JP2000261290A - 高周波可変減衰器および高周波可変減衰器の制御方法 - Google Patents

高周波可変減衰器および高周波可変減衰器の制御方法

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JP2000261290A
JP2000261290A JP6341499A JP6341499A JP2000261290A JP 2000261290 A JP2000261290 A JP 2000261290A JP 6341499 A JP6341499 A JP 6341499A JP 6341499 A JP6341499 A JP 6341499A JP 2000261290 A JP2000261290 A JP 2000261290A
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variable attenuator
fet
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terminal
voltage
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English (en)
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正人 ▲高▼田
Masato Takada
Satoshi Watanabe
智 渡邊
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FETで構成した高周波可変減衰器の入出力
インピーダンスを一定に保つように、容易に制御する。 【解決手段】 ドレイン−ソース間抵抗(Rds)をゲ
ート電圧(Vd)によって制御するFETをT型に構成
した高周波可変減衰器の、スルーFETに並列に抵抗を
設け、その抵抗値を高周波可変減衰器の入出力インピー
ダンスに依存する適当な値を設定し、シャントFET及
びスルーFETのゲート端子への制御電圧を、FETの
Rds−Vds関係に依存するクロス電圧を中心に対称
に制御することによって、高周波可変減衰器の入出力イ
ンピーダンスを一定に保ちつつ減衰量を変化させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波で用いられ
る可変減衰器や自動利得制御装置等に適用される、高周
波可変減衰器および高周波可変減衰方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波可変減衰器は一般的に、イ
ンピーダンス制御部を有して構成される。
【0003】従来例1の高周波可変減衰器の構成を図1
2に示す。この高周波可変減衰器は、ゲート電圧によっ
てドレイン−ソース間インピーダンスを可変できる、ス
ルーFET1a、1bとシャントFET2とをT型に配
置し、スルーFET1のゲート端子及びシャントFET
2のゲート端子を高周波的にオープンとするスルーバイ
アス抵抗3及びシャントバイアス抵抗4と、スルー制御
電圧8を入力するスルー制御端子6と、シャント制御電
圧9を入力するシャント制御端子7と、スルー制御電圧
8及びシャント制御電圧9を出力する制御回路12と、
高周波信号を入力する可変減衰器入力端子10と減衰さ
せた高周波信号を出力する可変減衰器出力端子11を備
えた構成である。
【0004】この高周波可変減衰器では、各FET1、
2のドレイン−ソース間インピーダンスを各制御電圧
8、9によって同時に変化することができ、このインピ
ーダンスバランスを制御することによって、可変減衰器
の各入出力端子10、11のインピーダンスを一定に保
ちつつ、通過減衰量を変化させることができる。
【0005】また、従来例2として、実用新案登録第2
578277号公報の「可変減衰器」がある。従来例2
では、減衰量の計算およびデータの入出力を行うマイク
ロプロセッサを備えて構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
各従来技術に基づく可変減衰器では、複雑な制御電圧を
与える必要があり、制御回路が複雑になる。特に、従来
例2の実用新案第2578277号公報では、インテリ
ジェンス回路を必要とし、付随回路による大規模化、コ
スト高という問題を伴う。また、このような従来の可変
減衰器では、各FETのドレイン−ソース間インピーダ
ンスを下記の[数1]で示す関係にする必要がある。こ
の基本的な関係は図2に示す特性図となる。
【数1】
