JP2000259104A - 発光表示装置 - Google Patents

発光表示装置

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JP2000259104A
JP2000259104A JP11061735A JP6173599A JP2000259104A JP 2000259104 A JP2000259104 A JP 2000259104A JP 11061735 A JP11061735 A JP 11061735A JP 6173599 A JP6173599 A JP 6173599A JP 2000259104 A JP2000259104 A JP 2000259104A
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display
display device
flow
emitting
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JP11061735A
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English (en)
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Kazuhiro Yamakawa
和廣 山川
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AZUMA SYSTEMS KK
Azuma Systems Co Ltd
Original Assignee
AZUMA SYSTEMS KK
Azuma Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 擬似回転灯表示を行う発光表示装置におい
て、正面視の視認性を向上させて良好な擬似回転灯表示
を行う。 【解決手段】 複数の発光ダイオード3が配列された平
面パネル2上に、所定の発光画像を横方向に流動表示し
て得られる擬似的な回転灯画像を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、擬似回転灯画像を
表示する発光表示装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、緊急車両、道路管理車両、道路
工事車両、道路工事現場等には、注意喚起手段として回
転灯が設けられるが、従来の回転灯は、有色透光性ケー
ス内にランプ光を反射する反射板を設けると共に、該反
射板をモータ動力で回転させて動的な警告表示を行うよ
うに構成されているため、下記の様な欠点があった。 1)モータを駆動させるため、消費電力が大きい。 2)機械的回転部分があるため、耐久性に劣る。 3)ランプ切れが発生し易いため、信頼性やメンテナン
ス性に劣る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、円筒部材の外
周面に複数の発光ダイオードを放射状に配置すると共
に、該発光ダイオードを横方向に順次点灯させて非機械
的な擬似回転灯表示を行うものが過去に提案されてい
る。しかるに、前記発光ダイオードは、必要な光度を確
保すべく視野角が狭く設定されているため、円筒部材に
放射状に発光ダイオードを配置した場合には、正面視で
左右両端側に位置する発光ダイオードの視認性が極めて
悪く、その結果、横方向に順次点灯しても左右中間部に
位置する発光ダイオードが単に点滅しているように見
え、回転灯として機能しない可能性がある。
【0004】また、従来の回転灯(非機械式を含む)
は、周囲360°に光を放つため、道路工事現場の作業
員、対向車線を走行する車両のドライバ等の目を刺激し
たり、沿線家屋に光が射し込んで苦情の原因になる不都
合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、平面パネルに縦横方向に複数配列
された発光ダイオードと、該発光ダイオードを発光制御
する発光制御部とを備える発光表示装置において、前記
発光制御部に、所定の発光画像を横方向に流動表示して
平面パネル上に擬似回転灯画像を表示する擬似回転灯表
示制御手段を設けたことを特徴とするものである。つま
り、平面パネルに配列した発光ダイオードで擬似回転灯
表示を行うため、正面視の視認性を向上させて良好な擬
似回転灯表示を行うことができる許りでなく、発光ダイ
