JP2000269286A - 半導体基板の欠陥位置特定方法 - Google Patents

半導体基板の欠陥位置特定方法

Info

Publication number
JP2000269286A
JP2000269286A JP11070433A JP7043399A JP2000269286A JP 2000269286 A JP2000269286 A JP 2000269286A JP 11070433 A JP11070433 A JP 11070433A JP 7043399 A JP7043399 A JP 7043399A JP 2000269286 A JP2000269286 A JP 2000269286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
defect
defects
semiconductor substrate
evaluation device
coordinate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11070433A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsushita
下 宏 松
Youko Toyomaru
丸 陽 子 豊
Norihiko Tsuchiya
屋 憲 彦 土
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11070433A priority Critical patent/JP2000269286A/ja
Priority to US09/525,943 priority patent/US6320655B1/en
Publication of JP2000269286A publication Critical patent/JP2000269286A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/9501Semiconductor wafers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 欠陥の位置の特定を精度良く行うことを可能
にする。 【解決手段】 半導体基板上に少なくとも3個の基準点
を形成するステップと、半導体基板の欠陥を評価する第
1の評価装置を用いて半導体基板の前記基準点および欠
陥を検出し、これらの基準点および欠陥の第1の評価装
置の座標系における座標値を測定するステップと、半導
体基板の欠陥を評価する第2の評価装置を用いて半導体
基板の基準点を検出し、これらの基準点の第2の評価装
置の座標系における座標値を測定するステップと、基準
点に関する、第1および第2の評価装置における各々の
座標値に基づいて、第1の評価装置に関する座標系を第
2の評価装置に関する座標系に変換するアフィン変換を
決定するステップと、決定されたアフィン変換および欠
陥の第1の評価装置の座標系における座標値に基づいて
第2の評価装置の座標系における欠陥の位置を特定する
ステップと、を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体基板の欠陥位
置特定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ULSIの高集積化に伴い、素子
活性層となる半導体基板表層には更なる無欠陥が求めら
れてる。るつぼから引上げて形成された単結晶シリコン
をスライスして鏡面加工した半導体基板の結晶中には、
グロウイン(grown-in)欠陥と呼ばれる引上げに起因す
る欠陥が存在していることが一般に知られている。これ
らの欠陥は主に光散乱で検出されるが密度が106 cm
-3程度しかない。このため透過電子顕微鏡(Transmissi
on Electron Microscope(以下、TEMとも云う))や
原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope (以下、A
FMとも云う))による直接観察が非常に困難であり、
その実体は近年まで不明であった。
【0003】ところがCuが欠陥の存在箇所に選択的に
析出する性質を利用してゲート酸化膜の欠陥そのものを
TEMで観察することに1995年に成功し、これらの
欠陥がほとんどボイドで構成されていることが明らかに
された。
【0004】一般に欠陥を有する半導体基板を評価する
装置としては、欠陥の存在をマクロに捉える装置と、ミ
クロに捉える装置の2種類がある。またマクロに捉える
装置は図16に示すように半導体基板の表面の欠陥を捉
える装置(例えばパーティクルカウンタ)と、半導体基
板の表面直下の欠陥を捉える装置(例えば可視光散乱ト
ポグラフィ)との2種類がある。また、ミクロに捉える
装置は図16に示すように半導体基板の表面の欠陥を捉
える装置(例えばAFM)と、半導体基板の表面直下の
欠陥を捉える装置(例えば、走査型キャパシタンス顕微
鏡(Scanning Capacitance Microscope (以下、SCM
ともいう))、や断面TEM等)との2種類がある。な
おSCMは本来半導体素子中のドーパント(不純物)濃
度の2次元分布を得る評価法であるが、AFMでは観察
できない表面を下の欠陥評価にも用いることができる。
【0005】そして、欠陥の位置を特定するためには、
まずマクロに捉える装置によって評価した後、ミクロに
捉える装置によって評価するのが一般的である。このた
め、マクロに捉える装置とミクロに捕える装置との間で
欠陥の位置を表わす座標値の受け渡しが重要となる。
【0006】従来、欠陥の座標値は、半導体基板が載置
される各装置のX−Yステージ、及び半導体基板の外形
(円周及びオリエンテーションフラット・ノッチ)を用
いて測定されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ステージの機
械的な精度には限界があり、また半導体基板の外形にも
加工時の誤差が含まれている。このため、マクロに捉え
る装置によって欠陥を見出しても、必ずしもミクロに捉
える装置の視野内に欠陥が入るとは限らず、欠陥の位置
を特定することができないという問題があった。
【0008】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であって、欠陥の位置の特定を精度良く行うことのでき
る半導体基板の欠陥位置特定方法を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体基板
の欠陥位置特定方法の第1の態様は、半導体基板上に少
なくとも3個の基準点を形成するステップと、半導体基
板の欠陥を評価する第1の評価装置を用いて前記半導体
基板の前記基準点および欠陥を検出し、これらの基準点
および欠陥の前記第1の評価装置の座標系における座標
値を測定するステップと、半導体基板の欠陥を評価する
第2の評価装置を用いて前記半導体基板の前記基準点を
検出し、これらの基準点の前記第2の評価装置の座標系
における座標値を測定するステップと、前記基準点に関
する、前記第1および第2の評価装置における各々の座
標値に基づいて、第1の評価装置に関する座標系を第2
の評価装置に関する座標系に変換するアフィン変換を決
定するステップと、前記決定されたアフィン変換および
前記欠陥の前記第1の評価装置の座標系における座標値
に基づいて前記第2の評価装置の座標系における前記欠
陥の位置を特定するステップと、を備えたことを特徴と
する。
【0010】なお、前記第1の評価装置はパーティクル
カウンタであり、前記第2の評価装置は光学顕微鏡およ
びこの光学顕微鏡と共通の座標系を有する原子間力顕微
鏡であって、前記基準点の前記第2の評価装置の座標系
における座標値は前記光学顕微鏡を用いて測定されるよ
うに構成しても良い。
【0011】なお、前記第1の評価装置は、光学顕微鏡
およびこの光学顕微鏡と共通の座標系を有する可視光散
乱トポグラフィであり、前記第2の評価装置は集束イオ