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、より簡単な制御回路、または制御方法を用い
た、高周波可変減衰器および高周波可変減衰方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、以下の構成を採る。
【0009】請求項1記載の発明の高周波可変減衰器
は、スルーFETに並列に2個のインピーダンス素子
と、ゲート端子に直列にスルーバイアス抵抗素子が、シ
ャントFETのゲート端子にシャントバイアス抵抗素子
がそれぞれ接続される。
【0010】この構成において、FETデバイス特性に
依存するクロス電圧に対し対称に制御するスルー制御電
圧及びシャント制御電圧をスルー制御電圧端子およびシ
ャント制御電圧端子へ加え、FETデバイス特性に依存
するクロス電圧に対し対称に制御することにより、入出
力インピーダンスを一定に保ちつつ減衰量を変化させる
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1記載の高周波可変減衰器
に関する発明は、複数のFETをゲート電圧によって制
御可能な可変インピーダンス素子として使用して構成し
た高周波可変減衰器において、各々のスルーFETにそ
れぞれ並列に接続して入出力インピーダンスに依存する
2個のインピーダンス素子と、各々のスルーFETのゲ
ート端子にそれぞれ直列に一端が接続され、且つ他端が
スルー制御電圧端子へ接続されたスルーバイアス抵抗素
子と、各々のシャントFETのゲート端子にそれぞれ直
列に一端が接続され、且つ他端がシャント制御電圧端子
へ接続されたシャントバイアス抵抗素子と、FETデバ
イス特性に依存するクロス電圧に対し対称に制御するス
ルー制御電圧及びシャント制御電圧をスルー制御電圧端
子およびシャント制御電圧端子へ加える構成を採る。
【0012】この構成により、スルー制御電圧及びシャ
ント制御電圧をFETデバイス特性に依存するクロス電
圧に対し対称に制御することにより、入出力インピーダ
ンスを一定に保ちつつ減衰量を変化させることができ
る。
【0013】請求項2記載の発明において、請求項1記
載の高周波可変減衰器は、少なくとも3個のFETを用
いてT形またはπ型の構成とする。
【0014】この構成により、FETのゲート端子へス
ルー制御電圧及びシャント制御電圧を接続することによ
り、入出力インピーダンスを一定に保ちつつ減衰量を変
化させることができる。
【0015】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の高周波可変減衰器において、2個のイン
ピーダンス素子は、2個の抵抗素子である構成とする。
【0016】この構成により、抵抗素子の減衰量特性に
沿ったスルー制御電圧及びシャント制御電圧をスルーF
ETのゲート端子へ接続することにより、入出力インピ
ーダンスを一定に保ちつつ減衰量を変化させることがで
きる。
【0017】請求項4記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の高周波可変減衰器において、2個のイン
ピーダンス素子は、2個のFETであり、このFETに
与えるゲート電圧により対応可変減衰器の入出力インピ
ーダンスの変更を可能とした構成とする。
【0018】この構成により、FETの減衰量特性に沿
ったスルー制御電圧及びシャント制御電圧をスルーFE
Tのゲート端子へ接続することにより、入出力インピー
ダンスを一定に保ちつつ減衰量を変化させることができ
る。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
何れかに記載の高周波可変減衰器において、クロス電圧
は、入力端子あるいは出力端子の反射減衰量を測定して
決める構成とする。
【0020】この構成により、より精度の高いスルー制
御電圧及びシャント制御電圧をスルーFETのゲート端
子へ接続することができる。
【0021】請求項6記載の高周波可変減衰器に関する
発明は、第1のFET(1a)のドレイン端子と第2の
FET(1b)のソース端子とが接続されスルーFET
を形成し、接続点と第3のFET(2)のソース端子と
が接続されT型に構成された高周波可変減衰器におい
て、第1のFETと第2のFETのそれぞれのソース端
子・ドレイン端子間に並列に接続された第1の抵抗素子
(5a)及び第2の抵抗素子(5b)と、第1のFET
と第2のFETの各々のゲート端子にそれぞれの一端が
直列に接続され、且つ他端が第1の制御電圧入力端子
(6)へ接続された第3の抵抗素子(3a)及び第4の
抵抗素子(3b)と、第3のFETのゲート端子と第2
の制御電圧入力端子(7)間に設けられた第5の抵抗素
