JP2000260098A - 記憶媒体オートチェンジャ制御装置及び記憶媒体オートチェンジャ装置並びにプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

記憶媒体オートチェンジャ制御装置及び記憶媒体オートチェンジャ装置並びにプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2000260098A
JP2000260098A JP11065275A JP6527599A JP2000260098A JP 2000260098 A JP2000260098 A JP 2000260098A JP 11065275 A JP11065275 A JP 11065275A JP 6527599 A JP6527599 A JP 6527599A JP 2000260098 A JP2000260098 A JP 2000260098A
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Koichi Harada
耕一 原田
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光ディスクオートチェンジャ装置における光デ
ィスクの高速回転が原因で発生する障害を防止する。 【解決手段】オートチェンジャ9に格納されている少な
くとも一つの記憶媒体12a〜12dのうちの任意の記
憶媒体をドライブ11に装填し、この任意の記憶媒体の
アクセス可能な状態を維持する記憶媒体オートチェンジ
ャ装置2を制御する装置1である。この記憶媒体オート
チェンジャ制御装置1は、任意の記憶媒体へのアクセス
状況を監視し、任意の記憶媒体へのアクセス可能な状態
を維持するのが適切でないと判定された場合に、任意の
記憶媒体をドライブ11からオートチェンジャ9に格納
する指示を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光ディスク
や光磁気ディスク等のような記憶媒体のオートチェンジ
ャ装置を制御する装置、及び記憶媒体オートチェンジャ
装置、並びにプログラムを記憶したコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機又は計算機システムに対して使用
される記憶装置である一般的な光ディスクオートチェン
ジャ装置は、主に光ディスクオートチェンジャと光ディ
スクドライブとから構成されている。
【0003】光ディスクオートチェンジャには、少なく
とも一つの光ディスク(メディア)が格納されている。
この光ディスクオートチェンジャ装置に電源が投入され
た場合や起動命令が入力された場合には、この格納され
ている光ディスクの中から任意の光ディスクが選択さ
れ、この選択された任意の光ディスクが光ディスクドラ
イブに装填され高速回転が維持される。
【0004】光ディスクドライブ内で高速回転状態にあ
る光ディスクに対しては、この光ディスクオートチェン
ジャ装置に接続されている計算機又は計算機システムか
ら随時アクセス可能である。
【0005】なお、メディアとしては光ディスクの他に
も光磁気ディスク等があるが、光磁気ディスクオートチ
ェンジャの場合にも一般的には上記と同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような光ディスク
オートチェンジャ装置においては、高速回転の継続が原
因となって回転中の光ディスクに埃などが吸着し汚れが
発生しやすくなる。光ディスクの汚れは、読み込み不良
等のメディア障害やハードウェア障害の原因となる。
【0007】光ディスクの汚れが原因で発生する障害を
防止し製品寿命を延ばすためには、定期的に光ディスク
を清掃することが考えられる。また、光ディスクドライ
ブに光ディスクを装填していない状態であれば光ディス
クの汚れ発生を防止することができる点を考慮し、計算
機又は計算機システムが光ディスクオートチェンジャ装
置をアクセスする都度、アクセス対象の光ディスクを光
ディスクドライブに装填するようにすることも考えられ
る。
【0008】しかしながら、光ディスクオートチェンジ
ャ装置を使用する計算機又は計算機システムは、その多
くが光ディスクが大容量である点を考慮して、システム
管理者による操作なしにデータアクセスやデータバック
アップを行うことを目的とする場合が多いため、システ