ンビーム描画装置であり、前記基準点および前記欠陥の
前記第1の評価装置の座標系における座標値は前記光学
顕微鏡および前記可視光散乱トポグラフィを用いて測定
されるように構成しても良い。
【0012】なお、前記可視光散乱トポグラフィを用い
て検出された欠陥の中から半導体基板の内部に存在する
欠陥を選択するステップを更に備え、前記第2の評価装
置の座標系における前記欠陥の位置を特定するステップ
は、前記決定されたアフィン変換と、前記選択された欠
陥の座標値に基づいて、前記集束イオンビーム描画装置
の座標系における位置を推定し、前記推定された位置の
近傍にエッチング痕を複数個形成するステップと、前記
選択された欠陥と前記エッチング痕の座標および相対位
置を、可視光散乱トポグラフィを用いて求めるステップ
と、集束イオンビーム描画装置を用いて前記エッチング
痕の座標値を測定するステップと、前記エッチング痕
の、前記集束イオンビーム描画による座標値および前記
可視光散乱トポグラフィによる座標値に基づいて第2の
アフィン変換を決定するステップと、この第2のアフィ
ン変換と前記欠陥の前記可視光散乱トポグラフィによる
座標値に基づいて前記欠陥の集束イオンビーム描画装置
の座標系における位置を推定するステップと、を備える
ように構成しても良い。
【0013】また本発明による半導体基板の欠陥位置特
定方法の第2の態様は、半導体基板上に少なくとも3個
の基準点を形成するステップと、半導体基板の欠陥を評
価する第1の評価装置を用いて前記半導体基板の前記基
準点および欠陥を検出し、これらの基準点および欠陥の
前記第1の評価装置の座標系における座標値を測定する
ステップと、検出された欠陥の中から前記半導体基板の
内部に存在する欠陥を選択するステップと、前記半導体
基板にマークを付することが可能なマーキング装置を用
いて前記基準点の各々の座標値を測定するステップと、
前記基準点に関する、前記第1の評価装置およびマーキ
ング装置における各々の座標値に基づいて、前記第1の
評価装置に関する座標系を前記マーキング装置に関する
座標系に変換するアフィン変換を決定するステップと、
前記決定されたアフィン変換と、前記選択された欠陥の
座標値から、この欠陥の前記マーキング装置上での位置
を推定し、この推定された位置の近傍に前記マーキング
装置によってマークを形成するステップと、半導体基板
の欠陥を評価する第2の評価装置を用いて前記形成され
たマークを目印にして前記選択された欠陥を評価するス
テップと、を備えたことを特徴とする。
【0014】なお、前記基準点はビッカース硬度計によ
って形成された圧痕であっても良い。
【0015】また本発明による半導体基板の欠陥位置特
定方法の第3の態様は、半導体基板の欠陥を評価する第
1の評価装置を用いて前記半導体基板の複数個の欠陥を
検出し、これらの欠陥の座標値を測定するステップと、
半導体基板の欠陥を評価する第2の評価装置を用いて前
記半導体基板の同一直線上に配置されていない少なくと
も3個の欠陥を検出し、各々の座標値を測定するステッ
プと、前記第1の評価装置を用いて検出された複数個の
欠陥のうち、前記第2の評価装置を用いて検出された各
欠陥を頂点とするすべての三角形に最も近い形状の三角
形となる欠陥の組を抽出するステップと、この抽出され
た欠陥の組の前記第1の評価装置における座標値と前記
第2の評価装置によって検出された欠陥の組の座標値と
に基づいてアフィン変換を決定するステップと、を備え
たことを特徴とする。
【0016】なお、前記欠陥の組を抽出するステップ
は、前記第2の評価装置を用いて検出された各欠陥を頂
点とするすべてのベクトルに最も近い成分を有するベク
トルとなる欠陥の組を、前記複数個の欠陥の組の中から
抽出するように構成しても良い。
【0017】なお、前記欠陥の組を抽出するステップ
は、前記第2の評価装置を用いて検出された各欠陥を頂
点とするすべての三角形の2辺とその挟む角に最も近い
二辺とのその挟む角を有する三角形となる欠陥の組を前
記複数個の欠陥の中から抽出するように構成しても良
い。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。
【0019】第1の実施の形態 本発明による半導体基板の欠陥位置特定方法の第1の実
施の形態の処理手順を図1に示す。この第1の実施の形
態の欠陥位置特定方法は、半導体基板上の異物、或いは
ピットを評価できる、パーティクルカウンタを用いて散
乱体を検出し、この検出された散乱体をAFM(原子間
力顕微鏡)で観察しており、パーティクルカウンタとA
FMとの座標の受け渡しをアフィン変換を用いて行う構
成となっている。
【0020】この位置特定方法を図1を参照して詳細に
説明する。まず半導体基板上に例えばビッカース硬度計
を用いて圧痕を、一直線上にない3箇所に各々3個づつ
形成する(図1のステップF1参照)。この圧痕は座標
の基準点とするもので、各圧痕のサイズは5μmであ
り、各圧痕の中心位置を測ることにより1μmの位置精
度を得ることができる。そしてこれらの圧痕(マーキン
グ)6は、図2に示すように欠陥4の評価の障害となら
ないように半導体基板1の外周から約5mm付近に形成
した。また各箇所において、圧痕6は5mm間隔で3個
形成した。これはパーティクルカウンタで評価する際
に、これらの圧痕と他のパーティクル・ピットとを区別
し易くするためである。
【0021】このように圧痕を形成した後、例えば波長
が488nmの緑色光を発生するパーティクルカウンタ
をもちいて、上記半導体基板の欠陥を検出し、この欠陥
の座標値と、上記圧痕の座標値を測定する(図1のステ
ップF2参照)。
【0022】次に上記半導体基板の圧痕をAFMに付属
している光学顕微鏡を用いて捉え、これらの圧痕の座標
値を測定する(図1のステップF3参照)。
【0023】次に、ステップF2で測定された9(=3
×3)個の圧痕の座標値と、ステップF3で測定された
9(=3×3)個の圧痕の座標値とに基づいて、パーテ
ィクルカウンタとAFMとの座標値の受け渡しを行うア
フィン変換を決定する(図1のステップF4参照)。
(x,y)をパーティクルカウンタ上での散乱体の座標
とし、(x′,y′)を上記散乱体のAFM上での座標
とすると、アフィン変換は次の式によって表わされる。
【0024】
【数1】 (1)式は一次変換+平行移動の形をしている。従来の
方法では一次変換の項が回転行列となっているのに対
し、本発明では一般の一次変換となっている。そのため
変換の自由度が高く、装置間の座標対応において座標系
の伸び縮みや歪みといった単なる回転だけでは表わせな
い変換を含めることが可能になる。このためより正確な
座標対応が期待できる。
【0025】また係数C1 〜C6 は次式で求められる。
【0026】
【数2】 ここで(xi ,yi )は座標基準にした圧痕のパーティ
クルカウンタ上の座標、(xi ′,yi ′)は同圧痕の
AFM上での座標である。Σは基準に用いた圧痕全てに
ついて和をとることを意味する。(2)、(3)式は最
小2乗法に基づいてアフィン変換の係数を決定するもの
である。従来の方法では2個の基準点のみを用いて座標
の対応を求めていたため、基準点の誤差があると座標の
推定結果にそのまま反映されてしまう問題があった。本
発明の方法によれば複数点の基準点が利用できるため、
より高い精度が期待される。
【0027】ここで(2)、(3)式の導出を行う。パ
ーティクルカウンタ上の座標(xi,yi )と、同散乱
体のAFM上での座標(xi ′,yi ′)について、
(1)式による座標変換のx軸方向とy軸方向の誤差の
2乗Rx とRy は、次式で表わされる。
【0028】
【数3】 ここでRx を最小にするには、次の(6)式、(7)
式、(8)式を満足する必要がある。
【0029】
【数4】
【0030】(6)、(7)、(8)式より(2)式が
求められる。同様に(5)式のRy を最小にすることに
より(3)式が求められる。
【0031】このようにして、測定された圧痕の座標値
に基づいて(2)、(3)式を用いることによりアフィ