子(4)とを有した構成を採る。
【0022】この構成により、スルー制御電圧及びシャ
ント制御電圧をFETデバイス特性に依存するクロス電
圧に対し対称に制御することにより、入出力インピーダ
ンスを一定に保ちつつ減衰量を変化させることができ
る。
【0023】請求項7記載の発明は、請求項6記載の高
周波可変減衰器において、第1の制御電圧入力端子と第
2の制御電圧入力端子との間に、スルー制御電圧及びシ
ャント制御電圧の関係において、FETデバイス特性に
依存するクロス電圧に対し対称に制御可能とした構成と
する。
【0024】この構成により、FETの減衰量特性に沿
ったスルー制御電圧及びシャント制御電圧をスルーFE
Tのゲート端子へ接続することにより、入出力インピー
ダンスを一定に保ちつつ減衰量を変化させることができ
る。
【0025】請求項8記載の高周波可変減衰方法に関す
る発明は、少なくとも3個のFETを用いてT形または
π型に構成されたFETを、ゲート電圧によって制御可
能な可変インピーダンス素子として使用した高周波可変
減衰器の制御方法において、スルー制御電圧及びシャン
ト制御電圧をFETデバイス特性に依存するクロス電圧
に対し対称に制御する構成を採る。
【0026】この構成により、スルー制御電圧及びシャ
ント制御電圧をFETデバイス特性に依存するクロス電
圧に対し対称に制御することにより、入出力インピーダ
ンスを一定に保ちつつ減衰量を変化させることができ
る。
【0027】請求項9記載の発明では、請求項8記載の
高周波可変減衰器の制御方法において、高周波可変減衰
器のクロス電圧を決定する際に、入力端子あるいは出力
端子の反射減衰量を測定して判定する構成とする。
【0028】この構成により、より精度の高いスルー制
御電圧及びシャント制御電圧をスルーFETのゲート端
子へ接続することができる。
【0029】請求項10記載の発明では、請求項8また
は9記載の高周波可変減衰器の制御方法において、高周
波可変減衰器のクロス電圧を決定する際、あるいは高周
波可変減衰器の減衰量を調整制御する際に、高周波可変
減衰器に並列に、同等構成のモニター用可変減衰器を配
置し、互いのスルー制御端子、及びシャント制御端子を
接続して同時に制御する構成とし、モニター用可変減衰
器の通過特性あるいは反射減衰量を監視して判定する構
成とする。
【0030】この構成により、より精度の高いスルー制
御電圧及びシャント制御電圧をスルーFETのゲート端
子へ接続することができる。
【0031】次に図面を参照して、本発明の一実施の形
態に係る高周波可変減衰器および高周波可変減衰方法を
詳細に説明する。図1から図12は、本発明の一実施形
態に係る高周波可変減衰器および高周波可変減衰方法の
構成を説明するための図である。以下、本発明の実施の
形態について図1から図12を用いて説明する。
【0032】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1の高周波可変減衰器の構成例を示すブロック図で
ある。この高周波可変減衰器は、ゲート電圧によってド
レイン−ソース間インピーダンスを可変できる、スルー
FET1a、1bとシャントFET2とをT型に配置し
ている。
【0033】上記構成の高周波可変減衰器において、ス
ルーバイアス抵抗3及びシャントバイアス抵抗4は、ス
ルーFET1のゲート端子及びシャントFET2のゲー
ト端子とを高周波的にオープンとするために設けられ
る。第1の抵抗素子5a及び第2の抵抗素子5bは、ス
ルーFET1a,1bに並列に接続される。
【0034】スルー制御端子6へは、スルー制御電圧8
を入力する。シャント制御端子7へは、シャント制御電
圧9を入力する。制御回路12は、スルー制御電圧8及
びシャント制御電圧9を出力する。可変減衰器入力端子
10へ高周波信号を入力すると、可変減衰器出力端子1
1から減衰させた高周波信号が出力される。
【0035】次に上記実施の形態1の動作について図1
から図4を用いて説明する。
【0036】まず、可変減衰器入力端子10から入力さ
れる高周波信号は、スルーFET1aと第1の抵抗素子
5aの並列インピーダンス及びスルーFET1bと第2
の抵抗素子5bの並列インピーダンス及びシャントFE
T2で構成するT型減衰器によって減衰され、可変減衰
器出力端子11から出力される。
【0037】スルーFET1a、1b及びシャントFE
T2へは、それぞれバイアス抵抗素子3a、3b、4を
介して与えられる、スルー制御電圧8及びシャント制御
電圧9に応じて、ドレイン−ソース間インピーダンスが
変化する。このため、両制御電圧の与え方に応じて、減
衰量を変化させることができる。
【0038】先に、図2に入出力インピーダンスが50
