JP2000265313A - 上着用型紙の作成方法 - Google Patents

上着用型紙の作成方法

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JP2000265313A
JP2000265313A JP11067332A JP6733299A JP2000265313A JP 2000265313 A JP2000265313 A JP 2000265313A JP 11067332 A JP11067332 A JP 11067332A JP 6733299 A JP6733299 A JP 6733299A JP 2000265313 A JP2000265313 A JP 2000265313A
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line
point
neck
distance
wearer
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Tetsuo Mabuchi
哲緒 間渕
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着用者から採寸した値のみから、より正確な
形状の型紙を作成でき、この型紙から仮縫い補正の不要
な上着を仕立てる。 【解決手段】 着用者の実寸値に基づき、型紙に横基本
線OG、すそ線IJ、前中心線GJ、及び縦基本線OI
からなる基準方形線1を描く。首幅の実寸に基づき、横
基本線OG上の左右にネックポイントの上下線上に対応
する点D,Kを付し、首回りの実寸に基づき、点Dの上
方に背みごろネックポイントMを付す。着用者の胴部に
水平に巻いた巻き具から背面側を通りサイドネックポイ
ントmまでの上下距離L1 に基づき、基準方形線1内に
補助線Xを描き、補助線Xから点Kを経て上方に延びる
補助縦線Y上に、巻き具から前面側を通りサイドネック
ポイントmまでの上下距離L2 に基づいて前みごろネッ
クポイントNを付し、ネックポイントM,Nを基点とし
て背肩線4、後えりみつ線5、前肩線6及び前えりみつ
線7を描き、背肩線4と前肩線6との間にそてぐり線8
を描く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背広などの上着を
仕立てる際の上着用型紙の作成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、背広などの洋服を仕立てる際に
は、着用者の総丈、胸まわり(ブレスト)、腰まわり、
尻まわり、肩幅、首まわり、胸幅、背幅、袖丈などの寸
法を測定し、これらの値を用いて、熟練者が感覚と経験
とによって、型紙を作成していた。そして、この型紙に
基づいて服地を裁断し、仮縫い、補正、本縫いして仕立
てていた。また、所謂イージー・オーダーにおいては、
基準となる体型の型紙を5、6種類用意し、採寸した寸
法と採寸者の感覚によって、前記基準となる体型の型紙
を補正していた。
【0003】しかしながら、従来の熟練者が感覚と経験
によって型紙を作成する方法では、必ずしも正確な型紙
が作成できないため、仮縫い補正が必要であった。ま
た、イージー・オーダーにおいて、基準となる体型の型
紙に対する補正値を求める方法では、十分な補正をする
ことが困難であり、正確な型紙が作成できないため、正
確な寸法の洋服を仕立てることが困難であった。
【0004】かかる問題を解決することを目的として、
本出願人は、着用者を採寸するに際し、人体表面に水平
線を設定し、この水平線を基準として首部のネックポイ
ントと水平線までの上下距離を採寸し、これに基づいて
型紙を作成する方法について既に特許出願している(特
願平9−211143号)。しかしながら、型紙上のネ
ックポイントの決定方法が十分正確ではなかったため、
未だ正確な型紙を作成するには十分ではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、着
用者から採寸した値のみから、より正確な形状の型紙を
作成することができ、この型紙から仮縫い補正の不要な
