JP2000265521A - 便器洗浄装置 - Google Patents

便器洗浄装置

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JP2000265521A
JP2000265521A JP11068431A JP6843199A JP2000265521A JP 2000265521 A JP2000265521 A JP 2000265521A JP 11068431 A JP11068431 A JP 11068431A JP 6843199 A JP6843199 A JP 6843199A JP 2000265521 A JP2000265521 A JP 2000265521A
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toilet
valve
pressure chamber
flow path
water
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JP11068431A
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Kazuo Hiraishi
一男 平石
Taisuke Toyoshige
泰輔 豊榮
Yoshinaga Matsufuji
能長 松藤
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池が消耗した場合でも手動で吐水すること
ができる便器洗浄装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 人体を検出する人体検出手段12と、こ
の人体検出手段12の検知信号に基づいて便器への洗浄
を制御する機能部とを備え、前記機能部は、一次側流路
19と二次側流路20とを遮断する弁部材15と、この
弁部材15に設けられた圧力室22とを有し、前記圧力
室22内の水を機械的に二次側流路20へ流すための水
抜き手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体検出手段の検
知信号に基づいて便器への洗浄を制御する便器洗浄装置
に係り、特に停電時等であっても便器への洗浄が可能な
便器洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の便器洗浄装置として、例
えば、図9に示すような構成のものが知られている。
【0003】このものは、既設の小便器用手動フラッシ
ュバルブ100から洗浄水の洗浄開始又は停止を行う機
能部を取り外した後に、センサ101を有する機能ユニ
ット102を取り付け、操作手段である手動釦を外した
後の開口103に閉塞部材104で蓋をしたものであ
る。
【0004】図10に示すように、一次側流路105と
二次側流路106とはダイヤフラム弁体107により遮
断されており、通常は止水状態にある。この時、ブリー
ド孔108を通じて一次側流路105と圧力室109と
は連通しているため、圧力室109には一次圧がかかっ
ている。
【0005】ここで、図11に示すように、センサー1
01が人体を感知すると、電磁弁110に連続通電が行
われ、プランジャ111が吸引される。圧力室109と
二次側流路106とを遮断していた弁座パッキン112
は、プランジャ111と一体形成されているためパイロ
ットシート113から離間し、圧力室109と二次側流
路106が連通して圧力室109の圧力が急激に低下す
る。すると、ダイヤフラム弁体107が一次圧によりメ
インシート114から離間する方向に押し上げられ、一
次側流路105と二次側流路106とが連通して吐水が
行われる。
【0006】逆に、センサー101が人体を感知しなく
なると、電磁弁110への通電が切られて、プランジャ
111が元の位置に押し戻され、プランジャ111と一
体の弁座パッキン112によって圧力室109と二次側
流路106とが遮断される。すると、圧力室109の圧
力が急激に一次圧に近づき、ダイヤフラム弁体107は
圧力室109の圧力と二次圧との差圧によりメインシー
ト114に押しつけられ、一次側流路105と二次側流
路106とが遮断されることで再び止水するように構成
されている。
【0007】また、図9に示すように、機能ユニット1
02には手動の吐水用スイッチ115が設けられてお
り、小便器を掃除する際等に、この吐水用スイッチ11
5を操作することにより小便器内壁面を洗浄していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、電源として電池を使用しており、吐水用
スイッチ115が電気的スイッチであったため、電池が
消耗した際には使用することができなかった。このた
め、長期にわたり小便器が洗浄されない場合が生じるこ
とになり、尿石等が付着して悪臭を発生するという問題