Ωの場合のT型可変減衰器減衰量とスルー、シャント抵
抗値の関係グラフを示した。本実施の形態1の場合、ス
ルーFETに並列に接続された第1の抵抗素子1a、第
2の抵抗素子1bの抵抗値Rの選び方によって、スルー
FETに要求される抵抗値範囲を変えることができる。
例えば、図3のグラフは、入出力インピーダンス50Ω
の場合の、スルー抵抗素子付きT型可変減衰器減衰量
と、スルー抵抗値、シャント抵抗値との関係を示してい
る。
【0039】一方、FETのゲート電圧をVgs、その
時のドレイン−ソース間抵抗をRds、Vgs=0
[V]時のドレイン−ソース間抵抗をRds(on)と
する時、それらには近似的に下記の[数2]で示すよう
な対数関係がある。
【数2】
【0040】即ち、先の図3で抵抗値が対数スケールで
あることを考慮すると、スルー抵抗素子付きT型可変減
衰器減衰量とVgsの関係は、Vgsがリニアなスケー
ルに置き換えることができ、図4に示す関係となる。図
4から解るように、スルー抵抗素子の抵抗値Rの選び方
次第(50Ω〜60Ω)で、シャント制御電圧、スルー
制御電圧を、クロス電圧(Vcr)を中心に対称に制御
することによって、入出力インピーダンスを50Ωに保
ちつつ、減衰量を変更することが可能になる。
【0041】なお、以上の説明ではFET、ドレイン、
ソース、ゲートという言葉を用いたが、これは説明の便
宜上用いた物であり、チャネルとそれを制御する構造の
素子であれば、本発明の趣旨に合致し、これらを本発明
の範囲から排除する物ではない。また、T型可変減衰器
の構成を、2つのスルーFETと1つのシャントFET
の構成で説明したが、基本構成としてT型を形成してい
れば、FETの数量を限定する物ではない。さらに、以
上の説明では便宜的に入出力インピーダンスが50Ωの
場合について説明したが、[数1]に示す関係式を満足
するように、スルーFETに並列に接続される抵抗値R
(概ね入出力インピーダンス値相当)を選択することに
よって、異なる入出力インピーダンスについても成立す
る。
【0042】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2を示すブロック図である。本図5の各部におい
て、ゲート電圧によってドレイン−ソース間インピーダ
ンスを可変できる、スルーFET1、及びシャントFE
T2a、2b、スルーFET1のゲート端子及びシャン
トFET2のゲート端子を高周波的にオープンとするス
ルーバイアス抵抗3及びシャントバイアス抵抗4、シャ
ントFETに直列に接続した第1の抵抗素子5a及び第
2の抵抗素子5bである。
【0043】次に上記実施の形態2の動作について図5
から図7を用いて説明する。
【0044】まず可変減衰器入力端子10から入力され
る高周波信号は、シャントFET2aと第1の抵抗素子
5aの直列インピーダンス及びシャントFET2bと第
2の抵抗素子5bの直列インピーダンス及びスルーFE
T1で構成するπ型減衰器によって減衰され、可変減衰
器出力端子11から出力される。
【0045】スルーFET1及びシャントFET2a、
2bは、それぞれバイアス抵抗素子3、4a、4bを介
して与えられる、スルー制御電圧8及びシャント制御電
圧9に応じて、ドレイン−ソース間インピーダンスが変
化する。このため、両制御電圧の与え方に応じて、減衰
量を変化させることができる。なお、この時下記の[数
3]で示す関係を満たす必要がある。
【数3】
【0046】図6に入出力インピーダンスが50Ωの場
合のπ型可変減衰器減衰量とスルー、シャント抵抗値の
関係グラフを示す。また、本実施の形態2の場合、シャ
ントFETに直列に接続された第1の抵抗素子1a、第
2の抵抗素子1bの抵抗値Rの選び方によって、シャン
トFETに要求される抵抗値範囲を変えることができ
る。図6に入出力インピーダンスが50Ωの場合の、シ
ャント抵抗素子付きπ型可変減衰器減衰量とスルー、シ
ャント抵抗値の関係グラフを示す。
【0047】実施の形態1でも記したが、FETのゲー
ト電圧をVgs、その時のドレイン−ソース間抵抗をR
ds、Vgs=0[V]時のドレイン−ソース間抵抗を
Rds(on)とする時、それらには近似的に[数2]
で示すような対数関係がある。即ち、先の図6で抵抗値
が対数スケールであることを考慮すると、シャント抵抗
素子付きπ型可変減衰器減衰量とVgsの関係は、Vg
sがリニアなスケールに置き換えることができ、図7に
示す関係となる。図7から解るように、スルー抵抗素子
の抵抗値Rの選び方次第(約50Ω)で、シャント制御
電圧、スルー制御電圧を、クロス電圧(Vcr)を中心
に対称に制御することによって、入出力インピーダンス
