部における歯車2側(図11の左側)には歯車
2に向かって突出する断面くさび形の逆転防止爪3aが
形成され、逆転防止レバー3における歯車2と反対側に
は逆転防止レバー3の回動範囲を制限する円柱状のスト
ッパー7が設けられる。その他の構成は実施形態2と同
様である。
【0059】回転子1が図11に矢印Aで示す正転方向
に回転しているときには、歯車2はA方向に回転しトル
ク発生部材6もA方向に回転することにより、逆転防止
レバー3はA方向にストッパー7に接触するまで回転す
るので、逆転防止爪3aと歯車2の歯とが接触せず、回
転子1は回転を妨げられることなくA方向に回転する。
【0060】一方、回転子1が図11に矢印Bで示す逆
転方向に回転すると、歯車2はB方向に回転しトルク発
生部材6もB方向に回転することにより、逆転防止レバ
ー3はB方向に回転するので、逆転防止爪3aが歯車2
の歯と衝突して反発する。このとき、回転子1にA方向
の反動力が作用し、回転子1はA方向に回転方向を修正
される。
【0061】本実施形態では、実施形態2と同様に、回
転子磁石1cと逆転防止レバー3に一体に設けたトルク
発生部材6との間に発生する磁力を利用して逆転防止レ
バー3を回転させるので、経年変化が少ない逆転防止装
置を実現することができる。
【0062】また、トルク発生部材6を一体に設けた逆
転防止レバー3を回転子1と同軸に組み込んでいるの
で、逆転防止装置の小型化を図ることができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1の発明は、固定子に設けたコイ
ルにより生じる磁束との間の磁気作用で回転する回転子
磁石を備えた回転子と、回転子の回転方向を一方向に規
制して逆方向の回転を阻止する逆転防止装置とを有し、
回転子に一体に設けた係止部材と、係止部材の移動軌跡
上で係止部材の移動を阻止する位置と上記移動軌跡から
待避する位置との間で移動可能な逆転防止爪を備えた逆
転防止レバーと、回転子磁石との間に作用する磁力を用
いることにより、回転子が上記一方向に回転するときに
は逆転防止爪が上記移動軌跡から待避し回転子が上記逆
方向に回転しようとするときには逆転防止爪が上記移動
軌跡上に位置するように逆転防止レバーを移動させるト
ルク発生部材とにより上記逆転防止装置を構成したもの
であり、回転子磁石とトルク発生部材との間に発生する
磁力を利用して逆転防止レバーを回動させるので、経年
変化が少なく動作の信頼性が高い逆転防止装置を実現す
ることができるという効果がある。また、上記逆転防止
装置は、回転子磁石の磁力を利用するものであり、電動
機内部の空きスペースに配置することができるので、逆
転防止装置付き小型電動機の小型化が可能になるという
利点がある。
【0064】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記係止部材は上記回転子の一部から回転子の回転
中心である回転子軸の軸方向に突設した係止突子よりな
り、上記トルク発生部材は回転子の回転子軸と平行な軸
回りにおいて規定の角度範囲で回動可能となった摺動子
に一体に設けられ、上記摺動子には上記軸とは異なる部
位に上記軸と直交する面内で長孔状のピン孔が形成さ
れ、上記逆転防止レバーは上記ピン孔に挿入されるガイ
ドピンを備え回転子の回転子軸と平行かつ上記軸とは異
なる部位に設けたレバー軸の回りで回動可能であること
を特徴とするものであり、摺動子に形成されたピン孔が
逆転防止レバーを回動させるとともに逆転防止レバーの
回動範囲を規制する機能にも兼用されるから、回動範囲
を規制するための別途の部材が不要であるという利点が
ある。
【0065】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記係止部材は上記回転子の一部から回転子の回転
中心である回転子軸の軸方向に突設した係止突子よりな
り、上記逆転防止レバーは回転子の回転子軸と平行かつ
上記回転子軸とは異なる部位に設けたレバー軸の回りに
おいて規定の角度範囲で回動可能であって、上記トルク
発生部材は逆転防止レバーに一体に設けられているもの
であり、トルク発生部材が逆転防止レバーに一体に設け
られているので、逆転防止装置の小型化を図ることがで
きるという利点がある。
【0066】請求項4の発明は、固定子に設けたコイル
により生じる磁束との間の磁気作用で回転する回転子磁
石を備えた回転子と、回転子の回転方向を一方向に規制
して逆方向の回転を阻止する逆転防止装置とを有し、回
転子の回転動力が伝達されて回転する歯車と、回転子の
中心軸である回転子軸と平行な軸回りに規定の角度範囲
で回動可能なレバーであって回動範囲の一方の末端位置
で歯車の歯に係合して歯車の回転を阻止し他方の末端位
置では歯車から離れる逆転防止爪を備えた逆転防止レバ
ーと、逆転防止レバーと一体であって回転子磁石との間
に作用する磁力を用いることにより、回転子が上記一方
向に回転するときには逆転防止爪が歯車から待避し回転
子が上記逆方向に回転しようとするときには逆転防止爪
が歯車に接触するように逆転防止レバーを移動させるト
ルク発生部材とにより上記逆転防止装置を構成したもの
であり、回転子磁石とトルク発生部材との間に発生する
磁力を利用して逆転防止レバーを回動させるので、経年
変化が少なく動作の信頼性が高い逆転防止装置を実現す
ることができるという効果がある。また、トルク発生部
材は逆転防止レバーに一体に設けられているので、逆転
防止装置の小型化を図ることができるという利点があ
る。しかも、回転子の回転動力が伝達される歯車に係合
するように逆転防止レバーを構成しているから、減速ギ
