JPH11299475A - 菌類の採取培養装置 - Google Patents
菌類の採取培養装置Info
- Publication number
- JPH11299475A JPH11299475A JP12817298A JP12817298A JPH11299475A JP H11299475 A JPH11299475 A JP H11299475A JP 12817298 A JP12817298 A JP 12817298A JP 12817298 A JP12817298 A JP 12817298A JP H11299475 A JPH11299475 A JP H11299475A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- culture medium
- chamber
- fungus
- injection port
- culture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M47/00—Means for after-treatment of the produced biomass or of the fermentation or metabolic products, e.g. storage of biomass
- C12M47/02—Separating microorganisms from the culture medium; Concentration of biomass
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/50—Means for positioning or orientating the apparatus
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M31/00—Means for providing, directing, scattering or concentrating light
- C12M31/10—Means for providing, directing, scattering or concentrating light by light emitting elements located inside the reactor, e.g. LED or OLED
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M33/00—Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus
- C12M33/04—Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus by injection or suction, e.g. using pipettes, syringes, needles
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Clinical Laboratory Science (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 培地に触れることなく、而かも、培地全体の
内部へ菌類を極めて簡単に、且つ、均一に植え付けるこ
とができると共に、シヤレー等の培養容器内に収めた培
地の厚さが異なっていても、常にほぼ均一の深さに菌類
を植え付けることができるようにする。 【解決手段】 真空ポンプ21Pの吸引作用を受けてチ
ャンバー2内に吸引された外気を、噴射口41を通して
シヤレー7内に収めた培地Sの面に噴射させることによ
り、外気に含まれている菌類を培地Sの内部に植え付け
るように構成すると共に、チャンバー2の内部に発光素
子Aと受光素子Bから成るセンサー装置を設けて、この
センサー装置によって培地Sの面と噴射口41の距離が
一定になるように調節する。
内部へ菌類を極めて簡単に、且つ、均一に植え付けるこ
とができると共に、シヤレー等の培養容器内に収めた培
地の厚さが異なっていても、常にほぼ均一の深さに菌類
を植え付けることができるようにする。 【解決手段】 真空ポンプ21Pの吸引作用を受けてチ
ャンバー2内に吸引された外気を、噴射口41を通して
シヤレー7内に収めた培地Sの面に噴射させることによ
り、外気に含まれている菌類を培地Sの内部に植え付け
るように構成すると共に、チャンバー2の内部に発光素
子Aと受光素子Bから成るセンサー装置を設けて、この
センサー装置によって培地Sの面と噴射口41の距離が
一定になるように調節する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寒天のような培地
に対してほぼ均一に、且つ、効率的に菌類を植え付ける
ことができる菌類の採取培養装置に関するものである。
に対してほぼ均一に、且つ、効率的に菌類を植え付ける
ことができる菌類の採取培養装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、培地(例えば寒天培地)内に菌類
を植え付ける装置としては、培地面に穴又は溝を形成す
る穿穴手段と、この穿穴手段によって形成された穴又は
溝に菌類を塗布するための塗布手段とを組合せて成る装
置と、注射針を用いて菌類を上記の培地面に直接植え付
ける装置とが存在する。
を植え付ける装置としては、培地面に穴又は溝を形成す
る穿穴手段と、この穿穴手段によって形成された穴又は
溝に菌類を塗布するための塗布手段とを組合せて成る装
置と、注射針を用いて菌類を上記の培地面に直接植え付
ける装置とが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記前者の装
置の場合は、培地への穿穴作業と菌類の塗布作業との2
種類の作業を夫々順番に行わなくてはならず、加えて、
培地全体に対して菌類を均一に植え付けるためには、穿