オードを放射状に配列したものに比して製造コストの削
減や装置の小型化を図ることができる。しかも、擬似回
転灯表示の視認範囲を限定することができるため、必要
な範囲(方向)にのみ警告表示を行うことができ、その
結果、従来の回転灯の如く、道路工事現場の作業員等の
目を刺激したり、沿線家屋に光が射し込んで苦情の原因
になる不都合を解消することができる。また、流動表示
始端側および終端側の光量を、流動表示中間部の光量よ
りも小さくしたことを特徴とするものである。つまり、
機械式回転灯を正面視した場合に生じる光量変化を平面
パネル上で表現するため、回転灯表示の擬似性を高める
ことができる。また、発光ダイオードの駆動電流設定に
基づいて光量を小さくしたことを特徴とするものであ
る。つまり、ハードウエアにおいて光量を設定できるた
め、ソフトウエアの簡略化を図ることができる。また、
発光ダイオードの駆動個数設定に基づいて光量を小さく
したことを特徴とするものである。つまり、ソフトウエ
アにおいて光量を設定できるため、ハードウエアの簡略
化を図ることができる。また、流動表示始端側および終
端側の流動表示速度を、流動表示中間部の流動表示速度
よりも遅くしたことを特徴とするものである。つまり、
機械式回転灯を正面視した場合に生じる流動速度変化を
平面パネル上で表現するため、回転灯表示の擬似性を高
めることができる。また、流動表示の周期設定に基づい
て流動表示速度を遅くしたことを特徴とするものであ
る。つまり、ソフトウエアにおいて流動速度を設定でき
るため、ハードウエアの簡略化を図ることができる。ま
た、流動表示のステップ数設定に基づいて流動表示速度
を遅くしたことを特徴とするものである。つまり、ソフ
トウエアにおいて流動速度を設定できるため、ハードウ
エアの簡略化を図ることができる。また、発光ダイオー
ドの横配列ピッチ設定に基づいて流動表示速度を遅くし
たことを特徴とするものである。つまり、ハードウエア
において流動速度を設定できるため、ソフトウエアの簡
略化を図ることができる。また、複数の発光ダイオード
を縦列単位で発光制御することを特徴とするものであ
る。つまり、発光ダイオードの駆動回路や発光制御プロ
グラムを簡略化することができる。また、同時に発光駆
動する縦列の数を調節可能にしたことを特徴とするもの
である。つまり、同時発光する縦列数調節に基づいて擬
似回転灯表示の表示状態(全体光量等)を変化させるこ
とができるため、状況に適合した擬似回転灯表示を行う
ことができる。また、流動表示のステップ数を調節可能
にしたことを特徴とするものである。つまり、流動表示
のステップ数調節に基づいて擬似回転灯表示の表示状態
(流動速度等)を変化させることができるため、状況に
適合した擬似回転灯表示を行うことができる。また、流
動表示の周期を調節可能にしたことを特徴とするもので
ある。つまり、流動表示の周期調節に基づいて擬似回転
灯表示の表示状態(流動速度等)を変化させることがで
きるため、状況に適合した擬似回転灯表示を行うことが
できる。また、流動表示終了時から次回の流動表示開始
時までの非表示時間を調節可能にしたことを特徴とする
ものである。つまり、非表示時間調節に基づいて擬似回
転灯表示の表示状態(表示−非表示比率等)を変化させ
ることができるため、状況に適合した擬似回転灯表示を
行うことができる。また、複数の縦列を複数の縦列群に
分割すると共に、縦列群単位で発光制御するにあたり、
縦列群同志の横配列ピッチを、同一縦列群に含まれる縦
列同志の横配列ピッチよりも広くしたことを特徴とする
ものである。つまり、流動表示を強調することができる
ため、回転灯表示の擬似性を高めることができる。ま
た、発光ダイオードおよび発光制御部に電源を供給する
太陽電池を設けたことを特徴とするものである。つま
り、停車中でも警告表示を行う道路工事車両等の車両に
発光表示装置を設けるにあたり、該発光表示装置に車載
のバッテリから電源供給を行う必要がないため、バッテ
リ上りを防止すべく停車中でもエンジンを稼働させてい
た従来に比して、無駄な燃料消費やエンジン騒音および
排気ガスの発生を抑えることができる。また、発光表示
装置を車両に取付けるにあたり、発光表示装置の発光表
示面を、車両の前方または後方に向けて配置したことを
特徴とするものである。つまり、対向車線を走行する車
両のドライバの目を刺激したり、沿線家屋に光が射し込
んで苦情の原因になる不都合を回避することができる。
また、発光表示装置を車両に取付けるにあたり、発光表