上着を仕立てることができる方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の上着用型紙の作成方法は、着用者の実寸値
に基づいて、型紙に上部の横基本線、下部のすそ線、左
部の前中心線、及び右部の縦基本線からなる基準方形線
を描き、前記着用者の首幅の実寸に基づいて、前記横基
本線上の左右にネックポイントの上下線上に対応する点
D,Kを付し、着用者の首回りの実寸に基づいて、前記
点Dの上方に背みごろネックポイントMを付し、着用者
の胴部に巻き具を水平に巻き、該巻き具から着用者の背
面側を通りサイドネックポイントまでの上下距離L1
基づいて、前記基準方形線内に左右方向に延びる補助線
Xを描き、該補助線Xから前記点Kを経て上方に延びる
補助縦線Yを描き、該縦補助線Y上に、前記巻き具から
着用者の前面側を通りサイドネックポイントまでの上下
距離L2 に基づいて前みごろネックポイントNを付し、
前記背みごろネックポイントMを基点として背肩線及び
後えりみつ線を、また、前記前みごろネックポイントN
を基点として前肩線及び前えりみつ線を描くとともに、
背肩線と前肩線との間にそてぐり線を描いたこと、を特
徴としている。ここで、前記横基本線は、着用者の肩幅
の2分の1から1cm差し引いた値と、ブレストの3分
の1と、胸幅の2分の1とを加算した長さとするとよ
い。また、前記縦基本線と前記横基本線との交点から前
記横基本線上の点Dまでの距離及び前記前中心線と前記
横基本線との交点から前記横基本線上の点Kまでの距離
は、着用者の首幅の2分の1に2cm加えた長さとする
とよい。また、前記点Dと前記背みごろネックポイント
Mとの間のDM間の距離は、着用者の首回りの15分の
1の長さとするとよい。さらに、前記点Kと前記前みご
ろネックポイントNとの間のKN間の距離が前記DM間
の距離より大きい場合に、KN間の距離とDM間の距離
との差の2分の1をDM線の延長線上に点Mから加算し
た点に補正背みごろネックポイントM’を付し、KN間
の距離とDM間の距離との差の2分の1を点Nから点K
の方向に差し引いた点に補正前みごろネックポイント
N’を付し、前記補正背みごろネックポイントM’を基
点として背肩線及び後えりみつ線を、また、前記補正前
みごろネックポイントN’を基点として前肩線及び前え
りみつ線を描くとともに、背肩線と前肩線との間にそて
ぐり線を描くとよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基いて具体的に説明する。図面において、図1は本発明
の実施例を示す正面図、図2は図1に示す型紙から裁断
した服地を縫い合わせマネキン人形に着用させた状態の
正面図、図3は図2の背面図、図4は図2の側面図、図
5は図1の型紙に基づいて仕立てた背広をマネキン人形
に着用させた状態の正面図、図6は図5の背面図、図7
は図5の側面図、図8はネックポイントの補正状態を示
す図1相当の正面図、図9はネックポイント補正後の型
紙に基づいて仕立てた背広をマネキン人形に着用させた
状態の図7相当の側面図である。
【0008】本発明の上着(以下、背広を例に説明す
る。)用型紙を作成するに際し、従来同様、着用者の総
丈、ブレスト、肩幅、首まわり、胸幅などを採寸してお
く。なお、型紙の製図はその半面だけを行う。そして、
これら着用者の実寸値に基づいて、先ず、型紙に上部の
横基本線OG、下部のすそ線IJ、左部の前中心線G
J、及び右部の縦基本線OIからなる基準方形線1を描
く。縦基本線OIと横基本線OGとの交点が基点Oで、
着用者のえり付け点oに対応する。ここで、横基本線O
Gの長さは、着用者の肩幅とブレストと胸幅から算出し
た値、具体的には、着用者の肩幅の2分の1から1cm
差し引いた値と、ブレストの3分の1と、胸幅の2分の
1とを加算した長さとする。この横基本線OGの長さ
は、通常、従来のブレストに基づいて算出した長さより
若干(大人の場合、1〜2cm程度)小さい値となる。
なお、ブレストは基度で表すので、実寸値の半分の値で
ある。縦基本線OIの長さは、着用者の着丈寸法とす
る。この着丈寸法は、背広の場合、一般に総丈の半分程