を50Ωに保ちつつ、減衰量を変更することが可能にな
る。
【0048】なお、以上の説明ではFET、ドレイン、
ソース、ゲートという言葉を用いたが、これは説明の便
宜上用いた物であり、チャネルとそれを制御する構造の
素子であれば、本発明の趣旨に合致し、これらを本発明
の範囲から排除する物ではない。また、π型可変減衰器
の構成を、1つのスルーFETと2つのシャントFET
の構成で説明したが、基本構成としてπ型を形成してい
れば、FETの数量を限定する物ではない。さらに、以
上の説明では便宜的に入出力インピーダンスが50Ωの
場合について説明したが、[数3]に示す関係式を満足
するように、シャントFETに直列に接続される抵抗値
R(概ね入出力インピーダンス値相当)を選択すること
によって、異なる入出力インピーダンスについても成立
する。
【0049】(実施の形態3)図8は、本発明の実施の
形態3を示すブロック図である。本図8の構成各部にお
いて、ゲート電圧によってドレイン−ソース間インピー
ダンスを可変できる補助スルーFET13a、13b、
補助スルーFETのゲート端子を高周波的にオープンに
する抵抗素子14a、14b、補助スルーFETにゲー
ト電圧を与える補助スルー制御端子15、補助スルーF
ET13a、13bのインピーダンスを制御する補助ス
ルー制御電圧16である。
【0050】次に上記実施の形態3の動作について図8
及び図4を用いて説明する。
【0051】まず可変減衰器入力端子10から入力され
る高周波信号は、スルーFET1aと補助スルーFET
13aの並列インピーダンス及びスルーFET1bと補
助スルーFET13bの並列インピーダンス及びシャン
トFET2で構成するT型減衰器によって減衰され、可
変減衰器出力端子11から出力される。
【0052】スルーFET1a、1b及びシャントFE
T2は、それぞれバイアス抵抗素子3a、3b、4を介
して与えられる、スルー制御電圧8及びシャント制御電
圧9に応じて、ドレイン−ソース間インピーダンスが変
化する。このため、両制御電圧の与え方に応じて、減衰
量を変化させることができる。
【0053】先に、図4に実施の形態1として入出力イ
ンピーダンスが50Ωの場合のT型可変減衰器減衰量と
スルー、シャント抵抗値の関係グラフを、スルー抵抗素
子をパラメータにして示した。本実施の形態3の場合、
補助スルーFET13a、13bに与える電圧を補助ス
ルー制御電圧15によって調整することにより、任意の
スルー抵抗素子を実現することができる。従って、任意
の入出力インピーダンスの場合に柔軟に対応できる。
【0054】なお、この説明ではT型可変減衰器の構成
で説明したが、実施の形態2の応用として、π型可変減
衰器の構成でも実現可能である。
【0055】(実施の形態4)図10は、本発明の実施
の形態4を示すブロック図である。ここで、実施の形態
1を示す図1、及び実施の形態2を示す図5、及び実施
の形態3を示す図8、で説明した構成用件と同一作用効
果の物には、同一の符号を付す。
【0056】図9の構成各部において、基準電圧Vcr
を出力可能な基準電源18、入力電圧と基準電源18の
出力電圧Vcrに対して、差分を−1倍してVcrをオ
フセットとする電圧を出力するオペアンプ17である。
ここで、入力電圧をVin、出力電圧をVoutとする
と、これらには下記の[数4]に示す関係がある。
【数4】
【0057】次に上記実施の形態4の動作について図9
を用いて説明する。
【0058】高周波可変減衰器の基本動作は、実施の形
態1で記したので、ここでは省略する。実施の形態4で
は、スルー制御電圧8をオペアンプ17によって、基準
電源18の出力電圧Vcrに対し反転増幅することによ
り、シャント制御電圧9を生成し、1つの制御電圧で可
変減衰器の制御が可能になる。
【0059】なお、この説明ではT型可変減衰器の構成
で説明したが、実施の形態2の応用として、π型可変減
衰器の構成でも実現可能である。また、同様に実施の形
態3についても適用可能である。
【0060】(実施の形態5)図10は、本発明の実施
の形態5の一例を示す半導体チップの斜視図である。こ
こで、等価回路は実施の形態1で説明した図1を適用し
た。また、実施の形態1を示す図1で説明した構成用件
と同一作用効果の物には同一の符号を付す。
【0061】図10の各部において、半導体基板19、
バイアホール20、接地導体21である。
【0062】次に上記実施の形態5の動作について図1
0を用いて説明する。
【0063】高周波可変減衰器の基本動作は、実施の形
態1で記したので、ここでは省略する。実施の形態5で
は、図4に示すように半導体基板上にFET、抵抗素
子、制御端子等の可変減衰器の各機能素子を形成し、ま
