JP2000259405A - 情報処理装置及びそのプログラム更新方法 - Google Patents

情報処理装置及びそのプログラム更新方法

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JP2000259405A
JP2000259405A JP6600299A JP6600299A JP2000259405A JP 2000259405 A JP2000259405 A JP 2000259405A JP 6600299 A JP6600299 A JP 6600299A JP 6600299 A JP6600299 A JP 6600299A JP 2000259405 A JP2000259405 A JP 2000259405A
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Keiji Kawamura
圭司 川村
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ROMを交換せずにROMに搭載されているプ
ログラムをユーザーが任意に更新して、更新したプログ
ラムを自動的に実行しうるようにする。 【解決手段】更新するプログラムを記憶するプログラム
格納手段11と、情報処理装置の起動時にプログラム管
理部10から情報処理装置のROM3に格納されている
プログラムのバージョンを問い合わせるプログラムバー
ジョン問い合わせ手段14と、プログラム格納手段に格
納されているプログラムのバージョンとROMに格納さ
れているプログラムのバージョンとを比較するプログラ
ムバージョン比較手段15と、比較の結果に基づきプロ
グラム格納手段に格納されているプログラムを情報処理
装置のRAM2に転送するプログラム転送手段16とを
具備し、RAMに転送されたプログラムを実行するよう
にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はROM化されたプロ
グラムで動作する情報処理装置に関し、特にそのプログ
ラムを更新することができる情報処理装置及びそのプロ
グラム更新方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、測定システムや評価システムなど
においては、装置本体には測定処理機能のみ搭載し、装
置の操作やデータの表示などのユーザーインタフェース
を、ファイルシステムを持つパーソナルコンピューター
などで実現する場合が多い。これら装置のプログラム
は、ファイルシステムを持つ他の機器からダウンロード
して実行する場合もあるが、ROM(読出し専用メモ
リ) に格納されているプログラムにより実行するのが一
般的である。
【0003】従来、上記の測定システムのような測定装
置などのアルゴリズムを検討する場合、あるいは運用し
ながら評価する段階において、測定装置のプログラムに
障害が発見されたような場合には、ROMに格納されて
いるプログラムを変更する必要がある。以下、このよう
なROMに格納されているプログラムを変更する従来の
プログラム更新方法について説明する。
【0004】図2は従来のROMに格納されているプロ
グラムの更新方法を実現する情報処理装置の構成を示す
ブロック図である。図2において、従来の情報処理装置
は測定処理等を行なう演算処理部30とユーザーインタ
フェース部40とから構成される。演算処理部30は、
データの格納および作業領域として用いるRAM (ラン
ダムアクセスメモリ)32と、情報処理装置のOS (Op
eration System) を含む基本プログラム34及びユーザ
ーが指定した演算プログラムを実行する演算プログラム
群35を格納したROM31とにより構成される。
【0005】ユーザーインタフェース部40は、情報処
理装置からの処理結果などを表示する表示部42と、情
報処理装置とのデータを通信する入力部41とにより構
成される。演算処理部30のROM31には、OS (Op
eration System) を含む基本プログラム34と、測定機
能などの演算プログラム群35が格納されている。RO
M31に格納されているプログラムは、ROM31から
直接読み出されて実行するか、あるいは情報処理装置の
起動時にROM31からRAM32に転送されて後、R
AM32からそのプログラムを読みだして実行する。
【0006】ユーザーインタフェース部40では、入力
部41により演算処理部30に対して指示を与える。演
算処理部30は、入力部41から入力したユーザーイン
タフェース部40からの指示を解析し、その指示に対応
する処理をROM31に格納されている演算プログラム
35を用いて実行する。実行した結果をユーザーインタ
フェース部40に送り、表示部42に表示する。
【0007】仕様が完全に決定していない通信システム
の測定や、測定アルゴリズムの検討段階においては、演
算プログラム35を頻繁に変更する場合がある。また、
演算プログラムの障害が発見されプログラムの更新が必
要な場合も発生する。演算処理部30のようにROM3
1に格納されたプログラムで動作する情報処理装置のプ
ログラムを更新するには、ROMの交換かあるいはRO
