JP2007164878A - 楽曲コンテンツ再生装置、楽曲コンテンツ再生方法および楽曲コンテンツ配信再生システム - Google Patents

楽曲コンテンツ再生装置、楽曲コンテンツ再生方法および楽曲コンテンツ配信再生システム Download PDF

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俊郎 寺内
Toru Sasaki
徹 佐々木
Yuichi Sakai
祐市 酒井
Yoichiro Sako
曜一郎 佐古
Hirobumi Tamori
寛文 田守
Makoto Inoue
真 井上
Katsuya Shirai
克弥 白井
Motoyuki Takai
基行 高井
Kenichi Makino
堅一 牧野
Takatoshi Nakamura
隆俊 中村
Akihiro Komori
顕博 小森
Akane Sano
あかね 佐野
Susumu Takatsuka
進 高塚
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Abstract

【課題】使用者の定めた楽曲テンポや時間長に合わせて楽曲コンテンツの楽曲データを再生することができるようにする装置を提供する。
【解決手段】再生を希望する楽曲コンテンツの楽曲テンポの指定入力値と、指定入力された楽曲テンポの楽曲コンテンツを継続して聴取する時間長の指定入力値を受け付ける指定入力値受付手段を設ける。指定入力値受付手段で受け付けられた楽曲テンポと同等の楽曲テンポの楽曲コンテンツであって、指定された時間長に合致する1個または複数個の楽曲コンテンツを、楽曲コンテンツ格納部から検索し、当該検索された楽曲コンテンツのデータを再生して、使用者に再生音を聴取させるようにする。
【選択図】図2

Description

この発明は、使用者に楽曲コンテンツを再生して提供することができるようにする楽曲コンテンツ再生装置、楽曲コンテンツ再生方法および楽曲コンテンツ配信再生システムに関する。
最近の携帯型の楽曲コンテンツ再生装置は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの記録媒体の大容量化に伴い、大量の楽曲コンテンツを格納できるようになってきており、ユーザは、その大量の楽曲コンテンツの中から、例えば階層構造の楽曲コンテンツ選択用一覧メニューを用いるなどして、自分が希望する楽曲コンテンツを選択して再生するようにするのが一般的である。
しかし、携帯型の楽曲コンテンツ再生装置の使用者(聴取者)が、例えばウォーキングやジョギングなどの運動をしながら楽曲コンテンツを再生して聴取する場合には、ディスプレイに表示される上述のような楽曲コンテンツ選択用一覧メニューを見ながら選択する操作は、非常に煩わしい。
一方、従来から、次に再生する楽曲コンテンツを、大量の楽曲コンテンツの中からランダムに自動的に選択して、使用者に提供する技術や、使用者の嗜好傾向などを予め登録しておいたり、再生履歴などを参照して使用者の嗜好傾向を検出したりして、その嗜好傾向に基づいて、次に再生する楽曲コンテンツを自動的に選択して、使用者に提供する技術が提案されており、これらの技術を用いることでユーザによる煩雑な操作を不要とすることができる。
また、使用者が音楽を聴きながら歩行やジョギングなどの運動をする場合において、使用者の運動に同調あるいは同期(説明が煩雑になるので、この明細書では、同調とのみ記述する)するように、楽曲コンテンツの楽曲データを再生するように制御する技術も提案されている。
例えば特許文献1(特開2005−156641公報)や特許文献2(特開2003−085888公報)には、使用者(聴取者)の歩行や走行の運動ピッチ(この明細書では、単位時間例えば1分間当たりに使用者が足を踏む回数を運動ピッチと称する)に合わせて再生楽曲のテンポをコントロールする技術が記載されている。また、特許文献3(特開平6−342282号公報)には、使用者の動きにしたがったリズムあるいはテンポで音楽を出力する技術が示されている。
このように、使用者の運動に同調している楽曲コンテンツを提供することができれば、使用者は、いわゆるリズムに乗って軽快に運動をすることができると想像され、運動中の使用者に対しては、そのようになることが好ましい。
上記の先行技術文献は、次の通りである。
特開2005−156641公報 特開2003−085888公報 特開平6−342282号公報
上述の場合は、使用者の運動ピッチに同調するように楽曲コンテンツを制御するものであるが、使用者が、歩行や走行の運動ピッチについて目標や予定を定めて、その運動ピッチで歩行や走行を行いたいとする場合がある。例えば運動をする場合に、ある日は、軽めの運動とし、また、別の日は少しきつめの運動としたい、などという場合がある。
また、そのような運動を行う場合に、当該運動を行う時間を使用者が定めた場合に、その定めた時間で、運動とともに、楽曲の再生を終了することができれば便利である。
しかし、上述した先行技術文献の技術は、使用者のそのときの運動ピッチに楽曲テンポを同調させるように制御してしまうので、上述のような目的のためには用いることができない。
この発明は、以上の問題点にかんがみ、使用者の定めた楽曲テンポや時間長に合わせて楽曲コンテンツの楽曲データを再生することができるようにする装置および方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明による楽曲コンテンツ再生装置は、
複数個の楽曲コンテンツのデータを、それぞれの楽曲コンテンツの再生時間長の情報と対応させて格納する楽曲コンテンツ格納部と、
再生を希望する楽曲コンテンツの楽曲テンポの指定入力値と、前記指定入力された楽曲テンポの楽曲コンテンツを継続して聴取する時間長の指定入力値を受け付ける指定入力値受付手段と、
前記指定入力値受付手段で受け付けられた前記楽曲テンポと同等の楽曲テンポの楽曲コンテンツであって、前記時間長に合致する1個または複数個の楽曲コンテンツを、前記楽曲コンテンツ格納部から検索する検索手段と、
前記検索手段で検索された前記楽曲コンテンツのデータを再生して、使用者に再生音を聴取させるようにするためのコンテンツ再生手段と、
を備えることを特徴とする。
上述の構成のこの発明による楽曲コンテンツ再生装置によれば、指定入力値受付手段で楽曲テンポの指定入力値と、当該楽曲テンポの楽曲コンテンツを継続して使用者が聴取する時間長の指定入力値とを受け付ける。そして、当該指定入力された楽曲テンポと同等の楽曲テンポの楽曲コンテンツであって、指定入力された時間長に合致する1個または複数個の楽曲コンテンツを、検索手段で、楽曲コンテンツ格納部から検索する。
そして、検索手段で検索された前記楽曲コンテンツのデータを再生して、使用者に再生音を聴取させるようにする。
この発明によれば、使用者が設定入力した条件に合致するように、楽曲コンテンツが再生され、その楽曲コンテンツの楽曲テンポを目標として使用者が運動をすることができるという効果を奏する。
以下、この発明による楽曲コンテンツ再生装置の実施形態を、図を参照しながら説明する。
[楽曲コンテンツ再生装置の実施形態]
この実施形態の楽曲コンテンツ再生装置は、ノーマル再生モードのほかに、スケジュール再生モードと、スケジュール再生を行うための事前設定入力モードとしての楽曲聴取スケジュール設定入力モードとを備える。
後述するように、楽曲聴取スケジュール設定入力モードにおいては、楽曲コンテンツを聴取する時間長と、当該時間長で聴取したい楽曲のテンポの設定入力を受け付ける。スケジュール再生モードにおいては、楽曲聴取スケジュール設定入力モードにおいて、使用者により設定入力された楽曲テンポと、時間長とに基づいて、再生する楽曲コンテンツのリストを生成し、そのリストに従って再生を実行するようにする。
例えば、図2(A)は、使用者が楽曲コンテンツを聴取しながらジョギングをしようとする場合における楽曲聴取スケジュールの例である。この例の場合、ジョギングを行う総時間長はN分とされ、このN分が、いくつかの分割時間区間に分けられる。
図2(A)の例では、最初のn1分の分割時間区間はウォームアップ区間とされ、それに続くn2分の分割時間区間はジョギングの本番区間とされ、当該n2分のジョギングの本番区間の後のn3分の分割時間区間はクールダウン区間とされて、全体としてN分の時間スケジュールが設定されている。各分割時間区間の時間長n1分、n2分、n3分がそれぞれ使用者により指定入力される。
