JP2000266986A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JP2000266986A
JP2000266986A JP11066369A JP6636999A JP2000266986A JP 2000266986 A JP2000266986 A JP 2000266986A JP 11066369 A JP11066369 A JP 11066369A JP 6636999 A JP6636999 A JP 6636999A JP 2000266986 A JP2000266986 A JP 2000266986A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の位置検出装置は、位置検出センサと番地
認識センサをそれぞれに備えており、手動式レボルバに
搭載した場合、レボルバの周りに設けられ操作性が悪
く、レボルバ全体が大きくなる等の問題がある。 【解決手段】本発明の位置検出装置は、複数の異なる種
類の対物レンズ1A〜1Fを装着したレボルバを手動で
回転させた際に所望の対物レンズを光軸上に係止させる
クリックボール8A〜8Fとクリックバネ7が設けら
れ、配置間隔が不均等となる様に3個以上のホールIC
10a〜10dを配置したセンサ基板をレボルバ面と対
向して取付けて、クリックボールが設けられた同一のレ
ボルバ外周上で対物レンズ毎にホールICと対峙するよ
うに永久磁石9A1 〜9F4が埋め込まれる。回転して
所望の対物レンズが光軸上に係止した時に、ホールIC
が2個以上ONとなり開口部の番地情報を出力し、対物
レンズの種別を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の種類の素子
を搭載する基盤を移動して、所望の素子を所定位置に係
止する際に、所定位置に停止した素子の種類を予め配置
した被検出部位から検出する検出装置に係り、特に顕微
鏡の対物レンズを装着するレボルバに適用して、光軸上
に係止された対物レンズの種類を基盤位置から検出する
位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に顕微鏡の異なる倍率の対物レン
ズを装着する対物レンズ切り換えレボルバにおいては、
選択された(光軸に入っている)対物レンズの種類を認
識する認識装置が備えられている。
【0003】この認識装置は、大半が電動式切り換えレ
ボルバに含まれるものであり、対物レンズが光軸(若し
くはクリック位置)に入ったことを検出するクリックセ
ンサがONになったことをトリガとして、別途設けられ
た対物レンズの番地を検出するセンサを用いて、その番
地情報の信号を取り込むことで、クリック位置以外での
番地情報の信号の誤認識を防いでいる。
【0004】これらのクリックセンサと番地認識センサ
が別な検出回路系で個別にレボルバ周辺に設けられてい
る。これらのセンサを近傍に設置した例として、特開平
5−341197号公報には、手動式レボルバを搭載し
た顕微鏡において、図23に示すように、それぞれのセ
ンサ及び被検出手段(永久磁石)を2列に配列し、クリ
ック認識部と番地認識部が重ならないように配置されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した電動式レボル
バは、スイッチ操作による切り換えであるため、レボル
バを手で直接把持して回転させることはない。
【0006】しかし、手動式レボルバにおいては、スイ
ッチ操作による切り換えではなく、レボルバ自体を手で
把持して回転させ対物レンズを切り換えることとなる。
このためレボルバの周りは、操作性を確保するための十
分な空間が必要になる。
【0007】しかし、前述したようにクリックセンサと
番地認識センサを別個な箇所に設けた構成の場合、レボ
ルバの周りにセンサを設置するためのスペースがより占
めることとなるため、手動式レボルバに備えるものとし
ては好ましくない。
【0008】また、特開平05−341197号公報に
記載されている構成では、センサと被検出部位(永久磁
石)が2列に配置されているため、結果として検出のた
めのスペースは小さくならず、レボルバ全体が大きくな
る等の問題がある。
【0009】そこで本発明は、複数の種類の異なる素子
を搭載する基盤を移動させて所望の素子を選択する際
に、基盤に配置した被検出部位を検出し、その位置関係
(番地認識)から係止した素子の種別を判定する、コン
パクトで簡易な構成により誤認識がなく、基盤周辺に十
分な操作用空間を確保可能で手動式の切換機構に好適な
位置検出装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数の異なる種類の素子を搭載した基盤を
移動可能に支持する本体を有し、前記基盤を移動するこ
とによって、所望の素子を選択的に所定位置に係止する