穴手段と塗布手段を何度も繰返し上下作動させる必要が
あると共に、培地によってその厚さが微妙に異なるた
め、均一の深さに菌類を植え付けることが非常に難しく
て、作業が頗る煩雑で、且つ、非能率的であった。
置の場合は、培地への穿穴作業と菌類の塗布作業との2
種類の作業を夫々順番に行わなくてはならず、加えて、
培地全体に対して菌類を均一に植え付けるためには、穿
穴手段と塗布手段を何度も繰返し上下作動させる必要が
あると共に、培地によってその厚さが微妙に異なるた
め、均一の深さに菌類を植え付けることが非常に難しく
て、作業が頗る煩雑で、且つ、非能率的であった。
【0004】また、上述した注射針を用いる後者の装置
の場合も、培地全体に菌類を均一の深さに植え付けるた
めには、注射針を同様に何度も繰返し正確に上下作動さ
せる必要があって、上記前者の装置と同様に作業の煩雑
化と、非能率化を招いてしまう問題があった。
の場合も、培地全体に菌類を均一の深さに植え付けるた
めには、注射針を同様に何度も繰返し正確に上下作動さ
せる必要があって、上記前者の装置と同様に作業の煩雑
化と、非能率化を招いてしまう問題があった。
【0005】従って本発明の技術的課題は、培地に触れ
ることなく、而かも、培地全体の内部へ菌類を極めて簡
単に、且つ、均一に植え付けることができると共に、シ
ヤレー等の培養容器内に収めた培地の厚さが異なったと
しても、常にほぼ均一の深さに菌類を植え付けることが
できるようにすることである。
ることなく、而かも、培地全体の内部へ菌類を極めて簡
単に、且つ、均一に植え付けることができると共に、シ
ヤレー等の培養容器内に収めた培地の厚さが異なったと
しても、常にほぼ均一の深さに菌類を植え付けることが
できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0007】真空ポンプの吸引作用を受けてチャンバー
内に吸引された外気を、噴射口を通して該チャンバー内
に設けたシヤレー等の培養容器内の培地に向けて噴射す
ることにより、菌類を培地に植え付けるように構成した
菌類の採取培養装置であって、
内に吸引された外気を、噴射口を通して該チャンバー内
に設けたシヤレー等の培養容器内の培地に向けて噴射す
ることにより、菌類を培地に植え付けるように構成した
菌類の採取培養装置であって、
【0008】(1) 上記の噴射口を、駆動手段によっ
て上記培養容器に対して水平に回転運動するように構成
すること。(請求項1)
て上記培養容器に対して水平に回転運動するように構成
すること。(請求項1)
【0009】(2) チャンバーの内部に培養容器を載
置するための受皿を設け、チャンバーの外部にはこの受
皿を昇降作動するための操作ハンドルを設けると共に、
上記チャンバーの内部には、培養容器内に収めた培地と
噴射口との距離が設定された距離に達すると、これを表
示や音等で外部に知らせるセンサー装置を設けること。
(請求項2)
置するための受皿を設け、チャンバーの外部にはこの受
皿を昇降作動するための操作ハンドルを設けると共に、
上記チャンバーの内部には、培養容器内に収めた培地と
噴射口との距離が設定された距離に達すると、これを表
示や音等で外部に知らせるセンサー装置を設けること。
(請求項2)
【0010】(3) 上記チャンバーの内部に、上記培
養容器を載置するための受皿を駆動手段により上記噴射
口に対して回転運動可能に設ける一方、同じくチャンバ
ーの内部には、上記の受皿を昇降運動するための昇降用
駆動装置と、上記の培養容器内に収めた培地と上記噴射
口との距離が設定した距離に達すると、上記昇降用駆動
装置による受皿の昇降運動をその位置に停止することが
できるセンサー装置を設けること。(請求項3)
養容器を載置するための受皿を駆動手段により上記噴射
口に対して回転運動可能に設ける一方、同じくチャンバ
ーの内部には、上記の受皿を昇降運動するための昇降用
駆動装置と、上記の培養容器内に収めた培地と上記噴射
口との距離が設定した距離に達すると、上記昇降用駆動
装置による受皿の昇降運動をその位置に停止することが
できるセンサー装置を設けること。(請求項3)
【0011】(4) センサー装置を、少くとも培地面
に向けてセンサー光を発光する発行手段と、培地面に反
射したセンサー光を受光する受光手段とによって構成す
ること。(請求項4)
に向けてセンサー光を発光する発行手段と、培地面に反
射したセンサー光を受光する受光手段とによって構成す
ること。(請求項4)
【0012】
【作用】上記(1)で述べた請求項1に係る手段によれ
ば、真空ポンプの吸引作用を受けてチャンバー内に吸い
込まれた浮遊菌を含んだ外気が、噴射口からシヤレー等
の培養容器内に収められた培地に向けて噴射されるた
め、この勢いで外気に含まれた菌類を培地の内部に植え
込むことができ、これと同じに噴射口がモータのような
駆動手段によって水平に回転運動するため、菌類を培地
の一箇所ではなくその全体に、而かも、ほぼ同じ深さに
均一に植え付けることができるから、植え付けた菌類を
同じ条件で培養することができるものであって、植え付
け作業を簡略化及び能率化することを可能にする。
ば、真空ポンプの吸引作用を受けてチャンバー内に吸い
込まれた浮遊菌を含んだ外気が、噴射口からシヤレー等
の培養容器内に収められた培地に向けて噴射されるた
め、この勢いで外気に含まれた菌類を培地の内部に植え
込むことができ、これと同じに噴射口がモータのような
駆動手段によって水平に回転運動するため、菌類を培地
の一箇所ではなくその全体に、而かも、ほぼ同じ深さに
均一に植え付けることができるから、植え付けた菌類を
同じ条件で培養することができるものであって、植え付
け作業を簡略化及び能率化することを可能にする。
【0013】上記(2)で述べた請求項2に係る手段に
よれば、操作ハンドルを手動操作しながら受皿を昇降作
動することにより、培養容器内に収めた培地の面と噴射
口との距離が予め設定した距離に達すると、これをセン
サー装置が検知して表示や音等で外部、即ち、操作ハン
ドルを操作している者に知らせるため、この時点で操作