示装置の電源を、太陽電池で蓄電される蓄電池と、車載
のバッテリとに切換える電源切換手段を設けたことを特
徴とするものである。つまり、走行中は車載のバッテリ
から電源供給を行うことにより蓄電池の蓄電流を温存す
ることができるため、太陽電池が発電しない夜間や悪天
候時でも長時間に亘って擬似回転灯表示を行うことがで
きる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第一実施形態を図
面に基づいて説明する。図面において、1は擬似回転灯
表示を行う発光表示装置であって、該発光表示装置1
は、平面パネル2に縦横方向に所定間隔を存して配列さ
れた複数の発光ダイオード3(本実施形態では8×9=
72個)を備えるが、該発光ダイオード3は、視野角θ
(約10°)が狭い高輝度型であり、かつ同一方向を向
いて配置されるため、光の拡散が少ない視認性に優れた
発光表示を行うことができるようになっている。
【0007】4は前記発光ダイオード3を発光制御する
発光制御部であって、該発光制御部4は、マイクロコン
ピュータ(CPU、ROM、RAM、I/O等を含む)
を用いて構成されており、その入力側には、各種のパラ
メータを設定するためのパラメータ設定器5(ディップ
スイッチ等)が接続される一方、出力側には、前記発光
ダイオード3を縦列単位で発光駆動させる発光駆動回路
6が接続されている。そして、発光制御部4は、発光ダ
イオード3を縦列単位で横方向に順次流動状に点滅させ
て平面パネル2上に擬似回転灯画像を表示する擬似回転
灯表示制御プログラムを備えており、以下、各種のパラ
メータについて説明する。
【0008】前記パラメータ設定としては、まず、下記
の様に予め設定される複数の表示パターンから任意の表
示パターンを選択するための表示パターン選択パラメー
タを設定する。 1)列数一定流動表示(列数=1) 2)列数一定流動表示(列数=2) 3)列数一定流動表示(列数=3) 4)列数一定流動表示(列数=4) 5)列数一定流動表示(列数=5) 6)列数一定流動表示(列数=6) 7)列数一定流動表示(列数=7) 8)列数一定流動表示(列数=8) 9)列数一定流動表示(列数=9) 10)列数可変流動表示(連続流動表示、最大列数=
3) 11)列数可変流動表示(連続流動表示、最大列数=
5) 12)列数可変流動表示(連続流動表示、最大列数=
7) 13)列数可変流動表示(連続流動表示、最大列数=
8) 14)列数可変流動表示(連続流動表示、最大列数=
9) 15)列数可変流動表示(間欠流動表示)
【0009】次に、発光ダイオード3の光量(発光駆動
デューティ等の光量変化要素)を調節するための光量調
節パラメータ(例えば1〜9)を設定するが、さらに、
光量に関するパラメータとしては、一定光量で流動表示
を行う光量一定モードと、流動表示始端側および終端側
の光量を、流動表示中間部の光量よりも小さくする光量
可変モードとを選択可能な光量モード選択パラメータが
用意されている。
【0010】次に、流動表示の周期(流動速度)を調節
するための周期調節パラメータ(例えば1〜9)を設定
するが、さらに、周期に関するパラメータとしては、一
定周期(一定速度)で流動表示を行う周期一定モード
と、流動表示始端側および終端側の流動周期(流動速
度)を、流動表示中間部の流動周期(流動速度)よりも
長く(遅く)する周期可変モードとを選択可能な周期モ
ード選択パラメータが用意されている。
【0011】次に、流動表示のステップ数を調節するた
めのステップ調節パラメータ(例えば1〜9)を設定す
る。つまり、該パラメータが「1」の場合には、発光縦
列を一列ずつ横方向に流動させるが、「1」以外の場合
には、発光縦列をパラメータ値に応じた間隔を存してス
キップ状に流動させるようになっている。
【0012】さらに、流動表示の最小発光列数(開始時
および終了時の発光列数)を調節するための最小列数調
節パラメータ(例えば1〜9)と、流動表示終了時から
次回の流動表示開始時までの時間を調節するための非表
示時間調節パラメータ(例えば1〜9)とを設定すれば
パラメータ設定が完了する。そして、発光制御部4は、
各種のパラメータ設定に応じた発光表示パターンで擬似
回転灯表示を行うことになり、以下、パラメータ設定に
応じた各種の発光表示パターンのうち、代表的なものを
例示すると共に、その作用を説明する。
【0013】さて、列数一定流動表示(列数=1)を選
択し、かつステップ数を「1」に設定した場合は、図5