切換機構と、前記切換機構の本体に設けられ、おのおの
の配置間隔が不均等であるように設置された3個以上の
センサを備える検出部と、前記基盤上であって前記セン
サにより検出可能な位置に、前記素子毎に前記センサの
配置間隔に準じた少なくとも2つの被検出部位が設けら
れた被検出部と、前記センサが出力した検出信号から係
止された素子の種別を判定し、その判定信号を外部に送
信する判定部とを備える位置検出装置を提供する。
【0011】前記判定部は、前記センサの検出信号を読
み込んだ後、一定時間以内に前記検出信号の変化を監視
し、変化しなかった場合に前記素子の種類を表す判定信
号を外部に送信させる監視部をさらに備える。また、前
記被検出部の被検出部位は、前記基盤の移動方向に沿っ
て一列に配置されている。
【0012】以上のような構成の位置検出装置は、任意
の素子が所定の係止箇所に入った時に、装着されている
素子の番地情報を表す検出信号に基づいて、素子の種類
を表す信号が送信される。一方、素子が所定の係止箇所
以外の切り換え途中では、素子の番地情報と一致する番
地情報の信号が検出されないので、素子の種類を表す信
号は送信されない。また、検出部と被検出部の対峙する
位置に至るまでの僅かな誤差により、検出信号のタイミ
ングがずれた場合でも、誤った素子の種類を表す信号は
送信されない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。
【0014】本発明の位置検出装置に係る第1の実施形
態として、顕微鏡の対物レンズ転換レボルバに適応した
例について説明する。
【0015】図1は、倍率の異なる複数の対物レンズを
装着した対物レンズ転換レボルバの断面構成を示し、図
2は、対物レンズ転換レボルバを背面(図1の矢印方
向)から見た部分構成を示す図である。
【0016】この対物レンズ転換レボルバは、倍率が異
なる6個の対物レンズ1A〜1Fが基盤となるレボルバ
回転側本体2の開口部(A〜F)に着脱可能に装着され
ている。
【0017】前記レボルバ回転側本体2の外周部には、
螺着固定されたリング形状の把持部3が設けられ、回転
移動させる際に操作者の手が直接把持する部位となって
いる。レボルバ回転側本体2には、摺動して回転可能に
レボルバ固定側本体5が取り付けられ、ガイド部材6が
螺着固定されている。このレボルバ固定側本体5は、顕
微鏡側のレボルバ保持台4にねじで固定される。
【0018】また、図2に示すように、レボルバ回転側
本体2の外周上には、略等間隔(この例では、略60
°)で開口部A〜Fに関連づけて、クリックボール8A
〜8Fが配置され、これらのうちの1つのクリックボー
ルを挟み込むことにより、レボルバ回転側本体2の回転
移動を係止するクリックバネ7がレボルバ固定側本体5
に取り付けられている。
【0019】このクリックバネ7の取り付け位置は、各
クリックボールを挟み込んだ際に、それぞれの開口部A
〜Fの中心(装着した対物レンズの中心)が、図1に示
した光軸0と合致する位置になるように設けられてい
る。
【0020】また、前記クリックボール8A〜8Fが配
置されたレボルバ回転側本体2の外周上に、被検出部位
となる永久磁石9A1 、9A2 〜9F2 、9F4 が埋め
込まれている。
【0021】レボルバ回転側本体2の外周に埋め込まれ
た永久磁石上へ被さるように対向して、レボルバ保持台
4にセンサ基板11が設けられており、センサ基板11
上の永久磁石9A1 、9A2 〜9F2 、9F4 と対峙す
る位置にホールIC10a、10b 、10c、10d
が実装されている。永久磁石9A1 、9A2 〜9F2、
ホールIC10a、10bのいずれも、レボルバ回転側
本体2の回転方向に沿って、一列の円周上に配置されて
いる。
【0022】ここで、ホールIC1Oa〜10dは、そ
れぞれ、永久磁石9A1 、9A2 〜9F2 、9F4 が対
峙する位置にきた時に、磁束を検知して、ON信号(1
レベル信号)を演算回路12に送信する。
【0023】また、これらの永久磁石9A1 、9A2 〜
9F2 、9F4 は、後述するようにそれぞれ開口部A〜
Fが、図1に示す光軸Oと合致する位置となった時に、
前記ホールIC1Oa〜10dのいずれか2つ以上と対
峙するように配置され、図3に示すようなホールIC1
Oa〜10dのON(1)−OFF(0)による4ビッ
ト信号が出力される。
【0024】そして、演算回路12は、ホールIC10
a〜10dからの4ビット信号を受信し、図3に示すよ
うな番地情報に基づいて信号処理を行い、開口部に対応
する表示部13のLEDを点灯する信号を送信する。こ
れらのLEDは、開口部A〜Fに準じており、これらの
開口部の番地(ここでは、A〜F)を検出することによ
り、装着した対物レンズの種類を判定することができ
る。
【0025】尚、本実施形態では、図3に示したA〜F
までを番地情報として使用し、残りの5つの信号は使用
していない。
【0026】本実施形態では、開口部に対応するLED