ハンドルの操作を止めれば、培地の厚さのバラツキに関
係なく、培地の表面と噴射口との距離(間隔)を常に一
定に保つことができるから、噴射口から噴射される菌類
を培地に対して常にほぼ同じ深さに植え付けることを可
能にする。
よれば、操作ハンドルを手動操作しながら受皿を昇降作
動することにより、培養容器内に収めた培地の面と噴射
口との距離が予め設定した距離に達すると、これをセン
サー装置が検知して表示や音等で外部、即ち、操作ハン
ドルを操作している者に知らせるため、この時点で操作
ハンドルの操作を止めれば、培地の厚さのバラツキに関
係なく、培地の表面と噴射口との距離(間隔)を常に一
定に保つことができるから、噴射口から噴射される菌類
を培地に対して常にほぼ同じ深さに植え付けることを可
能にする。
【0014】上記(3)で述べた請求項3に係る手段に
よれば、昇降用駆動装置が受皿を昇降作動することによ
って、培養容器内に収めた培地の面と噴射口との距離が
予め設定した距離に達した場合には、これをセンサー装
置が検知して昇降用駆動装置の駆動を自動的に停止する
ため、培地の厚さのバラツキに関係なく、培地表面と噴
射口との距離(間隔)を常に一定に保つことができるか
ら、受皿を駆動手段によって回転運動する点と相俟っ
て、菌類を培地の一箇所ではなくその全体に、而かも、
ほぼ同じ深さに均一に植え付けることを可能にする。
よれば、昇降用駆動装置が受皿を昇降作動することによ
って、培養容器内に収めた培地の面と噴射口との距離が
予め設定した距離に達した場合には、これをセンサー装
置が検知して昇降用駆動装置の駆動を自動的に停止する
ため、培地の厚さのバラツキに関係なく、培地表面と噴
射口との距離(間隔)を常に一定に保つことができるか
ら、受皿を駆動手段によって回転運動する点と相俟っ
て、菌類を培地の一箇所ではなくその全体に、而かも、
ほぼ同じ深さに均一に植え付けることを可能にする。
【0015】上記(4)で述べた請求項4に係る手段に
よれば、センサー装置を培地面に向けて発光する発光手
段と、培地面に当って反射して来る光を受光する受光手
段とによって構成したため、培地の厚さにバラツキがあ
っても、その厚さに関係なく培地面と噴射口の距離(間
隔)を正確に検出して、両者の距離を常に一定のものに
することを可能にする。
よれば、センサー装置を培地面に向けて発光する発光手
段と、培地面に当って反射して来る光を受光する受光手
段とによって構成したため、培地の厚さにバラツキがあ
っても、その厚さに関係なく培地面と噴射口の距離(間
隔)を正確に検出して、両者の距離を常に一定のものに
することを可能にする。
【0016】以上の如くであるから、上記(1)〜
(4)の手段によって上述した技術的課題を解決して、
前記従来の技術の問題点を解消することができる。
(4)の手段によって上述した技術的課題を解決して、
前記従来の技術の問題点を解消することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る菌類の採取
培養装置の実施の形態を図面と共に説明すると、図1は
上述した請求項1と2に係る本発明の構成を説明したも
のであって、図中、1はケーシング、2はこのケーシン
グ1の上部に連設したチャンバーで、ケーシング1の内
部とチャンバー2の内部は通気口20で連通され、ケー
シング1の底面に設けた抜気口21には、チャンバー2
内を負圧にするための真空ポンプ21Pが接続されてい
る。
培養装置の実施の形態を図面と共に説明すると、図1は
上述した請求項1と2に係る本発明の構成を説明したも
のであって、図中、1はケーシング、2はこのケーシン
グ1の上部に連設したチャンバーで、ケーシング1の内
部とチャンバー2の内部は通気口20で連通され、ケー
シング1の底面に設けた抜気口21には、チャンバー2
内を負圧にするための真空ポンプ21Pが接続されてい
る。
【0018】3はチャンバー2に気密に被冠されるキャ
ップ体、8はこのキャップ体3の内部中央に固定したモ
ータ、4は同じくキャップ体3の内部に回転自在に取付
けた分注ガン、4′は分注ガン4の内部に回転自在に取
付けた外気攪拌用の羽根で、この分注ガン4は上記モー
タ8によって回転されるようにその回転軸80に吊下げ
た状態に取付けられており、且つ、この分注ガン4の底
面には図2に示すようにスリット状の噴射口41が形成
されている。
ップ体、8はこのキャップ体3の内部中央に固定したモ
ータ、4は同じくキャップ体3の内部に回転自在に取付
けた分注ガン、4′は分注ガン4の内部に回転自在に取
付けた外気攪拌用の羽根で、この分注ガン4は上記モー
タ8によって回転されるようにその回転軸80に吊下げ
た状態に取付けられており、且つ、この分注ガン4の底
面には図2に示すようにスリット状の噴射口41が形成
されている。
【0019】40はキャップ体3の上面に設けた外気の
吸入口、43はその通気穴で、上述した真空ポンプ21
Pの吸引作動によってチャンバー2内の空気が吸い出さ
れて減圧されると、外気が上記の吸入口40から通気穴
43を通ってキャップ体3の内部に吸い込まれ、次い
で、分注ガン4の内部に入ってその噴射口41から下方
に向けて勢い良く噴射される仕組に成っている。
吸入口、43はその通気穴で、上述した真空ポンプ21
Pの吸引作動によってチャンバー2内の空気が吸い出さ
れて減圧されると、外気が上記の吸入口40から通気穴
43を通ってキャップ体3の内部に吸い込まれ、次い
で、分注ガン4の内部に入ってその噴射口41から下方
に向けて勢い良く噴射される仕組に成っている。
【0020】更に図中、51は寒天のような培地Sを収
めるためのシヤレー7を、チャンバー2の内部で、而か
も、上述した分注ガン4の底面に向けた状態で載置する
受皿、50はこの受皿51を支持する昇降シャフトであ
って、該昇降シャフト50はケーシング1の中心部に回
転及び上下作動自在に挿通されていて、この昇降シャフ
ト50の下端部にウオームホイール54が取付けられて
いる。
めるためのシヤレー7を、チャンバー2の内部で、而か
