JP2002123272A - 音楽データ配信システム、サーバ装置、情報端末装置、並びに音楽データ配信方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽データ配信サービスを受けるユーザが、
膨大な量の音楽データのリストから目的の曲を選択する
手間や、あらかじめ曲のタイトルやアーティスト名を調
べる手間を省き、簡単に曲を選択できるようする。 【解決手段】 サーバ装置１が携帯電話２へ音楽データ
を送信する際に、音楽データに関連付けられたキーワー
ドデータを送信し、携帯電話２において音楽データを再
生する際にこの音楽データに関連付けられたキーワード
データをサーバ装置１に送信し、キーワードデータを受
信したサーバ装置１がキーワードデータ格納部１３に格
納された全キーワードデータから受信したキーワードデ
ータと適合するキーワードデータを検索し、適合したキ
ーワードデータに関連付けられた音楽データをもとに候
補曲情報としてリスト化し携帯電話２へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、サーバ装置に蓄積
された音楽データを情報端末装置に配信する音楽データ
配信システム及び音楽データ配信方法に関する。また、
このような音楽データ配信システムを構成するサーバ装
置及び情報端末装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年では、音楽データを蓄積したサーバ
装置からインターネット等の情報ネットワークを介して
音楽データを情報端末装置に配信する音楽データ配信方
法が普及しつつある。このような音楽データ配信方法
は、一般的にＥＭＤ（ElectronicMusic Distribution）
と称されている。

【０００３】このような音楽データ配信方法において、
配信された音楽データを半導体メモリに記憶し、この音
楽データを再生する情報端末装置が用いられる。

【０００４】このような情報端末装置としては、パーソ
ナルコンピュータに代表される各種コンピュータ装置、
携帯電話、及び半導体メモリを搭載して携帯可能とされ
た音楽専用端末装置等がある。特に携帯電話は、現在普
及率も高く、携帯性に優れ、音楽データを配信するため
に必須となる通信機能も備えていることから、今後ＥＭ
Ｄに対応した情報端末装置として利用されることを大い
に期待されている。

【０００５】従来のＥＭＤにおいては、情報端末装置に
よってダウンロード（以下では受信と言う。）する曲を
選択する際に、曲のタイトルやアーティスト名をユーザ
が直接指定したり、サーバ装置側で用意した音楽データ
のリストの中からユーザが選択して音楽データが配信さ
れている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うにして、曲のタイトルやアーティスト名をユーザが直
接指定する場合には、ユーザが希望する曲のタイトルや
アーティスト名等をあらかじめ知っておく必要があると
いった課題があった。

【０００７】また、サーバ装置側で音楽データのリスト
を用意する場合には、膨大な量の音楽データのリストを
用意する必要があるため、音楽データの検索及びリスト
の送受信に時間がかかり、システム全体が複雑化すると
いった課題があった。

【０００８】この場合には、情報端末装置において膨大
な量の音楽データのリストを受信するので、このリスト
を適切に表示しうる表示手段が必要である。しかし、小
型の情報端末装置においては、筐体の大きさの制約から
表示手段である液晶画面の大きさを拡大することが難し
く、一度に表示できる選択肢が限られるといった課題が
あった。

【０００９】さらに、音楽データ配信のサービスを受け
るユーザは、膨大な量の音楽データのリストの中から好
みの曲を探す際に手間がかかり、簡単に曲を選ぶことが
できなかった。

【００１０】そこで、本発明は、再生する曲を簡単に選
択可能であるとともに、送受信するデータ量を低減する
ことが可能な、音楽データ配信システム及び音楽データ
配信方法を提供することを目的とする。

【００１１】また、このような音楽データ配信システム
及び音楽データ配信方法を実現するサーバ装置及び情報
端末装置を提供することを目的とする。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明に係る音楽データ
配信システムは、サーバ装置に蓄積された音楽データを
情報端末装置に配信する音楽データ配信システムであ
り、サーバ装置と情報端末装置とを備える。サーバ装置
は、音楽データとこの音楽データに関連付けられたキー
ワードデータとを記憶する第１の記憶手段と、第１の記
憶手段に記憶された音楽データとキーワードデータとを
情報端末装置に送信し、情報端末装置からキーワードデ
ータを受信た場合に、このキーワードデータが関連付け
られた音楽データを示す候補曲情報を情報端末装置に送
信する送受信手段とを備える。また、情報端末装置は、
音楽データとこの音楽データに関連付けられたキーワー
ドデータとを記憶する第２の記憶手段と、第２の記憶手
段に記憶された音楽データを再生出力する音楽再生手段
と、音楽再生手段によって音楽データを再生出力する場
合に、この音楽データに関連付けられたキーワードデー
タをサーバ装置に送信し、サーバ装置から候補曲情報を
受信する送受信手段とを備える。

【００１３】以上のように構成された本発明に係る音楽
データ配信システムは、情報端末装置において再生して
いる音楽データに関連付けられたキーワードデータと一
致するものを、サーバ装置内に記憶されているキーワー
ドデータから検索する。そして、上記検索の結果を候補
曲情報として音楽データ配信サービスを受けるユーザに
提示し、ユーザが候補曲情報の中から簡単に曲を選択す
ることができ、情報端末装置において連続して音楽デー
タの再生を行うことができる。