ン変換の係数C1 〜C6 が求められ、アフィン変換
(1)式が決定される。
【0032】次に、パーティクルカウンタによって検出
された欠陥の座標値を上記決定されたアフィン変換に代
入することにより、上記欠陥のAFM上での位置を特定
する(図1のステップF5参照)。
【0033】本実施の形態の方法を実際に用いて半導体
基板を評価すると、パーティクルカウンタ上の10例の
散乱体の内、9例がAFMの像8として観察された(図
3参照)。各欠陥を最初に捉える際のAFMの走査領域
は50μm×50μmで行なったが、(1)式の推定位
置との差は10μm〜20μm程度であった。この実施
の形態から分かるように、半導体基板の欠陥評価におい
て座標系の対応をアフィン変換で行い、かつ最小2乗法
を適用することにより格段に精度を向上させ、AFMの
走査領域内にほぼ確実に導入することが可能になった。
【0034】これに対して従来の方法では2個の圧痕の
みを用いてパーティクルカウンタとAFMのX−Yステ
ージの原点ずれと回転角を求めて、パーティクルカウン
タの散乱体のAFM上での位置を推定していた。この従
来の方法で欠陥を探した所、パーティクルカウンタ上の
散乱体10例中AFMで像が捉えられたのは1例であっ
た。AFMの走査域は50μm×50μmであり、従来
の方法では座標を対応させる誤差が50μm以上生じて
いることが分かる。このことより、パーティクルカウン
タとAFMの座標を対応させるには、座標原点の移動お
よび回転だけでは不十分であった。
【0035】本実施の形態の方法においては、欠陥をマ
クロに捉える装置(パーティクルカウンタ)と、欠陥を
ミクロに捉える装置(AFM)との間での座標の受け渡
しをアフィン変換を用いて行うことにより、座標の平行
移動や回転だけでは表わせない歪みをも表現することが
可能となり、従来の方法に比べて欠陥の位置を精度良く
特定することができる。
【0036】第2の実施の形態 次に本発明による半導体基板の欠陥位置特定方法の第2
の実施の形態を図4乃至図6を参照して説明する。図4
はこの第2の実施の形態の欠陥位置特定方法の処理手順
を示すフローチャートである。この第2の実施の形態の
欠陥位置特定方法は、半導体基板の内部に存在する欠陥
の位置を特定するものであり、欠陥をマクロに捉える装
置として可視光散乱トポグラフィが用いられ、ミクロに
捉える装置としてSCM(走査型キャパシタンス顕微
鏡)が用いられる。
【0037】まず第1の実施の形態の場合と同様に、ビ
ッカース硬度計を用いて半導体基板上の同一直線上にな
い3箇所に各々3個の圧痕を形成し、半導体基板の基準
点とする(図4のステップF11参照)。
【0038】次にこの半導体基板を可視光散乱トポグラ
フィに付属する光学顕微鏡を用いて観察し、上記半導体
基板に形成された圧痕の座標値を測定する(図4のステ
ップF12参照)。なおここで可視光散乱トポグラフィ
の場合、付属する光学顕微鏡で圧痕を捉えるのは、可視
光散乱トポグラフィの感度が非常に高いため、圧痕から
の散乱光が強すぎて位置測定が困難になるからである。
【0039】続いて、可視光散乱トポグラフィを用いて
図5に示すように圧痕(マーキング)6が形成された上
記半導体基板1の表面を走査し、欠陥4の面内分布と、
これらの欠陥の座標値を得る(図4のステップF13参
照)。そして得られた欠陥4の内から半導体基板1の内
部に存在すると思われる欠陥4aを選択する(図4のス
テップF14参照)。なお上記可視光散乱トポグラフィ
においては、入射光として波長が690nmの赤色レー
ザが用いられている。この赤色レーザを用いることによ
り、例えばSiからなる半導体基板の表面から約4μm
の深さまで入射光が浸入するため、半導体基板の内部の
欠陥まで捉えることが可能となる。これに対して第1の
実施の形態では、波長が488nmの緑色光が用いられ
るため、半導体基板への光の侵入は極めて浅く、半導体
基板表面の異物やピットのみが検出できる。
【0040】次に上記半導体基板をビッカース硬度計に
移し、この硬度計に付属する光学顕微鏡を用いて上述の
9個の圧痕の座標値を測定する(図4のステップF15
参照)。続いてステップF12において測定された圧痕
の座標値と、ステップF15において測定された圧痕の
座標値とに基づいて可視光散乱トポグラフィとビッカー
ス硬度計との間の座標の受け渡しとなるアフィン変換を
決定する(図1のステップF16参照)。このアフィン
変換は第1の実施の形態の場合と同様にして決定するこ
とができる。
【0041】次にこの決定されたアフィン変換と、ステ
ップF14で選択された欠陥の座標値とに基づいて、上
記選択された欠陥の位置を推定し、この推定された位置
から20μm離れた複数の位置(例えば2箇所)にビッ
カース硬度計を用いて圧痕を形成する(図4のステップ
F17参照)。ビッカース硬度計に付属する光学顕微鏡
では半導体基板の内部の欠陥を捉えることができない
が、上述のようにアフィン変換を用いて欠陥の位置を推
定することができる。なお確認のため、上記半導体基板
を可視光散乱トポグラフィに戻して上述の欠陥箇所を観
察したところ、上記欠陥の位置から18μm〜22μm
の範囲内に圧痕が形成されていることが確認された。こ
れに対して従来の方法では、欠陥の推定された位置の非
常に近い近傍例えば20μm離れた位置に圧痕を形成し
ても、この圧痕は上記欠陥の実際の位置から50μm以
上離れた位置に形成される場合もあった。
【0042】次に、欠陥の近傍に圧痕が形成された半導
体基板をSCMで評価した(図4のステップF18参
照)。SCMはAFMの原理で探針を走査し探針・酸化
膜・半導体基板で構成される微小なMOSキャパシタの
容量の面内分布を画像化する評価装置である。図6に示
すように圧痕9に囲まれた領域の中央部にSCM像のコ
ントラストが見られ、その位置は可視光散乱トポグラフ
ィの散乱像の位置と一致した。またSCM像と同時に得
られたAFM像では欠陥位置で凹凸は見られない。従っ
て半導体基板内部に存在する欠陥4aがSCMで捉えら
れたことが分かる。
【0043】このように本実施の形態による方法で欠陥
から20μm程度のごく近傍に正確に形成された圧痕
(マーキング)を用いることにより、通常の光学顕微
鏡、パーティクルカウンタ、AFMでは観察不可能な半
導体基板内部の欠陥が評価可能であることが分かる。な
お圧痕9はステップF17で形成された圧痕である。
【0044】以上説明したように本実施の形態の欠陥位
置特定方法によれば、半導体基板内部の欠陥の位置を精
度良く特定することができる。
【0045】第3の実施の形態 次に本発明による半導体基板の欠陥位置特定方法の第3
の実施の形態を図7乃至図10を参照して説明する。こ
の第3の実施の形態の欠陥位置特定方法の処理手順を図
7のフローチャートに示す。この第3の実施の形態の欠
陥位置特定方法は、第2の実施の形態の場合と同様に半
導体基板の内部に存在する欠陥の位置を特定するもので
あり、特にマーキングの精度を第2の実施の形態の場合
よりも良くしてTEMで直接に観察したものである。
【0046】まず第2の実施の形態の場合と同様に、ビ
ッカース硬度計を用いて半導体基板上の同一直線上にな
い3箇所に各々3個の圧痕を形成し、半導体基板の基準
点とする(図7のステップF21参照)。
【0047】次にこの半導体基板を可視光散乱トポグラ
フィに付属する光学顕微鏡を用いて観察し、上記圧痕の
各々の座標値を測定する(図7のステップF22参
照)。
【0048】続いて、可視光散乱トポグラフィを用いて
上記半導体基板の表面を走査し、欠陥の面内分布と、こ
れらの欠陥の座標値を得る(図4のステップF23参
照)。そして得られた欠陥の内から半導体基板の内部に
存在すると思われる欠陥を選択する(図4のステップF
24参照)。
【0049】次にこの半導体基板を集束イオンビーム
(Focused Ion Beam)描画装置(以下、FIB描画装置
ともいう)内に載置して上記半導体基板の表面を走査す
ることにより走査イオン像(Scanning Ion Microscope
(以下、SIMともいう))を得、このSIM像に基づ
