JP2000264237A - 車両の操舵制御装置 - Google Patents
車両の操舵制御装置Info
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Abstract
に確実に報知できるようにして車両挙動の安定を図る。 【解決手段】 電動パワーステアリング装置のモータ2
7を制御する制御手段Uの旋回限界判定手段M4に、路
面状態検出手段M3で推定した路面摩擦係数μと、操舵
角検出手段S2 で検出した操舵角θS とが入力される。
旋回限界判定手段M4は、操舵角θS の増加により車両
が旋回限界に接近すると、補正係数K1 を増加させるこ
とにより目標電流設定手段M1で算出した目標電流IMS
を増加方向に補正する。その結果、電動パワーステアリ
ング装置Sのモータ27が発生する操舵補助トルクが増
加し、ドライバーがステアリングホイール21から受け
る操舵反力が減少するため、ドライバーは車両が旋回限
界に達してタイヤがスリップしたときと同じ感覚を受
け、車両が実際に旋回限界に達する前に旋回限界に接近
したことを予知することができる。
Description
トルクを付加するモータを有する電動パワーステアリン
グ装置と、少なくとも操舵トルク検出手段で検出した操
舵トルクに基づいてモータを駆動する制御手段とを備え
た車両の操舵制御装置に関する。
力する操舵トルクを操舵輪に伝達して該操舵輪を転舵す
る操舵系にモータを介在させ、このモータに操舵補助ト
ルクを発生させてドライバーのステアリング操作をアシ
ストする電動パワーステアリング装置は周知である。ま
たドライバーがステアリングホイールを操作する角度
(即ち操舵角)に対する操舵輪の転舵角の比である舵角
比を変更可能とした可変舵角比操舵装置が、特開平7−
257406号公報により公知である。
で旋回する際に操舵角が過大になるとタイヤのグリップ
力が限界を越え、スリップが発生して車両挙動が不安定
になる可能性がある。タイヤのグリップ力が失われると
ドライバーがステアリングホイールから受ける操舵反力
が減少するため、その感覚に基づいてドライバーは車両
が旋回限界に達したことを認識し、テアリングホイール
を戻したり車両を減速したりして車両挙動の安定を確保
することができる。
を越えてスリップが発生する前に、車両が旋回限界に接
近したことをドライバーが予め認識することができれ
ば、ステアリングホイールの戻し操作や車両の減速操作
を一層的確に行って車両挙動の乱れを未然に回避するこ
とができる。
で、車両が旋回限界に接近したことをドライバーに確実
に報知できるようにして車両挙動の安定を図ることを目
的とする。
に、請求項1に記載された発明によれば、操舵系に操舵
補助トルクを付加するモータを有する電動パワーステア
リング装置と、少なくとも操舵トルク検出手段で検出し
た操舵トルクに基づいてモータを駆動する制御手段とを
備えた車両の操舵制御装置において、車両が旋回限界に
接近したことを判定する旋回限界判定手段を備えてな
り、前記制御手段は、車両が旋回限界に接近したときに
操舵補助トルクが増加するようにモータを駆動すること
を特徴とする車両の操舵制御装置が提案される。
すると電動パワーステアリング装置が発生する操舵補助
トルクが増加するように制御されるため、ドライバーが
受ける操舵反力が低下する。その結果、ドライバーは車
両が旋回限界に達してタイヤがスリップしたときと同じ
感覚を受け、車両が実際に旋回限界に達する前に旋回限
界に接近したことを予知することができる。これによ
り、ドライバーの自発的なステアリング戻し操作や減速
操作を促して車両挙動の安定を確保することができる。
請求項1の構成に加えて、ステアリングホイールに入力
される操舵角に対する操舵輪の転舵角の比を変更可能な
舵角比可変機構を備えてなり、前記制御手段は、車両が