に示す如く、一本の縦列が横方向に順次流動状に点滅し
て平面パネル2上に擬似回転灯画像を表示することにな
る。そして、列数一定流動表示においては、光量可変モ
ードおよび周期可変モードを選択することにより、図6
に示す如く、機械式回転灯を正面視した場合に生じる光
量変化や流動速度変化を平面パネル2上で表現できるた
め、回転灯表示の擬似性を高めることが可能になる。
【0014】また、列数一定流動表示(列数=3)を選
択し、かつステップ数を「1」に設定した場合には、図
7に示す如く、三本の縦列が横方向に順次流動状に点滅
して平面パネル2上に擬似回転灯画像を表示することに
なり、ここで、最小発光列数を「3」に設定すれば、図
8に示す如く、初期発光列数および終期発光列数が三本
となり、さらに、流動表示ステップ数を「3」に変更す
れば、図9に示す如く、三本の縦列が二本飛ばしで順次
流動状に点滅する発光表示が可能になる。
【0015】また、列数可変流動表示(連続流動表示、
最大列数=3)を選択した場合には、図10に示す如
く、発光縦列数およびステップ数を変化させながら流動
表示を行うことになる。つまり、列数可変流動表示で
は、流動表示始端側および終端側における発光縦列数
を、流動表示中間部における発光列数よりも少なくする
ため、機械式回転灯を正面視した場合に生じる光量変化
を平面パネル2上で表現することができ、さらに、列数
可変流動表示では、流動表示始端側および終端側におけ
る流動ステップ数を、流動表示中間部における流動ステ
ップ数よりも少なくするため、機械式回転灯を正面視し
た場合に生じる速度変化を平面パネル2上で表現するこ
とが可能になる。尚、列数可変流動表示(連続流動表
示)としては、図11に示す如く、最大発光列数が相違
する複数の表示パターンが用意されており、状況に応じ
た表示パターンの選択を行うことができる。
【0016】また、列数可変流動表示(間欠流動表示)
を選択した場合にも、図12に示す如く、発光縦列数を
変化させながら流動表示を行うことになる。つまり、流
動表示始端側および終端側における発光縦列数を、流動
表示中間部における発光列数よりも少なくするため、機
械式回転灯を正面視した場合に生じる光量変化を平面パ
ネル2上で表現することが可能であるが、列数可変流動
表示(間欠流動表示)では、非発光縦列(第三列および
第七列)を存して間欠状に流動表示を行うため、画像の
流動を強調して回転灯表示の擬似性を高めることが可能
になる。
【0017】叙述の如く構成された第一実施形態におい
ては、平面パネル2に配列した発光ダイオード3で擬似
回転灯表示を行うため、正面視の視認性を向上させて良
好な擬似回転灯表示を行うことができる許りでなく、発
光ダイオード3を放射状に配列したものに比して製造コ
ストの削減や装置の小型化を図ることができる。
【0018】また、擬似回転灯表示の視認範囲を限定す
ることができるため、必要な範囲(方向)にのみ警告表
示を行うことができ、その結果、従来の回転灯の如く、
道路工事現場の作業員等の目を刺激したり、沿線家屋に
光が射し込んで苦情の原因になる不都合を解消すること
ができる。
【0019】また、流動表示始端側および終端側の光量
を、流動表示中間部の光量よりも小さくすることができ
るため、機械式回転灯を正面視した場合に生じる光量変
化を平面パネル2上で表現して回転灯表示の擬似性を高
めることができる。
【0020】また、発光ダイオード3の駆動電流設定
(駆動デューティ等)に基づいて光量を変化させること
ができるため、列数一定流動表示であっても、機械式回
転灯を正面視した場合に生じる光量変化を平面パネル2
上で表現することができる。
【0021】また、列数可変流動表示では、発光ダイオ
ード3の駆動個数変化に基づいて光量を変化させるた
め、ハードウエアに光量設定手段を組み込まなくても、
機械式回転灯を正面視した場合に生じる光量変化を平面
パネル2上で表現することができる。
【0022】また、流動表示始端側および終端側の流動
表示速度を、流動表示中間部の流動表示速度よりも遅く
することができるため、機械式回転灯を正面視した場合
に生じる流動速度変化を平面パネル2上で表現して回転
灯表示の擬似性を高めることができる。
【0023】また、流動表示の周期設定に基づいて流動
表示速度を変化させることができるため、列数一定流動
表示であっても、機械式回転灯を正面視した場合に生じ
る流動速度変化を平面パネル2上で表現することができ
る。
【0024】また、列数可変流動表示では、流動表示の