そして、図2(A)の例では、ウォームアップ区間、ジョギング本番区間、クールダウン区間のそれぞれの分割時間区間に聴取する楽曲コンテンツの楽曲テンポとして使用者が好ましいと考える楽曲テンポTP1,TP2,TP3のそれぞれが使用者に指定入力されて、楽曲テンポスケジュールが設定されている。
また、図2(B)は、使用者が、自宅から所要時間M分で会社までの出勤をするときに、楽曲コンテンツを聴取しながら出勤行動をする場合における楽曲聴取スケジュールの例である。図の例では、最初のm1分の分割時間区間は自宅から駅までの自転車通勤区間とされ、それに続くm2分の分割時間区間は駅から会社の最寄り駅までの電車通勤区間とされ、当該m2分の電車通勤区間の後のm3分の分割時間区間は会社の最寄り駅から会社までの徒歩通勤区間とされて、全体としてM分の時間スケジュールが設定されている。各分割時間区間の時間長m1分、m2分、m3分は、それぞれ使用者により指定入力される。
そして、図2(B)の例では、自転車通勤区間、電車通勤区間、徒歩通勤区間のそれぞれの分割時間区間に聴取する楽曲コンテンツの楽曲テンポとして使用者が好ましいと考える楽曲テンポTP11,TP12,TP13のそれぞれが使用者に指定入力されて、楽曲テンポスケジュールが設定されている。
このような楽曲聴取スケジュールが設定されると、楽曲コンテンツ再生装置は、時間スケジュールとして設定された各分割時間区間について、楽曲テンポスケジュールとして設定された楽曲テンポを用いて楽曲コンテンツを検索し、各分割時間区間において再生する楽曲コンテンツを選択し、この実施の形態では、当該選択した楽曲コンテンツにより、楽曲再生リストを作成する。この楽曲再生リストの生成方法について、以下に説明する。
図2(A)の例では、ウォームアップ区間では、楽曲テンポTP1の楽曲コンテンツとして2個の楽曲コンテンツA1,A2が検索されて選択され、ジョギング本番区間では、楽曲テンポTP2の楽曲コンテンツとして、(n−2)個の楽曲コンテンツA3〜Anが検索されて選択され、クールダウン区間では楽曲テンポTP3の楽曲コンテンツAn+1が検索されて選択され、それぞれの楽曲コンテンツの順番が、例えば任意の順番で並べられる。
ここで、楽曲再生リストは、単に、上述のように、検索されて選択された楽曲コンテンツを順番に並べたものではなく、設定された時間長の各分割時間区間内に、検索により選択された1個または複数個の楽曲の再生時間が丁度収まるように、各楽曲コンテンツの再生時間を決定して作成されるものである。
したがって、楽曲再生リストには、楽曲コンテンツのID(識別情報)や楽曲コンテンツ名など、ハードディスク装置部4から抽出するための識別用情報に加えて、その再生時間も含まれる。また、各楽曲コンテンツの先頭からの再生を行わない場合には、その再生区間を示す情報(ハードディスク装置部4における当該楽曲コンテンツについて再生する部分のアドレス情報など)が含まれる場合もある。
この楽曲再生スケジュールリストの作成方法としては、
(1)各分割時間区間に設定された楽曲テンポの楽曲コンテンツとして、当該分割時間区間に設定された時間長に丁度合致する再生時間(演奏時間)の1個の楽曲コンテンツを割り当てる、
(2)各分割時間区間に設定された楽曲テンポの楽曲コンテンツとして、当該分割時間区間に設定された時間長に丁度合致する再生時間(演奏時間)の複数個の楽曲コンテンツを割り当てる、
という方法が基本的には採用される。
しかし、(1)、(2)のような条件の楽曲コンテンツが検索できないことも多々あると考えられる。そこで、各分割時間区間の時間長に収まる1個または複数個の楽曲コンテンツが検索できないときには、各分割時間区間の時間長よりも長い時間長分の1個または複数個の楽曲コンテンツを検索して、選択しておき、
(3)各分割時間区間における最後に再生される楽曲コンテンツの再生時間を、当該楽曲コンテンツの全再生時間(全演算時間)ではなく、先頭から途中までの一部再生時間として、当該区間の最後までで再生を終了させるようにする、
(4)各分割時間区間で再生する楽曲コンテンツが複数ある場合には、それらの複数個の楽曲コンテンツの最後ではない任意の再生順番の1個の楽曲コンテンツの再生時間を、当該楽曲コンテンツの全再生時間(全演算時間)ではなく、先頭から途中までの一部再生時間として再生時間を調整して、複数個の楽曲コンテンツの再生時間の合計を、当該分割時間区間の時間長に合わせるようにする、
(5)各分割時間区間で再生する楽曲コンテンツが複数ある場合には、それらの複数個の楽曲コンテンツの一部または全部の複数個の楽曲コンテンツのそれぞれの再生時間を、当該楽曲コンテンツの全再生時間(全演算時間)ではなく、先頭から途中までの一部再生時間として再生時間を調整して、複数個の楽曲コンテンツの再生時間の合計を、当該分割時間区間の時間長に合わせるようにする、
などの方法が採用される。
上記(3)、(4)、(5)のうちのいずれか一つの方法が採用される場合のみではなく、これらの(3)と(4)の組み合わせの方法、(3)と(5)の組み合わせの方法、(4)と(5)の組み合わせの方法などを用いるようにしてもよい。
なお、上記(3)、(4)、(5)の方法において、楽曲コンテンツの一部を再生に用いる場合においては、いわゆる楽曲のさびの部分など、楽曲の先頭ではない途中からの特定の楽曲部分を抽出して、その部分のみを用いるようにしてもよい。
また、上述のように、楽曲の最後まで再生を行わない場合には、その楽曲と次の楽曲とのつなぎ目においては、両楽曲の再生をダブらせるクロスフェード区間を設けて、前の楽曲の音量を徐々に下げるとともに、後の楽曲の音量を徐々に上げるようにクロスフェードを行って、スムースに楽曲の再生がつながるようにする。すべての楽曲と楽曲のつなぎ目において、クロスフェードするようにしても勿論よい。
同様に、図2(B)の例では、自転車通勤区間では、楽曲テンポTP11の楽曲コンテンツとして2個の楽曲コンテンツB1,B2が検索されて選択され、電車通勤区間では、楽曲テンポTP12の楽曲コンテンツとして、(n−2)個の楽曲コンテンツB3〜Bnが検索されて選択され、徒歩通勤区間では楽曲テンポTP13の楽曲コンテンツBn+1、Bn+2が検索されて選択され、それぞれの楽曲コンテンツの順番が、例えば任意の順番で並べられ、それぞれの楽曲コンテンツの再生時間の長さが、上述の(1)〜(5)の方法が用いられて調整されて決定され、楽曲再生リストが作成される。
[楽曲コンテンツ再生装置の実施形態のハードウエア構成例]
図1は、楽曲コンテンツ再生装置の実施形態のハードウエア構成例を示すブロック図である。この例の楽曲コンテンツ再生装置は、マイクロコンピュータを備えた構成を有しており、システムバス10に対して、CPU(Central Processing Unit)1、ROM(Read Only Memory)2、RAM(Random Access Memory)3、ハードディスク装置部4、操作部5、ネットワークインターフェース6、通信インターフェース7、オーディオデコーダ8、LCD(Liquid Crystal Display)ドライバ9、楽曲テンポ検出部11が接続されている。
ROM2には、この例の楽曲コンテンツ再生装置における主要動作制御のためのプログラムが記憶されており、CPU1は、このROM2のプログラムにしたがったソフトウエア処理を、RAM3をワークエリアとして用いて実行するようにする。また、RAM3の一部の領域を、再生する楽曲コンテンツのバッファエリアとしても用いる。
ハードディスク装置部4は、楽曲コンテンツ格納部を構成する大容量記憶媒体であって、大量の楽曲コンテンツのそれぞれの楽曲データと、属性データとを格納している。属性データとしては、図3に示すように、楽曲ID(楽曲コンテンツの識別情報)、コンテンツ・ファイル・パス、ファイル名、アルバム名、楽曲タイトル、アーティスト名、楽曲演奏時間(再生時間)、ジャケット・イメージ・データ・パス、楽曲テンポのデータ、その他の情報が記憶されている。
楽曲データも楽曲IDを含んでおり、楽曲データと属性データとは、楽曲IDを介在して互いに関連付けられている。
楽曲テンポのデータとしては、この例では、BPM(Beats Per Minute:1分間における拍数)値が用いられている。