アなどを設ける場合に適した構成となるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示し、(A)は平面図、
(B)は断面図である。
【図2】同上の別の断面図である。
【図3】同上に用いる回転子を示し、(A)は断面図、
(B)は平面図である。
【図4】同上に用いる逆転防止レバーを示し、(A)は
平面図、(B)は断面図である。
【図5】同上に用いる摺動子を示し、(A)は平面図、
(B)は断面図である。
【図6】本発明の実施形態2を示し、(A)は(B)に
示すC−C面における平面図、(B)は(A)に示すD
−D面における断面図である。
【図7】同上の分解斜視図である。
【図8】同上の動作説明図である。
【図9】同上の動作説明図である。
【図10】同上に用いるトルク発生部材の負荷トルク特
性の一例を示すグラフである。
【図11】本発明の実施形態3の平面図である。
【図12】従来例の断面図である。
【図13】同上の平面図である。
【図14】他の従来例の断面図である。
【図15】同上の平面図である。
【符号の説明】 1 回転子 1a 回転子歯車 1b 係止突子 1c 回転子磁石 2 歯車 3 逆転防止レバー 3a 逆転防止爪 3b ガイドピン 6 トルク発生部材 8 レバー軸 13 コイル 16 摺動子 16a トルク発生部材 16b ピン孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青田 洋伸 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5H607 BB01 BB07 BB14 CC01 DD02 EE47 FF01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子に設けたコイルにより生じる磁束
    との間の磁気作用で回転する回転子磁石を備えた回転子
    と、回転子の回転方向を一方向に規制して逆方向の回転
    を阻止する逆転防止装置とを有し、回転子に一体に設け
    た係止部材と、係止部材の移動軌跡上で係止部材の移動
    を阻止する位置と上記移動軌跡から待避する位置との間
    で移動可能な逆転防止爪を備えた逆転防止レバーと、回
    転子磁石との間に作用する磁力を用いることにより、回
    転子が上記一方向に回転するときには逆転防止爪が上記
    移動軌跡から待避し回転子が上記逆方向に回転しようと
    するときには逆転防止爪が上記移動軌跡上に位置するよ
    うに逆転防止レバーを移動させるトルク発生部材とによ
    り上記逆転防止装置を構成したことを特徴とする逆転防
    止装置付き小型電動機。
  2. 【請求項2】 上記係止部材は上記回転子の一部から回
    転子の回転中心である回転子軸の軸方向に突設した係止
    突子よりなり、上記トルク発生部材は回転子の回転子軸
    と平行な軸回りにおいて規定の角度範囲で回動可能とな
    った摺動子に一体に設けられ、上記摺動子には上記軸と
    は異なる部位に上記軸と直交する面内で長孔状のピン孔
    が形成され、上記逆転防止レバーは上記ピン孔に挿入さ
    れるガイドピンを備え回転子の回転子軸と平行かつ上記
    軸とは異なる部位に設けたレバー軸の回りで回動可能で
    あることを特徴とする請求項1記載の逆転防止装置付き
    小型電動機。
  3. 【請求項3】 上記係止部材は上記回転子の一部から回
    転子の回転中心である回転子軸の軸方向に突設した係止
    突子よりなり、上記逆転防止レバーは回転子の回転子軸
    と平行かつ上記回転子軸とは異なる部位に設けたレバー
    軸の回りにおいて規定の角度範囲で回動可能であって、
    上記トルク発生部材は逆転防止レバーに一体に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の逆転防止装置付
    き小型電動機。
  4. 【請求項4】 固定子に設けたコイルにより生じる磁束
    との間の磁気作用で回転する回転子磁石を備えた回転子
    と、回転子の回転方向を一方向に規制して逆方向の回転
    を阻止する逆転防止装置とを有し、回転子の回転動力が
    伝達されて回転する歯車と、回転子の中心軸である回転
    子軸と平行な軸回りに規定の角度範囲で回動可能なレバ
    ーであって回動範囲の一方の末端位置で歯車の歯に係合
    して歯車の回転を阻止し他方の末端位置では歯車から離
    れる逆転防止爪を備えた逆転防止レバーと、逆転防止レ
    バーと一体であって回転子磁石との間に作用する磁力を
    用いることにより、回転子が上記一方向に回転するとき
    には逆転防止爪が歯車から待避し回転子が上記逆方向に
    回転しようとするときには逆転防止爪が歯車に接触する
    ように逆転防止レバーを移動させるトルク発生部材とに
    より上記逆転防止装置を構成したことを特徴とする逆転
    防止装置付き小型電動機。
  5. 【請求項5】 上記トルク発生部材は強磁性体よりなる
    ことを特徴とする請求項1記載の逆転防止装置付き小型
    電動機。
  6. 【請求項6】 上記トルク発生部材は磁石よりなること
    を特徴とする請求項1記載の逆転防止装置付き小型電動
    機。
  7. 【請求項7】 上記トルク発生部材は常磁性体よりなる
    ことを特徴とする請求項1記載の逆転防止装置付き小型
    電動機。
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