【００１４】本発明に係るサーバ装置は、情報端末装置
に対して音楽データを配信するサーバ装置であり、音楽
データとこの音楽データに関連付けられたキーワードデ
ータとを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された音
楽データとキーワードデータとを情報端末装置に送信
し、情報端末装置からキーワードデータを受信した際
に、このキーワードデータが関連付けられた音楽データ
を示す候補曲情報を情報端末装置に送信する送受信手段
とを備える。

【００１５】以上のように構成された本発明に係るサー
バ装置は、情報端末装置において再生している音楽デー
タに関連付けられたキーワードデータと一致するもの
を、サーバ装置内に記憶されているキーワードデータか
ら検索する。そして、上記検索の結果を候補曲情報とし
て音楽データ配信サービスを受けるユーザに提示するこ
とができ、ユーザが候補曲情報の中から簡単に曲を選択
することができる。

【００１６】本発明に係る情報端末装置は、サーバ装置
に蓄積された音楽データが配信される情報端末装置であ
り、音楽データとこの音楽データに関連付けられたキー
ワードデータとを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶
された音楽データを再生出力する音楽再生手段と、音楽
再生手段によって音楽データを再生出力する際に、この
音楽データに関連付けられたキーワードデータをサーバ
装置に送信し、サーバ装置から候補曲情報を受信する送
受信手段とを備える。

【００１７】以上のように構成された本発明に係る情報
端末装置は、再生している音楽データに関連付けられた
キーワードデータをサーバ装置に送信することで、サー
バ装置から候補曲情報を受信し音楽データ配信サービス
を受けるユーザに提示し、ユーザが候補曲情報の中から
簡単に曲を選択することができ、連続して音楽データの
再生を行うことができる。

【００１８】本発明に係る音楽データ配信方法は、サー
バ装置に蓄積された音楽データを情報端末装置に配信す
る音楽データ配信方法であり、情報端末装置から送信さ
れた音楽データの送信要求をサーバ装置が受信した際
に、サーバ装置に蓄積された音楽データとこの音楽デー
タに関連付けられたキーワードデータとを情報端末装置
に送信する。また、情報端末装置がサーバ装置から受信
した音楽データを再生する際に、この音楽データと関連
付けられたキーワードデータとを情報端末装置からサー
バ装置に対して送信する。そして、情報端末装置から送
信されたキーワードデータをサーバ装置が受信した際
に、このキーワードデータが関連付けられた音楽データ
を示す候補曲情報を情報端末装置に送信する。

【００１９】以上のような手順による本発明に係る音楽
データ配信方法は、情報端末装置において再生している
音楽データに関連付けられたキーワードデータと一致す
るものを、サーバ装置内に記憶されているキーワードデ
ータから検索する。そして、上記検索の結果を候補曲情
報として音楽データ配信サービスを受けるユーザに提示
し、ユーザが候補曲情報の中から簡単に曲を選択するこ
とができ、情報端末装置において連続して音楽データの
再生を行うことができる。

【００２０】また、本発明に係る音楽データ配信方法
は、サーバ装置に蓄積された音楽データを情報端末装置
に配信する音楽データ配信方法であり、情報端末装置に
て所定の曲調及び／又は歌詞を連想させるワードを、音
楽データと音楽データに関連付けられたキーワードデー
タとを蓄積するサーバ装置に対して送信し、情報端末装
置から送信されたワードをサーバ装置が受信した場合
に、受信したワードと適合するキーワードデータを検索
し、適合したキーワードデータに関連付けられた音楽デ
ータを示す候補曲情報を情報端末装置に送信する。

【００２１】以上のような手順による本発明に係る音楽
データ配信方法は、音楽データの曲調及び／又は歌詞か
ら連想されるワードと一致するものを、サーバ装置内に
記憶されているキーワードデータから検索する。そし
て、上記検索の結果を候補曲情報として音楽データ配信
サービスを受けるユーザに提示し、ユーザが候補曲情報
の中から簡単に曲を選択することができ、情報端末装置
において連続して曲調及び／又は歌詞から連想されるワ
ードが同じ音楽データの再生を行うことができる。

【００２２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。

【００２３】本発明は、サーバ装置及び情報端末装置に
より構成される音楽データ配信システムに広く適用する
ことができるが、以下では情報端末装置として、ＥＭＤ
に対応した携帯電話を用いた場合について説明する。

【００２４】なお、情報端末装置としては、携帯電話に
かぎられるものではなく、ＥＭＤに対応した他の機器、
例えばＰＤＡ（Personal Digital Assistants）機器や
ＰＣ（Personal Computer）等であっても良い。

【００２５】音楽データ配信システムは、図１に示すよ
うに、サーバ装置１と、情報端末装置である携帯電話２
と、通信ネットワーク３と、無線基地局４とからなる。

【００２６】音楽データ配信システムにおいて、サーバ
装置１は、通信ネットワーク３と接続される。携帯電話
２は、最寄の無線基地局４を介して通信ネットワーク３
と接続される。そして、サーバ装置１と携帯電話２と
は、通信ネットワーク３を介して相互に各種情報を送受
信することを可能としている。

【００２７】ここで、通信ネットワーク３は、例えば、
電話回線や光ファイバーケーブル或いは衛星回線等によ
り構築された通信ネットワーク網であり、特にこれらに
限定されるものではなく、サーバ装置１と携帯電話２と
を情報通信が可能となるように接続できるものであれば
よい。

