JP2000268047A - 情報提供システム、クライアント、情報提供サーバ及び情報提供方法 - Google Patents

情報提供システム、クライアント、情報提供サーバ及び情報提供方法

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JP2000268047A
JP2000268047A JP11072088A JP7208899A JP2000268047A JP 2000268047 A JP2000268047 A JP 2000268047A JP 11072088 A JP11072088 A JP 11072088A JP 7208899 A JP7208899 A JP 7208899A JP 2000268047 A JP2000268047 A JP 2000268047A
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JP11072088A
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Fukuji Sudo
福治 須藤
Makoto Akaha
誠 赤羽
Toshitada Doi
利忠 土井
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者の発話した発話音声情報、位置情報、
時間情報、気象情報、生体情報等に基づいて、サーバシ
ステムが現在の操作者の気分や状況を判断し、その気分
や状況に適した提供用情報をクライアントに送信するよ
うにする。 【解決手段】 操作者に関する情報である操作者情報を
ネットワークを介してサーバシステム3に送信する通信
部2dと、サーバシステム3からネットワークを介して
提供用情報を受信し、この受信した提供用情報を出力す
る出力部2bとを備えるクライアント2と、提供用情報
と操作者情報を分析するための分析情報とを記憶する分
析情報記憶部9bと、クライアント2から送信されてき
た操作者情報と分析情報とに基づいてクライアント2に
送信するのに適した提供用情報を提供情報記憶部9cか
ら選択する選択サーバ7と、この選択サーバ7により選
択された提供用情報をクライアント2にネットワークを
介して送信する情報提供サーバ8とを備えるサーバシス
テム3とを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ユーザの
発話した発話音声情報、位置情報、時間情報、気象情
報、生体情報等に基づいて、サーバシステムが現在のユ
ーザの気分や状況を判断し、その気分や状況に適した例
えば音楽である音声情報等をクライアントに送信する情
報提供システム、クライアント、情報提供サーバ及び情
報提供方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯性が重視される例えば携帯電
話等の携帯端末が広く用いられており、携帯性の向上の
ために携帯端末の軽量化及び小型化が望まれている。携
帯端末は、小型化に伴って、キーボード等の入力装置を
小さくする又は無くす必要がある。そこで、携帯端末に
おいては、従来の入力装置に比べて比較的場所をとらな
い音声認識装置が注目を集めている。携帯端末は、音声
認識装置を用いることにより端末自身を小型化できるだ
けでなく、利用者の利便性を更に向上させることができ
る。Mini Disk(以下、MDという。)やCo
mpact Disk(以下、CDという。)を再生で
きる機能を備えた携帯端末を用いれば、ユーザは、好き
な音楽を聴くことができる。
【0003】また、ラジオ等を使用すれば、ユーザは、
いろいろな音楽を聴くことができる。
【0004】さらに、サーバ側とクライアント側との間
で構築される情報提供システムにおいては、音声等のデ
ータ圧縮技術や放送/通信分野でのディジタル信号処理
技術の発達により、所謂Music On Deman
d(以下、MODという。)等の音声情報を提供するサ
ービスが実現されている。
【0005】このMODサービスを利用した情報提供シ
ステムにおいて、ユーザが聴きたい音楽を選択する方法
には、例えば、サーバが音楽をジャンルや年代などによ
り予め分類しておき、ユーザがキーボードやジョグダイ
アル等を用いていくつかのキーワードを入力することを
繰り返すことにより、目的とする音楽を選択する方法が
ある。この方法では、ユーザは、いくつかのキーワード
を入力することを繰り返していけば、目的とする音楽を
聴くことができる。また、予め曲に割り振られた番号を
入力して目的とする曲を選択する方法もある。この方法
では、ユーザは、聴きたい曲の番号を入力すれば、目的
とする曲を聴くことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たMDやCDを利用する方法では、ユーザは、自分が所
有しているソフトの中から曲を選ばなくてはならない。
【0007】また、上述したラジオ等を使用する場合に
は、ユーザは、自分で曲を選ぶ手間は省けるが、そのと
きの気分にふさわしい曲を聴けるとは限らない。
【0008】さらに、上述したMODサービスを利用す
る場合には、ユーザは、数多くの曲の中から、そのとき
の気分や雰囲気にふさわしい曲を選ぶことができるが、
わざわざ曲をリクエストしなければならない。
【0009】そこで、本発明は、このような実情に鑑み
てなされたものであり、操作者の発話した発話音声情
報、位置情報、時間情報、気象情報、生体情報等に基づ
いて、サーバシステムが現在の操作者の気分や状況を判
断し、その気分や状況に適した提供用情報をクライアン
トに送信する情報提供システム、クライアント、情報提
供サーバ及び情報提供方法を提供することを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る情報提供システムは、サーバがネッ