も、上述した分注ガン4の底面に向けた状態で載置する
受皿、50はこの受皿51を支持する昇降シャフトであ
って、該昇降シャフト50はケーシング1の中心部に回
転及び上下作動自在に挿通されていて、この昇降シャフ
ト50の下端部にウオームホイール54が取付けられて
いる。
【0021】52は上記ケーシング1の内部に水平に取
付けた回動軸、53はケーシング1の外部に引出された
回動軸52の外端部に取付けた操作ハンドル、55はこ
の回動軸52の先端部に取付けたウオームギヤで、上述
したウオームホイール54にこのウオームギヤ55が噛
合していて、操作ハンドル53を回転操作するとウオー
ムギヤ55がウオームホイール54を連動回転して、上
記の受皿51をチャンバー2内で上昇又は降下作動する
仕組に成っている。
付けた回動軸、53はケーシング1の外部に引出された
回動軸52の外端部に取付けた操作ハンドル、55はこ
の回動軸52の先端部に取付けたウオームギヤで、上述
したウオームホイール54にこのウオームギヤ55が噛
合していて、操作ハンドル53を回転操作するとウオー
ムギヤ55がウオームホイール54を連動回転して、上
記の受皿51をチャンバー2内で上昇又は降下作動する
仕組に成っている。
【0022】次に、本発明で用いるセンサー装置の構成
を図1と図3の記載に従って説明すると、図中、AとB
は上記チャンバー2の内部両側壁に相対向させ、且つ、
斜め下方に傾斜させた状態で取付けた発光素子と受光素
子で、上記受皿51の上昇によって培地Sと噴射口41
との間隔が狭まり、その距離が設定した距離(例えば2
mm程度)に達すると、発光素子Aから発光されたセン
サー光が培地Sの表面に当って反射し、この反射光を受
光素子Bが受光すると共に、チャンバー2の外部に設け
た青ランプOLが点灯して、培地Sと噴射口41の距離
が設定した距離に達したことを外部、即ち、操作ハンド
ル53を操作している者に知らせる仕組に成っている。
を図1と図3の記載に従って説明すると、図中、AとB
は上記チャンバー2の内部両側壁に相対向させ、且つ、
斜め下方に傾斜させた状態で取付けた発光素子と受光素
子で、上記受皿51の上昇によって培地Sと噴射口41
との間隔が狭まり、その距離が設定した距離(例えば2
mm程度)に達すると、発光素子Aから発光されたセン
サー光が培地Sの表面に当って反射し、この反射光を受
光素子Bが受光すると共に、チャンバー2の外部に設け
た青ランプOLが点灯して、培地Sと噴射口41の距離
が設定した距離に達したことを外部、即ち、操作ハンド
ル53を操作している者に知らせる仕組に成っている。
【0023】更に図1と図3に於いて、B′は上記受光
素子Bの少し上側部に取付けた警報用の受光素子で、上
記操作ハンドル53の回転操作による受皿51の上昇が
オーバーランして、上記培地Sが図3に示したS′の位
置に上昇し、噴射口41との距離が設定距離よりも狭く
なってしまった場合に、上記発光素子Aから発光された
反射光を受光して、チャンバー2の外部に設けた赤ラン
プNLを点灯し、作業者にオーバーランを知らせるよう
に構成されている。
素子Bの少し上側部に取付けた警報用の受光素子で、上
記操作ハンドル53の回転操作による受皿51の上昇が
オーバーランして、上記培地Sが図3に示したS′の位
置に上昇し、噴射口41との距離が設定距離よりも狭く
なってしまった場合に、上記発光素子Aから発光された
反射光を受光して、チャンバー2の外部に設けた赤ラン
プNLを点灯し、作業者にオーバーランを知らせるよう
に構成されている。
【0024】以上の如く構成した本発明に係る菌類の採
取培養装置を使用するには、操作ハンドル53を操作し
て受皿51を降下させた状態で、受皿51上に培地Sを
収めたシヤレー7を載置し、次いで、チャンバー2にキ
ャップ体3を被冠させた後、操作ハンドル53を回して
受皿51を上昇させて、センサー装置の青ランプOLが
点灯した時点で上記操作ハンドル53による受皿51の
上昇を停止すれば、培地Sの面と噴射口41の距離を予
め設定した距離(例えば2mm)に定めることができ
る。
取培養装置を使用するには、操作ハンドル53を操作し
て受皿51を降下させた状態で、受皿51上に培地Sを
収めたシヤレー7を載置し、次いで、チャンバー2にキ
ャップ体3を被冠させた後、操作ハンドル53を回して
受皿51を上昇させて、センサー装置の青ランプOLが
点灯した時点で上記操作ハンドル53による受皿51の
上昇を停止すれば、培地Sの面と噴射口41の距離を予
め設定した距離(例えば2mm)に定めることができ
る。
【0025】その後、真空ポンプ21Pを作動してケー
シング1内及びチャンバー2内に吸引作用を及ぼせば、
外気が吸入口40から分注ガン4内に吸い込まれ、次い
で、分注ガン4の噴射口41からシヤレー41内の培地
Sの表面に向けて勢い良く噴射されるが、この時、モー
タ8を起動して分注ガン4を丁度半回転(180度回
転)させて停止し、合せて、上記真空ポンプ21Pの吸
引運転も停止させることによって、培地Sの表面全体に
外気を吹き付けて、外気に含まれている菌類を噴射の勢
いで培地Sの全面にほぼ均一の深さで均等に植え付ける
ことができる。
シング1内及びチャンバー2内に吸引作用を及ぼせば、
外気が吸入口40から分注ガン4内に吸い込まれ、次い
で、分注ガン4の噴射口41からシヤレー41内の培地
Sの表面に向けて勢い良く噴射されるが、この時、モー
タ8を起動して分注ガン4を丁度半回転(180度回
転)させて停止し、合せて、上記真空ポンプ21Pの吸
引運転も停止させることによって、培地Sの表面全体に
外気を吹き付けて、外気に含まれている菌類を噴射の勢
いで培地Sの全面にほぼ均一の深さで均等に植え付ける
ことができる。
【0026】図4は、上述した請求項3に係る本発明の
構成を説明したものであって、上記図1に示した請求項
1と2に係る発明とは、受皿51の昇降作動を自動化し
た点、分注ガン4を固定式にして、受皿51を回転しな
がら菌類の植え付けを行う点で相違するものであって、