【００２８】サーバ装置１は、各種制御を行う制御部１
０と、携帯電話２と送受信を行う送受信部１１と、音楽
データを格納する音楽データ格納部１２と、キーワード
データを格納するキーワードデータ格納部１３とにより
構成されている。

【００２９】制御部１０は、サーバ装置１における各種
の制御を行うことができ、例えば、ＣＰＵ（Central Pr
ocessing Unit）であるが、これに限定されるものでは
ない。

【００３０】送受信部１１は、サーバ装置１を通信ネッ
トワーク３と接続するためのものであり、外部の携帯電
話２に対し各種データの送受信を行い、送受信手段とし
ての機能を有している。送受信部１１は、例えば、ルー
タやモデム等であるが、これらに限定されるものではな
い。

【００３１】音楽データ格納部１２は、多数の音楽デー
タを格納しており、キーワードデータ格納部１３は、以
下で詳細を述べる多数のキーワードデータを格納してい
る。

【００３２】上記音楽データ格納部１２とキーワードデ
ータ格納部１３とは、例えば、ハードディスクや半導体
メモリ等により構成されており、記憶手段としての機能
を有している。

【００３３】なお、音楽データ格納部１２及びキーワー
ドデータ格納部１３は、一体に構成されてもよい。

【００３４】また、音楽データ格納部１２及びキーワー
ドデータ格納部１３は、一つ以上のファイルサーバによ
って構成されるとしても良い。なお、複数のファイルサ
ーバによって構成される場合においては、音楽データ及
びキーワードデータをそれぞれ各ファイルサーバに格納
する以外に、音楽データとこの音楽データに関連付けら
れたキーワードデータを組として共に同じファイルサー
バに格納してもよい。

【００３５】音楽データは、各種の圧縮を施されたデジ
タルオーディオデータであり、例えばＡＴＲＡＣ３（Ad
aptive TRansform Acoustic Coding3）やＡＡＣ（Advan
cedAudio Coding）等のコーデックを使用して圧縮され
る。なお、コーデックは、上述したものに限らず他のも
のを使用してもよい。また、音楽データは、以下で詳細
を述べるキーワードデータと関連付けて格納されてい
る。

【００３６】キーワードデータは、音楽データに関連付
けられるデータであり、一つの音楽データに対して複数
が関連付けられ、例えば、曲の「ジャンル」と、「タイ
トル」と、「アーティスト名」とを示すワードである。

【００３７】また、キーワードデータは、上記のワード
以外に少なくとも一つのワードがあり、例えば、音楽デ
ータの曲調及び／又は歌詞から連想される「晴れ」、
「雨」、「夏」、「海」等の「イメージ」を示すワード
である。また、音楽データの曲調及び／又は歌詞から連
想される「イメージ」を示すワードは、サーバ装置１の
データ管理者により決定される。

【００３８】以上のように構成された本発明に係るサー
バ装置１は、携帯電話２から音楽データの配信の要求が
あった場合に、制御部１０に制御された送受信部１１に
より、直ちに要求された音楽データと、この音楽データ
に関連付けられたキーワードデータとを送信する。

【００３９】また、サーバ装置１は、制御部１０に制御
された送受信部１１によって携帯電話２からキーワード
データを受信した場合に、キーワードデータ格納部１３
に格納されたキーワードデータ内から受信したキーワー
ドデータに適合するキーワードデータを検索する。そし
て、適合したキーワードデータと関係付けられた音楽デ
ータから、この音楽データと関連付けれらたキーワード
データである「ジャンル」，「タイトル」，「アーティ
スト名」，「イメージ」等のワードをリスト化し、候補
曲情報として携帯電話２へ送信する。

【００４０】なお、受信したキーワードデータに関連付
けられた音楽データは、携帯電話２へ既に送信してあ
り、この音楽データを候補曲情報とする必要がないの
で、上述した検索の対象外であるとする。

【００４１】上述した候補曲情報は、図２に示すよう
に、ユーザが選択しやすいように、多くの音楽データの
中から、関連付けられたキーワードデータが適合する音
楽データだけを抽出し、これらの音楽データに関連付け
られた各キーワードデータをリスト化した情報である。

【００４２】ここで、候補曲情報は、上述したように検
索された各キーワードデータである「ジャンル」，「タ
イトル」，「アーティスト名」，「イメージ」等のワー
ドをリスト化したテキストであり、全ての音楽データに
関連付けられたキーワードデータをリスト化した場合と
比べてはるかに小さい情報量となる。これによって、候
補曲情報の送受信にかかる時間を短縮することがでる。

【００４３】また、上述した候補曲情報は、例として表
１及び表２に示す。この場合、サーバ装置１が携帯電話
２から受信したキーワードデータが「イメージ」を示す
ワード「晴れ」及び「雨」として、それぞれ検索した例
である。候補曲情報は、表１及び表２において、「イメ
ージ」を示すワードを「晴れ」及び「雨」として、「ジ
ャンル」を示すワードを「洋楽」と「邦楽」とに分け、
曲の「タイトル」及び「アーティスト名」を示すワード
とともに表記しているが、この例に限られるものではな
く、他の項目を設けても良い。

