JP2000262879A - 容器内撹拌具 - Google Patents

容器内撹拌具

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JP2000262879A
JP2000262879A JP11067993A JP6799399A JP2000262879A JP 2000262879 A JP2000262879 A JP 2000262879A JP 11067993 A JP11067993 A JP 11067993A JP 6799399 A JP6799399 A JP 6799399A JP 2000262879 A JP2000262879 A JP 2000262879A
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container
stirring
auxiliary guide
stirrer
center shaft
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Fujio Tomota
富士夫 友田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一斗缶入りの塗料を缶ごと揺動させて撹拌する
装置はサイズや重量も大きく出先の現場に運ぶことも難
しいため缶内に棒を差し込んで掻き回すのが実情であ
る。 【解決手段】一斗缶3の注ぎ口3aに挿入される筒状の
補助ガイド7と、この補助ガイド7から外側へ張り出し
たストッパー21と、電気ドリル31のツールチャック
33に保持されるセンターシャフト25を有した撹拌ツ
ール9とを備え、センターシャフト25の先端部に固定
した翼支持部材35に3枚の撹拌翼27の基端部を回動
自在に支持させることでこの撹拌翼27を折り畳み自在
に設け、この撹拌翼27を引張りスプリング29で常時
開き位置へ付勢する。撹拌翼27の缶内への挿入は、撹
拌翼27を畳んで補助ガイド7に収納した状態から補助
ガイド7を注ぎ口3aに挿入して撹拌翼27を突出さ
せ、センターシャフト25を引き上げると撹拌翼27が
補助ガイド7内に収納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器内撹拌具に係
り、特に、所謂一斗缶等のように小径の注ぎ口を有する
容器に収容された液体(例えば、塗料)を当該容器内で
撹拌するための容器内撹拌具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、缶入りの塗料を使用するに際し
ては、溶剤と底部に沈んだ顔料とを良く撹拌する必要が
ある。このような撹拌を行うための装置としては、従
来、缶を保持したクランパーをモーターで揺動させる装
置等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この装
置はサイズや重量もかなり大きく、コストも高いため、
一般に普及するには至らず、また、出先の現場に運ぶこ
とも容易ではない。小さな缶であれば手に持って強く振
ることである程度撹拌することも可能ではあるが、一斗
缶のような大きさになると、内容物を含めた重さが20
キログラム近くにもなるため、それも容易で無い。
【0004】この種の撹拌を楽に行うために、電動タイ
プの撹拌翼を容器の注ぎ口から挿入して回転させること
が考えられるが、一斗缶の注ぎ口は直径32ミリメート
ル程度しかないので、この注ぎ口を通る小さな撹拌翼を
用いたとしても、撹拌効率が非常に悪い。そこで、止む
無く、木の棒等を差し込んで手操作で掻き回したりする
のが実情であったが、このような方法では、十分に撹拌
できる保証が無く、作業能率も悪い。このような背景か
ら、注ぎ口の小さい容器内で塗料等を十分撹拌すること
ができる比較的簡便な電動撹拌具の開発が強く要求され
ていた。
【0005】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて為
されたものであり、手軽に持ち運ぶことができ、小さい
注ぎ口の容器内にも直径の大きい撹拌翼を簡単に出し入
れすることができ、しかもその撹拌翼を電動によって回
転させることができて、十分な撹拌を短時間のうちに行