以下その相違する構成の点に付いてのみ説明する。
構成を説明したものであって、上記図1に示した請求項
1と2に係る発明とは、受皿51の昇降作動を自動化し
た点、分注ガン4を固定式にして、受皿51を回転しな
がら菌類の植え付けを行う点で相違するものであって、
以下その相違する構成の点に付いてのみ説明する。
【0027】図中、9は上述した受皿51の昇降運動と
回転運動を行う駆動装置であって、ケーシング1内に設
けたこの駆動装置は、回転用モータ91と昇降用モータ
92を駆動源とするものであって、受皿51の底面部か
ら下方に垂設されたシャフト90の下端部に取付けた上
下2枚の連動ギヤ93,93′のうち、植え付け時には
下段の連動ギヤ93′が図示の如く上記回転用モータ9
1の回転軸に取付けた駆動ギヤ94に噛合し、また、昇
降用モータ92の回転軸に取付けた駆動ギヤ95が、立
設されたネジ軸97の下端部に取付けた連動ギヤ96に
噛合している。
回転運動を行う駆動装置であって、ケーシング1内に設
けたこの駆動装置は、回転用モータ91と昇降用モータ
92を駆動源とするものであって、受皿51の底面部か
ら下方に垂設されたシャフト90の下端部に取付けた上
下2枚の連動ギヤ93,93′のうち、植え付け時には
下段の連動ギヤ93′が図示の如く上記回転用モータ9
1の回転軸に取付けた駆動ギヤ94に噛合し、また、昇
降用モータ92の回転軸に取付けた駆動ギヤ95が、立
設されたネジ軸97の下端部に取付けた連動ギヤ96に
噛合している。
【0028】更に図中、98は上記ネジ軸97に装着し
たナット状ギヤであって、このナット状ギヤ98はネジ
軸97が回転すると上下に移動して、その周面に取付け
たドーナツ形状の昇降爪99で上記シャフト90に取付
けた上段の連動ギヤ93を押し上げたり、反対に、上記
下段の連動ギヤ93′を押し下げることによって、シャ
フト90を上下動して受皿51を昇降運動するように構
成されていて、上記昇降爪99によってシャフト90が
下方に押し下げられた時は、上段の連動ギヤ93が上記
駆動ギヤ94に噛合して、モータ91の回転を伝達する
仕組に成っている。
たナット状ギヤであって、このナット状ギヤ98はネジ
軸97が回転すると上下に移動して、その周面に取付け
たドーナツ形状の昇降爪99で上記シャフト90に取付
けた上段の連動ギヤ93を押し上げたり、反対に、上記
下段の連動ギヤ93′を押し下げることによって、シャ
フト90を上下動して受皿51を昇降運動するように構
成されていて、上記昇降爪99によってシャフト90が
下方に押し下げられた時は、上段の連動ギヤ93が上記
駆動ギヤ94に噛合して、モータ91の回転を伝達する
仕組に成っている。
【0029】44はキャップ体30の内部で、而かも、
中心軸0から一側に偏心した位置に取付けた分注ガン、
40は外気の吸入口で、分注ガン44の底面には図5並
びに図6に示すようにピンホール状の複数の小孔を横一
列に穿孔して成る噴射口42が設けられていて、真空ポ
ンプ21Pの吸引作用によって吸入口40から取入れた
外気を、この噴射口42から勢い良くシヤレー7内に収
めた培地Sに向けて噴射するように構成されている。
中心軸0から一側に偏心した位置に取付けた分注ガン、
40は外気の吸入口で、分注ガン44の底面には図5並
びに図6に示すようにピンホール状の複数の小孔を横一
列に穿孔して成る噴射口42が設けられていて、真空ポ
ンプ21Pの吸引作用によって吸入口40から取入れた
外気を、この噴射口42から勢い良くシヤレー7内に収
めた培地Sに向けて噴射するように構成されている。
【0030】次に、AとBはセンサー装置を構成する発
光素子と受光素子で、チャンバー2の左右両内側壁に相
対向した状態で、且つ、斜め下方に向けた状態に取付け
たこれ等発光素子Aと受光素子Bは、上記受皿51の上
昇によってシヤレー7内に収めた培地Sの面と上記噴射
口4との間隔(距離)が、予め設定した距離(例えば2
mm)に達すると、発光素子Aから発光されて培地Sの
面に当って反射したセンサー光を、受光素子Bが受光す
るように構成されていて、受光素子Bがセンサー光を受
光すると上記昇降用モータ92の上昇回転を止めるよう
に構成されている。
光素子と受光素子で、チャンバー2の左右両内側壁に相
対向した状態で、且つ、斜め下方に向けた状態に取付け
たこれ等発光素子Aと受光素子Bは、上記受皿51の上
昇によってシヤレー7内に収めた培地Sの面と上記噴射
口4との間隔(距離)が、予め設定した距離(例えば2
mm)に達すると、発光素子Aから発光されて培地Sの
面に当って反射したセンサー光を、受光素子Bが受光す
るように構成されていて、受光素子Bがセンサー光を受
光すると上記昇降用モータ92の上昇回転を止めるよう
に構成されている。
【0031】また、上記受皿51の上昇がオーバーラン
して発光素子Aからのセンサー光(反射光)を少し上側
に設けた警報用受光素子B′がキャッチした場合は、上
記の昇降用モータ92を逆回転して位置修正する仕組に
成っているが、次に、この制御機構を含む上記駆動装置
9の電気的構成を、図9に示したブロック図に基づいて
説明する。
して発光素子Aからのセンサー光(反射光)を少し上側
に設けた警報用受光素子B′がキャッチした場合は、上
記の昇降用モータ92を逆回転して位置修正する仕組に
成っているが、次に、この制御機構を含む上記駆動装置
9の電気的構成を、図9に示したブロック図に基づいて
説明する。
【0032】図中、100は制御部の中心を成すCP
U、101はシステムプログラムを格納したメモリ、1
03はバス102を介してこれ等CPU100とメモリ
101の間に接続したインターフエイス回路であって、
このインターフエイス回路103には、上述した回転用
モータ91と、昇降用モータ92と、培地Sの面と噴射
口41の間隔が設定された距離に達した時、即ち、受光
素子Bが検知用の反射光をキャッチした時に点灯する青
ランプOLと、受皿51の上昇がオーバーランして検知
用の反射光を警報用受光素子B′がキャッチした時に点
灯する赤ランプNLが接続されている。