【００４４】

【表１】

【００４５】

【表２】

【００４６】本発明に係るサーバ装置１は、上述したよ
うに膨大な量の音楽データの中から、候補曲情報として
絞り込むことで、音楽データ配信サービスを受けるユー
ザは、候補曲情報の中から次に再生する音楽データを簡
単に選ぶことができ、ユーザに連続した音楽データ配信
サービスを提供することができる。

【００４７】また、多くの選択肢、すなわち音楽データ
の膨大な量のリストを用意する必要がないためにサーバ
装置１のシステムを簡略化することができる。

【００４８】さらに、キーワードデータを、音楽データ
の曲調及び／又は歌詞から連想する「イメージ」を示す
ワードとすることで、上記サービスを受けるユーザが、
曲の「タイトル」や「アーティスト名」を知らなくて
も、同じ「イメージ」の音楽データを簡単に受信するこ
とができる。

【００４９】また、キーワードデータを複数用意するこ
とによって、曲の「ジャンル」，「タイトル」，「アー
ティスト名」，「イメージ」等を上記サービスを受ける
ユーザが選択でき、選択されたキーワードデータをもと
に上記候補曲情報を提供することができ、ユーザの利便
性を向上させることができる。

【００５０】次に、携帯電話２は、図３に示すように、
音楽データが格納される音楽データ格納部２１と、キー
ワードデータが格納される情報データ格納部２２とを備
える。

【００５１】また、携帯電話２は、各種制御を行うマイ
クロコンピュータ２３と、各種データの送受信を行う送
受信部２４と、送受信部２４からの信号を電波として放
出するためのアンテナ２５とを備える。

【００５２】さらに、携帯電話２は、マイクロコンピュ
ータ２３へ各種命令を入力するキー入力部２６と、音楽
データを再生出力する音楽再生部２７と、キーワードデ
ータや各種制御の状況を表示する表示部２８と、音声を
入力することができる音声入力部２９とを備える。

【００５３】携帯電話２は、上記の構成により無線電話
としての機能を有しており、音声通話やデータ通信が可
能とされている。

【００５４】音楽データ格納部２１及び情報データ格納
部２２は、マイクロコンピュータ２３に接続されてお
り、マイクロコンピュータ２３の処理に応じてデータの
入出力が実施される。

【００５５】音楽データ格納部２１は、音楽データの配
信によってサーバ装置１から受信した音楽データを格納
する。この音楽データ格納部２１は、少なくとも１曲分
の音楽データを格納できる容量であるとする。

【００５６】情報データ格納部２２は、音楽データの配
信によってサーバ装置１から受信した音楽データに対応
するキーワードデータを格納する。

【００５７】上記音楽データ格納部２１及びキーワード
データ格納部２２は、例えば、ＲＡＭ（Random Accsess
Memory）等の半導体メモリにより構成されており、記
憶手段としての機能を有する。なお、音楽データ格納部
２１及びキーワードデータ格納部２２は、一つの格納部
としてまとめても良い。

【００５８】マイクロコンピュータ２３は、キー入力部
２６と音楽再生部２７と表示部２８と音声入力部２９と
に接続されており、送受信部２４による各種データの送
受信の制御や、キー入力部２６から入力された情報によ
り行う各種制御や、一連の処理結果を表示部２８へ表示
する制御を行う。このように、マイクロコンピュータ２
３は、制御手段としての機能を有している。

【００５９】送受信部２４は、アンテナ２５と接続さ
れ、マイクロコンピュータ２３からの制御により、無線
通信による各種データの送受信を行う送受信手段として
の機能を有する。そして、送受信部２４は、マイクロコ
ンピュータ２３の制御によりアンテナ２５を介して通信
ネットワーク３と接続され、無線通信により各種データ
の送受信を行う。

【００６０】アンテナ２５は、送受信部２５による各種
データの送受信の際に、送受信部２４から受け取った信
号を無線電波として空間に放出し、また、無線電波を受
信する。これにより、アンテナ２５は、付近の無線基地
局４に無線通信にて接続し、無線電波を送受信する。

【００６１】キー入力部２６は、例えば、押下するボタ
ン型のスイッチや、回転可能であるダイヤル型のスイッ
チ等が複数配列されて構成されるが、特にこれらに限定
されるものではない。そして、キー入力部２６は、マイ
クロコンピュータ２３の制御により、音楽データ配信サ
ービスを受けるユーザが入力した信号をマイクロコンピ
ュータ２３へ送る。

【００６２】音楽再生部２７は、例えば、アンプ及び小
型スピーカ等により構成され、音楽再生部としての機能
を有している。なお、音楽再生部２７は、上記アンプ及
び小型スピーカ以外に出力端子を設け、この出力端子を
介して外部のアンプやスピーカと接続し、外部の機器か
ら音声を出力するようにしても良い。

【００６３】表示部２８は、例えば、モノクロ又はカラ
ー表示可能な液晶ディスプレイを用いたものであり、表
示手段としての機能を有している。なお、表示部２８
は、特に液晶ディスプレイに限定されるものではなく、
他にキーワードデータを表示できるものであればかまわ
ない。

【００６４】音声入力部２９は、例えば、マイクロフォ
ンであり、音声を電気信号に変換でき、携帯電話２を用
いて通話する際に、音声が入力される。

【００６５】上述したように構成された、本発明に係る
携帯電話２は、マイクロコンピュータ２３により送受信
部２４を制御して、サーバ装置１へ音楽データの配信を
要求する。