があった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、電池が消耗した場合でも
手動で吐水することができる便器洗浄装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記目的
を達成するために本発明は、人体を検出する人体検出手
段と、該人体検出手段の検知信号に基づいて便器への洗
浄を制御する機能部とを備え、前記機能部は、一次側流
路と二次側流路とを遮断する弁部材と、該弁部材に設け
られた圧力室とを有し、前記圧力室内の水を機械的に二
次側流路へ流すための水抜き手段を備えたことを特徴と
している。
【0011】このように構成すれば、水抜き手段により
機械的に圧力室内の水を二次側流路へ流すことができる
ので、便器への洗浄を制御する機能部を作動するための
電源が、商用電源や電池等であって停電や電池切れが生
じても、便器内への洗浄を行うことができる。
【0012】また、前記弁部材を、主シート部と、該主
シート部に着座することで前記一次側流路からの水の前
記二次側流路への流出を防止するダイヤフラム弁体と、
該ダイヤフラム弁体に設けて、前記圧力室と前記二次側
流路とを連通するパイロット孔を開閉するアクチュエー
ターとから構成すれば、ピストン式弁のように圧力室内
の水を抜くために、圧力室と二次側流路とを連通するバ
イパス流路を別途設ける必要がないので、装置全体のコ
ンパクトを図ることができる。
【0013】また、前記水抜き手段を、前記圧力室内に
配設したシール部と、該シール部に着座することで前記
圧力室内の水の前記二次側流路への流出を防止する弁棒
と、該弁棒を前記シール部に着座すべく付勢する付勢手
段と、前記弁棒をその軸心から変位させることで前記圧
力室内の水を前記二次側流路へ流すための操作手段とか
ら構成するようにすれば、既設の手動フラッシュバルブ
の操作部材をそのまま使用することが可能になり、組立
性の向上が図られ、製造コストも安価にできる。
【0014】更に、前記弁棒を、前記ダイヤフラム弁体
と別体に形成すれば、製造が容易にでき、耐久性の向上
を図ることができる。
【0015】更に、前記弁棒に前記パイロット孔を形成
するようにすれば、ダイヤフラム弁体等にパイロット孔
を形成しなくて済むので、簡単な構造で、且つ、コンパ
クト化を図ることができる。
【0016】更にまた、前記弁棒を、前記操作手段によ
り軸心から変位する変位部と変位しない非変位部とに分
割形成し、前記変位部と前記非変位部との間にシール部
材を介在させるようにすれば、操作手段により圧力室内
の水を二次側流路へ流す際に、アクチュエーターのシー
ト部に当接する弁棒部分を動かさないようにすることが
可能になるため、アクチュエーターのシート部の摩耗を
防止することができ、シール性の向上を図ることができ
る。
【0017】また、シール部材を、Oリングや中空円筒
状の弾性体、ダイヤフラム又は蛇腹状の弾性体、ベロー
ズで形成すれば、簡単な構造で、弾性変形し、且つシー
ル機能を果たすことができる。
【0018】また、前記弁棒の非変位部を、前記付勢手
段の移動を規制する押さえ部を兼ねるように形成すれ
ば、付勢手段の押さえ部材として別途設ける必要がな
く、構造が簡略化でき、組立性が向上する。
【0019】また、前記機能部を、前記便器への洗浄が
制御できなくなった状態を報知する報知部を備えるよう
にすれば、使用者は便器の洗浄が自動的に行えないこと
を容易に知ることができるため、その報知に基づいて操
作手段により手動で便器内の洗浄を行うことができるの
で、長期にわたって便器が洗浄されずに、尿石等が付着
することによる悪臭の発生を防止することができる。
【0020】また、前記操作手段として、既設の手動フ
ラッシュバルブ式小便器洗浄装置の操作部材や、既設の
手動フラッシュバルブ式大便器洗浄装置の操作部材を用
いるようにすれば、操作手段として、新たに操作部材を
製作する必要がなく、製造コストが安価にでき、施工性
も向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
【0022】図1は、本発明の便器洗浄装置を後付け小
便器自動洗浄装置として用いた例を示す断面図、図2
は、後付け小便器自動洗浄装置の止水状態を示す部分断
面図、図3は、後付け小便器自動洗浄装置の自動制御に
よる吐水状態を示す部分断面図、図4は、後付け小便器
自動洗浄装置の手動操作による吐水状態を示す部分断面
図である。
【0023】図1に示すように、後付け小便器自動洗浄
装置1は、既設の手動の小便器用フラッシュバルブから
洗浄水の止水・吐水を制御する機構部を取り外した後の
フラッシュバルブ本体2と、この本体2の開口部2aに
袋ナット4により取付けられた、小便器内壁面(図示せ
ず)への洗浄水の止水・吐水を制御する機能部である機
能ユニット3と、機能ユニット3が電池切れで動作しな