度であるが、流行によりその長さは変化する。
【0009】基準方形線1を描くに際し、横基本線OG
上の基点Oから左方に、肩幅の2分の1から1cm差し
引いた点を通る縦線を背幅線2として描き、該背幅線2
から左方にブレストの3分の1の点を通る縦線を胸幅線
3として描いておく。これら背幅線2や胸幅線3は、後
述するそでぐり線を描く際の基準線となる。なお、前中
心線GJと胸幅線3との左右方向距離が胸幅の2分の1
の長さとなる。
【0010】次いで、着用者の首幅の実寸に基づいて、
横基本線OG上の左右にネックポイントの上下線上に対
応する点D,Kを付し、着用者の首回りの実寸に基づい
て、点Dの上方に背みごろネックポイントMを付す。こ
こで、縦基本線OIと横基本線OGとの交点である基点
Oから横基本線OG上の点DまでのOD間の距離は、着
用者の首幅の2分の1に2cm加えた長さとする。ま
た、前中心線GJと横基本線OGとの交点Gから横基本
線OG上の点KまでのGK間の距離も、OD間の距離と
同じ着用者の首幅の2分の1に2cm加えた長さとす
る。また、点Dと背みごろネックポイントMとの間のD
M間の距離は、着用者の首回りの15分の1の長さとす
る。なお、特願平9−211143号においては、OD
間の距離は首幅の2分の1、GK間の距離は胸幅の4分
の1、DM間の距離はブレストの20分の1としていた
が、これに基づいて作成した型紙から仕立てた場合、図
5の仮想線で示すように首付け根の前面側の襟部が左右
に広がりすぎてしまう欠点があった。本実施例の上記の
ような数値とすることにより、より正確なネックポイン
トM,Nが求まり、このような欠点は解消される。
【0011】GK間の距離は、従来ブレスト又は胸幅に
基づいて決められ、一般にGK間の距離はOD間の距離
より大きくなることが多く、このような型紙に基づいて
仕立てた場合に、背につきが出たり、肩線が波打ったり
するため、従来仮縫いの際に必ず補正が必要であった。
本発明においては、GK間の距離とOD間の距離とを同
じにすることにより、正確なネックポイントM、Nが求
まり、このような仮縫い補正は不要となる。OD間の距
離は、従来ブレストや首まわりを基準として算出してい
たが、首まわりが同じ寸法でも、各人により首の周囲形
状が、前後に長い楕円形の人もいれば左右に長い楕円形
状の人もいて、正しいD点が決まらない。首幅を基準と
することにより、より正確なD点が求まる。DM間の距
離は、従来ブレストを基準(ブレストの20分の1)と
して決めていたが、同じブレストでも最近の人は首が細
くなる傾向にあり、ブレストを基準とし決める方法では
合わなくなってきている。首まわりの点を決めるのに、
離れたブレストを基準とするより、近い首まわりを基準
として決めるほうがより正確な点が決まる。
【0012】次いで、着用者の胴部に巻き具を水平に巻
き、該巻き具から着用者の背面側を通りサイドネックポ
イントmまでの上下距離L1 に基づいて、基準方形線1
内に左右方向に延びる補助線Xを描く。次いで補助線X
から点Kを経て上方に延びる補助縦線Yを描き、補助線
Xと補助縦線Yとの交点をA点とする。そして、補助縦
線Y上に、A点から、巻き具から着用者の前面側を通り
サイドネックポイントmまでの上下距離L2 の点に前み
ごろネックポイントNを付す。着用者のサイドネックポ
イントmが型紙上の背みごろネックポイントM,前みご
ろネックポイントNに対応し、巻き具が型紙上の補助線
Xに対応するので、MD線の延長線Zと補助線Xとの交
点をB点とすれば、MB間の距離がL1 になり、またA
N間の距離がL2 になる。補助線Xの型紙上の上下位置
は、着用者の体型(特に肩甲骨の厚み)が反映されて定
まり、また、かかる補助線X(巻き具)からの上下距離
2に基づいて付された前みごろネックポイントNは、
着用者の体型(胸の厚みなど)が反映されて、型紙上に
正確に定まる。これに対し、従来の基点O(えり付け点
o)を基準とした採寸方法では、肩甲骨の厚みなどが考
慮されないため、体型に応じて型紙上に正確にネックポ
イントを付すことができず、仮縫い補正が必要であっ
た。
【0013】このようにして、背みごろネックポイント