を点灯することにより、開口部に装着した対物レンズの
種類を判定したが演算回路12にパーソナルコンピュー
タ等の外部装置51を接続することにより、その顕微鏡
を用いて行う処理に伴う制御や表示等を行ってもよい。
例えば、選択した対物レンズの倍率に基づき、観察標本
の撮影を行うカメラの露出や焦点調整を自動的に行わせ
たり、その他の周辺機器の制御を行うことも考えられ
る。
【0027】次に、図4及び図5を参照して、センサと
なるホールICと被検出部位となる永久磁石の配置され
る位置関係について説明する。
【0028】図4は前記ホールIC1Oa〜10dが取
り付けられたセンサ基板11とレボルバ回転側本体2の
一部を拡大した図を示す。
【0029】ここで図4に示すように、ホールIC1O
a〜10dの位置関係は、レボルバ回転側本体2の回転
角にして、後述するように略4°、8°、16°となる
互いに不均等な間隔をもってセンサ基板11上に実装さ
れている。
【0030】一方、前記永久磁石9A1 、9A2 〜9F
2 、9F4 は、それぞれ開口部A〜Fが図1に記された
光軸Oと合致する位置となった時に、ホールIC1Oa
〜10dのいずれか2つ以上と対向するような位置に配
置する。
【0031】4つのホールICは、互いに不均等な間隔
で配置されており、各開口部A〜Fのビットを表す永久
磁石もこれに準じた位置に配置されているので、4つの
ホールICのうち2つ以上が同時にONするのは、いず
れかの開口部が光軸Oと合致した状態に限られ、開口部
と光軸Oが合致しない回転途中の状態で2つ以上のホー
ルICが同時にONすることはない。
【0032】すなわち、2つ以上のホールICが同時に
ONすることは、いずれかの開口部が光軸Oに正しく位
置決めされた状態であることを示しており、これによっ
て開口部の番地認識センサが位置決め検出センサの機能
を合わせ持つことになる。
【0033】このように構成された第1の実施形態の作
用について説明する。
【0034】まず、観察者が顕微鏡の把持部3を掴み、
回転させることにより、対物レンズ1A〜1F、レボル
バ回転側本体2、把持部3、クリックボール8A〜8
F、永久磁石9A1 、9A2 〜9F2 、9F4 及び、開
口部A〜Fが一体的に回転する。
【0035】そして、いずれか1つのクリックボール8
(図2においては、8A)がクリックバネ7に挟み込ま
れて固定された時、対物レンズ(図1においては1A)
は光軸Oと一致し、且つホールIC10a〜10dのい
ずれか2つ以上と対向する位置にそれぞれ永久磁石(図
2においては、ホールIC1Oa、10bに対向する位
置にそれぞれ永久磁石9A1 、9A2 )が配置され
る。
【0036】ここで、永久磁石(図2においては、9A
1 、9A2 )が対峙するホールIC(図2においては1
0a、10b)は、それぞれ磁束を検知して、ON
(1)信号を演算回路12に送信する。
【0037】演算回路12は、図3に示す番地情報[1
100]に基づいて信号処理を行い、開口部(装着され
た対物レンズ)に対応する表示部13のA〜FのLED
(図2においては、A)を点灯する信号を送信する。
【0038】一方、クリックボール8がクリックバネ7
に挟み込まれて固定された状態以外の回転途中では、前
述したように、いかなる場合でも2つ以上の永久磁石が
同時にホールIC10a〜10dのどれかに対向するこ
とはない。すなわち、回転途中ではホールIC10a〜
10dの2つ以上が同時にON信号を送信する同時に入
ることはないため、LEDは点灯しない。
【0039】この第1の実施形態によれば、いずれかの
対物レンズ1A〜1Fが光軸Oに入った時に、4ビット
で表される所定の番地情報が発せられて、装着される対
物レンズの種別を判定可能に設定されたLEDが点灯す
る。一方、対物レンズが光軸位置以外の回転途中におい
ては、所定の番地情報と一致する4ビット信号が検出さ
れないので、LEDは点灯しない。
【0040】従って、対物レンズ1A〜1Fのいずれか
の番地を検出する4ビット信号によって対物レンズ1が
光軸Oと一致しているか否かも誤りなく検出することが
可能である。クリックセンサの如き対物レンズが光軸O
と一致したことを検出する他の検出手段を併用すること
なく位置検出装置を構成することができる。
【0041】尚、前述した第1の実施形態においては、
図3に示したように、4ビットによる番地情報で11種
類の異なる番地情報の信号を検出することが可能である
ため、対物レンズ若しくはその他の素子は6個に限定さ
れず、最大11個まで認識することが可能である。
【0042】また、本実施形態では、センサ基板11上
のホールIC10a〜10dの配置関係は、レボルバ回
転側本体2の回転角にして、略4°、8°、16°とな
る角度間隔を例としたが、4ビットの中の任意の2つの
桁どうしの角度間隔がすべて異なるような配置であれ
ば、角度関係は自由に設定することができる。