Mの内容を書き換える方法が一般的である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
上記のように、ROMの内容を書き換えるには、装置の
電源を切り装置を分解して基板を取り出しROMを交換
する必要があった。それでは、手間がかかる上、装置の
種類によっては専門の技術者が作業しなければならない
場合があるという問題があった。また、ROMを物理的
に交換するため、輸送手段が必要であり遠隔地にある装
置のプログラム更新には時間がかかってしまい、必要な
ときに直ぐ役にたたないという問題があった。
【0009】そのような遠隔地における問題を解決する
ため、ROMの内容を書き換える場合、プログラムを電
子メール等の電子的な手段によって配送することによ
り、遠隔地であっても素早く対応することが可能となっ
た。その場合、ROMにはEPROM (Erasable and P
rogrammable ROM)を使用することになるが、EPR
OMの内容書き換えには、EPROMのプログラムを消
去し、EPROMに対してプログラムを書き込むために
専用の設備が必要である上、装置を分解して基板からR
OMを取り出す作業が必要であることから、上記と同
様、専門の技術者が必要であるという問題があった。
【0010】また、フラッシュ(FLASH )ROMのよう
に電気的にその内容を消去してプログラムの書き込みが
出来るデバイスはあるが、プログラムを転送し受信する
専用のソフトウェアを用意する必要があり、さらに場合
によっては、フラッシュROMに書き込まれているプロ
グラムを破壊してしまう可能性もあるため、この場合も
上記と同様、専門の技術者が必要であるという問題があ
った。すなわち、プログラムの更新は、通常の運用モー
ドでは実行することができず、特別なメンテナンスモー
ドの下で、専門の技術者により実行する必要があるとい
う問題があった。
【0011】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、ROM化されたプログラムで動作す
る情報処理装置において、ROMを交換することなく、
ROMに搭載されているプログラムをユーザーが任意に
更新して、更新したプログラムを自動的に実行しうるよ
うにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
解決するため、更新するプログラムを記憶するプログラ
ム格納手段と、情報処理装置の起動時にプログラム管理
部から情報処理装置のROMに格納されているプログラ
ムのバージョンを問い合わせるプログラムバージョン問
い合わせ手段と、プログラム格納手段に格納されている
プログラムのバージョンとROMに格納されているプロ
グラムのバージョンとを比較するプログラムバージョン
比較手段と、比較の結果に基づきプログラム格納手段に
格納されているプログラムを情報処理装置のRAMに転
送するプログラム転送手段とを具備し、RAMに転送さ
れたプログラムを実行するようにしたものである。
【0013】本発明は、ROMのプログラムではなく、
更新のために記憶されているプログラムを自動的にRA
Mに転送して実行しうるようにしたことにより、情報処
理装置のROMを交換することなく、実行するプログラ
ムをROMに搭載のプログラムではなく、更新するプロ
グラムに自動的に変更することができる情報処理装置及
びそのプログラム更新方法が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ROMに格納されているプログラムで動作する演算
処理部と、更新するプログラムを格納するプログラム格
納手段を持つプログラム管理部とからなり、前記プログ
ラム管理部はプログラム起動の際前記プログラム格納手
段に格納されているプログラムを前記演算処理部に転送
するプログラム転送手段を備え、前記演算処理部は転送
されたプログラムにより動作するようにしたものであ
り、情報処理装置のROMを交換することなく、実行す
るプログラムをROMに搭載されているプログラムでは
なく、更新するプログラムに自動的に変更することがで
きるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明は、前記プ
ログラム管理部が演算処理部に対し前記ROMに格納さ
れているプログラムのバージョンを問い合わせるプログ
ラムバージョン問い合わせ手段を備え、プログラム起動
の際前記プログラム管理部が演算処理部に対してROM
に格納されているプログラムのバージョンを問い合わせ
るようにしたものであり、プログラム格納手段を管理す
るプログラム管理部がROMのプログラムバージョンを
自動的に問い合わせるようにしたことにより、プログラ
ム管理部がROMに格納されているプログラムの正確な
バージョンを知ることができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項3に記載の発明は、前記演
算処理部が前記プログラム管理部からの前記ROMに格
納されているプログラムバージョンの問い合わせに対し
て応答するプログラムバージョン応答手段を備え、前記
ROMに格納されているプログラムバージョンを前記プ