旋回限界に接近したときに前記舵角比可変機構により前
記比を減少させることを特徴とする車両の操舵制御装置
が提案される。
するとステアリングホイールに入力される操舵角に対す
る操舵輪の転舵角の比が減少するので、操舵反力の減少
によりステアリングホイールが操舵角を増加させる方向
に操作されても操舵輪の転舵角が急激に増加するのを抑
制し、車両が旋回限界に達するのを防止することができ
る。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
ので、図1は電動パワーステアリング装置を備えた操舵
系の説明図、図2は舵角比可変機構の縦断面図、図3は
電動パワーステアリング装置の制御手段の回路構成を示
すブロック図、図4は操舵トルクから目標電流を検索す
るマップを示す図、図5は路面摩擦係数とコーナリング
パワーとの関係を示すグラフ、図6は内部モデルの設定
に係わるフロー図、図7は操舵角と車両状態量との関係
を示すグラフ、図8はΔFrc/ΔFrmから路面摩擦
係数を検索するマップを示す図、図9は旋回限界判定手
段の回路構成を示すブロック図、図10は路面摩擦係数
から限界操舵角を検索するマップを示す図、図11は制
御開始前後の補正係数の変化を示すグラフ、図12は制
御開始前後の操舵角と転舵角との関係を示すグラフであ
る。
バーによってステアリングホイール21に入力された操
舵トルクは、ステアリングシャフト22、連結軸23、
舵角比可変機構32およびピニオン24を介してラック
軸25に伝達され、更にラック軸25の往復動は左右の
タイロッド26,26を介して操舵輪である左右の前輪
WFL,WFRに伝達されて該前輪WFL,WFRを転舵する。
操舵系に設けられた電動パワーステアリング装置Sは、
モータ27の出力軸に設けた駆動ギヤ28と、この駆動
ギヤ28に噛み合う従動ギヤ29と、この従動ギヤ29
と一体のスクリューシャフト30と、このスクリューシ
ャフト30に噛み合うとともに前記ラック軸25に連結
されたナット31とを備える。
ール21に入力される操舵角θS の増分ΔθS に対する
前輪WFL,WFRの転舵角δの増分Δδの比Δδ/ΔθS
を変更するためのもので、既に公知の任意の構造のもの
を適用することが可能であるが、その一例を図2に基づ
いて説明する。
ステアリングホイール21と同速度で回転する入力軸4
1が、支持部材42にボールベアリング43を介して回
転自在に支持される。ボールベアリング43を支持する
支持部材44から延びる一対の支持ピン45,46が支
持部材42に摺動自在に支持されており、一方の支持ピ
ン45が図示せぬモータにラック・ピニオン機構47を
介して接続される。従って、入力軸41、支持部材42
およびボールベアリング43は支持ピン45,46の軸
方向に一体で移動可能である。
プリング48の内部に支持されたスライダ49は、カッ
プリング48に対して支持ピン45,46の長手方向
(図中左右方向)にスライド自在である。ラック軸25
に噛み合うピニオン24は2個のボールベアリング5
0,51を介して支持部材42に支持されており、ピニ
オン24の上面に突出する偏心ピン52がスライダ49
に形成したピン穴491 に嵌合する。
すると、スライダ49がカップリング48に対して左右
にスライドし、入力軸41の軸線L1 およびピニオン2
4の軸線L2 の偏心量dが変化する。その結果、入力軸
41の回転角に対するピニオン24の回転角の比が変化
するため、ステアリングホイール21の回転角の増分
(つまり操舵角θS の増分ΔθS )に対する前輪WFL,
WFRの転舵角δの増分Δδの比Δδ/ΔθS が変化す
る。
電子制御ユニットUは、操舵トルク検出手段S1 で検出
した操舵トルクTS と、操舵角検出手段S2 で検出した
操舵角θS と、電流検出手段S3 で検出したモータ27
