JP2000261990A - 回転電機用ステータの製造方法及び回転電機用ステータ - Google Patents

回転電機用ステータの製造方法及び回転電機用ステータ

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JP2000261990A JP11061868A JP6186899A JP2000261990A JP 2000261990 A JP2000261990 A JP 2000261990A JP 11061868 A JP11061868 A JP 11061868A JP 6186899 A JP6186899 A JP 6186899A JP 2000261990 A JP2000261990 A JP 2000261990A
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Kiyoshi Uchibori
清 内堀
Shinji Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1相の巻線数が多いパラレル結線を備えた回
転電機用ステータ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 単位コアS1 〜S3 の各巻線巻回部に巻
線導体9〜11を一方向に所定巻回数巻回して、3つの
巻線部を形成する。次に、巻線導体9〜11を単位コア
S4 〜S6 の各巻線巻回部に対して必要な巻回数分、一
方向に巻回して3つの巻線部を形成する。次に巻線導体
9〜11をある程度の長さ引き出して渡り線の部分を形
成した後に、単位コアS7 〜S9 の各巻線巻回部に対し
て必要な巻回数分、逆方向に巻回して3つの巻線部を形
成する。次に、巻線導体9〜11を単位コアS10〜S12
の各巻線巻回部に対して必要な巻回数分、逆方向に巻回
して3つの巻線部を形成する。次に単位コアS4 〜S6
から単位コアS7 〜S9 への渡り線の部分を電気的に接
続して接続部15を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機用ステー
タ及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆる複数の分割コア即ち単位
コアを用いて形成する回転電機用ステータでは、予め巻
線巻回部に巻線導体を巻装して巻線部を形成した複数の
単位コアを環状に組み合わせて環状のステータコアを作
り、その後各単位コアの巻線部から延びる巻線導体の端
部を対応する他の1以上の単位コアに巻装した巻線部か
ら延びる巻線導体の端部と電気的に接続して所望の配線
を完成している。
【0003】しかしながら個々の単位コアに巻線部を形
成しておく従来の方法では、各単位コアの巻線部間を電
気的に接続する作業が非常に繁雑であり、製造能率が著
しく悪い。
【0004】そこで出願人は、平成7年12月5日に出
願した特願平7−316418号によって各単位コア間
の巻線部間を接続する渡り線に接続部を形成しないで、
治具に列をなすように保持した複数の単位コアの巻線巻
回部に、連続的に巻線導体を順次巻回する方法を提案し
た。この方法を用いると各単位コア間の巻線部間を接続
する渡り線を巻線工程中に形成することができる。その
ため、従来のように渡り線を形成するための接続作業が
不要になる。また出願人は、この技術を利用してパラレ
ル結線を形成する技術を特願平9−147920号に開
示した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
先願に開示された技術では、1相の巻回数が多いパラレ
ル結線を作ることができなかった。またそれぞれ2つの
スター結線ユニットからなる2つのパラレル結線ユニッ
トの中性点を相互に結合したパラレル結線を作ることが
できなかった。
【0006】本発明の目的は、1相の巻線数が多いパラ
レル結線を備えた回転電機用ステータ及びその製造方法
を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、それぞれ2つのスタ
ー結線ユニットとからなる2つのパラレル結線ユニット
の中性点を相互に結合したパラレル結線を備えた回転電
