JP2000262272A - 鶏卵の採液方法および採液装置 - Google Patents
鶏卵の採液方法および採液装置Info
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Abstract
して所定期間培養した鶏卵Aから、漿尿膜Eを破って漿
尿液Bを採取する際に、卵黄C等の混入を防止するとと
もにできるだけ効率よく多量の漿尿液Bを採取できるよ
うにする。 【解決手段】上部を切断した鶏卵Aを載置プレート2上
に位置決めし、その上方に設けられている漿尿膜カッタ
14および押さえ部材16を下降させる。漿尿膜カッタ
14の下端には鋸歯状のカット部14aが形成されてい
る。漿尿膜カッタ14の内部には、下端部16aを前記
カット部14aよりも下方に突出させた押さえ部材16
が設けられて一体的に昇降する。漿尿膜カッタ14およ
び押さえ部材16を下降させて漿尿膜Eを破り、押さえ
部材16で胎児D等を押さえる。この状態のまま載置プ
レート2を135度傾ける。鶏卵A内の漿尿液Bが漿尿
膜カッタ14の内部22および外面側を流れて排出さ
れ、回収部28に回収される。
Description
よび装置に係り、例えば、鶏卵の漿尿液にウイルス等を
接種し所定期間培養した後、この漿尿液を採取する鶏卵
の採液方法および採液装置に関するものである。
漿尿液に、ウイルス等を接種し、所定期間培養した後、
この漿尿液を採取してワクチンを製造することが従来か
ら行われている。図7に示すように、一定期間生育させ
た発育鶏卵Aは、内部の漿尿液B、卵黄C、胎児D等が
それぞれ膜によって覆われており、漿尿液Bにウイルス
を接種して培養した後、漿尿膜Eを破って漿尿液Bを採
取して利用する。この採液時に、卵黄Cその他の液が漿
尿液B中に混入するとワクチンの原料として使用できな
くなるために、漿尿液Bだけを採取しなければならな
い。
から、漿尿液Bだけを採取するために、従来は、鶏卵A
の気室F側を上方に向けて配置し、卵殻Gの上部を切断
した後、上方からノズルを挿入しバキューム吸引をする
ことにより採液を行うようにしていた。
の内容物の形状から、卵殻を切断できる大きさには限界
があり、しかも、採液を行う漿尿液のすぐ下には胎児や
卵黄があるためノズルを下方まで挿入することは不可能
であった。従って、ノズルによって上方から吸引するだ
けでは、下方にある漿尿液は回収できず、歩留まりが悪
く効率が良くないという問題があった。
れたもので、鶏卵内から漿尿液を効率的に回収するとと
もに、卵黄等の混入量を減少させることができる鶏卵か
らの採液方法および採液装置を提供することを目的とす
るものである。
方法は、気室側を上方に向けて卵殻の上部を切断した鶏
卵を位置決めし、その鶏卵の上方に配置した、下端に鶏
卵の漿尿膜を破るカット部を有する漿尿膜カッタと、こ
の漿尿膜カッタの内部に設けられて先端が前記カット部
よりも下方へ突出する押さえ部材とを下降させて、前記
鶏卵中の漿尿膜を破り、押さえ部材によって胎児を押さ
えつつ鶏卵内の漿尿液を回収するようにしたものであ
る。
漿尿膜カッタにより鶏卵中の漿尿膜を破り、押さえ部材
によって胎児を押さえつつ鶏卵を所定角度傾けることに
よりその内部の漿尿液を回収するようにしたものであ
る。
記漿尿膜カッタにより鶏卵中の漿尿膜を破り、押さえ部
材によって胎児を押さえつつ、これら漿尿膜カッタおよ
び押さえ部材の近傍に設けた吸引手段によって吸引する
ことにより鶏卵内の漿尿液を回収するものである。
は、鶏卵を位置決めして載せる載置プレートと、この載
置プレートを回動させる回動手段と、載置プレート上の
鶏卵の上方に配置され、下端に鶏卵の漿尿膜を破るカッ
ト部を有する漿尿膜カッタと、この漿尿膜カッタの内部
に設けられ、漿尿膜カッタから突出した下端部によって
鶏卵内の胎児を押さえる押さえ部材と、漿尿膜カッタお
よび押さえ部材を昇降させる昇降手段と、前記載置プレ
ートの下方に配置された漿尿液回収部とを備えており、
前記漿尿膜カッタおよび押さえ部材を下降させて、上部
が切断されて載置プレート上に載せられた鶏卵内に挿入
し、漿尿膜を破るとともに、胎児を押さえつつ載置プレ
ートを所定角度回転させて、鶏卵内の漿尿液を回収部に
回収するようにしたものである。
尿膜カッタおよび押さえ部材の近傍に配置された吸引手
段を備えており、前記漿尿膜カッタおよび押さえ部材を
下降させて、上部が切断されて載置プレート上に載せら