い場合に、手動により小便器内壁面への洗浄水の止水・
吐水の操作を行う操作手段としての操作部材5とから構
成されている。
【0024】操作部材5は、既設の手動の小便器用フラ
ッシュバルブの操作部材をそのまま使用しており、ガイ
ド筒6と、このガイド筒6内を摺動自在に進退する押し
棒7と、ガイド筒6を本体2に固定するためのナット8
と、ガイド筒6と押し棒7との間に介装されてシールす
るためのUパッキン9と、押し棒7がガイド筒6から退
出するように付勢する自動復帰バネ10と、押し棒7に
連絡して押し棒7を自動復帰バネ10に抗してガイド筒
6内を進出させるための押しボタン11とから構成され
ている。尚、押し棒7は、その頭部7aがナット8の内
底面に突き当たっており、自動復帰バネ10によるガイ
ド筒6からの退出が規制されている。
【0025】このように、本実施例では、操作部材5と
して既設の手動の小便器用フラッシュバルブの操作部材
をそのまま使用しているので、新たに操作部材を製作す
る必要がなく、製造コストが安価にでき、施工性も向上
する。
【0026】一方、機能ユニット3は、その表面に設け
られた指向性を有するセンサ12と、センサ12の検出
信号により作動するアクチュエーターとしての電磁弁1
3と、電磁弁13に電力を供給する乾電池14と、下方
部に設けられて、その殆どの部分が本体2の開口部2a
内に挿入される弁部材15とから構成されている。
【0027】弁部材15は、その下端部が本体2のシー
ル部2bにOリング16を介して当接する弁座部17
と、弁座部17の上部に形成した主シート部18に着座
することで一次側流路19と二次側流路20との連通を
遮断するダイヤフラム弁体21と、ダイヤフラム弁体2
1と電磁弁13との間に設けられた圧力室22とから構
成されており、ダイヤフラム弁体21には、その中心部
を貫通し、かつ上部にパイロット孔26を開設した中空
の弁棒31と、圧力室22側に配設したシール部として
のパッキン23と、弁棒31に形成してパッキン23に
着座することで圧力室22内の水の二次側流路20への
流出を防止するための副シート部31aを、パッキン2
3に付勢する付勢手段としてのバネ24と、バネ24の
移動を規制するためのバネ押さえ部材25とが設けられ
ている。而して、これら弁棒31、パッキン23、バネ
24、操作部材5で水抜き手段が構成される。
【0028】また、電磁弁13には、その動作により上
下動するプランジャ27が設けられており、そのプラン
ジャ27に一体的に設けられたシートパッキン28が弁
棒31に形成したパイロット孔26に接離するようにな
っている。また、弁棒31は、その下部が押し棒7の進
退軸線に交わる位置まで延出形成されている。
【0029】以上の構成による後付け小便器自動洗浄装
置1の動作について、以下に詳述する。
【0030】図2に示すように、ダイヤフラム弁体21
に開設したブリード孔29を通じて一次側流路19と圧
力室22とは連通しているため、圧力室22は一次圧に
なっている。したがって、圧力室22の一次圧によりダ
イヤフラム弁体21が主シート部18に着座し、一次側
流路19と二次側流路20とは遮断されて止水状態にあ
る。
【0031】ここで、センサー12が人体を検知してそ
の検知信号を受信しなくなると、電磁弁13に乾電池1
4から通電が行われ、図示しない付勢手段に抗してプラ
ンジャ27が吸引される。そのため、パイロット孔26
を閉じて圧力室22と二次側流路20とを遮断している
シートパッキン28は、パイロット孔26から離間し
て、圧力室22と二次側流路20とが連通して圧力室2
2の圧力が急激に低下し、ダイヤフラム弁体21が一次
圧により主シート部18から離間する方向に押し上げら
れて一次側流路19と二次側流路20とが連通し、図3
に示すように、洗浄水の吐水が所定時間開始される。
【0032】所定時間経過すると、電磁弁13への通電
が遮断され、付勢手段によりプランジャ27が元の位置
に押し戻されて、シートパッキン28がパイロット孔2
6を閉じて圧力室22と二次側流路20とが遮断され
る。すると、圧力室22の圧力が急激に一次圧に近づ
き、ダイヤフラム弁体21は圧力室22の圧力と二次圧
との差圧により主シート部18に着座し、一次側流路1
9と二次側流路20とが遮断されることで止水し、図2
に示す止水状態に戻ることになる。
【0033】次に、乾電池14が消耗した場合の動作に
ついて説明する。
【0034】乾電池14が消耗すると、図2に示すよう
に、機能ユニット3のセンサー12上部に設けた電池切
れ表示ランプ30が点滅して、使用者に小便器の自動洗
浄が行えないことを知らせる。この場合でも手動操作に
より小便器の洗浄を行うことができる。
【0035】即ち、通常は図2に示すように、弁棒31
の副シート部31aが、バネ24によりパッキン23側
に付勢されて圧力室22と二次側流路20とを遮断して
いるが、ここで、押しボタン11を押すことにより、押