たシャントFET2のソース接地のためにバイアホール
20を設け、接地導体21を介して接地される。この構
成により、可変減衰器として動作することができる。
【0064】また、半導体基板上に部品を集積すること
により、回路の小型化ができるメリットがある。さら
に、1つの半導体基板上に同じプロセスで部品を形成す
るため、各部品のばらつきを小さくすることができ、可
変減衰器の動作として安定するメリットがある。
【0065】なお、上記説明ではT型可変減衰器の構成
で説明したが、実施の形態2の応用として、π型可変減
衰器の構成でも実現可能である。また、同様に実施の形
態3についても適用可能である。
【0066】また、上記説明では裏面接地導体付き半導
体基板で構成を取り上げたが、必ずしもその構造の必要
はなく、実装において高周波的に接地が可能である構造
ならば、本発明の請求範囲に合致する。
【0067】また、説明の便宜上、半導体基板上に形成
する部品種類、数量を限定しているが、実際には増幅器
等その他の回路と共に形成することも含み、これらの限
定は本質的に本発明の範囲から排除する物ではない。
【0068】(実施の形態6)本発明の実施の形態6
は、上記実施の形態5に関し、半導体基板材質をGaA
sを主成分とするものとし、FETがGaAs化合物で
形成する物であり、構成図は図10をもって代用する。
【0069】次に実施の形態6の動作について図10を
用いて説明する。
【0070】半導体材料あるいはFETとして、GaA
s化合物で形成することにより、良好な高周波性能が得
られ、高帯域な通過特性を得ることができる。
【0071】(実施の形態7)図11は、本発明の実施
の形態7の一例を示すブロック図である。ここで、従来
例を示す図13及び実施の形態1を示す図1、及び実施
の形態2を示す図5、及び実施の形態3を示す図8、及
び実施の形態4を示す図9、及び実施の形態5を示す図
10で説明した構成用件と同一作用効果の物には同一の
符号を付す。
【0072】図11の構成各部は、反射減衰量を測定で
きるネットワークアナライザ等の測定装置22、実施の
形態1から実施の形態6で説明した高周波可変減衰器2
4、ケーブル、コネクタ、プローブ等の接続手段23、
終端装置25である。
【0073】次に上記実施の形態7の動作について図1
1を用いて説明する。
【0074】高周波可変減衰器の基本動作は、実施の形
態1から実施の形態6で記したので、ここでは省略す
る。実施の形態7では、高周波可変減衰器24の出力を
終端装置25によって終端し、反射減衰量測定装置22
によって高周波可変減衰器24の入力反射減衰量を測定
する。この時、制御回路12では、スルーFET制御電
圧8及び、シャントFET制御電圧9を等しい電圧で出
力する。入力反射減衰量をモニタしながら、両制御電圧
8、9を同時に変化させた場合、クロス電圧の時に整合
し反射減衰量が最大となる。従って、反射減衰量が最大
となる両制御電圧8、9がクロス電圧と判定でき、その
電圧に対し対称に制御することにより容易に可変減衰器
24を駆動することができる。
【0075】(実施の形態8)図12は、本発明の実施
の形態7の一例を示すブロック図である。ここで、従来
例を示す図13及び実施の形態1を示す図1、及び実施
の形態2を示す図5、及び実施の形態3を示す図8、及
び実施の形態4を示す図9、及び実施の形態5を示す図
10で説明した構成用件と同一作用効果の物には同一の
符号を付す。
【0076】図12の構成各部は、高周波可変減衰器2
4と並列に構成したモニター用可変減衰器26、モニタ
ー用可変減衰器入力端子27、モニター用可変減衰器出
力端子28、モニター用可変減衰器スルーFET制御端
子29、モニター用可変減衰器シャントFET用制御端
子30である。
【0077】次に上記実施の形態8の動作について図1
2を用いて説明する。
【0078】高周波可変減衰器の基本動作は、実施の形
態1から実施の形態7で記したので、ここでは省略す
る。実施の形態8では、高周波可変減衰器24と並列に
構成したモニター用可変減衰器26を、それぞれ同時に
スルーFET制御電圧8、シャントFET制御電圧9を
与えることによって、同等に減衰量を制御し、例えばモ
ニター用可変減衰器26の通過特性あるいは反射特性を
モニターすることによって、クロス電圧の決定あるいは
主信号系の可変減衰器24の動作を主信号系に影響を与
えずに、容易に正確に判定できる。
【0079】上記の実施形態によれば、高周波可変減衰
器の所望抵抗値範囲と可変インピーダンス素子としての
FETの特性に着目し、簡単な制御回路・制御方法によ
り入出力インピーダンスを一定に保ちつつ減衰量を変化
させることができる。