また、後述するように、この実施形態では、楽曲テンポとしてのBPM値に基づいて再生する楽曲コンテンツの検索および選択をするようにするが、検索および選択対象とするのは、楽曲テンポ(BPM値)と同一の楽曲テンポ(BPM値)の楽曲コンテンツのみではなく、指定された楽曲テンポと同等の楽曲テンポの楽曲コンテンツとされる。
ここで、上記において、指定された楽曲テンポと同等の楽曲テンポとは、指定された楽曲テンポと等しい楽曲テンポあるいはその整数倍またはその整数分の1倍の楽曲テンポ、さらには、その楽曲テンポに近似する楽曲テンポを含むものである。
なお、この実施形態では、楽曲コンテンツ再生装置が、特定の一人の使用者が使用することを想定しており、後述するように指定入力値が登録されたときには、当該特定人についての登録値とされる。もしも、複数人が当該楽曲コンテンツ再生装置を使用することを想定する場合には、指定入力値の登録の際には、使用者識別情報(使用者ID)と関連付けて、使用者毎に前記指定入力値が登録された記憶されるようにすればよい。
操作部5は、使用者の入力操作を受け付けるもので、再生開始指示操作キー、再生終了指示操作キー、カーソルキー、指定入力値の入力キーなどの操作キーを含んでいる。操作部5は、操作キーに代えて、あるいは操作キーに加えてタッチパッドによる操作入力手段を含んでいても良い。
ネットワークインターフェース6は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のインターフェースからなり、例えばパーソナルコンピュータと接続される。そして、パーソナルコンピュータに格納されている楽曲コンテンツの楽曲データおよび属性情報を、このネットワークインターフェース6を通じて取得して、ハードディスク装置部4に格納するようにする。
また、この実施形態では、ハードディスク装置部4に格納されている楽曲コンテンツのうち、不要となった楽曲コンテンツの楽曲データおよびその属性情報を、このネットワークインターフェース6を通じてパーソナルコンピュータに転送して退避することができるようにされている。
通信インターフェース7には、通信回路12が接続されており、無線通信ネットワークを通じてインターネットあるいはLAN(Local Area Network)と接続することが可能とされている。そして、この実施形態の楽曲コンテンツ再生装置は、インターネットあるいはLANに接続されている楽曲コンテンツの配信サーバから楽曲コンテンツの楽曲データおよびその属性情報をダウンロードして、ハードディスク装置部4に格納する機能を備えている。
オーディオデコーダ8は、ハードディスク装置部4から読み出された再生対象の楽曲コンテンツの楽曲データについて、復号、圧縮伸張などのデコード処理をしてデジタルオーディオ信号に変換すると共に、変換したデジタルオーディオ信号を、さらに、アナログオーディオ信号に変換して、オーディオアンプ13に出力するようにする。
オーディオアンプ14は、アナログオーディオ信号を増幅して、この例では、ヘッドホン14に出力する。ヘッドホン14では、楽曲コンテンツを音響再生する。この実施形態では、使用者は、この実施形態の楽曲コンテンツ再生装置を携帯すると共に、ヘッドホン15を頭部に装着し、このヘッドホン14により音響再生された音楽を聴きながら、ウォーキングやジョギングなどの運動を行なう。
LCDドライバ9には、LCD15が接続されており、このLCD15の表示画面には、CPU1の制御により生成されたハードディスク装置部4に格納されている楽曲コンテンツの一覧リストが表示されたり、再生中の楽曲タイトルや楽曲テンポ(BPM値)が表示されたりする。
使用者は、このLCD15の表示画面に表示された楽曲コンテンツの一覧リストから再生したい楽曲コンテンツを操作部5を通じた選択操作により選曲することができる。ただし、この実施形態では、ウォーキングモードやジョギングモードにおいては、最初の楽曲コンテンツは、この一覧リストから選択するようにするも、2曲目以降の楽曲コンテンツの選択は、後述するように、楽曲コンテンツ再生装置が自動的に選択して、使用者に提供するようにしている。
楽曲テンポ検出部11は、再生中の楽曲コンテンツの楽曲テンポを検出する。この実施形態では、楽曲テンポ情報の例としてのBPM値は、楽曲コンテンツの属性データとしてハードディスク装置部4に記録されているので、この楽曲テンポ検出部11は、ハードディスク装置部4からの、再生中である楽曲コンテンツの属性データ中の楽曲テンポ情報の読み出し手段で構成される。
例えば、パーソナルコンピュータにおいて、楽曲データの解析をオフラインで行なっておき、その解析結果である楽曲テンポとしてのBPM値を、属性データの一つとして楽曲コンテンツに対応して記憶しておく。携帯端末であるこの実施形態の楽曲コンテンツ再生装置からの転送要求があったときに、パーソナルコンピュータは、転送要求のあった楽曲コンテンツの楽曲データと共に、その属性データを、楽曲コンテンツ再生装置に転送するようにする。
配信サーバが、インターネットあるいはLANを通じて楽曲コンテンツを配信する場合にも同様で、上述のパーソナルコンピュータの場合と同様にして配信サーバで楽曲テンポ情報を含む属性データを予め用意しておくようにすればよい。
また、楽曲コンテンツの属性データに楽曲テンポ情報が含まれていない場合には、楽曲テンポ検出部11は、楽曲データから楽曲テンポを測定して検出する手段で構成される。この楽曲テンポの検出は、楽曲コンテンツの再生時に行なって、その検出結果を予め当該楽曲コンテンツの属性データの一つとしてハードディスク装置部4に記憶しておくことができる。
しかし、過去の再生時に楽曲テンポの検出を行なっていない場合や、過去に再生していない楽曲コンテンツの楽曲テンポの場合には、再生中にリアルタイムに測定して検出する方法が用いられる。楽曲テンポをリアルタイムに計測する機能を楽曲テンポ検出部11が備えている場合には、次に再生する候補楽曲の楽曲データの一部を取り出し、その楽曲テンポを検出してハードディスク装置部4に当該楽曲コンテンツの属性データとして記憶するようにする。なお、次に再生する楽曲として複数の候補楽曲がある場合には、それら複数の候補楽曲のそれぞれについて、楽曲データの一部を取り出し、その楽曲テンポを検出してハードディスク装置部4に属性データとして記憶するようにする。
このリアルタイムにより楽曲テンポを測定して検出する方法としては、時間波形のピーク間隔を計数するもの(例えば特開2004−302053公報)や、周波数スペクトルの強度間隔から求めるもの(例えば特開2005−234494公報)などが知られており、これらの手法を用いて検出することができる。
[楽曲コンテンツ再生装置の処理動作の説明]
まず、この実施形態における楽曲聴取スケジュール設定入力モードについて説明する。
楽曲聴取スケジュール設定入力モードにおいては、楽曲聴取スケジュールの作成用画面がLCD15の表示画面15Dに表示され、使用者は、この表示画面15Dに表示されている楽曲聴取スケジュールの作成用画面を通じて、時間長、楽曲テンポ、スケジュール名などを設定入力するようにする。
楽曲聴取スケジュール設定入力モードにおける楽曲聴取スケジュールの作成用画面の例を図4に示す。この図4の例においては、楽曲聴取スケジュールの作成用画面としては、複数の分割時間区間が、その画面の垂直方向の最上部に表示される。
そして、複数の分割時間区間のそれぞれに対して、区間名の入力欄151と、時間長の入力欄152と、楽曲テンポの入力欄153とが設けられる。時間長入力欄152に順次に時間長が使用者により設定入力されると、CPU1は、入力された時間長の総和を演算して求め、その演算結果の時間長の総和を総時間表示欄154に表示する。
スケジュール名表示欄155には、使用者によりスケジュール名が設定入力される。このスケジュール名表示欄155に設定入力された名前は、当該楽曲聴取スケジュール設定入力モードにおいて作成された楽曲スケジュールの登録時の登録名となり、後述するスケジュール再生の際における一覧リストのひとつのスケジュール名となる。
楽曲聴取スケジュールの作成用画面の垂直方向の下方には、実線で示すように、完了ボタンアイコン156が設けられており、使用者は、楽曲聴取スケジュールの設定入力を終了したと自分が判断したときに、この完了ボタンアイコン156を押下操作する。