ログラム管理部に知らせるようにしたものであり、プロ
グラム管理部がROMに格納されているプログラムのバ
ージョンを知ることにより、ROMに格納されているプ
ログラムバージョンとプログラム格納手段に格納されて
いるプログラムバージョンとを対比することができると
いう作用を有する。
【0017】本発明の請求項4に記載の発明は、前記プ
ログラム格納手段が更新するプログラムを格納するとと
もに、そのプログラムのバージョン情報をファイルとし
て記憶するようにしたものであり、更新するプログラム
のバージョン情報をファイルとしてプログラム格納手段
に格納しておくようにしたことにより、プログラムを再
コンパイルすることなく、更新するプログラムのバージ
ョン情報を任意に設定することができるという作用を有
する。
【0018】本発明の請求項5に記載の発明は、前記プ
ログラム管理部が前記演算処理部から得られたROMに
格納されているプログラムのバージョンと前記プログラ
ム格納手段に格納されている更新するプログラムのバー
ジョンとを比較するプログラムバージョン比較手段を備
え、前記更新するプログラムのバージョンが前記ROM
に格納されているプログラムのバージョンより新しいか
否かを確認するようにしたものであり、ROMに格納さ
れているプログラムバージョンとプログラム格納手段に
格納されているプログラムバージョンとを自動的に比較
するようにしたことにより、プログラム格納手段に格納
されている更新プログラムを使用するか否かを自動的に
決定することができるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項6に記載の発明は、前記プ
ログラムバージョン比較手段における比較の結果、前記
プログラム格納手段に格納されている更新するプログラ
ムのバージョンが前記演算処理部から得られたROMに
格納されているプログラムのバージョンと等しいかある
いは古い場合、前記ROMに格納されているプログラム
を実行するようにしたものであり、プログラムバージョ
ン比較手段による比較の結果、プログラム格納手段に格
納されているプログラムバージョンがROMに格納され
ているプログラムバージョンより古いか等しいと判断さ
れた場合、プログラム格納手段に格納されているプログ
ラムをRAMに転送しないようにして、処理時間を短縮
することができるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項7に記載の発明は、前記プ
ログラムバージョン比較手段における比較の結果、前記
プログラム格納手段に格納されている更新するプログラ
ムのバージョンが前記演算処理部から得られたROMに
格納されているプログラムのバージョンより新しいもの
である場合、前記プログラム格納手段に格納されている
更新するプログラムを前記演算処理部に転送して実行す
るようにしたものであり、プログラムバージョン比較手
段による比較の結果、プログラム格納手段に格納されて
いるプログラムバージョンがROMに格納されているプ
ログラムバージョンより新しいと判断された場合、プロ
グラム格納手段に格納されているプログラムをRAMに
転送するようにしたことにより、プログラムの更新の必
要性の有無の判断及びその転送及び更新を自動的に実行
して、プログラム更新処理を容易にし、且つ処理時間を
短縮することができるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項8に記載の発明は、前記演
算処理部が少なくとも演算するプログラムの先頭アドレ
スとサイズ情報とを格納する複数の演算プログラム管理
テーブルを備え、前記更新するプログラムを前記演算処
理部のRAMに転送したときに、前記演算プログラム管
理テーブルに格納されているプログラムの先頭アドレス
及びサイズ情報により指定された古く実行されないプロ
グラムのメモリ領域を他のデータあるいはプログラム領
域として再利用するようにしたものであり、更新するプ
ログラムをRAMに転送した場合、不要となった古いプ
ログラムが占有していたメモリ領域を新たに他のデータ
領域などに再利用するようにしたことにより、データ領
域を有効に再利用することができるという作用を有す
る。
【0022】本発明の請求項9に記載の発明は、更新す
るプログラムをプログラム格納手段に格納しておき、前
記プログラム格納手段に格納されているプログラムを演
算処理部のROMに格納されているプログラムに代えて
使用するときは自動的に前記演算処理部に転送する各工
程からなり、前記演算処理部が前記転送されたプログラ
ムを実行するようにしたものであり、ユーザーはプログ
ラムをプログラム格納手段に格納しておくのみで、情報
処理装置のROMを交換することなく、実行するプログ
ラムをROMに搭載されているプログラムではなく、更
新するプログラムに自動的に変更することができるとい
う作用を有する。
【0023】本発明の請求項10に記載の発明は、更新
するプログラムをプログラム格納手段に格納しておき、
プログラム管理部から演算処理部に対しそのROMに格
納されているプログラムのバージョンを問い合わせ、プ
ログラム格納手段に格納されているプログラムのバージ
ョンとROMに格納されているプログラムのバージョン