れた鶏卵内に挿入し、漿尿膜を破るとともに、胎児を押
さえつつ吸引手段により吸引して鶏卵内の漿尿液を回収
するようにしたものである。
液用の発育鶏卵を、その気室が上方を向くようにして並
べ、気室部分の卵殻を切断する。このように卵殻の上部
が切断されて漿尿膜が露出した鶏卵は、載置プレート上
に位置決めして配置されている。この載置プレートは回
動手段によって傾けることができる。位置決めされた鶏
卵の上方には、漿尿膜を破る刃(カット部)が下端に設
けられた漿尿膜カッタと、この漿尿膜カッタの内部に、
下端が前記カット部よりも下方へ突出した中棒(押さえ
部材)とが昇降可能に配設されており、これら漿尿膜カ
ッタおよび押さえ部材を下降させる。押さえ部材が漿尿
膜を押さえつつ下降した後、漿尿膜カッタのカット部が
漿尿膜を破る。押さえ部材が鶏卵内部の卵黄や胎児を押
さえた状態のまま、鶏卵を載せた載置プレートを回動手
段によって傾けると、卵黄や胎児は流出せず漿尿液だけ
が流出して回収される。胎児や卵黄等の下方にある漿尿
液もこれらの周囲から流れ出て回収可能である。
略し、漿尿膜カッタおよび押さえ部材の近くに設けた吸
引手段によって漿尿液を吸引することもできる。この場
合も、下降した漿尿膜カッタによって漿尿膜を破った
後、押さえ部材によって胎児および卵黄を押さえつつ吸
引手段によって吸引するので、胎児等の下方にある漿尿
液も、押し出されて前記吸引手段から吸引されて回収さ
れる。
する。図1は本発明の一実施例に係る鶏卵の採液装置を
示すもので、鶏卵Aを載せる載置プレート2上に、第1
シリンダ4が設けられている。この第1シリンダ4の上
向きの作動ロッド6上に第2シリンダ8が固定されてい
る。さらに、第2シリンダ8の作動ロッド10に、支持
プレート12を介して下向きの漿尿膜カッタ14および
押さえ部材16が一体として取り付けられている。第2
シリンダ8と漿尿膜カッタ14および押さえ部材16
は、第1シリンダ4の作動によって全体として昇降す
る。また、漿尿膜カッタ14および押さえ部材16は、
第2シリンダ8の作動によって昇降する。第2シリンダ
8の下部には、ガイド部材18が固定されており、漿尿
膜カッタ14および押さえ部材16の第2シリンダ8に
対する昇降を案内する。なお、前記第1シリンダ4は大
きいストロークでロッド6を伸縮し、第2シリンダ8は
小さいストロークでロッド10を伸縮する。
20に固定されており、図示しない回動手段によってこ
の回転軸20を中心に回転できるようになっている。こ
の実施例では、図1の矢印方向Rに回転して載置プレー
ト2を所定の角度に傾斜させることができる。
先端部(下端部)14aには鶏卵A内の漿尿膜Eを破る
ための鋸歯状のカット部が設けられている(図2参
照)。この漿尿膜カッタ14の内部に棒状の押さえ部材
16が嵌合している。押さえ部材16の外周面と漿尿膜
カッタ14の内周面との間には、環状の空間22が形成
されている。また、押さえ部材16は、その先端部(下
端部)16aが漿尿膜カッタ14の下端部(カット部)
14aよりも下方へ延びており、この状態で、両者1
4,16が位置決めピン24により位置決めされてい
る。
容された鶏卵Aを載せて位置決めする位置決め部Pがあ
り、この位置決め部Pに位置決めされた鶏卵Aの上方
に、前記漿尿膜カッタ14および押さえ部材16が、こ
れらの中心O1と鶏卵の中心O 2とが一致するように設
置されている。
液方法について説明する。第1シリンダ4は作動ロッド
6を伸張させて、第2シリンダ8とこの第2シリンダ8
に取り付けられている漿尿膜カッタ14および押さえ部
材16を全体として上昇させておく。また、第2シリン
ダ8は作動ロッド10を収縮させて、漿尿膜カッタ14
および押さえ部材16を、この第2シリンダ8に対して
下降させた状態にしておく(図3(a)参照)。この状
態で、漿尿膜カッタ14および押さえ部材16の下方に
位置する載置プレート2上の位置決め部Pに、キャリア
26内に収容された鶏卵Aを供給する。この鶏卵Aは、
すでに前の工程で気室F側を上方に向けて卵殻Gの上部
を切断されている。
縮させて漿尿膜カッタ14および押さえ部材16を最も
低い位置まで下降させる(図3(b)参照)。漿尿膜カ
ッタ14と押さえ部材16が一体的に下降すると、漿尿
膜カッタ14のカット部14aよりも下方に突出してい
る押さえ部材16の先端部16aが漿尿膜Eを押圧し、
その上部に位置している漿尿膜カッタ14のカット部1