機用ステータ及びその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明が改良の対象とす
る1つの回転電機用ステータは、巻線が巻回される巻線
巻回部と環状継鉄部の一部を構成する継鉄部分とを有す
る2m×n個(mは2以上の整数、nは3の倍数)]の
単位コアが、巻線巻回部が内側に位置し且つ継鉄部分が
環状継鉄部を構成するように組合わされてなるステータ
コアを用いる。また2m×n個の単位コアの巻線巻回部
に巻線導体がそれぞれ巻装されて構成される複数の巻線
部を有する。そして2m×n個の単位コアの巻線巻回部
に巻装された巻線部のうち、m個の巻線部が直列接続さ
れて形成されたn個の直列巻線部がスター結線されて2
個のスター結線ユニットが構成されている。そして2個
のスター結線ユニットの中性点が相互に接続されて1個
のパラレル結線用ユニットが構成される。なおこの1個
のパラレル結線用ユニットに含まれるn相の磁極を構成
する各巻線部は、対応するn相分のリード線にそれぞれ
接続される。
【0009】本発明の回転電機用ステータでは、2m×
n個の単位コアを、それぞれ連続するn個の単位コアか
らなる2m個の単位コアグループに分けられている。そ
して連続するm個の単位コアグループをそれぞれ構成す
る連続するn個の単位コアにn本の巻線導体が一方向に
それぞれ順次巻回されて第1のスター結線ユニット構成
用巻線群が構成されている。残りの連続するm個の単位
コアグループをそれぞれ構成する連続するn個の単位コ
アには、n本の巻線導体が前記一方向とは逆の方向にそ
れぞれ順次巻回されて第2のスター結線ユニット構成用
巻線群が構成されている。そして第1のスター結線ユニ
ット構成用巻線群と第2のスター結線ユニット構成用巻
線群との間を接続するn本の渡り線部分がn本の巻線導
体によって形成され且つ相互に電気的に接続されてパラ
レル結線用ユニットが構成されている。
【0010】このような構造の回転電機用ステータを製
造するには、まず2m×n個の単位コアを巻線巻回部が
同じ方向に向くように一例に並べる。次に2m×n個の
単位コアをそれぞれ連続するn個の単位コアからなる2
m個の単位コアグループに分け、連続する1番目の単位
コアグループからm番目の単位コアグループをそれぞれ
構成するn個の単位コアに順次n本の巻線導体を一方向
にそれぞれ巻回して第1のスター結線ユニット構成用巻
線群を構成する。次にn本の巻線導体をそれぞれn本の
渡り線を形成する長さ分だけ引き出してn本の渡り線を
形成した後に残りの連続するm+1番目の単位コアグル
ープから2m番目までの単位コアグループをそれぞれ構
成するn個の単位コアに順次n本の巻線導体を一方向に
それぞれ巻回して第2のスター結線ユニット構成用巻線
群を構成する。次に第1のスター結線ユニット構成用巻
線群と第2のスター結線ユニット構成用巻線群との間を
接続するn本の渡り線の部分を相互に電気的に接続して
パラレル結線用ユニットを構成する。なおn本の渡り線
を熱溶着により機械的に且つ電気的に相互に接合すると
接続作業が簡単になる。最後に2m×n個の単位コアを
各継鉄部分が環状の継鉄部を構成するように組合わせ
る。
【0011】本発明によれば、n本の渡り線を相互に電
気的に接続するだけで、m個の巻線部が直列接続されて
形成されたn個の直列巻線部を備えた第1および第2の
スター結線ユニットの中性点が相互に接続されたパラレ
ル結線用ユニットを簡単に形成することができる。した
がって本発明によれば、パラレル結線を構成する場合の
接続部での巻線導体の接続本数が少なく、しかも接続部
で接続不良が発生する可能性が低下する。
【0012】2つのスター結線ユニットからなる2つの
パラレル結線ユニットの中性点を相互に結合したパラレ
ル結線を備えた回転電機用ステータは、巻線が巻回され
る巻線巻回部と環状継鉄部の一部を構成する継鉄部分と
を有する4n個(nは3の倍数)の単位コアが、巻線巻
回部が内側に位置し且つ継鉄部分が環状継鉄部を構成す
るように組合わされてなるステータコアと、4n個の単
位コアの巻線巻回部に巻線導体がそれぞれ巻装されて構
成される複数の巻線部とを備えている。そして4n個の
単位コアの巻線巻回部に巻装された巻線部のうち隣り合