【００６６】次に、マイクロコンピュータ２３により送
受信部２４を制御して、サーバ装置１から音楽データと
この音楽データに関連付けられたキーワードデータとを
受信する。

【００６７】次に、受信した音楽データをマイクロコン
ピュータ２３によりデジタルデータからアナログデータ
にデコードして音楽再生部２７によって再生しようとす
る際に、サーバ装置１に対し再生する音楽データに関連
付けられたキーワードデータをマイクロコンピュータ２
３により送受信部２４を制御して送信する。

【００６８】次に、サーバ装置１から、マイクロコンピ
ュータ２３により送受信部２４を制御して候補曲情報を
受け取り、この候補曲情報の中から次に再生しようとす
る音楽データをキー入力部２６を用いて簡単に選択する
ことができる。

【００６９】上述した音楽データの選択方法は、マイク
ロコンピュータ２３により制御され、表示部２８に選択
肢となる候補曲情報を表示し、キー入力部２６から入力
された信号により候補曲情報から目的の音楽データを選
択することができる。

【００７０】これにより、本発明に係る携帯電話２は、
上述したように、再生している音楽データに関連付けら
れたキーワードデータをサーバ装置１に送信し、サーバ
装置１から候補曲情報を受信することにより、音楽デー
タ配信サービスを受けるユーザが、膨大な量の音楽デー
タの中から音楽データを簡単に且つ連続的に選ぶことが
できる。

【００７１】また、キーワードデータを、音楽データの
曲調及び／又は歌詞から連想する「イメージ」を示すワ
ードとすることで、上記サービスを受けるユーザが、曲
の「タイトル」や「アーティスト名」を知らなくても、
同じ「イメージ」の音楽データを簡単に受信し再生する
ことができる。

【００７２】また、キーワードデータを、複数用意する
ことによって、曲の「ジャンル」，「タイトル」，「ア
ーティスト名」，「イメージ」等を上記サービスを受け
るユーザが選択でき、選択されたキーワードデータをも
とに上記候補曲情報を受信することができるので、ユー
ザの利便性を向上させることができる。なお、複数のキ
ーワードデータの中からユーザが選択する際には、キー
入力部２６を用いて希望のキーワードデータを選択す
る。

【００７３】なお、携帯電話２は、再生対象である音楽
データにキーワードデータが関連付けられていない場合
に、キーワードデータをサーバ装置１に送信しない。こ
れは、従来の音楽データ配信システムにおいて配信され
たものについて、キーワードデータが存在しないためで
ある。

【００７４】上述してきたように、本発明に係るサーバ
装置１及び携帯電話２により構成された音楽データ配信
システムは、サーバ装置１から携帯電話２へ音楽データ
とこの音楽データに関連付けられたキーワードデータと
を送信する。

【００７５】次に、携帯電話２にて音楽データを再生す
る際に携帯電話２からサーバ装置１へキーワードデータ
を送信する。

【００７６】次に、サーバ装置１にて受信したキーワー
ドデータと適合するキーワードデータを全キーワードデ
ータから検索し、適合したキーワードデータと関連付け
られた音楽データから、この音楽データに関連付けられ
る各キーワードデータを候補曲情報としてリスト化し、
この候補曲情報を携帯電話２へ送信する。

【００７７】これにより、音楽データ配信サービスを受
けるユーザは、多くの選択肢から曲を探す手間が省け、
より簡単に連続的に曲を選ぶことができる。

【００７８】また、キーワードデータを、音楽データの
曲調及び／又は歌詞から連想する「イメージ」を示すワ
ードとすることで、上記サービスを受けるユーザが、曲
の「タイトル」や「アーティスト名」を知らなくても、
同じ「イメージ」の音楽データを簡単に受信し再生する
ことができる。

【００７９】さらに、キーワードデータを、複数用意す
ることによって、曲の「ジャンル」、「タイトル」、
「アーティスト名」、「イメージ」等を上記サービスを
受けるユーザが選択でき、選択されたキーワードデータ
をもとに上記候補曲情報を受信することができるので、
ユーザの利便性を向上させることができる。なお、複数
のキーワードデータの中からユーザが選択する際には、
希望のキーワードデータを選択することができる。

【００８０】次に、本発明に係る音楽データ配信方法に
おける処理の流れを、図４に示すフローチャートを参照
しながら詳細に説明する。

【００８１】まず、ステップＳ１において、携帯電話２
は、送受信部２４を用い、通信ネットワーク３を介して
サーバ装置１と接続し、サーバ装置１に対し、音楽デー
タ配信サービスを受けるユーザにより選択された音楽デ
ータの配信を要求する。

【００８２】次に、ステップＳ２において、サーバ装置
１は、携帯電話２からの音楽データの配信の要求を受け
て、要求された音楽データとこの音楽データに関連付け
られた各キーワードデータとを、制御部１０によって音
楽データ格納部１２とキーワードデータ格納部１３とか
ら呼び出しこれらを送受信部１１によって携帯電話２へ
送信する。そして、携帯電話２は、サーバ装置１から音
楽データとこの音楽データに関連付けられた各キーワー
ドデータとを送受信部２４によって受信し、マイクロコ
ンピュータ２３によって音楽データ格納部２１に音楽デ
ータを格納しキーワードデータ格納部２２に各キーワー
ドデータを格納する。