いて上述の圧痕の座標値を測定する(図7のステップF
25参照)。続いてステップF22において測定された
上記圧痕の座標値と、ステップ25において測定された
上記圧痕の測定値とに基づいて、可視光散乱トポグラフ
ィとFIB描画装置との間の座標の受け渡しとなるアフ
ィン変換を決定する(図7のステップF26参照)。な
お、このアフィン変換は第2の実施の形態の場合と同様
にして決定することができる。
【0050】次に、この決定されたアフィン変換と、ス
テップF24で選択された欠陥の座標値とに基づいて、
この選択された欠陥の、FIB描画装置のSIM像にお
ける位置を推定し、図8に示すようにこの推定された位
置4aから20μmの位置に、FIB描画装置を用いて
エッチングによる痕(マーキング)10を複数個(図8
においては3個)形成する(図7のステップF27参
照)。FIB描画装置のSIM像では半導体基板内部の
欠陥は全く見えないが、上述のように圧痕の座標値に基
づいて欠陥の位置を推定することができる。
【0051】次に上記半導体基板を再び可視光散乱トポ
グラフィで評価して上記欠陥4aと、エッチング痕10
との相対的な座標値を求める(図7のステップF28参
照)。一般にFIB描画装置によるエッチング痕の大き
さは約200nmであり、光の波長よりも小さい。そこ
で本実施の形態においてはレーザ光の強度を調整し、欠
陥4aとエッチング痕による散乱像ができるだけ小さく
なるようにして、散乱画像を得た。ここで散乱体(欠陥
等)の像は点対称な光強度分布を持つ。そこで図9に示
すように散乱画像に基づいて、画素毎に光強度を測定
し、欠陥4aおよびエッチング痕10の相対位置を0.
1μmの精度で求めた。
【0052】次に上記半導体基板をFIB描画装置のス
テージ上に載置し、図7のF29に示すように上記エッ
チング痕10のSIM像上での座標を測定する。そして
この測定された座標値と、ステップF28において求め
られた上記エッチング痕の座標値とに基づいて、新たな
アフィン変換を決定し、この決定されたアフィン変換と
上記欠陥の座標値とに基づいて上記欠陥のSIM像上で
の位置を推定する(図7のステップF29参照)。そし
てこの推定された位置から5μmの位置にFIB描画装
置を用いてエッチング痕(マーキング)を新たに形成す
る(図7のステップF30参照)。
【0053】ここで確認のため再び可視光散乱トポグラ
フィで評価した所、5μm位置につけたFIBエッチン
グ痕と欠陥との間には0.1μm以上のずれは見られな
かった。そこでFIBエッチング痕を挟んで約0.2μ
m厚の断面TEMサンプルに加工した所、TEMにより
欠陥像が捉えられた(図10参照)。
【0054】マーキングと欠陥の距離は近いほどSIM
像の倍率を高くすることができ、位置精度は向上してい
く。本実施の形態では最終的に欠陥より5μmの所にマ
ーキングを形成できたため、位置精度を上げることが出
来た。
【0055】以上説明したように本実施の形態の欠陥位
置特定方法によれば、欠陥の位置を精度良く特定するこ
とができる。
【0056】第4の実施の形態 本発明による半導体基板の欠陥位置特定方法の第4の実
施の形態を図11及び図12を参照して説明する。この
第4の実施の形態の欠陥位置特定方法の処理手順を図1
1のフローチャートに示す。この第4の実施の形態の欠
陥位置特定方法は、マーキングを用いることなく、欠陥
をマクロに捉える装置とミクロに捉える装置との間の座
標系の対応を行い、欠陥の実体的解析を可能にするもの
である。
【0057】まず図11のステップF31に示すよう
に、パーティクルカウンタを用いて半導体基板の欠陥を
複数個(3個以上)検出し、これらの欠陥の座標値を測
定する。
【0058】次に、上記半導体基板上をAFM(原子間
力顕微鏡)で走査することにより、欠陥あるいは異物の
像を検出してこの像の座標値を測定することを、同一直
線上にない3箇所で行う(図11のステップF32参
照)。このとき3箇所で検出された像をA,B,Cとす
ると、AB,BC,CBの3つのベクトルが得られる。
【0059】そこで、ステップF31においてパーティ
クルカウンタによって予め検出された複数個の欠陥の中
で、任意の3個の欠陥A′,B′,C′が作る3個のベ
クトルA′B′,B′C′,C′A′と対応する上述の
3個のベクトルAB,BC,CAとの差が最も小さくな
る3個の欠陥A′,B′,C′の組を抽出する(図11
のステップF33参照)。これについて説明する。
【0060】まずA点・B点のみを考え、パーティクル
カウンタ上の任意の2点が作るベクトルとABを結ぶベ
クトルの差があるしきい値以下(本実施例ではx,y各
成分の差が100μm以下)になる組み合わせを抽出
し、A点,B点の候補を各々A′,B′とする。次にC
点を考え、先に抽出したA点,B点の候補A′,B′と
任意の1点と結ぶベクトルと、AC・BCを結ぶベクト
ルとの差がしきい値以下になる点C′を抽出する。
【0061】ここで複数の候補が存在する場合は例えば
図12に示すように基準点Dを追加し、この点Dを始点
として他の基準点A,B,Cとを結ぶベクトルを考えこ
れらのベクトルと、対応する候補のベクトルとの差がし
きい値以下になる組合せを抽出する。この操作を数回繰
り返すことによりAFMで検出された欠陥・異物に対応
するパーティクルカウンタ上の散乱体がほぼ一意に決定
される。
【0062】従来の方法では、およそ位置が近いと推定
される散乱体を選んで座標の基準にしていた。そのため
パーティクルカウンタとAFMの間でそれぞれ別の欠陥
・異物が対応付けられてしまうことが多かった。この場
合座標系の対応に大きな誤差が生じてしまい、AFMの
視野に入れることが困難になっていた。本実施の形態の
方法ではAFMとパーティクルカウンタの間で確実に同
一の欠陥・異物が対応付けられる。
【0063】次に抽出された各欠陥の座標値と、対応す
るAFM以上の欠陥の座標に基づいてアフィン変換を決
定する(図11のステップF34参照)。
【0064】この決定されたアフィン変換によってパー
ティクルカウンタの座標系とAFMの座標系とを精度良
く対応させることができる。
【0065】本実施の形態の方法を用いて実際に行った
ところ、AFMの走査領域を20μm×20μmの場合
に、パーティクルカウンタ上の散乱体10例中、9例が
AFMで捉えられた。そしてそれらの散乱体のAFM上
での推定位置と実際の位置との差は5〜10μmであっ
た。
【0066】以上説明したように本実施の形態によれば
欠陥位置を精度良く決定することがができる。
【0067】第5の実施の形態 本発明による半導体基板の欠陥位置特定方法の第5の実
施の形態を図13及び図14を参照して説明する。この
第5の実施の形態の欠陥位置特定方法の処理手順を図1
3のフローチャートに示す。この第5の実施の形態の欠
陥位置特定方法は、半導体基板の内部の欠陥を特定する
ものであり、第4の実施の形態の場合と同様に、マーキ
ングを用いることなく、欠陥をマクロに捉える装置(可
視光散乱トポグラフィ)とミクロに捉える装置(SC
M)との間の座標系の対応を行い、欠陥の実体的解析を
可能にするものである。なお第4の実施の形態は、欠陥
を点と考えたときに各欠陥から構成されるベクトルに着
目したのに対して、本実施の形態の形態は2辺とその挟
む角に着目した構成となっている。
【0068】まず図13のステップF41に示すよう
に、可視光散乱トポグラフィを用いて半導体基板の全面
を評価し、欠陥あるいは異物を少なくとも3個以上検出
し、これらの欠陥あるいは異物の座標値を測定する。
【0069】次に、SCM(走査型キャパシタンス顕微
鏡)を用いて上記半導体基板上を走査することにより、
欠陥あるいは異物の像を検出してこの像の座標値を測定
することを、同一直線上に並んでいない3箇所で行う
(図13のステップF42参照)。
【0070】これらの3箇所で検出した欠陥あるいは異
物の像を点A,B,Cとしたとき、点Aを始点としてベ
クトルAB,ACと、これらのベクトルのなす角度θを
求める(図13のステップF43参照)。
【0071】次に、ステップF41で可視光散乱トポグ