とを比較し、比較の結果に基づきプログラム格納手段に
格納されているプログラムを演算処理部に転送する各工
程からなり、演算処理部に転送されて更新したプログラ
ムを実行するようにしたものであり、ユーザーは更新す
るプログラムをプログラム格納手段に格納しそのバージ
ョンを登録しておくのみで、システムの起動時などにお
いて、プログラム格納手段に格納されている更新するプ
ログラムのバージョンがROMに格納されているプログ
ラムのバージョンより新しい場合、ユーザーが意識する
ことなく、そのプログラムを自動的にRAMに転送し
て、ROMの交換を必要とせずに、容易にプログラムを
更新することができるという作用を有する。
【0024】(実施の形態)以下、添付図面、図1、図
3、及び図4に基づき本発明の一実施の形態について詳
細に説明する。図1は本発明の実施の形態におけるRO
Mに格納されたプログラムのプログラム更新方法を実現
する情報処理装置の構成を示すブロック図、図3は本発
明の実施の形態における演算プログラム管理テーブルの
構成を示すブロック図、図4は本発明の実施の形態にお
けるプログラム領域の再利用を行なう場合の演算プログ
ラム管理テーブルの構成を示すブロック図である。
【0025】まず、図1を参照して、本発明の一実施の
形態におけるプログラム更新方法を実現する情報処理装
置の構成を説明する。図1において、1は情報処理装置
における演算機能を実現する演算処理部、2は必要なテ
ーブルおよび実行するプログラムを格納するRAM、3
はOSを含む基本プログラムおよび演算機能を実現する
演算プログラムモジュール群を格納するROM、4はプ
ログラム管理部からの演算プログラムのバージョンの問
い合わせに対して応答するプログラムバージョン応答手
段、5は演算プログラムを実行する演算プログラム実行
手段、6はモジュール単位に格納された演算プログラム
モジュール群、7は演算プログラムの実行環境を提供す
るためのOSを含めた基本プログラム、8は演算プログ
ラムモジュールの各プログラムを管理する演算プログラ
ム管理テーブル、10は演算処理部で実行する演算プロ
グラムを管理するプログラム管理部である。
【0026】また、11はプログラム管理部10が有す
るプログラム格納手段としてのプログラム管理部のファ
イルシステムである。なお、プログラム格納手段として
のファイルシステム11は、図示してはいないが、イン
ターネットまたはフロッピーディスクを使用して、更新
する演算プログラムを任意に記憶し、格納するようにし
たものである。
【0027】また、12は演算処理部1のRAM2に転
送して実行可能な演算プログラムモジュールファイル、
13は演算プログラムモジュールファイル12の各モジ
ュールのバージョン情報を記述した演算プログラムバー
ジョンファイル、14は演算処理部1の演算プログラム
のバージョンを問い合わせるプログラムバージョン問い
合わせ手段、15はプログラムバージョン問い合わせ手
段14によって問い合わせた結果と演算プログラムバー
ジョンファイル13に記述されている演算プログラムバ
ージョンとを比較するプログラムバージョン比較手段、
16はプログラムバージョン情報を比較した結果にした
がって演算プログラムモジュールファイル12を演算処
理部1のRAM2に転送するプログラム転送手段、20
は演算処理部1を操作するユーザーインターフェース
部、21は演算処理部1に対する命令を入力する入力
部、22は演算処理部1の結果を表示する表示部であ
る。
【0028】次に、図1を参照して、上記のように構成
した本発明の一実施の形態におけるプログラム更新方法
を実現する情報処理装置の動作を説明する。演算処理部
1の初期化のときに、ROM3に格納されている演算プ
ログラムモジュール群6の各プログラムに対応した演算
プログラム管理テーブル8がRAM2に作られる。演算
プログラム管理テーブル8には、各テーブルに対応する
演算プログラムの先頭アドレス、プログラムサイズ、プ
ログラムバージョンが格納されている。プログラム管理
部10は、プログラムバージョン問い合わせ手段14を
通して演算処理部1のプログラムバージョン応答手段4
に対して演算プログラムのバージョンの問い合わせを行
なう。
【0029】プログラムバージョン応答手段4はRAM
2に格納されている演算プログラム管理テーブル8を参
照し、各演算プログラムのバージョンをプログラムバー
ジョン問い合わせ手段14に対して送信する。プログラ
ムバージョン問い合わせ手段14で受信したプログラム
バージョンは、プログラムバージョン比較手段15にお
いて演算プログラムバージョンファイル13に記述され
ている演算プログラムのバージョンと比較される。プロ
グラムバージョン比較手段15で比較した結果、演算処
理部1のROM3に格納されている演算プログラムの方
が新しい場合は、演算プログラム管理テーブル8の内容
は更新されず、演算プログラム実行手段5がユーザーイ
ンタフェース部20の入力部21から入力されたその演
算プログラムに対応する演算命令を受信したときに、演
算プログラム管理テーブル8を参照してROM3に配置
されている演算プログラムを実行する。
【0030】一方、プログラムバージョン比較手段15
