JP2000269305A - 処理順序制御装置及び搬送順序制御装置 - Google Patents

処理順序制御装置及び搬送順序制御装置

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JP2000269305A
JP2000269305A JP7590099A JP7590099A JP2000269305A JP 2000269305 A JP2000269305 A JP 2000269305A JP 7590099 A JP7590099 A JP 7590099A JP 7590099 A JP7590099 A JP 7590099A JP 2000269305 A JP2000269305 A JP 2000269305A
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test
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JP7590099A
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English (en)
Inventor
Migaku Kaya
琢 加悦
Hitoshi Goto
仁 後藤
Kaoru Horiuchi
馨 堀内
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Fujitsu Ltd
FFC Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
FFC Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単なロジックで処理対象品の搬送効率を向
上させる。 【解決手段】 倉庫3には、A工程4用の試験品X1〜
X5が保管され、B工程5用の試験品Y1、Y2が保管
されているものとすると、負荷算出手段1は、A工程4
の負荷がB工程5の負荷よりも大きいと判定し、処理順
序制御手段2は、A工程4及びB工程5から同時期に試
験品の搬送要求が行われると、負荷の大きいA工程4に
試験品X1〜X5を優先して搬送し、試験品X1〜X5
の搬送が終わった後に、試験品Y1、Y2をB工程5に
搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は処理順序制御装置及
び搬送順序制御装置に関し、特に、製造ラインや試験ラ
インや組立ラインなどの物流管理システムに適用して好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の試験ラインの物流管理システムで
は、システム内の複数の工程から同時期に試験品の搬送
要求が来た場合、依頼時刻順によるFIFO方式を採用
することにより、試験品の搬送順序を決定するものがあ
った。また、試験品の処理の優先順位を上げる場合、
「優先」または「急送」などの条件を試験品に付加して
優先順位を決定するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
依頼時刻順によるFIFO方式では、工程間の負荷状況
や工程内(試験工程)の負荷状況(倉庫の状況も含む)
を考慮していないため、特定の工程で処理の流れが滞る
ことがあり、試験対象品の搬送効率があまり良くないと
いう問題があった。また、「優先」、「急送」などの条
件を付加して優先順位を決定する場合、ロジックが複雑
となり、処理時間の面からも非効率なものとなってい
た。
【0004】そこで、本発明の目的は、簡単なロジック
で処理対象品の搬送効率を向上させることが可能な処理
順序制御装置及び搬送順序制御装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明によれば、工程に加わる負荷状況を検出
し、負荷の重い工程の処理が負荷の軽い工程の処理に対
して優先して行われるようにしている。
【0006】このことにより、負荷の重い工程での処理
の滞りを低減することが可能となり、負荷の重い工程で
の処理の遅れの影響が負荷の軽い工程に及ぶことを低減
させて、複数の工程での処理が必要な製品の出庫時期を
早めることが可能となる。
【0007】また、本発明の一態様によれば、工程に加
わる負荷状況に変動に応じて、処理順序をリアルタイム
で更新するようにしている。このことにより、処理順序
の決定のロジックを変更することなく、様々の負荷状況
に対応した最適な処理順序を算出することが可能とな
り、ロジックを複雑化することなく処理対象品の搬送効
率を向上させることが可能となる。
【0008】また、本発明の一態様によれば、各工程に
加わる負荷状況を重み値に変換し、この重み値を時間に
換算することにより、搬送依頼時刻を調整するようにし
ている。
【0009】このことにより、FIFO方式と同様なロ
ジックを用いて、各工程に加わる負荷状況を考慮した搬
送順序を決定することが可能となり、簡単なロジックに
より処理対象品の搬送効率を向上させることが可能とな
る。
【0010】また、本発明の一態様によれば、未処理品
の在庫の多い処理が、未処理品の在庫の少ない処理に対
して優先して行われるようにしている。このことによ
り、全体的な処理の流れが特定の処理の遅延のために制
限されている場合に、その特定の処理を早めることが可
能となり、その特定の処理のための全体的な処理の遅れ
を改善して、全体的な在庫の出庫時刻を早めることが可
能となる。
【0011】また、本発明の一態様によれば、処理時間
の長い処理が、処理時間の短い処理に対して優先して行
われるようにしている。このことにより、処理時間の長
い処理が優先して開始された分だけ、処理時間の短い処
理に対する処理時間の長い処理での遅れを少なくするこ
とが可能となり、処理時間の長い処理の終了時刻と処理
時間の短い処理の終了時刻とを均一化して、全体的な処
理の終了時刻を早めることが可能となる。
【0012】また、本発明の一態様によれば、処理要求
からの経過時間の長い処理が、処理要求からの経過時間
の短い処理に対して優先して行われるようにしている。
このことにより、古い製品がいつまでも処理待ちの状態
でとどまっていることを防止することが可能となり、製
品の陳腐化及び劣化を防止することが可能となる。
【0013】また、本発明の一態様によれば、各工程に
加わる負荷状況及び重み値を入力する画面を表示するよ
うにしている。このことにより、工程に加わる負荷状況
を参照しながら、最適な重み値をマニュアルで設定する
ことが可能となり、画面操作を行うだけで、特定の工程
の処理を早したり、遅くしたりすることが可能となる。