4aが漿尿膜Eを切断する。
伸張させて、漿尿膜カッタ14および押さえ部材16を
少し上昇させる(図3(c)参照)。漿尿膜カッタ14
によって漿尿膜Eを破るために大きく下降させたが、こ
の最も下降した位置のままでは、胎児Dおよび卵黄Cを
強く押圧した状態でありこれらを傷つけてしまうおそれ
があるので、漿尿膜カッタ14および押さえ部材16を
やや引き上げた状態にして漿尿液Bの採取を行う。
さえ部材16の位置を前記図3(c)に示す状態にした
ままで、図示しない回動手段によって載置プレート2お
よびその上部に設置されているユニット全体を、回転軸
20を中心に回転させる。この実施例では約135度回
転させる(図3(d)参照)。鶏卵Aが傾くと、その内
部の漿尿液Bは、漿尿膜カッタ14と押さえ部材16の
間の空間22や漿尿膜カッタ14の外周面を伝って排出
され、下方に配置されている回収トイ28(図3(d)
参照)内に回収される。
た後、回動手段により載置プレート2を反転させて水平
状態に戻す(図4(a)参照)。採液終了時点では、第
1シリンダ4のロッド6は収縮し、第2シリンダ8のロ
ッド10は伸張した状態にあり、この状態から第1シリ
ンダ4を作動させて漿尿膜カッタ14および押さえ部材
16を最も高い位置まで上昇させる(図4(b)参
照)。続いて第2シリンダ8のロッド10を収縮させて
漿尿膜カッタ14および押さえ部材16を少し下降させ
て1サイクルが終了する(図4(c)参照)。採液終了
後の鶏卵Aは排出し、次の鶏卵Aを供給して同様の動作
を行う。このように漿尿膜Eを破った鶏卵Aを傾けて漿
尿液Bを回収するので、鶏卵Aの下部に存在する漿尿液
Bも回収可能になり、効率的な採液を行うことができ
る。
よび押さえ部材16を備えた鶏卵の採液装置を図示した
が、通常は、多数の鶏卵Aを縦横に整列させたトレーを
載置プレート2上に供給して同時に処理するようになっ
ており、鶏卵Aの配置と同一の配置で漿尿膜カッタ14
および押さえ部材16が複数組設けられている。また、
前記実施例では、漿尿膜カッタ14と押さえ部材16の
上昇位置および下降位置がそれぞれ二段階(図4
(b),(c)と図3(b),(c)参照)であった
が、上昇位置および下降位置のいずれかあるいは双方が
一段であっても良い。
135度に設定したが、これは180度回転させる場合
と比較すると、回転させる角度が小さい分だけ時間が稼
げるためゆっくりと回転させることができるので、遠心
力で液が飛び散ることを防止することができる。また、
胎児Dや卵黄Cの荷重がダイレクトに押さえ部材16と
漿尿膜カッタ14にかからないので、胎児D等が傷つい
たり漿尿膜カッタ14の開口部をふさぐことを防止する
ことができる。しかも、前記のような角度に傾斜させる
と、180度回転させて垂直にした場合に比べて鶏卵A
の内部に空気が入りやすく漿尿液がでやすくなるという
メリットもある。
を示す図であり、この実施例では、載置プレート2を回
転させる機構は備えていないが、バキュームポンプ30
により鶏卵A内の漿尿液Bを吸引して採取するようにな
っている。前述のように漿尿膜カッタ14とその内部の
押さえ部材16との間には隙間22が設けられており、
漿尿膜カッタ14の上部14bを延長して密封すること
によりその内部をノズルとして利用している。なお、前
記第1実施例と同一の部分には同一の符号を付してその
説明を省略する。
作の後、載置プレート2の回転操作を行わず、バキュー
ムポンプ30によって吸引することにより鶏卵A内の漿
尿液Bを採取する。この構成の場合には、押さえ部材1
6によって胎児D等を押さえながら吸引を行うので、下
方の漿尿液Bが胎児D等に押されて周りから上昇してく
るため、従来のようにバキュームによる吸引だけを行う
場合よりも多量の漿尿液を吸引することができ効率的で
ある。
を示す図であり、第2の実施例と同様に吸引により採液
するようになっているが、第2実施例では漿尿膜カッタ
14の内部の空間22を液通路として利用して吸引を行
うのに対し、この実施例では、漿尿膜カッタ14と別体
のホース40を漿尿膜カッタ14の脇に取り付け、この
ホース40を介してバキュームポンプ30で吸引するよ
うになっている。この構成でも、前記第2実施例と同様
の工程で漿尿液の採取を行うことができ、同様の効果を
奏することができる。なお、第2実施例では、漿尿膜カ
ッタ14と押さえ部材16との間に隙間22が必要であ