の電流IM と、電圧検出手段S4 で検出したモータ27
の電圧VM と、車速検出手段S5 で検出した車速Vとに
基づいて電動パワーステアリング装置Sのモータ27の
作動を制御する。
グ装置Sの電子制御ユニットUは、目標電流設定手段M
1と、モータ制御手段M2と、路面状態検出手段M3
と、旋回限界判定手段M4とを備える。
手段S1 で検出した操舵トルクTSおよび車速検出手段
S5 で検出した車速Vに基づいてモータ27を駆動する
目標電流IMSを、図4に示すマップから検索する。すな
わち、目標電流設定手段M1でマップ検索される目標電
流IMSは、操舵トルクTS の増加に応じて所定の上限値
まで増加した後に前記上限値に保持されるもので、その
増加の程度は車速Vが小さいときほど大きくなる。従っ
て、ドライバーがステアリングホイール21に加える操
舵トルクTS が大きいほど、またステアリング操作が重
くなる低車速時ほど、電動パワーステアリング装置Sに
大きい操舵補助トルクを発生させてドライバーのステア
リング操作をアシストすることができる。
IMSは、乗算手段33において後述する補正係数K1 を
乗算された後に減算手段34に入力され、そこで電流検
出手段S3 で検出したモータ27の電流IM を減算した
偏差K1 ×IMS−IM が算出され、その偏差K1 ×IMS
−IM がモータ制御手段M2に入力される。モータ制御
手段M2は、前記偏差K1 ×IMS−IM を0に収束させ
るべく、電動パワーステアリング装置Sのモータをフィ
ードバック制御する。
手段S1 で検出した操舵トルクTSと、電流検出手段S
3 で検出したモータ電流IM と、電圧検出手段S4 で検
出したモータ電圧VM とに基づいて路面摩擦係数μを推
定する。旋回限界判定手段M4は、路面状態検出手段M
3で推定した路面摩擦係数μと、操舵角検出手段S2で
検出した操舵角θS とに基づいて車両が旋回限界(タイ
ヤのグリップ力が失われる限界)に接近したか否かを判
定し、旋回限界に接近したと判定されると前記補正係数
K1 の値を1.0から1.5に変更する。その結果、目
標電流設定手段M1で算出した目標電流IMSが補正係数
K1 によって増加方向に補正されるため、電動パワース
テアリング装置Sが発生する操舵補助トルクが増加し、
ドライバーがステアリングホイール21から受ける操舵
反力が減少する。この操舵反力の減少については、後か
ら詳述する。
擦係数μの推定の具体的手法について説明する。
は、FIALAの式(第2項まで)から、以下のように
表される。
コーナリングパワーCpが減少する(図5参照)ので、
ラック・ピンオン式の操舵装置の場合、同一操舵角での
路面から受けるラック軸反力は、路面摩擦係数μの低下
に応じて小さくなる。従って、操舵角およびラック軸反
力を実測し、操舵角に対する実ラック軸反力と、予め内
部モデルとして設定された基準ラック軸反力とを比較す
れば、路面摩擦係数μを推定することができる。
操舵トルクTS 、電動パワーステアリング装置Sのモー
タ電圧VM およびモータ電流IM から、以下のようにし
て推定することができる。
けるモータ27の出力軸トルクTMは次式で与えられ
る。
項、フリクション項およびモータ回りのフリクション項
は微小なので省略すると、ラック軸上の力の釣り合い
は、近似的に次式で表わされる。
段S2 で検出した操舵角θS を微分することにより求め
られ、モータ角加速度θM ”は、モータ角速度θM ’を
微分することにより得られる。
なる内部モデルは、以下のようにして設定する。
21から入力された操舵角θS は、ピニオン24との伝
達比Nを介してラック軸25のストローク量に変換され
る。このラック軸25のストローク量に応じて前輪横滑
り角φS が生ずる。ここでラック軸25のストローク量
に対する前輪横滑り角φS の伝達関数Gβ(s)は、路