トワークを介してクライアントに提供用情報を送信する
情報提供システムにおいて、上記クライアントは、操作
者に関する情報である操作者情報を上記ネットワークを
介して上記サーバに送信する操作者情報送信手段と、上
記サーバから上記ネットワークを介して上記提供用情報
を受信し、この受信した提供用情報を出力する出力手段
とを備え、上記サーバは、上記提供用情報と上記操作者
情報を分析するための分析情報とを記憶する情報記憶手
段と、上記クライアントから送信されてきた操作者情報
と分析情報とに基づいて上記クライアントに送信するの
に適した上記提供用情報を上記情報記憶手段から選択す
る選択手段と、この選択手段により選択された上記提供
用情報を上記クライアントにネットワークを介して送信
する提供用情報送信手段とを備えることを特徴とする。
【0011】この情報提供システムでは、クライアント
は、操作者に関する情報である操作者情報を上記ネット
ワークを介して上記サーバに送信する操作者情報送信手
段と、上記サーバから上記ネットワークを介して上記提
供用情報を受信し、この受信した提供用情報を出力する
出力手段とを備え、クライアントは、入力された操作者
情報をネットワークを介してサーバに送信する。そし
て、サーバは、クライアントからネットワークを介して
受信した操作者情報と分析情報とに基づいて提供用情報
を提供用情報記憶手段から選択し、この選択された提供
用情報をクライアントにネットワークを介して送信す
る。
【0012】また、本発明に係るクライアントは、ネッ
トワークを介してサーバから提供用情報を受信するクラ
イアントにおいて、操作者に関する情報である操作者情
報を上記ネットワークを介して上記サーバに送信する操
作者情報送信手段と、上記ネットワークを介して送信し
た上記操作者情報と、この操作者情報を分析するための
分析情報とに基づいて、上記サーバが選択した提供用情
報を、このサーバから上記ネットワークを介して受信
し、この受信した提供用情報を出力する出力手段とを備
えることを特徴とする。
【0013】この情報提供クライアントでは、操作者情
報をネットワークを介してサーバに送信し、この送信し
た操作者情報と分析情報とに基づいてサーバが選択した
提供用情報を、このサーバからネットワークを介して受
信し、この受信した提供用情報を出力する。
【0014】さらに、本発明に係る情報提供サーバは、
ネットワークを介してクライアントに提供用情報を送信
する情報提供サーバにおいて、提供用情報と上記操作者
情報を分析するための分析情報とを記憶する情報記憶手
段と、上記クライアントから送信されてきた操作者情報
と分析情報とに基づいて、上記クライアントに送信する
のに適した上記提供用情報を上記情報記憶手段から選択
する選択手段と、この選択手段により選択された上記提
供用情報を上記クライアントにネットワークを介して送
信する提供用情報送信手段とを備えることを特徴とす
る。
【0015】この情報提供サーバでは、提供用情報と分
析情報とを記憶し、クライアントから送信されてきた操
作者情報と分析情報とに基づいて、クライアントに送信
するのに適した提供用情報を情報記憶手段から選択し、
この選択された提供用情報をクライアントにネットワー
クを介して送信する。
【0016】さらにまた、本発明に係る情報提供方法
は、サーバは、提供用情報と、クライアントから送信さ
れてきた操作者に関する情報である操作者情報を分析す
るための分析情報とを情報記憶手段に記憶し、上記クラ
イアントは、上記操作者情報を上記ネットワークを介し
て上記サーバに送信し、上記サーバは、上記クライアン
トから送信されてきた操作者情報と上記分析情報とに基
づいて、上記クライアントに送信するのに適した上記提
供用情報を上記情報記憶手段から選択し、この選択され
た提供用情報を上記クライアントにネットワークを介し
て送信し、上記クライアントは、上記サーバから上記ネ
ットワークを介して上記提供用情報を受信し、この受信
した提供用情報を出力することを特徴とする。
【0017】この情報提供方法では、サーバは、提供用
情報と分析情報とを情報記憶手段に記憶し、クライアン
トは、操作者情報をネットワークを介してサーバに送信
する。そして、サーバは、クライアントから送信されて
きた操作者情報と分析情報とに基づいてクライアントに
送信するのに適した提供用情報を情報記憶手段から選択
し、この選択された提供用情報をクライアントにネット
ワークを介して送信し、クライアントは、サーバからネ
ットワークを介して提供用情報を受信し、この受信した
提供用情報を出力する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した実施の形
態について、図面を参照しながら説明する。本発明を適
用した実施の形態である情報提供システムは、例えばI
nternational Multimedia T
elecommunications−2000(以
下、IMT−2000という。)を用いたネットワーク
において、所謂Music On Demand(以
下、MODという。)サービスを利用するためのもので
ある。本発明を適用した実施の形態である情報提供シス
テムを図1に示す。なお、IMT−2000とは、In
ternationalTelecommunicat
ion Union(ITU)が、21世紀のディジタ
ル携帯電話等に採用する通信方式をいう。
【0019】この図1に示すように、情報提供システム
1は、例えば通信機能を備えるPersonal Di
gital Assistant(以下、PDAとい
う。)であるクライアント2と、各種サーバを備えるサ
ーバシステム3と、例えばIMT−2000を介してク
ライアント2とサーバシステム3との間の無線回線の設
定や制御を行う無線設備である公衆用基地局(以下、基
地局という。)4とを備える。
【0020】クライアント2は、ユーザが入力した例え
ば音声情報を処理する入力部2aと、ユーザに対して提