【0080】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、請求項1
記載の発明の高周波可変減衰器によれば、インピーダン
ス素子と、スルーバイアス抵抗素子と、シャントバイア
ス抵抗素子とがスルーFETとシャントFETとに接続
される。よって、FETデバイス特性に依存するクロス
電圧に対し対称に制御するスルー制御電圧及びシャント
制御電圧を、スルー制御電圧端子およびシャント制御電
圧端子へ加え、FETデバイス特性に依存するクロス電
圧に対し対称に制御することにより、入出力インピーダ
ンスを一定に保ちつつ減衰量を変化させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の高周波可変減衰器を示
すブロック図
【図2】T型可変減衰器の減衰量と抵抗値の関係図
【図3】スルー並列抵抗値をパラメータとしたT型可変
減衰器の減衰量と抵抗値の関係図
【図4】スルー並列抵抗値をパラメータとしたT型可変
減衰器の減衰量と抵抗値とFET制御電圧Vgsの関係
【図5】本発明の実施の形態2を示すブロック図
【図6】シャント直列抵抗値をパラメータとしたπ型可
変減衰器の減衰量と抵抗値の関係図
【図7】シャント直列抵抗値をパラメータとしたπ型可
変減衰器の減衰量と抵抗値とFET制御電圧Vgsの関
係図
【図8】本発明の実施の形態3を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態4を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態5を示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態7を示すブロック図
【図12】本発明の実施の形態8を示すブロック図
【図13】従来例を示すブロック図
【符号の説明】
1、1a、1b スルーFET 2、2a、2b シャントFET 3、3a、3b スルーバイアス抵抗素子 4、4a、4b シャントバイアス抵抗素子 5a 第1の抵抗素子 5b 第2の分岐フィルタ 6 スルーバイアス制御端子 7 シャントバイアス制御端子 8 スルー制御電圧 9 シャント制御電圧 10 可変減衰器入力端子 11 可変減衰器出力端子 12 制御回路 13、13a、13b 補助スルーFET 14、14a、14b 補助スルーFET用バイアス抵
抗素子 15 補助スルー制御端子 16 補助スルー制御電圧 17 オペアンプ 18 基準電源 19 半導体基板 20 バイアホール 21 接地導体 22 反射減衰量測定装置 23 ケーブル、コネクタ、プローブ 24 高周波可変減衰器 25 終端装置 26 モニター用可変減衰器 27 モニター用可変減衰器入力端子 28 モニター用可変減衰器出力端子 29 モニター用可変減衰器スルーFET制御端子 30 モニター用可変減衰器シャントFET制御端子
フロントページの続き Fターム(参考) 5J013 AA06 5J026 AA01 AA10 5J098 AA03 AA11 AB02 AC05 AC14 AC20 AD20 EA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のFETをゲート電圧によって制御
    可能な可変インピーダンス素子として使用して構成した
    高周波可変減衰器であって、 各々のスルーFETにそれぞれ並列に接続して入出力イ
    ンピーダンスに依存する2個のインピーダンス素子と、 前記各々のスルーFETのゲート端子にそれぞれ直列に
    一端が接続され、且つ他端がスルー制御電圧端子へ接続
    されたスルーバイアス抵抗素子と、 各々のシャントFETのゲート端子にそれぞれ直列に一
    端が接続され、且つ他端がシャント制御電圧端子へ接続
    されたシャントバイアス抵抗素子と、 FETデバイス特性に依存するクロス電圧に対し対称に
    制御するスルー制御電圧及びシャント制御電圧を前記ス
    ルー制御電圧端子およびシャント制御電圧端子へ加える
    ことにより、入出力インピーダンスを一定に保ちつつ減
    衰量を変化させることを特徴とする高周波可変減衰器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の高周波可変減衰器は、少
    なくとも3個のFETを用いてT形またはπ型に構成さ
    れたことを特徴とする高周波可変減衰器。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の高周波可
    変減衰器において、2個のインピーダンス素子は、2個