【0014】また、本発明の一態様によれば、各工程に
加わる負荷状況に対応した重み値を登録しておき、現在
の負荷状況に近い過去の負荷状況から重み値を求めるよ
うにしている。
【0015】このことにより、過去に決定された最適な
搬送順序を現在の搬送順序の決定に用いることが可能と
なり、類似した処理が繰り返される場合の処理対象品の
搬送効率を向上させることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例に係わる
処理順序制御装置について図面を参照しながら説明す
る。
【0017】図1は、本発明の一実施例に係わる処理順
序制御装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、負荷算出手段1は、工程に加わる負荷を算出する。
処理順序制御手段2は、負荷の大きい工程の処理を負荷
の小さい工程の処理に対して優先して行わせる。
【0018】例えば、負荷算出手段1は、負荷情報とし
て、倉庫3の在庫状況を検出することができる。例え
ば、倉庫3には、A工程4用の試験品X1〜X5が保管
され、B工程5用の試験品Y1、Y2が保管されている
ものとすると、負荷算出手段1は、A工程4の負荷がB
工程5の負荷よりも大きいと判定する。
【0019】ここで、処理順序制御手段2は、A工程4
及びB工程5から同時期に試験品の搬送要求が行われる
と、負荷の大きいA工程4に試験品X1〜X5を優先し
て搬送し、試験品X1〜X5の搬送が終わった後に、試
験品Y1、Y2をB工程5に搬送する。
【0020】このことにより、倉庫3での在庫の多い試
験品X1〜X5の搬出を在庫の少ない試験品Y1、Y2
に比べて早めることが可能となり、試験品X1〜X5と
試験品Y1、Y2との搬出時期を均一化することが可能
となることから、その後の処理を効率的に行うことが可
能となる図2は、本発明の第1実施例に係わる処理順序
制御方法を説明する図である。
【0021】図2(a)において、倉庫11には、A工
程用の試験品X1、X2及びB工程用の試験品Y1が保
管され、B工程よりもA工程の方が在庫状況から判断し
た負荷が大きいものとする。そして、これらの試験品の
試験を行うため、各工程からの搬送要求に応じて、これ
らの試験品を各工程に搬送するものとする。ここで、各
工程と倉庫11との間での搬送は、1回に1つの試験品
のみが行われるものとし、1回に複数の試験品を搬送で
きないものとする。また、1回の搬送に5分、各工程で
の1つの試験品の試験に15分かかるものとする。
【0022】図2(b)において、A工程及びB工程か
ら同時期に搬送要求があり、試験品の搬送を負荷の大き
いA工程から先に行うものとする。この場合、試験品X
1が倉庫11からA工程に搬送され(A1)、試験品X
1の搬送が終了すると、試験品X1の試験がA工程で行
われ(A2)、試験品X1の試験が終了すると、試験品
X1がA工程から倉庫11に搬送され(A3)、試験品
X1の搬送が終了すると、試験品X2が倉庫11からA
工程に搬送され(A4)、試験品X2の搬送が終了する
と、試験品X2の試験がA工程で行われ(A5)、試験
品X2の試験が終了すると、試験品X2がA工程から倉
庫11に搬送され(A6)、試験品X2が倉庫11に保
管される(A7)。この場合、試験品X1、X2は、搬
送要求から50分後に出庫可能となる。
【0023】一方、試験品Y1は、試験品X1が倉庫1
1からA工程に搬送されている間は、搬送待ちとして倉
庫11に保管されたままになり(B1)、試験品X1の
搬送が終了すると、試験品Y1が倉庫11からB工程に
搬送され(B2)、試験品Y1の搬送が終了すると、試
験品Y1の試験がB工程で行われ(B3)、試験品X2
の試験が終了すると、その時刻には試験品X2が倉庫1
1からA工程に搬送されるため、搬送待ちとなり(B
4)、試験品X2の搬送が終了すると、試験品Y1がB
工程から倉庫11に搬送され(B5)、試験品Y1が倉
庫11に保管される(B6)。この場合、試験品Y1
は、搬送要求から35分後に出庫可能となる。
【0024】この図2(b)の方法では、A工程への搬
送を優先して行うため、B工程への搬送待ちが発生し、
試験品Y1の出庫可能時期が遅れるが、B工程での負荷
はA工程に比べて軽いため、試験品Y1の出庫可能時期
は試験品X1、X2の出庫可能時期よりも早い。このた
め、試験品X1、X2及び試験品Y1の全体的な出庫可
能時期は、試験品X1、X2の出庫可能時期で決まり、
A工程への搬送が優先して行われるため、試験品X1、
X2及び試験品Y1の全体的な出庫可能時期は早くな
る。
【0025】次に、図2(c)において、A工程及びB
工程から同時期に搬送要求があり、試験品の搬送を負荷
の小さいB工程から先に行うものとする。この場合、試
験品Y1が倉庫11からB工程に搬送され(B1’)、
試験品Y1の搬送が終了すると、試験品Y1の試験がB
工程で行われ(B2’)、試験品Y1の試験が終了する
と、試験品Y1がB工程から倉庫11に搬送され(B
3’)、試験品Y1が倉庫11に保管される(B
4’)。この場合、試験品Y1は、搬送要求から25分
後に出庫可能となる。
【0026】一方、試験品X1は、試験品Y1が倉庫1
1からB工程に搬送されている間は、搬送待ちとして倉
庫11に保管されたままになり(A1’)、試験品Y1
の搬送が終了すると、試験品X1が倉庫11からA工程
に搬送され(A2’)、試験品X1の搬送が終了する
と、試験品X1の試験がA工程で行われ(A3’)、試
験品X1の試験が終了すると、試験品X1がA工程から
倉庫11に搬送され(A4’)、試験品X1の搬送が終
了すると、試験品X2が倉庫11からA工程に搬送され
(A5’)、試験品X2の搬送が終了すると、試験品X
2の試験がA工程で行われ(A6’)、試験品X2の試
験が終了すると、試験品X2がA工程から倉庫11に搬
送される(A7’)。この場合、試験品X1、X2は、
搬送要求から55分後に出庫可能となる。
【0027】この図2(c)の方法では、B工程への搬
送を優先して行うため、B工程への搬送待ちが発生せ
ず、試験品Y1の出庫可能時期が早まるが、A工程への
搬送待ちが発生するため、試験品X1、X2の出庫可能
時期は遅くなる。このため、試験品Y1を単独で出庫す
る場合には、試験品Y1を早く出庫できるが、試験品X
1、X2及び試験品Y1を一括して出庫する場合には、
試験品Y1の試験がいくら早く終了しても、試験品X
1、X2の出庫可能時期が遅れると、試験品Y1の出庫
も遅れ、試験品X1、X2及び試験品Y1の全体的な出
庫可能時期は図2(b)の方法よりも遅くなる。
【0028】図3は、本発明の第2実施例に係わる処理
順序制御方法を説明する図である。図3において、2つ