供する情報を出力する出力部2bと、サーバシステム3
から送信されてきた音声情報等を記憶するクライアント
用記憶部2cと、サーバシステム3との接続を確立する
ための接続処理及びクライアント2が用いる通信方式に
従った通信処理を行う通信部2dと、上記入力部2aと
出力部2bとクライアント用記憶部2cと通信部2dの
各処理部の機能を制御する制御部2eとを有する。 入
力部2aは、例えばマイク等の音声入力装置により構成
される。この入力部2aのマイク等は、例えば、サーバ
システム3から聴きたい音楽の音楽情報を送信してもら
うために、ユーザが入力した音声情報を制御部2eに供
給する。なお、入力部2aは、例えばキーボードやジョ
グダイアル等の音声以外の入力装置により構成されてい
てもよい。
【0021】出力部2bは、例えばスピーカ等の音声出
力装置により構成される。この出力部2bのスピーカ等
は、例えば、サーバシステム3から後述する通信部2d
と制御部2eとを介して送信されてきた音楽情報を再生
する。
【0022】なお、出力部2bは、例えば、液晶ディス
プレイのような表示デバイスにより構成されていてもよ
い。また、出力部2bは、例えばInstitute
ofElectrical and Electron
ics Engineers 1394(以下、IEE
E1394という。)端子などのディジタル出力端子を
備えることにより、サーバシステム3から受信した音楽
などの音声情報を外部端子に出力してもよい。さらに、
出力部2bは、サーバシステム3から基地局4を介して
受信した、例えば、歌詞、楽譜、作詞者、作曲者、編曲
者、収録アルバム、発売日等の提供用情報に付随する情
報を、音声情報としてスピーカ等から又は映像情報とし
て液晶ディスプレイ等から出力してもよい。または、出
力部2bは、サーバシステム3から受信した音楽等を再
生中に、上記提供用情報に付随する情報を液晶ディスプ
レイ等に表示してもよい。
【0023】クライアント用記憶部2cは、例えば、メ
モリーカード、Mini Disk(以下、MDとい
う。)、Digital Audio Taperec
order(以下、DATという。)等のクライアント
2から取り外し可能、又はフラッシュメモリやハードデ
ィスク等のクライアント2から取り外し不可能な記憶装
置により構成される。このクライアント用記憶部2c
は、サーバシステム3から通信部2dと制御部2eとを
介して送信されてきた例えば音楽などの音声情報を記憶
する。また、クライアント用記憶部2cは、各クライア
ント2が有する個別の例えばIMT−2000用のユー
ザID等を記憶し、制御部2eからの制御信号に基づい
て制御部2eと通信部2dとを介してサーバシステム3
にこのユーザID等を送信する。
【0024】通信部2dは、制御部2eからベースバン
ドで供給された入力音声情報を無線周波数でサーバシス
テム3に送信したり、サーバシステム3から無線周波数
で音楽等の提供用情報を受信し、この受信した音楽等の
提供用情報をベースバンドで制御部2eに供給したりす
る。
【0025】制御部2eは、例えばCPUにより構成さ
れる。この制御部2eは、例えば、サーバシステム3か
ら基地局4を介して音楽等の音声情報を受信するための
制御プログラムを備えており、この制御プログラムを実
行することにより出力部2b、通信部2d及びクライア
ント用記憶部2cの制御を行う。なお、制御部2eは、
入力部2aと接続されており、この入力部2aから入力
される音声情報等に基づいて上記制御プログラムにおけ
る各制御を行う。
【0026】サーバシステム3は、例えば、クライアン
ト2から受信した入力音声情報について音声認識を行う
音声認識サーバ5と、この音声認識サーバ5が認識した
入力音声情報に基づいてクライアント2との接続認証処
理等を行う認証サーバ6と、音声認識サーバ5が認識し
た入力音声情報に基づいてクライアント2に送信する提
供用情報を選択する選択サーバ7と、この選択サーバ7
により選択された提供用情報をクライアント2に送信す
る情報提供サーバ8と、クライアント2に送信する提供
用情報等を記憶するデータベース9とを有する。
【0027】音声認識サーバ5は、クライアント2の通
信部2dから基地局4を介して受信した情報が音声情報
である場合に、図示しない音響分析部、音響モデル及び
言語モデル等に基づいて受信した音声情報の音声認識を
行う。そして、音声認識サーバ5は、この音声認識を行
った結果である音声情報(以下、認識音声情報とい
う。)を後述する認証サーバ6や選択サーバ7に供給す
る。なお、音声認識サーバ5は、例えば音声認識を行っ
た結果が正確であるか否かをユーザに確認してもらうた
めに、認識音声情報をクライアント2に送信してもよ
い。
【0028】ここで、音響分析部とは、入力音声情報に
対して音響的な特徴量系列の抽出を行う処理部をいう。
また、音響モデルとは、この音響分析部で抽出された個
々の特徴量との音響的な類似性の評価を行うための評価
式を用いて、音声の部分的或いは全体的な特徴量系列の
パターンとの類似性の評価を行うための情報をいう。さ
らに、言語モデルとは、音響モデルの接続に関する制約
を与えるための情報をいう。
【0029】認証サーバ6は、音声認識サーバ5から供
給された認識音声情報等に基づいて、例えば、Remo
te Authentication Dial In
User Servise(以下、RADIUSとい
う。)を用いたクライアント2への認証処理を行う。ま
た、認証サーバ6は、音声認識サーバ5から供給された
認識音声情報等に基づいて、例えば、Point to
Point Protoco1(以下、PPPとい
う。)等を用いたクライアント2からの接続処理を行
う。
【0030】ここで、RADIUSとは、ダイアルイン
のためのモデムを備えたネットワーク・アクセス・サー
バに接続するというダイアルインのユーザの認証を行う
ダイアルアップ接続ユーザ認証システムをいう。また、