うn個の巻線部を単位としてこれらの単位毎にn個の巻
線部の巻線がスター結線されて4つのスター結線ユニッ
トが構成され、4つのスター結線ユニットの中性点が相
互に接続されて2つのパラレル結線用ユニットが構成さ
れ、4つのスター結線ユニットをそれぞれ構成するn個
の巻線部が、対応するn本のリード線にそれぞれ接続さ
れている。
【0013】本発明の回転電機用ステータでは、連続す
る2n個の単位コアに2n本の巻線導体が巻回されて最
初の2n個の巻線部が形成され、連続する2n個の単位
コアに続いて連続する2n個の単位コアに2n本の巻線
導体が連続して巻回されて次の2n個の巻線部が形成さ
れている。そして最初の2n個の巻線部と次の2n個の
巻線部との間を接続する2n本の渡り線が2n本の巻線
導体によって形成され且つ相互に電気的に接続されて2
つのパラレル結線用ユニットが構成されている。
【0014】このような回転電機用ステータを製造する
場合には、2n個の単位コアを巻線巻回部が同じ方向に
向くように一例に並べる。次に連続する2n個の単位コ
アに2n本の巻線導体をそれぞれ巻回して最初の2n個
の巻線部を形成する。次に2n本の巻線導体をそれぞれ
2n本の渡り線を形成する長さ分だけ引き出し、2n本
の渡り線を形成した後に連続する2n個の前記単位コア
に続いて連続する2n個の単位コアに2n本の巻線導体
を連続してそれぞれ巻回して次の2n個の巻線部を形成
する。次に2n個の巻線部と次の2n個の巻線部との間
を接続する2n本の渡り線を相互に電気的に接続して2
つのパラレル結線用ユニットを形成する。そして最後
に、4n個の単位コアを各継鉄部分が環状の継鉄部を構
成するように組合わせる。
【0015】本発明によれば、2n本の渡り線を相互に
電気的に接続するだけで、2つのスター結線ユニットか
らなる2つのパラレル結線ユニットの中性点を相互に結
合したパラレル結線を得ることができる。したがって本
発明によれば、パラレル結線を構成する場合の接続部で
の巻線導体の接続本数が少なく、しかも接続部での接続
不良が発生する可能性が低下する。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る回転電機用ス
テータ及びその製造方法の一例を図1乃至図3を参照し
て詳細に説明する。
【0017】図1は、特願平7−316418号に詳細
に開示した単位コアセット治具1(破線で示してある)
を用いて回転電機用ステータを製造する際の一工程を示
す図である。単位コアセット治具1は、一列に配置した
多数の単位コア保持部材2を、連結プレート3と連結ピ
ン4とからなる連結部材5で屈曲自在に連結した構造に
なっている。各単位コア保持部材2には、それぞれの正
面に単位コア支持ピン2aが設けられている。このよう
な単位コアセット治具1の各単位コア保持部材2の単位
コア支持ピン2aに、単位コアS1 〜S12を1個ずつ保
持させる。単位コアS1 〜S12は、巻線が巻回される巻
線巻回部6と、環状継鉄部の一部を構成する継鉄部分7
とを有する構造になっていて、巻線巻回部6には絶縁ボ
ビン8を介して巻線が巻回されるようになっている。C
1 〜C12は、各単位コアS1 〜S12の巻線巻回部6に
巻線が巻回されて形成された巻線部である。
【0018】図1に示す治具1を用いて図3に示すよう
なパラレル結線ユニットを製造する場合について説明す
る。図2は、第1の実施の形態で製造する回転電機用ス
テータの回路図であり、図3は図1の単位コアセット治
具1を用いて図2の回路を構成する場合の各単位コアS
1 〜S12への巻線順序と巻線の巻回方向を示すための図
である。図3においては、巻線導体9〜10を例えば3
本のノズルを用いて各単位コアS1 〜S12に巻回するも
のとして説明するが、1本のノズルを用いて各単位コア
S1 〜S12に巻線導体を巻回してもよいのは勿論であ
る。
【0019】まず3本のノズルを、それぞれ同期させて
単位コアS1 ,S2 ,S3 (第1の単位コアグループ)
の各巻線巻回部に巻線導体9〜11を図3で見て反時計
回り方向に所定巻回数(ターン数)巻回して、図2の巻
線部C1 ,C2 ,C3 を形成する。
【0020】次に、巻線導体9〜11を単位コアS4 ,
S5 ,S6 (第2の単位コアグループ)の各巻線巻回部