の試験品X、Yについて、A工程及びB工程の試験が行
われるものとし、A工程の試験時間は30分、B工程の
試験時間は10分かかり、A工程の方が負荷が大きいも
のとする。そして、これらの試験品X、Yの試験を行う
ため、各工程からの搬送要求に応じて、これらの試験品
X、Yを各工程に搬送するものとする。ここで、各工程
への搬送は、1回に1つの試験品のみが対象になるもの
とし、1回に複数の試験品を搬送できないものとし、1
回の搬送に5分かかるものとする。
【0029】まず、図3(a)において、A工程及びB
工程から同時期に搬送要求A1、B1があり、試験品X
の搬送を負荷の大きいA工程から先に行うものとする。
この場合、倉庫に保管されている試験品XがA工程に搬
送され(X1)、試験品Xの搬送が終了すると、試験品
Xの試験がA工程で行われ(X2)、試験品Xの試験が
終了すると、A工程からの搬送要求A2が行われるとと
もに、試験品XがA工程から倉庫に搬送され(X3)、
試験品Xの搬送が終了すると、試験品Xが倉庫からB工
程に搬送され(X4)、試験品Xの搬送が終了すると、
試験品Xの試験がB工程で行われ(X5)、試験品Xの
試験が終了すると、試験品XがB工程から倉庫に搬送さ
れ(X6)、試験品Xが倉庫に保管される(X7)。こ
の場合、試験品Xは、試験工程への投入から60分後に
出庫可能となる。
【0030】一方、試験品Yは、試験品Xが倉庫からA
工程に搬送されている間は(X1)、搬送待ちとして倉
庫に保管されたままになり(Y1)、試験品Xの搬送が
終了すると、試験品Yが倉庫からB工程に搬送され(Y
2)、試験品Yの搬送が終了すると、試験品Yの試験が
B工程で行われ(Y3)、試験品Yの試験が終了する
と、B工程からの搬送要求B2が行われるとともに、試
験品YがB工程から倉庫に搬送され(Y4)、試験品Y
がB工程から倉庫に搬送された時には、A工程では試験
品Xの試験中であるので(X2)、試験品YをA工程に
搬送することができず、試験品Yが倉庫に保管される
(Y5)。A工程での試験品Xの試験が終了し、試験品
XがA工程から倉庫に搬送されると(X3)、B工程か
らの搬送要求B2がA工程からの搬送要求A2よりも先
なので、試験品Xが倉庫からB工程に搬送された後に
(X4)、試験品Yが倉庫からA工程に搬送され(Y
6)、試験品Yの搬送が終了すると、試験品Yの試験が
A工程で行われ(Y7)、試験品Yの試験が終了する
と、試験品YがA工程から倉庫に搬送され(Y8)、試
験品Yが倉庫に保管される(Y9)。この場合、試験品
Yは、試験工程への投入から85分後に出庫可能とな
る。
【0031】この図3(a)の方法では、A工程への搬
送を優先して行うため、B工程への搬送待ちが発生し、
試験品YのB工程での終了時期が遅れるが、B工程での
負荷はA工程に比べて軽いため、試験品YのB工程での
終了時期は試験品XのA工程での終了時期よりも早い。
このため、試験品X、Yの次の工程への搬送時期は、A
工程での試験の終了時期で決まり、A工程への搬送が優
先して行われるため、試験品X、Yの次の工程への搬送
時期は早まり、試験品X、Yの出庫可能時期は早くな
る。
【0032】次に、図3(b)において、A工程及びB
工程から同時期に搬送要求A1’、B1’があり、試験
品の搬送を負荷の小さいB工程から先に行うものとす
る。この場合、倉庫に保管されている試験品YがB工程
に搬送され(Y1’)、試験品Yの搬送が終了すると、
試験品Yの試験がB工程で行われ(Y2’)、試験品Y
の試験が終了すると、B工程からの搬送要求B2’が行
われるとともに、試験品YがB工程から倉庫に搬送され
(Y3’)、試験品YがB工程から倉庫に搬送された時
には、A工程では試験品Xの試験中であるので(X
3’)、試験品YをA工程に搬送することができず、試
験品Yが倉庫に保管される(Y4’)。A工程での試験
品Xの試験が終了し、試験品XがA工程から倉庫に搬送
されると(X4’)、B工程からの搬送要求B2’がA
工程からの搬送要求A2’よりも先なので、試験品Xが
倉庫からB工程に搬送された後に(X5’)、試験品Y
が倉庫からA工程に搬送され(Y5’)、試験品Yの搬
送が終了すると、試験品Yの試験がA工程で行われ(X
6’)、試験品Yの試験が終了すると、試験品YがA工
程から倉庫に搬送される(X7’)。この場合、試験品
Yは、試験工程への投入から90分後に出庫可能とな
る。
【0033】一方、試験品Xは、試験品Yが倉庫からB
工程に搬送されている間は(Y1’)、搬送待ちとして
倉庫に保管されたままになり(X1’)、試験品Yの搬
送が終了すると、試験品Xが倉庫からA工程に搬送され
(X2’)、試験品Xの搬送が終了すると、試験品Xの
試験がA工程で行われ(X3’)、試験品Xの試験が終
了すると、A工程からの搬送要求A2’が行われるとと
もに、試験品XがA工程から倉庫に搬送され(X
4’)、試験品Xの倉庫への搬送が終了すると、試験品
Xが倉庫からB工程に搬送され(X5’)、試験品Xの
B工程への搬送が終了すると、試験品Xの試験がB工程
で行われ(Y6’)、試験品Xの試験が終了すると、試
験品XがB工程から倉庫に搬送され(Y7’)、試験品
Xが倉庫に保管される(Y8’)。この場合、試験品X
は、試験工程への投入から65分後に出庫可能となる。
【0034】この図3(b)の方法では、B工程への搬
送を優先して行うため、B工程への搬送待ちが発生せ
ず、試験品YのB工程での試験の終了時期が早まるが、
A工程への搬送待ちが発生するため、試験品XのA工程
での試験の終了時期は遅くなる。ここで、試験品YはA
工程での試験も行う必要があるため、試験品YのB工程
での試験がいくら早く終了しても、試験品XのA工程で
の試験が終了するまで試験品Yは次の工程に進むことが
できず、A工程での試験品Xの終了時期が遅くなると、
試験品YのA工程での終了時期も遅くなり、試験品X、
Yの出庫可能時期は図3(a)の方法に比べて遅くな
る。
【0035】図4は、本発明の一実施例に係わる試験工
程管理システムの構成を示すブロック図である。なお、
図4の例は、製造ラインの物流管理システムにおける搬
送制御装置に関するもので、製造されたプリント板の試
験ラインにおいて、各ステーションからの複数の搬送依
頼に対し、試験用プリント板の入出庫のための搬送指示
を出力するものである。
【0036】図4において、上位工程として製造工程、
本工程として試験工程、下位工程として組立工程が設け
られ、上位工程には、上位工程を管理し、本工程へ負荷
情報及び試験情報を送信する上位工程計算機21が設け
られ、下位工程には、下位工程を管理し、本工程へ負荷
情報を送信する下位工程計算機32が設けられている。
【0037】試験工程には、n個の工程が設けられ、各