うことができる容器内撹拌具を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明容器内撹拌具は、小径の注ぎ口を有する容器
に収容された液体を当該容器内で撹拌するための容器内
撹拌具であって、当該容器の注ぎ口にやや余裕をもって
挿入される外径を有した筒状の補助ガイドと、この補助
ガイドから外側へ張り出すように取り付けられ当該容器
の注ぎ口には入らない大きさのストッパーと、回転式電
動工具により回転される撹拌ツールとを備え、この撹拌
ツールは、回転式電動工具のツールチャックに保持され
るセンターシャフトと、基端部がセンターシャフトの先
端部に回動自在に支持されることで互いに折り畳まれた
閉じ位置とセンターシャフトの軸と略直交する方向へ放
射状に延びた開き位置との間で開閉するように設けられ
た複数の撹拌翼と、この撹拌翼の回動中心から先端側へ
離間したバネ掛け部とセンターシャフトとの間に張設さ
れて撹拌翼を常時開き位置へ付勢する引張りスプリング
とを有し、複数の撹拌翼は互いに折り畳まれた状態では
前記補助ガイドに収まる大きさとしたものである。
【0007】本発明によれば、注ぎ口より大きい直径の
撹拌翼をその注ぎ口を通して容器内に簡単に出し入れす
ることができる。即ち、センターシャフトを通した補助
ガイドに撹拌翼を互いに折り畳んで収納した状態から、
この補助ガイドを当該容器の注ぎ口に挿入してセンター
シャフトを当該容器内に向けて突き出せば、折り畳まれ
ていた撹拌翼は引張スプリングによって自動的に容器内
で開くことになる。また、この状態からセンターシャフ
トを容器外へ向けて引き上げると、開いていた撹拌翼は
補助ガイドの開口縁に当たって押されることで自動的に
折り畳まれて補助ガイドに収納されるからである。保持
ガイドを注ぎ口に挿入した状態は、ストッパーを注ぎ口
に押し当てるだけでしっかり保持することができる。
【0008】従って、注ぎ口のサイズに拘らず、当該容
器のサイズや収容されている液体の性質等に応じた最適
のサイズの撹拌翼を用いることができるため、十分な撹
拌を短時間に行うことができる。そして、撹拌ツールの
回転は電気ドリルなど可搬型の電動工具に依存するた
め、電動式でありながら、極めて手軽に持ち運ぶことが
でき、電源さえあれば使用する場所を選ぶことも無い。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載した容
器内撹拌具において、補助ガイドの一端側の内径を、セ
ンターシャフトのみが通される大きさにしたものであ
り、撹拌翼は補助ガイドの他端側の空間に収納する。こ
のようにすれば、回転するセンターシャフトを保持ガイ
ドによって安定に保持することができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
した容器内撹拌具において、ストッパーは補助ガイドの
軸と直交する方向に対して所定の角度傾いた姿勢で設
け、上記角度は、ストッパーを当該容器の注ぎ口に押し
当てた状態において保持ガイドの軸が当該容器の内底部
略中央を指向する角度にしたものである。このようにす
ると、ストッパーを当該注ぎ口に当てるだけで、撹拌ツ
ールの撹拌翼を当該容器の内底部略中央に必然的に位置
させることができるので、より一層効果的な撹拌を行う
ことができる。
【0011】本発明は、塗料や食材を収容した一斗缶な
ど、注ぎ口が非常に小さい容器に用いる撹拌具として具
体化すれば、実用上の効果は多大である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態に係
る容器内撹拌具1を図面に従って説明する。図面に示し
た容器内撹拌具1は、一斗缶3に収容された塗料等の液
体を撹拌するのに適したもので、補助ガイド7と、撹拌
ツール9と、ストッパー21とから構成される。撹拌作
業を直接担うのは撹拌ツール9である。補助ガイド7は
一斗缶3の注ぎ口3aに挿入して、撹拌ツール9の一斗
缶3への挿入と取り出しを助ける働きをする。
【0013】補助ガイド7は、ステンレススチール製の
外パイプ11と、この外パイプ11の一端側へ寄った位
置に内蔵された内パイプ13とから成る。外パイプ11
の外径L(図3参照)は、一斗缶3の注ぎ口3a(図3
参照)に多少の余裕をもって挿入される寸法、具体的に
は、ほぼ32ミリメートルで、長さはほぼ150ミリメ
ートル程度ある。
【0014】内パイプ13は、内径ほぼ7ミリメートル