【００８３】次に、ステップＳ３において、携帯電話２
は、マイクロコンピュータ２３の制御により、音楽デー
タ格納部２１に格納されている音楽データをデジタルデ
ータからアナログデータにデコードして、音楽再生部２
７にて再生する。

【００８４】次に、ステップＳ４において、携帯電話２
は、マイクロコンピュータ２３の制御により、音楽再生
部２７にて再生されている音楽データに関連付けられた
キーワードデータがキーワードデータ格納部２２に格納
されているかどうかをチェックする。ここで、音楽再生
部２７にて再生されている音楽データに関連付けられた
各キーワードデータがキーワードデータ格納部２２に格
納されている場合は、処理をステップＳ５に進める。ま
た、ステップＳ４において、携帯電話２は、音楽再生部
２７にて再生されている音楽データにキーワードデータ
が関連付けられていない場合に、音楽データの再生の終
了を待ってから、一連の処理を終了する。

【００８５】ステップＳ５において、携帯電話２は、マ
イクロコンピュータ２３の制御によって表示部２８へ、
音楽再生部２７にて再生されている音楽データに関連付
けられた各キーワードデータを表示する。

【００８６】次に、ステップＳ６において、携帯電話２
では、マイクロコンピュータ２３の制御により表示部２
８に表示されている再生中の音楽データに関連付けられ
た各キーワードデータから、音楽データ配信サービス受
けるユーザーがキー入力部２６を用いることで、キーワ
ードデータを選択され又は表示されている各キーワード
データと異なる新たなワードを入力される。

【００８７】次に、ステップＳ７において、ステップＳ
１と同様に、携帯電話２は、マイクロコンピュータ２３
の制御により、送受信部２４を用いて最寄の無線基地局
４に接続し、通信ネットワーク３を介してサーバ装置１
と送受信可能な状態となる。

【００８８】次に、ステップＳ８において、携帯電話２
は、ステップＳ６にて選択された又は入力されたキーワ
ードデータをサーバ装置１に送信する。

【００８９】次に、ステップＳ９において、サーバ装置
１は、制御部１０の制御により送受信部２４によって携
帯電話２からキーワードデータを受信し、キーワードデ
ータ格納部１３に格納されている全キーワードデータか
ら、受信したキーワードデータと適合するキーワードデ
ータを検索する。

【００９０】次に、ステップＳ１０において、サーバ装
置１は、制御部１０の制御により、ステップＳ９にて検
索した結果、適合したキーワードデータに関連付けられ
た音楽データから、この音楽データに関連付けられる各
キーワードデータを候補曲情報としてリスト化し、携帯
電話２へ送信する。

【００９１】次に、ステップＳ１１において、携帯電話
２は、ステップＳ１０にて送信された候補曲情報を受信
し、この候補曲情報を表示部２８に表示する。

【００９２】次に、ステップＳ１２において、携帯電話
２では、表示部２８に表示された候補曲情報の中から、
音楽データ配信サービスを受けるユーザが受信したい音
楽データをキー入力部２６を操作することにより選択さ
れ、キー入力部２６により受信の要求をする又は要求し
ないことを入力される。ここで、受信の要求がある場合
は、処理をステップＳ１へ進める。

【００９３】一方、ステップＳ１２において、音楽デー
タ配信サービスを受けるユーザによる受信の要求がない
場合は、音楽データの再生の終了を待って一連の処理を
終了する。

【００９４】ステップＳ１３において、携帯電話２は、
マイクロコンピュータ２３の制御により音楽データの再
生が終了しているかを調べる。終了していない場合は、
処理をステップＳ１２へ戻す。

【００９５】一方、ステップＳ１３において、携帯電話
２は、音楽データの再生が終了している場合に、上述し
てきた一連の処理を終了する。

【００９６】以上のように動作することにより、本発明
は、音楽データ配信サービスを受けるユーザが、多くの
選択肢から曲を探す手間が省け、ユーザが再生している
音楽データに関連付けられたキーワードデータが適合す
る音楽データを抽出し候補曲情報とすることにより簡単
に連続的に曲を選ぶことができる。

【００９７】また、キーワードデータを、音楽データの
曲調及び／又は歌詞から連想する「イメージ」を示すワ
ードとすることで、上記サービスを受けるユーザが、曲
の「タイトル」や「アーティスト名」を知らなくても、
同じ「イメージ」の音楽データを簡単に受信し再生する
ことができる。

【００９８】さらに、キーワードデータを、複数用意す
ることによって、曲の「ジャンル」、「タイトル」、
「アーティスト名」、「イメージ」等を上記サービスを
受けるユーザが選択でき、選択されたキーワードデータ
をもとに上記候補曲情報を受信することができるので、
ユーザの利便性を向上させることができる。なお、複数
のキーワードデータの中からユーザが選択する際には、
キー入力部２６を用いて希望のキーワードデータを選択
する。

【００９９】なお、携帯電話２にて再生する最初の１曲
目は、前回再生した音楽データに対応するキーワードデ
ータをサーバ装置１に送信し上述したように検索させて
候補曲情報を受け取り、この候補曲情報の中から選択す
るようにしてもよいし、曲の「ジャンル」や「タイト
ル」や「アーティスト名」や「イメージ」等のワードを
新たに選択し新たな曲から再生するようにしても良い。