U、101はシステムプログラムを格納したメモリ、1
03はバス102を介してこれ等CPU100とメモリ
101の間に接続したインターフエイス回路であって、
このインターフエイス回路103には、上述した回転用
モータ91と、昇降用モータ92と、培地Sの面と噴射
口41の間隔が設定された距離に達した時、即ち、受光
素子Bが検知用の反射光をキャッチした時に点灯する青
ランプOLと、受皿51の上昇がオーバーランして検知
用の反射光を警報用受光素子B′がキャッチした時に点
灯する赤ランプNLが接続されている。
【0033】更に上記のインターフエイス回路103に
は、上述した発光素子Aと、各受光素子B,B′と、真
空ポンプ21Pが接続され、加えて、図7と図8に示し
た2組の発光素子C,Eと、同じく2組の受光素子D,
Fも接続されている。
は、上述した発光素子Aと、各受光素子B,B′と、真
空ポンプ21Pが接続され、加えて、図7と図8に示し
た2組の発光素子C,Eと、同じく2組の受光素子D,
Fも接続されている。
【0034】図7と図8は、上記図1、図3、図4に示
したセンサー装置の他の構成例を示したものであって、
図中、46は分注ガン、45は分注ガン46の底面に設
けた複数のピンホール状の小孔から成る噴射口、47は
この噴射口45の近くに設けたセンサー装置で、このセ
ンサー装置47は、上述した発光素子Cと受光素子Dか
ら成る第1番目の組と、上述した発光素子Eと受光素子
Fとから成る第2番目の組によって構成されていて、第
1番目の発光素子Cと受光素子Dが符号sで示した設定
ラインで培地Sの面を検知したら、駆動装置9の昇降用
モータ92の回転を止めて、受皿51の上昇を上記設定
ラインsの位置で停止させ、また、第2番目の発光素子
Eと受光素子Fが符号hで示したオーバーランの位置で
培地Sの面を検知したら、上記の昇降用モータ92を逆
転して培地Sの面が設定ラインsの位置に降下するよう
に自動修正する仕組に成っている。
したセンサー装置の他の構成例を示したものであって、
図中、46は分注ガン、45は分注ガン46の底面に設
けた複数のピンホール状の小孔から成る噴射口、47は
この噴射口45の近くに設けたセンサー装置で、このセ
ンサー装置47は、上述した発光素子Cと受光素子Dか
ら成る第1番目の組と、上述した発光素子Eと受光素子
Fとから成る第2番目の組によって構成されていて、第
1番目の発光素子Cと受光素子Dが符号sで示した設定
ラインで培地Sの面を検知したら、駆動装置9の昇降用
モータ92の回転を止めて、受皿51の上昇を上記設定
ラインsの位置で停止させ、また、第2番目の発光素子
Eと受光素子Fが符号hで示したオーバーランの位置で
培地Sの面を検知したら、上記の昇降用モータ92を逆
転して培地Sの面が設定ラインsの位置に降下するよう
に自動修正する仕組に成っている。
【0035】次に、上記駆動装置9を含んだ制御手段に
よって実行される菌類植え付けの処理手順を、図10に
示したフローチャートに基づいて説明する。
よって実行される菌類植え付けの処理手順を、図10に
示したフローチャートに基づいて説明する。
【0036】始めのステップS1では、昇降用モータ9
2を逆回転して受皿51を降下位置にセットし、この受
皿51の上に培地Sを収めたシヤレー7を載置すると共
に、チャンバー2にキャップ体3を被冠させると云っ
た、各種の準備作業を終えてスタートスイッチ(図示せ
ず)をオンすると、各部の初期設定が成される。
2を逆回転して受皿51を降下位置にセットし、この受
皿51の上に培地Sを収めたシヤレー7を載置すると共
に、チャンバー2にキャップ体3を被冠させると云っ
た、各種の準備作業を終えてスタートスイッチ(図示せ
ず)をオンすると、各部の初期設定が成される。
【0037】次いで、ステップS2に進んで昇降用モー
タ92が上昇回転(正回転)して受皿51を上昇させ、
その後、ステップS3で第1受光素子B又はDが反射光
(センサー光)をキャッチすると、次のステップS4に
進んで昇降用モータ92の回転が停止されて、次のステ
ップS5に進む。
タ92が上昇回転(正回転)して受皿51を上昇させ、
その後、ステップS3で第1受光素子B又はDが反射光
(センサー光)をキャッチすると、次のステップS4に
進んで昇降用モータ92の回転が停止されて、次のステ
ップS5に進む。
【0038】次のステップS5では、第2受光素子B′
又はFがセンサー光をキャッチしたか否かが判定され、
キャッチした場合はオーバーランがあったとしてステッ
プS9に進んで昇降用モータ92を逆回転して受皿51
を降下し、再びステップS3に戻って処理を繰返す。
又はFがセンサー光をキャッチしたか否かが判定され、
キャッチした場合はオーバーランがあったとしてステッ
プS9に進んで昇降用モータ92を逆回転して受皿51
を降下し、再びステップS3に戻って処理を繰返す。
【0039】ステップS5でNOと判定された場合、即
ち、オーバーランしていない場合は、培地Sの面と噴射
口42の間隔が予め設定した距離(例えば2mm)に設
定されたものとして、次のステップS6に進んで回転用
モータ91を作動して受皿51を回転し、これと同時に
ステップS7に進んで真空ポンプ21Pを作動すれば、
吸入口40から取入れた外気を、分注ガン44の噴射口
42から回転中のシヤレー7に収めた培地Sの表面に向
けて勢い良く噴射して、培地Sの全面に対してほぼ均一
の深さに菌類を植え付けることができる。
ち、オーバーランしていない場合は、培地Sの面と噴射
口42の間隔が予め設定した距離(例えば2mm)に設
定されたものとして、次のステップS6に進んで回転用
モータ91を作動して受皿51を回転し、これと同時に
ステップS7に進んで真空ポンプ21Pを作動すれば、
吸入口40から取入れた外気を、分注ガン44の噴射口
42から回転中のシヤレー7に収めた培地Sの表面に向
けて勢い良く噴射して、培地Sの全面に対してほぼ均一
の深さに菌類を植え付けることができる。
【0040】シヤレー7が1回転(360度回転)し終
えると、上記真空ポンプ21Pの作動を停止して上述し