すると、楽曲コンテンツ再生装置は、図4において、点線で示している再生ボタンアイコン157、登録ボタンアイコン158、中止ボタンアイコン159、戻るボタンアイコン160を、操作可能な状態に表示する。なお、完了ボタンアイコン156が押下操作されるまでは、これらのボタンアイコン156〜160は表示されない、あるいは、表示されていても操作不能とされている。
そして、使用者が再生ボタンアイコン157を押下操作すると、楽曲コンテンツ再生装置は、前述したような楽曲再生リストを作成して、その作成した楽曲再生リストに従った再生を実行する。
また、使用者が登録ボタンアイコン158を押下操作すると、楽曲コンテンツ再生装置は、前述したような楽曲再生リストを作成して、その作成した楽曲再生リストを、例えばスケジュール名と対応付けて、ハードディスク装置部4のリスト格納領域に格納して登録するようにする。
また、使用者が中止ボタンアイコン159を押下操作すると、楽曲コンテンツ再生装置は、この楽曲聴取スケジュール設定入力モードを終了して、表示画面15Dに表示されている楽曲聴取スケジュールの作成用画面を消去する。
また、使用者が中止ボタンアイコン160を押下操作すると、楽曲コンテンツ再生装置は、楽曲聴取スケジュールの作成用画面を、完了ボタンアイコン156が操作可能な画面状態に戻し、時間長や楽曲テンポ等の再入力を受け付けるようにする。
以上説明した楽曲聴取スケジュール設定入力モードにおける処理動作の例を、図5のフローチャートに示す。この図5のフローチャートの動作は、CPU1が、ROM2のプログラムにしたがって、RAM3をワークエリアとして用いて実行するものである。
図5のフローチャートは、使用者が、操作部5を通じた操作により、楽曲聴取スケジュール設定入力モードを選択したときに、スタートから開始する。
CPU1は、まず、図4に示した楽曲聴取スケジュールの作成用画面を、LCD15の表示画面15Dに表示する(ステップS1)。次に、CPU1は、この楽曲聴取スケジュールの作成用画面を通じて使用者により設定入力された、分割時間区間ごとの時間長、楽曲テンポおよび分割時間区間名、スケジュール名などの入力情報を受け付ける(ステップS2)。
次に、CPU1は、完了ボタンアイコン156が使用者により押下操作されたか否か判別する(ステップS3)。このステップS3で、完了ボタンアイコン156が押下されていないと判別したときには、ステップS2に戻って、使用者による時間長や楽曲テンポ等の入力を受け付ける。
また、ステップS3で、完了ボタンアイコン156が押下されたと判別したときには、CPU1は、楽曲聴取スケジュールの作成用画面において、再生ボタンアイコン157、登録ボタンアイコン158、中止ボタンアイコン159、戻るボタンアイコン160を操作可能の状態にする(ステップS4)。
そして、CPU1は、再生ボタンアイコン157が押下操作されたか否か判別し(ステップS5)、再生ボタンアイコン157が押下操作されたと判別したときには、前述したような楽曲再生リストを作成し(ステップS6)、その作成した楽曲再生リストに基づいてスケジュール再生を実行する(ステップS7)。
また、ステップS5で、再生ボタンアイコン157は押下操作されてはいないと判別したときには、CPU1は、登録ボタンアイコン158が押下操作されたか否か判別し(ステップS8)、登録ボタンアイコン158が押下操作されたと判別したときには、前述したような楽曲再生リストを作成し(ステップS9)、その作成した楽曲再生リストを、例えば入力されたスケジュール名と対応付けてハードディスク装置部4に保存して登録するようにする(ステップS10)。
また、ステップS8で、登録ボタンアイコン158は、押下操作されてはいないと判別したときには、CPU1は、戻るボタンアイコン160が押下操作されたか否か判別し(ステップS11)、戻るボタンアイコン160が押下操作されたと判別したときには、ステップS2に戻り、このステップS2以降の処理を繰り返す。
また、ステップS11で、戻るボタンアイコン160は押下操作されていないと判別したときには、CPU1は、中止ボタンアイコン159が押下操作されたか否か判別し(ステップS12)、中止ボタンアイコン159は押下操作されてはいないと判別したときには、ステップS5に戻り、このステップS5以降の処理を繰り返す。
また、ステップS12で、中止ボタンアイコン159が押下操作されたと判別したときには、CPU1は、楽曲聴取スケジュールの作成用画面を消去して(ステップS13)、この処理ルーチンを終了する。
次に、図5のフローチャートのステップS5およびステップS6における楽曲再生リストの作成処理について説明する。図6は、この楽曲再生リストの作成処理の例を説明するためのフローチャートである。
CPU1は、まず、楽曲聴取スケジュールの作成用画面で入力されて作成された楽曲聴取スケジュールの最初の分割時間区間について、設定入力された時間長と楽曲テンポの情報を取得する(ステップS21)。
次に、CPU1は、設定入力されて指定された楽曲テンポの楽曲コンテンツを、楽曲コンテンツ格納部としてのハードディスク装置部4から検索する(ステップS22)。そして、CPU1は、設定入力された当該分割時間区間の時間長分について、指定された楽曲テンポの楽曲コンテンツがハードディスク装置部4から得られたか否か判別する(ステップS23)。
このステップS23で、指定された楽曲テンポの楽曲コンテンツがハードディスク装置部4から得られなかったと判別したときには、CPU1は、ネットワークインターフェース6を介して接続されている例えばパーソナルコンピュータに対して、指定された楽曲テンポの楽曲コンテンツの取得要求を送るとともに、通信インターフェース7および通信回路12を通じて配信サーバに、指定された楽曲テンポの楽曲コンテンツの取得要求を送る(ステップS24)。
この取得要求に対して、パーソナルコンピュータは、指定された楽曲テンポの楽曲コンテンツを検索して、楽曲コンテンツ再生装置にネットワークを通じて送ってくるので、当該楽曲コンテンツをハードディスク装置部4に格納する。また、配信サーバも同様にして、指定された楽曲テンポの楽曲コンテンツを検索して、楽曲コンテンツ再生装置にネットワークを通じて送ってくるので、当該楽曲コンテンツをハードディスク装置部4に格納する(ステップS25)。そして、このステップS25の後、CPU1は、ステップS22に戻り、再度、ハードディスク装置部4からの指定された楽曲テンポの楽曲コンテンツの検索を行う。
そして、ステップS23で、指定された楽曲テンポの楽曲コンテンツがハードディスク装置部4から得られたと判別したときには、CPU1は、前述した(1)〜(5)の方法のいずれか、あるいは前述した(1)〜(5)の方法のいくつかを組み合わせた方法を用いて、注目中の分割時間区間について、指定された時間長に収まるように、ステップS22で検索して選択された楽曲コンテンツを用いた楽曲再生リストを生成するようにする(ステップS26)。
この場合に、ステップS22で検索し、選択した楽曲コンテンツのすべてを用いなくてもよく、また、前述したように、各楽曲コンテンツの全部を用いずに、さびなどの一部を用いてもよい。そして、各楽曲コンテンツの再生時間を必要に応じて調整して、当該注目中の分割時間区間について指定された時間長内に丁度収まるように、当該分割時間区間についての楽曲再生リストを作成するものである。
ステップS26で、当該分割時間区間についての楽曲再生リストの作成が終了した後には、CPU1は、楽曲聴取スケジュールの作成用画面において設定入力されたすべての分割時間区間についての楽曲再生リストの作成が終了したか否か判別する(ステップS27)。
そして、未だ、楽曲再生リストを作成していない分割時間区間があると判別したときには、CPU1は、次の分割時間区間について、設定入力された時間長と楽曲テンポを取得し(ステップS28)、ステップS22に戻り、上述したこのステップS22以降の処理を繰り返す。
また、ステップS27で、すべての分割時間区間についての楽曲再生リストの作成が終了したと判別したときには、CPU1は、ステップS26で作成した分割時間区間ごとの楽曲再生リストをすべて合成して、その合成したものを、スケジュール名に対応する楽曲再生リストとして生成する(ステップS29)。そして、この楽曲再生リスト作成の処理ルーチンを終了する。
次に、ステップS7で実行されるスケジュール再生の処理例について、図7のフローチャートを参照して説明する。
CPU1は、まず、楽曲再生リストから、最初の楽曲コンテンツを検出すると共に、検出した楽曲コンテンツを再生する部分および/または再生する時間を検出し、当該楽曲コンテンツの再生を開始する(ステップS31)。