において比較した結果、演算処理部1のROM3に格納
されている演算プログラムの方が古い場合、プログラム
転送手段16は、ファイルシステム11から読み出され
た演算プログラムモジュールファイル12の新しい演算
プログラムをRAM8に転送する。転送された演算プロ
グラムモジュール9に対応する現在の演算プログラム管
理テーブル8の演算プログラム先頭アドレス、プログラ
ムサイズおよびプログラムバージョンは転送された演算
プログラムモジュール9の情報に書き換えられる。
【0031】以降、RAM2に転送された演算プログラ
ムモジュール9に対応する演算命令が、ユーザーインタ
フェース20の入力部21から演算プログラム実行手段
5に対して送信されたときは、演算プログラム実行手段
5は演算プログラム管理テーブル8を参照して、RAM
2に転送された演算モジュールプログラム9を実行す
る。
【0032】次に、図3に示す本実施の形態における演
算プログラム管理テーブルの構成を詳細に説明する。図
3において、50は演算処理に必要なデータおよびプロ
グラムを格納するRAM、55は演算プログラムを格納
するROM、51はROM55に格納される演算プログ
ラムAモジュール56を管理する演算プログラムA管理
テーブル、52はROM55に格納される演算プログラ
ムBモジュール57を管理する演算プログラムB管理テ
ーブル、53はROM55に格納される演算プログラム
Cモジュール58を管理する演算プログラムC管理テー
ブル、60はプログラム管理部が有するプログラム管理
部のファイルシステムである。
【0033】また、61は演算プログラムAバージョン
ファイル、62は演算プログラムBバージョンファイ
ル、63は演算プログラムCバージョンファイル、64
は演算プログラムAモジュールファイル、65は演算プ
ログラムBモジュールファイル、66は演算プログラム
Cモジュールファイル、54はプログラム管理部が有す
るプログラム管理部のファイルシステム60にある演算
プログラムCモジュールファイル66をRAM50に転
送した演算プログラムCモジュールである。
【0034】次に、図3に示す本実施の形態における演
算プログラム管理テーブルの動作を詳細に説明する。演
算処理部の初期化のときに、ROM55に格納されてい
る演算プログラムAモジュール56、演算プログラムB
モジュール57、演算プログラムCモジュール58にそ
れぞれ対応する演算プログラムA管理テーブル51、演
算プログラムB管理テーブル52、演算プログラムC管
理テーブル53がRAM50に生成される。演算プログ
ラムA管理テーブル51には、そのテーブルに対応する
演算プログラムモジュールを実行するときの演算プログ
ラムの先頭アドレス情報、演算プログラムモジュールの
サイズ情報、演算プログラムモジュールのバージョン情
報が格納される。
【0035】図3にはROM55に格納されている演算
プログラムモジュールを実行するように記載してある。
その場合、プログラムモジュールを実行するときの先頭
アドレス情報には、ROM55に配置されているプログ
ラムモジュールの先頭アドレスが格納される。ROM5
5に格納されているプログラムモジュールを初期化する
ときにRAM50に転送してから実行するよう運用する
ときは、プログラムモジュールを実行するときの先頭ア
ドレス情報には、RAM50に転送したアドレスが記述
される。演算プログラムB管理テーブル52および演算
プログラムC管理テーブル53は、演算プログラムA管
理テーブル51と同様の構造となっている。
【0036】図3において、演算プログラムA管理テー
ブル51、演算プログラムB管理テーブル52および演
算プログラムC管理テーブル53に格納されている演算
プログラムバージョン情報と、プログラム管理部が有す
るプログラム管理部のファイルシステム60上にある演
算プログラムAバージョンファイル61、演算プログラ
ムBバージョンファイル62、演算プログラムCバージ
ョンファイル63にそれぞれ記述されているプログラム
管理部のファイルシステム60上にある演算プログラム
Aモジュールファイル64、演算プログラムBモジュー
ルファイル65、演算プログラムCモジュールファイル
66の各バージョン情報とをそれぞれ比較する。
【0037】比較した結果、ROM55に格納されてい
る演算プログラムモジュールの方が、プログラム管理部
のファイルシステム60上にある演算プログラムモジュ
ールよりも新しいかあるいは同じバージョンである場合
には、プログラムの更新は行なわない。ROM55に格
納されている演算プログラムモジュールの方が、プログ
ラム管理部のファイルシステム60上にある演算プログ
ラムモジュールよりも古い場合のみプログラムの更新が
行なわれる。
【0038】図3に示す本実施の形態では、ROM55
に格納されている演算プログラムAモジュール56、演
算プログラムBモジュール57、および演算プログラム
Cモジュール58のバージョンはそれぞれ、1. 0、
1. 5、0. 9であるのに対して、プログラム管理部が
有するプログラム管理部のファイルシステム60上にあ
る演算プログラムAモジュールファイル64、演算プロ
グラムBモジュールファイル65、演算プログラムCモ
ジュールファイル66の各バージョンは、それぞれ1.