ム管理者が定期的に光ディスクの清掃を実施したり、未
使用時だからといって光ディスクドライブを停止するこ
とは装置の性質上適切ではない。
【0009】また、光ディスクオートチェンジャ装置の
未使用時(光ディスクの非アクセス時)に光ディスクド
ライブから光ディスクを取り外して光ディスクドライブ
を停止させると、光ディスクの装填及び取り外しが頻繁
に実行され、かえって光ディスクオートチェンジャ装置
の製品寿命が短くなる傾向がある。
【0010】なお、メディアとしては光磁気ディスク等
を利用する場合においても、上記と同様の解決すべき課
題を有している。
【0011】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、光ディスクや光磁気ディスク等のような記
憶媒体に発生する汚れを防止しつつ製品寿命の短縮化防
止を図る記憶媒体オートチェンジャ制御装置及び記憶媒
体オートチェンジャ装置並びにプログラムを記憶したコ
ンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、記憶媒
体オートチェンジャ装置に対するアクセス状況の監視の
結果が所定の条件を満たす場合にのみ、ドライブ内の記
憶媒体を記憶媒体オートチェンジャに格納する点にあ
る。
【0013】以下、本発明を実現するにあたって講じた
具体的手段について説明する。
【0014】第1の発明は、オートチェンジャに格納さ
れている少なくとも一つの記憶媒体のうちの任意の記憶
媒体をドライブに装填し、この任意の記憶媒体のアクセ
ス可能な状態を維持する記憶媒体オートチェンジャ装置
を制御する装置であって、任意の記憶媒体へのアクセス
状況を監視し、任意の記憶媒体へのアクセス可能な状態
を維持するのが適切でないと判定された場合に、任意の
記憶媒体をドライブからオートチェンジャに格納する指
示を出力する記憶媒体オートチェンジャ制御装置であ
る。
【0015】また、第2の発明は、オートチェンジャに
格納されている少なくとも一つの記憶媒体のうちの任意
の記憶媒体をドライブに装填し、この任意の記憶媒体の
アクセス可能な状態を維持する記憶媒体オートチェンジ
ャ装置を制御する装置であって、任意の記憶媒体へのア
クセス状況を監視する監視手段と、監視手段による監視
結果から、任意の記憶媒体のアクセス可能な状態を維持
するのが適切か否かを判定する判定手段と、判定手段に
よって任意の記憶媒体のアクセス可能な状態を維持する
のが適切でないと判定された場合に、任意の記憶媒体を
前記オートチェンジャに格納する指示を出力する格納指
示手段と、ドライブが記憶媒体を装填していない場合に
少なくとも一つの記憶媒体のいずれかに対するアクセス
要求を検出すると、このアクセス要求の対象となってい
る記憶媒体を前記ドライブに装填する指示を出力する装
填指示手段とを具備した記憶媒体オートチェンジャ制御
装置である。
【0016】なお、この記憶媒体オートチェンジャ制御
装置に備えられている記憶媒体としては、例えば光ディ
スクや光磁気ディスク等が挙げられる。
【0017】この第1又は第2の発明を適用すると、例
えば一定時間アクセスがない場合に、ドライブの記憶媒
体をオートチェンジャに格納させることができる。
【0018】このように一定時間の猶予を設けること
で、ドライブに対する記憶媒体の装填及び取り外しが頻
繁に実行されるのを防ぎ、記憶媒体オートチェンジャ装
置の製品寿命が短くなることを防止することができる。
【0019】また、一定時間アクセスされない記憶装置
の高速回転を停止することができるため、汚れの発生を
防止することができ、これに基づくメディア障害やハー
ドウェア障害を防止することができる。
【0020】第3の発明は、上記第1又は第2の発明の
記憶媒体オートチェンジャ装置を、被制御対象である記
憶媒体オートチェンジャ装置に実装させている。
【0021】これにより、上記第1又は第2の発明と同
様の作用効果を得ることができる。
【0022】第4の発明は、オートチェンジャに格納さ
れている少なくとも一つの記憶媒体のうちの任意の記憶
媒体をドライブに装填し、この任意の記憶媒体のアクセ
ス可能な状態を維持する記憶媒体オートチェンジャ装置
を制御させるプログラムであって、任意の記憶媒体への
アクセス状況を監視させ、任意の記憶媒体へのアクセス
可能な状態を維持するのが適切でないと判定された場合
に、任意の記憶媒体をドライブからオートチェンジャに