PPPとは、公衆電話回線などでインターネットヘ接続
するためのプロトコルをいう。
【0031】選択サーバ7は、音声認識サーバ5から供
給された認識音声情報と、後述するデータベース9の分
析情報記憶部9bから取得した分析情報とに基づいて、
提供情報記憶部9cに記憶された例えば音楽等の提供用
情報の中から、クライアント2に送信するのに適した提
供用情報を選択する。つまり、選択サーバ7は、後述す
る、音声認識サーバ5から供給された認識音声情報であ
る操作者情報と分析情報とに基づいて、クライアント2
に送信するのに適した提供用情報を提供情報記憶部9c
から選択する。そして、選択サーバ7は、選択した提供
用情報に関する選択情報を情報提供サーバ8に供給す
る。
【0032】情報提供サーバ8は、選択サーバ7から供
給された選択情報に基づき、クライアント2に送信する
音楽等の提供用情報を提供情報記憶部9cから取得して
クライアント2に送信する。
【0033】データベース9は、例えばユーザIDとパ
スワード等を記憶する属性情報記憶部9aと、例えばク
ライアント2から送信されてきた操作者情報を分析する
ための分析情報等を記憶する分析情報記憶部9bと、ク
ライアント2に送信する提供用情報を記憶する提供情報
記憶部9cとを有する。ここで、操作者情報とは、ユー
ザに関する情報であり、例えば、ユーザが発話した音声
情報(以下、発話音声情報という。)、ユーザが現在位
置する位置情報、ユーザが現在位置する地域の時間情
報、ユーザが現在位置する地域の気象情報、ユーザの現
在の心拍数、血圧、脳波、血糖値などに関する生体情報
等の情報をいう。
【0034】分析情報記憶部9bは、例えば、上述した
発話音声情報、位置情報、時間情報、気象情報、生体情
報等からなる操作者情報を分析するための分析情報以外
にも、ユーザが予め設定しておいた自分の嗜好に合う音
楽のジャンルやパフォーマなどに関する設定情報からな
る操作者情報を分析するための分析情報等も記憶してい
る。
【0035】なお、上述したサーバシステム3の各サー
バは、同一のサーバで構成してもよい。
【0036】以上のように構成された情報提供システム
1では、サーバシステム3は、クライアント2からユー
ザに関する操作者情報を受信し、この操作者情報につい
て音声認識を行い、音声認識を行った操作者情報である
認識操作者情報と分析情報とに基づいてデータベース9
から選択した音楽等をクライアント2に送信する。そし
て、クライアント2は、この送信された音楽等を出力部
2bのスピーカ等を用いて再生する。
【0037】つぎに、情報提供システム1において、サ
ーバシステム3がクライアント2に音楽等の音声情報を
提供するMODサービスが開始されてから終了するまで
の一連の処理の流れを、図2に示すフローチャートに従
って説明する。
【0038】この図2に示すフローチャートでは、例え
ば、IMT−2000用の端末であるクライアント2
は、IMT−2000のデータ回線を用いた基地局4を
介して、サーバシステム3に電話をかける等して予め接
続要求を出している。その後、クライアント2は、サー
バシステム3との接続が確立する。即ち、この図2に示
すフローチャートでは、クライアント2とサーバシステ
ム3との接続が確立している状態から説明する。
【0039】まず、図2のステップS1において、ユー
ザがMODサービスを利用するためのサービス開始要求
情報を、クライアント2に備えられた入力部2aのマイ
ク等に音声で入力した場合に、制御部2eは、入力部2
aに入力された音声情報であるサービス開始要求情報
(以下、サービス開始要求音声情報という。)を、この
入力部2aから供給される。制御部2eは、入力部2a
から供給されたサービス開始要求音声情報を通信部2d
に供給する。通信部2dは、供給されたサービス開始要
求音声情報を基地局4を介してサーバシステム3の音声
認識サーバ5に送信する。
【0040】音声認識サーバ5は、通信部2dから基地
局4を介して受信したサービス開始要求音声情報につい
て、図示しない音響分析部、音響モデル及び言語モデル
等に基づき音声認識を行う。音声認識サーバ5は、この
音声認識を行った結果であるサービス開始要求音声情報
(以下、認識サービス開始要求音声情報という。)を認
証サーバ6に供給する。
【0041】認証サーバ6は、音声認識サーバ5から認
識サービス開始要求音声情報が供給されると、ユーザが
入力部2aに音声等でユーザIDとパスワードを入力す
ることを要求するユーザ認証要求情報をクライアント2
に送信する。ここで、このユーザIDとパスワードと
は、クライアント2を所有するユーザがMODサービス
を利用する権利を有するか否かを認証するための情報を
いう。
【0042】制御部2eは、認証サーバ6から通信部2
dを介して受信したユーザ認証要求情報を、出力部2b
のスピーカ等に音声として出力させる。
【0043】続いて、ステップS2において、ユーザが
出力部2bのスピーカ等から音声出力されたユーザ認証
要求情報に従って、入力部2aのマイク等にユーザID
とパスワードを音声で入力した場合に、制御部2eは、
入力部2aに入力された音声情報であるユーザIDとパ
スワードを、この入力部2aから供給される。制御部2
eは、入力部2aから供給されたユーザIDとパスワー
ドを通信部2dに供給する。通信部2dは、供給された
ユーザIDとパスワードを基地局4を介してサーバシス
テム3の音声認識サーバ5に送信する。
【0044】音声認識サーバ5は、通信部2dから基地
局4を介して受信したユーザIDとパスワードについて
音声認識を行う。音声認識サーバ5は、この音声認識を
行った結果であるユーザIDとパスワード(以下、認識
ユーザID・パスワードという。)を認証サーバ6に供
給する。
【0045】認証サーバ6は、データベース9の属性情
報記憶部9aからユーザIDとパスワードを取得し、こ
の取得したユーザIDとパスワードに基づいて音声認識
サーバ5から供給された認識ユーザID・パスワードの