に対して必要な巻回数分、反時計回り方向に巻回して、
図2に示す巻線部C4 ,C5 ,C6 を形成する。これら
の巻線部C1 〜C6 により第1のスター結線ユニット構
成用巻線群が構成され、これらの巻線部C1 〜C6 がス
ター状に結線されて第1のスター結線ユニットが構成さ
れる。
【0021】次に、巻線導体9〜11をある程度の長さ
引き出して渡り線の部分を形成した後に、単位コアS7
,S8 ,S9 (第3の単位コアグループ)の各巻線巻
回部に対して必要な巻回数分、時計回り方向に巻回し
て、図2に示す巻線部C7 ,C8,C9 を形成する。次
に、巻線導体9〜11を単位コアS10,S11,S12(第
4の単位コアグループ)の各巻線巻回部に対して必要な
巻回数分、時計回り方向に巻回して、図2に示す巻線部
C10,C11,C12を形成する。これらの巻線部C7〜C1
2により第2のスター結線ユニット構成用巻線群が構成
され、これらの巻線部C7 〜C12 がスター状に結線さ
れて第2のスター結線ユニットが構成される。
【0022】次に単位コアS4 ,S5 ,S6 から単位コ
アS7 ,S8 ,S9 への渡り線部分(即ち第1のスター
結線ユニット構成用巻線群と第2のスター結線ユニット
構成用巻線群との間を接続する渡り線の部分)を電気的
に接続して接続部15を形成する。これにより2つのス
ター結線ユニットが形成されるのと同時に、2つのスタ
ー結線ユニットの中性点の接続が完了して1つのパラレ
ル結線用ユニットが構成される。なお渡り線の部分を電
気的に接続する場合には、各巻線導体9〜11の渡り線
の部分の絶縁被覆部をそれぞれ部分的に除去して導体を
露出させ、露出した導体を半田付けまたは溶接により相
互に電気的に接続するのが一般的である。しかしながら
絶縁被覆部をそれぞれ部分的に除去せずに、図4に示す
ように一対の圧接用電極16及び17の間に3本の巻線
導体を挟み、圧接用電極16及び17間に電流を流して
発生する熱で絶縁被覆部を除去し、同時に各巻線導体を
電気的に且つ機械的に接続(熱溶着)するようにしても
よい。
【0023】次に巻線導体9〜11の両端部を接続線1
2〜14にそれぞれ接続する。そして最後に、単位コア
セット治具1を保持部から外して、12個の単位コアS
1 〜S12のうちの最初の単位コアS1 と最後の単位コア
S12を各単位コアの継鉄部分が環状の継鉄部を構成する
ように組合わせて相互に連結してステータコアを組み立
てる。この状態になったならば、単位コアセット治具1
を各単位コアの継鉄部から取り外し、しかる後、環状の
継鉄部の外周に回転電機のハウジングの一部を構成する
筒状フレームを嵌合する。このようにして回転電機用ス
テータの製造を完了する。
【0024】上記例では、2m×n個の単位コアを用い
る場合に、mとして2以上の整数の中から選択した2を
用い、nとして3の倍数である3を用いて、12個の単
位コアから3個(n個)の単位コアからなる4個(2m
個)の単位コアグループを作っている。本発明は、mを
他の2以上の整数とし、nを3の倍数とした他の場合に
も適用できる。ここでmの数は、1相分の巻線を構成す
る直列接続されれる巻線部の数を意味している。したが
ってmが3になれば、1相分の巻線は3つの単位コアの
巻線部が直列に接続されて構成されることになる。
【0025】図5は、本発明の第2の実施の形態の回転
電機用ステータの回路図であり、図6は図1の単位コア
セット治具1を用いて図5の回路を構成する場合の各単
位コアS1 〜S12への巻線順序と巻線の巻回方向を示す
ための図である。図6においては、6本の巻線導体17
〜22を例えば6本のノズルを用いて各単位コアS1〜
S12に巻回するものとして説明するが、1本のノズルを
用いて各単位コアS1〜S12に巻線導体を巻回してもよ
いのは勿論である。
【0026】まず6本のノズルを、それぞれ同期させて
6個の単位コアS1 〜S6 の各巻線巻回部に巻線導体1
7〜22を図6で見て反時計回り方向に所定巻回数(タ
ーン数)巻回して、図5の巻線部C1 〜C6 を形成す
る。次に、巻線導体17〜22をある程度の長さ引き出
して渡り線の部分を形成した後に、次の6個の単位コア
S7 〜S12の各巻線巻回部に対して必要な巻回数分、時