し棒7が自動復帰バネ10に抗してガイド筒6内を進出
して弁棒31の下端部を押すことで弁棒31が軸心から
変位し、図4に示すように、副シート部31aがパッキ
ン23から浮き上がる。すると、圧力室22と二次側流
路20とが連通して圧力室22の圧力が急激に低下し、
ダイヤフラム弁体21が一次圧により主シート部18か
ら離間する方向に押し上げられて、一次側流路19と二
次側流路20とが連通して吐水され、小便器への洗浄が
行われる。
【0036】そして、押しボタン11から手を離すと、
自動復帰バネ10により押しボタン11は元の位置に押
し戻され、同時に弁棒31もバネ24により元の鉛直状
態に戻って副シート部31aがパッキン23に着座し、
圧力室22と二次側流路とが遮断される。すると、圧力
室22の圧力が急激に一次圧に近づき、ダイヤフラム弁
体21は圧力室22の圧力と二次圧との差圧により主シ
ート部18に押しつけられ、一次側流路19と二次側流
路20とが遮断されることで止水する。
【0037】図5は、弁棒31を2つの部材に分割した
例を示す部分断面図であり、上述した実施例と同様の構
成は同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0038】図5に示すように、弁棒31を下方部の変
位部31bと、上方部の非変位部31cとに分割形成
し、変位部31bと非変位部31cとの間にはシール部
材としてのOリング32を介在させている。弁棒31非
変位部31cは、螺合や接着等の固定手段によりダイヤ
フラム弁体21に固定させている。また、非変位部31
cには押さえ部33を形成してバネ24の移動を規制し
ている。更に、押さえ部33には、圧力室22と連通す
る通孔34を開設している。
【0039】したがって、このように構成したことによ
り、手動操作時に、押し棒7により押されて弁棒31変
位部31bが軸心から変位しても、パイロット孔26先
端部がシートパッキン28の表面を擦ることがなく、シ
ートパッキン28の損傷を防いでシール性を高めること
ができる。
【0040】図6乃至図8は、変位部31bと非変位部
31cとの間に介在させるシール部材の変形例を示す部
分断面図であり、前述した実施例と同様の構成は同一の
符号を付し、その説明は省略する。
【0041】図6は、前述したシール部材としてのOリ
ング32の代わりに、弾性を有する中空円筒状のパッキ
ン35を弁棒31非変位部31cの押さえ部33と弁棒
31変位部31bの上端部との間に介装させたものであ
る。
【0042】また、図7は、前述したシール部材として
のOリング32の代わりに、ダイヤフラム36を非変位
部31cの押さえ部33と変位部31bの上端部との間
に介装させたものである。
【0043】更に、図8は、前述したシール部材として
のOリング32の代わりに、ベローズ37を非変位部3
1cの押さえ部33と変位部31bの上端部との間に介
装させたものである。
【0044】上述した内容はあくまで本発明の一実施形
態に関するものであって、本発明が上記内容のみに限定
されることを意味されるものでない。例えば、便器洗浄
装置として後付け小便器自動洗浄装置で説明したが、後
付け大便器自動洗浄装置にも好適に用いることができ
る。
【0045】また、アクチュエーターとして電磁弁13
を用いたが、これに限らず、ラッチングソレノイドや圧
電式、モータ駆動式等の電動タイプの弁であればよい。
【0046】更に、電源として乾電池14を用いて説明
したが、商用電源や、バッテリ等の充電式のものであっ
てもよく、停電や充電切れをランプの点滅やブザー音等
で報知するようにすればよい。
【0047】また、シール部材としては、Oリング3
2、中空円筒状のパッキン35、ダイヤフラム36、ベ
ローズ37の他に種々の形態のものが考えられ、要は弾
性変形しシール機能を有する形態のものであれば任意で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の便器洗浄装置を後付け小便器自動洗浄
装置として用いた例を示す断面図である。
【図2】後付け小便器自動洗浄装置の止水状態を示す部
分断面図である。
【図3】後付け小便器自動洗浄装置の自動制御による吐
水状態を示す部分断面図である。
【図4】後付け小便器自動洗浄装置の手動操作による吐
水状態を示す部分断面図である。
【図5】弁棒を2つの部材に分割した例を示す部分断面
図である。
【図6】シール部材の変形例を示す部分断面図である。
【図7】シール部材の別の変形例を示す部分断面図であ
る。
【図8】シール部材の更に別の変形例を示す部分断面図
である。
【図9】従来の後付け小便器自動洗浄装置を示す断面図
である。
【図10】従来の後付け小便器自動洗浄装置の止水状態
を示す部分断面図である。
【図11】従来の後付け小便器自動洗浄装置の吐水状態