認証処理を行う。
【0046】認証サーバ6は、この認証ができない場合
には、サービス開始不許可情報をクライアント2に送信
する。制御部2eは、認証サーバ6から通信部2dを介
して受信したサービス開始不許可情報に基づいて、MO
Dサービスが開始されない旨を、出力部2bのスピーカ
等に音声として出力させる。ユーザがこのMODサービ
スが開始されない旨をスピーカ等から聞いて、改めて入
力部2aのマイク等にユーザIDとパスワードを正確に
音声で入力した場合には、制御部2eは、入力部2aに
再度入力された音声情報であるユーザIDとパスワード
を、この入力部2aから供給される。
【0047】一方、認証サーバ6は、上述の認証ができ
た場合には、認証ができたことを知らせる認証成功情報
を選択サーバ7に供給する。選択サーバ7は、この認証
成功情報を認証サーバ6から供給された場合には、サー
ビス開始許可情報をクライアント2に送信する。制御部
2eは、選択サーバ7から通信部2dを介して受信した
サービス開始許可情報を、出力部2bのスピーカ等に音
声として出力させる。そして、処理は、ステップS3へ
進む。
【0048】続いて、ステップS3において、ユーザが
サービス開始許可情報をスピーカ等から聞いた後に、制
御部2eは、入力部2aのマイク等に、操作者情報であ
る発話音声情報を取り込ませる。制御部2eは、この発
話音声情報を入力部2aのマイク等に所定の期間取り込
ませるとともに、この取り込んだ発話音声情報を、入力
部2aから供給される。制御部2eは、入力部2aから
供給された発話音声情報を通信部2dに供給する。通信
部2dは、供給された発話音声情報を基地局4を介して
サーバシステム3の音声認識サーバ5に送信する。
【0049】音声認識サーバ5は、通信部2dから基地
局4を介して受信した発話音声情報について音声認識を
行う。音声認識サーバ5は、この音声認識を行った結果
である発話音声情報(以下、認識発話音声情報とい
う。)を選択サーバ7に供給する。
【0050】続いて、ステップS4において、選択サー
バ7は、音声認識サーバ5から供給された認識発話音声
情報と分析情報記憶部9bから取得した分析情報とに基
づいて、提供情報記憶部9cに記憶された提供用情報の
中から、クライアント2に送信するのに最適な提供用情
報を選択する。
【0051】具体的には、選択サーバ7は、音声認識サ
ーバ5から供給された認識発話音声情報と分析情報記憶
部9bから取得した発話音声情報を分析するための分析
情報とに基づいて、提供情報記憶部9cに記憶された例
えば音楽等の提供用情報の中から、クライアント2に送
信するのに最適な提供用情報を選択する。なお、ここで
の認識発話音声情報とは、例えば、ユーザが発話した内
容をそのままテキストに変換したもの、ユーザが発話し
た内容からその場の雰囲気を表すような単語を抽出した
もの等の情報をいう。
【0052】例えば、選択サーバ7は、音声認識サーバ
5から供給された認識発話音声情報と分析情報記憶部9
bから取得した分析情報とに基づいて、現在ユーザが悲
しい曲を聴きたい気分だと判断すれば、提供情報記憶部
9cに記憶された数多くの「悲しい曲」の中から、ユー
ザに最適だと判断した「悲しい曲」を選択する。この場
合、選択サーバ7は、提供情報記憶部9cに記憶された
数多くの「悲しい曲」の中から、ユーザが予め設定して
おいた自分の嗜好に合う曲のジャンルやパフォーマ等に
関する設定情報、現在音楽のヒットチャートで人気のあ
る曲に関するヒットチャート情報等に基づいて、ユーザ
に最適だと判断した「悲しい曲」を選択する。勿論、選
択サーバ7は、提供情報記憶部9cに記憶された数多く
の「悲しい曲」の中から、ユーザに最適だと判断した
「悲しい曲」をランダムに選択してもよい。
【0053】そして、選択サーバ7は、選択した提供用
情報に関する選択情報を情報提供サーバ8に送信する。
【0054】続いて、ステップS5において、情報提供
サーバ8は、選択サーバ7から供給された選択情報に基
づいて、選択された曲のデータを提供情報記憶部9cか
ら取得してクライアント2に送信する。
【0055】制御部2eは、情報提供サーバ8から通信
部2dを介して受信した曲のデータを、出力部2bのス
ピーカ等に再生させる。
【0056】続いて、ステップS6において、出力部2
bからの提供用情報の再生が終了し、ユーザが引き続き
MODサービスを利用する場合には、処理は、ステップ
S3へ戻る。
【0057】一方、ユーザがMODサービスの利用を終
了するためのサービス終了要求情報を、入力部2aのマ
イク等に音声で入力した場合には、制御部2eは、入力
部2aに入力された音声情報であるサービス終了要求情
報(以下、サービス終了要求音声情報という。)を、こ
の入力部2aから供給される。制御部2eは、入力部2
aから供給されたサービス終了要求音声情報を通信部2
dに供給する。通信部2dは、供給されたサービス終了
要求音声情報を基地局4を介してサーバシステム3の音
声認識サーバ5に送信する。
【0058】音声認識サーバ5は、通信部2dから基地
局4を介して受信したサービス終了要求音声情報につい
て、図示しない音響分析部、音響モデル及び言語モデル
等に基づき音声認識を行う。音声認識サーバ5は、この
音声認識を行った結果であるサービス終了要求音声情報
(以下、認識サービス終了要求音声情報という。)を選
択サーバ7に供給する。
【0059】選択サーバ7は、音声認識サーバ5から認
識サービス終了要求音声情報が供給されると、サービス
終了許可情報をクライアント2に送信する。
【0060】制御部2eは、選択サーバ7から通信部2
dを介して受信したサービス終了許可情報を、出力部2
bのスピーカ等に音声として出力させる。
【0061】ユーザは、このサービス終了許可情報をス
ピーカ等から音声として聞くことによって、MODサー
ビスが終了したことを認識する。
【0062】以上のように処理されることにより、ユー