計回り方向に巻回して、図5に示す巻線部C7 〜C12を
形成する。
【0027】次に単位コアS1 〜S6 から単位コアS7
〜S12への渡り線部分を電気的に接続して接続部26を
形成する。これにより4つのスター結線ユニットが形成
されるのと同時に、4つのスター結線ユニットの中性点
の相互接続が完了して中性点が接続された2つのパラレ
ル結線用ユニットが構成される。なお渡り線の部分を電
気的に接続して接続部26を形成する場合には、第1の
実施の形態と同様に、各巻線導体の渡り線の部分の絶縁
被覆部をそれぞれ部分的に除去して導体を露出させ、露
出した導体を半田付けまたは溶接により相互に電気的且
つ機械的に接続してもよいが、絶縁被覆部をそれぞれ部
分的に除去せずに圧接用電極を用いて熱で絶縁被覆部を
除去し、同時に各巻線導体を電気的に且つ機械的に接続
するようにしてもよい。
【0028】そして次に6本の巻線導体17〜22の両
端部を2本の接続線23〜25に接続する。そして最後
に、単位コアセット治具1を保持部から外して、12個
の単位コアS1 〜S12のうちの最初の単位コアS1 と最
後の単位コアS12を各単位コアの継鉄部分が環状の継鉄
部を構成するように組合わせて相互に連結してステータ
コアを組み立てる。この状態になったならば、単位コア
セット治具1を各単位コアの継鉄部から取り外し、しか
る後、環状の継鉄部の外周に回転電機のハウジングの一
部を構成する筒状フレームを嵌合する。このようにして
回転電機用ステータの製造を完了する。
【0029】上記例では、4n個の単位コアを用いる場
合に、nとして3の倍数である3を用いて、12個の単
位コアから4つのスター結線ユニットを作っている。し
かし本発明は、nを3の倍数とした他の場合にも適用で
きるのは勿論である。ここでnの数は、1つのスター結
線ユニットの相数を意味している。したがってnが6に
なれば、1つのスター結線ユニットには6相分の巻線部
が含まれることになる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、n本の渡り線を相互に
電気的に接続するだけで、m個の巻線部が直列接続され
て形成されたn個の直列巻線部を備えた第1および第2
のスター結線ユニットの中性点が相互に接続されたパラ
レル結線用ユニットを簡単に形成することができる。ま
た本発明によれば、2n本の渡り線を相互に電気的に接
続するだけで、2つのスター結線ユニットからなる2つ
のパラレル結線ユニットの中性点を相互に結合したパラ
レル結線を得ることができる。したがって本発明によれ
ば、パラレル結線を構成する場合の接続部での巻線導体
の接続本数が少なく、しかも接続部での接続不良が発生
する可能性が低下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】単位コアセット治具を用いて回転電機用ステー
タを製造する際の一工程を示す図である。
【図2】第1の実施の形態で製造する回転電機用ステー
タの回路図である。
【図3】図1の単位コアセット治具を用いて図2の回路
を構成する場合の各単位コアへの巻線順序と巻線の巻回
方向を示すための図である。
【図4】巻線導体の渡り線の部分を圧接する状態を示す
斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の回転電機用ステー
タの回路図である。
【図6】図1の単位コアセット治具を用いて図5の回路
を構成する場合の各単位コアへの巻線順序と巻線の巻回
方向を示すための図である。
【符号の説明】
C1 〜C12 巻線部 S1 〜S12 単位コア 1 単位コアセット治具 6 巻線巻回部 7 継鉄部分 8 絶縁ボビン 9〜11,17〜22 巻線導体 15,26 接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内堀 清 東京都豊島区北大塚一丁目十五番一号 山 洋電気株式会社内 (72)発明者 鈴木 信二 東京都豊島区北大塚一丁目十五番一号 山 洋電気株式会社内 Fターム(参考) 5H002 AA07 AB06 AE01 5H603 AA09 BB12 CA01 CB02 CB11 CB26 CC07 CC17 CD21 CE01 EE01 FA01 5H615 AA01 BB14 PP01 PP07 PP10 PP11 PP13 QQ02 QQ19 RR01 SS08 SS10 SS16 SS18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線が巻回される巻線巻回部と該巻線巻