ステップ数変化に基づいて流動表示速度を変化させるた
め、周期変化手段を設けなくても、機械式回転灯を正面
視した場合に生じる流動速度変化を平面パネル2上で表
現することができる。
【0025】また、複数の発光ダイオード3を縦列単位
で発光制御するため、駆動回路や制御プログラムの簡略
化を図ることができる。
【0026】また、同時に発光駆動する縦列の数、流動
表示のステップ数、流動表示の周期、流動表示終了時か
ら次回の流動表示開始時までの非表示時間等をパラメー
タ設定に基づいて任意に調節することができるため、状
況に適合した擬似回転灯表示を行うことができる。
【0027】次に、本発明の第二実施形態を図面に基づ
いて説明する。但し、前記実施形態と共通する構成は図
示および説明を省略する。さて、図面において、7は道
路管理車両の上部に防振ゴムを介して取付けられる車載
用警告装置であって、該車載用警告装置7は、車両の前
方を向くフロント平面パネル8Fと、車両の後方を向く
リヤ平面パネル8Rとを備えている。そして、各平面パ
ネル8F、8Rの左右両端部には、赤色の発光ダイオー
ド9Rを縦横方向に所定間隔を存して配列した赤色警告
表示部10Rが形成され、さらにその内側には、黄色の
発光ダイオード9Yを縦横方向に所定間隔を存して配列
した黄色警告表示部10Yが形成されるが、各発光ダイ
オード9R、9Yは、視野角θ(約10°)が狭い高輝
度型であり、かつ同一方向を向いて配置されるため、光
の拡散が少ない視認性に優れた発光表示を行うことがで
き、しかも、各警告表示部10R、10Yは、車両の前
方または後方に向けて配置されるため、対向車線を走行
する車両のドライバの目を刺激したり、沿線家屋に光が
射し込んで苦情の原因になる不都合を回避することがで
きるようになっている。
【0028】ところで、車載用警告装置7に設けられる
発光制御部11は、第一実施形態の列数可変流動表示
(間欠流動表示)と同等のパターンで各警告表示部10
R、10Yの発光ダイオード9R、9Yを発光させて平
面パネル8F、8R上に擬似回転灯画像を表示するた
め、画像の流動が強調された擬似性の高い回転灯表示を
行うことが可能になる。つまり、複数の縦列を複数の縦
列群に分割すると共に、縦列群単位で発光制御するにあ
たり、縦列群同志の横配列ピッチを、同一縦列群に含ま
れる縦列同志の横配列ピッチよりも広くしているが、単
一のパターンで擬似回転灯表示を行う第二実施形態で
は、第一実施形態の第三列目および第七列目に相当する
発光ダイオードを省くことができるため、第一実施形態
に比して発光ダイオード数を削減できる利点がある。
【0029】12は車載用警告装置7に内装される蓄電
池であって、該蓄電池12は、車載用警告装置7の上面
部に並設される太陽電池13で蓄電され、その蓄電電流
を逆流防止ダイオードDを介して発光ダイオード9R、
9Yや発光制御部11に供給するようになっている。従
って、停車中に警告表示を行う場合に、車載バッテリ1
4から車載用警告装置7に電源供給を行う必要がないた
め、バッテリ上りを防止すべく停車中でもエンジンを稼
働させていた従来に比して、無駄な燃料消費やエンジン
騒音および排気ガスの発生を抑えることができ、しか
も、停車時にエンジンキーを抜き、車両のドアをロック
した状態で警告表示を行うことができるため、防犯にも
寄与できる利点がある。
【0030】15は道路管理車両の運転席近傍に設けら
れる電源切換スイッチであって、該電源切換スイッチ1
5は、車載用警告装置7の電源を、前記蓄電池12と車
載バッテリ14とに切換えることができるようになって
いる。つまり、走行中は車載バッテリ14から電源供給
を行うことにより蓄電池12の蓄電流を温存することが
できるため、太陽電池13が発電しない夜間や悪天候時
でも長時間に亘って警告表示を行うことができるように
なっている。
【0031】次に、本発明の第三実施形態を図面に基づ
いて説明する。但し、前記実施形態と共通する構成は図
示および説明を省略する。さて、図面において、16は
道路工事現場等で使用される汎用警告装置であって、該
汎用警告装置16は、正面の平面パネル17に縦横方向
に所定間隔を存して配列された複数の発光ダイオード1
8を備えるが、該発光ダイオード18は、視野角θ(約
10°)が狭い高輝度型であり、かつ同一方向を向いて
配置されるため、光の拡散が少ない視認性に優れた発光
表示を行うことができ、しかも、任意の一方向にのみ警
告表示を行うことができるため、周辺家屋に光が射し込