ザは、自分で曲を選択するという手間をかけずに、現在
の自分の気分や状況に適した曲を聴くことができるとい
うMODサービスを、サーバシステム3から受けること
ができる。
【0063】なお、上述した図2に示すフローチャート
を用いた一連の処理では、出力部2bは、音声出力する
スピーカ等で構成されているが、例えば、映像出力する
液晶ディスプレイ等で構成されていてもよい。この場
合、制御部2eは、出力部2bの液晶ディスプレイ等
に、テキスト化した文字情報や動画などの映像情報を出
力させてもよい。
【0064】また、図2に示すフローチャートを用いた
一連の処理では、ユーザがサービス開始要求情報を入力
部2aに音声で入力することによりサービスが開始され
ているが、クライアント2がサーバシステム3に例えば
電話をかける等して接続されたらサービスが開始される
としてもよい。
【0065】さらに、図2に示すフローチャートを用い
た一連の処理では、情報提供システム1においてMOD
サービスを利用している途中でこのサービスの利用を終
了する場合、制御部2eは、ユーザが入力部2aに入力
した音声情報であるネットワークとの接続の切断を命令
する切断音声情報を、この入力部2aから供給されるこ
とにより、基地局4を介したサーバシステム3との接続
を切断してMODサービスを終了させてもよい。勿論、
制御部2eは、例えばユーザが入力部2aの図示しない
「END−KEY」等を押すことにより、基地局4を介
したサーバシステム3との接続を切断してMODサービ
スを終了させてもよい。
【0066】さらにまた、図2に示すフローチャートの
ステップS2において、制御部2eは、ユーザが入力部
2aに音声で入力したユーザIDとパスワードとを、こ
の入力部2aから供給されてもよい。しかし、例えばI
MT−2000用のクライアント2の制御部2eは、ユ
ーザにより音声で入力部2aに入力されたパスワードの
みを、この入力部2aから供給されてもよい。IMT−
2000用のクライアント2は、各クライアントが全て
他のクライアントと違うユーザIDを予め保持している
からである。
【0067】さらにまた、図2に示すフローチャートを
用いた一連の処理では、情報提供サーバ8は、例えば、
歌詞、楽譜、作詞者、作曲者、編曲者、収録アルバム、
発売日等の曲に付随する情報を、音声情報としてクライ
アント2に送信してもよい。
【0068】さらにまた、図2に示すフローチャートを
用いた一連の処理では、制御部2eは、サービス開始許
可情報を受信してから、ユーザが発話していないときで
も常に入力部2aのマイク等に発話音声情報を取り込ま
せているが、ユーザが発話しているときだけ発話音声情
報を入力部2aのマイク等に取り込ませてもよい。
【0069】さらにまた、選択サーバ7は、音声認識サ
ーバ5が音声認識していない発話音声情報をそのまま操
作者情報として用いて、提供情報記憶部9cに記憶され
た提供用情報の中からクライアント2に送信するのに最
適な提供用情報を選択してもよい。
【0070】つぎに、上述した発話音声情報以外の操作
者情報と分析情報とに基づいて、提供情報記憶部9cに
記憶された提供用情報の中からクライアント2に送信す
るのに最適な提供用情報を選択するという提供用情報選
択方法について、いくつか列挙しながら説明する。
【0071】まず、1つ目の提供用情報選択方法は、例
えば、ユーザが現在位置している地域に関する位置情報
を、操作者情報として用いた方法である。
【0072】この方法では、例えば、IMT−2000
を用いたサーバシステム3はクライアント2の現在位置
を常時把握しているため、サーバシステム3がクライア
ント2を所持するユーザが現在「海」のそばにいると判
断した場合には、選択サーバ7は、提供情報記憶部9c
に記憶された数多くの「海」に関する曲の中から、クラ
イアント2に送信するのに最適な「海」に関する曲を選
択する。
【0073】2つ目の提供用情報選択方法は、例えば、
ユーザが現在位置している地域の時間情報を、操作者情
報として用いた方法である。
【0074】この方法では、上述したように、例えば、
IMT−2000を用いたサーバシステム3はクライア
ント2の現在位置を常時把握しているため、サーバシス
テム3がクライアント2を所持するユーザが現在「日本
のA市のB地点」にいると判断した場合には、サーバシ
ステム3は、このB地点の現在の時間情報を求める。サ
ーバシステム3がこの時間情報を求めた結果、現在B地
点は「冬の午後5時」だと判断した場合には、選択サー
バ7は、提供情報記憶部9cに記憶された数多くの
「冬」に関する曲の中から、クライアント2に送信する
のに最適な「冬の午後5時」に合う曲を選択する。
【0075】3つ目の提供用情報選択方法は、例えば、
ユーザが現在位置している地域の気象情報を、操作者情
報として用いた方法である。
【0076】この方法では、上述したように、例えば、
IMT−2000を用いたサーバシステム3はクライア
ント2の現在位置を常時把握しているため、サーバシス
テム3がクライアント2を所持するユーザが現在「日本
のA市のB地点」にいると判断した場合には、サーバシ
ステム3は、このB地点の現在の気象情報を求める。サ
ーバシステム3がこの気象情報を求めた結果、現在B地
点は「雨」だと判断した場合には、選択サーバ7は、提
供情報記憶部9cに記憶された数多くの「雨」に関する
曲の中から、クライアント2に送信するのに最適な
「雨」に関する曲を選択する。
【0077】4つ目の提供用情報選択方法は、例えば、
ユーザの現在の健康状態に関する情報からなる生体情報
を、操作者情報として用いた方法である。
【0078】この方法では、例えば、クライアント2
は、ユーザの現在の血圧、心拍数、脳波、血糖値等の生
体情報を計測する計測装置を備え、この計測装置で計測
した生体情報を、常にサーバシステム3に送信してい
る。サーバシステム3がこの生体情報を所定の期間受信
してクライアント2を所持するユーザが現在「何かに対