【０１００】また、携帯電話２からサーバ装置１へキー
ワードデータを送信する際に、キー入力部２６を用いて
音楽データ配信サービスを受けるユーザがキーワードデ
ータのワードを書き換えて送信するとしても良い。

【０１０１】これにより、音楽データ配信サービスを受
けるユーザが、検索したいワードを自由に設定でき、目
的の曲を選択しやすくなる。

【０１０２】また、携帯電話２から「イメージ」及び
「アーティスト名」等、複数のキーワードデータをサー
バ装置１に送信し検索させてもよい。

【０１０３】これにより、音楽データ配信サービスを受
けるユーザが、一つのキーワードデータだけをサーバ装
置１に検索させるよりも目的の曲を選択しやすくなる。

【０１０４】また、サーバ装置１が受信したキーワード
データと適合するキーワードデータを全キーワードデー
タから検索し、適合したキーワードデータに関連付けら
れた音楽データを候補曲情報としてリスト化した際に、
音楽データ配信サービスを受けるユーザの選択によらず
に、この候補曲情報の中から音楽データを自動的に選択
し、携帯電話２へ音楽データとこの音楽データに関連付
けられたキーワードデータを送信し、携帯電話２にてジ
ュークボックスのように次々と音楽データが連続的に再
生されるようにしても良い。

【０１０５】これにより、再生している音楽データに対
応するキーワードデータが適合する音楽データを、自動
的に且つ連続的に再生することができ、音楽データ配信
サービスを受けるユーザの利便性が向上する。

【０１０６】また、サーバ装置１に対しキーワードデー
タに関連付けられた画像データを格納する格納部を設け
画像データを格納し、携帯電話２に画像データを格納す
る格納部を設け、サーバ装置１が携帯電話２からキーワ
ードデータを受信した際に、受信したキーワードデータ
に関連付けられた画像データを携帯電話２へ送信し、携
帯電話２の表示部２８にて表示するシステムであっても
良い。

【０１０７】これにより、携帯電話２は、再生する音楽
データに合わせてサーバ装置１から、この音楽データに
関連付けられた画像データを受信し表示させることがで
き、音楽データ配信サービスを受けるユーザが、音声だ
けでなく、同時に画像も楽しむことができる。

【０１０８】なお、上述したサーバ装置１において、キ
ーワードデータを検索する際に、受信したキーワードデ
ータに適合するキーワードデータだけを候補曲情報とし
たが、ワードの一部が適合するキーワードデータも候補
曲情報とするとしても良い。

【０１０９】これにより、上述の検索により適合するキ
ーワードデータがない若しくは非常に少ない場合に、適
合する範囲を広げて、適切な量の候補曲情報として音楽
データ配信サービスを受けるユーザに提供することがで
きる。

【０１１０】

【発明の効果】情報端末装置の小さな表示手段におい
て、膨大な量の音楽データのリストを表示することが難
しく、また、音楽データのリストを分割して表示した場
合には表示手段の切り替えの手間がかかり、また表示手
段に表示された音楽データのリストが見にくくなり音楽
データ配信サービスを受けるユーザの利便性が大きく損
なわれる。

【０１１１】しかし、本発明を適用することによって、
ユーザがその曲のタイトルやアーティスト名を知らなく
とも、サーバ装置が検索して抽出した音楽データのリス
トを表示することになるので見やすく、気軽に選択でき
る。

【０１１２】また、サーバ装置及び情報端末装置におい
て大きな構成要素の変更をすることなく実現することが
できる。

【０１１３】以上のように本発明を適用することによっ
て、音楽データ配信サービスを受けるユーザは、再生し
ている音楽データに関連付けられたキーワードデータが
適合する音楽データを、連続的に再生することができ、
利便性が大幅に向上する。

【０１１４】また、キーワードデータを音楽データの曲
調及び／又は歌詞から連想するワードとすることで、曲
調及び／又は歌詞から連想するワードが同じ音楽データ
を簡単に選択することができ、連続的に再生することが
でき、利便性が大幅に向上する。

【０１１５】これにより、音楽データ配信サービスを多
く利用してもらえることとなり、上記サービスを行う者
にとっても好ましい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を適用したサーバ装置の構成の一例を示
すブロック図である。

【図２】音楽データと候補曲情報の関係を示す概略図で
ある。

【図３】本発明を適用した携帯電話の構成の一例を示す
ブロック図である。

【図４】本発明を適用した音楽データ配信方法の流れの
一例を示すフローチャートである。

【図５】本発明を適用した音楽データ配信方法の流れの
一例を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１ サーバ装置、２ 携帯電話、３ ネットワーク、４
基地局、１０ 制御部、１１ 送受信部、１２ 音楽
データ格納部、１３ キーワードデータ格納部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ１０Ｋ 15/04 ３０２ Ｇ１０Ｋ 15/04 ３０２Ｄ Ｇ１０Ｌ 15/10 Ｇ１０Ｌ 3/00 ５３１Ｎ 15/00 ５５１Ａ ５５１Ｇ Ｆターム(参考） 5B075 KK07 KK34 KK39 ND14 ND40 NK02 PP02 PP03 PP13 PP22 PQ04 PQ46 QP10 UU37 UU40 5D015 AA04 BB01 KK02 LL03 LL05 LL12 5D108 BA06 BC02 BC12 BC17 BD12 BE06 BG06