んで苦情の原因になる不都合を回避することができるよ
うになっている。
【0032】ところで、汎用警告装置16に設けられる
発光制御部19は、第一実施形態の列数可変流動表示
(間欠流動表示)と同等のパターンで発光ダイオード1
8を発光させて平面パネル17上に擬似回転灯画像を表
示するため、画像の流動が強調された擬似性の高い回転
灯表示を行うことが可能になる。つまり、複数の縦列を
複数の縦列群に分割すると共に、縦列群単位で発光制御
するにあたり、縦列群同志の横配列ピッチを、同一縦列
群に含まれる縦列同志の横配列ピッチよりも広くしてい
るが、単一のパターンで擬似回転灯表示を行う第二実施
形態では、第一実施形態の第三列目および第七列目に相
当する発光ダイオードを省くことができるため、第一実
施形態に比して発光ダイオード数を削減できる利点があ
る。
【0033】また、汎用警告装置16には蓄電池20が
内装されており、該蓄電池20は、汎用警告装置16の
上面部に設けられる太陽電池21で蓄電され、その蓄電
電流を発光ダイオード18や発光制御部に供給するよう
になっている。即ち、外部から電源供給を行う必要がな
いため、取扱等が容易な汎用性の高い警告装置を提供す
ることができ、しかも、汎用警告装置16の下面部に
は、マグネット22が設けられているため、車両ボディ
等に容易に設置できる利点がある。
【0034】尚、本発明は、前記実施形態に限定されな
いことは勿論であって、例えば流動表示始端側および終
端側の流動表示速度を、流動表示中間部の流動表示速度
よりも遅くするにあたり、発光ダイオードの横配列ピッ
チ設定に基づいて流動表示速度を遅くするようにしても
よく、この場合には、ハードウエアにおいて流動速度を
設定できるため、ソフトウエアの簡略化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は発光表示装置の正面図、(B)は側面
図である。
【図2】発光制御部の入出力を示すブロック図である。
【図3】機械式回転灯を正面視した場合に生じる光量変
化を示す説明図である。
【図4】機械式回転灯を正面視した場合に生じる速度変
化を示す説明図である。
【図5】列数一定流動表示(列数=1)の説明図であ
る。
【図6】列数一定流動表示(列数=1)で光量および流
動速度を可変とした場合の説明図である。
【図7】列数一定流動表示(列数=3)の説明図であ
る。
【図8】列数一定流動表示(列数=3)で最小発光列数
を「3」とした場合の説明図である。
【図9】列数一定流動表示(列数=3)で最小発光列数
および流動ステップ数を「3」とした場合の説明図であ
る。
【図10】列数可変流動表示(連続流動表示、最大列数
=3)の説明図である。
【図11】列数可変流動表示(連続流動表示)の他例を
示す説明図である。
【図12】列数可変流動表示(間欠流動表示)の説明図
である。
【図13】車載用警告装置の平面図、正面図、底面図お
よび側面図である。
【図14】車載用警告装置のブロック図である。
【図15】車載用警告装置の発光パターンを示す説明図
である。
【図16】(A)は車載用警告装置の作用説明図、
(B)は従来例の作用説明図である。
【図17】汎用警告装置の平面図、正面図、底面図およ
び側面図である。
【図18】汎用警告装置の斜視図である。
【図19】(A)は従来例を示す平面図、(B)は正面
図である。
【符号の説明】
1 発光表示装置 2 平面パネル 3 発光ダイオード 4 発光制御部 7 車載用警告装置 8F フロント平面パネル 8R リヤ平面パネル 9R 発光ダイオード 9Y 発光ダイオード 11 発光制御部 12 蓄電池 13 太陽電池 14 車載バッテリ 15 電源切換スイッチ 16 汎用警告装置 17 平面パネル 18 発光ダイオード 19 発光制御部 20 蓄電池 21 太陽電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/32 G09G 3/32 A Fターム(参考) 5C080 AA07 BB05 CC04 DD02 DD29 EE22 EE25 EE28 FF01 FF03 GG02 JJ01 JJ04 JJ06 KK37 KK38 5C096 AA01 AA11 AA24 AA27 BA04 BB07 BB18 BB22 BB28 BB45 BC02 BC15 BC16 BC20 CA17 CA22 CA32 CB01 CC06 CC23 DC02 DC03 DC04 DC06 DC19 DC20 DC22 DC27 DD04 DD05 FA03 FA07 FA11