0、1. 3、1. 2となっており、演算プログラムCモ
ジュールのみ更新される。従って、演算プログラムAモ
ジュール及び演算プログラムBモジュールはROM55
から直接読み出されて使用される。
【0039】プログラム管理部のファイルシステム60
上にある演算プログラムCモジュール66は、RAM5
0の空いた領域に転送される。次に、演算プログラムC
管理テーブル53の演算プログラム先頭アドレス情報
は、RAM50に転送された演算プログラムCモジュー
ル54の先頭アドレスに書き換えられる。同様に、演算
プログラムC管理テーブル53の演算プログラムサイズ
情報および演算プログラムバージョン情報は、転送され
た演算プログラムCモジュール54に対する情報に更新
することによりプログラムの更新が行なわれる。
【0040】以上の説明から分かるように、従来、RO
Mに搭載されている演算プログラムを新バージョンの演
算プログラムに更新したい場合には、ROMを交換する
のみであったが、本実施の形態によると、ROMを交換
せずに、新バージョンの演算プログラムを演算処理部に
自動的に転送することにより、ユーザーが意識せずに新
バージョンの演算プログラムを使用することが可能とな
る。しかし、ユーザーの希望により、自動的にではな
く、ユーザーインタフェース部20からの操作により新
バージョンの演算プログラムを演算処理部に転送するよ
う構成してもよい。
【0041】次に、図4に示す本実施の形態におけるプ
ログラム領域の再利用を行なう場合の演算プログラム管
理テーブルの構成を詳細に説明する。図4において、7
0は演算処理に必要なデータおよびプログラムを格納す
るRAM、74は演算プログラムを格納するROM、7
1はROM74に格納される演算プログラムAモジュー
ル75を管理する演算プログラム管理テーブルA、72
はROM74に格納される演算プログラムBモジュール
76を管理する演算プログラムB管理テーブル、73は
ROM74に格納される演算プログラムCモジュール7
7を管理する演算プログラムC管理テーブルである。
【0042】また、90はプログラム管理部が有するプ
ログラム管理部のファイルシステム、91は演算プログ
ラムAバージョンファイル、92は演算プログラムBバ
ージョンファイル、93は演算プログラムCバージョン
ファイル、94は演算プログラムAモジュールファイ
ル、95は演算プログラムBモジュールファイル、96
は演算プログラムCモジュールファイル、78はROM
74に格納されている演算プログラムAモジュール75
をRAM70に転送した結果、79はROM74に格納
されている演算プログラムBモジュール76をRAM7
0に転送した結果、80はROM74に格納されている
演算プログラムCモジュール77をRAM70に転送し
た結果、さらに、81はプログラム管理部が有するプロ
グラム管理部のファイルシステム60にある演算プログ
ラムCモジュールファイル96をRAM70に転送した
結果である。
【0043】従って、図4に示す実施の形態では、図3
に示すものと異なり、図4に示すように、ROM74に
格納されている演算プログラムモジュールはRAM70
のRAM領域に転送されてから使用される。その状態に
おいて、更新する演算プログラムCモジュール81がR
AM領域に転送されると、古い使用されなくなった演算
プログラムCモジュール80のRAM領域は他のデータ
等の領域に有効利用できるようにする。
【0044】演算処理部の初期化のときに、ROM74
に格納されている演算プログラムAモジュール75、演
算プログラムBモジュール76、演算プログラムCモジ
ュール77がRAM70に転送され、RAM70に演算
プログラムA管理テーブル71、演算プログラムB管理
テーブル72、演算プログラムC管理テーブル73が生
成される。図4はROM74に格納されている演算プロ
グラムモジュールがRAM70に転送されて実行される
よう運営する場合の演算プログラム管理テーブルを示し
たものである。そのため、演算プログラムA管理テーブ
ル71、演算プログラムB管理テーブル72、演算プロ
グラムC管理テーブル73のそれぞれのプログラムモジ
ュールを実行するときの先頭アドレス情報には、RAM
70に転送した演算プログラムAモジュール78、演算
プログラムBモジュール79、および演算プログラムC
モジュール80の先頭アドレスが記述される。
【0045】また、演算プログラムA管理テーブル7
1、演算プログラムB管理テーブル72および演算プロ
グラムC管理テーブル73に格納されている演算プログ
ラムバージョン情報と、プログラム管理部が有するプロ
グラム管理部のファイルシステム90上にある演算プロ
グラムAバージョンファイル61、演算プログラムBバ
ージョンファイル62、演算プログラムCバージョンフ
ァイル63に記述されているプログラム管理部のファイ
ルシステム90上にある演算プログラムAモジュールフ
ァイル94、演算プログラムBモジュールファイル9
5、演算プログラムCモジュールファイル96のバージ
ョン情報とをそれぞれ比較して更新するプログラムモジ
ュールを判定する。
【0046】図4に示す本実施の形態では、ROM74
に格納されている演算プログラムAモジュール75、演
算プログラムBモジュール76、および演算プログラム
Cモジュール77のバージョンはそれぞれ、1. 5、
1. 0、0. 9であるのに対して、プログラム管理部が
有するプログラム管理部のファイルシステム60上にあ
る演算プログラムAモジュールファイル94、演算プロ
グラムBモジュールファイル95、演算プログラムCモ
ジュールファイル96のバージョンは、それぞれ1.