次に、CPU1は、使用者により操作部5を通じて再生停止指示がなされたか否か判別し(ステップS32)、再生停止指示がなされたと判別したときには、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS32で、再生停止指示がなされていないと判別したときには、CPU1は、再生中の楽曲コンテンツについて、楽曲再生リストで指定された再生時間の最後まで再生されたか否か判別し(ステップS33)、最後まで再生されてはいないと判別したときには、ステップS32に戻る。
また、ステップS33で、再生中の楽曲コンテンツについて、楽曲再生リストで指定された再生時間の最後まで再生されたと判別したときには、再生中の楽曲コンテンツは、楽曲再生リストの最後の楽曲であるか否か判別し(ステップS34)、最後の楽曲であると判別したときには、このスケジュール再生の処理ルーチンを終了する。
また、ステップS34で、楽曲再生リストの最後の楽曲ではないと判別したときには、楽曲再生リストから、次の楽曲コンテンツを検出すると共に、検出した楽曲コンテンツを再生する部分および/または再生する時間を検出し、当該楽曲コンテンツの再生を開始する(ステップS35)。
次に、楽曲聴取スケジュール設定入力モードにおいて登録された楽曲聴取スケジュールの再生について説明する。この登録された楽曲聴取スケジュールの再生は、使用者の再生モードの選択指示に従って開始される。図8は、この実施形態の楽曲コンテンツ再生装置における再生モードの処理ルーチンの一例を説明するためのフローチャートである。
この実施形態では、操作部4には、ノーマル再生指示キーのほかに、スケジュール再生指示キーが含まれており、使用者によりいずれかの再生指示キーに基づく再生指示があると、図8のスタートから処理が開始される。
CPU1は、まず、ノーマル再生指示キーの操作によるノーマル再生指示か、スケジュール再生指示キーの操作によるスケジュール再生指示かを判別する(ステップS41)。このステップS41で、ノーマル再生が指示されたと判別したときには、CPU1は、ハードディスク装置部4に格納されている楽曲コンテンツの一覧をリスト表示して使用者に提示し、使用者による再生すべき楽曲コンテンツの指定を促す(ステップS42)。
次に、CPU1は、使用者からの再生すべき楽曲コンテンツの指定を受け付け(ステップS43)、指定された楽曲コンテンツの再生を実行する(ステップS44)。
また、ステップS41で、スケジュール再生が指示されたと判別したときには、CPU1は、登録されているスケジュール名の一覧をLCD15の表示画面15Dに表示して、使用者による当該一覧からの再生するスケジュール名の指定を促す(ステップS45)。
そして、CPU1は、再生を実行するスケジュール名の使用者による選択指定を受け付ける(ステップS46)。そして、受け付けたスケジュール名の楽曲聴取スケジュールに対応する楽曲再生リストを、ハードディスク装置部4から読み出して、図7に示したようなスケジュール再生を実行する(ステップS47)。以上により、この再生処理ルーチンを終了する。
以上説明したこの実施形態の楽曲コンテンツ再生装置によれば、楽曲聴取スケジュール設定入力モードで、楽曲聴取スケジュールを作成すると、そのスケジュール作成時に設定入力された時間長および楽曲テンポに基づいて、楽曲コンテンツ再生装置が、自動的に、使用者が望むスケジュールに応じた楽曲再生リストが作成される。
そして、その作成された楽曲再生リストに従って再生された楽曲コンテンツを聴取しながら、当該楽曲コンテンツの楽曲テンポに合致するように使用者が歩行や走行を行うことにより、使用者が自分が望むテンポで歩行したり、走行することが容易にできる。
[楽曲コンテンツ配信再生システムの実施形態]
上述した第1の実施形態の楽曲コンテンツ再生装置は、自装置にハードディスク装置部を備え、自装置において、次に再生する楽曲コンテンツを選択決定するようにした。
これに対して、例えば、室内健康器具(トレーニング機材)を使用する場合には、楽曲コンテンツ再生装置に、楽曲コンテンツ格納部としてのハードディスク装置部4を搭載する必要はない。例えば、トレーニング機材側に楽曲を格納するハードディスク装置部を設け、トレーニング機材側からFM変調または無線LANにより楽曲データを、携帯端末としての楽曲コンテンツ再生装置に送信するようにすることができる。
楽曲コンテンツ再生装置は、トレーニング機材側から送信されてきた楽曲を受信して、再生する。使用者は、楽曲コンテンツ再生装置で、トレーニング機材側から送信されてきた聴きながらウォーキングやジョギングなどの運動をする。
この例の場合、楽曲コンテンツ再生装置は、上記運動をする前に、上述と同様にして、楽曲聴取スケジュール設定入力モードで楽曲聴取スケジュールを作成し、その作成した楽曲聴取スケジュールをトレーニング機材側に送るようにする。
楽曲コンテンツ再生装置が、楽曲聴取スケジュール設定入力モードを備えていない場合であって、トレーニング機材側との通信機能を備えていない場合には、トレーニング機材側から楽曲聴取スケジュールの作成用画面を楽曲コンテンツ再生装置に送るようにしてもよい。その場合にも、楽曲コンテンツ再生装置で使用者に設定入力された楽曲聴取スケジュールの分割時間区間ごとの時間長、楽曲テンポ、スケジュール名などがトレーニング機材側に送られる。
トレーニング機材側では、楽曲聴取スケジュールの情報として楽曲コンテンツ再生装置から送られてくる各分割時間区間の時間長、楽曲テンポなどの情報を用いて、前述したようにして楽曲再生リストを作成する。
そして、使用者は、楽曲コンテンツ再生装置から、トレーニング機材側に、運動開始とともに再生開始するように指示を送る。すると、トレーニング機材側では、スケジュール再生を実行する。楽曲コンテンツ再生装置は、トレーニング機材側からの楽曲コンテンツの楽曲データを受け取って楽曲再生をすることで、楽曲聴取を行うことができる。
なお、上述の実施形態と同様に、楽曲聴取スケジュールの作成用画面を通じて設定入力した時間長や楽曲テンポに基づいて作成した楽曲再生リストを、スケジュール名などの識別用情報に対応してトレーニング機材側に登録しておき、それら登録された楽曲再生リストを、前記スケジュール名などの識別用情報により呼び出して、スケジュール再生をトレーニング機材側で実行させ、それを楽曲コンテンツ再生装置が受信するようにすることもできる。
以上は、トレーニング機材と楽曲コンテンツ再生装置との連携による楽曲コンテンツ再生方法の実施形態についての説明であるが、例えば無線ネットワークを含む通信ネットワークを通じて配信サーバと、携帯端末としての楽曲コンテンツ再生装置とが連携して、楽曲コンテンツ再生方法の実施形態を構成する場合にも、この発明は、同様に適用できる。
図9は、配信サーバと連携して楽曲コンテンツ再生方法の実施形態を構成する楽曲コンテンツ再生装置の実施形態のハードウエア構成例を示すものである。
この図9の例の楽曲コンテンツ再生装置の実施形態である楽曲コンテンツ再生端末100は、図1に示した、楽曲コンテンツ格納部を構成するハードディスク装置部4などを有しない。
その代わりに、無線ネットワークを含む通信ネットワーク150を通じて、この楽曲コンテンツ再生端末100と接続される楽曲コンテンツ配信サーバ(以下、単に配信サーバという)200には、楽曲コンテンツ格納部として、前述したハードディスク装置部4と同様に、楽曲コンテンツの楽曲データと属性データとを記憶する記憶装置部が設けられている。
そして、この例の楽曲コンテンツ再生端末100は、図9に示すように、図1に示した楽曲コンテンツ再生装置とは、ハードディスク装置部4と、楽曲テンポ検出部11とが設けられていないだけで、その他は、図1のハードウエア構成と全く同様である。ただし、ROM3に記憶されるソフトウエア処理プログラムは、上述の実施形態とは異なる。
配信サーバ200は、そのハードウエア構成は、図10に示すようなものとされる。すなわち、配信サーバ200は、マイクロコンピュータを備える構成を有するもので、図10に示すように、システム210を介して、CPU201に対して、ROM202、RAM203、楽曲コンテンツ格納部204、通信インターフェース205、楽曲テンポ検出部206、楽曲再生リスト作成部207が接続されている。