工程に対応して試験ステーション26’〜28’及び作
業者端末26〜28が設けられている。また、製造工程
から送られた試験品を受け入れる入庫ステーション2
2、入庫ステーション22を管理する入庫端末24、試
験済みの試験品を組立工程に引き渡す試験済ステーショ
ン31、試験に必要な治具を保管する治具倉庫29、試
験品を保管する試験品倉庫30、各ステーション22、
26’〜28’、31と各倉庫29、30との間での治
具や試験品の搬送を行うスパイナルライン23、スパイ
ナルライン23を管理するスパイナルライン管理端末2
5が設けられている。
【0038】また、図5において、製造工程には、製造
工程を管理する製造工程管理サーバ41、試験工程に
は、試験工程を管理する試験工程管理サーバ42、組立
工程には、組立工程を管理する組立工程管理サーバ43
が設けられ、各工程における負荷状況が、製造工程管理
サーバ41、試験工程管理サーバ42及び組立工程管理
サーバ43から搬送制御装置44に送られる。また、搬
送制御装置44には、各ステーション22、26’〜2
8’、31及び各倉庫29、30からの搬送要求が送ら
れる。
【0039】スパイナルライン23には、搬送装置(マ
テリアルハンドラー)45が1台設置され、この搬送装
置45は、スパイナルライン23を移動し、各ステーシ
ョン22、26’〜28’、31と各倉庫29、30と
の間で治具や試験品などを搬送する。ここで、搬送装置
45が1回に搬送できるのは、1つの物品(治具または
試験品)のみである。なお、スパイナルライン23は、
円周上に設けるようにしてもよく、また、スター状に接
続してもよい。
【0040】搬送制御装置44は、各工程の負荷状況に
応じた重み値を求め、この重み値を用いて各ステーショ
ン22、26’〜28’、31または各倉庫29、30
からの搬送要求時刻を調節することにより、各ステーシ
ョン22、26’〜28’、31または各倉庫29、3
0への搬送順序を算出する。この搬送順序は、搬送順序
テーブル48に登録される。
【0041】ここで、重み値は、指定時間毎(含む定時
間毎)または事象毎に、工程の負荷状況に応じてリアル
タイムに計算することができる。また、工程を複数の工
程に分割し、さらに、その1つの工程を複数の詳細な工
程に分割し、重み値を各工程ごとに求めることもでき
る。ここで、工程の負荷状況に対応した重み値の算出式
を重み値テーブル47に登録しておくことができる。
【0042】また、各工程の負荷状況を端末の画面に表
示し、各工程の重み値を端末の画面から作業者がアナロ
グ値で与えることもできる。さらに、各工程の負荷状況
及び搬送モードに対応して算出された搬送順序で実際に
装置を動作させ、その時の搬送状況を評価する。そし
て、評価の高い搬送順序の算出に用いた重み値を、各工
程の負荷状況及び搬送モードに対応させてパターンテー
ブル46に登録しておく。そして、現在の工程の負荷状
況を把握し、搬送モードを考慮して、最も類似したテー
ブルパターン46を選択することにより、現在の搬送順
序の算出に用いる重み値を求めることもできる。
【0043】搬送制御装置44が算出した搬送順序は、
搬送装置45に伝えられ、搬送装置45は、この搬送順
序に従って、各ステーション22、26’〜28’、3
1または各倉庫29、30に治具や試験品などを搬送す
る。
【0044】各ステーション26’〜28’に試験品が
搬送されてくると、作業者端末26〜28に発行されて
いる作業指示書に従って、作業者は試験品の試験を行う
ことができる。試験が終了すると、作業者端末26〜2
8から試験結果を入力することにより、試験の進行状況
を管理することができる。また、試験品にはバーコード
が付され、このバーコードを読み取ることにより、試験
品や試験の進行状況などを識別することができる。
【0045】図6は、本発明の一実施例に係わる試験品
の処理の流れを示すブロック図である。図4〜図6にお
いて、製造工程の終了した試験品は入庫ステーション2
2に送られ、入庫端末24からの指示に基づき、試験品
倉庫30に搬送され、試験品倉庫30に保管される。
(P1)。次に、ステーション26’〜28’からの搬
送要求に応じて、試験品が試験品倉庫30から各ステー
ション26’〜28’に搬送されるとともに(P2)、
その工程iの試験に必要な治具が治具倉庫29からステ
ーション26’〜28’に搬送される(P3)。次に、
各ステーション26’〜28’における工程iの試験が
行われた後(P4)、工程iの試験済みの試験品をステ
ーション26’〜28’から試験品倉庫30に搬送する
とともに(P5)、その工程iの試験に必要な治具をス
テーション26’〜28’から治具倉庫29に搬送する
(P6)。1つの試験品について、試験品倉庫30から
ステーション26’〜28’への出庫及びステーション
26’〜28’から試験品倉庫30への再入庫をn工程
分繰り返し、n工程分の試験が終了すると、その試験品
を試験品倉庫30から試験済ステーション31に搬送す
る。試験品が試験済ステーション31に送られると、そ
こから組立工程に送られる。
【0046】ここで、搬送制御装置44は、製造工程管
理サーバ41、試験工程管理サーバ42及び組立工程管
理サーバ43から上位工程(製造工程)、本工程(試験
工程)、下位工程(組立工程)の各負荷状況を受け取
り、重み値を計算する(q1)。そして、各試験ステー
ション26’〜28’または各倉庫29、30が、試験
品または治具の搬送要求を搬送制御装置44に送出する
と、搬送制御装置44は、搬送要求時刻及び重み値に基
づいて、搬送順序の算出を行い(q2)、搬送順序を搬
送装置45に伝える。搬送装置45は、この搬送順序に
従って、(P1)〜(P7)のいずれかの搬送を行う。
【0047】図7は、本発明の一実施例に係わる搬送制
御の処理手順を示すフローチャートである。図7におい
て、各試験ステーション26’〜28’または各倉庫2
9、30からの搬送要求が出されると(ステップS
1)、搬送要求条件テーブルにこれらの搬送要求が登録
される(ステップS2)。
【0048】図8は、本発明の一実施例に係わる搬送要
求条件テーブルの構成を示す図である。図8において、
搬送要求条件テーブルには、各ステーション22、2
6’〜28’、31または各倉庫29、30からの搬送
依頼時刻、工程名、搬送モード及び待時間が記録され
る。なお、搬送モードとしては、自動入庫、試験品の再
入庫、試験品の出庫、治具入庫、治具出庫、試験済出庫
などがある。
【0049】次に、搬送依頼時刻及び図10の方法で求
めた重み値に基づいて、搬送要求に対する搬送順序値を
算出する(ステップS3)。ここで、この搬送順序値の
計算は、以下の式を用いて行うことができる。