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 サーバ装置に蓄積された音楽データを情
   報端末装置に配信する音楽データ配信システムにおい
   て、 上記サーバ装置は、 音楽データとこの音楽データに関連付けられたキーワー
   ドデータとを記憶する第１の記憶手段と、 上記第１の記憶手段に記憶された音楽データとキーワー
   ドデータとを上記情報端末装置に送信し、上記情報端末
   装置からキーワードデータを受信した場合に、このキー
   ワードデータが関連付けられた音楽データを示す候補曲
   情報を上記情報端末装置に送信する送受信手段とを備
   え、 上記情報端末装置は、 音楽データとこの音楽データに関連付けられたキーワー
   ドデータとを記憶する第２の記憶手段と、 上記第２の記憶手段に記憶された音楽データを再生出力
   する音楽再生手段と、 上記音楽再生手段によって音楽データを再生出力する際
   に、この音楽データに関連付けられたキーワードデータ
   を上記サーバ装置に送信し、上記サーバ装置から候補曲
   情報を受信する送受信手段とを備えることを特徴とする
   音楽データ配信システム。
2. 【請求項２】 上記第１及び第２の記憶手段に記憶され
   る上記キーワードデータは、音楽データの曲調及び／又
   は歌詞から連想されるワードからなることを特徴とする
   請求項１記載の音楽データ配信システム。
3. 【請求項３】 上記第１及び第２の記憶手段に記憶され
   る上記キーワードデータは、一つの音楽データに対し複
   数関連付けられることを特徴とする請求項１記載の音楽
   データ配信システム。
4. 【請求項４】 情報端末装置に対して音楽データを配信
   するサーバ装置において、 音楽データとこの音楽データに関連付けられたキーワー
   ドデータとを記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された音楽データとキーワードデー
   タとを上記情報端末装置に送信し、上記情報端末装置か
   らキーワードデータを受信した場合に、このキーワード
   データが関連付けられた音楽データを示す候補曲情報を
   上記情報端末装置に送信する送受信手段とを備えること
   を特徴とするサーバ装置。
5. 【請求項５】 上記記憶手段に記憶される上記キーワー
   ドデータは、音楽データの曲調及び／又は歌詞から連想
   されるワードであることを特徴とする請求項４記載のサ
   ーバ装置。
6. 【請求項６】 上記記憶手段に記憶される上記キーワー
   ドデータは、一つの音楽データに対し複数関連付けられ
   ることを特徴とする請求項４記載のサーバ装置。
7. 【請求項７】 サーバ装置に蓄積された音楽データが配
   信される情報端末装置において、 音楽データとこの音楽データに関連付けられたキーワー
   ドデータとを記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された音楽データを再生出力する音
   楽再生手段と、 上記音楽再生手段によって音楽データを再生出力する場
   合に、この音楽データに関連付けられたキーワードデー
   タを上記サーバ装置に送信し、上記サーバ装置から候補
   曲情報を受信する送受信手段とを備えることを特徴とす
   る情報端末装置。
8. 【請求項８】 上記記憶手段に記憶される上記キーワー
   ドデータは、音楽データの曲調及び／又は歌詞から連想
   されるワードであることを特徴とする請求項７記載の情
   報端末装置。
9. 【請求項９】 上記記憶手段に記憶される上記キーワー
   ドデータは、一つの音楽データに対し複数関連付けられ
   ることを特徴とする請求項７記載の情報端末装置。
10. 【請求項１０】 サーバ装置に蓄積された音楽データを
    情報端末装置に配信する音楽データ配信方法において、 上記情報端末装置から送信された音楽データの送信要求
    を上記サーバ装置が受信した場合に、上記サーバ装置に
    蓄積された音楽データとこの音楽データに関連付けられ
    たキーワードデータとを上記情報端末装置に送信し、 上記情報端末装置が上記サーバ装置から受信した音楽デ
    ータを再生する場合に、この音楽データに関連付けられ
    たキーワードデータを上記情報端末装置から上記サーバ
    装置に対して送信し、 上記情報端末装置から送信されたキーワードデータを上
    記サーバ装置が受信した場合に、このキーワードデータ
    に関連付けられた音楽データを示す候補曲情報を上記情
    報端末装置に送信することを特徴とする音楽データ配信
    方法。
11. 【請求項１１】 上記キーワードデータは、音楽データ
    の曲調及び／又は歌詞から連想されるワードであること
    を特徴とする請求項１０記載の音楽データ配信方法。
12. 【請求項１２】 上記キーワードデータは、一つの音楽
    データに対し複数関連付けられることを特徴とする請求
    項１０記載の音楽データ配信方法。
13. 【請求項１３】 サーバ装置に蓄積された音楽データを
    情報端末装置に配信する音楽データ配信方法において、 上記情報端末装置にて所定の曲調及び／又は歌詞を連想
    させるワードを、音楽データと音楽データに関連付けら
    れたキーワードデータとを蓄積する上記サーバ装置に対
    して送信し、 上記情報端末装置から送信されたワードを上記サーバ装
    置が受信した場合に、上記サーバ装置にて受信したワー
    ドと適合するキーワードデータを検索し、 適合したキーワードデータに関連付けられた音楽データ
    を示す候補曲情報を上記情報端末装置に送信することを
    特徴とする音楽データ配信方法。