面摩擦係数μの変化に伴うスタビリティファクタの変化
によって変化する。
pとトレールξ(キャスタトレール+ニューマチックト
レール)とを乗算することにより、キングピン回りのモ
ーメントが得られる。ここでコーナリングパワーCpお
よびニューマチックトレールは、路面摩擦係数μおよび
接地荷重Lによって変化する。
転中心とラック軸中心間距離、即ちナックルアーム長r
kで割ることで、モデルラック軸反力Frmが得られ
る。
ク軸反力Frmの応答は、各諸元に基づく計算結果、或
いは実車計測値からの同定結果から導き出した1つの伝
達関数Gf(s)をもって置換可能であることが分か
る。
Frcおよびモデルラック軸反力値Frmから、操舵角
θS の増加に対する実およびモデルラック軸反力の増加
率を求め(図7参照)、車両の応答が線形に近似した舵
角範囲内に於いて、実ラック軸反力増加率ΔFrc/Δ
θS と、モデルラック軸反力増加率ΔFrm/ΔθSと
の比ΔFrc/ΔFrmから、予め設定された路面摩擦
係数判定マップを参照して路面摩擦係数μを推定するこ
とができる(図8参照)。
で推定した路面摩擦係数μと、操舵角検出手段S2 で検
出した操舵角θS とが入力される旋回限界判定手段M4
は、限界操舵角算出手段M5と、除算手段M6と、微分
手段M7と、補正係数出力手段M8とを備える。
μを図10に示すマップに適用して限界操舵角θMAX を
算出する。限界操舵角θMAX は、操舵角θS をそれ以上
増加させるとタイヤがスリップする限界を与えるもの
で、その値は路面摩擦係数μの増加に応じて増加する。
除算手段M6は、操舵角検出手段S2 で検出した操舵角
θS を前記限界操舵角θMAX で除算し、その商であるθ
S /θMAX を補正係数出力手段M8に出力する。前記θ
S /θMAX に加えて、操舵角検出手段S2 で検出した操
舵角θS を微分手段M7で微分して得た操舵角速度
θS ′が入力される補正係数出力手段M8は、判定値|
θS /θMAX +KθS ′|を算出する(Kは正の定
数)。そして判定値|θS /θMAX +KθS ′|が予め
設定した操舵補助トルク増加制御を開始する閾値である
0.9未満のときは、車両がまだ旋回限界に接近してい
ないと判定して補正係数K1 =1.0を出力し、判定値
|θS /θMA X +KθS ′|が0.9以上のときは、車
両が旋回限界に接近したと判定して補正係数K1 =1.
5を出力する(図11参照)。
第2項のKθS ′の機能は以下のとおりである。即ち、
操舵角速度θS ′が大きい急激なステアリング操作が行
われた場合には、操舵系の慣性による操舵エネルギーが
大きくなって操舵角θS が過大になる可能性がある。そ
こでθS /θMAX にKθS ′を加算して操舵角速度
θ S ′が大きいときほどθS /θMAX を増加方向に補正
することにより、判定値|θS /θMAX +KθS ′|が
早めに0.9以上になるようにし、車両が旋回限界に接
近したとの判定に遅れが生じるのを防止することができ
る。
|が0.9以上になると、図11に示すように、補正係
数K1 が1.0から1.5にステップ状に増加するた
め、目標電流設定手段M1で算出した目標電流IMSに補
正係数K1 =1.5を乗算した補正後の目標電流IMSは
50%増加することになる。その結果、電動パワーステ
アリング装置Sが発生する操舵補助トルクが50%増加
し、ドライバーがステアリングホイール21から受ける
操舵反力が急激に減少する。そのためにドライバーはタ
イヤがスリップしたときと同じ感覚を受け、車両が実際
に旋回限界に達してタイヤがスリップする前に旋回限界
に接近したことを予知することが可能となり、ドライバ
ーは車両を減速したりステアリングホイール21を戻す
ことにより車両挙動の安定を確保することができる。
ール21から受ける操舵反力が急激に減少すると、ステ