ラフィを用いて検出された複数の欠陥あるいは異物の中
で、任意の3個A′,B′,C′を選び、ベクトルA′
B′,A′C′と、これらのベクトルA′B′,A′
C′のなす角θ′とが、上記ベクトルAB,ACとθと
に各々最も近い3個A′,B′,C′の欠陥の組を抽出
する(図13のステップF44参照)。これについて説
明する。
【0072】可視光散乱トポグラフィ上の任意の3点に
ついて、その内1点を始点として他の2点を結ぶベクト
ルを考え、その長さおよびなす角度を求め、点A,B,
Cの場合との差があるしきい値以下(本実施例では長さ
の差が100μm以下、角度の差が0.1゜以下)にな
る組み合わせを抽出して点A,B,Cの候補とする。こ
こで複数の候補があった場合は基準点を追加し、追加し
た点を始点として他の基準点A′,B′,C′とを結ぶ
ベクトルを考え、同様に可視光散乱トポグラフィの散乱
体の中から該当する散乱体の組み合わせを抽出する。こ
の操作を数回繰り返すことによりSCMで検出された欠
陥・異物に対応する可視光散乱トポグラフィ上の散乱体
がほぼ一意に決定される(図14参照)。
【0073】次に抽出された各点の座標値と対応するS
CM上の各点の座標値に基づいて第1の実施の形態の場
合と同様にしてアフィン変換を決定する(図13のステ
ップF45参照)。
【0074】このようにして決定されたアフィン変換を
用いることにより可視光散乱トポグラフィとSCMとの
間で座標系を高精度に対応させることができる。
【0075】本実施の形態の方法を用いて実際に行った
ところ、SCMの走査領域を20μm×20μmとした
時、可視光散乱トポグラフィ上の散乱体10例中3例が
SCMで捉えられ、その走査領域の中心からの誤差は1
0μm程度であった。残り7例はSCMの検出深さ(約
0.3μm)よりも欠陥が深い所にあったため、SCM
では見られなかったと考えられる。従来法では誤った対
応点による誤差や、原点ずれや座標系の回転角のみを考
慮した座標対応による誤差が加わり、SCMの視野内に
欠陥を導入することは困難になり、SCMで検出されな
い原因が座標のずれによるものか、欠陥が深いところに
あるためなのかの判別ができなくなってしまう。
【0076】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、欠陥位置を精度良く決定することができる。
【0077】第6の実施の形態 本発明の第6の実施の形態を図15を参照して説明す
る。この第6の実施の形態は、本発明による半導体基板
の欠陥位置特定装置に関するものであって、その構成を
図15に示す。この実施の形態は可視光散乱トポグラフ
ィ装置50とSCM/AFM装置70を組み合わせたも
ので示してある。まず可視光散乱トポグラフィ50のX
−Yステージ51に半導体基板1をセットすると、可視
光散乱トポグラフィ50に組み込まれているレーザマー
キング機構52により、第2の実施の形態の場合のよう
に半導体基板1の外周部3箇所にマーキングが自動的に
形成される。次に半導体基板1上を走査し、欠陥の全面
マップ、およびマーキングの座標値が得られる。次に半
導体基板1をSCM/AFM装置70のX−Yステージ
71にセットすると、ユニット75に付属する光学顕微
鏡によりレーザマーキングの座標が測定される。可視光
トポグラフィ50上のマーキング座標と実体解析装置7
0上のマーキングの座標値に基づいて制御用コンピュー
タ80によって(1)式のアフィン変換が決定され、こ
のアフィン変換を用いて座標が対応される。そして可視
光散乱トポグラフィ50上のマップで希望する散乱体を
選択すると、実体解析装置70上の座標が制御用コンピ
ュータ80によって計算され、自動的に目的の欠陥のS
CMおよびAFM座標が得られる。
【0078】また可視光散乱トポグラフィ50上に再び
半導体基板1をセットすると、先につけたマーキングの
座標が再測定され、(1)式のアフィン変換を用いて最
初に半導体基板を全面評価した時の座標系が再現され
る。これにより、いつでも可視光散乱トポグラフィ上の
希望する散乱体を選択すると、レーザマーキング機構5
2を用いて欠陥の周囲にマーキングを行うことが出来、
TEM解析へ用いることもできる。
【0079】また第4の実施の形態あるいは第5の実施
の形態に示したように、SCM/AFMで観察された欠
陥・異物に対応する可視光散乱トポグラフィ上の散乱体
を自動抽出して、マーキングを用いずに座標対応させる
機能も付属している。
【0080】また本実施の形態では全面評価部と実体解
析部に分けてあるため、全面評価部にはパーティクルカ
ウンタやX線トポグラフィを、実体解析部にはSEM
(Scanninng Electron Microscope )やFIB描画装置
等、他の装置を組み合わせることが可能である。
【0081】なお、上記第1乃至第6の実施の形態にお
いては、座標変換はx,yの1次式を用いて行っていた
がx,yの2次の項まで含んだ式で座標変換を行った場
合について説明する。
【0082】 x′=a1 2 +a2 xy+a3 2 +a4 x+a5 y+a6 y′=b1 2 +b2 xy+b3 2 +b4 x+b5 y+b6 (9) 半導体基板上6箇所に3個ずつ、計18個の圧痕を形成
し、パーティクルカウンタ、およびAFMに付属する光
学顕微鏡で各圧痕の座標を測定した。測定結果を元に
(9)式の係数a1〜a6、およびb1〜b6を決定
し、パーティクルカウンタ上の散乱体のAFM上の位置
を(9)式で推定した。その結果10例中9例がAFM
像として観察された。観察されたAFM像について
(9)式の推定位置からのずれは10〜20μmであっ
た。
【0083】次のこの半導体基板を用いて、(1)式に
より座標変換を行なったところ、やはり10例中9例が
AFM像として観察され、(1)式からのずれは10〜
20μmであった。この結果は座標変換として2次の項
まで取り入れた(9)式を用いても、1次の項までしか
入っていない(1)式と同程度の位置精度であることを
意味している。すなわち実際の装置間の座標変換にはア
フィン変換で十分であり、高次の項を取り入れる必要性
はないと言える。
【0084】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、半
導体基板の欠陥の位置を精度良く特定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の処理手順を示すフ
ローチャート。
【図2】第1の実施の形態に用いられた半導体基板の表
面を示す平面図。
【図3】第1の実施の形態の方法に用いられるAFMに
よって検出された欠陥の像を示す図。
【図4】本発明の第2の実施の形態の処理手順を示すフ
ローチャート。
【図5】第2の実施の形態に用いられた半導体基板の表
面を示す平面図。
【図6】第2の実施の形態の方法によって位置が特定さ
れた欠陥とマーキングとの位置関係を示す図。
【図7】本発明の第3の実施の形態の処理手順を示すフ
ローチャート。
【図8】第3の実施の形態の方法によって位置が特定さ
れた欠陥とマーキングの位置関係を示す図。
【図9】欠陥とマーキングとの相対位置関係を精密に求
める方法を説明する図。
【図10】TEMにより捉えられた欠陥の像を示す図。
【図11】本発明の第4の実施の形態の処理手順を示す
フローチャート。
【図12】第4の実施の形態の特徴を説明する図。
【図13】本発明の第5の実施の形態の処理手順を示す
フローチャート。
【図14】第5の実施の形態の特徴を説明する図。
【図15】本発明の第6の実施の形態の構成を示す構成
図。
【図16】半導体基板の欠陥を評価する装置の例を説明
する図。
【符号の説明】