    の抵抗素子であることを特徴とする高周波可変減衰器。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の高周波可
    変減衰器において、2個のインピーダンス素子は、2個
    のFETであり、このFETに与えるゲート電圧により
    対応可変減衰器の入出力インピーダンスの変更を可能と
    したことを特徴とする高周波可変減衰器。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れかに記載の高周波
    可変減衰器において、クロス電圧は、入力端子あるいは
    出力端子の反射減衰量を測定して決められることを特徴
    とする高周波可変減衰器。
  6. 【請求項6】 第1のFET(1a)のドレイン端子と
    第2のFET(1b)のソース端子とが接続されスルー
    FETを形成し、接続点と第3のFET(2)のソース
    端子とが接続されT型に構成された高周波可変減衰器で
    あって、 前記第1のFETと第2のFETのそれぞれのソース端
    子・ドレイン端子間に並列に接続された第1の抵抗素子
    及び第2の抵抗素子と、 前記第1のFETと第2のFETの各々のゲート端子に
    それぞれの一端が直列に接続され、且つ他端が第1の制
    御電圧入力端子へ接続された第3の抵抗素子及び第4の
    抵抗素子と、 前記第3のFETのゲート端子と第2の制御電圧入力端
    子間に設けられた第5の抵抗素子とを有して構成され、 前記スルーFETの入出力インピーダンスを一定に保ち
    つつ減衰量を可変としたことを特徴とする高周波可変減
    衰器。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の高周波可変減衰器におい
    て、第1の制御電圧入力端子と第2の制御電圧入力端子
    との間に、スルー制御電圧及びシャント制御電圧の関係
    において、FETデバイス特性に依存するクロス電圧に
    対し対称に制御可能としたことを特徴とする高周波可変
    減衰器。
  8. 【請求項8】 少なくとも3個のFETを用いてT形ま
    たはπ型に構成されたFETを、ゲート電圧によって制
    御可能な可変インピーダンス素子として使用した高周波
    可変減衰器の制御方法であって、 スルー制御電圧及びシャント制御電圧をFETデバイス
    特性に依存するクロス電圧に対し対称に制御することに
    より、入出力インピーダンスを一定に保ちつつ減衰量を
    変化させることを特徴とする高周波可変減衰器の制御方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の高周波可変減衰器の制御
    方法であって、前記高周波可変減衰器のクロス電圧を決
    定する際に、入力端子あるいは出力端子の反射減衰量を
    測定して判定することを特徴とする高周波可変減衰器の
    制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または9記載の高周波可変減
    衰器の制御方法において、前記高周波可変減衰器のクロ
    ス電圧を決定する際、あるいは高周波可変減衰器の減衰
    量を調整制御する際に、前記高周波可変減衰器に並列
    に、同等構成のモニター用可変減衰器を配置し、互いの
    スルー制御端子、及びシャント制御端子を接続して同時
    に制御する構成とし、モニター用可変減衰器の通過特性
    あるいは反射減衰量を監視して判定することを特徴とす
    る高周波可変減衰器の制御方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004008636A1 (en) * 2002-07-12 2004-01-22 Mimix Broadband Pty Limited A method for improving intermodulation characteristics in fet attenuators and mixers
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JP2006340097A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Rf Chips Technology Inc 利得制御回路および利得制御機能を有するアンプ回路
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