ROM202には、この配信サーバ200が実行するソフトウエア処理プログラムが格納されており、CPU201は、そのプログラムを、RAM203をワークエリアとして利用しながら実行する。
楽曲コンテンツ格納部204には、楽曲コンテンツの楽曲データと、前述と同様に、図3に示したような属性データとが、楽曲コンテンツIDにより関連付けられて記憶されている。
通信インターフェース205には、無線通信を行なうための通信回路211が接続されている。楽曲テンポ検出部206は、前述した楽曲テンポ検出部11と同様の構成を備える。
また、楽曲再生リスト作成部207は、CPU201によるソフトウエア処理によっても構成可能な部位であり、前述の実施形態と同様にして、楽曲聴取スケジュールの作成用画面を通じて使用者により設定入力された分割時間区間ごとの時間長と楽曲テンポとから、楽曲再生リストを作成する。
この楽曲コンテンツ配信再生システムの実施形態における楽曲コンテンツ再生端末100および配信サーバ200の処理動作の一例を、図11〜図16のフローチャートを参照しながら説明する。
図11〜図13は、この実施形態の楽曲コンテンツ再生端末100の処理動作を説明するためのフローチャートである。先ず、この楽曲コンテンツ再生端末100の処理動作について説明する。この楽曲コンテンツ再生端末100の処理は、使用者が操作部5を通じて、楽曲コンテンツ再生端末100に対して、配信サーバ200との接続要求を入力したときに、図11のスタートから開始する。なお、この例においても、楽曲聴取スケジュールの作成用画面としては、図4に示したような画面が用いられるものとして説明する。ただし、説明の簡単のため、この例においては、中止ボタンアイコン159や戻るボタンアイコン160が操作されたときの処理については省略する
CPU1は、まず、通信インターフェース7および通信回路12を用いて通信ネットワーク150を通じて配信サーバ200にアクセスして、当該配信サーバ200と接続する(ステップS51)。なお、この接続の際に、使用者ID(使用者の識別情報)が配信サーバに送られ、その後の配信サーバでの処理は、当該使用者IDにより識別された使用者についての処理とされる。
すると、配信サーバ200からは、利用可能な処理機能の一覧メニューが送られてくるので、CPU1は、その一覧メニューを、LCD15の表示画面15Dに表示し、使用者に、利用する処理機能の選択入力を促す(ステップS52)。そして、CPU1は、操作部4を通じた使用者の選択入力操作を受け付けて、その一覧メニューから楽曲聴取スケジュールの作成が選択されたか否か判別する(ステップS53)。
ステップS53で、楽曲聴取スケジュールの作成が選択されたと判別したときには、CPU1は、楽曲聴取スケジュールの作成要求を配信サーバ200に、通信ネットワーク150を通じて送る(ステップS54)。
これに対して、配信サーバ200からは、楽曲聴取スケジュールの作成用画面の情報が送られてくるので、CPU1は、この情報を受信して、LCD15の画面に、楽曲聴取スケジュールの作成用画面を表示する(ステップS55)。
次に、CPU1は、この楽曲聴取スケジュールの作成用画面を通じて使用者により設定入力された、分割時間区間ごとの時間長、楽曲テンポおよび分割時間区間名、スケジュール名などの入力情報を受け付ける(ステップS56)。
次に、CPU1は、完了ボタンアイコン156が使用者により押下操作されたか否かにより、設定入力が完了したか否か判別する(ステップS57)。このステップS57で、設定入力が完了していないと判別したときには、ステップS56に戻って、使用者による時間長や楽曲テンポ等の設定入力を受け付ける。
また、ステップS57で、設定入力が完了したと判別したときには、CPU1は、設定入力された各分割時間区間の時間長、楽曲テンポ、分割時間区間の区間名、総時間の時間長、スケジュール名などの情報を、配信サーバ200に通信ネットワーク150を通じて送る(ステップS58)。
すると、配信サーバ200からは、次画面の情報として、前述の例と同様に、再生ボタンアイコン157、登録ボタンアイコン158、中止ボタンアイコン159、戻るボタンアイコン160を操作可能の状態にする画面情報が送られてくるので、CPU1は、この画面情報を受信して、当該次画面をLCD15の表示画面15Dに表示するようにする(ステップS59)。
そして、CPU1は、再生ボタンアイコン157が押下操作されたか否か判別し(図12のステップS61)、再生ボタンアイコン157が押下操作されたと判別したときには、作成した楽曲聴取スケジュールに基づく再生要求を配信サーバ200に送る(ステップS62)。
すると、配信サーバ200では、ステップS58で送られた時間長や楽曲テンポの情報から楽曲再生リストが作成され、その作成された楽曲再生リストに基づいて、楽曲コンテンツの楽曲データが送られてくるので、CPU1は、その楽曲データを受信して、ストリーミング再生を実行する(ステップS63)。
次に、CPU1は、使用者により配信停止要求操作がなされたか否か判別し(ステップS65)、配信停止要求操作がなされていないと判別したときには、配信されてくる楽曲データがなくなったか否かにより、楽曲再生リストに基づく配信が終了したか否か判別し(ステップS70)、配信が終了していないと判別したときには、ステップS63に戻って、配信サーバ200からの楽曲データを受信して、ストリーミング再生する処理を継続し、このステップS63以降の処理を繰り返す。
また、ステップS64で、使用者により配信停止要求操作がなされたと判別したときには、CPU1は、配信停止要求を通信ネットワーク150を通じて配信サーバ200に送信し(ステップS65)、その後、配信情報の受信再生終了処理をし(ステップS66)、配信サーバ200との接続を切断して(ステップS67)、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS70で、配信サーバ200からの配信が終了したと判別したときにも、ステップS66に進んで、配信情報の受信再生終了処理をし、次のステップS67で配信サーバ200との接続を切断して、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS61で、再生ボタンアイコン157は押下操作されてはいないと判別したときには、CPU1は、登録ボタンアイコン158が押下操作されたか否か判別し(ステップS68)、登録ボタンアイコン158は、押下操作されてはいないと判別したときには、CPU1は、ステップS61に戻り、このステップS61以降の処理を行う。
また、ステップS68で、登録ボタンアイコン158が押下操作されたと判別したときには、前述したような楽曲再生リストの作成およびその登録要求を配信サーバ200に送信し(ステップS69)、その後、配信サーバ200との接続を切断して(ステップS67)、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS53で、一覧メニューから選択されたのは、楽曲聴取スケジュールの作成ではないと判別したときには、CPU1は、スケジュール再生が選択されたか否か判別し(図13のステップS81)、スケジュール再生が選択されていないと判別したときには、その他の処理を実行する(ステップS82)。
そして、ステップS81で、スケジュール再生が選択されたと判別したときには、CPU1は、スケジュール再生要求を配信サーバ200に送信する(ステップS83)。
このスケジュール再生要求に対しては、配信サーバ200からは、使用者について登録されているスケジュール名の一覧リストの情報が送られてくるので、CPU1は、その情報を受信して、LCD15の表示画面15Dに、当該登録されているスケジュール名の一覧リストを表示して、使用者に再生を要求するスケジュール名の選択入力操作を促すようにする(ステップS84)。
そして、CPU1は、使用者からのスケジュール名の選択入力を受け付け(ステップS85)、当該選択入力されたスケジュール名を、配信サーバ200に、その再生配信要求とともに送信する(ステップS86)。
配信サーバ200からは、指定されたスケジュール名に対応して登録されている楽曲再生リストの楽曲コンテンツの楽曲データが、当該リストに記述されているそれぞれの再生時間分ずつ、楽曲コンテンツ再生端末100に送られてくる。そこで、CPU1は、配信サーバ200から送られてくる楽曲データを受信して、ストリーミング再生するようにする(ステップS87)。