1 半導体基板 4 欠陥 4a 選択された欠陥 6 圧痕(マーキング) 8 欠陥の像 9 圧痕(マーキング) 10 エッチング痕(マーキング)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊 丸 陽 子 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 土 屋 憲 彦 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 株式会 社東芝川崎事業所内 Fターム(参考) 2G051 AA51 AB02 AB20 BA10 BA20 CA03 CA04 CB05 DA07 DA15 EB01 EB02 ED07 4M106 AA01 BA03 BA04 BA11 BA12 BA14 BA20 CA41 CA50 CB20 DA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に少なくとも3個の基準点を
    形成するステップと、 半導体基板の欠陥を評価する第1の評価装置を用いて前
    記半導体基板の前記基準点および欠陥を検出し、これら
    の基準点および欠陥の前記第1の評価装置の座標系にお
    ける座標値を測定するステップと、 半導体基板の欠陥を評価する第2の評価装置を用いて前
    記半導体基板の前記基準点を検出し、これらの基準点の
    前記第2の評価装置の座標系における座標値を測定する
    ステップと、 前記基準点に関する、前記第1および第2の評価装置に
    おける各々の座標値に基づいて、第1の評価装置に関す
    る座標系を第2の評価装置に関する座標系に変換するア
    フィン変換を決定するステップと、 前記決定されたアフィン変換および前記欠陥の前記第1
    の評価装置の座標系における座標値に基づいて前記第2
    の評価装置の座標系における前記欠陥の位置を特定する
    ステップと、 を備えたことを特徴とする半導体基板の欠陥位置特定方
    法。
  2. 【請求項2】前記第1の評価装置はパーティクルカウン
    タであり、前記第2の評価装置は光学顕微鏡およびこの
    光学顕微鏡と共通の座標系を有する原子間力顕微鏡であ
    って、前記基準点の前記第2の評価装置の座標系におけ
    る座標値は前記光学顕微鏡を用いて測定されることを特
    徴とする請求項1記載の半導体基板の欠陥位置特定方
    法。
  3. 【請求項3】前記第1の評価装置は、光学顕微鏡および
    この光学顕微鏡と共通の座標系を有する可視光散乱トポ
    グラフィであり、前記第2の評価装置は集束イオンビー
    ム描画装置であり、前記基準点および前記欠陥の前記第
    1の評価装置の座標系における座標値は前記光学顕微鏡
    および前記可視光散乱トポグラフィを用いて測定される
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体基板の欠陥位置
    特定方法。
  4. 【請求項4】前記可視光散乱トポグラフィを用いて検出
    された欠陥の中から半導体基板の内部に存在する欠陥を
    選択するステップを更に備え、 前記第2の評価装置の座標系における前記欠陥の位置を
    特定するステップは、 前記決定されたアフィン変換と、前記選択された欠陥の
    座標値に基づいて、前記集束イオンビーム描画装置の座
    標系における位置を推定し、前記推定された位置の近傍
    にエッチング痕を複数個形成するステップと、 前記選択された欠陥と前記エッチング痕の座標および相
    対位置を、可視光散乱トポグラフィを用いて求めるステ
    ップと、 集束イオンビーム描画装置を用いて前記エッチング痕の
    座標値を測定するステップと、 前記エッチング痕の、前記集束イオンビーム描画による
    座標値および前記可視光散乱トポグラフィによる座標値
    に基づいて第2のアフィン変換を決定するステップと、 この第2のアフィン変換と前記欠陥の前記可視光散乱ト
    ポグラフィによる座標値に基づいて前記欠陥の集束イオ
    ンビーム描画装置の座標系における位置を推定するステ
    ップと、 を備えたことを特徴とする請求項3記載の半導体基板の
    欠陥位置特定方法。
  5. 【請求項5】半導体基板上に少なくとも3個の基準点を
    形成するステップと、 半導体基板の欠陥を評価する第1の評価装置を用いて前
    記半導体基板の前記基準点および欠陥を検出し、これら
    の基準点および欠陥の前記第1の評価装置の座標系にお
    ける座標値を測定するステップと、 検出された欠陥の中から前記半導体基板の内部に存在す
    る欠陥を選択するステップと、 前記半導体基板にマークを付することが可能なマーキン
    グ装置を用いて前記基準点の各々の座標値を測定するス
    テップと、 前記基準点に関する、前記第1の評価装置およびマーキ
    ング装置における各々の座標値に基づいて、前記第1の
    評価装置に関する座標系を前記マーキング装置に関する
    座標系に変換するアフィン変換を決定するステップと、 前記決定されたアフィン変換と、前記選択された欠陥の
    座標値から、この欠陥の前記マーキング装置上での位置
    を推定し、この推定された位置の近傍に前記マーキング
    装置によってマークを形成するステップと、 半導体基板の欠陥を評価する第2の評価装置を用いて前
    記形成されたマークを目印にして前記選択された欠陥を
    評価するステップと、 を備えたことを特徴とする半導体基板の欠陥位置特定方
    法。
  6. 【請求項6】前記基準点はビッカース硬度計によって形
    成された圧痕であることを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれかに記載の半導体基板の欠陥位置特定方法。
  7. 【請求項7】半導体基板の欠陥を評価する第1の評価装
    置を用いて前記半導体基板の複数個の欠陥を検出し、こ
    れらの欠陥の座標値を測定するステップと、 半導体基板の欠陥を評価する第2の評価装置を用いて前
    記半導体基板の同一直線上に配置されていない少なくと
    も3個の欠陥を検出し、各々の座標値を測定するステッ
    プと、 前記第1の評価装置を用いて検出された複数個の欠陥の
    うち、前記第2の評価装置を用いて検出された各欠陥を
    頂点とするすべての三角形に最も近い形状の三角形とな
    る3個の欠陥の組を抽出するステップと、 この抽出された欠陥の組の前記第1の評価装置における
    座標値と前記第2の評価装置によって検出された欠陥の
    組の座標値とに基づいてアフィン変換を決定するステッ
    プと、 を備えたことを特徴とする半導体基板の欠陥位置特定方
    法。
  8. 【請求項8】前記欠陥の組を抽出するステップは、前記
    第2の評価装置を用いて検出された各欠陥を結ぶすべて
    のベクトルに最も近い成分を有するベクトルとなる欠陥
    の組を、前記複数個の欠陥の中から抽出することを特徴
    とする請求項7記載の半導体基板の欠陥位置特定方法。
  9. 【請求項9】前記欠陥の組を抽出するステップは、前記
    第2の評価装置を用いて検出された各欠陥を頂点とする
    すべての三角形の2辺とその挟む角に最も近い二辺との
    その挟む角を有する三角形となる欠陥の組を前記複数個
    の欠陥の組の中から抽出することを特徴とする請求項7
    記載の半導体基板の欠陥位置特定方法。
JP11070433A 1999-03-16 1999-03-16 半導体基板の欠陥位置特定方法 Pending JP2000269286A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11070433A JP2000269286A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 半導体基板の欠陥位置特定方法
US09/525,943 US6320655B1 (en) 1999-03-16 2000-03-15 Defect-position identifying method for semiconductor substrate