のステンレススチール製のパイプから成り、30ミリメ
ートル程度の長さを有する。この内パイプ13は、その
両端に取り付けられた円板形の取付フランジ15が外パ
イプ11に内嵌されて溶接されることで、外パイプ11
にこれと同軸なるように固定される。従って、補助ガイ
ド7は他端側の開口17において全口径が開口する。補
助ガイド7の注ぎ口3aへの挿入はこの開口17側から
行う。
【0015】ストッパー21は、補助ガイド7の軸方向
における中間よりやや一端側へ寄った位置に外フランジ
様に取り付けられている。このストッパー21は円板形
をしており、その外径はほぼ70ミリメートルになって
いて、一斗缶3の注ぎ口3aには入らない大きさになっ
ている。従って、注ぎ口3aに対する補助ガイド7の挿
入は、ストッパー21が注ぎ口3aに当接したところで
留められる(図1、図3参照)。
【0016】また、このストッパー21は、補助ガイド
7の軸と直交する方向に対して所定の角度α(図3参
照)傾いた姿勢で設けられており、この傾きが、補助ガ
イド7の注ぎ口3aに対する挿入角度を規定する。この
角度αはほぼ16.5°になっている。補助ガイド7を
その一端が上に向く垂直姿勢にした状態においてストッ
パー21の一番低い部位に矢印23(図1参照)が表示
されている。補助ガイド7を注ぎ口3aに挿入するとき
は、図1に示すように、矢印23が一斗缶3の天板の中
央を指す向きにして、ストッパー21を注ぎ口3aに安
定に着座させる。この状態では、補助ガイド7の軸が一
斗缶3の内底部におけるほぼ中央を指向する。
【0017】撹拌ツール9は、センターシャフト25
と、このセンターシャフト25に開閉自在に支持された
3枚の撹拌翼27と、3つの引張りスプリング29等か
ら構成されている。センターシャフト25は直径7ミリ
メートル程度のステンレス製の丸棒から成り、長さはほ
ぼ400ミリメートルある。このセンターシャフト25
の一端部は回転式の電動工具31(図面では電気ドリル
を示してある)のツールチャック33に保持される被チ
ャック部25aになっている。
【0018】センターシャフト25の他端部25bに、
小さなブロック形をした翼支持部材35が3つ溶接され
ている。この3つの翼支持部材35は、センターシャフ
ト25の軸回りに互いに正三角形を成すように配列さ
れ、それぞれ、この配列方向における中間位置にスリッ
ト35aが形成されている。このスリット35aは、セ
ンターシャフト25の他端面が向いている方向と同じ方
向を向いた側面に達している。また、これら翼支持部材
35には、上記配列方向に貫通した軸通し孔35b(図
3参照)が形成されている。この3つの翼支持部材35
は、1つの金属ブロックを切削等することで一体に形成
しても良い。
【0019】撹拌翼27は、バターナイフの刃板に似た
形をしており、補助ガイド7の長さの3分の1程度の長
さを有し、緩やかな弧を描くように湾曲すると共に、そ
の両端において厚み方向が異なるように多少の捩じれを
持っている。そして、撹拌翼27には、その基端部に被
支持孔39(図3参照)が形成されると共に、この被支
持孔39からやや先端側へ離れた位置に小さなバネ掛け
孔41が形成されている。
【0020】このような撹拌翼27は、翼支持部材35
に回動自在に支持される。即ち、撹拌翼27の基端部が
翼支持部材35のスリット35aに挿入された状態で、
軸通し孔35bと被支持孔39に皿ネジ43が回動自在
に通され、この皿ネジ43の先端部にナット45が取り
付けられる。従って、撹拌翼27は皿ネジ43を回動中
心として回動自在なるように設けられる。
【0021】しかして、3枚の撹拌翼27は、翼支持部
材35を介してセンターシャフト25の先端部に回動自
在に支持され、その回動範囲は、図3に示すように互い
折り畳まれた閉じ位置、即ち、撹拌翼27の一側縁27
aの基端部がセンターシャフト25の外周面に当たって
このセンターシャフト25とほぼ平行な姿勢になった閉
じ位置と、図1、図2に示し図4に実線で示すように、
その他側縁27bがスリット35aの奥面に当たってセ
ンターシャフト25の軸とほぼ直交する方向へ放射状に
延びた開き位置との間に規制される。
【0022】センターシャフト25の外周面には3つの
フック49が取り付けられている。このフック49は、
センターシャフト25の先端からある程度離間した位置
において、3つの翼支持部材35のスリット35aと各