【0050】 搬送順序値=依頼時刻−(T1×工程重み値+T2×搬送重み値) ・・・(1) ここで、T1は工程に関する調整時刻、T2は搬送モー
ドに関する調整時刻である。なお、調整時刻T1、T2
は、重み値を時間に換算するためのもので、図9に示す
ように、調整時刻T1はtck、調整時刻T2はtchにマ
ニュアルで設定することができる。
【0051】搬送順序値が求まると、各ステーション2
2、26’〜28’、31または各倉庫29、30から
の搬送要求を搬送順序値に従って並べ替え(ステップS
4)、各ステーション22、26’〜28’、31また
は各倉庫29、30に対する搬送順序値を搬送要求条件
テーブルに記録する。ここで、図9に示すように、搬送
要求の限界待ち時間TL を設定しておき、限界待ち時間
L が経過している搬送要求がある場合(ステップS
5)、その搬送要求の優先順位を上げるようにする(ス
テップS6)。
【0052】搬送要求の並べ替えが終了すると、搬送順
序に従って搬送装置45を制御するとともに(ステップ
S7)、ステップS1に戻って搬送順序値の更新を繰り
返す。
【0053】このように、重み値を時間に換算し、負荷
の大きい工程からの搬送依頼時刻を繰り上げることによ
り、搬送順序値をFIFO方式と同様の簡易なロジック
で求めることが可能となる。
【0054】また、搬送順序値の更新をリアルタイムで
繰り返すことにより、各工程の現在の負荷状況を反映し
た搬送順序に従って搬送を行うことが可能となり、搬送
効率を向上させることが可能となる。
【0055】図10は、本発明の一実施例に係わる重み
値の設定方法を示すフローチャートである。図10にお
いて、パターンテーブル46による重み値の算出が選択
された場合(ステップS11)、現在の工程の負荷状況
及び搬送モードをキー情報として、その負荷状況及び搬
送モードに最もよく一致するパターンテーブル46を選
択し、選択されたパターンテーブル46から工程重み値
及び搬送重み値を読み取る(ステップS12)。
【0056】一方、工程負荷のマニュアル設定が選択さ
れた場合(ステップS13)、作業者が端末の画面から
マニュアルで設定した工程重み値及び搬送重み値を取得
する(ステップS14、S16)。
【0057】一方、重み値の設定がパターンテーブル4
6及びマニュアルのいずれでもない場合、所定時間毎ま
たは事象毎に、工程の負荷状況に応じてリアルタイムに
工程重み値を計算する(ステップS15)。また、作業
者が端末の画面からマニュアルで設定した搬送重み値を
取得する(ステップS16)。
【0058】以下、工程重み値を計算で求め、計算で求
めた工程重み値を用いて搬送順序値を計算で求める方法
について説明する。図11は、本発明の一実施例に係わ
る重み値の計算手順を示すフローチャートである。
【0059】図11において、指定時間ごと、一定時間
ごと、または事象ごとに重み値の計算を行い(ステップ
S21)、上流工程(製造工程)、本工程(試験工程)
及び下流工程(組立工程)の負荷状況により、工程間重
み値を求め(ステップS22)、本工程(試験工程)を
分割した各工程内の負荷状況により、工程内重み値を求
め、工程間でも通用する重み値に調節する(ステップS
23)。
【0060】図12は、本発明の一実施例に係わる搬送
モードでの重み値の設定例を示す図である。なお、この
実施例では、搬送モードでの重み値は端末などからマニ
ュアルで設定する。
【0061】図12において、自動入庫の場合の重み値
がWsai 、試験品の再入庫の場合の重み値がWsri 、試
験品の出庫の場合の重み値がWso、治具入庫の場合の重
み値がWti、治具出庫の場合の重み値がWto、試験済出
庫の場合の重み値がWsSO に設定される。
【0062】図13は、本発明の一実施例に係わる工程
負荷に対応した重み値の算出式を示す図である。図13
の方法では、上流工程、試験工程及び下流工程の生産計
画値、生産実績値、単位時間当たりの処理時間、稼動時
間、経過時間より負荷率を求め、この負荷率を重み値と
する。
【0063】図13において、上流工程の生産計画値が
jp、生産実績値がXjj、単位処理時間がTj 、稼働時
間がTjp、経過時間がTjjとすると、上流工程の重み値
jは、 Wj =(Xjp−Xjj)*tj /(Tjp−Tjj) ・・・(2) とすることができる。
【0064】また、試験工程の生産計画値がXsp、生産
実績値がXsj、単位処理時間がTs、稼働時間がTsp
経過時間がTsjとすると、試験工程の重み値Ws は、 Ws =(Xsp−Xsj)*ts /(Tsp−Tsj) ・・・(3) とすることができる。
【0065】また、下流工程の生産計画値がXkp、生産
実績値がXkj、単位処理時間がTk、稼働時間がTkp
経過時間がTkjとすると、上流工程の重み値Wk は、 Wk =(Xkp−Xkj)*tk /(Tkp−Tkj) ・・・(4) とすることができる。
【0066】図14は、本発明の一実施例に係わる試験
工程負荷に対応した重み値の算出式を示す図である。図
14の方法では、試験工程内のn個の工程の生産計画
値、生産実績値、単位時間当たりの処理時間、稼動時
間、経過時間より負荷率を求め、この負荷率を重み値と
する。ここで、n個の工程の負荷率の平均値W
s-AVR が、試験工程の負荷率Ws に一致するように、各
工程iの負荷率を調節する。
【0067】図14において、試験工程はn工程に分割
され、試験工程iの生産計画値がY ip、生産実績値がY
i 、単位処理時間がtj 、稼働時間がTip、経過時間が
ijとすると、試験工程iの重み値は、 {(Yip−Yij)*ti /(Tip−Tij)}*Ws /Ws-AVR ・・・(5) とすることができる。
【0068】ここで、Ws-AVR は、
【0069】
【数1】
【0070】で与えられる。搬送重み値が図12のよう
に設定され、工程重み値が図13及び図14の方法で求
まると、これらの値を(1)式に代入する。この結果、
搬送順序値は以下の式で与えられる。
【0071】・上流工程からの自動入庫の場合、 hhmmss・i−(tck*Wj +tch*Wsai ) ・・・(6) ・下流工程への試験済出庫の場合、 hhmmss・i−(tck*Wk +tch*Wso) ・・・(7) ・試験i工程への再入庫の場合、 hhmmss・i−(tck*Ws *{(Yip−Yij)*ti/(Tip−Tij) }/Ws-AVR+tch*Wsri ) ・・・(8) (2)〜(5)式を用いて各工程の重み値を算出するこ
とにより、処理に時間のかかる工程や在庫量の多い工程
や経過時間の大きい工程の重み値を大きくすることが可
能となり、重み値が大きくなると、(6)〜(8)式に
より、搬送順序値は小さくなることから、重み値の大き
