JP2000262935A - 塗装用ノズルの詰まり除去装置 - Google Patents
塗装用ノズルの詰まり除去装置Info
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- JP2000262935A JP2000262935A JP11071114A JP7111499A JP2000262935A JP 2000262935 A JP2000262935 A JP 2000262935A JP 11071114 A JP11071114 A JP 11071114A JP 7111499 A JP7111499 A JP 7111499A JP 2000262935 A JP2000262935 A JP 2000262935A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 詰まりの原因となるノズル内部及び先端部の
残留塗料を確実容易に掻取り除去して所定の塗装を常に
安定よく行うことができる塗装用ノズルの詰まり除去装
置を提供する。 【解決手段】 塗装装置Ａの通路ユニット６に、塗料噴
射ノズル１への塗料供給通路２ｂ，５の中間部に介在さ
れて通路開度を調節するニードルバルブ８を全閉してノ
ズル１からの塗料噴射を停止した時にノズル１の内部孔
１ａに向かって出退移動自在な棒状部材１６とその先端
に形成されて内部孔１ａの内面を擦り摺動可能な付着物
掻取り部１７とこれらを出退移動させるエアシリンダ１
８とを装着してなる。
残留塗料を確実容易に掻取り除去して所定の塗装を常に
安定よく行うことができる塗装用ノズルの詰まり除去装
置を提供する。 【解決手段】 塗装装置Ａの通路ユニット６に、塗料噴
射ノズル１への塗料供給通路２ｂ，５の中間部に介在さ
れて通路開度を調節するニードルバルブ８を全閉してノ
ズル１からの塗料噴射を停止した時にノズル１の内部孔
１ａに向かって出退移動自在な棒状部材１６とその先端
に形成されて内部孔１ａの内面を擦り摺動可能な付着物
掻取り部１７とこれらを出退移動させるエアシリンダ１
８とを装着してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば屋根材など
の各種建材の塗装に用いられる塗装用ノズルの詰まり除
去装置に関する。
の各種建材の塗装に用いられる塗装用ノズルの詰まり除
去装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の塗装用ノズルにおいては、所定
の塗装が終了したとき、ノズル内部に残留している塗料
が固まってノズル内面に付着したり、自重でノズル孔の
先端側に流下して先端縁部に垂れ下がり状に固化したり
することがあり、それが次の塗装時における塗料詰まり
の原因となる。
の塗装が終了したとき、ノズル内部に残留している塗料
が固まってノズル内面に付着したり、自重でノズル孔の
先端側に流下して先端縁部に垂れ下がり状に固化したり
することがあり、それが次の塗装時における塗料詰まり
の原因となる。
【０００３】このような塗料詰まりの解消手段として、
従来では、塗装終了後にノズルをブラシ等で擦って清掃
する方法、ノズルに水やアルコール等の洗浄液を供給通
過させて洗浄することで、固まりかけた残留塗料を排除
する方法、あるいは、ノズルの内外面に塗料の付着しに
くい樹脂材料等をコーティングしておく方法などが採用
されていた。
従来では、塗装終了後にノズルをブラシ等で擦って清掃
する方法、ノズルに水やアルコール等の洗浄液を供給通
過させて洗浄することで、固まりかけた残留塗料を排除
する方法、あるいは、ノズルの内外面に塗料の付着しに
くい樹脂材料等をコーティングしておく方法などが採用
されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ブラシ等によ
る清掃方法では、ノズル外面や先端縁部は綺麗に清掃で
きるとしてもに、ノズル内部孔の内面まで綺麗に清掃す
ることが難しく、数回の塗装で詰まりが発生することに
なる。また、洗浄液を用いて洗浄する方法では、塗料以
外の洗浄液が必要であるだけでなく、洗浄液をノズルに
供給し通過させるために、ノズルを塗料配管から取り外
したり、塗料供給系とは別な洗浄液供給装置や洗浄液配
管が必要で、詰まり解消のために多大な手数及びコスト
を要する。さらに、コーティング方法では、塗装の繰り
返しによってコーティング材が剥がれ、短期間の使用で
ノズル内部が一層詰まりやすくなるという問題がある。
る清掃方法では、ノズル外面や先端縁部は綺麗に清掃で
きるとしてもに、ノズル内部孔の内面まで綺麗に清掃す