別に対応して配置されている。そして、撹拌翼27のバ
ネ掛け孔41と上記フック49との間に引張りスプリン
グ29が張設され、この引張りスプリング29によっ
て、撹拌翼27に常時開き位置への回動力が付勢され
る。従って、撹拌翼27は、これを閉じ位置へ向けて押
圧する力が加えられない限り、開き位置に保持される。
【0023】撹拌翼27や翼支持部材35の各部のサイ
ズと引張りスプリング29の径等は、3枚の撹拌翼27
が互いに完全に折り畳まれた状態で、これら撹拌翼27
と翼支持部材35と引張りスプリング29の全てが補助
ガイド7の撹拌翼収納空間51、即ち、内パイプ13が
設けられていない空間51にほぼぴったり収まるように
設定されている
【0024】また、撹拌翼27に設けられたバネ掛け孔
41の位置は、撹拌翼27が開き位置に来ている状態に
おいて、センターシャフトの軸方向から見て、撹拌翼収
納空間51の内側にあるように設定されている(図4参
照)。容器内撹拌具1は以上のように構成されている。
【0025】次に、容器内撹拌具1の使用方法を説明す
る。まず準備として、撹拌ツール9のセンターシャフト
25を補助ガイド7の内パイプ13に開口17側から通
し、このセンターシャフト25の一端部を電動工具31
のツールチャック33にチャックする。そして、撹拌翼
27を折り畳んで補助ガイド7の撹拌翼収納空間51に
納める。
【0026】この状態から、一方の手で電動工具31を
保持して、補助ガイド7の開口17をほぼ下に向けて、
保持ガイド7のストッパー21から上の部分を他方の手
で保持し、補助ガイド7を一斗缶3の注ぎ口3aに挿入
する。この挿入は、ストッパー21を、前記矢印23が
一斗缶3の天板の中央を向く向きにして行い、ストッパ
ー21を注ぎ口3aに着座させる。これにより、補助ガ
イド7のストッパー21から先の部分が注ぎ口3aを通
して一斗缶3内に挿入される。ここで、電動工具31を
下げて撹拌翼27を補助ガイド7から突出させる。する
と、3枚の撹拌翼27は、その全体が補助ガイド7から
出るのとほぼ同時に、引張スプリング29によって自動
的に開き位置へと移動する。
【0027】そして、前記したように、補助ガイド7の
軸は一斗缶3の内底部ほぼ中央を指向しているので、電
動工具31を補助ガイド7にある程度近接するところま
で下げると、撹拌翼27は図1に示すように一斗缶3の
内底部ほぼ中央に位置する。しかして、電動工具31の
トリガーレバーを引いてこれを駆動させると、撹拌ツー
ル9が回転されるので、一斗缶3内の液体53が撹拌翼
27によって撹拌される。特に、撹拌翼27は一斗缶3
の内底部に沈殿している物質を直接撹拌するので、十分
な撹拌が保証される。
【0028】一斗缶3の中に挿入した撹拌翼27を引き
出す作業は、補助ガイド7を注ぎ口3aにしっかり押さ
えつけた状態で、電動工具31を引き上げるだけで済
む。即ち、補助ガイド7から先の位置で開いている撹拌
翼27が補助ガイド7側へ移動すると、図4に二点鎖線
で示すように、撹拌翼27の一側縁27aのうちバネ掛
け孔41よりやや先端側へ寄った部位が開口17に当接
して、この部位を開口17が相対的に押圧するので、撹
拌翼27が同図に一点鎖線で示すように互いに折り畳ま
れながら補助ガイド7の撹拌翼収納空間51に収納され
る。この収納は、センターシャフト25に取り付けてあ
るフック49が内パイプ13の取付フランジ15に当た
ったところで完了する(図3参照)。このようにして撹
拌翼27を補助ガイド7に収納してから補助ガイド7を
注ぎ口3aから抜けば良い。
【0029】使用後は、少なくとも撹拌翼27からフッ
ク49までを補助ガイド7から出して溶剤や水に浸して
回転させれば、洗浄も簡単に済む。そして、撹拌具1を
保管したり持ち運ぶときは、撹拌翼27を補助ガイド7
内に畳んでおけばコンパクトな形になるので、邪魔にな
ることも無く、補助ガイド7と撹拌ツール9とを常にセ
ットで扱うことができる。
【0030】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。例えば、実
施の形態においては、ストッパーをフランジ形のものに
し、撹拌翼を3枚としたが、本発明におけるストッパー
は注ぎ口に挿入した補助ガイドをその位置に留めること
ができる機能を有するものであれば形状はどのようなも
のであっても良く、また、撹拌翼の数も2以上何枚でも