格納する指示を出力させる機能を実現させるプログラム
を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であ
る。
【0023】また、第5の発明は、オートチェンジャに
格納されている少なくとも一つの記憶媒体のうちの任意
の記憶媒体をドライブに装填し、この任意の記憶媒体の
アクセス可能な状態を維持する記憶媒体オートチェンジ
ャ装置を制御させるプログラムであって、任意の記憶媒
体へのアクセス状況を監視させる監視機能と、監視機能
による監視結果から、任意の記憶媒体のアクセス可能な
状態を維持するのが適切か否かを判定させる判定機能
と、判定機能によって任意の記憶媒体のアクセス可能な
状態を維持するのが適切でないと判定された場合に、任
意の記憶媒体をオートチェンジャに格納する指示を出力
させる格納指示機能と、ドライブが記憶媒体を装填して
いない場合に少なくとも一つの記憶媒体のいずれかに対
するアクセス要求を検出すると、このアクセス要求の対
象となっている記憶媒体をドライブに装填する指示を出
力させる装填指示機能とを実現させるプログラムを記憶
したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0024】この第4及び第5の発明は、第1及び第2
の発明で説明した記憶媒体オートチェンジャ制御装置の
機能をコンピュータにより実現するためのプログラムを
記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0025】このようなプログラムを記憶した記憶媒体
を用いることによって、上述した機能を有していない装
置や、計算機、計算機システムに対しても、簡単に上述
した機能を付加することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0027】(第1の実施の形態)本実施の形態におい
ては、ホスト計算機から光ディスクに対するアクセスを
監視し、一定時間アクセスがない場合にはメディアを光
ディスクドライブから取り外すことで光ディスクオート
チェンジャ装置の製品寿命を延ばす光ディスクオートチ
ェンジャ制御装置について説明する。
【0028】図1は、本実施の形態に係る光ディスクオ
ートチェンジャ制御装置の構成を示すブロック図であ
る。この光ディスクオートチェンジャ制御装置1は、光
ディスクオートチェンジャ装置2を使用可能なホスト計
算機3に備えられている。
【0029】ホスト計算機3は、ユーザアプリケーショ
ン4、光ディスクオートチェンジャライブラリ5、光デ
ィスクアクセスライブラリ6、SCSIドライバ7を備
えている。なお、このホスト計算機3には他の装置も備
えられているが図1においては省略している。
【0030】ユーザアプリケーション4は、ユーザに対
して各種のサービスを提供するソフトウェアであり、所
定の場合に光ディスクオートチェンジャ装置2への読み
込みアクセスや書き込みアクセスを要求し、データの読
み込みや書き込みを実行する。
【0031】光ディスクオートチェンジャライブラリ5
は、光ディスクオートチェンジャ装置2が備える光ディ
スクオートチェンジャコントローラ8を制御するため
に、ユーザアプリケーション4に利用されるライブラリ
である。
【0032】光ディスクアクセスライブラリ6は、光デ
ィスクオートチェンジャ装置2が備える光ディスクドラ
イブコントローラ10を制御するために、ユーザアプリ
ケーション4に利用されるライブラリである。
【0033】SCSIドライバ7は、ホスト計算機3と
光ディスクオートチェンジャ装置2との間でSCSI
(Small Computer System Interface)によるデータの
送受信を可能とする。
【0034】一方、光ディスクオートチェンジャ装置2
は、光ディスクオートチェンジャコントローラ8、光デ
ィスクオートチェンジャ9、光ディスクドライブコント
ローラ10、光ディスクドライブ11を主に備えてい
る。
【0035】光ディスクオートチェンジャコントローラ
8は、光ディスクオートチェンジャライブラリ5を使用
してSCSIドライバ7を経由して与えられる命令にし
たがって、光ディスクオートチェンジャ9を制御する。
【0036】光ディスクオートチェンジャ9は、少なく
とも一つの光ディスク(ここでは12a〜12dの4
つ)を格納しており、光ディスクオートチェンジャコン
トローラ8の制御にしたがって、光ディスクドライブ1
