JP2000269296A - クリーンルーム用搬送台車のレール - Google Patents

クリーンルーム用搬送台車のレール

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JP2000269296A
JP2000269296A JP6825999A JP6825999A JP2000269296A JP 2000269296 A JP2000269296 A JP 2000269296A JP 6825999 A JP6825999 A JP 6825999A JP 6825999 A JP6825999 A JP 6825999A JP 2000269296 A JP2000269296 A JP 2000269296A
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JP
Japan
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rail
bracket
cover
dovetail groove
fan unit
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Pending
Application number
JP6825999A
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English (en)
Inventor
Takanori Izumi
孝憲 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 レール本体2の両側部に蟻溝10,10を設
け、ここに間隔を置いてブラケット20を嵌着して、ブ
ラケット20に上下のカバー36,38を取り付ける。
ブラケット間の隙間を、レール2からフィルターファン
ユニット40への空気通路とする。 【効果】 レール2に孔あけ加工をせずに、フィルター
ファンユニット40への空気通路を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明はクリーンルーム用の搬送
台車のレールに関し、特にレール内の空気をレールの両
側部を介してフィルターファンユニットへ導くことに関
する。
【0002】
【従来の技術】クリーンルーム内での仕掛品等の搬送で
は、モータ等からの発塵の少ないリニア搬送台車等が用
いられている。そして走行レールはクリーンルームの天
井付近等に設置され、レール内にフィルターファンユニ
ットを設けると共に、レールを流線形のカバーで覆っ
て、クリーンルーム内の気流の乱れを防止している。
【0003】レールは押し出し製のアルミニウムレール
等が用いられ、フィルターファンユニットはレールの下
部に設けられ、レールの底部に孔あけ加工を施して、レ
ール内からフィルターファンユニットへの空気通路とし
ている。しかしながら、押し出し製のレールの底部に孔
を設けるには、押し出し後に別途に孔あけ加工を施すこ
とが必要である。
【0004】
【発明の課題】この発明の課題は、レール本体に孔あけ
加工を施さずに、レール本体からフィルターファンユニ
ットへの空気通路を確保することにある(請求項1〜
3)。請求項2の発明での追加の課題は、レール本体へ
のカバーの取り付けを可能にしながら、容易に空気通路
を得ることにある。請求項3の発明での追加の課題は、
ブラケットや中間カバーの取り付けを容易にすることに
ある。
【0005】
【発明の構成】この発明は、レール本体の、底部にフィ
ルターファンユニットを設け、側部でレールカバーを支
持したレールにおいて、前記レール本体の両側部と前記
レールカバーとの間に、フィルターファンユニットへの
空気通路を設けたことを特徴とする、クリーンルーム用
搬送台車のレールにある。好ましくは、前記レール本体
の両側部に、レール本体の長手方向に沿って間隔を置い
てブラケットを取り付け、該ブラケットで上部レールカ
バーと下部レールカバーとを支持し、かつブラケットと
ブラケットとの隙間を、前記空気通路とする。さらに好
ましくは、前記レール本体の両側部に蟻溝を設けると共
に、前記ブラケットを、その高さを幅よりも大きくし
て、ブラケットを蟻溝内で回動させて蟻溝に嵌着し、か
つ前記ブラケットの複数個と嵌合した側面カバーを設け
て、この側面カバーで前記蟻溝を覆う。
【0006】
【発明の作用と効果】請求項1の発明では、レール本体
の両側部とレールカバーとの間に、レール内の汚染した
空気をフィルターファンユニットへ導く空気通路が得ら
れるので、レールの底部に孔あけ加工を施す必要が無
い。
【0007】請求項2の発明では、ブラケットを用いて
上部カバーや下部カバーを支持でき、かつブラケットと
ブラケットとの隙間に前記の空気通路を得ることができ
る。
【0008】請求項3の発明では、ブラケットをレール
本体の側部の蟻溝に差し込んで回動することにより、蟻
溝にブラケットを嵌合できる。ブラケットは逆に回動す
ると嵌合が外れるが、複数個のブラケットを側面カバー
に嵌合するので、逆回動は防止され、蟻溝に固定され
る。そしてレール本体の蟻溝を、側面カバーで覆い、蟻
溝と側面カバーとの間に、空気通路を形成する。
【0009】
【実施例】図1〜図5に実施例を示す。図1において、
2はレール本体で、例えばアルミニウム等の軽合金製で
押し出しにより製造され、長手方向(走行方向)に沿っ
た形状は一定である。4はレール本体2に設けた垂直案
内部、6は水平案内部で、8はLDMモータ(リニア直
流モータ)等のリニアモータのコイルモジュール取り付
け部である。10,10はレール本体2の両側部に設け
た蟻溝で、図1,図2に示すように、突起12,14が
溝10の中央側へ突き出している。
【0010】20は樹脂製や金属製等のブラケットで、
蟻溝10側への突起22,24で、蟻溝10の突起1
2,14に嵌合している。突起22,24は弾性突起と
して、突起12,14との嵌合を強めるのが好ましい。
ブラケット20の外側(蟻溝10と反対側)には、図
2,図3に示すように、例えば4つの弾性突起26,2
7,28,29が設けてある。
【0011】30は樹脂製や金属製の中間カバーで、図