【0043】図6には、第1の実施形態の変形例を示し
て説明する。
【0044】前述した第1の実施形態では、検出部とし
て永久磁石とホールICのセンサにより構成した例につ
いて説明したが、他のセンサとして、光感知式素子(フ
ォトリフレクタ等)を使用することも可能である。
【0045】この構成の場合、図2において永久磁石9
A1 、9A2 〜9F2 、9F4 を配置したレボルバ回転
側本体2の外周の箇所に、永久磁石に代わって反射防止
塗装14A1 、14A2 〜14F2 、14F4 を施す。
そして、図4に示したホールICの取り付け位置と同じ
箇所に光感知式素子を配置する。
【0046】この構成により、第1の実施形態と同様の
作用を得ることができる。尚、図6に示した箇所以外
(永久磁石を配置した箇所以外)に反射防止塗装を施し
て、反対レベルの信号により、開口部即ち装着された対
物レンズを判定してもよい。
【0047】次に本発明による位置検出装置に係る第2
の実施形態として、顕微鏡の蛍光ミラーユニット転換タ
ーレットに適応した例について説明する。
【0048】図7及び図8には、顕微鏡の蛍光ミラーユ
ニット転換ターレットに位置検出装置を適用した構成例
を示す。図7は、蛍光ミラーユニット転換ターレットを
下面方向から見た構成図であり、図8は、断面構成図で
ある。
【0049】この蛍光ミラーユニット転換ターレットに
おいて、回転可能に保持されるターレット回転支柱22
に着脱可能に蛍光ミラーユニット21A〜21Hが取り
付けられる。図8に示す断面では、そのうちの開口部
A、Eを代表とし示し、これらと合致する位置に蛍光ミ
ラーユニット21A,21Eが配置されている。尚、図
7に示す他の開口部B,C,D,F,G,Hに合致する
位置には、それぞれ蛍光ミラーユニット21B,21
C,21D,21F,21G,21Hが着脱可能にそれ
ぞれ着脱自在に取り付けられている。
【0050】ターレット回転支柱22には、ターレット
本体23が螺着固定される。また、ターレット保持台2
4にターレット固定軸25は固定され、ターレット固定
軸25がベアリング26を介在させてターレット回転支
柱22が回転可能に取り付けられている。
【0051】図7に示すように、ターレット本体23の
円周上で略等間隔(この例では略45°)に、クリック
溝28A〜28Hが形成される。またターレット保持合
24には、クリック溝28A〜28Hに填り込んでター
レット本体23を係止するためのクリックバネ27が設
けられている。
【0052】これらのクリック溝28A〜28Hは、そ
れぞれ開口部A〜Hが図8に示す光軸Oと合致する位置
となった時に、前記クリックバネ27が入り込んで係止
する位置に形成されている。
【0053】ターレット本体23上でクリック溝28A
〜28Hが設けられた円周上の近傍で同様な円周上に永
久磁石29A1 、29A2 〜29H3 、29H4 が埋め
込まれている。
【0054】そして永久磁石29A1 、29A2 〜29
H3 、29H4 が埋め込まれた円周上に被さる様に、タ
ーレット保持合24にセンサ基板31が設けられてい
る。このセンサ基板31には、永久磁石29A1 、29
A2 〜29H3 、29H4と対峙するようにホールIC
30a、30b、30c、30dが実装されている。
【0055】これらのホールIC30a〜30dは、タ
ーレット本体23が回転して、それぞれ永久磁石29A
1 、29A2 〜29H3 、29H4が対峙する位置にき
た時に磁束を検知して、ON(1レベル)信号を演算回
路32に送信する。
【0056】また、永久磁石29A1 、29A2 〜29
H3 、29H4 は、それぞれ開口部A〜Hが図8に示さ
れた光軸Oと合致する位置となった時に、ホールIC3
0a〜30dのいずれか2つ以上と対峙して、これらの
ホールIC30a〜30dから、ON(1)−OFF
(0)信号が出力される。この信号は、前述した図3と
同様な図9に示すような4ビットで表される所定の番地
情報である。
【0057】そして、演算回路32はホールIC30a
〜30dからの4ビット信号を受信し、図9に示すよう
な番地情報に基づいて信号処理を行い、表示部33の開
口部A〜Hに準じたLEDを点灯する信号を送信する。
これらの開口部A〜Hの位置検出を行うことにより、選
択された開口部に装着した蛍光ミラーユニットの種類を
判定することができる。
【0058】尚、本実施形態のように、開口部即ち装着
される蛍光ミラーユニットがターレットの中心部に配置
され、ターレットの外周部に十分なスペースがあった場
合には、円周上に沿って設置した永久磁石を直線に設置
してもよい。この時、センサ基板に設置されるホールI
Cも直線に配置される。このような配置の方が角度間隔
よりも距離で配置できるため、製作が容易になる。
【0059】次に、ホールIC30a〜30dと永久磁
石29A1 、29A2 〜29H3 、29H4の配置位置
の関係について説明する。
【0060】図10は、前記ホールIC30a〜30d