0、1. 5、1. 2となっており、演算プログラムBモ
ジュール及び演算プログラムCモジュールが更新され
る。
【0047】図4に示す実施の形態では、例として演算
プログラムCモジュールを更新するが、演算プログラム
Bモジュールの更新も同様に実行することができる。更
新する新しいバージョンの演算プログラムCモジュール
ファイル96はRAM70の空き領域に転送される。転
送後、演算プログラムC管理テーブルを、転送された結
果81の先頭アドレス、プログラムサイズ、プログラム
バージョンに更新することによって、新しいバージョン
の演算プログラムCモジュールが使用可能となる。
【0048】古いバージョンの演算プログラムCモジュ
ール80が配置されていたRAM領域はプログラムが更
新されたため使用されない。その領域を他のプログラム
の領域、あるいはデータ領域として再利用することが出
来る。演算プログラムC管理テーブル73を更新する前
の情報を保存しておき、その演算プログラム先頭アドレ
ス情報、演算プログラムサイズ情報から、再利用できる
領域の先頭アドレスと、その大きさを知ることが可能と
なり、古いバージョンの演算プログラムモジュールが格
納されていたRAM領域を有効に使用することが出来
る。以上説明した本発明の実施の形態における情報処理
装置及びそのプログラム更新方法は、ハードウェアで実
現してもよいが、またはソフトウェアで実現することも
できる。
【0049】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され、特に
更新する演算プログラムをプログラム格納手段に格納
し、プログラム格納手段に格納されている更新する演算
プログラムとROMに格納されている演算プログラムと
のバージョンを比較し、その比較の結果に基づきプログ
ラム格納手段に格納されている更新する演算プログラム
をRAMに転送するようにしたことにより、ユーザーは
更新する演算プログラムを予めプログラム格納手段に格
納しそのバージョンを登録しておくのみで、例えばシス
テムの起動時などにおける初期化のときに、ユーザーが
意識することなく、更新する演算プログラムを自動的に
RAMに転送して、ROMの交換などを必要とせずに、
容易に演算プログラムの更新を行うことができる。
【0050】また、本発明は、演算プログラムの不具合
あるいはバージョンアップがある場合は、インターネッ
トやフロッピーディスクなどから新しい演算プログラム
をダウンロードし、その演算プログラムを所定のプログ
ラム格納手段に転送しておくだけにより、専門の技術者
を必要とせずに演算プログラムを更新することができ
る。
【0051】また、本発明は、演算プログラム管理テー
ブルに演算プログラム先頭アドレス情報と演算プログラ
ムサイズ情報とを格納するようにしたことにより、更新
により使用されなくなった古いバージョンの演算プログ
ラムが配置されていたRAM領域を再利用することがで
き、これによりRAM領域を有効に利用することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるROMに格納され
たプログラムのプログラム更新方法を実現する情報処理
装置の構成を示すブロック図、
【図2】従来のROMに格納されたプログラムのプログ
ラム更新方法を実現する情報処理装置の構成を示すブロ
ック図、
【図3】本発明の実施の形態における演算プログラム管
理テーブルの構成を示すブロック図、
【図4】本発明の実施の形態におけるプログラム領域の
再利用を行なう場合の演算プログラム管理テーブルの構
成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 演算処理部 2 RAM 3 ROM 4 プログラムバージョン応答手段 5 演算プログラム実行手段 6 演算プログラムモジュール群 7 基本プログラム 8 演算プログラム管理テーブル 9 演算プログラムモジュール 10 プログラム管理部 11 ファイルシステム 12 演算プログラムモジュールファイル 13 演算プログラムバージョンファイル 14 プログラムバージョン問い合わせ手段 15 プログラムバージョン比較手段 16 プログラム転送手段 20 ユーザーインタフェース部 21 入力部 22 表示部 30 演算処理部 31 ROM 32 RAM 33 演算プログラム実行手段 34 基本プログラム 35 演算プログラム群 40 ユーザーインタフェース部 41 入力部 42 表示部 50 RAM 51 演算プログラムA管理テーブル 53 演算プログラムB管理テーブル 54 演算プログラムC管理テーブル 55 ROM 56 演算プログラムAモジュール 57 演算プログラムBモジュール 58 演算プログラムCモジュール 60 プログラム管理部のファイルシステム 61 演算プログラムAバージョンファイル 62 演算プログラムBバージョンファイル 63 演算プログラムCバージョンファイル 64 演算プログラムAモジュールファイル 65 演算プログラムBモジュールファイル 66 演算プログラムCモジュールファイル 70 RAM 71 演算プログラムA管理テーブル 72 演算プログラムB管理テーブル 73 演算プログラムC管理テーブル 74 ROM 75 演算プログラムAモジュール 76 演算プログラムBモジュール 77 演算プログラムCモジュール 78 RAMに転送された演算プログラムAモジュール 79 RAMに転送された演算プログラムBモジュール 80 RAMに転送された演算プログラムCモジュール 81 RAMに転送された演算プログラムCモジュール 90 プログラム管理部のファイルシステム 91 演算プログラムAバージョンファイル 92 演算プログラムBバージョンファイル 93 演算プログラムCバージョンファイル 94 演算プログラムAモジュールファイル 95 演算プログラムBモジュールファイル 96 演算プログラムCモジュールファイル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ROMに格納されているプログラムで動作