い工程の優先順位を上げることが可能となる。この結
果、処理に時間のかかる工程や在庫量の多い工程や経過
時間の大きい工程での処理を優先して行うことが可能と
なる。
【0072】また、(2)〜(5)式を用いて各工程の
重み値を算出することにより、稼働時間の多い工程の重
み値を小さくすることが可能となり、重み値が小さくな
ると、(6)〜(8)式により、搬送順序値は大きくな
ることから、重み値の小さい工程の優先順位を上げるこ
とが可能となる。この結果、稼働時間の大きい工程の処
理を後回しにすることが可能となり、作業時間の長い作
業者を休ませることが可能となる。
【0073】このように、各ステーションより、搬送要
求があった場合、工程間の負荷状況、工程内の負荷状
況、入出庫種別、運搬物種別の各要素を加味して、指定
時間毎(含む定時間毎)にダイナミックに重み付け値を
計算及び変更して状況に応じた順序付けをすることによ
り、効率的な搬送が可能となる。
【0074】次に、工程重み値及び搬送重み値を画面入
力で設定する方法について説明する。この方法は、各工
程の負荷状況を画面表示し、作業者がこの負荷状況を見
ながら重み値を画面操作で入力できるようにするもので
ある。
【0075】図15は、本発明の一実施例に係わる各工
程における負荷状況の表示例を示す図である。図15に
おいて、重み付け値を設定するためのサポート画面上に
は、全体工程負荷状況、試験詳細工程負荷状況、全体工
程稼働状況、試験詳細工程稼働状況、倉庫の保管状況、
倉庫の専有状況及び搬送要求の待ち状態が表示される。
【0076】全体工程負荷状況として、上位工程(製造
工程)、試験工程及び下位工程(組立工程)の負荷状況
が表示され、試験詳細工程負荷状況として、工程1〜n
の負荷状況が表示され、全体工程稼働状況として、上位
工程(製造工程)、試験工程及び下位工程(組立工程)
の稼働状況が表示され、試験詳細工程稼働状況として、
工程1〜nの稼働状況が表示される。なお、図15の例
では、負荷状況及び稼働状況として、試験品の計画値と
実績値の個数が表示されている。
【0077】倉庫の保管状況として、倉庫に保管されて
いる試験品の個数が工程ごとに表示され、倉庫の専有状
況として、各工程での仕掛状況が百分率で表示され、搬
送要求の待ち状態として、搬送依頼時刻からの待ち時間
が各工程ごとに表示される。図16は、本発明の一実施
例に係わる各工程ごとの重み値の設定画面の一例を示す
図である。
【0078】図16において、工程重み値を設定する画
面が各工程ごとに表示されるとともに、搬送重み値を設
定する画面が搬送モードごとに表示される。そして、画
面上に表示されているレバー61〜70を左右に移動さ
せることにより、各重み値を自由に変えることができ
る。
【0079】例えば、図15の倉庫の専有状況を参照
し、倉庫に空きがない場合は、レバー61を下げて、上
位工程からの入庫の重み値を下げる。この結果、(1)
式の工程重み値が下がり、搬送順序値が増加するため、
上位工程からの入庫の優先順位が下がり、上位工程から
倉庫へ入庫される試験品の個数を減らすことが可能とな
る。
【0080】また、図15の倉庫の専有状況を参照し、
試験済みの割合が多い場合は、レバー64を上げて、下
位工程への出庫の重み値を上げる。この結果、(1)式
の工程重み値が上がり、搬送順序値が減少するため、下
位工程への出庫の優先順位が上がり、倉庫に保管されて
いる試験済みの試験品を下位工程へ優先して送ることが
可能となる。
【0081】また、治具がないと試験ができないので、
試験開始時には、治具出庫のレバー69を上げ、治具出
庫の重み値を増やす。このことにより、治具出庫の優先
順位が上がり、試験品よりも治具を先に試験ステーショ
ン26’〜28’に搬入することが可能となる。
【0082】また、レバー66よりもレバー67を上げ
た状態に設定するとともに、レバー68よりもレバー6
9を上げた状態に設定し、各工程において入庫よりも出
庫が優先して行われるようにする。このことにより、試
験済みの製品が各工程で保有される時間を減らすことが
可能となり、試験済みの製品を早く搬出することが可能
となる。
【0083】また、調整時刻T1、調整時刻T2及び限
界待ち時間の入力画面が表示され、いずれかの項目をク
リックして数値を入力することにより、これらの値を設
定することが可能となる。
【0084】さらに、設定モードの選択画面が表示さ
れ、自動、パターン選択または手動のいずれかの項目を
クリックすることにより、設定モードを選択することが
できる。ここで、手動モードが選択されると、重み値を
マニュアルで設定することが可能となる。
【0085】このように、端末の画面操作で重み値を設
定可能とすることにより、順序付けを内部ロジックで行
うのに較べ、メンテナンスを容易にすることが可能とな
ると共に、微調整が可能となる。
【0086】次に、工程重み値及び搬送重み値を過去の
経験値から求める方法について説明する。この方法で
は、過去に使用された重み値をその時の負荷状況及び搬
送モードに対応してパターンテーブルに登録しておき、
現在の負荷状況及び搬送モードに最も適合する重み値を
そのパターンテーブルから選択することにより、重み値
を求めるものである。
【0087】図17は、本発明の一実施例に係わるパタ
ーンテーブルの一例を示す図である。図17(a)にお
いて、上流工程(製造工程)、試験工程及び下流工程
(組立工程)の各工程負荷に対応して、パターンテーブ
ル1〜Xに重み値が登録され、その重み値を用いて決定
された搬送順序で搬送を行った場合の評価が記入されて
いる。ここで、工程負荷を、例えば、3〜5段階で表す
ことができ、負荷が非常に重い場合を1、負荷が重い場
合を2、負荷が普通の場合を3、負荷が軽い場合を4、
負荷が非常に軽い場合を5とし、これらの工程負荷に対
応する重み値をパターンテーブル1〜Xに登録すること
ができる。なお、工程負荷を3段階で表し、この工程負
荷を上流工程、試験工程及び下流工程の3つの工程に分
割してパターンテーブル1〜Xに登録した場合、パター
ンテーブルの個数Xは、33=27となる。
【0088】次に、図17(b)において、試験工程1
〜nの各工程負荷及び搬送モードに対応して、パターン
テーブル1〜Yに工程重み値及び搬送重み値が登録さ
れ、それらの重み値を用いて決定された搬送順序で搬送
を行った場合の評価が記入されている。ここで、工程負
荷を、例えば、s段階で表すことができ、これらの工程
負荷に対応する重み値をパターンテーブル1〜Yに登録
することができる。なお、搬送モードがh個あり、工程
負荷をs段階で表し、この工程負荷をn個の試験工程に
分割してパターンテーブル1〜Yに登録した場合、パタ