ることが難しく、数回の塗装で詰まりが発生することに
なる。また、洗浄液を用いて洗浄する方法では、塗料以
外の洗浄液が必要であるだけでなく、洗浄液をノズルに
供給し通過させるために、ノズルを塗料配管から取り外
したり、塗料供給系とは別な洗浄液供給装置や洗浄液配
管が必要で、詰まり解消のために多大な手数及びコスト
を要する。さらに、コーティング方法では、塗装の繰り
返しによってコーティング材が剥がれ、短期間の使用で
ノズル内部が一層詰まりやすくなるという問題がある。
【０００５】本発明は上記した課題を解決するものであ
り、特別な装置、配管や人手を要することなく、詰まり
の原因となるノズル内部孔の内面に付着した残留塗料等
を確実容易に除去して所定の塗装を常に安定よく行わせ
ることができる塗装用ノズルの詰まり除去装置を提供す
ることを目的とする。
り、特別な装置、配管や人手を要することなく、詰まり
の原因となるノズル内部孔の内面に付着した残留塗料等
を確実容易に除去して所定の塗装を常に安定よく行わせ
ることができる塗装用ノズルの詰まり除去装置を提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明に係る塗装用ノズルの詰まり除去装置
は、塗料噴射ノズル、このノズルへの塗料供給通路、こ
の塗料供給通路の中間部に介在されて通路開度を調節す
るバルブ及びノズルの周囲から塗料噴射方向と同一方向
に向けてエアを噴出するエア噴出通路を備えた塗装装置
本体に、前記ノズルの内部孔に向かって出退移動自在で
孔内面に擦り摺動可能な付着物掻取り部を先端に有する
棒状部材とこの棒状部材を出退移動させるアクチュエー
タとを装着していることを特徴とするものである。
ために、本発明に係る塗装用ノズルの詰まり除去装置
は、塗料噴射ノズル、このノズルへの塗料供給通路、こ
の塗料供給通路の中間部に介在されて通路開度を調節す
るバルブ及びノズルの周囲から塗料噴射方向と同一方向
に向けてエアを噴出するエア噴出通路を備えた塗装装置
本体に、前記ノズルの内部孔に向かって出退移動自在で
孔内面に擦り摺動可能な付着物掻取り部を先端に有する
棒状部材とこの棒状部材を出退移動させるアクチュエー
タとを装着していることを特徴とするものである。
【０００７】上記した構成の本発明によれば、所定の塗
装が終了した後に、アクチュエータを作動させて棒状部
材をノズルの内部孔に向かって進出移動させることによ
り、ノズルの内部孔の内面に付着状態に残留している塗
料およびノズルの先端部に垂れ下がっている塗料をそれ
が固まって内面に付着したり、固化したりしないうちに
先端の付着物掻取り部の擦り摺動をもって掻取ってノズ
ルの外方へ排出除去することが可能であり、これによっ
て、次の塗装時にノズル内部孔に塗料詰まりが生じて塗
膜厚さが変化するなどの塗装不良の発生を回避できる。
装が終了した後に、アクチュエータを作動させて棒状部
材をノズルの内部孔に向かって進出移動させることによ
り、ノズルの内部孔の内面に付着状態に残留している塗
料およびノズルの先端部に垂れ下がっている塗料をそれ
が固まって内面に付着したり、固化したりしないうちに
先端の付着物掻取り部の擦り摺動をもって掻取ってノズ
ルの外方へ排出除去することが可能であり、これによっ
て、次の塗装時にノズル内部孔に塗料詰まりが生じて塗
膜厚さが変化するなどの塗装不良の発生を回避できる。
【０００８】特に、前記棒状部材が可撓性を有している
とともに、その先端の付着物掻取り部を球体状に形成す
る場合は、先端の掻取り部をノズル内部孔の入口端に引
っ掛けることなく、内部孔内にスムーズに挿入しやすい
ばかりでなく、孔内面を傷付けることなく強く擦り移動
させて、固まりかけている塗料も確実に掻取って排出除
去し所定の詰まり解消効果を高めることができる。
とともに、その先端の付着物掻取り部を球体状に形成す
る場合は、先端の掻取り部をノズル内部孔の入口端に引
っ掛けることなく、内部孔内にスムーズに挿入しやすい
ばかりでなく、孔内面を傷付けることなく強く擦り移動
させて、固まりかけている塗料も確実に掻取って排出除
去し所定の詰まり解消効果を高めることができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は本発明に係るノズルの詰ま
り除去装置が施された塗装装置の要部の縦断正面図であ
る。この塗装装置Ａは、下端部に塗料噴射ノズル１を嵌
合保持するための凹部２ａが形成されているとともにノ
ズル１に接続可能な塗料供給通路２ｂが屈曲状に形成さ
れているノズル取付基台２及びノズル１を取り替え可能