して怒っている」と判断した場合には、選択サーバ7
は、提供情報記憶部9cに記憶された数多くの「気分を
落ち着かせる」曲の中から、クライアント2に送信する
のに最適な「気分を落ち着かせる」曲を選択する。
【0079】5つ目の提供用情報選択方法は、例えば、
上述した全ての情報、即ち、発話音声情報、位置情報、
時間情報、気象情報、生体情報を、操作者情報として用
いた方法である。
【0080】この方法では、サーバシステム3は多種類
の情報を総合した情報を操作者情報として用いるため、
選択サーバ7は、提供情報記憶部9cに記憶された曲の
中から、上述した各提供用情報選択方法以上により正確
にユーザの現在の気分や状況に適した曲を選択する。
【0081】以上述べたように、本発明を適用した実施
の形態である情報提供システム1では、サーバシステム
3がクライアント2から受信した音声情報について音声
認識処理を行うことにより、クライアント2を携帯する
ユーザは、例えば、歩いているときでも、立っていると
きでも、車を運転しているときでも、細かい設定をせず
に簡単にMODサービスを利用することができる。つま
り、ユーザは、音声認識装置を備えたクライアント2又
はサーバシステム3を用いることにより、簡単な操作で
MODサービスを利用することができる。
【0082】さらに、情報提供システム1では、サービ
スエリアが広く、高速で移動中も通信が可能なIMT−
2000を用いているため、ユーザは、いつでもどこで
も、高音質の音楽等を提供するMODサービスを利用す
ることができる。
【0083】さらにまた、MODサービスを利用する場
合に、ユーザIDを予め保持するIMT−2000用の
クライアント2を利用すれば、サーバシステム3は、ユ
ーザIDをクライアント2に入力しなくてよいユーザと
の認証の手続きが簡略化されてセキュリティが向上する
ため、ユーザの管理を容易にすることができる。
【0084】なお、上述した情報提供システム1は、I
MT−2000を用いてネットワークを構築している
が、他の通信方式のネットワークを用いてもよい。ま
た、上述したクライアント2は、図1では便宜上1つし
か示していないが、実際には複数のクライアント2がI
MT−2000を介してサーバシステム3と接続される
ことになる。さらに、上述した音声認識機能は、音声認
識サーバ5に備えられているが、クライアント2等に備
えられていてもよい。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る情報
提供システム、情報提供サーバ、クライアント及び情報
提供方法によれば、サーバがクライアントから受信した
操作者情報と情報記憶手段から取得した分析情報とに基
づいて、情報記憶手段から選択した提供用情報をクライ
アントに送信することにより、クライアントを所持する
ユーザは、いつでもどこでも提供用情報を選択するため
の設定をするという手間をかけないで、自分の気分や状
況に適した提供用情報を簡単にクライアントから取得す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態を示す情報提供シ
ステムの構成図である。
【図2】本発明を適用した実施の形態における、MOD
サービスが開始されてから終了するまでの一連の処理の
流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報提供システム、2 クライアント、3 サーバ
システム、4 基地局、5 音声認識サーバ、6 認証
サーバ、7 選択サーバ、8 情報提供サーバ、9 デ
ータベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 3/00 551G (72)発明者 土井 利忠 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B075 PP02 PP07 PQ02 PQ04 PR06 5B089 GA11 GA25 HA11 JA00 JA33 JB05 JB22 KA01 KA11 KB11 LB04 LB10 LB13 5D015 KK01 KK02 5D108 BG06 9A001 BB03 CC06 CC07 DD11 JJ72 KK43 LL03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバがネットワークを介してクライア
    ントに提供用情報を送信する情報提供システムにおい
    て、 上記クライアントは、操作者に関する情報である操作者
    情報を上記ネットワークを介して上記サーバに送信する
    操作者情報送信手段と、上記サーバから上記ネットワー
    クを介して上記提供用情報を受信し、この受信した提供
    用情報を出力する出力手段とを備え、 上記サーバは、上記提供用情報と上記操作者情報を分析
    するための分析情報とを記憶する情報記憶手段と、上記
    クライアントから送信されてきた操作者情報と分析情報
    とに基づいて上記クライアントに送信するのに適した上
    記提供用情報を上記情報記憶手段から選択する選択手段
    と、この選択手段により選択された上記提供用情報を上
    記クライアントにネットワークを介して送信する提供用
    情報送信手段とを備えることを特徴とする情報提供シス
    テム。
  2. 【請求項2】 上記操作者情報は、上記操作者が発話し
    た音声情報からなる発話音声情報であり、 上記クライアントは、この発話音声情報を取り込んで、
    この取り込んだ発話音声情報について音声認識を行う音
    声認識手段を備え、 上記操作者情報送信手段は、この音声認識手段により音
    声認識が行われた音声認識処理済みの発話音声情報を上
    記サーバに送信し、 上記選択手段は、上記クライアントから受信した上記音
    声認識処理済みの発話音声情報と上記情報記憶手段から