M、前みごろネックポイントNが決まったならば、背み
ごろネックポイントMを基点とし、従来の方法に準じて
背肩線4(MS)及び後えりみつ線5(MO)を描き、
また、前みごろネックポイントNを基点として前肩線6
(NT)及び前えりみつ線7を描くとともに、背肩線4
(MS)と前肩線6(NT)との間にそてぐり線8を描
いていく。その他、背縫い線9、脇線10などを従来と
同様に描いていき、背広用型紙11を作成する。なお、
図において符号12は前みごろ、13は脇みごろ、14
は背みごろ、15は返り線である。背みごろネックポイ
ントMと前みごろネックポイントNは、縫製作業におい
て同一の点となる。また、前肩線6(NT)と背肩線4
(MS)とは縫製作業において同一の線となる。かかる
背広用型紙11から裁断した服地を縫い合わせ仕立てた
背広は、仮縫い補正をすることなく、着用者の体にフィ
ットしたものとなる(図5〜図7)。
【0014】上記において、背みごろネックポイントM
と前みごろネックポイントNまで描いた段階の型紙上に
おいて、点Kと前みごろネックポイントNとの間のKN
間の距離がDM間の距離より大きい場合には、KN間の
距離とDM間の距離との差の2分の1をDM線の延長線
上に点Mから加算した点に補正背みごろネックポイント
M’を付して、背みごろネックポイントMを補正し、K
N間の距離とDM間の距離との差の2分の1を点Nから
点Kの方向に差し引いた点に補正前みごろネックポイン
トN’を付して前みごろネックポイントNを補正する
(図8)。
【0015】そして、補正背みごろネックポイントM’
を基点として背肩線4(M’S)及び後えりみつ線5
(M’O’)を描き、また、補正前みごろネックポイン
トN’を基点として前肩線6(N’T)及び前えりみつ
線7を描くとともに、背肩線4(M’S)と前肩線6
(N’T)との間にそてぐり線8を描いていく。その
他、背縫い線9、脇線10などを従来と同様に描いてい
き、背広用型紙11を作成する。なお、基点はMM’間
の距離だけ上方に移動した点O’に補正する。このよう
に補正後のネックポイントM’,N’に基づいて作成し
た型紙11から仕立てた背広は、仮縫い補正することな
く、図9の側面図に示すように着用者の体にフィットす
るが、補正しないままのネックポイントM,Nに基づい
て図8の仮想線で示すように背肩線、後ろえりみつ線、
前肩線、そでぐり線などを描き作成した型紙から仕立て
た場合、KN間の距離とDM間の距離のバランスにより
KN間で余りが出て、点Mと点Oが後方に押され、図9
の仮想線で示すように後ろえり16が下がり、背に横し
わが出たり、前みごろ点J部が上方に引かれ、左右前み
ごろの重なりが多くなり、バランスが悪くなる。KN間
で出た余りを上記のように補正することにより、かかる
問題が解消されバランスのよい背広に仕上がる。
【0016】以上は背広を例にその型紙の作成方法につ
いて説明したが、本発明の上着用型紙の作成方法は、背
広、コート類、礼服、婦人服、学生服、ワイシャツ、ウ
ェットスーツなど上着全般に亘って適用可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の上着用型紙
の作成方法によれば、着用者の体型に応じた正確な型紙
を作成することができるので、この型紙に従って裁断し
た服地から、仮縫い補正が不要で着用者の体にフィット
した正確な寸法の背広などの上着を仕立てることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す型紙の正面図。
【図2】図1に示す型紙から裁断した服地を縫い合わせ
マネキン人形に着用させた状態の正面図。
【図3】図2の背面図。
【図4】図2の側面図。
【図5】図1の型紙に基づいて仕立てた背広をマネキン
人形に着用させた状態の正面図。
【図6】図5の背面図。
【図7】図5の側面図。
【図8】ネックポイントの補正状態を示す図1相当の型
紙の正面図。
【図9】ネックポイント補正後の型紙に基づいて仕立て
た背広をマネキン人形に着用させた状態の図7相当の側
面図。
【符号の説明】