ーンテーブルの個数Yは、sn*hとなる。
【0089】パターンテーブル1〜X及びパターンテー
ブル1〜Yを用いて、現在の負荷状況及び搬送モードに
対応する重み値を求める場合、現在の負荷状況及び搬送
モードに最も近い工程負荷及び搬送モードが登録されて
いるパターンテーブルを選択する。そして、選択された
パターンテーブルに登録されている重み値を、現在の負
荷状況及び搬送モードに対応する重み値とする。
【0090】図18は、本発明の一実施例に係わる搬送
制御をソフトウェアを用いて実現する場合の構成例を示
す図である。図18おいて、81は全体的な処理を行う
中央演算処理ユニット(CPU)、82はリードオンリ
メモリ(ROM)、83はランダムアクセスメモリ(R
AM)、84は通信インターフェイス、85は通信ネッ
トワーク、86は入出力インターフェイス、87は負荷
状況や重み値の設定画面などを表示するディスプレイ、
88は試験結果などを印刷するプリンタ、89はスキャ
ナ90により読み取られたバーコードデータなどを一時
的に格納するメモリ、90はバーコードデータなどを読
み取るスキャナ、91はキーボード、92はマウスなど
のポインティングデバイス、93は記憶媒体を駆動する
ドライバ、94はハードディスク、95はICメモリカ
ード、96は磁気テープ、97はフロッピーディスク、
98はCD−ROMやDVD−ROMなどの光ディス
ク、99はバスである。
【0091】搬送制御を行うプログラムやパターンテー
ブルなどは、ハードディスク94、ICメモリカード9
5、磁気テープ96、フロッピーディスク97、光ディ
スク98などの記憶媒体に格納される。そして、搬送制
御を行うプログラムを、これらの記憶媒体からRAM8
3に読み出すことにより、搬送制御を行うことができ
る。また、搬送制御を行うプログラムをROM82に格
納しておくこともできる。
【0092】さらに、搬送制御を行うプログラムを、通
信インターフェイス84を介して通信ネットワーク85
から取り出すこともできる。通信インターフェイス84
に接続される通信ネットワーク85として、例えば、L
AN(Local AreaNetwork)、WAN
(Wide Area Network)、インターネ
ット、アナログ電話網、デジタル電話網(ISDN:I
ntegral Service Digital N
etwork)、PHS(パーソナルハンディシステ
ム)や衛星通信などの無線通信網を用いることができ
る。
【0093】CPU81は、搬送制御を行うプログラム
が起動されると、各工程の負荷状況及び搬送モードに対
応した重み値を取得し、この重み値を用いて搬送順序を
算出する。そして、この搬送順序を搬送装置に伝える。
搬送装置は、この搬送順序に従って、試験品や治具など
を搬送する。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
負荷の重い工程の処理を負荷の軽い工程の処理に対して
優先して行うことにより、負荷の重い工程での処理の滞
りを低減することが可能となり、負荷の重い工程での処
理の遅れの影響が負荷の軽い工程に及ぶことを低減させ
ることが可能となることから、複数の工程での処理が必
要な製品の出庫時期を早めることが可能となる。
【0095】また、本発明の一態様によれば、処理順序
をリアルタイムで更新することにより、負荷状況が変動
する場合においても、その負荷状況に応じた最適な処理
順序で処理を行うことが可能となる。
【0096】また、本発明の一態様によれば、重み値を
時間に換算し、重み値の大きな工程からの搬送依頼時刻
を繰り上げることにより、FIFO方式と同様なロジッ
クを用いて、各工程に加わる負荷状況を考慮した搬送順
序を決定することが可能となり、複雑なロジックを用い
ることなく、処理対象品の搬送効率を向上させることが
可能となる。
【0097】また、本発明の一態様によれば、処理要求
からの経過時間の長い処理を優先して行うことにより、
古い製品がいつまでも処理待ちの状態でとどまっている
ことを防止することが可能となり、製品の陳腐化及び劣
化を防止することが可能となる。
【0098】また、本発明の一態様によれば、各工程に
加わる負荷状況を表示し、重み値を画面入力できるよう
にすることにより、工程に加わる負荷状況を参照しなが
ら重み値をマニュアルで設定することが可能となり、様
々の状況に対応した重み値を自由に設定することが可能
となる。
【0099】また、本発明の一態様によれば、負荷状況
に対応した最適な重み値を登録しておくことにより、類
似した処理が繰り返される場合の処理対象品の搬送効率
を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる処理順序制御装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例に係わる処理順序制御方法
を説明する図である。
【図3】本発明の第2実施例に係わる処理順序制御方法
を説明する図である。
【図4】本発明の一実施例に係わる試験工程管理システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施例に係わる搬送制御装置の動作
を説明するブロック図である。
【図6】本発明の一実施例に係わる試験品の処理の流れ
を示すブロック図である。
【図7】本発明の一実施例に係わる搬送制御の処理手順
を示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例に係わる搬送要求条件テーブ
ルの構成を示す図である。
【図9】本発明の一実施例に係わる調整時刻及び限界待
時間の設定例を示す図である。
【図10】本発明の一実施例に係わる重み値の設定方法
を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施例に係わる重み値の計算手順
を示すフローチャートである。
【図12】本発明の一実施例に係わる搬送モードでの重
み値の設定例を示す図である。
【図13】本発明の一実施例に係わる工程負荷に対応し
た重み値の算出式を示す図である。
【図14】本発明の一実施例に係わる試験工程負荷に対
応した重み値の算出式を示す図である。
【図15】本発明の一実施例に係わる各工程における負
荷状況の表示例を示す図である。
【図16】本発明の一実施例に係わる各工程ごとの重み
値の設定画面の一例を示す図である。
【図17】本発明の一実施例に係わるパターンテーブル
の一例を示す図である。
【図18】本発明の一実施例に係わる搬送制御をソフト