た分注作業(植え付け作業)を終了するが、ステップS
8で実行される上述した採取培養運転、即ち、菌類の植
え付け作業は、上記のシヤレー7が1回転している最中
に実行されるものであって、このシヤレー7が1回転す
るに要する時間は、1分間から1時間の範囲内で任意に
設定することができる。
えると、上記真空ポンプ21Pの作動を停止して上述し
た分注作業(植え付け作業)を終了するが、ステップS
8で実行される上述した採取培養運転、即ち、菌類の植
え付け作業は、上記のシヤレー7が1回転している最中
に実行されるものであって、このシヤレー7が1回転す
るに要する時間は、1分間から1時間の範囲内で任意に
設定することができる。
【0041】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係る菌類の
採取培養装置によれば、培地に触れることなく菌類を培
地の内部に菌類を植え付けることができ、而かも、シヤ
レー毎に培地の厚さが異なっても、ほぼ均一の深さに菌
類を植え付けることができるから、培地の厚さに関係な
く同様の培養効果を発揮することができる。
採取培養装置によれば、培地に触れることなく菌類を培
地の内部に菌類を植え付けることができ、而かも、シヤ
レー毎に培地の厚さが異なっても、ほぼ均一の深さに菌
類を植え付けることができるから、培地の厚さに関係な
く同様の培養効果を発揮することができる。
【図1】請求項1と2に記載した本発明に係る菌類の採
取培養装置の構成を説明した正断面図である。
取培養装置の構成を説明した正断面図である。
【図2】図1に示した装置で用いる分注ガンの底面図で
ある。
ある。
【図3】図1に示した装置で用いるセンサー装置の構成
を説明した正断面図である。
を説明した正断面図である。
【図4】請求項3に記載した本発明に係る菌類の採取培
養装置の構成を説明した正断面図である。
養装置の構成を説明した正断面図である。
【図5】図4に示した装置で用いる分注ガンの正断面図
である。
である。
【図6】図4に示した装置で用いる分注ガンの底面図で
ある。
ある。
【図7】底面にセンサー装置を取付けた分注ガンの底面
図である。
図である。
【図8】図7に示したセンサー装置の構成を拡大して示
した正断面図である。
した正断面図である。
【図9】駆動装置と制御部の電気的構成を説明したブロ
ック図である。
ック図である。
【図10】本発明による菌類植え付けの処理手順を説明
したフローチャートである。
したフローチャートである。
1 ケーシング 2 チャンバー 21P 真空ポンプ 4,44,46 分注ガン 40 吸入口 41,42,45 噴射口 51 受皿 53 操作ハンドル 7 シヤレー S 培地 8 モータ 91 回転用モータ 92 昇降用モータ A,C,E 発光素子 B,B′,D,F 受光素子 OL 青ランプ NL 赤ランプ
Claims (4)
- 【請求項1】 真空ポンプの吸引作用を受けてチャンバ
ー内に吸引された外気を、噴射口を通して該チャンバー
内に設けたシヤレー等の培養容器内の培地に向けて噴射
することにより、菌類を培地に植え付けるように構成し
た菌類の採取培養装置であって、 上記の噴射口を、駆動手段によって上記培養容器に対し
て水平に回転運動するように構成したことを特徴とする
菌類の採取培養装置。 - 【請求項2】 チャンバーの内部に培養容器を載置する
ための受皿を設け、チャンバーの外部にはこの受皿を昇
降作動するための操作ハンドルを設けると共に、上記チ
ャンバーの内部には、培養容器内に収めた培地と噴射口
との距離が設定された距離に達すると、これを表示や音
等で外部に知らせるセンサー装置を設けたことを特徴と
する請求項1記載の菌類の採取培養装置。 - 【請求項3】 真空ポンプの吸引作用を受けてチャンバ
ー内に吸引された外気を、噴射口を通して該チャンバー
内に設けたシヤレー等の培養容器内の培地に向けて噴射
することにより、菌類を培地に植え付けるように構成し
た菌類の採取培養装置であって、 上記チャンバーの内部に、上記培養容器を載置するため
の受皿を駆動手段により上記噴射口に対して回転運動可
能に設ける一方、同じくチャンバーの内部には、上記の
受皿を昇降運動するための昇降用駆動装置と、上記の培
養容器内に収めた培地と上記噴射口との距離が設定した
距離に達すると、上記昇降用駆動装置による受皿の昇降
運動をその位置に停止することができるセンサー装置を
設けたことを特徴とする菌類の採取培養装置。 - 【請求項4】 センサー装置を、少くとも培地面に向け
てセンサー光を発光する発行手段と、培地面に反射した
センサー光を受光する受光手段とによって構成したこと
を特徴とする請求項1、2又は3記載の菌類の採取培養
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12817298A JPH11299475A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 菌類の採取培養装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12817298A JPH11299475A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 菌類の採取培養装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11299475A true JPH11299475A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14978197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12817298A Pending JPH11299475A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 菌類の採取培養装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11299475A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100810569B1 (ko) | 2007-01-10 | 2008-03-18 | 전남대학교산학협력단 | 미생물 포집 및 검출용 자동 채취기 |