1に対する光ディスクの装填あるいは取り外しを行う。
【0037】光ディスクドライブコントローラ10は、
光ディスクアクセスライブラリを使用してSCSIドラ
イバ7を経由して与えられる命令にしたがって、光ディ
スクドライブ11を制御する。
【0038】光ディスクドライブ11は、光ディスクオ
ートチェンジャ9によって光ディスクが装填されると、
この装填された光ディスクの高速回転を維持し、光ディ
スクドライブチェンジャコントローラ10の制御にした
がって装填されている光ディスクへの読み込みあるいは
書き込みを行う。
【0039】本実施の形態に係る光ディスクオートチェ
ンジャ制御装置1は、ホスト計算機3に備えられてお
り、監視部1a、判定部1b、格納指示部1c、装填指
示部1dとにより構成されている。
【0040】監視部1aは、ユーザアプリケーション4
から光ディスクアクセスライブラリ6を使用して出され
るアクセス命令を受け付ける。そして、このアクセス命
令を受けてからの経過時間を示すアクセス経過時間情報
を求めることによりアクセス状況の監視を行い、このア
クセス経過時間情報を判定部1bに通知する。
【0041】判定部1bは、予め設定されているしきい
値と通知されたアクセス経過時間情報の示す時間とを比
較し、アクセス経過時間情報の示す時間がしきい値を超
えた場合にその旨を格納指示部1cに通知する。
【0042】格納指示部1cは、判定部1bからの通知
を受けると、光ディスクドライブ11に装填されている
光ディスクを取り外す旨の命令を光ディスクオートチェ
ンジャライブラリ5に通知する。
【0043】装填指示部1dは、光ディスクオートチェ
ンジャ9に対してなされた装填命令又は取り外し命令に
関する応答を、光ディスクオートチェンジャコントロー
ラ8、SCSIドライバ7、光ディスクオートチェンジ
ャライブラリ5を介して受け付け、光ディスクドライブ
11に光ディスクが装填されているか否かを認識する。
【0044】また、この装填指示部1dは、ユーザアプ
リケーション4から光ディスクアクセスライブラリ6を
使用して出されるアクセス命令を受け付ける。そして、
光ディスクドライブ11に光ディスクが装填されていな
い場合にこのアクセス命令を受け付けると、このアクセ
ス命令に係る光ディスクの装填命令を、光ディスクオー
トチェンジャライブラリ5を使用しSCSIドライバ7
を経由して光ディスクオートチェンジャコントローラ8
に与える。
【0045】上記のような構成において、ユーザアプリ
ケーション4から光ディスクオートチェンジャ装置2に
対してアクセスがなされる場合の処理について以下に説
明する。
【0046】まず、ユーザアプリケーション4から光デ
ィスクオートチェンジャライブラリ5を使用してSCS
Iドライバ7経由で光ディスクオートチェンジャコント
ローラ8に対し、光ディスクオートチェンジャ8内の所
定の光ディスクを光ディスクドライブ11に装填する旨
の命令がなされる。
【0047】これにより、光ディスクオートチェンジャ
9内の所定の光ディスクが光ディスクドライブ11に装
填される。
【0048】また、この光ディスクドライブ11に光デ
ィスクが装填された旨の応答が、装填命令の逆経路で順
次通知され、最終的に光ディスクオートチェンジャライ
ブラリ5により、ユーザアプリケーション4及び光ディ
スクオートチェンジャ制御装置1の装填指示部1dに通
知される。これにより、ユーザアプリケーション4と装
填指示部1dでは光ディスクドライブ11が光ディスク
装填状態にあると認識される。
【0049】ユーザアプリケーション4において光ディ
スクドライブ11に光ディスクが装填されたことが確認
されると、このユーザアプリケーション4から光ディス
クアクセスライブラリ6を使用してSCSIドライバ7
経由で光ディスクドライブコントローラ10に対して書
き込みあるいは読み込みに関するアクセス命令が通知さ
れる。
【0050】これにより、光ディスクドライブ11に装
填されている光ディスクの書き込みアクセスあるいは読
み込みアクセスが実行される。
【0051】また、このユーザアプリケーション4によ
るアクセス命令は、光ディスクアクセスライブラリ6よ
り光ディスクオートチェンジャ制御装置1に通知され
る。
【0052】光ディスクオートチェンジャ制御装置1で
は、光ディスクドライブ11の光ディスク装填状態が装
填指示部1dで管理されており、また光ディスクドライ
ブ11へのアクセス状況が監視部1aで監視されてい