次に、CPU1は、使用者により配信停止要求操作がなされたか否か判別し(ステップS88)、配信停止要求操作がなされていないと判別したときには、配信されてくる楽曲データがなくなったか否かにより、楽曲再生リストに基づく配信が終了したか否か判別し(ステップS92)、配信が終了していないと判別したときには、ステップS87に戻って、配信サーバ200からの楽曲データを受信して、ストリーミング再生する処理を継続し、このステップS87以降の処理を繰り返す。
また、ステップS88で、使用者により配信停止要求操作がなされたと判別したときには、CPU1は、配信停止要求を通信ネットワーク150を通じて配信サーバ200に送信し(ステップS89)、その後、配信情報の受信再生終了処理をし(ステップS90)、配信サーバ200との接続を切断して(ステップS91)、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS92で、配信サーバ200からの配信が終了したと判別したときにも、ステップS90に進んで、配信情報の受信再生終了処理をし、次のステップS91で配信サーバ200との接続を切断して、この処理ルーチンを終了する。
次に、この楽曲コンテンツ配信再生システムにおける配信サーバ200の処理動作の例を、図14〜図16のフローチャートを参照して説明する。
配信サーバ200のCPU201は、楽曲コンテンツ再生端末100からのアクセス要求を受けると、図14のスタートから処理を開始して、通信ネットワーク150を介して、楽曲コンテンツ再生端末100と接続するようにする(ステップS101)。そして、接続されたときに送られてくる情報中に含まれる使用者IDにより、接続してきた使用者を認識し、その後の処理は、当該使用者IDで特定される使用者についての処理として実行するようにする。
楽曲コンテンツ再生端末100との接続が完了すると、CPU201は、提供機能の一覧メニューの表示用データを、楽曲コンテンツ再生端末100に送る(ステップS102)。すると、前述したように、楽曲コンテンツ再生端末100からは、当該一覧メニューのうちの、どの機能を要求するかの情報が送られてくる。
そこで、配信サーバ200のCPU201は、まず、楽曲スケジュールの作成要求が送られてきたか否か判別する(ステップS103)。そして、このステップS103で、楽曲スケジュールの作成要求が送られてきたと判別したときには、CPU201は、楽曲聴取スケジュールの作成用画面情報を楽曲コンテンツ再生端末100に送信するようにする(ステップS104)。そして、CPU201は、楽曲コンテンツ再生端末100から送られてくる、楽曲聴取スケジュールの作成用画面を通じた設定入力情報の受信を待つ(ステップS105)。
ステップS105で、楽曲聴取スケジュールの作成用画面を通じた、分割時間区間ごとの時間長、楽曲テンポ、スケジュール名などの設定入力情報を受信すると、CPU201は、受信した情報を基に楽曲再生リストを作成する(ステップS106)。このステップS106の楽曲再生リストの作成処理は、図6に示したものと同様である。
ステップS106に続いて、CPU201は、再生ボタンアイコン、登録ボタンアイコンなどを操作可能にする次画面情報を楽曲コンテンツ再生端末100に送る(ステップS107)。
これに対しては、前述したように、楽曲コンテンツ再生端末100からは、再生ボタンアイコンの操作に応じた再生要求や、登録ボタンアイコンの操作に応じた登録要求が送られてくる。
そこで、CPU201は、まず、登録要求を受信したか否か判別し(ステップS108)、登録要求を受信したと判別したときには、ステップS106で作成した楽曲再生リストを、スケジュール名と、使用者IDと対応付けて、データ格納部に保存して登録するようにする(ステップS109)。そして、CPU201は、楽曲コンテンツ再生端末100との通信ネットワーク150を介しての接続を切断して(ステップS110)、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS108で、登録要求は受信していないと判別したときには、CPU201は、再生要求を受信したか否か判別する(ステップS111)。再生要求を受信してはいないと判別したときには、この例ではステップS108に戻り、このステップS108以降の処理を繰り返す。
また、ステップS111で、再生要求を受信したと判別したときには、CPU201は、ステップS106で作成した楽曲再生リストに基づき、設定されたスケジュール通りの楽曲コンテンツの楽曲データの配信を実行する(図16のステップS131)。
そして、CPU201は、楽曲コンテンツ再生端末100から配信停止要求を受信したか否か監視し(ステップS132)、配信停止要求を受信したと判別したときには、配信終了処理をし(ステップS133)、楽曲コンテンツ再生端末100との通信路を切断して(ステップS134)、この処理ルーチンを終了する。
ステップS132で、配信停止要求を受信してはいないと判別したときには、CPU201は、楽曲再生リストの最後の楽曲コンテンツまですべての配信が終了したか否か判別し(135)、終了していないと判別したときには、ステップS131に戻って、楽曲再生リストに基づく楽曲コンテンツの楽曲データの配信を継続する。
そして、ステップS135で、楽曲再生リストの最後の楽曲コンテンツまですべての配信が終了したと判別したときには、CPU201は、ステップS133に進み、配信終了処理をし、次のステップS134で、楽曲コンテンツ再生端末100との接続を切断して、この処理ルーチンを終了する。
また、図14のステップS103で、楽曲聴取スケジュール作成要求は受信してはいないと判別したときには、CPU201は、スケジュール再生要求を受信したか否か判別する(図15のステップS121)。このステップS121で、スケジュール再生要求を受信してはいないと判別したときには、CPU201は、受信したその他の処理要求に応じた処理を実行する(ステップS122)。
また、ステップS121で、スケジュール再生要求を受信したと判別したときには、CPU201は、使用者について登録されて保存されているスケジュール名の一覧情報を、楽曲コンテンツ再生端末100に送る(ステップS123)。
これに対しては、前述したように、楽曲コンテンツ再生端末からは、いずれかのスケジュール名を、再生要求とともに送ってくるので、CPU201は、当該スケジュール名を受信して(ステップS124)、その受信したスケジュール名に対応して保存されている楽曲再生リストを検出し、その検出した楽曲再生リストに基づいて、設定されたスケジュール通りの楽曲コンテンツの楽曲データの配信を実行する(ステップS125)。
そして、CPU201は、楽曲コンテンツ再生端末100から配信停止要求を受信したか否か監視し(ステップS126)、配信停止要求を受信したと判別したときには、配信終了処理をし(ステップS127)、楽曲コンテンツ再生端末100との通信路を切断して(ステップS128)、この処理ルーチンを終了する。
ステップS126で、配信停止要求を受信してはいないと判別したときには、CPU201は、楽曲再生リストの最後の楽曲コンテンツまですべての配信が終了したか否か判別し(129)、終了していないと判別したときには、ステップS125に戻って、楽曲再生リストに基づく楽曲コンテンツの楽曲データの配信を継続する。
そして、ステップS129で、楽曲再生リストの最後の楽曲コンテンツまですべての配信が終了したと判別したときには、CPU201は、ステップS127に進み、配信終了処理をし、次のステップS128で、楽曲コンテンツ再生端末100との接続を切断して、この処理ルーチンを終了する。
[実施形態の効果]
以上説明したこの発明による実施形態によれば、歩行/ジョギングなどの運動を、使用者が望む楽曲テンポに合致するように行うことができる。すなわち、楽曲コンテンツのテンポを目標にして、運動を行うことができるという効果がある。しかも、使用者の都合に応じて、楽曲テンポや再生時間を調整しても、それに合わせて楽曲再生リストが作成されるので、常に、使用者が望むように楽曲再生をすることができるというメリットもある。
また、スポーツとして歩行/ジョギングをしているときでも、使用者が望む歩行/走行ピッチに同調感のある楽曲を連続して聴くことにより、快適にスポーツを楽しむことができる。