    回部の基部に一体に設けられた継鉄部分とからなる2m
    ×n個(mは2以上の整数、nは3の倍数)の単位コア
    が、前記巻線巻回部が内側に位置し且つ前記継鉄部分が
    環状の継鉄部を構成するように組合わされてなるステー
    タコアと、 前記2m×n個の単位コアの前記巻線巻回部に巻線導体
    がそれぞれ巻装されて構成される複数の巻線部とからな
    り、 前記2m×n個の単位コアの前記巻線巻回部に巻装され
    た巻線部のうち、m個の巻線部が直列接続されて形成さ
    れたn個の直列巻線部がスター結線されて2個のスター
    結線ユニットが構成され、 前記2個のスター結線ユニットの中性点が相互に接続さ
    れて1個のパラレル結線用ユニットが構成されている回
    転電機用ステータであって、 前記2m×n個の単位コアは、それぞれ連続するn個の
    前記単位コアからなる2m個の単位コアグループに分け
    られ、 連続するm個の前記単位コアグループをそれぞれ構成す
    る連続するn個の前記単位コアにn本の巻線導体が一方
    向にそれぞれ順次巻回されて第1のスター結線ユニット
    構成用巻線群が構成されており、 残りの連続するm個の前記単位コアグループをそれぞれ
    構成する連続するn個の前記単位コアに前記n本の巻線
    導体が前記一方向とは逆の方向にそれぞれ順次巻回され
    て第2のスター結線ユニット構成用巻線群が構成されて
    おり、 前記第1のスター結線ユニット構成用巻線群と前記第2
    のスター結線ユニット構成用巻線群との間を接続するn
    本の渡り線部分が前記n本の巻線導体によって形成され
    且つ相互に電気的に接続されて前記パラレル結線用ユニ
    ットが構成されていることを回転電機用ステータ。
  2. 【請求項2】 巻線が巻回される巻線巻回部と該巻線巻
    回部の基部に一体に設けられた継鉄部分とからなる2m
    ×n個(mは2以上の整数、nは3の倍数)の単位コア
    が、前記巻線巻回部が内側に位置し且つ前記継鉄部分が
    環状の継鉄部を構成するように組合わされてなるステー
    タコアと、 前記2m×n個の単位コアの前記巻線巻回部に巻線導体
    がそれぞれ巻装されて構成される複数の巻線部とからな
    り、 前記2m×n個の単位コアの前記巻線巻回部に巻装され
    た巻線部のうち、m個の巻線部が直列接続されて形成さ
    れたn個の巻線がスター結線されて2個のスター結線ユ
    ニットが構成され、 前記2個のスター結線ユニットの中性点が相互に接続さ
    れて1個のパラレル結線用ユニットが構成されている回
    転電機用ステータの製造方法であって、 前記2m×n個の単位コアを前記巻線巻回部が同じ方向
    に向くように一例に並べ、 前記2m×n個の単位コアをそれぞれ連続するn個の前
    記単位コアからなる2m個の単位コアグループに分け、 連続する1番目の単位コアグループからm番目までの単
    位コアグループをそれぞれ構成するn個の前記単位コア
    に順次n本の巻線導体を一方向にそれぞれ巻回して第1
    のスター結線ユニット構成用巻線群を構成し、 次に前記n本の巻線導体をそれぞれn本の渡り線を形成
    する長さ分だけ引き出し、 前記n本の渡り線を形成した後に残りの連続するm+1
    番目の単位コアグループから2m番目までの単位コアグ
    ループをそれぞれ構成するn個の前記単位コアに順次前
    記n本の巻線導体を一方向にそれぞれ巻回して第2のス
    ター結線ユニット構成用巻線群を構成し、 前記第1のスター結線ユニット構成用巻線群と前記第2
    のスター結線ユニット構成用巻線群との間を接続する前
    記n本の渡り線の部分を相互に電気的に接続して前記パ
    ラレル結線用ユニットを構成し、 最後に前記2m×n個の単位コアを前記各継鉄部分が環