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面パネルに縦横方向に複数配列された
    発光ダイオードと、該発光ダイオードを発光制御する発
    光制御部とを備える発光表示装置において、前記発光制
    御部に、所定の発光画像を横方向に流動表示して平面パ
    ネル上に擬似回転灯画像を表示する擬似回転灯表示制御
    手段を設けたことを特徴とする発光表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、流動表示始端側およ
    び終端側の光量を、流動表示中間部の光量よりも小さく
    したことを特徴とする発光表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、発光ダイオードの駆
    動電流設定に基づいて光量を小さくしたことを特徴とす
    る発光表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、発光ダイオードの駆
    動個数設定に基づいて光量を小さくしたことを特徴とす
    る発光表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、流動表示始端側およ
    び終端側の流動表示速度を、流動表示中間部の流動表示
    速度よりも遅くしたことを特徴とする発光表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、流動表示の周期設定
    に基づいて流動表示速度を遅くしたことを特徴とする発
    光表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、流動表示のステップ
    数設定に基づいて流動表示速度を遅くしたことを特徴と
    する発光表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項5において、発光ダイオードの横
    配列ピッチ設定に基づいて流動表示速度を遅くしたこと
    を特徴とする発光表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項1において、複数の発光ダイオー
    ドを縦列単位で発光制御することを特徴とする発光表示
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、同時に発光駆動す
    る縦列の数を調節可能にしたことを特徴とする発光表示
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項9において、流動表示のステッ
    プ数を調節可能にしたことを特徴とする発光表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項9において、流動表示の周期を
    調節可能にしたことを特徴とする発光表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項9において、流動表示終了時か
    ら次回の流動表示開始時までの非表示時間を調節可能に
    したことを特徴とする発光表示装置。
  14. 【請求項14】 請求項9において、複数の縦列を複数
    の縦列群に分割すると共に、縦列群単位で発光制御する
    にあたり、縦列群同志の横配列ピッチを、同一縦列群に
    含まれる縦列同志の横配列ピッチよりも広くしたことを
    特徴とする発光表示装置。
  15. 【請求項15】 請求項1において、発光ダイオードお
    よび発光制御部に電源を供給する太陽電池を設けたこと
    を特徴とする発光表示装置。
  16. 【請求項16】 請求項1の発光表示装置を車両に取付
    けるにあたり、発光表示装置の発光表示面を、車両の前
    方または後方に向けて配置したことを特徴とする発光表
    示装置。
  17. 【請求項17】 請求項1の発光表示装置を車両に取付
    けるにあたり、発光表示装置の電源を、太陽電池で蓄電
    される蓄電池と、車載のバッテリとに切換える電源切換
    手段を設けたことを特徴とする発光表示装置。
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