とするようにノズル取付基台２の下面にボルト３を介し
て着脱可能に固定された蓋部材４からなるノズルユニッ
ト１２と、屈曲状の塗料供給通路２ｂに連通接続可能な
ノズル１への塗料供給通路５が上下方向に直線状に形成
されノズル取付基台２の上面に固定連結された通路ユニ
ット６と、この通路ユニット６の側面にブラケット７を
介して固定支持され塗料供給通路２ｂの開度を調節可能
なニードルバルブ８を有する弁装置９と、ノズル１の周
囲から塗料噴射方向と同一方向に向けてエアを噴出する
エア噴出通路１０に連通接続するようにノズル取付基台
２の側面に螺合連結された圧力エア接続ユニット１１と
を備えている。
に基づいて説明する。図１は本発明に係るノズルの詰ま
り除去装置が施された塗装装置の要部の縦断正面図であ
る。この塗装装置Ａは、下端部に塗料噴射ノズル１を嵌
合保持するための凹部２ａが形成されているとともにノ
ズル１に接続可能な塗料供給通路２ｂが屈曲状に形成さ
れているノズル取付基台２及びノズル１を取り替え可能
とするようにノズル取付基台２の下面にボルト３を介し
て着脱可能に固定された蓋部材４からなるノズルユニッ
ト１２と、屈曲状の塗料供給通路２ｂに連通接続可能な
ノズル１への塗料供給通路５が上下方向に直線状に形成
されノズル取付基台２の上面に固定連結された通路ユニ
ット６と、この通路ユニット６の側面にブラケット７を
介して固定支持され塗料供給通路２ｂの開度を調節可能
なニードルバルブ８を有する弁装置９と、ノズル１の周
囲から塗料噴射方向と同一方向に向けてエアを噴出する
エア噴出通路１０に連通接続するようにノズル取付基台
２の側面に螺合連結された圧力エア接続ユニット１１と
を備えている。
【００１０】上記のような基本的構成を有する塗装装置
本体Ａにおける通路ユニット６の中央部に、その上面に
開口する円形溝１３が形成されており、この円形溝１３
内に円柱部材１４がその側面に形成した切欠き部１４ａ
と通路ユニット６に固定した当たり部材１５とを介して
上下一定範囲内で摺動自在に嵌合保持されている。この
円柱部材１４の下端部には可撓性を有する細長い棒状部
材１６が円柱部材１４の上下摺動によってノズル１の内
部孔１ａに向かって出退移動自在となるように一体に固
定されている。この棒状部材１６の先端（下端）には、
図２に明示するように、球体状でノズル１の内部孔１ａ
の内面に擦り摺動可能な付着物掻取り部１７が一体形成
されている。また、円柱部材１４の上端には、該円柱部
材１４及び棒状部材１６を上下に往復駆動移動させるア
クチュエータとしてエアシリンダ１８が設けられてい
る。
本体Ａにおける通路ユニット６の中央部に、その上面に
開口する円形溝１３が形成されており、この円形溝１３
内に円柱部材１４がその側面に形成した切欠き部１４ａ
と通路ユニット６に固定した当たり部材１５とを介して
上下一定範囲内で摺動自在に嵌合保持されている。この
円柱部材１４の下端部には可撓性を有する細長い棒状部
材１６が円柱部材１４の上下摺動によってノズル１の内
部孔１ａに向かって出退移動自在となるように一体に固
定されている。この棒状部材１６の先端（下端）には、
図２に明示するように、球体状でノズル１の内部孔１ａ
の内面に擦り摺動可能な付着物掻取り部１７が一体形成
されている。また、円柱部材１４の上端には、該円柱部
材１４及び棒状部材１６を上下に往復駆動移動させるア
クチュエータとしてエアシリンダ１８が設けられてい
る。
【００１１】上記した構成の塗装装置Ａにおいて、通常
の塗装時には、ニードルバルブ８を介して塗料供給通路
２ｂの開度を適宜調整したうえ、通路ユニット６の塗料
供給通路５に塗料を供給すると同時に、圧力エア接続ユ
ニット１１に圧力エアを供給することによって、所定量
の塗料が通路５，２ｂを経てノズル１に導かれた後、該
ノズル１の先端から被塗装製品に向かって噴射されると
ともに、圧力エアが噴出通路１０を経てノズル１の周囲
から塗料と同一方向に向けて噴出され、これによって、
被塗装製品に塗料が圧力的に吹き付けられて所定の塗装
が行われる。
の塗装時には、ニードルバルブ８を介して塗料供給通路
２ｂの開度を適宜調整したうえ、通路ユニット６の塗料
供給通路５に塗料を供給すると同時に、圧力エア接続ユ
ニット１１に圧力エアを供給することによって、所定量
の塗料が通路５，２ｂを経てノズル１に導かれた後、該
ノズル１の先端から被塗装製品に向かって噴射されると
ともに、圧力エアが噴出通路１０を経てノズル１の周囲
から塗料と同一方向に向けて噴出され、これによって、
被塗装製品に塗料が圧力的に吹き付けられて所定の塗装
が行われる。
【００１２】そして、所定の塗装が終了したならば、ニ