とセンサ基板31及びターレット本体23の一部を拡大
した図である。
【0061】本実施形態では、ホールIC30a〜30
dは、ターレット本体23の回転角にして、略3°、6
°、12°となる不均等な角度間隔をもって、センサ基
板31上に実装されている。そして対峙する永久磁石2
9A1 、29A2 〜29H3、29H4 は、それぞれ開
口部A〜Hが、図8に示された光軸Oと合致する位置と
なった時に、ホールIC30a〜30dのいずれか2つ
以上と対向するような位置に配置される。
【0062】すなわち、4ビットの中の任意の2つの桁
どうしの角度間隔は、すべて異なっている。従って、隣
り合う2つの永久磁石29A1 、29A2 〜29H3 、
29H4 は、所定の開口部が光軸Oと一致した時以外
に、すなわち、所定の桁位置以外に同時に入ることはな
い。
【0063】これらのホールIC30a〜30dの位置
関係は、8個の開口部A〜H、即ち8種類の蛍光ミラー
ユニットを装着しているため、1個あたりの角度間隔は
45°となる。この角度間隔45°の範囲内で他の蛍光
ミラーユニットの判定部分と重ならないように永久磁石
を配置しなければならない。
【0064】本実施形態においては、4ビットの信号を
得るために、4つのホールICを用いて、30aから3
0bの角度間隔は3°、30bから30cの角度間隔は
6°、30cから30dの角度間隔は12°とし、30
aから30dまでの角度間隔は21°となっている。従
って、永久磁石が埋設されない部分として、角度間隔2
4°あるため、隣り合う他の蛍光ミラーユニットの判定
のための永久磁石と重なることはない。
【0065】次に、このように構成された第2の実施形
態の作用について説明する。
【0066】顕微鏡の観察者がターレット本体23の外
周部を把持して回転させることにより、蛍光ミラーユニ
ット21A〜21H、ターレット回転支柱22、ターレ
ット本体23、クリック溝28A〜28H、永久磁石2
9A1 、29A2 〜29H3、29H4及び開口部A〜H
が一体的に回転する。
【0067】いずれか1つのクリック溝28(図7にお
いては28A)にクリックバネ27が填り込んで係止さ
れた時、蛍光ミラーユニット21(図8においては21
A)は光軸0と一致し、且つホールIC30a〜30d
のいずれか2つ以上と対向する位置にそれぞれ永久磁石
29(図7においてはホールIC30a、30bに対向
する位置にそれぞれ永久磁石29A1 、29A2 )が配
置される。
【0068】これらの永久磁石29A1 、29A2 が対
向する位置に来たホールIC(図7においては30a、
30bが1を出力する)は、それぞれ磁束を検知して、
検出信号を演算回路32に送信する。
【0069】演算回路32は、図9に示す番地情報[1
100]に基づいて信号処理を行い、表示部33の開口
部即ち蛍光ミラーユニットに対応するLED(図7にお
いてはA)を点灯する信号を送信する。
【0070】一方、クリック溝28にクリックバネ27
が填り込んで係止された状態以外の回転途中では、既に
説明したように、隣り合う任意の2つの永久磁石29A
1 、29A2 〜29H3 、29H4 は、ホールIC30
の対向する位置に同時に入ることはない。
【0071】本実施形態では、螢光ミラーユニット21
が光軸Oに入った時に所定の番地情報に基づいて、光軸
Oに入った蛍光ミラーユニット21に対応したLEDが
点灯される。一方、蛍光ミラーユニット21が光軸に入
る位置以外の回転途中においては、所定の番地情報と一
致する4ビット信号が検出されないので、LEDが点灯
することはない。
【0072】従って、螢光ミラーユニット21の番地を
検出する4ビット信号によって蛍光ミラーユニット21
が光軸Oと一致しているか否かも誤りなく検出すること
が可能であるので、クリックセンサの如き蛍光ミラーユ
ニット21が光軸Oと一致したことを検出する他の検出
手段を併用することなく位置検出装置を構成することが
できる。
【0073】本実施形態によれば、4ビットによる番地
情報では、11種類の異なる番地情報の信号を検出する
ことができるため、一例とした8個の蛍光ミラーユニッ
トに限定されず、最大11個までの螢光ミラーユニット
の認識も可能である。
【0074】また、本実施形態においては、ホールIC
30a〜30dの位置関係は、ターレット本体23の回
転角にして略3°、6°、12°となる角度間隔をもっ
てセンサ基板31上に実装された例について説明した
が、4ビットの中の任意の2つの桁どうしの角度間隔が
すべて異なるような配置であれば、角度関係は自由に設
定することができる。
【0075】また、第2の実施形態においては、検出部
として永久磁石とホールICを用いて説明したが、前述
した第1の実施形態と同様に、センサとして光感知式素
子(フォトリフレクタ等)を使用することも可能であ
る。
【0076】次に第2の実施形態の変形例について説明
する。