    取得した分析情報とに基づいて、上記クライアントに送
    信するのに適した上記提供用情報を上記情報記憶手段か
    ら選択することを特徴とする請求項1記載の情報提供シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 上記操作者情報は、上記操作者が発話し
    た音声情報からなる発話音声情報であり、 上記サーバは、上記クライアントからネットワークを介
    して受信した上記発話音声情報について音声認識を行う
    音声認識手段を備え、 上記選択手段は、この音声認識手段により音声認識が行
    われた音声認識処理済みの発話音声情報と上記情報記憶
    手段から取得した分析情報とに基づいて、上記クライア
    ントに送信するのに適した上記提供用情報を上記情報記
    憶手段から選択することを特徴とする請求項1記載の情
    報提供システム。
  4. 【請求項4】 上記操作者情報は、少なくとも、上記操
    作者が発話した音声情報からなる発話音声情報、上記操
    作者が現在位置する位置情報、上記操作者が現在位置す
    る地域の時間情報、上記操作者が現在位置する地域の気
    象情報、上記操作者に関する生体情報のいずれか1つを
    有する総合情報からなり、 上記操作者情報送信手段は、上記総合情報を上記ネット
    ワークを介して上記サーバに送信し、 上記選択手段は、上記クライアントから送信されてきた
    総合情報と上記情報記憶手段から取得した分析情報とに
    基づいて、上記クライアントに送信するのに適した提供
    用情報を上記情報記憶手段から選択することを特徴とす
    る請求項1記載の情報提供システム。
  5. 【請求項5】 上記サーバは、上記選択手段により選択
    された、上記クライアントに送信するのに適した上記提
    供用情報に付随する付随情報を記憶する属性情報記憶手
    段を備え、 上記提供用情報送信手段は、この属性情報記憶手段に記
    憶された付随情報を上記クライアントにネットワークを
    介して送信し、 上記出力手段は、上記提供用情報送信手段からネットワ
    ークを介して受信した付随情報を出力することを特徴と
    する請求項1記載の情報提供システム。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介してサーバから提供用
    情報を受信するクライアントにおいて、 操作者に関する情報である操作者情報を上記ネットワー
    クを介して上記サーバに送信する操作者情報送信手段
    と、 上記ネットワークを介して送信した上記操作者情報と、
    この操作者情報を分析するための分析情報とに基づい
    て、上記サーバが選択した提供用情報を、このサーバか
    ら上記ネットワークを介して受信し、この受信した提供
    用情報を出力する出力手段とを備えることを特徴とする
    クライアント。
  7. 【請求項7】 上記操作者情報送信手段が取り込んだ上
    記操作者が発話した音声情報からなる発話音声情報につ
    いて音声認識を行う音声認識手段を備え、 上記出力手段は、上記ネットワークを介して送信した情
    報であり上記音声認識手段により音声認識が行われた音
    声認識処理済みの発話音声情報と、上記分析情報とに基
    づいて、送信するのに適した上記提供用情報を選択した
    上記サーバから上記ネットワークを介して上記提供用情
    報を受信し、この受信した提供用情報を出力することを
    特徴とする請求項6記載のクライアント。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介してクライアントに提
    供用情報を送信する情報提供サーバにおいて、 提供用情報と操作者に関する情報である操作者情報を分
    析するための分析情報とを記憶する情報記憶手段と、 上記クライアントから送信されてきた操作者情報と分析
    情報とに基づいて、上記クライアントに送信するのに適
    した上記提供用情報を上記情報記憶手段から選択する選
    択手段と、 この選択手段により選択された上記提供用情報を上記ク
    ライアントにネットワークを介して送信する提供用情報
    送信手段とを備えることを特徴とする情報提供サーバ。
  9. 【請求項9】 上記クライアントからネットワークを介
    して受信した上記操作者が発話した音声情報からなる発
    話音声情報について音声認識を行う音声認識手段を備
    え、 上記選択手段は、この音声認識手段により音声認識が行
    われた音声認識処理済みの発話音声情報と上記分析情報
    とに基づいて、上記クライアントに送信するのに適した
    上記提供用情報を上記情報記憶手段から選択することを
    特徴とする請求項8記載の情報提供サーバ。
  10. 【請求項10】 サーバは、提供用情報と、クライアン
    トから送信されてきた操作者に関する情報である操作者
    情報を分析するための分析情報とを情報記憶手段に記憶
    し、 上記クライアントは、上記操作者情報を上記ネットワー
    クを介して上記サーバに送信し、 上記サーバは、上記クライアントから送信されてきた操
    作者情報と上記分析情報とに基づいて、上記クライアン
    トに送信するのに適した上記提供用情報を上記情報記憶
    手段から選択し、この選択された提供用情報を上記クラ
    イアントにネットワークを介して送信し、 上記クライアントは、上記サーバから上記ネットワーク
    を介して上記提供用情報を受信し、この受信した提供用
    情報を出力することを特徴とする情報提供方法。
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