ードルバルブ８を全閉してノズル１からの塗料噴射を停
止する。このような塗料噴射停止と同時にエアシリンダ
１８を作動させて円柱部材１４及び棒状部材１６を矢印
ｘ方向の下限位置まで駆動移動させることによって、球
体状の付着物掻取り部１７がノズル１の内部孔１ａ内に
挿入進出して孔内面に擦れ摺動されることになり、これ
によって、ノズル１の内部孔１ａの内面に付着状態に残
留している塗料およびノズル１の先端部に垂れ下がって
いる塗料をそれが固まって内面に付着したり、固化した
りしないうちに掻取ってノズル１の下方へ排出除去する
ことができ、次の塗装時にノズル１に塗料詰まりが生じ
て塗膜厚さが変化するなどの塗装不良が発生することが
回避される。
ードルバルブ８を全閉してノズル１からの塗料噴射を停
止する。このような塗料噴射停止と同時にエアシリンダ
１８を作動させて円柱部材１４及び棒状部材１６を矢印
ｘ方向の下限位置まで駆動移動させることによって、球
体状の付着物掻取り部１７がノズル１の内部孔１ａ内に
挿入進出して孔内面に擦れ摺動されることになり、これ
によって、ノズル１の内部孔１ａの内面に付着状態に残
留している塗料およびノズル１の先端部に垂れ下がって
いる塗料をそれが固まって内面に付着したり、固化した
りしないうちに掻取ってノズル１の下方へ排出除去する
ことができ、次の塗装時にノズル１に塗料詰まりが生じ
て塗膜厚さが変化するなどの塗装不良が発生することが
回避される。
【００１３】このような付着物掻取り除去作用時におい
て、先端に掻取り部１７を有する棒状部材１６が可撓性
を有し、かつ、掻取り部１７が球体状であるために、先
端の掻取り部１７をノズル１内部孔１ａの入口端に引っ
掛けることなく、内部孔１ａ内にスムーズに挿入しやす
いばかりでなく、孔内面を傷付けることなく強く擦り移
動させて、固まりかけている塗料も確実に掻取って排出
除去し所定の詰まり解消効果を高めることができる。
て、先端に掻取り部１７を有する棒状部材１６が可撓性
を有し、かつ、掻取り部１７が球体状であるために、先
端の掻取り部１７をノズル１内部孔１ａの入口端に引っ
掛けることなく、内部孔１ａ内にスムーズに挿入しやす
いばかりでなく、孔内面を傷付けることなく強く擦り移
動させて、固まりかけている塗料も確実に掻取って排出
除去し所定の詰まり解消効果を高めることができる。
【００１４】なお、付着物掻取り除去作用は、円柱部材
１４及び棒状部材１６を一回だけ下限位置まで移動させ
るだけでもよいが、掻取り部１７がノズル１の内部孔１
ａ内を複数回に亘って擦り移動するように一定範囲内で
複数回往復移動させることが望ましい。また、棒状部材
１６先端の付着物掻取り部１７としては、上記のような
球体状が最も好ましいが、図３に示すような円柱形状で
あっても、図４に示すような円錐形状であっても、ま
た、ブラシであってもよい。
１４及び棒状部材１６を一回だけ下限位置まで移動させ
るだけでもよいが、掻取り部１７がノズル１の内部孔１
ａ内を複数回に亘って擦り移動するように一定範囲内で
複数回往復移動させることが望ましい。また、棒状部材
１６先端の付着物掻取り部１７としては、上記のような
球体状が最も好ましいが、図３に示すような円柱形状で
あっても、図４に示すような円錐形状であっても、ま
た、ブラシであってもよい。
【００１５】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、所定の
塗装が終了した後に、アクチュエータを介して棒状部材
をノズルの内部孔に向かって進出移動させるだけで、特
別な装置、配管や人手を要することなく、詰まりの原因
となるノズル内部孔の内面に付着状態に残留している塗
料およびノズルの先端部に垂れ下がっている塗料を確実
容易に掻取ってノズルの外方へ排出除去することがで
き、これによって、次の塗装時にノズル内部孔に塗料詰
まりが生じて塗膜厚さが変化するなどの塗装不良の発生
を回避し、所定の塗装を常に安定よく行うことができ
る。
塗装が終了した後に、アクチュエータを介して棒状部材
をノズルの内部孔に向かって進出移動させるだけで、特
別な装置、配管や人手を要することなく、詰まりの原因
となるノズル内部孔の内面に付着状態に残留している塗
料およびノズルの先端部に垂れ下がっている塗料を確実
容易に掻取ってノズルの外方へ排出除去することがで
き、これによって、次の塗装時にノズル内部孔に塗料詰
まりが生じて塗膜厚さが変化するなどの塗装不良の発生
を回避し、所定の塗装を常に安定よく行うことができ
る。
【００１６】特に、前記棒状部材を可撓性とし、その先
端の付着物掻取り部を球体状に形成しておくことによ