る。
【0053】ここで、光ディスクドライブ11に装填さ
れている光ディスクに対して一定時間アクセスがないと
判定部1bで判定されたとする。
【0054】すると、光ディスクドライブ11に装填さ
れている光ディスクを取り外す旨の命令が、格納指示部
1cから光ディスクオートチェンジャライブラリ5に対
して通知される。この取り外し命令は光ディスクオート
チェンジャライブラリ5からSCSIドライバ7を介し
て光ディスクオートチェンジャコントローラ8に通知さ
れる。
【0055】これにより、一定時間アクセスされなかっ
た光ディスクが光ディスクドライブ11から取り外され
て光ディスクオートチェンジャ9に格納され、格納され
た旨を示す応答が光ディスクオートチェンジャ9から取
り外し命令の逆の経路で光ディスクオートチェンジャラ
イブラリ5に通知され、さらに光ディスクオートチェン
ジャ制御装置1の装填指示部1cに通知される。これに
より、装填指示部1cでは光ディスクドライブ11が光
ディスク装填状態にないと認識される。
【0056】ここで、再び、ユーザアプリケーション4
から光ディスクオートチェンジャ装置2に対してアクセ
スが要求されたとする。
【0057】光ディスクオートチェンジャ制御装置1で
は、ユーザアプリケーション4から光ディスクアクセス
ライブラリ6を使用してSCSIドライバ7を経由し、
光ディスクドライブコントローラ10にアクセス命令が
通知される。
【0058】この際、同様にユーザアプリケーション4
から光ディスクアクセスライブラリ6を使用し、光ディ
スクオートチェンジャ制御装置1の装填指示部1dにア
クセス命令が通知される。
【0059】アクセス命令を受け付けた装填指示部1d
では、光ディスクドライブ11が光ディスク装填状態に
ないと認識されている。したがって、受け付けたアクセ
ス命令に係る光ディスクを光ディスクドライブ11に装
填する旨の命令が、この装填指示部1cから光ディスク
オートチェンジャライブラリ5を使用してSCSIドラ
イバ7経由で光ディスクオートチェンジャコントローラ
8に対して通知される。
【0060】これにより、光ディスクオートチェンジャ
9に格納されているアクセスに係る光ディスクが光ディ
スクドライブ11に装填される。
【0061】そして、ユーザアプリケーション6からの
アクセス命令が、光ディスクの装填後に光ディスクドラ
イブコントローラ10に通知され、光ディスクドライブ
11に対するアクセスが行われる。
【0062】以上説明したように、本実施の形態に係る
光ディスクオートチェンジャ制御装置1においては、光
ディスクに対するアクセスが監視され、一定時間アクセ
スがない場合には、光ディスクドライブ11から光ディ
スクを自動的に取り外して光ディスクオートチェンジャ
9に格納し、再度アクセスがあった場合に光ディスクを
光ディスクドライブ11に自動的に装填するための制御
が実行される。
【0063】したがって、システム管理者が定期的に光
ディスクの清掃を実施したり、未使用時だからといって
光ディスクドライブ11を停止しなくても、自動的に光
ディスクの高速回転が停止され、光ディスクの汚れ発生
を防止することができる。これにより、光ディスクの汚
れが原因で発生する障害を防止することができ、光ディ
スクや光ディスクドライブ11の製品寿命を延ばすこと
ができる。
【0064】また、アクセス状況を監視し、一定時間ア
クセスがされない場合にのみ光ディスクドライブ11か
ら光ディスクを自動的に取り外すため、光ディスクの装
填及び取り外しが頻繁に実行されることを防止すること
ができ、光ディスクオートチェンジャ9や光ディスクド
ライブ11の製品寿命を延ばすことができる。
【0065】なお、本実施の形態においては、ホスト計
算機単体が光ディスクオートチェンジャ装置を使用する
場合を例として説明しているが、これに限定されるもの
ではなく、計算機システムを構成する各計算機が光ディ
スクオートチェンジャ装置を使用する場合においても同
様に適用可能である。
【0066】また、本実施の形態においては、記憶媒体
(メディア)が光ディスクの場合について説明している
が、これに限定されるものではなく、光磁気ディスク等
の他の記憶媒体の場合においても同様に適用可能であ
る。
【0067】(第2の実施の形態)本実施の形態におい
ては、先の第1の実施の形態で説明した光ディスクオー
トチェンジャ制御装置1と同様の機能を実現する装置を