を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1…後付け小便器自動洗浄装置 2…フラッシュバルブ本体 3…機能ユニット 5…操作部材(操作手段) 12…センサー(人体検出手段) 13…電磁弁(アクチュエーター) 15…弁部材 18…主シート部 19…一次側流路 20…二次側流路 21…ダイヤフラム弁体 22…圧力室 23…パッキン(シール部) 24…バネ(付勢手段) 26…パイロット孔 30…電池切れ表示ランプ(表示部) 31…弁棒 31a…副シート部 31b…変位部 31c…非変位部 32…Oリング(シール部材) 33…押さえ部 35…パッキン(シール部材) 36…ダイヤフラム(シール部材) 37…ベローズ(シール部材)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体を検出する人体検出手段と、該人体
    検出手段の検知信号に基づいて便器への洗浄を制御する
    機能部とを備え、前記機能部は、一次側流路と二次側流
    路とを遮断する弁部材と、該弁部材に設けられた圧力室
    とを有し、前記圧力室内の水を機械的に二次側流路へ流
    すための水抜き手段を備えたことを特徴とする便器洗浄
    装置。
  2. 【請求項2】 前記弁部材は、主シート部と、該主シー
    ト部に着座することで前記一次側流路からの水の前記二
    次側流路への流出を防止するダイヤフラム弁体と、該ダ
    イヤフラム弁体に設けて、前記圧力室と前記二次側流路
    とを連通するパイロット孔を開閉するアクチュエーター
    と、から構成されてなることを特徴とする請求項1記載
    の便器洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記水抜き手段は、前記圧力室内に配設
    したシール部と、該シール部に着座することで前記圧力
    室内の水の前記二次側流路への流出を防止する弁棒と、
    該弁棒を前記シール部に着座すべく付勢する付勢手段
    と、前記弁棒をその軸心から変位させることで前記圧力
    室内の水を前記二次側流路へ流すための操作手段と、か
    ら構成されてなることを特徴とする請求項1又は2記載
    の便器洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記弁棒は、前記ダイヤフラム弁体と別
    体に形成してなることを特徴とする請求項3記載の便器
    洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記弁棒に前記パイロット孔を形成して
    なることを特徴とする請求項4記載の便器洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記弁棒は、前記操作手段により軸心か
    ら変位する変位部と変位しない非変位部とに分割形成さ
    れ、前記変位部と前記非変位部との間にシール部材を介
    在してなることを特徴とする請求項5記載の便器洗浄装
    置。
  7. 【請求項7】 前記シール部材は、Oリングで形成して
    なることを特徴とする請求項6記載の便器洗浄装置。
  8. 【請求項8】 前記シール部材は、中空円筒状の弾性体
    で形成してなることを特徴とする請求項6記載の便器洗
    浄装置。
  9. 【請求項9】 前記シール部材は、ダイヤフラム又は蛇
    腹状の弾性体で形成してなることを特徴とする請求項6
    記載の便器洗浄装置。
  10. 【請求項10】 前記シール部材は、ベローズで形成し
    てなることを特徴とする請求項6記載の便器洗浄装置。
  11. 【請求項11】 前記弁棒の非変位部は、前記付勢手段
    の移動を規制する押さえ部を兼ねて形成してなることを
    特徴とする請求項6乃至10記載の便器洗浄装置。
  12. 【請求項12】 前記機能部は、前記便器への洗浄が制
    御できなくなった状態を報知する報知部を備えてなるこ
    とを特徴とする請求項1乃至11記載の便器洗浄装置。
  13. 【請求項13】 前記操作手段は、既設の手動フラッシ
    ュバルブ式小便器洗浄装置の操作部材を用いてなること
    を特徴とする請求項1乃至12記載の便器洗浄装置。
  14. 【請求項14】 前記操作手段は、既設の手動フラッシ
    ュバルブ式大便器洗浄装置の操作部材を用いてなること
    を特徴とする請求項1乃至12記載の便器洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002038873A1 (fr) * 2000-11-10 2002-05-16 Toto Ltd. Robinet de chasse de toilette a chasse d'eau
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