【0077】前述した第2の実施形態においては、蛍光
ミラーユニット切り換えターレットの開口数を8個とし
た場合の例について説明したが、本変形例では、蛍光ミ
ラーユニット切り換えターレットの開口数を4個とした
例である。
【0078】この構成は、図12に示しすように、図7
に示した構部材のうち、クリック溝28、蛍光ミラーユ
ニット21A〜21D、クリック溝28A〜28D、開
口部A〜Dをそれぞれ4個に減じ、永久磁石29A1 、
29A2 〜29D3 に変更する。それ以外のターレット
回転支柱22及びターレット本体23等の構成部位は同
等である。
【0079】また検出部は、3個のホールIC30a、
30b、30cによる図13に示すような3ビット信号
の番地情報により4種類の蛍光ミラーユニットの識別が
可能となる。本変形例では、4個の蛍光ミラーユニット
であれば、ホールIC30を3個にして本実施形態と同
様の効果を得ることができる。
【0080】この場合においても、3つのホールIC3
0の間隔は、例えば図14、図15に示すような、3ビ
ットの中の任意の2つの桁どうしの角度間隔がすべて異
なるような配置であれば、角度関係は自由に設定するこ
とができる。
【0081】次に本発明の位置検出装置に係る第3の実
施形態として、顕微鏡の対物レンズ転換レボルバに適応
した例について説明する。
【0082】図16は、位置検出装置を搭載し、倍率の
異なる複数の対物レンズを装着した対物レンズ転換レボ
ルバの断面構成を示し、図17は、対物レンズの番地情
報を示した図である。
【0083】この対物レンズ転換レボルバの構成におい
ては、本実施形態の特徴となる演算回路41を除いて、
前述した第1の実施形態の構成と同等であるため、図1
及び図2に示した部材と同等の部材には同じ参照符号を
付して、詳細な説明は省略する。
【0084】図16に示すレボルバは、開口部D(装着
された対物レンズ1D)の中心が、図1に示したように
光軸Oと合致した状態を示している。
【0085】この状態においては、クリックボール8D
がクリックバネ7に挟み込まれて固定されており、かつ
永久磁石9D1 、9D2 、9D3 が、それぞれホールI
C1Oa、10b、10cと対峙する位置に配置されて
いる。
【0086】図18及び図19は、クリックボール及び
クリックバネの詳細について、図16の矢印方向から見
た部分構成と、その時のホールIC10a〜10dの出
力信号を示した図である。
【0087】図18は、移動してきたクリックボール8
Dがクリックバネ7の中に入り込む直前の中心から僅か
にずれた状態を示し、図19は、その後クリックボール
8Dがクリックバネ7の中心に完全に挟み込まれて固定
された状態を示している。
【0088】この時に、永久磁石9D1 、9D2 、9D
3 若しくは、ホールIC10a、10b、10cを設置
した位置に僅かな誤差があると、図18、19に示すよ
うにホールIC1Oa〜10cのON(1)−OFF
(0)のタイミングが僅かにずれる。これは、クリック
ボール8がクリックバネ7の中心のV形状溝斜面に位置
している僅かな時間の間、開口部の番地情報の信号がホ
ールIC10a〜10dから誤って発信されることにな
る。
【0089】図18に示す状態、すなわちホールIC1
0aがONに切り換わる瞬間に、ホールIC1Obは既
にONであり、一方ホールIC1Ocは未だOFFのま
まである。
【0090】従って、この時、ホールICから演算回路
41に出力される4ビット信号(番地情報)は、本来で
は[1110]であるべきが、クリックバネ7の中心に
引き込まれるまで瞬間的に[1100]となり、この信
号は、図17に示すように開口部Aが光軸Oと一致した
時に発信される4ビット信号と一致して誤動作となる。
その直後[1110]の正しい番地に切り換わる。
【0091】図20に示すフローチャートを参照して、
第3の実施形態における演算回路41による信号処理に
ついて説明する。
【0092】まず、手動式レボルバを観察者の手で把持
して回転させる(ステップS1)。この時、任意のクリ
ックボール8がクリックバネ7の中心のV形状溝斜面に
入り込み、クリックバネ7の仰きにより、クリックボー
ル8はクリックバネ7の中心方向に引き込まれる。
【0093】クリックボール8がクリックバネ7の中心
に到達する直前の過程で、ホールIC1Oに対向する位
置に永久磁石9A1 、9A2 〜9F2 、9F4 のいずれ
かが入り込みONに切り換わり、ホールIC1Oから発
信される4ビット信号が変化する(ステップS2)。そ
の直後、クリックボール8は、瞬時にクリックバネ7の
中心に挟み込まれて固定される。
【0094】一方、演算回路41は、前記ステップS2
において、番地情報の信号が切り換わった瞬間から例え
ば、0.3秒時間待機する(ステップS3)。
【0095】この間に、番地情報の信号が変化しなかっ
た場合のみ(NO)、その信号を取り込み、図17に示
した番地情報の信号のいずれかと一致するか否か判定す