    状の継鉄部を構成するように組合わせることを特徴とす
    る回転電機用ステータの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記n本の渡り線を熱溶着により機械的
    に且つ電気的に相互に接合することを特徴とする請求項
    2に記載の回転電機用ステータの製造方法。
  4. 【請求項4】 巻線が巻回される巻線巻回部と環状継鉄
    部の一部を構成する継鉄部分とを有する4n個(nは3
    の倍数)の単位コアが、前記巻線巻回部が内側に位置し
    且つ前記継鉄部分が前記環状継鉄部を構成するように組
    合わされてなるステータコアと、 前記4n個の単位コアの前記巻線巻回部に巻線導体がそ
    れぞれ巻装されて構成される複数の巻線部とからなり、 前記4n個の単位コアの前記巻線巻回部に巻装された巻
    線部のうち隣り合うn個の巻線部を単位としてこれらの
    単位毎にn個の巻線部の巻線がスター結線されて4つの
    スター結線ユニットが構成され、 前記4つのスター結線ユニットの中性点が相互に接続さ
    れて2つのパラレル結線用ユニットが構成され、 前記4つのスター結線ユニットをそれぞれ構成する前記
    n個の巻線部が、対応するn本のリード線にそれぞれ接
    続されている回転電機用ステータであって、 連続する2n個の前記単位コアに2n本の巻線導体が巻
    回されて最初の2n個の前記巻線部が形成され、前記連
    続する2n個の前記単位コアに続いて連続する2n個の
    前記単位コアに前記2n本の巻線導体が連続して巻回さ
    れて次の2n個の前記巻線部が形成され、最初の2n個
    の前記巻線部と次の2n個の前記巻線部との間を接続す
    る2n本の渡り線が前記2n本の巻線導体によって形成
    され且つ相互に電気的に接続されて前記2つのパラレル
    結線用ユニットが構成されていることを特徴とする回転
    電機用ステータ。
  5. 【請求項5】 巻線が巻回される巻線巻回部と該巻線巻
    回部の基部に一体に設けられた継鉄部分とからなる4n
    個(nは3の倍数)の単位コアが、前記巻線巻回部が内
    側に位置し且つ前記継鉄部分が環状継鉄部を構成するよ
    うに組合わされてなるステータコアと、 前記4n個の単位コアの前記巻線巻回部に絶縁被覆部に
    より被覆された巻線導体がそれぞれ巻装されて構成され
    る複数の巻線部とからなり、 前記4n個の単位コアの前記巻線巻回部に巻装された巻
    線部のうち隣り合うn個の巻線部を単位としてこれらの
    単位毎にn個の巻線部の巻線がスター結線されて4つの
    スター結線ユニットが構成され、 4つの前記スター結線ユニットの中性点が相互に接続さ
    れて構成された2つのパラレル結線用ユニットを備えた
    回転電機用ステータの製造方法であって、 前記2n個の単位コアを前記巻線巻回部が同じ方向に向
    くように一例に並べ、 連続する2n個の前記単位コアに2n本の巻線導体をそ
    れぞれ巻回して最初の2n個の前記巻線部を形成し、 次に前記2n本の巻線導体をそれぞれ2n本の渡り線を
    形成する長さ分だけ引き出し、 前記2n本の渡り線を形成した後に前記連続する2n個
    の前記単位コアに続いて連続する2n個の前記単位コア
    に前記n本の巻線導体を連続してそれぞれ巻回して次の
    2n個の前記巻線部を形成し、 最初の2n個の前記巻線部と次の2n個の前記巻線部と
    の間を接続する前記2n本の渡り線を相互に電気的に接
    続して前記2つのパラレル結線用ユニットを形成し、 前記4n個の単位コアを前記各継鉄部分が環状の継鉄部
    を構成するように組合わせることを特徴とする回転電機
    用ステータの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記2n本の渡り線を熱溶着により機械
    的に且つ電気的に相互に接合することを特徴とする請求
    項5に記載の回転電機用ステータの製造方法。
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