り、先端の掻取り部をノズル内部孔の入口端に引っ掛け
ることなく、スムーズに挿入しやすいばかりでなく、孔
内面を傷付けることなく強く擦り移動させて、固まりか
けている塗料も確実に掻取って排出除去し所定の詰まり
解消効果を高めることができる。
端の付着物掻取り部を球体状に形成しておくことによ
り、先端の掻取り部をノズル内部孔の入口端に引っ掛け
ることなく、スムーズに挿入しやすいばかりでなく、孔
内面を傷付けることなく強く擦り移動させて、固まりか
けている塗料も確実に掻取って排出除去し所定の詰まり
解消効果を高めることができる。
【図１】本発明に係るノズルの詰まり除去装置が施され
た塗装装置の要部の縦断正面図である。
た塗装装置の要部の縦断正面図である。
【図２】同装置の要部である付着物掻取り部の拡大縦断
正面図である。
正面図である。
【図３】付着物掻取り部の他の例を示す拡大縦断正面図
である。
である。
【図４】付着物掻取り部のもう一つの例を示す拡大縦断
正面図である。
正面図である。
１ 塗料噴射ノズル ２ｂ，５ 塗料供給通路 ８ ニードルバルブ １０ エア噴出通路 １６ 棒状部材 １７ 付着物掻取り部 １８ エアシリンダ（アクチュエータ）
Claims (2)
- 【請求項１】 塗料噴射ノズル、このノズルへの塗料供
給通路、この塗料供給通路の中間部に介在されて通路開
度を調節するバルブ及びノズルの周囲から塗料噴射方向
と同一方向に向けてエアを噴出するエア噴出通路を備え
た塗装装置本体に、前記ノズルの内部孔に向かって出退
移動自在で孔内面に擦り摺動可能な付着物掻取り部を先
端に有する棒状部材とこの棒状部材を出退移動させるア
クチュエータとを装着していることを特徴とする塗装用
ノズルの詰まり除去装置。 - 【請求項２】 前記棒状部材が可撓性を有しているとと
もに、その先端の付着物掻取り部が球体状に形成されて
いる請求項１に記載の塗装用ノズルの詰まり除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11071114A JP2000262935A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 塗装用ノズルの詰まり除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11071114A JP2000262935A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 塗装用ノズルの詰まり除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000262935A true JP2000262935A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13451223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11071114A Pending JP2000262935A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 塗装用ノズルの詰まり除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000262935A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006521205A (ja) * | 2003-03-27 | 2006-09-21 | スプレイング システムズ カンパニー | 複数の制御モジュールを有するモジュール式スプレーガン |
| KR100748114B1 (ko) * | 2001-06-29 | 2007-08-09 | 주식회사 포스코 | 분사노즐의 막힘 방지장치 |
-
1999
- 1999-03-17 JP JP11071114A patent/JP2000262935A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100748114B1 (ko) * | 2001-06-29 | 2007-08-09 | 주식회사 포스코 | 분사노즐의 막힘 방지장치 |
| JP2006521205A (ja) * | 2003-03-27 | 2006-09-21 | スプレイング システムズ カンパニー | 複数の制御モジュールを有するモジュール式スプレーガン |
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