ウェアを用いて実現する場合の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 負荷算出手段 2 処理順序制御手段 21 上位工程計算機 22 入庫ステーション 23 スパイナルライン 24 入庫端末 25 スパイナルライン管理端末 26〜28 作業者端末 26’〜28’ 試験ステーション 29 治具倉庫 30 試験品倉庫 31 試験済ステーション 32 下位工程計算機 41 製造工程サーバ 42 試験工程サーバ 43 組立工程サーバ 44 搬送制御装置 45 搬送装置 46 重付パターンテーブル 47 重付テーブル 48 搬送順序テーブル 81 CPU 82 ROM 83 RAM 84 通信インターフェイス 85 通信ネットワーク 86 入出力インターフェイス 87 ディスプレイ 88 プリンタ 89 メモリ 90 スキャナ 91 キーボード 92 ポインティングデバイス 93 ドライバ 94 ハードディスク 95 ICメモリカード 96 磁気テープ 97 フロッピーディスク 98 光ディスク 99 バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 仁 東京都日野市富士町1番地 株式会社エ フ・エフ・シー内 (72)発明者 堀内 馨 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5F031 PA04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工程に加わる負荷を算出する負荷算出手
    段と、 負荷の大きい工程の処理を負荷の小さい工程の処理に対
    して優先して行わせる処理順序制御手段とを備えること
    を特徴とする処理順序制御装置。
  2. 【請求項2】 前記負荷は、各工程における処理の滞留
    状況、各工程の処理能力、各工程の稼働時間、または各
    工程の処理要求からの経過時間の少なくともいずれか1
    つに基づいて算出することを特徴とする処理順序制御装
    置。
  3. 【請求項3】 工程の負荷状況を検出する負荷状況検出
    手段と、 前記工程での搬送種別を検出する搬送種別検出手段と、 前記負荷状況に対応した工程重み値を取得する工程重み
    値取得手段と、 前記搬送種別に対応した搬送重み値を取得する搬送重み
    値取得手段と、 前記工程重み値及び前記搬送重み値に基づいて、各工程
    からの搬送依頼時刻を調整する搬送依頼時刻調整手段
    と、 前記調整結果に基づいて、前記工程に対する搬送順序を
    決定する搬送順序決定手段とを備えることを特徴とする
    搬送順序制御装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送順序決定手段は、各工程の負荷
    状況の変動に応じて各工程に対する搬送順序をリアルタ
    イムで更新することを特徴とする請求項3に記載の搬送
    順序制御装置。
  5. 【請求項5】 前記工程は、上流工程、本工程及び下流
    工程を備え、前記本工程は、複数の処理工程を備えるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の搬送順序制御装置。
  6. 【請求項6】 前記工程重み値は、各工程における生産
    値、単位処理時間、稼動時間及び経過時間に基づいて算
    出することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に
    記載の搬送順序制御装置。
  7. 【請求項7】 各工程の過去の負荷状況及び搬送種別に
    対応した工程重み値及び搬送重み値を登録する重み値登
    録手段を備え、 前記工程重み値取得手段及び前記搬送重み値取得手段
    は、現在の負荷状況及び搬送種別に最も適合する重み値
    を前記重み値登録手段から検索することを特徴とする請
    求項3〜6のいずれか1項に記載の搬送順序制御装置。
  8. 【請求項8】 各工程の負荷状況を表示する負荷状況表
    示手段と、 前記工程重み値及び前記搬送重み値を入力する画面を表
    示する入力画面表示手段と、 前記工程重み値及び前記搬送重み値を前記画面上で設定
    する設定手段とを備えることを特徴とする請求項3〜7
    のいずれか1項に記載の搬送順序制御装置。
  9. 【請求項9】 工程での処理の滞留状況を検出するステ
    ップと、 滞留の大きい工程の処理を滞留の小さい工程の処理に対
    して優先して行わせるステップとを備えることを特徴と
    する処理順序制御方法。
  10. 【請求項10】 工程の処理能力を検出するステップ
    と、 処理能力の低い工程の処理を処理能力の高い工程の処理
    に対して優先して行わせるステップとを備えることを特
    徴とする処理順序制御方法。
  11. 【請求項11】 工程で処理する未処理品の在庫状況を
    検出するステップと、 前記未処理品の在庫量に基づいて、前記工程に対する未
    処理品の搬送順序を制御するステップとを備えることを
    特徴とする搬送順序制御方法。
  12. 【請求項12】 工程に加わる負荷を算出する機能と、 負荷の大きい工程の処理を負荷の小さい工程の処理に対
    して優先して行わせる機能とをコンピュータで実行する
    プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
  13. 【請求項13】 複数の箇所で作業を行うために、共通
    の搬送路を用いて複数種類の搬送物の搬送の順序を制御
    する搬送順序制御装置において、 搬送物の種類および搬送方向に応じて、搬送の重み値を
    登録する重み値登録手段と、 前記重み値登録手段で登録した搬送の重み値に基づい
    て、搬送物の搬送順序を決定する搬送順序決定手段と、
    を備えたことを特徴とする搬送順序制御装置。
  14. 【請求項14】 複数の箇所で作業を行うために、共通
    の搬送路を用いて複数種類の搬送物の搬送の順序を制御
    するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な
    記憶媒体であって、 搬送物の種類および搬送方向に応じて、搬送の重み値を
    登録する機能と、 前記重み値登録手段で登録した搬送の重み値に基づい
    て、搬送物の搬送順序を決定する機能とをコンピュータ
    で実行するプログラムを格納したことを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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