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11070433A JP2000269286A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 半導体基板の欠陥位置特定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000269286A true JP2000269286A (ja) 2000-09-29

Family

ID=13431356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11070433A Pending JP2000269286A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 半導体基板の欠陥位置特定方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6320655B1 (ja)
JP (1) JP2000269286A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100439574B1 (ko) * 2001-11-07 2004-07-12 동부전자 주식회사 주사전자현미경을 이용한 파티클 계수 효율 평가방법
JP2006210571A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Sumco Corp ウェーハの評価方法およびその評価装置
KR100750193B1 (ko) * 2006-06-16 2007-08-17 삼성전자주식회사 방향성 결함 분류 방법 및 이를 수행하기 위한 장치
JP2008016533A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Sumco Techxiv株式会社 ウェーハ上の粒子の位置を解析する装置およびコンピュータプログラム
CN104205316A (zh) * 2012-04-27 2014-12-10 富士电机株式会社 半导体装置的制造方法以及制造装置
CN107015028A (zh) * 2017-02-27 2017-08-04 同济大学 基于原位探测的纳米尺度初始激光损伤检测方法及系统
US11836914B2 (en) 2020-09-11 2023-12-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Information processing method and information processing device for detecting a trace formed on a surface of a workpiece

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6640151B1 (en) 1999-12-22 2003-10-28 Applied Materials, Inc. Multi-tool control system, method and medium
US6708074B1 (en) 2000-08-11 2004-03-16 Applied Materials, Inc. Generic interface builder
US7188142B2 (en) 2000-11-30 2007-03-06 Applied Materials, Inc. Dynamic subject information generation in message services of distributed object systems in a semiconductor assembly line facility
US6577970B2 (en) * 2001-03-08 2003-06-10 Agere Systems Inc. Method of determining a crystallographic quality of a material located on a substrate
US6657716B1 (en) * 2001-05-23 2003-12-02 Advanced Micro Devices Inc. Method and apparatus for detecting necking over field/active transitions
US7698012B2 (en) 2001-06-19 2010-04-13 Applied Materials, Inc. Dynamic metrology schemes and sampling schemes for advanced process control in semiconductor processing
US7160739B2 (en) 2001-06-19 2007-01-09 Applied Materials, Inc. Feedback control of a chemical mechanical polishing device providing manipulation of removal rate profiles
US6782076B2 (en) * 2001-12-07 2004-08-24 Bede Scientific Instruments Limited X-ray topographic system
US20030199112A1 (en) 2002-03-22 2003-10-23 Applied Materials, Inc. Copper wiring module control
US7272459B2 (en) 2002-11-15 2007-09-18 Applied Materials, Inc. Method, system and medium for controlling manufacture process having multivariate input parameters
US7317521B2 (en) * 2003-09-18 2008-01-08 Micron Technology, Inc. Particle detection method
DE102004014971A1 (de) * 2004-03-26 2005-06-02 Infineon Technologies Ag Verfahren zur Inspektion von Rohwafern
US7834992B2 (en) * 2006-04-05 2010-11-16 Hitachi High-Technologies Corporation Method and its apparatus for detecting defects
JP4893156B2 (ja) * 2006-08-21 2012-03-07 栗田工業株式会社 水質評価方法及びそれに用いられる基板接触器具
US9533418B2 (en) * 2009-05-29 2017-01-03 Cognex Corporation Methods and apparatus for practical 3D vision system
JP2013140840A (ja) * 2011-12-28 2013-07-18 Hitachi High-Technologies Corp 試料観察装置
US9726624B2 (en) 2014-06-18 2017-08-08 Bruker Jv Israel Ltd. Using multiple sources/detectors for high-throughput X-ray topography measurement
US9368415B1 (en) 2015-02-25 2016-06-14 International Business Machines Corporation Non-destructive, wafer scale method to evaluate defect density in heterogeneous epitaxial layers