良い。そして本発明は、一斗缶用の撹拌具に限らず、小
径の注ぎ口を有した各種の容器についての容器内撹拌具
として広く適用することができる。その場合に、ストッ
パーに傾きを持たせるときは、当該容器のサイズや注ぎ
口の位置関係等に応じて最適の角度で傾きを決めると良
い。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明容器内撹拌具にあ
っては、注ぎ口のサイズに拘らず、当該容器のサイズや
収容されている液体の性質等に応じた最適のサイズの撹
拌翼を用いることができるため、十分な撹拌を短時間に
行うことができる。そして、撹拌ツールの回転は電気ド
リルなど可搬型の電動工具に依存するため、電動式であ
りながら、極めて手軽に持ち運ぶことができ、電源さえ
あれば使用する場所を選ぶことも無い。
【0032】請求項2の発明によれば、回転するセンタ
ーシャフトを保持ガイドによって安定に保持することが
できるため、作業を安全かつ容易に行うことができる。
【0033】請求項3の発明によれば、ストッパーを当
該注ぎ口に当てるだけで、撹拌ツールの撹拌翼を当該容
器の内底部ほぼ中央に必然的に位置させることができる
ので、より一層効果的な撹拌を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る容器内撹拌具の使用
状態を示す一部切欠斜視図である。
【図2】図1に示す容器内撹拌具を拡大した斜視図であ
る。
【図3】図1に示す容器内撹拌具を拡大した中央縦断面
図である。
【図4】図1に示す容器内撹拌具を拡大した一部切欠側
面図である。
【符号の説明】
1 容器内撹拌具 3 容器(一斗缶) 3a 注ぎ口 7 補助ガイド 9 撹拌ツール 21 ストッパー 25 センターシャフト 25b (センターシャフトの)先端部 27 撹拌翼 29 引張スプリング 31 電動工具 33 ツールチャック 41 バネ掛け部 α 角度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小径の注ぎ口を有する容器に収容された液
    体を当該容器内で撹拌するための容器内撹拌具であっ
    て、当該容器の注ぎ口に稍余裕をもって挿入される外径
    を有した筒状の補助ガイドと、この補助ガイドから外側
    へ張り出すように取り付けられ当該容器の注ぎ口には入
    らない大きさのストッパーと、回転式電動工具により回
    転される撹拌ツールとを備え、この撹拌ツールは、回転
    式電動工具のツールチャックに保持されるセンターシャ
    フトと、基端部がセンターシャフトの先端部に回動自在
    に支持されることで互いに折り畳まれた閉じ位置とセン
    ターシャフトの軸と略直交する方向へ放射状に延びた開
    き位置との間で開閉するように設けられた複数の撹拌翼
    と、この撹拌翼の回動中心から先端側へ離間したバネ掛
    け部とセンターシャフトとの間に張設されて撹拌翼を常
    時開き位置へ付勢する引張りスプリングとを有し、複数
    の撹拌翼は互いに折り畳まれた状態では前記補助ガイド
    に収まる大きさとしたことを特徴とする容器内撹拌具。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した容器内撹拌具におい
    て、補助ガイドの一端側の内径を、センターシャフトの
    みが通される大きさにしたことを特徴とする容器内撹拌
    具。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載した容器内撹拌具に
    おいて、ストッパーは補助ガイドの軸と直交する方向に
    対して所定の角度傾いた姿勢で設けられ、上記角度は、
    ストッパーを当該容器の注ぎ口に押し当てた状態におい
    て保持ガイドの軸が当該容器の内底部略中央を指向する
    角度であることを特徴とする容器内撹拌具。
  4. 【請求項4】請求項1から3に記載した容器内撹拌具の
    いずれかにおいて、対象とする容器が天板の隅角部に注
    ぎ口がある一斗缶であり、センターシャフトの外径を5
    乃至10ミリメートルとしたことを特徴とする容器内撹
    拌具。
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