JP2010515439A (ja) * | 2007-01-12 | 2010-05-13 | ラブテック・システムズ・リミテッド | プレートの培地に接種および画線するための方法および機器 |
WO2012023377A1 (ja) * | 2010-08-20 | 2012-02-23 | 株式会社日立プラントテクノロジー | 空中浮遊菌捕集装置の捕集ノズルのノズル孔の配置方法及び空中浮遊菌捕集装置 |
KR101352392B1 (ko) * | 2012-11-19 | 2014-01-17 | 대한민국 | 포집용기 자동 개폐식 병원성 미생물 포자채집기 |
CN110628583A (zh) * | 2019-10-14 | 2019-12-31 | 湖州培优孵化器有限公司 | 一种微生物培育装置 |
WO2024040685A1 (zh) * | 2022-08-24 | 2024-02-29 | 博瑞德环境集团股份有限公司 | 一种化工废水处理微生物污泥颗粒的菌群培养/检测装置 |
-
1998
- 1998-04-22 JP JP12817298A patent/JPH11299475A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100810569B1 (ko) | 2007-01-10 | 2008-03-18 | 전남대학교산학협력단 | 미생물 포집 및 검출용 자동 채취기 |
JP2010515439A (ja) * | 2007-01-12 | 2010-05-13 | ラブテック・システムズ・リミテッド | プレートの培地に接種および画線するための方法および機器 |
WO2012023377A1 (ja) * | 2010-08-20 | 2012-02-23 | 株式会社日立プラントテクノロジー | 空中浮遊菌捕集装置の捕集ノズルのノズル孔の配置方法及び空中浮遊菌捕集装置 |
JP5612101B2 (ja) * | 2010-08-20 | 2014-10-22 | 株式会社日立製作所 | 空中浮遊菌捕集装置の捕集ノズルのノズル孔の配置方法及び空中浮遊菌捕集装置 |
KR101352392B1 (ko) * | 2012-11-19 | 2014-01-17 | 대한민국 | 포집용기 자동 개폐식 병원성 미생물 포자채집기 |
CN110628583A (zh) * | 2019-10-14 | 2019-12-31 | 湖州培优孵化器有限公司 | 一种微生物培育装置 |
CN110628583B (zh) * | 2019-10-14 | 2022-10-25 | 广州地环生物环保科技有限公司 | 一种微生物培育装置 |
WO2024040685A1 (zh) * | 2022-08-24 | 2024-02-29 | 博瑞德环境集团股份有限公司 | 一种化工废水处理微生物污泥颗粒的菌群培养/检测装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11299475A (ja) | 菌類の採取培養装置 | |
KR20210047568A (ko) | 식물 재배장치 및 그의 제어방법 | |
KR20120065178A (ko) | 방제 및 온도와 습도 조절용 이동 살포 시스템 및 그 제어방법 | |
JP2019190817A (ja) | 加湿器 | |
KR20190122449A (ko) | 안정형 차아염소산나트륨을 이용한 미립자 분사장치 | |
WO2017124716A1 (zh) | 擦窗机器人及其控制方法 | |
CN107611076B (zh) | 一种衬底吸附平台 | |
CN210642128U (zh) | 一种市政园林病虫害专用喷药装置 | |
CN210470514U (zh) | 一种北虫草液体接种机 | |
US5718768A (en) | Apparatus for producing gel-coated seeds | |
CN112439753B (zh) | 清洗装置及其动作设定方法 | |
CN105039913A (zh) | 蒸镀材料清除装置及蒸镀装置 | |
CN204897546U (zh) | 可升降浮沉式增氧机 | |
JPH11344498A (ja) | ノズル装置 | |
CN213382680U (zh) | 试管盖脱模机构及试管盖注塑模具 | |
CN108807129A (zh) | 镀膜腔室清洗装置及镀膜腔室清洗方法 | |
JPH09215491A (ja) | 菌類の分注装置 | |
CN112370559A (zh) | 一种蚕室用自动消毒机器人 | |
JP4887078B2 (ja) | 水薬供給装置 | |
CN209636241U (zh) | 一种植物生物叶片细胞培养装置 | |
CN212087641U (zh) | 一种机械式投食装置 | |
CN210143368U (zh) | 一种自动浇水陶瓷花盆 | |
KR20040061962A (ko) | 실내 냉방 및 방제용 초음파 가진 시스템 | |
CN212498074U (zh) | 一种琼脂打孔器 | |
CN207362213U (zh) | 一种蛋白酶生产用的酶解罐 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040427 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040607 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040907 |