JP6673122B2 (ja) * 2016-09-29 2020-03-25 株式会社Sumco シリコンウェーハの評価方法、シリコンウェーハ製造工程の評価方法およびシリコンウェーハの製造方法
CN110261270B (zh) * 2019-07-18 2023-02-21 西安奕斯伟材料科技有限公司 一种硅片缺陷的分析方法及装置
CN117334589A (zh) * 2022-06-24 2024-01-02 长鑫存储技术有限公司 半导体器件中缺陷的定位方法、装置及存储介质

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5267017A (en) * 1992-05-20 1993-11-30 Applied Materials, Inc. Method of particle analysis on a mirror wafer
JP3130222B2 (ja) 1995-02-14 2001-01-31 三菱電機株式会社 微小異物の分析方法、分析装置およびこれらを用いる半導体素子もしくは液晶表示素子の製法
US5917588A (en) * 1996-11-04 1999-06-29 Kla-Tencor Corporation Automated specimen inspection system for and method of distinguishing features or anomalies under either bright field or dark field illumination
US6028664A (en) * 1997-01-29 2000-02-22 Inspex, Inc. Method and system for establishing a common reference point on a semiconductor wafer inspected by two or more scanning mechanisms
US5847821A (en) 1997-07-10 1998-12-08 Advanced Micro Devices, Inc. Use of fiducial marks for improved blank wafer defect review

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100439574B1 (ko) * 2001-11-07 2004-07-12 동부전자 주식회사 주사전자현미경을 이용한 파티클 계수 효율 평가방법
JP2006210571A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Sumco Corp ウェーハの評価方法およびその評価装置
JP4604734B2 (ja) * 2005-01-27 2011-01-05 株式会社Sumco ウェーハの評価方法
KR100750193B1 (ko) * 2006-06-16 2007-08-17 삼성전자주식회사 방향성 결함 분류 방법 및 이를 수행하기 위한 장치
JP2008016533A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Sumco Techxiv株式会社 ウェーハ上の粒子の位置を解析する装置およびコンピュータプログラム
CN104205316A (zh) * 2012-04-27 2014-12-10 富士电机株式会社 半导体装置的制造方法以及制造装置
CN107015028A (zh) * 2017-02-27 2017-08-04 同济大学 基于原位探测的纳米尺度初始激光损伤检测方法及系统
US11836914B2 (en) 2020-09-11 2023-12-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Information processing method and information processing device for detecting a trace formed on a surface of a workpiece

Also Published As

Publication number Publication date
US6320655B1 (en) 2001-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000269286A (ja) 半導体基板の欠陥位置特定方法
JP3959355B2 (ja) 微細パターンの3次元形状測定方法
US5438413A (en) Process for measuring overlay misregistration during semiconductor wafer fabrication
CN104520982B (zh) 类装置散射测量叠盖目标
USRE45245E1 (en) Apparatus and methods for determining overlay of structures having rotational or mirror symmetry
US5847821A (en) Use of fiducial marks for improved blank wafer defect review
TWI603453B (zh) 旋轉多層疊對標記、裝置、及方法
JP2006512582A (ja) 検出されたウェハ欠陥座標値の変換
KR101137045B1 (ko) 미세 구조체 검사 방법, 미세 구조체 검사 장치, 및 미세 구조체 검사 프로그램 기록 매체
EP2411789A1 (en) Method of measuring defect density of single crystal
TW201731004A (zh) 減少配準及設計附近所引發之晶粒內檢查之雜訊
Cresswell et al. RM 8111: Development of a prototype linewidth standard
KR101887730B1 (ko) 표면-아래 결함 검토를 위한 샘플들의 준비를 위한 시스템들 및 방법들
CN112447542A (zh) 半导体晶片检验方法及其系统
US20070019859A1 (en) Method for measuring registration
Cresswell et al. CD reference features with sub-five nanometer uncertainty
JP2003203959A (ja) 半導体ウェーハ表層結晶欠陥観察用試料とその作製方法
JP2010087075A (ja) マスク検査方法
JP7218710B2 (ja) レーザー表面検査装置の座標位置特定精度校正方法および半導体ウェーハの評価方法
JP5071782B2 (ja) 基板の欠陥検査方法及び欠陥検査プログラム
WO2006120722A1 (ja) 半導体デバイスの製造方法
Cho et al. The Potential of Inline Automated Defect Review of Mechanical Property and Electrical Characterization by AFM
CN114965522A (zh) 一种测量复合材料层合板内部分层损伤的方法
Ruprecht et al. Epitaxial Silicon Quality Improvement by Automatic Surface Inspection
KR20080040623A (ko) 반도체 디바이스의 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060428

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060711