る(ステップS4)。この判定で、いずれかと一致する
場合のみ表示部13のLEDを点灯する信号を送信し
(ステップS5)、開口部(装着された対物レンズ)に
対応したLEDが表示される(ステップS6)。
【0096】また前記ステップS4で待機中に番地情報
の信号が変化した場合(YES)、及び前記ステップS
5の判定で、取り込んだ信号と一致する番地情報の信号
がなかった場合(NO)は、いずれも手動式レボルバが
回転中と判断して、ステップS1に戻る。
【0097】本実施形態においては、ステップS2の段
階で、図18に示したような誤った番地情報の信号がホ
ールIC10から発信された場合でも、クリックの働き
により瞬時に図19の状態に移行し、正しい番地情報の
信号に切り換わる。
【0098】すなわち、誤った番地情報の信号が発信さ
れた場合でも、ステップ53の待ち時間の間に正しい番
地情報の信号に切り換わるので、演算回路41から表示
部13へのLED点灯信号は誤って送信されない。
【0099】以上に説明したように、この第3の実施形
態によれば、永久磁石若しくは、ホールICを設置した
位置に僅かな誤差があった場合に、同時に信号が切り換
わるべき2つ以上のホールICのON(1)−OFF
(0)の切り換わりのタイミングが僅かにずれている場
合においても、誤った番地情報の信号を検出しない位置
検出装置を構成することができる。
【0100】この第3の実施形態の適用は、対物レンズ
転換レボルバに限らず、前述した第2の実施形態で説明
したような蛍光ミラーユニット転換ターレットのような
他の転換機構に搭載する位置検出装置にも使用できる。
【0101】また、図20のステップS3にて示した待
ち時間は、位置検出器を適用したレボルバ等の機構によ
り適宜定まるものであり、0.3秒に限定されるもので
はない。
【0102】次に本発明の位置検出装置に係る第4の実
施形態として、顕微鏡の対物レンズ転換レボルバに適応
した例について説明する。
【0103】図21は、位置検出装置を搭載し、倍率の
異なる複数の対物レンズを装着した対物レンズ転換レボ
ルバの断面構成を示し、図22は、対物レンズの番地情
報を示した図である。
【0104】本実施形態は、番地情報の信号において4
ビットのうちの2つが1となる組み合わせ信号(例え
ば、[1100]や[1010]等)を用いることを特
徴とし、前述した第1の実施形態とは、永久磁石の埋め
込み位置が異なっているだけであり、以外の構成は同等
であるため、同じ部位には同じ参照符号を付して、詳細
な説明は省略する。
【0105】図22に示したように、ホールIC10
a,10b,10c,10dによって表され、閉口部A
〜Fの番地に対応した4ビット信号は、全てホールIC
1Oa〜10dのうち、いずれか2つがON(1)とな
る組み合わせで構成する。
【0106】また、第1の実施形態における図4及び図
5で説明したように、永久磁石及びホールICの角度間
隔は、例えば4°、8°、16°となる不等間隔をもっ
てセンサ基板11上に実装されている。
【0107】これらのホールICの配置位置に合わせ
て、2つの永久磁石がいずれかのホールICに対峙する
ように、永久磁石9A1 、9A2 〜9F2 、9F4 を配
置する。このため、隣り合う2つの永久磁石は、所定の
開口部が光軸Oと一致した時以外に、即ちホールIC1
0a〜10dの所定の析位置以外に同時に入ることはな
い。また、3つ以上の永久磁石がホールIC10a〜1
0dに同時に入ることもない。
【0108】また、番地を表す4ビット信号の中に3ヶ
所以上のホールIC10がON(1)となる信号が存在
しないため、永久磁石9A1 、9A2 〜9F2 、9F4
及びホールIC10a〜10dの位置が僅かにずれて、
ON(1)−OFF(0)のタイミングがずれた場合で
あっても、別の番地情報の信号を誤って発信することは
ない。
【0109】以上に説明したように、第4の実施形態に
よれば、永久磁石若しくはホールICの設置位置に僅か
な誤差があり、同時に信号が切り換わるべき2つのホー
ルICのON(1)−OFF(0)の切り換わりのタイ
ミングが僅かにずれている場合においても、ホールIC
が発信する4ビット信号のうち3ヶ所以上が同時にON
(1)となることはなく、また決められた番地情報のな
かにも3ヶ所以上が同時にON(1)となる番地は存在
しないので、誤った番地情報の信号を検出しない位置検
出装置を構成することができる。
【0110】尚、前述した実施形態では、顕微鏡の対物
レンズ切り換えレボルバと、蛍光ミラーユニット切り換
えターレットを例として説明したが、本発明の位置検出
装置は、回転移動するその他の機構に搭載して実施する
ことも容易に実現できる。例えば、ターレットコンデン
サに適用したり、正立の顕微鏡及び倒立の顕微鏡のいず
れにも適用できる。
【0111】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、複