[他の実施形態や変形例]
上述の実施形態では、楽曲コンテンツの楽曲データとその属性情報は、ハードディスク装置部などに、楽曲コンテンツIDにより関連付けられて記録されるようにしたが、楽曲コンテンツの楽曲データがCD(Compact Disc)などに記録されており、ハードディスク装置部やメモリーカードに、CDに記録されている楽曲コンテンツのそれぞれについての属性データが、互いに関連付けられて記録されていてもよい。
この発明による楽曲コンテンツ再生装置の実施形態のハードウエア構成例を示すブロック図である。 この発明による楽曲コンテンツ再生装置の実施形態の要部を説明するための図である。 この発明の実施形態における楽曲コンテンツの属性データの一例を示す図である。 この発明による楽曲コンテンツ再生装置の実施形態における楽曲聴取スケジュールの作成用画面の一例を示す図である。 この発明による楽曲コンテンツ再生装置の実施形態における楽曲聴取スケジュールの設定入力モードの例を説明するためのフローチャートを示す図である。 図5の一部のステップである楽曲再生リストの作成処理の例を説明するためのフローチャートを示す図である。 この発明による楽曲コンテンツ再生装置の実施形態におけるスケジュール再生処理の一例を説明するためのフローチャートを示す図である。 この発明による楽曲コンテンツ再生装置の実施形態における再生モードの処理の一例を説明するためのフローチャートを示す図である。 この発明による楽曲コンテンツ配信再生システムの実施形態における楽曲コンテンツ再生端末のハードウエア構成例を示すブロック図である。 この発明による楽曲コンテンツ配信再生システムの実施形態における配信サーバのハードウエア構成例を示すブロック図である。 この発明による楽曲コンテンツ配信再生システムの実施形態における楽曲コンテンツ再生端末の処理動作例を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。 この発明による楽曲コンテンツ配信再生システムの実施形態における楽曲コンテンツ再生端末の処理動作例を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。 この発明による楽曲コンテンツ配信再生システムの実施形態における楽曲コンテンツ再生端末の処理動作例を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。 この発明による楽曲コンテンツ配信再生システムの実施形態における配信サーバの処理動作例を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。 この発明による楽曲コンテンツ配信再生システムの実施形態における配信サーバの処理動作例を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。 この発明による楽曲コンテンツ配信再生システムの実施形態における配信サーバの処理動作例を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。
符号の説明
1…CPU、4…ハードディスク装置部、5…操作部、7…通信インターフェース、8…オーディオデコーダ、11…楽曲テンポ検出部、100…楽曲コンテンツ再生端末、200…配信サーバ

Claims (7)

  1. 複数個の楽曲コンテンツのデータを、それぞれの楽曲コンテンツの再生時間長の情報と対応させて格納する楽曲コンテンツ格納部と、
    再生を希望する楽曲コンテンツの楽曲テンポの指定入力値と、前記指定入力された楽曲テンポの楽曲コンテンツを継続して聴取する時間長の指定入力値を受け付ける指定入力値受付手段と、
    前記指定入力値受付手段で受け付けられた前記楽曲テンポと同等の楽曲テンポの楽曲コンテンツであって、前記時間長に合致する1個または複数個の楽曲コンテンツを、前記楽曲コンテンツ格納部から検索する検索手段と、
    前記検索手段で検索された前記楽曲コンテンツのデータを再生して、使用者に再生音を聴取させるようにするためのコンテンツ再生手段と、
    を備える楽曲コンテンツ再生装置。
  2. 請求項1に記載の楽曲コンテンツ再生装置において、
    前記指定入力値受付手段では、所定の時間が複数個に分けられた分割時間区間のそれぞれにおいて、前記楽曲テンポの指定入力値と、前記分割時間区間の時間長として前記時間長の指定入力値とが受け付けられる
    ことを特徴とする楽曲コンテンツ再生装置。
  3. 請求項1に記載の楽曲コンテンツ再生装置において、
    前記検索手段は、前記時間長に合致する1個または複数個の楽曲コンテンツの一部または全部を、前記楽曲コンテンツの前記再生時間長の一部の時間長分で構成することを許容して検索する
    ことを特徴とする楽曲コンテンツ再生装置。
  4. 請求項3に記載の楽曲コンテンツ再生装置において、
    前記検索手段で、前記楽曲コンテンツ格納部に格納された前記楽曲コンテンツでは、前記指定された楽曲テンポおよび時間長を満足することができないと判別したときに、通信ネットワークを通じて接続されている装置に格納されている楽曲コンテンツを取得する手段を備える
    ことを特徴とする楽曲コンテンツ再生装置。
  5. 請求項1に記載の楽曲コンテンツ再生装置において、
    前記楽曲コンテンツ格納部は、再生装置本体に対して通信路を通じて接続されていることを特徴とする楽曲コンテンツ再生装置。
  6. 楽曲コンテンツ再生装置の指定入力値受付手段が、再生を希望する楽曲コンテンツの楽曲テンポの指定入力値と、前記指定入力された楽曲テンポの楽曲コンテンツを継続して聴取する時間長の指定入力値を受け付ける指定入力値受付工程と、
    前記楽曲コンテンツ再生装置の検索手段が、前記指定入力値受付手段で受け付けられた前記楽曲テンポと同等の楽曲テンポの楽曲コンテンツであって、前記時間長に合致する1個または複数個の楽曲コンテンツを、複数個の楽曲コンテンツのデータを、それぞれの楽曲コンテンツの再生時間長の情報と対応させて格納する楽曲コンテンツ格納部から検索する検索工程と、
    前記検索工程で検索された前記楽曲コンテンツのデータを再生して、使用者に再生音を聴取させるようにするためのコンテンツ再生工程と、
    ことを特徴とする楽曲コンテンツ再生方法。
  7. 楽曲コンテンツをストリーミング配信する配信サーバと、前記ストリーミング配信された楽曲コンテンツを、通信ネットワークを通じて受信して再生する楽曲コンテンツ再生端末とからなる楽曲コンテンツ配信再生システムであって、
    前記配信サーバは、
    前記配信する複数個の楽曲コンテンツのデータを格納する楽曲コンテンツ格納部と、
    前記通信ネットワークを通じて前記楽曲コンテンツ再生端末から送られてくる再生を希望する楽曲コンテンツの楽曲テンポの指定入力値と、前記指定入力された楽曲テンポの楽曲コンテンツを継続して聴取する時間長の指定入力値を受信する指定情報受信手段と、
    前記指定情報受信手段で受信した前記楽曲テンポと同等の楽曲テンポの楽曲コンテンツであって、前記時間長に合致する1個または複数個の楽曲コンテンツを、前記楽曲コンテンツ格納部から検索する検索手段と、
    前記検索手段で検索された前記楽曲コンテンツの楽曲データを前記楽曲コンテンツ格納部から読み出して前記楽曲コンテンツ再生端末に前記通信ネットワークを通じて配信する配信手段と、
    を備え、
    前記楽曲コンテンツ再生端末は、
    前記通信ネットワークを通じて送られてくる楽曲コンテンツを受信する楽曲コンテンツ受信手段と、
    前記楽曲コンテンツ受信手段で受信した前記楽曲コンテンツのデータをストリーミング再生して、使用者に再生音を聴取させるようにするためのコンテンツ再生手段と、
    前記再生を希望する楽曲コンテンツの楽曲テンポの指定入力値と、前記指定入力された楽曲テンポの楽曲コンテンツを継続して聴取する時間長の指定入力値を受け付ける指定入力値受付手段と、
    前記指定入力値受付手段で受け付けた前記楽曲テンポの指定入力値と、前記時間長の指定入力値の情報を前記配信サーバに前記通信ネットワークを通じて送る送信手段と、
    を備える楽曲コンテンツ配信再生システム。
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