光ディスクオートチェンジャ装置自体に配置したことを
特徴としている。
【0068】図2は、本実施の形態に係る光ディスクオ
ートチェンジャ制御装置の配置状態を示すブロック図で
あり、図1と同一の部分については同一の符号を付して
その説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ詳
しく説明する。
【0069】本実施の形態に係る光ディスクオートチェ
ンジャ制御装置13は、光ディスクオートチェンジャ装
置14に備えられている。この光ディスクオートチェン
ジャ装置14は、複数の計算機151〜15nのいずれ
からもアクセス可能である。
【0070】光ディスクオートチェンジャ制御装置13
は、光ディスクオートチェンジャ装置14側で各計算機
151〜15nからのアクセス状況を監視し、一定時間
アクセスがない場合には、光ディスクドライブ11から
光ディスクを自動的に取り外して光ディスクオートチェ
ンジャ9に格納し、再度アクセスがあった場合に光ディ
スクを光ディスクドライブ11に自動的に装填するため
の制御が実行される。
【0071】この本実施の形態に係る光ディスクオート
チェンジャ制御装置13を適用すると、計算機151〜
計算機15nに特別な装置を備えなくても上記第1の実
施の形態と同様に光ディスクオートチェンジャ装置14
の製品寿命を延ばすことができ、経済性の向上も図るこ
とができる。
【0072】なお、光ディスクオートチェンジャ制御装
置の配置位置は上記各実施の形態で説明した場合に限ら
れず、アクセス状況が監視可能であり、装填命令、取り
外し命令を通知可能であれば、様々な配置位置に備える
ことができる。
【0073】また、上記各実施の形態において、同様の
作用・機能を実現可能であれば各構成要素を自由に組み
合わせてもよい。
【0074】また、上記各機能、各要素は、コンピュー
タに実行させることのできるプログラムとして、例えば
磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体
メモリなどの記憶媒体に書き込んで適用したり、通信媒
体により伝送して各種装置に適用することも可能であ
る。上記各機能、各要素を実現するコンピュータは、記
憶媒体に記憶されたプログラムを読み込み、プログラム
によって動作が制御されることにより、上述した処理を
実行する。
【0075】例えば、上記の構成要素1a〜1dを実現
させるプログラムを記憶媒体に記憶させておき、このプ
ログラムを計算機や計算機システム、オートチェンジャ
装置にインストールすれば、本実施の形態で説明したオ
ートチェンジャ制御装置と同様の動作を実現させること
ができる。
【0076】
【発明の効果】以上詳記したように本発明においては、
記憶媒体オートチェンジャ装置に対するアクセスが監視
され、一定時間アクセスがない場合には、ドライブから
記憶媒体を自動的に取り外してオートチェンジャに格納
し、再度アクセスがあった場合にオートチェンジャ内の
記憶媒体をドライブに自動的に装填するための制御が実
行される。
【0077】したがって、システム管理者が定期的に記
憶媒体の清掃を実施したり、未使用時だからといってド
ライブを停止しなくても、自動的にドライブに装填され
た記憶媒体の高速回転が停止され、記憶媒体の汚れ発生
を防止することができる。これにより、高速回転による
記憶媒体の汚れが原因で発生する障害を防止することが
できる。
【0078】また、アクセス状況を監視し、一定時間ア
クセスがされない場合にのみドライブから記憶媒体を自
動的に取り外すため、記憶媒体の装填及び取り外しが頻
繁に実行されることを防止することができる。
【0079】ゆえに、製品寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光ディスクオ
ートチェンジャ制御装置の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る光ディスクオ
ートチェンジャ制御装置の配置状態を示すブロック図。
【符号の説明】
1、13…光ディスクオートチェンジャ制御装置 1a…監視部 1b…判定部 1c…格納指示部 1d…装填指示部 2、14…光ディスクオートチェンジャ装置 3…ホスト計算機 4…ユーザアプリケーション 5…光ディスクオートチェンジャライブラリ 6…光ディスクアクセスライブラリ 7…SCSIドライバ 8…光ディスクオートチェンジャコントローラ 9…光ディスクオートチェンジャ 10…光ディスクドライブコントローラ 11…光ディスクドライブ 12a〜12d…光ディスク 151〜15n…計算機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オートチェンジャに格納されている少な