るが、この第3実施例の場合には、必ずしも隙間が必要
でないことはいうまでもない。
4とその内部の押さえ部材16とを一体的に昇降させる
ようにしたが、独立して昇降できるようにしても良い。
採液方法では、気室側を上方に向けて卵殻の上部を切断
した鶏卵を位置決めし、その鶏卵の上方に配置した、下
端に鶏卵の漿尿膜を破るカット部を有する漿尿膜カッタ
と、この漿尿膜カッタの内部に設けられて先端が前記カ
ット部よりも下方へ突出する押さえ部材とを下降させ
て、前記鶏卵中の漿尿膜を破り、押さえ部材によって胎
児を押さえつつ鶏卵内の漿尿液を回収するようにしたの
で、鶏卵の下部にある漿尿液も回収することができ、効
率的な採液が可能である。しかも、漿尿液に卵黄等が混
入することを防ぐことができる。
鶏卵を位置決めして載せる載置プレートと、この載置プ
レートを回動させる回動手段と、載置プレート上の鶏卵
の上方に配置され、下端に鶏卵の漿尿膜を破るカット部
を有する漿尿膜カッタと、この漿尿膜カッタの内部に設
けられ、漿尿膜カッタから突出した下端部によって鶏卵
内の胎児を押さえる押さえ部材と、漿尿膜カッタおよび
押さえ部材を昇降させる昇降手段と、前記載置プレート
の下方に配置された漿尿液回収部とを備えており、前記
漿尿膜カッタおよび押さえ部材を下降させて、上部が切
断されて載置プレート上に載せられた鶏卵内に挿入し、
漿尿膜を破るとともに、胎児を押さえつつ載置プレート
を所定角度回転させて鶏卵内の漿尿液を回収部に回収す
るようにしたので、、鶏卵の下部にある漿尿液も回収す
ることができ、効率的な採液が可能である。しかも、漿
尿液に卵黄等が混入することを防ぐことができる。
正面図である。
下端部を拡大して示す斜視図である。
を順次示す図である。
図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 気室側を上方に向けて卵殻の上部を切断
した鶏卵を位置決めし、その鶏卵の上方に配置した、下
端に鶏卵の漿尿膜を破るカット部を有する漿尿膜カッタ
と、この漿尿膜カッタの内部に設けられて先端が前記カ
ット部よりも下方へ突出する押さえ部材とを下降させ
て、前記鶏卵中の漿尿膜を破り、押さえ部材によって胎
児を押さえつつ鶏卵内の漿尿液を回収することを特徴と
する鶏卵の採液方法。 - 【請求項2】 気室側を上方に向けて卵殻の上部を切断
した鶏卵を位置決めし、その鶏卵の上方に配置した、下
端に鶏卵の漿尿膜を破るカット部を有する漿尿膜カッタ
と、この漿尿膜カッタの内部に設けられて先端が前記カ
ット部よりも下方へ突出する押さえ部材とを下降させ
て、前記鶏卵中の漿尿膜を破り、押さえ部材によって胎
児を押さえつつ鶏卵を所定角度傾けてその内部の漿尿液
を回収することを特徴とする鶏卵の採液方法。 - 【請求項3】 気室側を上方に向けて卵殻の上部を切断
した鶏卵を位置決めし、その鶏卵の上方に配置した、下
端に鶏卵の漿尿膜を破るカット部を有する漿尿膜カッタ
と、この漿尿膜カッタの内部に設けられて先端が前記カ
ット部よりも下方へ突出する押さえ部材とを下降させ
て、前記鶏卵中の漿尿膜を破り、押さえ部材によって胎
児を押さえつつ、これら漿尿膜カッタおよび押さえ部材
の近傍に設けた吸引手段によって鶏卵内の漿尿液を吸引
して回収することを特徴とする鶏卵の採液方法。 - 【請求項4】 鶏卵を位置決めして載せる載置プレート
と、この載置プレートを回動させる回動手段と、載置プ
レート上の鶏卵の上方に配置され、下端に鶏卵の漿尿膜
を破るカット部を有する漿尿膜カッタと、この漿尿膜カ
ッタの内部に設けられ、漿尿膜カッタから突出した下端
部によって鶏卵内の胎児を押さえる押さえ部材と、漿尿
膜カッタおよび押さえ部材を昇降させる昇降手段と、前
記載置プレートの下方に配置された漿尿液回収部とを備
え、 前記漿尿膜カッタおよび押さえ部材を下降させて、上部
が切断されて載置プレート上に載せられた鶏卵内に挿入
し、漿尿膜を破るとともに、胎児を押さえつつ載置プレ
ートを所定角度回転させて、鶏卵内の漿尿液を回収部に
回収することを特徴とする鶏卵の採液装置。 - 【請求項5】 鶏卵を位置決めして載せる載置プレート
と、この載置プレート上の鶏卵の上方に配置され、下端
に鶏卵の漿尿膜を破るカット部を有する漿尿膜カッタ
と、この漿尿膜カッタの内部に設けられ、漿尿膜カッタ
から突出した下端部によって鶏卵内の胎児を押さえる押
さえ部材と、漿尿膜カッタおよび押さえ部材を昇降させ