1 基準方形線 2 背幅線 3 胸幅線 4(MS,M’S) 背肩線 5(MO,M’O’) 後ろえりみつ線 6(NT,N’T) 前肩線 7 前えりみつ線 8 そでぐり線 9 背縫い線 10 脇線 11 型紙 12 前みごろ 13 脇みごろ 14 背みごろ 15 返り線 16 襟 A 補助線Xと補助縦線Yとの交点 B MD線の延長線Zと補助線Xとの交点 D 横基本線上の背みごろネックポイントMの上下線上
に対応する点 K 横基本線上の前みごろネックポイントMの上下線上
に対応する点 L1 巻き具から着用者の背面側を通りサイドネックポ
イントまでの上下距離 L2 巻き具から着用者の前面側を通りサイドネックポ
イントまでの上下距離 M 背みごろネックポイント M’補正背みごろネックポイント N 前みごろネックポイント N’補正前みごろネックポイント m サイドネックポイント O 基点 O’補正後の基点 o えり付け X 補助線 Y 補助縦線 Z MD線の延長線 GJ 前中心線 IJ すそ線 OG 横基本線 OI 縦基本線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着用者の実寸値に基づいて、型紙に上部の
    横基本線、下部のすそ線、左部の前中心線、及び右部の
    縦基本線からなる基準方形線を描き、前記着用者の首幅
    の実寸に基づいて、前記横基本線上の左右にネックポイ
    ントの上下線上に対応する点D,Kを付し、着用者の首
    回りの実寸に基づいて、前記点Dの上方に背みごろネッ
    クポイントMを付し、着用者の胴部に巻き具を水平に巻
    き、該巻き具から着用者の背面側を通りサイドネックポ
    イントまでの上下距離L1 に基づいて、前記基準方形線
    内に左右方向に延びる補助線Xを描き、該補助線Xから
    前記点Kを経て上方に延びる補助縦線Yを描き、該縦補
    助線Y上に、前記巻き具から着用者の前面側を通りサイ
    ドネックポイントまでの上下距離L2 に基づいて前みご
    ろネックポイントNを付し、前記背みごろネックポイン
    トMを基点として背肩線及び後えりみつ線を、また、前
    記前みごろネックポイントNを基点として前肩線及び前
    えりみつ線を描くとともに、背肩線と前肩線との間にそ
    てぐり線を描いたことを特徴とする上着用型紙の作成方
    法。
  2. 【請求項2】前記横基本線は、着用者の肩幅の2分の1
    から1cm差し引いた値と、ブレストの3分の1と、胸
    幅の2分の1とを加算した長さとした請求項1に記載の
    上着用型紙の作成方法。
  3. 【請求項3】前記縦基本線と前記横基本線との交点から
    前記横基本線上の点Dまでの距離及び前記前中心線と前
    記横基本線との交点から前記横基本線上の点Kまでの距
    離は、着用者の首幅の2分の1に2cm加えた長さとし
    た請求項1又は2に記載の上着用型紙の作成方法。
  4. 【請求項4】前記点Dと前記背みごろネックポイントM
    との間のDM間の距離は、着用者の首回りの15分の1
    の長さとした請求項1〜3のいずれか1項に記載の上着
    用型紙の作成方法。
  5. 【請求項5】前記点Kと前記前みごろネックポイントN
    との間のKN間の距離が前記DM間の距離より大きい場
    合に、KN間の距離とDM間の距離との差の2分の1を
    DM線の延長線上に点Mから加算した点に補正背みごろ
    ネックポイントM’を付し、KN間の距離とDM間の距
    離との差の2分の1を点Nから点Kの方向に差し引いた
    点に補正前みごろネックポイントN’を付し、前記補正
    背みごろネックポイントM’を基点として背肩線及び後
    えりみつ線を、また、前記補正前みごろネックポイント
    N’を基点として前肩線及び前えりみつ線を描くととも
    に、背肩線と前肩線との間にそてぐり線を描いた請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の上着用型紙の作成方法。
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