数の種類の異なる素子を搭載する基盤を移動させて所望
の素子を選択する際に、基盤に配置した被検出部位を検
出し、その位置関係(番地認識)から所定位置に係止し
た素子の種別を判定する、コンパクトで簡易な構成によ
り誤認識がなく、基盤周辺に十分な操作用空間を確保可
能で手動式の切換機構に好適な位置検出装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置検出装置に係る第1の実施形態と
して、顕微鏡の対物レンズ転換レボルバに適応した構成
例を示す図である。
【図2】図1に示した対物レンズ転換レボルバを背面か
ら見た部分構成を示す図である。
【図3】第1の実施形態におけるセンサ(ホールIC)
の検出信号と表示部の番地情報の関係を示す図である。
【図4】第1の実施形態におけるセンサ基板とレボルバ
回転側本体の一部を拡大した図である。
【図5】第1の実施形態における被検出部位となる永久
磁石の配置される位置について説明するための図であ
る。
【図6】第1の実施形態の変形例を示す図である。
【図7】本発明の位置検出装置に係る第2の実施形態と
して、顕微鏡の蛍光ミラーユニット転換ターレットに適
応した構成例を示す図である。
【図8】図7に示した蛍光ミラーユニット転換ターレッ
トの断面構成図である。
【図9】第2の実施形態におけるセンサ(ホールIC)
の検出信号と表示部の番地情報の関係を示す図である。
【図10】第2の実施形態におけるセンサ基板に配置す
るセンサ位置の一例を示す図である。
【図11】第2の実施形態における被検出部位となる永
久磁石の配置される位置について説明するための図であ
る。
【図12】第2の実施形態の変形例を示す図である。
【図13】第2の実施形態の変形例におけるセンサの検
出信号と表示部の番地情報の関係を示す図である。
【図14】第2の実施形態の変形例におけるセンサ基板
に配置するセンサ位置の一例を示す図である。
【図15】第2の実施形態の変形例における被検出部位
となる永久磁石の配置される位置について説明するため
の図である。
【図16】本発明の位置検出装置に係る第3の実施形態
として、顕微鏡の対物レンズ転換レボルバに適応した構
成例を示す図である。
【図17】第3の実施形態におけるセンサ(ホールI
C)の検出信号と表示部の番地情報の関係を示す図であ
る。
【図18】クリックボール及びクリックバネと構成と固
定直前のセンサ出力信号を示した図である。
【図19】クリックボール及びクリックバネと構成と固
定時のセンサ出力信号を示した図である。
【図20】第3の実施形態の作用について説明するため
のフローチャートである。
【図21】本発明の位置検出装置に係る第4の実施形態
として、顕微鏡の対物レンズ転換レボルバに適応した構
成例を示す図である。
【図22】第4の実施形態におけるセンサ(ホールI
C)の検出信号と表示部の番地情報の関係を示す図であ
る。
【図23】従来の位置検出装置のセンサ配置の構成例を
示す図である。
【符号の説明】
1A〜1F…対物レンズ 2…レボルバ回転側本体 3…把持部 4…レボルバ保持台 5…レボルバ固定側本体 6…ガイド部材 7…クリックバネ 8A〜8F…クリックボール 9A1 〜9F4 …永久磁石(被検出部位) 10a〜10d…ホールIC(センサ) 11…センサ基板 12…演算回路 13…表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる種類の素子を搭載した基盤
    を移動可能に支持する本体を有し、前記基盤を移動する
    ことによって所望の素子を選択的に所定位置に係止する
    切換機構と、 前記切換機構の本体に設けられ、おのおのの配置間隔が
    不均等であるように配置された3個以上のセンサを備え
    る検出部と、 前記基盤上であって、前記センサにより検出可能な位置
    に、前記素子毎に前記センサの配置間隔に準じた少なく
    とも2つの被検出部位が設けられた被検出部と、 前記検出部からの検出信号から係止された素子の種別を
    判定し、その判定信号を外部に送信する判定部と、を備
    える位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記判定部は、さらに、前記センサの検
    出信号を読み込んだ後、一定時間以内における前記検出
    信号の変化を監視し、変化しなかった場合に前記素子の
    種類を表す判定信号を外部に送信させる監視部を具備す
    ることを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記被検出部の被検出部位は、前記基盤
    の移動方向に沿って一列に配置されていることを特徴と
    する請求項1に記載の位置検出装置。
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