    くとも一つの記憶媒体のうちの任意の記憶媒体をドライ
    ブに装填し、この任意の記憶媒体のアクセス可能な状態
    を維持する記憶媒体オートチェンジャ装置を制御する装
    置であって、 前記任意の記憶媒体へのアクセス状況を監視し、前記任
    意の記憶媒体へのアクセス可能な状態を維持するのが適
    切でないと判定された場合に、前記任意の記憶媒体を前
    記ドライブから前記オートチェンジャに格納する指示を
    出力することを特徴とした記憶媒体オートチェンジャ制
    御装置。
  2. 【請求項2】 オートチェンジャに格納されている少な
    くとも一つの記憶媒体のうちの任意の記憶媒体をドライ
    ブに装填し、この任意の記憶媒体のアクセス可能な状態
    を維持する記憶媒体オートチェンジャ装置を制御する装
    置であって、 前記任意の記憶媒体へのアクセス状況を監視する監視手
    段と、 前記監視手段による監視結果から、前記任意の記憶媒体
    のアクセス可能な状態を維持するのが適切か否かを判定
    する判定手段と、 前記判定手段によって前記任意の記憶媒体のアクセス可
    能な状態を維持するのが適切でないと判定された場合
    に、前記任意の記憶媒体を前記オートチェンジャに格納
    する指示を出力する格納指示手段と、 前記ドライブが記憶媒体を装填していない場合に前記少
    なくとも一つの記憶媒体のいずれかに対するアクセス要
    求を検出すると、このアクセス要求の対象となっている
    記憶媒体を前記ドライブに装填する指示を出力する装填
    指示手段とを具備したことを特徴とする記憶媒体オート
    チェンジャ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の記憶媒体オートチ
    ェンジャ制御装置を実装したことを特徴とする記憶媒体
    オートチェンジャ装置。
  4. 【請求項4】 オートチェンジャに格納されている少な
    くとも一つの記憶媒体のうちの任意の記憶媒体をドライ
    ブに装填し、この任意の記憶媒体のアクセス可能な状態
    を維持する記憶媒体オートチェンジャ装置を制御させる
    プログラムであって、 前記任意の記憶媒体へのアクセス状況を監視させ、前記
    任意の記憶媒体へのアクセス可能な状態を維持するのが
    適切でないと判定された場合に、前記任意の記憶媒体を
    前記ドライブから前記オートチェンジャに格納する指示
    を出力させる機能を実現させるためのプログラムを記憶
    したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  5. 【請求項5】 オートチェンジャに格納されている少な
    くとも一つの記憶媒体のうちの任意の記憶媒体をドライ
    ブに装填し、この任意の記憶媒体のアクセス可能な状態
    を維持する記憶媒体オートチェンジャ装置を制御させる
    プログラムであって、 前記任意の記憶媒体へのアクセス状況を監視させる監視
    機能と、 前記監視機能による監視結果から、前記任意の記憶媒体
    のアクセス可能な状態を維持するのが適切か否かを判定
    させる判定機能と、 前記判定機能によって前記任意の記憶媒体のアクセス可
    能な状態を維持するのが適切でないと判定された場合
    に、前記任意の記憶媒体を前記オートチェンジャに格納
    する指示を出力させる格納指示機能と、 前記ドライブが記憶媒体を装填していない場合に前記少
    なくとも一つの記憶媒体のいずれかに対するアクセス要
    求を検出すると、このアクセス要求の対象となっている
    記憶媒体を前記ドライブに装填する指示を出力させる装
    填指示機能とを実現させるためのプログラムを記憶した
    コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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