1〜図4に示すように、ブラケット20の突起26〜2
9と当接する突起31〜34を設けてある。そしてブラ
ケット20の突起26〜29と側面カバー30の突起3
1〜34が弾性的に接することにより、ブラケット20
は側面カバー30に嵌合される。
【0012】図4に示すように、側面カバー30はレー
ル本体2の走行方向に延びる長尺状ないしは長方形の部
材で、複数個のブラケット20と嵌合している。また図
3の鎖線に示すように、ブラケット20は最終の取り付
け位置から回動した状態で蟻溝10に挿入され、ここか
らブラケット20を回動すると、突起22,24が蟻溝
の突起12,14に嵌合する。
【0013】図1に戻り、36はレールの上部カバー、
38は下部カバーで、図1に示すようにブラケット20
で支持されている。なおブラケット20以外にも補助的
なブラケット等を設けて、カバー36,38をブラケッ
ト20と他の補助的なブラケットの双方で支持しても良
い。また上下のカバー36,38は、ビスなどでレール
本体2への取り付けを補強しても良い。40はフィルタ
ーファンユニットで、42はファン、44はフィルター
である。
【0014】図5に、搬送台車がレールに沿って走行し
ている状態を示すと、搬送台車の走行部は開口45を介
して、レールの上部カバー36,36内に収容され、搬
送台車の走行車輪50は垂直案内部4上を走行し、水平
案内車輪52は水平案内部6により案内される。LDM
モータ54はレール本体2側に設けられ、そのコイルモ
ジュール56が、搬送台車側の可動子58,58に挟ま
れるように突き出している。60は開口45上の搬送台
車本体で、ここに物品を搭載して搬送する。
【0015】リニアモータは発塵のないモータである
が、走行車輪50や水平案内車輪52からは発塵があ
る。この部分の空気は図1に示すように、垂直案内部4
や水平案内部6の付近から、突起12,14と側面カバ
ー30との間を流れて、ファン42で吸引されて濾過さ
れ、レールの底面等から排気される。ここでブラケット
20は図3,図4に示すように、間隔を置いて配置して
あるので、ブラケット20,20間に十分な隙間が得ら
れ、ここをレール本体2の内部からフィルターファンユ
ニット40への空気通路とできる。このためレール本体
2に孔あけ加工を施す必要が無く、実質的に押し出しの
みでレール本体2を製造できる。
【0016】上下のカバー36,38はブラケット20
で支持され、ブラケット20は図3に示すように、斜め
に回動した状態で蟻溝10に挿入し、上下方向に長手方
向が現れるように回動すると、突起22,24が蟻溝1
0の突起12,14に嵌合する。ここでブラケット20
が逆向きに回動すると嵌合が外れるが、複数個のブラケ
ット20を側面カバー30に嵌着すると、ブラケット2
0は回動不能になる。これらの結果、ビス止め等を用い
ずに、ブラケット20の挿入と回動、側面カバー30の
ブラケット20への嵌着で、ブラケット20と側面カバ
ー30とを取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のクリーンルーム用搬送台車のレール
の要部断面図
【図2】 実施例での中間ブラケットのレールへの取り
付けを示す要部断面図
【図3】 実施例での中間ブラケットの取り付けを示す
要部側面図
【図4】 実施例での中間カバーを示す図
【図5】 実施例でのレールと搬送台車との関係を示す
断面図
【符号の説明】
2 レール本体 4 垂直案内部 6 水平案内部 8 コイルモジュール取り付け部 10 蟻溝 12,14 突起 20 ブラケット 22,24 突起 26〜29 突起 30 中間カバー 31〜34 突起 36 上部カバー 38 下部カバー 40 フィルターファンユニット 42 ファン 44 フィルター 45 開口 50 走行車輪 52 水平案内車輪 54 LDMモータ 56 コイルモジュール 58 可動子 60 搬送台車本体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 49/00 B65G 49/00 A F24F 7/06 F24F 7/06 C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール本体の、底部にフィルターファン
    ユニットを設け、側部でレールカバーを支持したレール
    において、 前記レール本体の両側部と前記レールカバーとの間に、
    フィルターファンユニットへの空気通路を設けたことを
    特徴とする、クリーンルーム用搬送台車のレール。
  2. 【請求項2】 前記レール本体の両側部に、レール本体
    の長手方向に沿って間隔を置いてブラケットを取り付
    け、該ブラケットで上部レールカバーと下部レールカバ
    ーとを支持し、かつブラケットとブラケットとの隙間
    を、前記空気通路としたことを特徴とする、請求項1の
    クリーンルーム用搬送台車のレール。
  3. 【請求項3】 前記レール本体の両側部に蟻溝を設ける
    と共に、前記ブラケットを、その高さを幅よりも大きく
    して、ブラケットを蟻溝内で回動させて蟻溝に嵌着し、
    かつ前記ブラケットの複数個と嵌合した側面カバーを設
    けて前記蟻溝を覆ったことを特徴とする、請求項2のク
    リーンルーム用搬送台車のレール。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007196865A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Murata Mach Ltd 搬送システム
CN102310992A (zh) * 2010-06-23 2012-01-11 村田机械株式会社 有轨台车系统
JP2012035948A (ja) * 2010-08-05 2012-02-23 Murata Machinery Ltd 搬送車システム
KR101857056B1 (ko) * 2016-10-31 2018-05-11 세메스 주식회사 집적회로 소자 제조용 이송 장치

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