アリングホイール21が慣性で瞬間的に操舵方向に回転
してしまい、操舵角θS が更に増加して旋回限界に接近
する可能性がある。しかしながら、操舵補助トルク増加
制御が開始されて操舵反力が減少すると同時に、電子制
御ユニットUからの指令で舵角比可変機構32が作動
し、図12に示すように、ステアリングホイール21に
入力される操舵角θS の増分ΔθS に対する前輪WFL,
WFRの転舵角δの増分Δδの比Δδ/ΔθS が減少方向
に変化するため、ステアリングホイール21が瞬間的に
操舵方向に回転しても前輪WFL,WFRの転舵角δは大き
く増加することがない。その結果、操舵補助トルク増加
制御を開始するための閾値が実際の旋回限界の90%に
抑えられていることと相俟って、車両が実際に旋回限界
に達してタイヤがスリップするのを確実に防止すること
ができる。
ドライバーがステアリングホイール21を戻した結果、
判定値|θS /θMAX +KθS ′|が0.9未満になる
と、補正係数出力手段M8が出力する補正係数K1 が
1.5から1.0に復帰して操舵補助トルク増加制御が
終了するが、その復帰は瞬間的にではなく緩やかに行わ
れる。これにより、ドライバーがステアリングホイール
21から受ける操舵反力が急激に変化するのを防止して
ドライバーの違和感を軽減することができる。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
御を開始する閾値を0.9に設定しているが、その値は
適宜変更可能である。また実施例では操舵補助トルク増
加制御を開始した後の補正係数K1 を1.5に設定して
いるが、その値は適宜変更可能である。
によれば、車両が旋回限界に接近すると電動パワーステ
アリング装置が発生する操舵補助トルクが増加するよう
に制御されるため、ドライバーが受ける操舵反力が低下
する。その結果、ドライバーは車両が旋回限界に達して
タイヤがスリップしたときと同じ感覚を受け、車両が実
際に旋回限界に達する前に旋回限界に接近したことを予
知することができる。これにより、ドライバーの自発的
なステアリング戻し操作や減速操作を促して車両挙動の
安定を確保することができる。
車両が旋回限界に接近するとステアリングホイールに入
力される操舵角に対する操舵輪の転舵角の比が減少する
ので、操舵反力の減少によりステアリングホイールが操
舵角を増加させる方向に操作されても操舵輪の転舵角が
急激に増加するのを抑制し、車両が旋回限界に達するの
を防止することができる。
説明図
構成を示すブロック図
す図
示すグラフ
るマップを示す図
プを示す図
すグラフ
比 21 ステアリングホイール 27 モータ 32 舵角比可変機構
Claims (2)
- 【請求項1】 操舵系に操舵補助トルクを付加するモー
タ(27)を有する電動パワーステアリング装置(S)
と、 少なくとも操舵トルク検出手段(S1 )で検出した操舵
トルクに基づいてモータ(27)を駆動する制御手段
(U)と、を備えた車両の操舵制御装置において、 車両が旋回限界に接近したことを判定する旋回限界判定
手段(M4)を備えてなり、前記制御手段(U)は、車
両が旋回限界に接近したときに操舵補助トルクが増加す
るようにモータ(27)を駆動することを特徴とする車
両の操舵制御装置。 - 【請求項2】 ステアリングホイール(21)に入力さ
れる操舵角(θS )の増分(ΔθS )に対する操舵輪
(WFL,WFR)の転舵角の増分(Δδ)の比(Δδ/Δ
θS )を変更可能な舵角比可変機構(32)を備えてな
り、前記制御手段(U)は、車両が旋回限界に接近した
ときに前記舵角比可変機構(32)により前記比(Δδ
/ΔθS )を減少させることを特徴とする、請求項1に
記載の車両の操舵制御装置。
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