る昇降手段と、これら漿尿膜カッタおよび押さえ部材の
近傍に配置された吸引手段とを備え、 前記漿尿膜カッタおよび押さえ部材を下降させて、上部
が切断されて載置プレート上に載せられた鶏卵内に挿入
し、漿尿膜を破るとともに、胎児を押さえつつ吸引手段
により吸引して鶏卵内の漿尿液を回収することを特徴と
する鶏卵の採液装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06994499A JP4186296B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 鶏卵の採液方法および採液装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06994499A JP4186296B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 鶏卵の採液方法および採液装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000262272A true JP2000262272A (ja) | 2000-09-26 |
JP4186296B2 JP4186296B2 (ja) | 2008-11-26 |
Family
ID=13417282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06994499A Expired - Fee Related JP4186296B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 鶏卵の採液方法および採液装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4186296B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008531050A (ja) * | 2005-03-01 | 2008-08-14 | メドゥイミューン ヴァクシーンズ,インク. | インフルエンザウイルス収集装置 |
WO2016122950A1 (en) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | Zoetis Services Llc | Apparatus for harvesting egg fluid, and associated method |
-
1999
- 1999-03-16 JP JP06994499A patent/JP4186296B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008531050A (ja) * | 2005-03-01 | 2008-08-14 | メドゥイミューン ヴァクシーンズ,インク. | インフルエンザウイルス収集装置 |
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KR20170100589A (ko) * | 2015-01-26 | 2017-09-04 | 조에티스 서비시즈 엘엘씨 | 알 유체를 수확하기 위한 장치 및 연관된 방법 |
KR101970086B1 (ko) * | 2015-01-26 | 2019-04-17 | 조에티스 서비시즈 엘엘씨 | 알 유체를 수확하기 위한 장치 및 연관된 방법 |
US10415019B2 (en) | 2015-01-26 | 2019-09-17 | Zoetis Services Llc | Apparatus for harvesting egg fluid, and associated method |
US11085028B2 (en) | 2015-01-26 | 2021-08-10 | Zoetis Services Llc | Apparatus for harvesting egg fluid, and associated method |
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JP4186296B2 (ja) | 2008-11-26 |
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