    する演算処理部と、更新するプログラムを格納するプロ
    グラム格納手段を持つプログラム管理部とからなり、前
    記プログラム管理部はプログラム起動の際前記プログラ
    ム格納手段に格納されているプログラムを前記演算処理
    部に転送するプログラム転送手段を備え、前記演算処理
    部は転送されたプログラムにより動作するようにしたこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記プログラム管理部は演算処理部に対し
    前記ROMに格納されているプログラムのバージョンを
    問い合わせるプログラムバージョン問い合わせ手段を備
    え、プログラム起動の際前記プログラム管理部が演算処
    理部に対してROMに格納されているプログラムのバー
    ジョンを問い合わせるようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記演算処理部は前記プログラム管理部か
    らの前記ROMに格納されているプログラムバージョン
    の問い合わせに対して応答するプログラムバージョン応
    答手段を備え、前記ROMに格納されているプログラム
    バージョンを前記プログラム管理部に知らせるようにし
    たことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記プログラム格納手段は更新するプログ
    ラムを格納するとともに、そのプログラムのバージョン
    情報をファイルとして記憶するようにしたことを特徴と
    する請求項1、2または3記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記プログラム管理部は前記演算処理部か
    ら得られたROMに格納されているプログラムのバージ
    ョンと前記プログラム格納手段に格納されている更新す
    るプログラムのバージョンとを比較するプログラムバー
    ジョン比較手段を備え、前記更新するプログラムのバー
    ジョンが前記ROMに格納されているプログラムのバー
    ジョンより新しいか否かを確認するようにしたことを特
    徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】前記プログラムバージョン比較手段におけ
    る比較の結果、前記プログラム格納手段に格納されてい
    る更新するプログラムのバージョンが前記演算処理部か
    ら得られたROMに格納されているプログラムのバージ
    ョンと等しいかあるいは古い場合、前記ROMに格納さ
    れているプログラムを実行するようにしたことを特徴と
    する請求項5記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】前記プログラムバージョン比較手段におけ
    る比較の結果、前記プログラム格納手段に格納されてい
    る更新するプログラムのバージョンが前記演算処理部か
    ら得られたROMに格納されているプログラムのバージ
    ョンより新しいものである場合、前記プログラム格納手
    段に格納されている更新するプログラムを前記演算処理
    部に転送して実行するようにしたことを特徴とする請求
    項5記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】前記演算処理部は少なくとも演算するプロ
    グラムの先頭アドレスとサイズ情報とを格納する複数の
    演算プログラム管理テーブルを備え、前記更新するプロ
    グラムを前記演算処理部のRAMに転送したときに、前
    記演算プログラム管理テーブルに格納されているプログ
    ラムの先頭アドレス及びサイズ情報により指定された古
    く実行されないプログラムのメモリ領域を他のデータあ
    るいはプログラム領域として再利用するようにしたこと
    を特徴とする請求項4、5、6または7記載の情報処理
    装置。
  9. 【請求項9】更新するプログラムをプログラム格納手段
    に格納しておき、前記プログラム格納手段に格納されて
    いるプログラムを演算処理部のROMに格納されている
    プログラムに代えて使用するときは自動的に前記演算処
    理部に転送する各工程からなり、前記演算処理部は前記
    転送されたプログラムを実行するようにしたことを特徴
    とするプログラム更新方法。
  10. 【請求項10】更新するプログラムをプログラム格納手
    段に格納しておき、プログラム管理部から演算処理部に
    対しそのROMに格納されているプログラムのバージョ
    ンを問い合わせ、プログラム格納手段に格納されている
    プログラムのバージョンとROMに格納されているプロ
    グラムのバージョンとを比較し、前記比較の結果に基づ
    き前記プログラム格納手段に格納されているプログラム
    を自動的に演算処理部に転送する各工程からなり、前記
    演算処理部に転送された更新するプログラムを実行する
    ようにしたことを特徴とするプログラム更新方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007519998A (ja) * 2003-12-30 2007-07-19 インテル コーポレイション I/oデバイスによるチップセット機能検出および構成設定

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